JP3161159B2 - クラッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機 - Google Patents

クラッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機

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JP3161159B2
JP3161159B2 JP12754093A JP12754093A JP3161159B2 JP 3161159 B2 JP3161159 B2 JP 3161159B2 JP 12754093 A JP12754093 A JP 12754093A JP 12754093 A JP12754093 A JP 12754093A JP 3161159 B2 JP3161159 B2 JP 3161159B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、クランク室、吸入室、
吐出室及びこれら各室に接続するシリンダボアを区画形
成し、シリンダボア内に片頭ピストンを往復直線運動可
能に収容するハウジング内に回転軸を回転可能に支持
し、回転軸に回転支持体を設けると共に、回転支持体に
斜板を傾動可能に連係し、クランク室内の圧力と吸入圧
との片頭ピストンを介した差により斜板の傾角を制御す
るクラッチレス片側ピストン式可変容量圧縮機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】特開平3−37378号公報に開示され
る可変容量型揺動斜板式圧縮機では、外部駆動源と圧縮
機の回転軸との間の動力伝達の連結及び遮断を行なう電
磁クラッチを使用していない。電磁クラッチを無くせ
ば、特に車両搭載形態ではそのON−OFFのショック
による体感フィーリングの悪さの欠点を解消できると共
に、圧縮機全体の重量減、コスト減が可能となる。
【0003】このようなクラッチレス圧縮機では外部冷
媒回路上の蒸発器におけるフロスト発生が問題になる。
フロスト発生のおそれがある場合には外部冷媒回路上の
冷媒循環を止めればよく、特開平3−37378号公報
の圧縮機では外部冷媒回路から吸入室への冷媒ガス流入
を止めることによって外部冷媒回路上の冷媒循環停止を
達成している
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧縮機
から外部冷媒回路へ冷媒が流出すれば潤滑油も出てゆく
が、吸入室への冷媒ガス流入が止められているために外
部冷媒回路へ流出した潤滑油の還流ができなくなる。そ
のため、圧縮機内の潤滑不足が生じるようになり、焼き
つきのおそれが出てくる。又、圧縮機内に液冷媒が溜ま
っているような状態のときに圧縮機の回転が開始される
と、フォーミング現象によって液冷媒が泡立って外部冷
媒回路へ流出してしまう。吸入室への冷媒ガス還流は止
められているため、外部冷媒回路へ流出した潤滑油は圧
縮機に還流できず、圧縮機では潤滑不足となって焼き付
きが発生する。
【0005】本発明は、クラッチレス片側斜板式可変容
量圧縮機における潤滑不足を解消することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1に記
載の発明では、圧縮機から外部冷媒回路へ冷媒ガスを吐
出可能な開状態と吐出不能な閉状態とに切り換えられる
吐出通路開閉手段と、吐出圧領域とクランク室とを接続
するバイパス通路と、前記バイパス通路を開閉するバイ
パス通路開閉手段とを備えたクラッチレス片側ピストン
式可変容量圧縮機を構成し、前記吐出通路開閉手段が閉
状態のときには前記バイパス通路開閉手段を開状態とす
るようにした。
【0007】請求項2に記載の発明では、前記吐出通路
開閉手段と、吸入圧領域の吸入圧に感応する前記容量制
御弁へ前記吸入圧を導入する吸入圧導入通路を開閉する
吸入圧導入通路開閉手段とを備えたクラッチレス片側ピ
ストン式可変容量圧縮機を構成し、前記吐出通路開閉手
段が閉状態のときには前記吸入圧導入通路開閉手段を閉
状態とするようにした。
【0008】請求項3に記載の発明では、前記吐出通路
開閉手段と、容量制御弁の弁体を開位置に強制保持する
