JP3151850U - プラスチックアンプル - Google Patents

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英志 中野
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Abstract

【課題】頭部内の中空部に内溶液が残存した場合であっても、残存した内容液の除去が容易に可能であり、開封時の取り扱いが好適なプラスチックアンプルを提供する。【解決手段】本体部と、該本体部の口部3に切り離し部10を介して連設された頭部6と、該頭部6に連設された摘み部9と、を備え、摘み部9を指で捩じることにより頭部6を口部3から切り離して開封するプラスチックアンプルにおいて、頭部6内の中空部8をおわん形に形成したこと並びに頭部の切り離し部に連接される部位の壁厚を切り離し部よりも厚く形成したことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、薬液などの内溶液を充填した後に、本体部の口部から頭部を切り離して開封できるようにしたプラスチックアンプル及びそのようなプラスチックアンプルを用いた薬液充填プラスチックアンプルに関する。
従来、注射用の薬液などを封入するガラス製やプラスチック製などの種々のアンプルが開発され、実用に供せられているが、取り扱い時の安全性や利便性を考慮して、プラスチックアンプルの需要が増大している。そして、プラスチックアンプルに薬液を充填した注射用アンプル製剤等の製造工程においては、その一工程として薬液などの内溶液を充填する必要があるため、プラスチックアンプルの成形工程と内溶液の充填工程を連続的に行う、いわゆるブロー・フィル・シール法が採用されている。
従来のプラスチックアンプルをブロー・フィル・シール法により製造する場合、図6に示すように、複数のプラスチックアンプル1aを小分け用薄肉部13aを介して連設してプラスチックアンプルブロックの形態で製造する場合がある。そして、プラスチックアンプルブロックの形態で製造した場合には、プラスチックアンプルブロックに形成した小分け用薄肉部13aの部分から個々のプラスチックアンプル1aを切り離して使用する。また、従来のプラスチックアンプル1aは、本体部2aの口部3aに切り離し部10aを介して頭部6aを連設すると共に、頭部6a内を中空に形成して口部3a(すなわち、本体部2a)に連通させている。そして、本体部2aの口部3aを確実に開口させるように、頭部6aと本体部2aを連通させる切り離し部10aは、くびれた形になるよう形成されている。
そして、図6に示す従来のプラスチックアンプル1aは、図4(B)に拡大して示すように、頭部6aは、摘み部9aの平面に沿った断面形状が略五角形に形成され、頭部6aの内部に同形状の中空部8aが形成されている。また、頭部6aの下端部は切り離し部10aを介して口部3aに連設されており、頭部6aと一体の摘み部9aを指で捩じることにより、頭部6aを口部3aから切り離した際に、口部3aの上端部に開口部4aが形成される。この場合、同様に、頭部6aの下端部にも開口部4aが形成される。そして、頭部6aの下端部は切り離し部10aに平行するように略直線状に形成されている。またこのプラスチックアンプルは、ブロー・フィル・シール法等により製造したときは、図7(B)に示すように、切り離し部10aに連設される頭部6aの下端部(切り離し部付近)の壁厚pは、口部3aの上端部(切り離し部付近)の壁厚qよりも薄い厚さに形成される(p<q)。
また、従来の他のプラスチックアンプルとして、図4(C)に示すように、頭部6bの形状を摘み部9bの平面に沿った断面形状を略半円形に形成すると共に、頭部6bの内部に同形状の中空部8bを形成したものがある。このプラスチックアンプルでは、頭部6bの下端部が切り離し部10bを介して口部3bに連設されている。そして、頭部6bと一体の摘み部9bを指で捩じることにより、頭部6bを口部3bから切り離した際に、口部3bの上端部に開口部4bが形成されると共に、頭部6bの下端部に開口部4bが形成される。この形態でも、頭部6bの下端部は切り離し部10bに平行するように略直線状に形成されている。またこの場合も、上記図6のプラスチックアンプルの場合と同様、ブロー・フィル・シール法等により製造したときは、図7(C)に示すように、切り離し部10bに連設される頭部6bの下端部(切り離し部付近)の壁厚pは、口部3bの上端部(切り離し部付近)の壁厚qよりも薄い厚さに形成される(p<q)。
図6に示すプラスチックアンプル1aと同様のプラスチックアンプルが特許文献1に開示されている。特許文献1には、複数のプラスチックアンプルを接続部を介して連設してプラスチックアンプルブロックを形成すると共に、個々のプラスチックアンプルは口部と頭部(把持部)との間に融着部を形成することが開示されている。特許文献1のプラスチックアンプルでは、接続部は容器本体部から把持部にわたって形成されており、融着部が縮径されていることはない。また、頭部は、把持部の平面に沿った断面形状が略五角形に形成されると共に、頭部の下端部は融着部に平行する略直線状に形成されているが、融着部付近の壁厚に関する記載はない。
従来のプラスチックアンプルとして、特許文献2には、複数の合成樹脂製アンプルを薄肉部を介して連設して合成樹脂製アンプルブロックを形成し、個々の合成樹脂製アンプルの肩部と細頸部との間に捩切り部を形成すると共に、捩切り部の上下に跨って形成した板状部に捩切り部上を通る直線に沿って薄肉部を形成したプラスチックアンプルが開示されている。この特許文献2の細頸部は、板状部の平面に沿った断面形状が略五角形に形成されており、細頸部の下部は逆円錐形状に縮径されている。その結果、細頸部全体としておわん型はしておらず、また、同文献第3図に示されるとおり、捩切り部とその上部付近の壁厚はほぼ均一である。
従来のプラスチックアンプルとして、特許文献3には、トグルを備えたヘッドとアンプル本体のネックとの間に破断地点を形成して、トグルを捩じって又は折り曲げてヘッドを破断地点に沿ってネックから分離するようにしたプラスチック製のアンプルが開示されている。この特許文献3のヘッドはトグルの平面に沿った断面形状が楕円形に形成されている。また、同文献図3に示されるとおり、ヘッドやネックの壁厚はほぼ均一である。
再表2004−93775号公報 実公昭54−37410号公報 特開平6−218025号公報
図6及び特許文献1に示すプラスチックアンプルの頭部は、図4(B)に示されるように、その中空部の垂直方向の断面形状が略五角形の形状に形成され、頭部の下端部は切り離し部に平行するように略直線状に形成されているので、中空部に残存した内溶液の除去操作(使用前にプラスチックアンプルの頭部側を上にして手で握った状態でプラスチックアンプルを振って中空部に残存した内容液を本体部内に落下させる操作)を行っても、中空部に残存した内溶液の除去が困難であるため、中空部に残存した内溶液が使用されずにロスが生じ、且つ中空部に残存した内溶液がプラスチックアンプルの開封時に飛散しやすいという問題があった。特に、充填可能な容量が5mL〜20mL程度のプラスチックアンプルの場合には、中空部の上下方向の寸法を十分に確保することができないため、中空部に入った内溶液が中空部の内面に付着しやすく容易には除去できない。また、図4(C)に示すプラスチックアンプルも、特許文献1や図6(図4(B))に示すプラスチックアンプルと同様に、頭部は、その中空部の断面形状が略半円形の形状に形成され、頭部の下端部は切り離し部に平行するように略直線状に形成されているので、中空部に内溶液が残存し、これが開封時に飛散しやすいという問題があった。
