JP3094731B2 - 斜板式可変容量圧縮機 - Google Patents

斜板式可変容量圧縮機

Info

Publication number
JP3094731B2
JP3094731B2 JP05102561A JP10256193A JP3094731B2 JP 3094731 B2 JP3094731 B2 JP 3094731B2 JP 05102561 A JP05102561 A JP 05102561A JP 10256193 A JP10256193 A JP 10256193A JP 3094731 B2 JP3094731 B2 JP 3094731B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
swash plate
chamber
discharge
crank chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP05102561A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06307338A (ja
Inventor
真広 川口
正法 園部
繁樹 神崎
健 水藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP05102561A priority Critical patent/JP3094731B2/ja
Publication of JPH06307338A publication Critical patent/JPH06307338A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3094731B2 publication Critical patent/JP3094731B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランク室、吸入室、
吐出室及びこれら各室に接続するシリンダボアを区画形
成し、シリンダボア内に片頭ピストンを往復直線運動可
能に収容するハウジング内に回転軸を回転可能に支持
し、回転軸に回転支持体を固着すると共に、回転支持体
に斜板を傾動可能に連係し、クランク室内の圧力と吸入
圧との片頭ピストンを介した差により斜板の傾角を制御
る斜板式可変容量圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開昭59−150988号公報及び特
開昭61−55380号公報に開示される可変容量型揺
動斜板式圧縮機では、外部駆動源と圧縮機の回転軸との
間の動力伝達の連結及び遮断を行なう電磁クラッチを使
用していない。電磁クラッチを無くせば、特に車両搭載
形態ではそのON−OFFのショックによる体感フィー
リングの悪さの欠点を解消できると共に、圧縮機全体の
重量減、コスト減が可能となる。
【0003】前記各公報に開示される可変容量型揺動斜
板式圧縮機ではいずれも、斜板を収容するクランク室内
の圧力を急激に高めて斜板傾角を0°近くにもってゆ
き、吐出容量を零近くに落とすようになっている。この
吐出容量の急激な低下により圧縮機における負荷が急激
に低下する。圧縮機を車両に搭載している場合には、車
両の加速時、登坂時に車両エンジン出力全てを車両の駆
動に振り向けるのが望ましく、このような場合に圧縮機
における負荷の急激な低減が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなクラッチレ
ス圧縮機では外部冷媒回路上の蒸発器におけるフロスト
及び圧縮機内の潤滑が問題になる。外気温が氷点付近で
は蒸発器においてフロスト発生のおそれがあり、このよ
うな環境条件では必要に応じて斜板傾角を0°近くに持
ってゆき、吐出無効化を行なわねばならない。逆に、吐
出無効化状態では冷媒の循環が実質的に無くなるために
圧縮機内の潤滑不良が問題になってくる。そのため、ク
ランク室の圧力を高めて、最小傾角にある斜板傾角を必
要に応じて増大して容量復帰を行ない、圧縮機内の潤滑
を確保しなければならない。しかし、斜板傾角が大きく
なり過ぎる(即ち、復帰容量が大きくなり過ぎる)と圧
縮機のトルク変動が大きくなり過ぎ、トルク変動による
ショックが大きくなるという問題がある。
【0005】本発明は、復帰容量を大きくし過ぎること
なく潤滑の問題を解消することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
斜板傾角が最小状態のときには吐出圧領域とクランク室
とを接続する制御通路を絞る圧力供給制御手段と、クラ
ンク室と吸入圧領域とを接続する放圧通路上に介在さ
れ、吐出圧に感応して放圧制御する放圧制御弁とを備え
た容量制御構造を構成し、吐出圧の低下に伴って前記放
圧通路を閉じる方向に前記放圧制御弁を動作するように
した。
【0007】
【作用】斜板傾角が最小傾角になると、吐出圧領域とク
ランク室とを接続する圧力供給通路が閉じ、クランク室