状態とこの弁体の開閉動作を許容する状態とに切り替え
られる開位置強制保持手段とを備えたクラッチレス片側
ピストン式可変容量圧縮機を構成し、前記吐出通路開閉
手段が閉状態のときには前記開位置強制保持手段を強制
保持状態とするようにした。請求項4に記載の発明で
は、前記吐出通路開閉手段と、斜板の傾角を変更して容
量を減少させる容量制御手段とを備えたクラッチレス片
側ピストン式可変容量圧縮機を構成し、前記吐出通路開
閉手段が閉状態のときには前記容量制御手段により容量
を減少させるようにした。
【0009】
【作用】請求項1に記載の発明では、吐出通路開閉手段
が閉状態になるとバイパス通路開閉手段は開状態とな
り、吐出室の冷媒ガスはバイパス通路を経由してクラン
ク室へ流入し、さらに放圧通路を経由して吸入室へ流入
する。吸入室の吸入圧が高くなるために容量制御弁は圧
力供給通路を閉じるが、圧縮機内には吐出室、バイパス
通路、クランク室、放圧通路、吸入室、シリンダボアを
巡る冷媒ガスの循環通路が出来上がる。従って、圧縮機
内の冷媒ガスは圧縮機内でこの循環通路内を循環し、外
部冷媒回路へ出てゆくことはない。
【0010】請求項2に記載の発明では、吐出通路開閉
手段が閉状態になると前記吸入圧導入通路開閉手段も閉
状態となり、容量制御弁に作用する冷媒ガスは閉じ込め
られる。この閉じ込められた冷媒ガスの圧力は低下して
ゆく。従って、容量制御弁は圧力供給通路を開く状態と
なり、圧縮機内には吐出室、圧力供給通路、クランク
室、放圧通路、吸入室、シリンダボアを巡る冷媒ガスの
循環通路が出来上がる。
【0011】請求項3に記載の発明では、吐出通路開閉
手段が閉状態になると前記開位置強制保持手段は強制保
持状態となり、圧力供給通路は開状態となる。従って、
圧縮機内には吐出室、圧力供給通路、クランク室、放圧
通路、吸入室、シリンダボアを巡る冷媒ガスの循環通路
が出来上がる。請求項4に記載の発明では、吐出通路開
閉手段が閉状態になると前記容量制御手段は斜板の傾角
を制御して圧縮機の容量は減少する。従って、圧縮機の
冷媒ガスが吐出通路から外部冷媒回路へ流出することは
なく、圧縮機は少ない動力にて運転される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した第1実施例を図1
〜図6に基づいて説明する。図1に示すように圧縮機全
体のハウジングの一部となるシリンダブロック1の前端
にはフロントハウジング2が接合されている。シリンダ
ブロック1の後端にはリヤハウジング3がバルブプレー
ト4、弁形成プレート5A,5B及びリテーナ形成プレ
ート6を介して接合固定されている。フロントハウジン
グ2内には深溝玉軸受け部材7が取り付けられている。
深溝玉軸受け部材7には回転支持体8が支持されてお
り、回転支持体8には回転軸9が止着されている。深溝
玉軸受け部材7は回転軸9に作用するスラスト方向の荷
重及びラジアル方向の荷重の両方を回転支持体8を介し
て受け止める。
【0013】回転軸9の前端はクランク室2aからフロ
ントハウジング2を介して外部へ突出しており、この突
出端部にはプーリ10が螺着されている。プーリ10は
ベルト11を介して車両エンジンに作動連結されてい
る。回転軸9の前端部とフロントハウジング2との間に
はリップシール12が介在されている。リップシール1
2はクランク室2a内の圧力洩れを防止する。回転軸9
の後端部はラジアルベアリング13を介してシリンダブ
ロック1に回転可能に支持されている。
【0014】回転軸9には球面状の斜板支持体14がス
ライド可能に支持されており、斜板支持体14には斜板
15が回転軸9の軸線方向へ傾動可能に支持されてい
る。斜板15には連結片16,17が止着されている。
図2に示すように連結片16,17には一対のガイドピ
ン18,19が止着されている。回転支持体8には支持
アーム8aが突設されている。支持アーム8aには支持
ピン20が回動可能かつ回転軸9に対して直角を成す方
向へ貫通支持されている。一対のガイドピン18,19
は支持ピン20の両端部にスライド可能に嵌入されてい
る。支持アーム8a上の支持ピン20と一対のガイドピ
ン18,19との連係により斜板15が斜板支持体14
を中心に回転軸9の軸線方向へ傾動可能かつ回転軸9と
一体的に回転可能である。斜板15の傾動は、支持ピン