また、特許文献2の合成樹脂製アンプルは、細頸部(本考案の中空部に相当)は、その垂直方向の断面形状が略五角形に形成されると共に、細頸部の下部は逆円錐形状に縮径されているので、細頸部の内部に残存した内溶液の排液性は、前記図6(図4(B))のプラスチックアンプルよりも良好と思われる。しかし、特に容量が5mL〜20mL程度の合成樹脂製アンプルの場合には、細頸部の上下方向の寸法が十分に確保されていないため、特許文献1や図6(図4(B)、(C))に示すプラスチックアンプルと同様に、細頸部に残存する内溶液が細頸部の内面に付着して容易には除去できない。
さらに、特許文献3のプラスチック製のアンプルは、ヘッド(本考案の中空部に相当)は、特許文献3の図1に示されるように、その垂直方向の断面形状が略楕円形に形成されているので、ヘッド内に残存した内溶液の排液性は、前記図6(図4(B)、(C))のプラスチックアンプルよりも良好と思われる。しかし、容量が5mL〜20mL程度のプラスチック製のアンプルの場合には、ヘッド内の容積が十分に確保されていないため、特許文献2に示す合成樹脂製アンプルと同様に、ヘッド内に残存する内溶液がヘッド内の内面に付着して容易には除去できない。
また、図4(B)、(C)の従来のプラスチックアンプルや、特許文献1及び2のプラスチックアンプルは、切り離し部に連設される頭部の下端部(切り離し部付近)の壁厚が、口部の上端部(切り離し部付近)の壁厚と同等ないしこれよりも薄い厚さに形成されるため、プラスチックアンプルの開封時に頭部と一体の摘み部を捩じった際に、頭部の下端部が変形して、捩じり力が切り離し部に伝わりにくい。そのため、頭部を捩じ切るのが案外と困難で、医療現場において不便不利となっている。特に、捩じ切りの最後にプラスチックの紐のようなもの1本で頭部と本体部が繋がった状態になることがあり、これを千切るのに苦労するといったことが起こる。さらに、変形した頭部の下端部が開封直後に元の形状に戻ろうとする動きによって、頭部の中空部に残存した内容液が飛散することもある。
本考案は、上述したような従来の事情に鑑みてなされたものであり、頭部内の中空部に残存した内溶液を、使用前にプラスチックアンプルを振る除去操作を行って本体部内に容易に落下させることができ、そのため内溶液の大部分を使用することができるようなプラスチックアンプル及びそのようなプラスチックアンプルを用いた薬液充填プラスチックアンプルを提供することを目的とする。さらに、前記中空部をおわん形に形成することによって、従来品より開封し易く、且つ開封時の中空部の変形が少ないことから、中空部に残存した内溶液が開封時に飛散し難いプラスチックアンプル及びそのようなプラスチックアンプルを用いた薬液充填プラスチックアンプルを提供することを目的とする。
上記課題の解決を達成するために、本考案のプラスチックアンプルに係る考案は、本体部と、該本体部の口部に切り離し部を介して連設された頭部と、該頭部に連設された摘み部と、を備え、摘み部を捩じることにより頭部を口部から切り離して開封するプラスチックアンプルであって、頭部内の中空部をおわん形に形成したこと並びに頭部の切り離し部に連設される部位の壁厚を、切り離し部よりも厚く形成したことを特徴とする。
以下、本考案プラスチックアンプルの好ましい実施態様を示すと次のとおりであるが、これに限定されるものではない。
(態様1)本体部と、該本体部の口部に切り離し部を介して連設された頭部と、該頭部に連設された摘み部と、を備え、前記摘み部を捩じることにより前記頭部を前記口部から切り離して開封するプラスチックアンプルであって、前記頭部内の中空部をおわん形に形成したことを特徴とするプラスチックアンプル。
(態様2)前記中空部の上下方向の最小寸法を、3mm〜10mmの寸法に形成したことを特徴とする態様1に記載のプラスチックアンプル。
(態様3)前記中空部の上下方向の最大寸法を、4mm〜13mmの寸法に形成したことを特徴とする態様2に記載のプラスチックアンプル。
(態様4)前記中空部の水平方向の最大寸法を、8mm〜12mmの寸法に形成したことを特徴とする態様2又は3に記載のプラスチックアンプル。
(態様5)前記頭部を前記口部から切り離した際に前記頭部に形成される開口部の内径寸法を、4mm〜7mmの寸法に形成したことを特徴とする態様2〜4のいずれかに記載のプラスチックアンプル。
(態様6)前記中空部の上下方向の最小寸法を前記開口部の内径寸法以上の寸法に形成したことを特徴とする態様5に記載のプラスチックアンプル。
(態様7)本体部と、該本体部の口部に切り離し部を介して連設された頭部と、該頭部に連設された摘み部と、を備え、前記摘み部を捩じることにより前記頭部を前記口部から切り離して開封するプラスチックアンプルであって、前記頭部内の中空部をおわん形に形成し、且つ、該中空部の寸法を、上下方向の最小寸法を3mm〜10mm、上下方向の最大寸法を4mm〜13mm、水平方向の最大寸法を8mm〜12mmの寸法に形成し、また、前記頭部を前記口部から切り離した際に前記頭部に形成される開口部の内径寸法を4mm〜7mmの寸法に形成したことを特徴とするプラスチックアンプル。
(態様8)前記中空部の上下方向の最小寸法を4mm〜10mmの寸法に形成したことを特徴とする態様1に記載のプラスチックアンプル。
(態様9)前記中空部の上下方向の最小寸法を5mm〜10mmの寸法に形成したことを特徴とする態様1に記載のプラスチックアンプル。
(態様10)前記中空部の上下方向の最小寸法を5.5mm〜8.5mmの寸法に形成したことを特徴とする態様1に記載のプラスチックアンプル。
(態様11)前記中空部の上下方向の最大寸法を、5mm〜13mmの寸法に形成したことを特徴とする態様8〜10のいずれかに記載のプラスチックアンプル。
(態様12)前記中空部の上下方向の最大寸法を、6mm〜12mmの寸法に形成したことを特徴とする態様8〜10のいずれかに記載のプラスチックアンプル。
(態様13)前記中空部の水平方向の最大寸法を、9mm〜11mmの寸法に形成したことを特徴とする態様8〜12のいずれかに記載のプラスチックアンプル。
(態様14)前記頭部を前記口部から切り離した際に前記頭部に形成される開口部の内径寸法を5mm〜6mmの寸法に形成したことを特徴とする態様8〜13のいずれかに記載のプラスチックアンプル。
(態様15)前記中空部の上下方向の最小寸法を前記開口部の内径寸法以上の寸法に形成したことを特徴とする態様14に記載のプラスチックアンプル。
(態様16)本体部と、該本体部の口部に切り離し部を介して連設された頭部と、該頭部に連設された摘み部と、を備え、前記摘み部を捩じることにより前記頭部を前記口部から切り離して開封するプラスチックアンプルであって、前記頭部内の中空部をおわん形に形成し、且つ、該中空部の寸法を、上下方向の最小寸法を4mm〜10mm、上下方向の最大寸法を5mm〜13mm、水平方向の最大寸法を9mm〜11mmの寸法に形成し、また、前記頭部を前記口部から切り離した際に前記頭部に形成される開口部の内径寸法を5mm〜6mmの寸法に形成したことを特徴とするプラスチックアンプル。
(態様17)材質がポリエチレン樹脂であることを特徴とする態様1〜16のいずれかに記載のプラスチックアンプル。
(態様18)小分け用薄肉部を介して複数のプラスチックアンプルを連設してプラスチックアンプルブロックを形成したことを特徴とする態様1〜17のいずれかに記載のプラスチックアンプル。