の圧力が低下する。この圧力低下により斜板傾角が増大
し、圧力供給通路が開く。圧力供給通路が開くと、クラ
ンク室の圧力が上昇する。斜板傾角が最小付近にある場
合には吐出圧が低下しており、放圧制御弁が閉じてい
る。そのため、クランク室の昇圧は瞬時に行われ、斜板
傾角が大きくなり過ぎることはない。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した第1実施例を図1
〜図6に基づいて説明する。図1に示すように圧縮機全
体のハウジングの一部となるシリンダブロック1の前端
にはフロントハウジング2が接合されている。シリンダ
ブロック1の後端にはリヤハウジング3がバルブプレー
ト4、弁形成プレート5A,5B及びリテーナ形成プレ
ート6を介して接合固定されている。フロントハウジン
グ2内には深溝玉軸受け部材7が取り付けられている。
深溝玉軸受け部材7には回転支持体8が支持されてお
り、回転支持体8には回転軸9が止着されている。深溝
玉軸受け部材7は回転軸9に作用するスラスト方向の荷
重及びラジアル方向の荷重の両方を回転支持体8を介し
て受け止める。
【0009】回転軸9の前端はクランク室2aからフロ
ントハウジング2を介して外部へ突出しており、この突
出端部にはプーリ10が螺着されている。プーリ10は
ベルト11を介して車両エンジンに作動連結されてい
る。回転軸9の前端部とフロントハウジング2との間に
はリップシール12が介在されている。リップシール1
2はクランク室2a内の圧力洩れを防止する。回転軸9
の後端部はラジアルベアリング13を介してシリンダブ
ロック1に回転可能に支持されている。
【0010】回転軸9には球面状の斜板支持体14がス
ライド可能に支持されており、斜板支持体14には斜板
15が回転軸9の軸線方向へ傾動可能に支持されてい
る。斜板15には連結片16,17が止着されている。
図2に示すように連結片16,17には一対のガイドピ
ン18,19が止着されている。回転支持体8には支持
アーム8aが突設されている。支持アーム8aには支持
ピン20が回動可能かつ回転軸9に対して直角を成す方
向へ貫通支持されている。一対のガイドピン18,19
は支持ピン20の両端部にスライド可能に嵌入されてい
る。支持アーム8a上の支持ピン20と一対のガイドピ
ン18,19との連係により斜板15が斜板支持体14
を中心に回転軸9の軸線方向へ傾動可能かつ回転軸9と
一体的に回転可能である。斜板15の傾動は、支持ピン
20とガイドピン18,19とのスライドガイド関係、
斜板支持体14のスライド作用及び斜板支持体14の支
持作用により案内される。
【0011】斜板15の最大傾角は回転支持体8の傾角
規制突部8bと斜板15との当接によって規制される。
回転軸9上には最小傾角規制リング21が止着されてお
り、斜板15の最小傾角が最小傾角規制リング21と斜
板支持体14との当接によって規制される。斜板支持体
14が最小傾角規制リング21に当接しているときの斜
板15の最小傾角は0°よりも僅かに大きい。この最小
傾角はこの傾角位置からの斜板傾角増大、即ち容量復帰
を行ない得る程度に可及的に小さくしてある。
【0012】クランク室2aに接続するようにシリンダ
ブロック1に貫設されたシリンダボア1a内には片頭ピ
ストン22が収容されている。片頭ピストン22の首部
22aには一対のシュー23が嵌入されている。斜板1
5の周縁部は両シュー23間に入り込み、斜板15の両
面には両シュー23の端面が接する。従って、斜板15
の回転運動がシュー23を介して片頭ピストン22の前
後往復揺動に変換され、片頭ピストン22がシリンダボ
ア1a内を前後動する。
【0013】図1及び図3に示すようにリヤハウジング
3内には吸入室3a及び吐出室3bが区画形成されてい
る。バルブプレート4上には吸入ポート4a及び吐出ポ
ート4bが形成されている。弁形成プレート5A上には
吸入弁5aが形成されており、弁形成プレート5B上に
は吐出弁5bが形成されている。吸入室3a内の冷媒ガ
スは片頭ピストン22の復動動作により吸入ポート4a
から吸入弁5aを押し退けてシリンダボア1a内へ流入
する。シリンダボア1a内へ流入した冷媒ガスは片頭ピ
ストン22の往動動作により吐出ポート4bから吐出弁
5bを押し退けて吐出室3bへ吐出される。吐出弁5b
はリテーナ形成プレート6上のリテーナ6aに当接して
開度規制される。
【0014】片頭ピストン22のストロークはクランク
室2a内の圧力とシリンダボア1a内の吸入圧との片頭
ピストン22を介した差圧に応じて変わる。即ち、圧縮
容量を左右する斜板15の傾角が変化する。クランク室
2a内の圧力はリヤハウジング3に取り付けられた制御
弁24により制御される。クランク室2aと吸入室3a
とは放圧通路1bによって接続されている。
【0015】図5及び図6に基づいて制御弁24の内部
構成を説明する。ソレノイド25を支持するボビン26
の中空部にはガイド筒27が固定されており、ガイド筒
27内には固定鉄芯28が収容固定されている。ガイド