20とガイドピン18,19とのスライドガイド関係、
斜板支持体14のスライド作用及び斜板支持体14の支
持作用により案内される。
【0015】斜板15の最大傾角は回転支持体8の傾角
規制突部8bと斜板15との当接によって規制される。
回転軸9上には最小傾角規定リング21が止着されてお
り、斜板15の最小傾角が最小傾角規定リング21と斜
板支持体14との当接によって規制される。斜板支持体
14が最小傾角規定リング21に当接しているときの斜
板15の最小傾角は0°よりも僅かに大きい。
【0016】クランク室2aに接続するようにシリンダ
ブロック1に貫設されたシリンダボア1a内には片頭ピ
ストン22が収容されている。片頭ピストン22の首部
22aには一対のシュー23が嵌入されている。斜板1
5の周縁部は両シュー23間に入り込み、斜板15の両
面には両シュー23の端面が接する。従って、斜板15
の回転運動がシュー23を介して片頭ピストン22の前
後往復揺動に変換され、片頭ピストン22がシリンダボ
ア1a内を前後動する。
【0017】図1及び図3に示すようにリヤハウジング
3内には吸入室3a及び吐出室3bが区画形成されてい
る。バルブプレート4上には吸入ポート4a及び吐出ポ
ート4bが形成されている。弁形成プレート5A上には
吸入弁5aが形成されており、弁形成プレート5B上に
は吐出弁5bが形成されている。吸入室3a内の冷媒ガ
スは片頭ピストン22の復動動作により吸入ポート4a
から吸入弁5aを押し退けてシリンダボア1a内へ流入
する。シリンダボア1a内へ流入した冷媒ガスは片頭ピ
ストン22の往動動作により吐出ポート4bから吐出弁
5bを押し退けて吐出室3bへ吐出される。吐出弁5b
はリテーナ形成プレート6上のリテーナ6aに当接して
開度規制される。
【0018】斜板支持体14が最小傾角規定リング21
に当接しているときの斜板15の最小傾角状態では片頭
ピストン22のストロークが僅かにある。このストロー
ク量は、シリンダボア1a内に圧縮比を発生して最小傾
角位置からの斜板傾角増大、即ち容量復帰を行ない得る
程度に可及的に小さくしてある。
【0019】片頭ピストン22のストロークはクランク
室2a内の圧力とシリンダボア1a内の吸入圧との片頭
ピストン22を介した差圧に応じて変わる。即ち、圧縮
容量を左右する斜板15の傾角が変化する。クランク室
2a内の圧力はリヤハウジング3に取り付けられた容量
制御弁24により制御される。クランク室2aと吸入室
3aとは絞り作用を有する放圧通路1bを介して連通し
ている。
【0020】図5及び図6に基づいて容量制御弁24の
内部構成を説明する。バルブハウジング25内には球状
の弁体26が収容されている。バルブハウジング25に
はバイパスキャップ27が止着されており、バイパスキ
ャップ27には吐出圧導入ポート27a及びバイパスポ
ート27bが設けられている。バルブハウジング25に
は吸入圧導入ポート25a及び制御ポート25bが設け
られている。吐出圧導入ポート27aは吐出圧導入通路
28を介して吐出室3bに連通している。吸入圧導入ポ
ート25aは吸入圧導入通路29を介して吸入室3aに
連通しており、バイパスポート27bはバイパス通路3
0を介してクランク室2aに連通している。制御ポート
25bは制御通路31を介してクランク室2aに連通し
ている。
【0021】バルブハウジング25内のばね受け32と
弁体26との間には復帰ばね33及び弁支持座34が介
在されており、弁体26は弁孔25cを閉塞する方向へ
復帰ばね33のばね作用を受ける。
【0022】吸入圧導入ポート25aに通じる吸入圧検
出室35にはベローズ金具36が収容されている。ベロ
ーズ金具36とばね受け37とはベローズ38によって
連結しており、ベローズ金具36とばね受け37との間
にはばね39が介在されている。ばね受け37には伝達
ロッド40が止着されており、その先端が弁体26に当
接している。
【0023】ベローズ38は吸入圧導入ポート25aか
ら導入される吸入圧の変動に応じて変位し、この変位が
伝達ロッド40を介して弁体26に伝えられる。吸入圧
が高い(冷房負荷が大きい)場合には弁体26の弁開度
が小さくなる。吐出圧導入通路28及び制御通路31か
らなる圧力供給通路を介して吐出室3bから圧力供給を