(態様19)隣接する各プラスチックアンプルの各摘み部の間が分離されていることを特徴とする態様18に記載のプラスチックアンプル。
(態様20)頭部の切り離し部に連設される部位の壁厚を、切り離し部よりも厚く形成したことを特徴とする態様1〜19のいずれかに記載のプラスチックアンプル。
(態様21)頭部の切り離し部に連設される部位の壁厚を、切り離し部の壁厚よりも1.2倍〜1.8倍の厚さで形成したことを特徴とする態様20に記載のプラスチックアンプル。
(態様22)頭部及び口部の切り離し部に連設される部位の壁厚を、ほぼ同じ厚さに形成したことを特徴とする態様20又は21に記載のプラスチックアンプル。
(態様23)本体部と、該本体部の口部に切り離し部を介して連設された頭部と、該頭部に連設された摘み部と、を備え、前記摘み部を捩じることにより前記頭部を前記口部から切り離して開封する薬液充填プラスチックアンプルであって、前記頭部内の中空部をおわん形に形成したことを特徴とする薬液充填プラスチックアンプル。
(態様24)本体部と、該本体部の口部に切り離し部を介して連設された頭部と、該頭部に連設された摘み部と、を備え、前記摘み部を捩じることにより前記頭部を前記口部から切り離して開封する薬液充填プラスチックアンプルであって、前記頭部内の中空部をおわん形に形成し、且つ、該中空部の寸法を、上下方向の最小寸法を3mm〜10mm、上下方向の最大寸法を4mm〜13mm、水平方向の最大寸法を8mm〜12mmの寸法に形成し、また、前記頭部を前記口部から切り離した際に前記頭部に形成される開口部の内径寸法を4mm〜7mmの寸法に形成したことを特徴とする薬液充填プラスチックアンプル。
(態様25)本体部と、該本体部の口部に切り離し部を介して連設された頭部と、該頭部に連設された摘み部と、を備え、前記摘み部を捩じることにより前記頭部を前記口部から切り離して開封する薬液充填プラスチックアンプルであって、前記頭部内の中空部をおわん形に形成し、且つ、該中空部の寸法を、上下方向の最小寸法を4mm〜10mm、上下方向の最大寸法を5mm〜13mm、水平方向の最大寸法を9mm〜11mmの寸法に形成し、また、前記頭部を前記口部から切り離した際に前記頭部に形成される開口部の内径寸法を5mm〜6mmの寸法に形成したことを特徴とする薬液充填プラスチックアンプル。
(態様26)態様2〜6、8〜15及び17〜22のいずれかに記載のプラスチックアンプルを用いたことを特徴とする態様23に記載の薬液充填プラスチックアンプル。
(態様27)薬液が水性注射用液であることを特徴とする態様26に記載の薬液充填プラスチックアンプル。
(態様28)薬液が懸濁液又は乳濁液の注射用液であることを特徴とする態様26に記載の薬液充填プラスチックアンプル。
本考案は、基本的には以上のような事項を特徴とするものであるが、プラスチックアンプルの頭部内の中空部は、プラスチックアンプルの頭部内の中空部に残存した内溶液を除去操作によって容易に排液可能とする形状であることが特徴であり、おわん形を基本的な形状とするものである。本考案におけるプラスチックアンプルの頭部内の中空部は、プラスチックアンプルに充填される内溶液の排液特性を考慮して、少なくとも中空部の上下方向の最小寸法を、中空部に残存した内溶液を除去操作によって容易に排液可能とする寸法にすることが好ましい。特に、充填可能な容量が5mL〜20mLのプラスチックアンプルの場合、中空部の上下方向の最小寸法は3mm以上、好ましくは4mm以上、より好ましくは5mm以上であり、及び開口部の内径寸法は4mm以上の寸法であることが好ましい。
また、本考案は、容易に開封可能とする形状であることが特徴であり、図7(A)に示すように、頭部の切り離し部に連設される部位の壁厚pを、切り離し部qよりも厚く形成したものである(p>q)。特に、本考案におけるプラスチックアンプルの頭部の切り離し部に連設される部位の壁厚pは、切り離し部の壁厚qよりも1.2倍〜1.8倍の厚さで形成することが好ましい。
本考案(態様1)のプラスチックアンプルに係る考案によれば、本体部の口部に連設される頭部内の中空部をおわん形に形成したので、頭部内の中空部に残存した内溶液を除去操作により本体部内に容易に落下させることができ、そのため内溶液の大部分を使用することができ、且つ中空部に残存した内溶液が開封時に飛散することがなく、上記形成により開封性にも優れた取り扱いの容易なプラスチックアンプルを提供することができる。
態様2に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様1の考案の効果に加えて、中空部の上下方向の最小寸法を3mm〜10mmの寸法に形成したので、内溶液が中空部で水滴を形成した場合でも、中空部に残存した内溶液を除去操作によって容易に除去できるため、排液性がさらに良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易なプラスチックアンプルを提供することができる。
態様3に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様2の考案の効果に加えて、中空部の上下方向の最大寸法を4mm〜13mmの寸法に形成したので、内溶液が中空部で水滴を形成した場合でも、中空部に残存した内溶液を除去操作によってさらに容易に除去できるため、排液性がさらに良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易なプラスチックアンプルを提供することができる。
態様4に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様2又は3の考案の効果に加えて、中空部の水平方向の最大寸法を8mm〜12mmの寸法に形成したので、内溶液が中空部で水滴を形成した場合でも、中空部に残存した内溶液を除去操作によってさらに容易に除去できるため、排液性がさらに良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易なプラスチックアンプルを提供することができる。
態様5に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様2〜4のいずれかの考案の効果に加えて、頭部を口部から切り離した際に頭部に形成される開口部の内径寸法を4mm〜7mmの寸法に形成したので、内溶液が中空部で水滴を形成した場合でも、中空部に残存した内溶液を除去操作によってさらに容易に除去できるため、排液性がさらに良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易なプラスチックアンプルを提供することができる。
態様6に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様5の考案の効果に加えて、中空部の上下方向の最小寸法を開口部の内径寸法以上の寸法に形成したので、内溶液が中空部で水滴を形成した場合でも、中空部に残存した内溶液を除去操作によってさらに容易に除去できるため、排液性がさらに良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易なプラスチックアンプルを提供することができる。