筒27内には可動鉄芯29が固定鉄芯28に対して接離
可能に収容されている。固定鉄芯28と可動鉄芯29と
の間には弁開放強制ばね30が介在されている。可動鉄
芯29は弁開放強制ばね30のばね作用によって固定鉄
芯28から離間する方向へ付勢されている。
【0016】ボビン26にはバルブハウジング31が連
結部材32を介して結合固定されており、バルブハウジ
ング31内には球状の弁体33が収容されている。バル
ブハウジング31には吐出圧導入ポート31a、吸入圧
導入ポート31b及び制御ポート31cが設けられてい
る。吐出圧導入ポート31aは吐出圧導入通路34を介
して吐出室3bに連通している。吸入圧導入ポート31
bは吸入圧導入通路35を介して吸入室3aに連通して
おり、制御ポート31cは制御通路37を介してクラン
ク室2aに連通している。
【0017】制御通路37は回転軸9内を通っており、
その出口37aは回転軸9の周面に開口している。図1
に示すように斜板15の傾角が最小傾角よりも大きい場
合には出口37aはクランク室2aに露出する。図4に
示すように斜板15の傾角が最小傾角になると出口37
aが斜板支持体14により遮蔽される。斜板15及び斜
板支持体14は制御通路37を開閉する圧力供給制御手
段を構成する。
【0018】バルブハウジング31内のばね受け38と
弁体33との間には復帰ばね39及び弁支持座40が介
在されており、弁体33は弁孔31dを閉塞する方向へ
復帰ばね39のばね作用を受ける。
【0019】吸入圧導入ポート31bに通じる吸入圧検
出室43にはベローズ金具44が可動鉄芯29に固着し
た状態で収容されている。ベローズ金具44とばね受け
45とはベローズ46によって連結しており、ベローズ
金具44とばね受け45との間にはばね47が介在され
ている。
【0020】ばね受け45には伝達ロッド48が止着さ
れており、その先端が弁体33に当接している。リヤハ
ウジング3の下部にて放圧通路1b上には放圧制御弁3
6が設けられている。放圧制御弁36を構成するスプー
ル弁41の収容室の一部は受圧室42に区画されてお
り、受圧室42は受圧通路53を介して吐出室3bに連
通している。スプール弁41にはばね54のばね力が作
用している。この作用方向は受圧室42の圧力に対向す
る方向である。スプール弁41は受圧室42の圧力とば
ね54のばね力との対抗によって変位する。スプール弁
41の周面には環状の流路溝38aが形成されている。
流路溝38aはスプール弁41の変位によって放圧通路
1bと連通又は遮断する。スプール弁41が流路溝38
aと放圧通路1bとを連通する開位置に配置されると、
クランク室2aと吸入室3aとが連通する。スプール弁
41が流路溝38aと放圧通路1bとを遮断する閉位置
に配置されると、クランク室2aと吸入室3aとが遮断
する。
【0021】吸入室3a内へ冷媒ガスを導入する導入口
(図示略)と、吐出室3bから冷媒ガスを排出する排出
口1cとは外部冷媒回路49で接続されている。外部冷
媒回路49上には凝縮器50、膨張弁51及び蒸発器5
2が介在されている。膨張弁51は蒸発器52の出口側
のガス圧の変動に応じて冷媒流量を制御する。
【0022】ソレノイド25は空調装置作動スイッチ
(図示略)のON−OFFによって励消磁されるように
なっている。図1の状態では空調装置作動スイッチがO
Nしており、ソレノイド25は励磁状態にある。ソレノ
イド25の励磁状態では図5に示すように可動鉄芯29
が弁開放強制ばね30のばね作用に抗して固定鉄芯28
に吸着している。
【0023】ソレノイド25が励磁しているとき、ベロ
ーズ46が吸入圧導入ポート31bから導入される吸入
圧Psの変動に応じて変位し、この変位が伝達ロッド4
8を介して弁体33に伝えられる。吸入圧Psがばね4
7のばね力によって決定される設定吸入圧Ps0 以下、
かつ設定吸入圧Ps0 から大きく掛け離れていない範囲
において、吸入圧Psが高い(冷房負荷が大きい)場合
には弁体33の弁開度が小さくなる。又、放圧制御弁3
6のスプール弁41は受圧室42内の吐出圧によって開
位置にあり、クランク室2a内の冷媒ガスは放圧通路1
bを経由して吸入室3aへ流出している。従って、弁体
33の弁開度が小さくなればクランク室2a内の圧力が
低下し、斜板傾角が大きくなる。即ち、吐出容量が大き
くなる。逆に、吸入圧Psが低い(冷房負荷が小さい)
場合には弁体33の弁開度が大きくなる。従って、クラ
ンク室2a内の圧力が上昇し、斜板傾角が小さくなる。
即ち、吐出容量が小さくなる。
【0024】従って、斜板15の傾角は、傾角規制突部
8bに当接する最大傾角位置と、斜板支持体14が最小
傾角規制リング21に当接する最小傾角位置との間に規
制される。即ち、斜板15のこの傾角範囲内で吐出容量
が制御される。
【0025】空調装置作動スイッチのOFFによってソ
レノイド25が消磁すると、図6に示すように可動鉄芯
29が弁開放強制ばね30のばね作用によって固定鉄芯
28から離間し、弁体33が最大開口する。この最大開
口状態では吐出室3b内の吐出冷媒ガスが吐出圧導入通