受けるクランク室2a内の圧力は吸入圧より高く、クラ
ンク室2a内の冷媒ガスは放圧通路1bを経由して吸入
室3aへ流出している。従って、弁体26の弁開度が小
さくなれば吐出室3bからクランク室2aへの冷媒ガス
流入が少なくなり、クランク室2a内の圧力が低下して
斜板傾角が大きくなる。即ち、吐出容量が大きくなる。
逆に、吸入圧が低い(冷房負荷が小さい)場合には弁体
26の弁開度が大きくなる。従って、クランク室2a内
の圧力が上昇し、斜板傾角が小さくなる。即ち、吐出容
量が小さくなる。
【0024】吸入室3a内へ冷媒ガスを導入する導入口
1cと、吐出室3bから冷媒ガスを吐出する吐出口1d
とは外部冷媒回路41で接続されている。外部冷媒回路
41上には凝縮器42、膨張弁43及び蒸発器44が介
在されている。膨張弁43は蒸発器44の出口側のガス
圧の変動に応じて冷媒流量を制御する。
【0025】図1及び図4に示すように吐出口1d上に
は電磁開閉弁45が介在されている。図5及び図6に示
すように電磁開閉弁45の弁体45aは可動鉄芯46に
連結されており、可動鉄芯46はソレノイド47の励磁
によりばね48のばね力に抗して固定鉄芯49に吸着さ
れる。弁体45aはソレノイド47の消磁状態では図5
に示すように吐出口1dを開放し、ソレノイド47の励
磁状態では図6に示すように吐出口1dを閉塞する。
【0026】図1及び図4に示すようにバイパスポート
27b上には電磁開閉弁50が介在されている。図5及
び図6に示すように電磁開閉弁50の弁体50aは可動
鉄芯51に連結されており、可動鉄芯51はソレノイド
52の励磁によりばね53のばね力に抗して固定鉄芯5
4に吸着される。弁体50aはソレノイド52の消磁状
態では図5に示すようにバイパスポート27bを閉塞
し、ソレノイド52の励磁状態では図6に示すようにバ
イパスポート27bを開放する。
【0027】吐出通路開閉手段となる電磁開閉弁45及
びバイパス通路開閉手段となる電磁開閉弁50は制御コ
ンピュータCの励消磁制御を受ける。制御コンピュータ
Cは蒸発器44付近の外気温を検出する温度センサ55
からの温度検出情報に基づいて両電磁開閉弁45,50
を励消磁制御する。
【0028】外気温が氷点付近というような蒸発器44
がフロストしそうな温度状態になると、制御コンピュー
タCは温度センサ55からの温度情報に基づいて両電磁
開閉弁45,50の励磁を指令する。この指令により両
電磁開閉弁45,50が励磁し、弁体45aが吐出口1
dを閉塞すると共に、弁体50aがバイパスポート27
bを開放する。吐出口1dが閉塞すると、吐出室3b内
の冷媒ガスは外部冷媒回路41への流出を阻止される。
【0029】バイパスポート27bが開放すると、吐出
室3bとクランク室2aとが吐出圧導入通路28及びバ
イパス通路30を介して連通する。従って、吐出室3b
の冷媒ガスはバイパス通路30を経由してクランク室2
aへ流入する。吐出室3b内の冷媒ガス圧(吐出圧)は
吸入室3a内の冷媒ガス圧(吸入圧)よりも高く、クラ
ンク室2aは直ちに昇圧する。この昇圧により斜板傾角
が最小傾角へ移行する。
【0030】クランク室2aへ流入した冷媒ガスは放圧
通路1bを経由して吸入室3aへ流入する。そのため、
吸入室3aの吸入圧が高くなり、この昇圧が吸入圧導入
通路29を経由して吸入圧検出室35に波及する。この
昇圧波及によりベローズ38が縮小方向に変位し、伝達
ロッド40が弁体26から離間する方向へ変位する。弁
体26は復帰ばね33のばね作用によって伝達ロッド4
0の変位に追随し、弁孔25cが弁体26によって閉じ
られる。即ち、容量制御弁24は吐出圧導入通路28及
び制御通路31からなる圧力供給通路を閉じることにな
る。
【0031】容量制御弁24は圧力供給通路を閉じる
が、吐出室3b内の冷媒ガスは吐出圧導入通路28、バ
イパス通路30、クランク室2a、放圧通路1bを経て
吸入室3aへ流れる。吸入室3a内の冷媒ガスは片頭ピ
ストン22の復動動作によりシリンダボア1a内へ吸入
され、シリンダボア1a内の冷媒ガスは片頭ピストン2
2の往動動作により吐出室3bへ吐出される。即ち、圧
縮機内には吐出室3b、バイパス通路30、クランク室
2a、放圧通路1b、吸入室3a、シリンダボア1aを
巡る冷媒ガスの循環通路が出来上がる。従って、圧縮機
内の冷媒ガスは圧縮機内でこの循環通路内を循環し、圧