態様7に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、頭部内の中空部をおわん形に形成し、且つ、該中空部の寸法を、上下方向の最小寸法を3mm〜10mm、上下方向の最大寸法を4mm〜13mm、水平方向の最大寸法を8mm〜12mmの寸法に形成し、また、頭部を口部から切り離した際に頭部に形成される開口部の内径寸法を4mm〜7mmの寸法に形成したので、排液性が良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、上記形成により開封性にも優れた取り扱いの容易なプラスチックアンプルを提供することができる。
態様8に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様1の考案の効果に加えて、中空部の上下方向の最小寸法を4mm〜10mmの寸法に形成したので、内溶液が中空部で水滴を形成した場合でも、中空部に残存した内溶液を除去操作によって容易に除去できるため、排液性がさらに良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易なプラスチックアンプルを提供することができる。
態様9に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様1の考案の効果に加えて、中空部の上下方向の最小寸法を5mm〜10mmの寸法に形成したので、内溶液が中空部で水滴を形成した場合でも、中空部に残存した内溶液を除去操作によって容易に除去できるため、排液性がさらにより良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易なプラスチックアンプルを提供することができる。
態様10に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様1の考案の効果に加えて、中空部の上下方向の最小寸法を5.5mm〜8.5mmの寸法に形成したので、内溶液が中空部で水滴を形成した場合でも、中空部に残存した内溶液を除去操作によって容易に除去できるため、排液性がさらにより良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易なプラスチックアンプルを提供することができる。
態様11に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様8〜10のいずれかの考案の効果に加えて、中空部の上下方向の最大寸法を5mm〜13mmの寸法に形成したので、内溶液が中空部で水滴を形成した場合でも、中空部に残存した内溶液を除去操作によってさらに容易に除去できるため、排液性がさらに良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易なプラスチックアンプルを提供することができる。
態様12に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様8〜10のいずれかの考案の効果に加えて、中空部の上下方向の最大寸法を6mm〜12mmの寸法に形成したので、内溶液が中空部で水滴を形成した場合でも、中空部に残存した内溶液を除去操作によってさらに容易に除去できるため、排液性がさらにより良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易なプラスチックアンプルを提供することができる。
態様13に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様8〜12のいずれかの考案の効果に加えて、中空部の水平方向の最大寸法を9mm〜11mmの寸法に形成したので、内溶液が中空部で水滴を形成した場合でも、中空部に残存した内溶液を除去操作によってさらに容易に除去できるため、排液性がさらに良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易なプラスチックアンプルを提供することができる。
態様14に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様8〜13のいずれかの考案の効果に加えて、頭部を口部から切り離した際に頭部に形成される開口部の内径寸法を5mm〜6mmの寸法に形成したので、内溶液が中空部で水滴を形成した場合でも、中空部に残存した内溶液を除去操作によってさらに容易に除去できるため、排液性がさらに良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易なプラスチックアンプルを提供することができる。
態様15に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様14の考案の効果に加えて、中空部の上下方向の最小寸法を開口部の内径寸法以上の寸法に形成したので、内溶液が中空部で水滴を形成した場合でも、中空部に残存した内溶液を除去操作によってさらに容易に除去できるため、排液性がさらに良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易なプラスチックアンプルを提供することができる。
態様16に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、頭部内の中空部をおわん形に形成し、且つ、該中空部の寸法を、上下方向の最小寸法を4mm〜10mm、上下方向の最大寸法を5mm〜13mm、水平方向の最大寸法を9mm〜11mmの寸法に形成し、また、頭部を口部から切り離した際に頭部に形成される開口部の内径寸法を5mm〜6mmの寸法に形成したので、排液性が非常に良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易なプラスチックアンプルを提供することができる。
態様17に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様1〜16のいずれかの考案の効果に加えて、材質をポリエチレン樹脂としたので、開封が容易であると共に取り扱いの容易なプラスチックアンプルを提供することができる。
態様18に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様1〜17のいずれかの考案の効果に加えて、小分け用薄肉部を介して複数のプラスチックアンプルを連設してプラスチックアンプルブロックを形成したので、低コストで大量生産することが可能のプラスチックアンプルを提供することができる。
態様19に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様18の考案の効果に加えて、隣接する各プラスチックアンプの各摘み部の間が分離されているので、プラスチックアンプルブロックから個々のプラスチックアンプルを切り離す部分が少なくなるため、切り離し作業が容易なプラスチックアンプルを提供することができるとなる。
態様20に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様1〜19のいずれかの考案の効果に加えて、頭部の切り離し部に連設される部位の壁厚を、切り離し部より厚く形成したので、プラスチックアンプルの開封時に頭部と一体の摘み部を捩じった際に、捩じり力が切り離し部に効率的に伝達されるため、頭部の下端部が変形することがなくなり、開封性がより向上したプラスチックアンプルを提供することができる。