路34、吐出圧導入ポート31a、弁孔31d、制御ポ
ート31c及び制御通路37を経由してクランク室2a
へ急激流入し、クランク室2a内が急激に昇圧する。従
って、斜板15は最小傾角へ直ちに移行する。最小傾角
は零ではないため、最小傾角状態においても僅かながら
吐出、即ち圧縮が行われる。この圧縮があるために斜板
15の傾角復帰が可能となる。しかしながら、この最小
傾角状態は蒸発器52におけるフロスト発生のない実質
的な吐出無効化状態である。
【0026】外気温が氷点付近というような環境下の場
合には冷房負荷が殆どなく、吸入圧Psは設定吸入圧P
0 から大きく掛け離れた低圧値となる。従って、弁体
33は最大開度を維持し、斜板傾角は最小傾角に向か
う。
【0027】斜板傾角が最小となって出口37aが遮蔽
されると、クランク室2a内の圧力が低下し、斜板15
が再び傾角増大する。斜板傾角が増大すれば吐出容量が
増大し、吐出冷媒ガスが外部冷媒回路49を還流する。
従って、潤滑油が圧縮機内に還流し、潤滑が確保され
る。出口37aがクランク室2aに露出するとクランク
室2aの圧力が高まり、斜板15が再び最小傾角へ移行
する。実質的に吐出無効化状態の最小傾角状態と吐出有
効化状態にある傾角状態との間の交互繰り返しにより潤
滑不良及びフロスト発生が共に解消される。
【0028】潤滑確保のために斜板傾角最小状態から斜
板傾角を増大する場合、斜板傾角が大きくなり過ぎると
圧縮機におけるトルク変動が大きくなり、不愉快なショ
ックが発生する。本実施例における放圧制御弁36は吐
出圧Pdの変動に応じて放圧通路1bを開閉するように
なっている。冷房負荷が普通にある通常の容量制御の場
合の吐出圧Pdはばね54のばね力に抗してスプール弁
41を開位置に配置保持する。しかし、冷房負荷が殆ど
ないような場合、斜板傾角が最小傾角付近にあるときの
吐出圧Pdとばね54のばね力との力関係ではスプール
弁41は閉位置に配置される。スプール弁41が閉位置
に配置されると放圧通路1bが閉じ、潤滑確保のために
斜板15が最小傾角から傾角増大していったときのクラ
ンク室2aの昇圧は放圧通路1bの閉状態のために急激
である。この急激昇圧が斜板傾角の大きな戻りを阻止
し、大きなトルク変動は生じない。従って、大きなトル
ク変動に起因する不愉快なショックは生じない。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、クランク
室と吸入圧領域とを接続する放圧通路上に介在された放
圧制御弁を吐出圧の低下に伴って前記放圧通路を閉じる
方向に動作するようにしたので、潤滑確保のための容量
復帰が大きくなり過ぎることがなく、容量復帰によるト
ルク変動を抑制し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化した第1実施例の圧縮機全体
の側断面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図1のB−B線断面図である。
【図4】 斜板傾角が最小状態にある側断面図である。
【図5】 励磁状態にある制御弁の側断面図である。
【図6】 消磁状態にある制御弁の側断面図である。
【符号の説明】
1b…放圧通路、2a…クランク室、3a…吸入圧領域
となる吸入室、3b…吐出圧領域となる吐出室、9…回
転軸、14…圧力供給制御手段を構成する斜板支持体、
15…斜板、22…片頭ピストン、36…放圧制御弁、
37…制御通路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水藤 健 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社 豊田自動織機製作所 内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 27/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランク室、吸入室、吐出室及びこれら各
    室に接続するシリンダボアを区画形成し、シリンダボア
    内に片頭ピストンを往復直線運動可能に収容するハウジ
    内に回転軸を回転可能に支持し、回転軸に回転支持体
    を固着すると共に、回転支持体に斜板を傾動可能に連係
    し、クランク室内の圧力と吸入圧との片頭ピストンを介
    した差により斜板の傾角を制御する斜板式可変容量圧縮
    機において、 斜板傾角が最小状態のときには吐出圧領域とクランク室
    とを接続する制御通路を絞る圧力供給制御手段と、 クランク室と吸入圧領域とを接続する放圧通路上に介在
    され、吐出圧に感応して放圧制御する放圧制御弁とを備
    え、 吐出圧の低下に伴って前記放圧通路を閉じる方向に前記
    放圧制御弁を動作するようにした斜板式可変容量圧縮
    機。