縮機内の潤滑必要部位はこの循環通路を還流する冷媒ガ
スと共に移動する潤滑油によって潤滑される。又、冷媒
ガスが外部冷媒回路41へ出てゆくことはないため、蒸
発器44でのフロスト発生は生じない。圧縮機内の冷媒
ガスが外部冷媒回路41へ出て行かないため、圧縮機内
の潤滑油も圧縮機外へ流出することはなく、圧縮機内の
潤滑不足は生じない。従って、圧縮機内は前記循環通路
を循環する冷媒ガスと共に移動する潤滑油によって良好
に潤滑される。
【0032】蒸発器44がフロストしないような外気温
状態になると、制御コンピュータCは温度センサ55か
らの温度情報に基づいて両電磁開閉弁45,50の消磁
を指令する。この指令により両電磁開閉弁45,50が
消磁し、弁体45aが吐出口1dを開放すると共に、弁
体50aがバイパスポート27bを閉塞する。吐出口1
dが開放すると、吐出室3b内の冷媒ガスは外部冷媒回
路41へ流出するようになる。又、バイパスポート27
bが閉塞すると、吐出室3b、バイパス通路30、クラ
ンク室2a、放圧通路1b、吸入室3a、シリンダボア
1aを巡る冷媒ガスの循環通路がなくなる。この循環通
路がなくなることにより、吐出室3bからクランク室2
aへの吐出冷媒ガス流入が零になり、クランク室2a内
の圧力が急激に降圧する。斜板15が最小傾角状態にお
いても僅かながら吐出、即ち圧縮が行われているため、
クランク室2a内の降圧に伴って斜板15の傾角復帰が
可能となり、容量制御弁24は本来の容量制御を行なう
ようになる。
【0033】外気温が氷点付近の低温状態、即ち蒸発器
44がフロストしそうな状態では冷媒は液化可能状態で
あり、圧縮機の回転が停止していると圧縮機内に液冷媒
が溜まる。このときにも電磁開閉弁45,50は励磁状
態にあり、吐出口1dは閉塞している。圧縮機がこのよ
うな状態から回転し始めるとフォーミング現象によって
液冷媒が泡立つ。吐出口1dが開いていれば泡立った冷
媒がほとんど外部冷媒回路41へ流出してしまい、潤滑
油も圧縮機から出ていってしまう。しかし、本実施例で
は吐出口1dが閉じているために潤滑油が圧縮機から出
ていってしまうことはなく、圧縮機内の摺接部位におけ
る焼きつきは発生しない。
【0034】前記第1実施例では圧縮機内の冷媒通路と
外部冷媒回路41との接続を吐出口1d側でのみ断つよ
うにしたが、図7及び図8に示すように冷媒通路と外部
冷媒回路41との接続を導入口1c側でも断てるように
してもよい。導入口1c上には電磁開閉弁56が介在さ
れており、弁体56aによって導入口1cが開閉される
ようになっている。ソレノイド57が消磁状態のときに
は弁体56aは図7に示すように導入口1cを開放し、
ソレノイド57が励磁状態のときには弁体56aは図8
に示すように導入口1cを閉塞する。電磁開閉弁56の
励消磁状態は電磁開閉弁45の励消磁制御に一致し、圧
縮機内の冷媒通路は外部冷媒回路41から完全に断ち切
られる。圧縮機内の冷媒還流は前記第1実施例と同様で
ある。
【0035】次に、本発明を具体化した第2実施例を図
9〜図12に基づいて説明する。第1実施例と同じ構成
部位については同一符号を付してその詳細説明は省略す
る。この実施例では第1実施例におけるバイパス通路3
0がなくなり、容量制御弁24の吐出圧導入ポート27
aは吐出圧導入キャップ27A及び吐出圧導入通路28
を介して吐出室3bに連通している。吐出口1d上には
第1実施例と同様に電磁開閉弁45が介在されており、
吸入圧導入通路29上には電磁開閉弁58が介在されて
いる。図11及び図12に示すように電磁開閉弁58の
弁体58aは可動鉄芯59に連結されており、可動鉄芯
59はソレノイド60の励磁によりばね61のばね力に
抗して固定鉄芯62に吸着される。弁体58aはソレノ
イド60の消磁状態では図11に示すように吸入圧導入
通路29を開放し、ソレノイド60の励磁状態では図1
2に示すように吸入圧導入通路29を閉塞する。
【0036】吐出通路開閉手段となる電磁開閉弁45及
び吸入圧導入通路開閉手段となる電磁開閉弁58は制御
コンピュータCの励消磁制御を受ける。制御コンピュー
タCは蒸発器44付近の外気温を検出する温度センサ5
5からの温度検出情報に基づいて第1実施例と同様に両
電磁開閉弁45,58を励消磁制御する。
【0037】電磁開閉弁58が吸入圧導入通路29を閉
塞すると、容量制御弁24の吸入圧検出室35内の冷媒
ガスは閉じ込められる。このように閉じ込められた冷媒
ガスの圧力は低下してゆくため、吸入圧検出室35内の
圧力は直ちに低下してゆく。吸入圧検出室35内の圧力
が低下してゆけば、ベローズ38が伸長方向に変位し、
伝達ロッド40が弁体26を押圧する方向へ変位する。
この押圧変位によって弁体26は弁孔25cを最大に開
く位置に変位し、容量制御弁24は吐出圧導入通路28
及び制御通路31からなる圧力供給通路の開度を最大状
態に維持する。従って、吐出室3bの冷媒ガスは吐出圧
導入通路28及び制御通路31を経由してクランク室2
aへ流入し、クランク室2aは直ちに昇圧する。この昇
圧により斜板15の傾角が最小傾角へ移行する。また、
縮機内には吐出室3b、吐出圧導入通路28、制御通
路31、クランク室2a、放圧通路1b、吸入室3a、
シリンダボア1aを巡る冷媒ガスの循環通路が出来上が
る。従って、圧縮機内の冷媒ガスは圧縮機内でこの循環
通路内を循環し、圧縮機内の潤滑必要部位はこの循環通
路を還流する冷媒ガスと共に移動する潤滑油によって潤
滑される。
【0038】前記第2実施例では吐出口1d及び吸入圧
導入通路29の開閉を別々の電磁開閉弁45,58で開
閉するようにしたが、図13及び図14に示すように単
一の電磁開閉弁63で吐出口1d及び吸入圧導入通路2
9の開閉を行なうこともできる。弁体63a,63bは
ソレノイド64の励消磁によって同時駆動される。ソレ
ノイド64が消磁しているときには図13に示すように
弁体63aは吐出口1dを開放し、弁体63bは吸入圧
導入通路29を開放する。ソレノイド64が励磁してい
るときには図14に示すように弁体63aは吐出口1d
を閉塞し、弁体63bは吸入圧導入通路29を閉塞す
る。このような構成により電磁開閉弁の個数を減らすこ
とができ、コスト低減ができる。
【0039】次に、本発明を具体化した第3実施例を図
15及び図16に基づいて説明する。第2実施例と同じ
構成部位については同一符号を付してその詳細説明は省
略する。
【0040】この実施例では第2実施例の電磁開閉弁5
8がなくなり、前記各実施例の容量制御弁24とは異な
る制御弁71が用いられている。この制御弁71の内部
構造について説明する。ソレノイド65を支持するボビ
ン66の中空部にはガイド筒67が固定されており、ガ
イド筒67内には固定鉄芯68が収容固定されている。
ガイド筒67内には可動鉄芯69が固定鉄芯68に対し
て接離可能に収容されている。固定鉄芯68と可動鉄芯
69との間には弁開放強制ばね70が介在されている。
可動鉄芯69は弁開放ばね70のばね作用によって固定
鉄芯68から離間する方向へ付勢されている。ボビン6
6には前記各実施例で用いられた容量制御弁24が結合
固定されている。容量制御弁24のベローズ金具36は
可動鉄芯69に結合固定されている。
【0041】ソレノイド65は電磁開閉弁45とは逆の
励消磁制御を受ける。即ち、電磁開閉弁45が消磁して
いるときにはソレノイド65は励磁しており、電磁開閉
弁45が励磁しているときにはソレノイド65は消磁す
る。図15ではソレノイド65は励磁状態にあり、図1
6ではソレノイド65は消磁状態にある。
【0042】ソレノイド65の励磁状態では可動鉄芯6
9が弁開放強制ばね70のばね作用に抗して固定鉄芯6
8に吸着している。この状態ではベローズ36と吸入圧
に感応して伸縮変位し、容量制御弁24は本来の容量制
御を行なう。
【0043】蒸発器がフロストしそうな状態になるとソ
レノイド65は消磁される。ソレノイド65が消磁する
と、可動鉄芯69が弁開放強制ばね70のばね作用によ
って固定鉄芯68から離間し、弁体26が最大開口す
る。即ち、ソレノイド65は、容量制御弁24の弁体2
6を開位置に強制保持する状態と弁体26の開閉動作を
許容する状態とに切り換えられる開位置強制保持手段を
構成する。
【0044】弁体26の最大開口状態では吐出室3b内
の吐出冷媒ガスが吐出圧導入通路28及び制御通路31
を経由してクランク室2aへ急激流入し、クランク室2
a内が急激に昇圧する。従って、斜板15は最小傾角へ
直ちに移行し、制御弁71は吐出圧導入通路28及び制
御通路31からなる圧力供給通路の開度を最大状態に維
持する。従って、圧縮機内には吐出室3b、吐出圧導入
通路28、制御通路31、クランク室2a、放圧通路1
b、吸入室3a、シリンダボア1aを巡る冷媒ガスの循
環通路が出来上がる。圧縮機内の冷媒ガスは圧縮機内で
この循環通路内を循環し、圧縮機内の潤滑必要部位はこ
の循環通路を還流する冷媒ガスと共に移動する潤滑油に
よって潤滑される。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、フロスト
発生のおそれのあるときには外部冷媒回路への冷媒流出
を止める共に、圧縮機内で冷媒を循環させるようにした
ので、蒸発器でのフロスト発生及び圧縮機内の潤滑不足
を確実に回避し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化した第1実施例の圧縮機全体
の側断面図である。
【図2】 図1のA−A線断面図である。
【図3】 図1のB−B線断面図である。
【図4】 吐出口が閉じていると共に、バイパス通路が
開いた状態にある側断面図である。
【図5】 吐出口が開いていると共に、バイパス通路が
閉じている状態を示す要部拡大断面図である。
【図6】 吐出口が閉じていると共に、バイパス通路が
開いた状態にある要部拡大側断面図である。
【図7】 導出口も開閉する実施例を示す要部拡大断面
図である。
【図8】 導出口を閉じた状態を示す要部拡大断面図で
ある。
【図9】 本発明を具体化した第2実施例の圧縮機全体
の側断面図である。
【図10】 吐出口及び吸入圧導入通路が閉じた状態に
ある側断面図である。
【図11】 吐出口及び吸入圧導入通路が開いた状態に
ある要部拡大断面図である。
【図12】 吐出口及び吸入圧導入通路が閉じた状態に
ある要部拡大断面図である。
【図13】 単一の電磁開閉弁で吐出口及び吸入圧導入
通路を開閉する実施例を示す要部拡大断面図である。
【図14】 吐出口及び吸入圧導入通路が閉じた状態に
ある要部拡大断面図である。
【図15】 本発明を具体化した第3実施例の要部拡大
断面図である。
【図16】 制御弁の弁孔を最大に強制開口した状態を
示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
2a…クランク室、3a…吸入圧領域となる吸入室、3
b…吐出圧領域となる吐出室、9…回転軸、14…斜板
支持体、15…斜板、22…片頭ピストン、24…容量
制御弁、28…圧力供給通路を構成する吐出圧導入通
路、29…吸入圧導入通路、30…バイパス通路、31
…圧力供給通路を構成する制御通路、45…吐出通路開
閉手段となる電磁開閉弁、50…バイパス通路開閉手段
となる電磁開閉弁、58…吸入圧導入通路開閉手段とな
る電磁開閉弁、65…開位置強制保持手段を構成するソ
レノイド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水藤 健 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社 豊田自動織機製作所 内 (72)発明者 園部 正法 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社 豊田自動織機製作所 内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 27/08 F04B 27/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランク室、吸入室、吐出室及びこれら各
    室に接続するシリンダボアを区画形成し、シリンダボア
    内に片頭ピストンを往復直線運動可能に収容するハウジ
    ング内に回転軸を回転可能に支持し、回転軸に回転支持
    体を設けると共に、回転支持体に斜板を傾動可能に連係
    し、クランク室内の圧力と吸入圧との片頭ピストンを介
    した差により斜板の傾角を制御し、吐出圧領域とクラン
    ク室とを接続する圧力供給通路を介して吐出圧領域の圧
    力をクランク室に供給すると共に、この圧力供給を吸入
    圧に感応する容量制御弁で制御し、クランク室と吸入圧
    領域とを接続する放圧通路を介してクランク室の圧力を
    吸入圧領域に放出してクランク室内の調圧を行うクラッ
    チレス片側ピストン式可変容量圧縮機において、 圧縮機から外部冷媒回路へ冷媒ガスを吐出可能な開状態
    と吐出不能な閉状態とに切り換えられる吐出通路開閉手
    段と、 吐出圧領域とクランク室とを接続するバイパス通路と、 前記バイパス通路を開閉するバイパス通路開閉手段とを
    備え、 前記吐出通路開閉手段が閉状態のときには前記バイパス
    通路開閉手段を開状態とするようにしたクラッチレス片
    側ピストン式可変容量圧縮機。
  2. 【請求項2】クランク室、吸入室、吐出室及びこれら各
    室に接続するシリンダボアを区画形成し、シリンダボア
    内に片頭ピストンを往復直線運動可能に収容するハウジ
    ング内に回転軸を回転可能に支持し、回転軸に回転支持
    体を設けると共に、回転支持体に斜板を傾動可能に連係
    し、クランク室内の圧力と吸入圧との片頭ピストンを介
    した差により斜板の傾角を制御し、吐出圧領域とクラン
    ク室とを接続する圧力供給通路を介して吐出圧領域の圧
    力をクランク室に供給すると共に、この圧力供給を吸入
    圧に感応する容量制御弁で制御し、クランク室と吸入圧
    領域とを接続する放圧通路を介してクランク室の圧力を
    吸入圧領域に放出してクランク室内の調圧を行うクラッ
    チレス片側ピストン式可変容量圧縮機において、 圧縮機から外部冷媒回路へ冷媒ガスを吐出可能な開状態
    と吐出不能な閉状態とに切り換えられる吐出通路開閉手
    段と、 吸入圧領域の吸入圧に感応する前記容量制御弁へ前記吸
    入圧を導入する吸入圧導入通路を開閉する吸入圧導入通
    路開閉手段とを備え、 前記吐出通路開閉手段が閉状態のときには前記吸入圧導
    入通路開閉手段を閉状態とするようにしたクラッチレス
    片側ピストン式可変容量圧縮機。
  3. 【請求項3】クランク室、吸入室、吐出室及びこれら各
    接続するシリンダボアを区画形成し、シリンダボア
    内に片頭ピストンを往復直線運動可能に収容するハウジ
    ング内に回転軸を回転可能に支持し、回転軸に回転支持
    体を設けると共に、回転支持体に斜板を傾動可能に連係
    し、クランク室内の圧力と吸入圧との片頭ピストンを介
    した差により斜板の傾角を制御し、吐出圧領域とクラン
    ク室とを接続する圧力供給通路を介して吐出圧領域の圧
    力をクランク室に供給すると共に、この圧力供給を吸入
    圧に感応する容量制御弁で制御し、クランク室と吸入圧
    領域とを接続する放圧通路を介してクランク室の圧力を
    吸入圧領域に放出してクランク室内の調圧を行うクラッ
    チレス片側ピストン式可変容量圧縮機において、 圧縮機から外部冷媒回路へ冷媒ガスを吐出可能な開状態
    と吐出不能な閉状態とに切り換えられる吐出通路開閉手
    段と、 前記容量制御弁の弁体を開位置に強制保持する状態とこ
    の弁体の開閉動作を許容する状態とに切り換えられる開
    位置強制保持手段とを備え、 前記吐出通路開閉手段が閉状態のときには前記開位置強
    制保持手段を強制保持状態とするようにしたクラッチレ
    ス片側ピストン式可変容量圧縮機。
  4. 【請求項4】クランク室、吸入室、吐出室及びこれら各
    室に接続するシリンダボアを区画形成し、シリンダボア
    内に片頭ピストンを往復直線運動可能に収容するハウジ
    ング内に回転軸を回転可能に支持し、回転軸に回転支持
    体を設けると共に、回転支持体に斜板を傾動可能に連係
    し、クランク室内の圧力と吸入圧との片頭ピストンを介
    した差により斜板の傾角を制御するクラッチレス片側ピ
    ストン式可変容量圧縮機において、 圧縮機から外部冷媒回路へ冷媒ガスを吐出可能な開状態
    と吐出不能な閉状態とに切り換えられる吐出通路開閉手
    段と、 前記斜板の傾角を変更して容量を減少させる容量制御手
    段とを備え、 前記吐出通路開閉手段が閉状態のときには前記容量制御
    手段により容量を減少させるようにしたクラッチレス片
    側ピストン式可変容量圧縮機。
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