態様21に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様20の考案の効果に加えて、頭部の切り離し部に連設される部位の壁厚を、切り離し部の壁厚よりも1.2倍〜1.8倍の厚さで形成したので、プラスチックアンプルの開封時に頭部と一体の摘み部を捩じった際に、捩じり力が切り離し部により効率的に伝達されるため、頭部の下端部が変形することがなくなり、開封性がさらに向上したプラスチックアンプルを提供することができる。
態様22に記載のプラスチックアンプルに係る考案によれば、態様20又は21の考案の効果に加えて、頭部及び口部の切り離し部に連設される部位の壁厚を、ほぼ同じ厚さに形成したので、頭部に充分な硬度が与えられ、開封時に捩じり力が切り離し部により効率的に伝達されるため、頭部の下端部が変形することがなくなり、優れた開封性のプラスチックアンプルを提供することができる。
態様23に記載の薬液充填プラスチックアンプルに係る考案によれば、本体部の口部に連設される頭部内の中空部をおわん形に形成したので、頭部内の中空部に残存した内溶液を除去操作により本体部内に容易に落下させることができるため、内溶液の大部分を使用することができ、且つ中空部に残存した内溶液が開封時に飛散することがなく、上記形成により開封性にも優れた取り扱いの容易な薬液充填プラスチックアンプルを提供することができる。
態様24に記載の薬液充填プラスチックアンプルに係る考案によれば、頭部内の中空部をおわん形に形成し、且つ、該中空部の寸法を、上下方向の最小寸法を3mm〜10mm、上下方向の最大寸法を4mm〜13mm、水平方向の最大寸法を8mm〜12mmの寸法に形成し、また、頭部を口部から切り離した際に頭部に形成される開口部の内径寸法を4mm〜7mmの寸法に形成したので、排液性が良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易な薬液充填プラスチックアンプルを提供することができる。
態様25に記載の薬液充填プラスチックアンプルに係る考案によれば、頭部内の中空部をおわん形に形成し、且つ、該中空部の寸法を、上下方向の最小寸法を4mm〜10mm、上下方向の最大寸法を5mm〜13mm、水平方向の最大寸法を9mm〜11mmの寸法に形成し、また、頭部を口部から切り離した際に頭部に形成される開口部の内径寸法を5mm〜6mmの寸法に形成したので、排液性が非常に良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易な薬液充填プラスチックアンプルを提供することができる。
態様26に記載の薬液充填プラスチックアンプルに係る考案によれば、態様23の考案の効果に加えて、態様2〜6、8〜15及び17のいずれかに記載のプラスチックアンプルを用いたので、排液性がさらに良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易な薬液充填プラスチックアンプルを提供することができる。
態様27に記載の薬液充填プラスチックアンプルに係る考案によれば、態様26の考案の効果に加えて、薬液が水性注射用液であるため、排液性が良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易な薬液充填プラスチックアンプルを提供することができる。
態様28に記載の薬液充填プラスチックアンプルに係る考案によれば、態様26の考案の効果に加えて、薬液が懸濁液又は乳濁液の注射用液であるため、排液性が良好で、中空部に内溶液が残存することがなく、開封性にも優れた取り扱いの容易な薬液充填プラスチックアンプルを提供することができる。
本考案の実施の形態に係るプラスチックアンプルの正面図(A)及び側面図(B)である。 図1に示すプラスチックアンプルの底面図(A)及び上面図(B)である。 図1に示すプラスチックアンプルを複数連設して一体成形したプラスチックアンプルブロックの一部を断面で示す正面図である。 図1に示すプラスチックアンプルの頭部を断面で示す正面図(A)、図6に示す従来のプラスチックアンプルの頭部を断面で示す正面図(B)及び従来の他のプラスチックアンプルの頭部を断面で示す正面図(C)である。 本考案の別の実施の形態に係るプラスチックアンプルの頭部を断面で示す正面図(A)、(B)、(C)である。 従来のプラスチックアンプルを複数連設して一体成形したプラスチックアンプルブロックを示す正面図である。 図1に示すプラスチックアンプルの切り離し部付近を断面で示す正面図(A)、図4に示す従来のプラスチックアンプルの切り離し部付近を断面で示す正面図(B)及び従来の他のプラスチックアンプルの切り離し部付近を断面で示す正面図(C)である。 本考案の実施の形態に係るプラスチックアンプルと従来のプラスチックアンプルの排液性試験の結果を示す表である。 本考案の実施の形態に係るプラスチックアンプルと従来のプラスチックアンプルの壁厚を測定した結果を示す表である。
以下、本考案の実施の一形態に係るプラスチックアンプルを図1〜図4(A)に基づいて説明する。
図1(A)及び(B)に示すように、本考案の実施の一形態に係るプラスチックアンプル1は、本体部2と、本体部2の上部を構成する口部3と、口部3に切り離し部10を介して連設した頭部6と、プラスチックアンプル1を開封する際に頭部6に捩じり力を作用させる摘み部9と、から基本的に構成されている。
なお、本考案の実施の形態に係るプラスチックアンプル1は、通常ポリエチレン樹脂(PE)からブロー・フィル・シール法により成形され、その際、図3に示すように、例えば5本のプラスチックアンプルが同時に成形される。ブロー・フィル・シール法によりプラスチックアンプルを製造することは、従来から普通に実施されている製造技術であるので、詳細な説明は省略する(特公昭36−5985号公報などを参照)。
本考案の実施の一形態として、図1に示すプラスチックアンプル1に基づいて説明するが、本考案の別の実施の形態として、上述したようなプラスチックアンプル1に薬液である内溶液14を充填したアンプル製剤として実施することもできる。そして、本考案の別の実施の形態に係る薬液充填プラスチックアンプルの内溶液14としては、水性溶液、懸濁液、乳濁液等の注射剤等が挙げられるが、通常、薬液として用いられている内容液であれば、特に限定されるものではない。また、本考案のプラスチックアンプルは種々の用途に用いることができ、上記薬液に限定されず、液体状の化粧品、化学品(試薬等)、食品(調味料等)等を内容液として該プラスチックアンプルに充填することができる。
以下、本考案の実施の一形態に係るプラスチックアンプル1を詳細に説明する。図1〜図3に示すように、プラスチックアンプル1の本体部2は円筒状に形成され、内部に内溶液14が充填される。本体部2の下部は底部12で閉鎖されており、また、本体部2の上部は縮径されて本体部2よりも小径の口部3が連設されている。口部3の上部は口部3よりもさらに縮径されて肩部5が形成され、肩部5の上端部は切り離し部10を介して頭部6の下端部に連設されている。本体部2、口部3及び肩部5は、連結部11で一体に補強されている。この連結部11は、図3に示すように、例えば5本のプラスチックアンプル1からなるプラスチックアンプルブロックをブロー・フィル・シール法により成形した際に、隣接するプラスチックアンプル1、1の間に形成され、その後、小分け用薄肉部13の部分で分離され、単独のプラスチックアンプル1とされる。
図1(A)及び(B)に示すように、頭部6は、上部から下部になだらかに湾曲する略半円球形状のおわん形に形成されている。頭部6の下部は切り離し部10を介して口部3の上端部(肩部5の上端部)に連設されている。頭部6は、口部3との連設部(切り離し部10)を除いて摘み部9で囲繞されており、摘み部9と頭部6との間は連結部11と同様に、ブロー・フィル・シール法による成形時に一体に融着されている。摘み部9は連結部11と略同じ幅(図1(A)の左右方向の幅)に形成されているが、摘み部9と連結部11との間(切り離し部10の延長線上の部位)は分離されている。プラスチックアンプル1を直立静置した場合に、重心を低くして安定化させるために、摘み部9の内部は中空構造に形成されている方が好ましい。また、ブロー・フィル・シール法等により頭部6を「おわん形」に形成したときは、図7(A)に示すように、頭部6の切り離し部10に連設される部位(切り離し部付近、例えば、切り離し部10の上1mmの部位)の壁厚pは、切り離し部10の壁厚qよりも厚く形成される。このため、プラスチックアンプル1の開封時に頭部6と一体の摘み部9を指で捩じると、頭部6の切り離し部10に隣接する部位(頭部6の下部)が変形することなく、捩じり力が切り離し部10に効率的に伝達され、プラスチックアンプルの開封性が向上される。良好な開封性のためには、頭部6の切り離し部10に連設される部位の壁厚pは、切り離し部10の壁厚qよりも1.2〜1.8倍の厚さで形成するのが好ましい。さらに、頭部6及び口部3の切り離し部に連設される部位の壁厚p及び壁厚rを、ほぼ同じ厚さに形成することも好ましく、より具体的には、両者を±10%内の範囲の厚さとすることが好ましい。
また、図3に示すように、プラスチックアンプルブロックに成形した状態で、隣接するプラスチックアンプル1、1の摘み部9、9の間は分離されて形成されており、使用時に個々のプラスチックアンプル1に分離する際に小分け用薄肉部13の部分のみを分離するように形成されている方が好ましい。そして、頭部6の内部に中空部8が形成されており、この中空部8の下部が開口部4を介して口部5、すなわち、本体部2の内部空間に連通されている。
図4(A)に基づいて、充填可能な容量が5mL〜20mL程度のプラスチックアンプル1における頭部6の中空部8の内部形状についてさらに詳細に説明する。中空部8は頭部6の形状と概ね相似形の「おわん形」に形成されており、中空部8の下端部(頭部6の開口部4の部位に相当)と中空部8の上端部(図4(A)では中空部8の水平方向の最大寸法W'の部位)との間の上下方向の寸法(中空部8の内面7の高さ、以下、最小寸法という)Hは、中空部8に残存した内溶液14が中空部8の内面7に付着せず、除去操作によって容易に排液されるように、3mm〜10mm、好ましくは4mm〜10mm、より好ましくは5mm〜10mm、さらに好ましくは5.5mm〜8.5mmに設定するのが好ましい。
ここで、本考案の実施の形態において、「おわん形」とは、図4(A)に加えて図5(A)〜(C)で示される形状をも包含し、中空部8の内面7の上端部から下方に向ってなだらかに湾曲して開口部4に達するほぼ弧状の内面7を有する形状を意味する。この内面7は、必ずしも全体が湾曲して弧状に形成されていなくてもよく、部分的に直線部分を有してもよい。中空部8の上部内面は、如何なる形状でもよいが、なるべく中空部8の容積を大きくし、中空部8の内面に残液が付着しやすい鋭角なコーナーを生じさせないためには、上方向に突出した形状が好ましい。従って、中空部8の下端部と中空部8の上部内面の頂部(上部内面の幅方向の略中心に位置する部位)との間の上下方向の寸法(以下、最大寸法という)H’は4mm〜13mmに設定することができ、5mm〜13mmに設定するのが好ましく、6mm〜12mmに設定するのがより好ましい。中空部8の上部内面は上方に突出した形状の方が好ましい。すなわち、上記最大寸法H’は、上記最小寸法H以上の寸法に設定する方が好ましい。
本考案の実施の形態に係るプラスチックアンプルの特徴の一つは、図4(A)及び図5(A)〜(C)で示されるように、上記の如く中空部8を「おわん形」に形成されていることである。中空部8をおわん形の形状にすることによって、内溶液14が中空部8内に残存した場合でも、簡便な除去操作を行うことによって、中空部8に残存した内溶液14の水滴が、中空部8の内面7の形状に沿ってスムーズに落下して、開口部4から本体部2内に戻されるのである。この場合、中空部8の上部内面が上方に突出した形状の方が中空部8の内面に残液が付着しやすい鋭角なコーナーが生じないため、残液の排出にはさらに有利である。
さらに中空部8内に残存した内溶液14を確実に開口部4から本体部2内に戻すために、本考案の実施の形態に係るプラスチックアンプル1では、中空部8の内部の空間を十分にとる形状にしたのが特徴である。従来のプラスチックアンプルの場合は、特に、中空部8の上下方向の寸法が小さいので、図4(B)及び(C)の中空部8a、8bの端の箇所に内溶液14が付着して排液することができない。これに対して、本考案の実施の形態に係るプラスチックアンプル1では、中空部8の下端部と上端部との間の上下方向の最小寸法Hを5mm以上の寸法に設定した。中空部8を形成する頭部6は、上下方向の寸法が大きすぎると、摘み部9を摘んで捩じ切るときに邪魔になることがあるので、最小寸法Hは10mm以下が好ましい。従って、中空部8の上下方向の最小寸法Hは3〜10mmとすることができ、好ましくは4〜10mm、より好ましくは5mm〜10mm、さらにより好ましくは5.5mm〜8.5mmであることが本考案の特徴の一つである。このような最小寸法Hに設定することによって、中空部8に残存した内溶液14が除去操作によって容易に排液可能なプラスチックアンプル1を提供することができる。
以上のように、本考案の実施の形態に係るプラスチックアンプル1では、中空部8の形状をおわん形に形成すると共に、中空部8の下端部と上端部との間の最小寸法Hは、例えば5mm〜10mmの寸法であるので、内溶液14が中空部8内に残存した場合でも、簡便な除去操作(使用前にプラスチックアンプル1の頭部6側を上にして手で握った状態でプラスチックアンプル1を振って残存した内容液14を本体部2内に落下させて除く動作)を行うことによって、中空部8に残存した内溶液14の水滴が、中空部8の内面7の形状に沿ってスムーズに落下して、開口部4から本体部2内に戻される。また、中空部8の容積が大きい方が排液性がより確実になるため、図4(A)に示すように、中空部8の下端部と上部内面の頂部との間の最大寸法H’は4mm〜13mmにすることができ、5mm〜13mmに設定するのが好ましく、6mm〜12mmに設定するのがより好ましい。このように最大寸法H'を設定することにより、中空部8に残存した内容液14を除去操作によって開口部4から本体部2内に確実に落下する。
さらに、図4(A)に示すように、本考案の実施の形態に係るプラスチックアンプル1では、中空部8の水平方向の最大寸法(中空部8の水平方向の最大径の部位)W'は、大きい方が中空部8の容積が大きくなり排液性が確実になるが、プラスチックアンプル1の口部3の水平方向の寸法より小さい寸法が好ましいので、8mm〜12mmの寸法に設定したが、9mm〜11mmの寸法であることがより好ましい。
また、本考案の実施の形態に係るプラスチックアンプル1では、図4(A)に示すように、頭部6の下端部の開口部4の内径寸法Wも4mm以上の寸法に設定するのが好ましい。このように、開口部4の内径寸法Wを4mm以上に設定することにより、除去操作を行ったときに、中空部8に残存した内容液14は開口部4から本体部2内に容易に落下する。さらに、中空部8の下端部と上端部との間の最小寸法Hを開口部4の内径寸法Wよりも大きい寸法(最小寸法H=内径寸法Wを含む)に形成した場合には、中空部8に残存した内容液14を確実に本体部2内に落下させることができるためより好ましい。開口部4の内径寸法Wは大きい方がよいとも考えられるが、頭部6を捩じ切った後、開口部4から注射筒の先をプラスチックアンプル1内に挿入して内容液14を吸い出すとき、7mmより大きい寸法では横又は下方にプラスチックアンプル1を傾けた場合に、内容液14が漏れ出すおそれがある。従って、本考案の実施の形態に係るプラスチックアンプル1では開口部4の内径寸法Wは、4mm〜7mmが好ましく、5mm〜6mmであることがより好ましい。
次に、図8に基づいて、本考案の実施の形態に係るプラスチックアンプルと従来のプラスチックアンプルの排液性を比較した評価試験について説明する。
(排液性試験)
(1)実施品として、図4(A)に示すプラスチックアンプル(容量5mL、内溶液容量 3mL)を、また、従来品として、図4(B)に示すプラスチックアンプル(容量 5mL、内溶液容量3mL)を、それぞれ5個準備した。なお、実施品および従来 品の内容液は水であり、プラスチックアンプルの材質は同種のポリエチレン樹脂で ある。
(2)排液性試験は、A〜Eの5人の試験者が実施した。
(3)排液性試験の評価は、各試験者が、プラスチックアンプルの頭部側を下にして、頭 部内に内溶液を充填させた後、プラスチックアンプルの頭部側を上にして手で握っ た状態でプラスチックアンプルを一度振った後に、頭部内に残存した内容液の残液 量を計測することにより行った。
(排液性試験の評価)
図8に示すように、試験者A〜Eのうち4人は、実施品の残液量が従来品の残液量よりも少なく、実施品の平均残液量は、0.016gであり、また、従来品の平均残液量は、0.027gであった。
図8の排液性試験の結果から見て、実施品は、従来品と比較して、排液性が優れていることが判明した。
次に、本考案の実施の形態に係るプラスチックアンプルと従来のプラスチックアンプルの開封性を比較した評価試験について説明する。
(開封性試験)
(1)実施品(おわん形)として、図4(A)に示すプラスチックアンプル(容量5mL )を、また、従来品(標準形)として、図4(B)に示すプラスチックアンプル( 容量5mL)を、それぞれ5個準備した。
(2)開封性試験は、6人の試験者が実施した。
(3)排液性試験の評価は、各試験者の感覚で、実施品と従来品の「開け易さ」を比較す ることにより行った。
(開封性試験の評価)
6人の試験者の内3人は、実施品が開け易いと判定し、残りの3人は、実施品も従来品も開け易さは変わらないと判定した。
(医療機関における医師、看護師の評価)
医療機関5施設において、16人の医師、看護師、薬剤師に上記実施品を使用してもらい、使用感について意見聴取を行った。
調査結果をまとめると、実施品の開封性は全ての医療機関から「開け易い」との意見が得られたが、図4(B)と同形状の市販品(既存製品)については、開封時に樹脂が切れ難いことがあるという意見であった。また中空部に液が残っている場合には、市販品では液の飛散に対する不満が3施設であったが、本考案の実施品については、飛び散り難いとの評価であった。
以上の開封性試験の結果及び医療機関における評価から見て、実施品は、従来品と比較して、開封性が優れ、液が飛散し難くなっていることが判明した。
本考案の実施の形態に係るプラスチックアンプルも従来のプラスチックアンプルもブロー・フィル・シール法により製造されたものであるが、本考案実施品の方が従来のものよりも開封性に優れているという結果が得られたので、その理由について考察した。
(プラスチックアンプルの壁厚の比較)
図4(A)に示すプラスチックアンプルの実施品(おわん形)の切り離し部10、及びその上下1mmの部位でプラスチックアンプルを輪切りに切断し、各切断部位の壁厚をマイクロスコープを用いて測定した。また、図4(B)に示す従来品(標準形)のプラスチックアンプルも同様に切断して測定を行った。測定は各6個ずつ行い、平均値を求めた。
(壁厚を測定した結果)
図9に示すように、本考案の実施品は開口部上(切り離し部10の1mm上の頭部6の部位)の壁厚pと開口部下(切り離し部10の1mm下の口部5の部位)の壁厚rはほぼ同じであったが、従来品では開口部上の壁厚pは開口部下の壁厚rの半分にも満たなかった。さらに従来品では、開口部(切り離し部10の部位)の壁厚qよりも開口部上の壁厚pは薄かった。実施品及び従来品を開封した後の開口部4又は4aを観察すると、実施品はほぼ円形に等しい開口部であるが、従来品では変形した開口部となっていた。壁厚の測定結果からは、プラスチックアンプルの開封時に頭部6aと一体の摘み部9aを捩じった際に、従来品では壁厚が薄いために頭部が変形して、捩じり力が切り離し部に伝わりにくいために、開封性が悪いことが判明した。また、従来品では開封時に頭部6aが変形することによって、頭部6aに残存した内容液が、変形した頭部6aが開封直後に元の形状に戻ろうとする動きによって、残液が飛散し易いことも見出された。
これに対して、本考案の実施品は開口部上の頭部が開口部下とほぼ同じ充分な壁厚を有することによって、開封時に頭部6が変形しないので、捩じり力が切り離し部10に効率的に伝わるために開封性に優れ且つ残液が飛散し難いという特徴を有することが明らかになった。
ちなみに、図9の本考案実施品は10gのポリエチレン樹脂量、従来品は11gの同樹脂量で作製した試作品である。実施品及び従来品は種々の樹脂量で試作して最も開封性の良いものを選んだ結果である。このように、従来品よりも優れた開封性を有する本考案実施品がより少ない樹脂量で製造可能であり、経済的にも有利である。
図1に示すプラスチックアンプル1(容量5mL、内溶液容量3mL)において、頭部6の中空部8の寸法を以下のように設定した〔図4(A)を参照〕。
中空部8の水平方向の最大寸法(中空部8の水平方向の最大径部の寸法)W’:10mm、中空部8の上下方向の最大寸法(中空部8の下端部と上部内面の頂部との間の上下方向の中心部の高さ)H’:7mm、中空部8の上下方向の最小寸法(中空部8の内面7の高さ)H:6mm、開口部4の内径寸法W:5.5mm。
ここで、中空部8の内面7の高さは、中空部8の下端部(開口部4及び切り離し部10の部位に相当)と中空部8の上端部(中空部8の水平方向の最大径部)との間の上下方向の寸法である。
この実施例に係るプラスチックアンプル1では、中空部8に内溶液14が残存している状態で、使用前にプラスチックアンプル1を振って中空部8に残存した内容液14を本体部2内に落下させる除去操作を行うことによって、該内溶液14は、中空部8の内面7に沿って落下して開口部4から本体部2内に確実に回収することができ、内溶液14の大部分を使用することができた。この結果、この実施例に係るプラスチックアンプル1では、頭部6の中空部8を上記寸法のおわん形に形成することにより中空部8からの内溶液14の排液性が向上することが示された。このプラスチックアンプル1では、中空部8に残存した内容液14を確実に排液することができ、開封時に中空部8に残存する内溶液14が飛散してしまうことがなくなった。また、実際に開封性を試験した結果、下記比較例1の従来品より優れた開封性を有することが示された(上記排液性試験及び開封性試験参照)。
また、図5(A)〜(C)に示す実施の形態でも、図4(A)に示す実施の形態と同様に、中空部8の寸法を、中空部8の水平方向の最大寸法(中空部8の水平方向の最大径部の寸法)W':10mm、中空部8の上下方向の最大寸法(中空部8の下端部と上部内面の頂部との間の上下方向の中心部の高さ)H':7mm、中空部8の上下方向の最小寸法(中空部8の内面7の高さ)H:6mm、開口部4の内径寸法W:5.5mmに設定した。
ここで、中空部8の内面7の高さは、図5(A)及び(B)に示す実施の形態では、中空部8の下端部(開口部4の部位に相当)と中空部8の水平方向の最大径部との間の上下方向の寸法であり、また、図5(C)に示す実施の形態では、中空部8の下端部(開口部4の部位に相当)と中空部8の内面7の変移部位(内面7が湾曲面から円錐面に変化する部位)との間の上下方向の寸法である。
その結果、図5(A)〜(C)に示す実施の形態でも、図4(A)に示す形態と同様に、中空部8からの内溶液14の排液性が向上することが確認され、中空部8に残存した内容液14を確実に排液することができ、開封時に中空部8に残存する内溶液14が飛散してしまうことがなくなった。
比較例1
図4(B)に示すプラスチックアンプル(容量5mL、内溶液容量3mL)において、頭部6aの中空部8aの寸法を以下のように設定した。
中空部8aの水平方向の最大寸法(中空部8aの水平方向の最大径部)Wa’:10mm、中空部8aの上下方向の最大寸法(鉛直方向中心部の高さ)Ha’:5mm、中空部8aの上端部と下端部との間の上下方向の最小寸法(中空部8aの内面7aの高さ)Ha:4mm、開口部4aの内径寸法Wa:5.5mm。
図4(B)に示すプラスチックアンプルでは、中空部8aに残存した内溶液14は、前記実施例と同様の除去操作を施しても、中空部8aに残存した内溶液14は中空部8aの内面7aに付着したままで中空部8aに残存してしまい除去できなかった。また、開封性試験においては、上記の本考案実施品に比べて開封性が劣る結果が示された(上記排液性試験及び開封性試験参照)。
比較例2
図4(C)に示すプラスチックアンプル(容量5mL、内溶液容量3mL)において、頭部6bの中空部8bの寸法を以下のように設定した。
中空部8bの水平方向の最大寸法(中空部8bの内面7bの下端周縁部)Wb’:10mm、中空部8bの上下方向の最大寸法(鉛直方向中心部の高さ)Hb’:5mm、中空部8bの上端部と下端部との間の上下方向の最小寸法(中空部8bの内面7bの高さ)Hb:4mm、開口部4bの内径寸法Wb:5.5mm。
ここで、中空部8bの上端部と下端部との間の上下方向の最小寸法(中空部8bの内面7bの高さ)Hbは、開口部4b(切り離し部10b)の内周縁端部から鉛直方向上方の内面7bとの交点との間の上下方向の寸法である。
図4(C)に示すプラスチックアンプルでは、中空部8bに残存した内溶液14は、前記実施例と同様の除去操作を施しても、比較例2と同様に、中空部8bに残存した内溶液14は中空部8bの内面7bに付着したままで中空部8bに残存してしまい除去できなかった。
1、1a プラスチックアンプル、2、2a 本体部、3、3a、3b 口部、4、4a、4b 開口部、5 肩部、6、6a、6b 頭部、7、7a、7b 内面、8、8a、8b 中空部、9、9a、9b 摘み部、10、10a、10b 切り離し部、11、11a 連結部、12 底部、13、13a 小分け用薄肉部、14 内溶液、p 頭部の切り離し部に連設される部位の壁厚、q 切り離し部の壁厚、r 口部の切り離し部に連設される部位の壁厚

Claims (13)

  1. 本体部と、該本体部の口部に切り離し部を介して連設された頭部と、該頭部に連設された摘み部と、を備え、前記摘み部を捩じることにより前記頭部を前記口部から切り離して開封するプラスチックアンプルであって、
    前記頭部内の中空部をおわん形に形成したことを特徴とするプラスチックアンプル。
  2. 頭部の切り離し部に連設される部位の壁厚を、切り離し部よりも厚く形成したことを特徴とする請求項1に記載のプラスチックアンプル。
  3. 頭部の切り離し部に連設される部位の壁厚を、切り離し部の壁厚よりも1.2倍〜1.8倍の厚さで形成したことを特徴とする請求項2に記載のプラスチックアンプル。
  4. 前記中空部の寸法を、上下方向の最小寸法を3mm〜10mm、上下方向の最大寸法を4mm〜13mm、水平方向の最大寸法を8mm〜12mmの寸法に形成し、また、前記頭部を前記口部から切り離した際に前記頭部に形成される開口部の内径寸法を4mm〜7mmの寸法に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプラスチックアンプル。
  5. 前記中空部の寸法を、上下方向の最小寸法を4mm〜10mm、上下方向の最大寸法を5mm〜13mm、水平方向の最大寸法を9mm〜11mmの寸法に形成し、また、前記頭部を前記口部から切り離した際に前記頭部に形成される開口部の内径寸法を5mm〜6mmの寸法に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプラスチックアンプル。
  6. ブロー・フィル・シール法により製造されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のプラスチックアンプル。
  7. 本体部と、該本体部の口部に切り離し部を介して連設された頭部と、該頭部に連設された摘み部と、を備え、前記摘み部を捩じることにより前記頭部を前記口部から切り離して開封する薬液充填プラスチックアンプルであって、
    前記頭部内の中空部をおわん形に形成したことを特徴とする薬液充填プラスチックアンプル。
  8. 頭部の切り離し部に連設される部位の壁厚を、切り離し部よりも厚く形成したことを特徴とする請求項7に記載の薬液充填プラスチックアンプル。
  9. 頭部の切り離し部に連設される部位の壁厚を、切り離し部の壁厚よりも1.2倍〜1.8倍の厚さで形成したことを特徴とする請求項8に記載の薬液充填プラスチックアンプル。
  10. 前記中空部の寸法を、上下方向の最小寸法を3mm〜10mm、上下方向の最大寸法を4mm〜13mm、水平方向の最大寸法を8mm〜12mmの寸法に形成し、また、前記頭部を前記口部から切り離した際に前記頭部に形成される開口部の内径寸法を4mm〜7mmの寸法に形成したことを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の薬液充填プラスチックアンプル。
  11. 前記中空部の寸法を、上下方向の最小寸法を4mm〜10mm、上下方向の最大寸法を5mm〜13mm、水平方向の最大寸法を9mm〜11mmの寸法に形成し、また、前記頭部を前記口部から切り離した際に前記頭部に形成される開口部の内径寸法を5mm〜6mmの寸法に形成したことを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の薬液充填プラスチックアンプル。
  12. ブロー・フィル・シール法により製造されたことを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の薬液充填プラスチックアンプル。
  13. 小分け用薄肉部を介して複数のプラスチックアンプルを連設してプラスチックアンプルブロックを形成したことを特徴とする請求項6又は12に記載のプラスチックアンプル又は薬液充填プラスチックアンプル。
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