JP05102561A 1993-04-28 1993-04-28 斜板式可変容量圧縮機 Expired - Fee Related JP3094731B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05102561A JP3094731B2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 斜板式可変容量圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05102561A JP3094731B2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 斜板式可変容量圧縮機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06307338A JPH06307338A (ja) 1994-11-01
JP3094731B2 true JP3094731B2 (ja) 2000-10-03

Family

ID=14330649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05102561A Expired - Fee Related JP3094731B2 (ja) 1993-04-28 1993-04-28 斜板式可変容量圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3094731B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06307338A (ja) 1994-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5577894A (en) Piston type variable displacement compressor
JP3254853B2 (ja) クラッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機
US4702677A (en) Variable displacement wobble plate type compressor with improved wobble angle return system
US5865604A (en) Displacement controlling structure for clutchless variable displacement compressor
JP3582284B2 (ja) 冷凍回路及び圧縮機
US5681150A (en) Piston type variable displacement compressor
US5586870A (en) Bearing structure used in a compressor
JP3282457B2 (ja) 片頭ピストン型圧縮機
US5603610A (en) Clutchless piston type variable displacement compressor
JPH10325393A (ja) 可変容量型斜板式クラッチレスコンプレッサ
JPH11257217A (ja) 片側可変容量型圧縮機
JP3152015B2 (ja) クラッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機及びその容量制御方法
JP3254872B2 (ja) クラッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機
US6203284B1 (en) Valve arrangement at the discharge chamber of a variable displacement compressor
JPH10141221A (ja) 可変容量圧縮機
JP3094731B2 (ja) 斜板式可変容量圧縮機
JPH09228957A (ja) クラッチレス可変容量圧縮機
JP3186340B2 (ja) クラッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機及びその容量制御方法
US5890878A (en) Valve structure in compressor
JP3410761B2 (ja) 斜板式可変容量圧縮機及びその制御方法
JP3125513B2 (ja) 斜板式可変容量圧縮機
JP3254854B2 (ja) クラッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機
JP3182950B2 (ja) 片側ピストン式可変容量圧縮機におけるクラッチレス構造
JP3254820B2 (ja) クラッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機
JP3582229B2 (ja) 可変容量型圧縮機及びその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees