JP3149122B2 - 固形腸溶製剤のコーティング用基剤 - Google Patents
固形腸溶製剤のコーティング用基剤Info
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- A61K9/2833—Organic macromolecular compounds
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、腸内で溶解して薬理作
用を発揮する固形腸溶製剤をコーティングする基剤に関
するものである。
用を発揮する固形腸溶製剤をコーティングする基剤に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】固形腸溶製剤は腸溶性コーティングされ
ており、酸に弱い薬物を胃酸から保護するとともに胃液
に対する刺激、障害を有する薬物から胃粘膜を保護し、
腸に至って溶解して薬理作用を発揮する。コーティング
用基剤には、セルロース系ポリマー、ビニル系ポリマ
ー、アクリル系ポリマーがある。具体的にセルロース系
ポリマーにはセルロースアセテートフタレート、セルロ
ースアセテートトリメリテート、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロースフタレート、ヒドロキシプロピルメチル
セルロースアセテートサクシネート、カルボキシメチル
エチルセルロースが挙げられ、ビニル系ポリマーにはポ
リビニルアルコールアセテートフタレートが挙げられ、
アクリル系ポリマーにはメタアクリル酸とアクリル酸エ
チルの共重合体が挙げられる。
ており、酸に弱い薬物を胃酸から保護するとともに胃液
に対する刺激、障害を有する薬物から胃粘膜を保護し、
腸に至って溶解して薬理作用を発揮する。コーティング
用基剤には、セルロース系ポリマー、ビニル系ポリマ
ー、アクリル系ポリマーがある。具体的にセルロース系
ポリマーにはセルロースアセテートフタレート、セルロ
ースアセテートトリメリテート、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロースフタレート、ヒドロキシプロピルメチル
セルロースアセテートサクシネート、カルボキシメチル
エチルセルロースが挙げられ、ビニル系ポリマーにはポ
リビニルアルコールアセテートフタレートが挙げられ、
アクリル系ポリマーにはメタアクリル酸とアクリル酸エ
チルの共重合体が挙げられる。
【0003】腸溶性ポリマーである前記コーティング用
基剤を有機溶剤に溶解したり、水性ラテックスあるいは
水分散液にしてコーティング液とし、薬剤に塗布する。
これらのコーティング用基剤は溶解pHが5〜7の範囲
である。コーティング液が乾燥して薬剤を覆う皮膜とな
り、固形腸溶製剤が得られる。
基剤を有機溶剤に溶解したり、水性ラテックスあるいは
水分散液にしてコーティング液とし、薬剤に塗布する。
これらのコーティング用基剤は溶解pHが5〜7の範囲
である。コーティング液が乾燥して薬剤を覆う皮膜とな
り、固形腸溶製剤が得られる。
【0004】薬剤を覆う皮膜の溶解性は、固形腸溶製剤
の薬理作用に非常に大きな影響を及ぼす。固形腸溶製剤
が小腸に達する前に、皮膜がある程度溶解して薬剤の放
出が始まっていないと、薬剤を完全に放出しきらないう
ちに固形腸溶製剤が小腸を通過してしまうからである。
このため皮膜の主成分である腸溶性ポリマーの溶解性に
ついては古くから検討されている。
の薬理作用に非常に大きな影響を及ぼす。固形腸溶製剤
が小腸に達する前に、皮膜がある程度溶解して薬剤の放
出が始まっていないと、薬剤を完全に放出しきらないう
ちに固形腸溶製剤が小腸を通過してしまうからである。
このため皮膜の主成分である腸溶性ポリマーの溶解性に
ついては古くから検討されている。
【0005】Remington's Pharmaceutical Sciences,13
th ed., P.604 :Mack Publishing Co.(1965) には、腸
溶性ポリマーの分子内にカルボキシル基と疎水性基とが
存在し、特定のpHを示す溶媒内でカルボキシル基が解
離して、腸溶性ポリマーが溶解することが記載されてい
る。例えば、市販のヒドロキシプロピルメチルセルロー
スアセテートサクシネートはヒドロキシプロピルメチル
セルロースにカルボキシル基(サクシノイル基)と疎水
性基(アセチル基)とが置換したものである。サクシノ
イル基とアセチル基との置換度を変化させて、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロースアセテートサクシネートの
溶解性をコントロールできる。AqueousPolymeric Coat
ings for Pharmaceutical Dosage Forms, T.Nagai et.
al.,Chapter 3, p.108 :Marcel Dekker, Inc.(1989)に
は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサ
クシネートは溶解pHが5〜7の範囲であることが記載
されている。
th ed., P.604 :Mack Publishing Co.(1965) には、腸
溶性ポリマーの分子内にカルボキシル基と疎水性基とが
存在し、特定のpHを示す溶媒内でカルボキシル基が解
離して、腸溶性ポリマーが溶解することが記載されてい
る。例えば、市販のヒドロキシプロピルメチルセルロー
スアセテートサクシネートはヒドロキシプロピルメチル
セルロースにカルボキシル基(サクシノイル基)と疎水
性基(アセチル基)とが置換したものである。サクシノ
イル基とアセチル基との置換度を変化させて、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロースアセテートサクシネートの
溶解性をコントロールできる。AqueousPolymeric Coat
ings for Pharmaceutical Dosage Forms, T.Nagai et.
al.,Chapter 3, p.108 :Marcel Dekker, Inc.(1989)に
は、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサ
クシネートは溶解pHが5〜7の範囲であることが記載
されている。
【0006】米国特許第2093462号明細書には、
セルロースアセテートサクシネートおよびセルロースア
セテートマレエートは溶解pHが5〜6.5の範囲であ
り、セルロースアセテートフタレートの溶解性と同等で
あると記載されている。
セルロースアセテートサクシネートおよびセルロースア
セテートマレエートは溶解pHが5〜6.5の範囲であ
り、セルロースアセテートフタレートの溶解性と同等で
あると記載されている。
【0007】特公昭48−19391号公報には、セル
ロースアセテートに2塩基性のカルボン酸(フタル酸)
を置換してセルロースアセテートフタレートを生成した
場合、セルロースアセテートフタレートは溶解pHが
5.5であり、セルロースアセテートに3塩基性で解離
性が高く疎水性が低いトリメリット酸を置換してセルロ
ースアセテートトリメリテートを生成した場合、セルロ
ースアセテートトリメリテートは溶解pHが5.0であ
ることが記載されている。さらに、ヒドロキシプロピル
メチルセルロースにトリメリット酸を置換してヒドロキ
シプロピルメチルセルローストリメリテートを生成した
場合、ヒドロキシプロピルメチルセルローストリメリテ
ートは溶解pHが4.5であることも記載されている。
ロースアセテートに2塩基性のカルボン酸(フタル酸)
を置換してセルロースアセテートフタレートを生成した
場合、セルロースアセテートフタレートは溶解pHが
5.5であり、セルロースアセテートに3塩基性で解離
性が高く疎水性が低いトリメリット酸を置換してセルロ
ースアセテートトリメリテートを生成した場合、セルロ
ースアセテートトリメリテートは溶解pHが5.0であ
ることが記載されている。さらに、ヒドロキシプロピル
メチルセルロースにトリメリット酸を置換してヒドロキ
シプロピルメチルセルローストリメリテートを生成した
場合、ヒドロキシプロピルメチルセルローストリメリテ
ートは溶解pHが4.5であることも記載されている。
【0008】L.C.Lappas, W.Mckeehan, J.Pharm. Sci.,
54,176(1965)には、ビニルメチルエーテルとマレイン
酸の共重合体は水溶性であり、その共重合体内のアルキ
ル基の大きさにより共重合体の溶解性をコントロールで
き、共重合体は溶解pHが4.1〜8であると記載され
ている。
54,176(1965)には、ビニルメチルエーテルとマレイン
酸の共重合体は水溶性であり、その共重合体内のアルキ
ル基の大きさにより共重合体の溶解性をコントロールで
き、共重合体は溶解pHが4.1〜8であると記載され
ている。
【0009】このように固形腸溶製剤のコーティング用
基剤となる腸溶性ポリマーの溶解性を向上させる手段は
複数種類ある。しかし、前記に示された程度の溶解性で
は、固形腸溶製剤は内部の薬物を放出しきる前に小腸上
部を通過してしまうことがあり、十分な薬理作用を発揮
できない。薬理作用を十分発揮させるには、溶解pHが
4以下であるコーティング用基剤を開発して、固形腸溶
製剤の皮膜の溶解性をさらに向上させる必要があった。
基剤となる腸溶性ポリマーの溶解性を向上させる手段は
複数種類ある。しかし、前記に示された程度の溶解性で
は、固形腸溶製剤は内部の薬物を放出しきる前に小腸上
部を通過してしまうことがあり、十分な薬理作用を発揮
できない。薬理作用を十分発揮させるには、溶解pHが
4以下であるコーティング用基剤を開発して、固形腸溶
製剤の皮膜の溶解性をさらに向上させる必要があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の課題を
解決するためなされたもので、溶解pHが3〜4の範囲
にある固形腸溶製剤のコーティング用基剤を提供するこ
とを目的とする。
解決するためなされたもので、溶解pHが3〜4の範囲
にある固形腸溶製剤のコーティング用基剤を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めになされた本発明の固形腸溶製剤のコーティング用基
剤は、水溶性セルロース誘導体に、1グルコース環当た
り0.25〜0.5個のアセチル基および0.35〜
0.6個のマレイル基を置換して生成されるセルロース
アセテートマレエート類であり、溶解pHが3〜4であ
る。
めになされた本発明の固形腸溶製剤のコーティング用基
剤は、水溶性セルロース誘導体に、1グルコース環当た
り0.25〜0.5個のアセチル基および0.35〜
0.6個のマレイル基を置換して生成されるセルロース
アセテートマレエート類であり、溶解pHが3〜4であ
る。
【0012】水溶性セルロース誘導体には、例えばメチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロースが挙げられる。特に有機溶剤に対する溶解性が高
く、コーティング皮膜の強度が大きいヒドロキシプロピ
ルメチルセルロースが好適である。
ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロースが挙げられる。特に有機溶剤に対する溶解性が高
く、コーティング皮膜の強度が大きいヒドロキシプロピ
ルメチルセルロースが好適である。
【0013】水溶性セルロース誘導体の2重量%水溶液
の粘度は3〜10cPが好ましい。3cP未満では最終
的に得られる固形腸溶製剤のコーティングフィルムの強
度が不足する。10cPを越える場合には、溶媒に溶解
して反応するときの粘度が高くなり過ぎる。
の粘度は3〜10cPが好ましい。3cP未満では最終
的に得られる固形腸溶製剤のコーティングフィルムの強
度が不足する。10cPを越える場合には、溶媒に溶解
して反応するときの粘度が高くなり過ぎる。
【0014】水溶性セルロース誘導体に置換するアセチ
ル基とマレイル基との個数(置換数)は、生成物である
セルロースアセテートマレエート類の溶解性を左右す
る。アセチル基の置換数は、水溶性セルロース誘導体の
1グルコース環当たり0.2〜0.5個の範囲が適して
いる。0.2個未満ではアセチル基による疎水性が不十
分で耐酸性が不足してしまう。0.5個を越えると、セ
ルロースアセテートマレエート類は疎水性が強くなり過
ぎ、溶解pHが4より大きくなる。
ル基とマレイル基との個数(置換数)は、生成物である
セルロースアセテートマレエート類の溶解性を左右す
る。アセチル基の置換数は、水溶性セルロース誘導体の
1グルコース環当たり0.2〜0.5個の範囲が適して
いる。0.2個未満ではアセチル基による疎水性が不十
分で耐酸性が不足してしまう。0.5個を越えると、セ
ルロースアセテートマレエート類は疎水性が強くなり過
ぎ、溶解pHが4より大きくなる。
【0015】マレイル基の置換数は0.35〜0.6個
の範囲が適している。0.35個未満ではセルロースア
セテートマレエート類は、マレイル基の解離による溶解
が不十分となり、溶解pHが4より大きくなる。0.6
個を越えるとセルロースアセテートマレエート類は溶解
pHが3以下となり、コーティング用基剤としての耐酸
性が不足してしまう。さらに晶出・洗浄工程においても
多量のセルロースアセテートマレエート類が水に溶解し
てしまい、洗浄が困難となる。
の範囲が適している。0.35個未満ではセルロースア
セテートマレエート類は、マレイル基の解離による溶解
が不十分となり、溶解pHが4より大きくなる。0.6
個を越えるとセルロースアセテートマレエート類は溶解
pHが3以下となり、コーティング用基剤としての耐酸
性が不足してしまう。さらに晶出・洗浄工程においても
多量のセルロースアセテートマレエート類が水に溶解し
てしまい、洗浄が困難となる。
【0016】セルロースアセテートマレエート類は溶解
pHが3〜4の範囲にある。溶解pHは以下に述べる方
法で測定する。コーティング用基剤であるセルロースア
セテートマレエート類を有機溶剤等に溶かしコーティン
グ液とし、コーティング液をガラス板上にキャストして
厚さ100μmのフィルムを造る。フィルムを1cmX
1cmに切断し、日本薬局方崩壊試験方法に準じ補助筒
を用い、フィルムを溶解用溶媒に入れて、フィルムを溶
かすことができる溶媒のpHを調査する。溶解用溶媒に
は、pHの異なるマクヴァリン緩衝液数種類を使用す
る。
pHが3〜4の範囲にある。溶解pHは以下に述べる方
法で測定する。コーティング用基剤であるセルロースア
セテートマレエート類を有機溶剤等に溶かしコーティン
グ液とし、コーティング液をガラス板上にキャストして
厚さ100μmのフィルムを造る。フィルムを1cmX
1cmに切断し、日本薬局方崩壊試験方法に準じ補助筒
を用い、フィルムを溶解用溶媒に入れて、フィルムを溶
かすことができる溶媒のpHを調査する。溶解用溶媒に
は、pHの異なるマクヴァリン緩衝液数種類を使用す
る。
【0017】固形腸溶製剤のコーティング用基剤の具体
的な製造方法は以下に示す通りである。先ず、無水マレ
イン酸および無水酢酸を特定の割合で水溶性セルロース
誘導体に反応させる。この反応物に精製水を加えて冷却
し、置換反応を停止させる。反応終了後、酸(塩酸また
は硫酸等の鉱酸)を加え、反応液を大過剰の水に投入し
コーティング用基剤を十分に析出させる。その後、精製
水を用いて洗液が酸性を呈さなくなるまでコーティング
用基剤を洗浄する。コーティング用基剤はpHが3〜4
の溶媒に溶解するようになる。乾燥は流動層乾燥機等で
乾燥すればよく、必要に応じて粉砕、篩い分けを行なっ
てもよい。
的な製造方法は以下に示す通りである。先ず、無水マレ
イン酸および無水酢酸を特定の割合で水溶性セルロース
誘導体に反応させる。この反応物に精製水を加えて冷却
し、置換反応を停止させる。反応終了後、酸(塩酸また
は硫酸等の鉱酸)を加え、反応液を大過剰の水に投入し
コーティング用基剤を十分に析出させる。その後、精製
水を用いて洗液が酸性を呈さなくなるまでコーティング
用基剤を洗浄する。コーティング用基剤はpHが3〜4
の溶媒に溶解するようになる。乾燥は流動層乾燥機等で
乾燥すればよく、必要に応じて粉砕、篩い分けを行なっ
てもよい。
【0018】前記製造方法により得られたコーティング
用基剤をアセトン、塩化メチレン/アルコール、アルコ
ール/水等の有機溶剤に溶解するか、10μm以下に微
粉砕して水に分散するかしてコーティング液とする。こ
のコーティング液に製剤学的に認められる添加剤、例え
ば可塑剤、着色剤、顔料、粘着防止剤を加えたり、既存
のコーティング用基剤と組み合わせて溶出性や溶解性を
変えても差し支えない。
用基剤をアセトン、塩化メチレン/アルコール、アルコ
ール/水等の有機溶剤に溶解するか、10μm以下に微
粉砕して水に分散するかしてコーティング液とする。こ
のコーティング液に製剤学的に認められる添加剤、例え
ば可塑剤、着色剤、顔料、粘着防止剤を加えたり、既存
のコーティング用基剤と組み合わせて溶出性や溶解性を
変えても差し支えない。
【0019】コーティング処理はコーティング液をコー
ティング装置により薬剤に噴射すると同時に液を乾燥さ
せ膜を造ることで完了する。コーティング装置には、例
えば流動層コーティング装置、パンコーティング装置、
通気式回転ドラム型コーティング装置が挙げられる。
ティング装置により薬剤に噴射すると同時に液を乾燥さ
せ膜を造ることで完了する。コーティング装置には、例
えば流動層コーティング装置、パンコーティング装置、
通気式回転ドラム型コーティング装置が挙げられる。
【0020】
【作用】固形腸溶製剤を覆っている皮膜は溶解pHが3
〜4の範囲にあるコーティング用基剤を主成分としてい
る。従来のコーティング用基剤の溶解pHは5〜7であ
る。このため本案のコーティング用基剤を主成分とする
皮膜は、従来のものより酸性の溶媒に溶けやすい。
〜4の範囲にあるコーティング用基剤を主成分としてい
る。従来のコーティング用基剤の溶解pHは5〜7であ
る。このため本案のコーティング用基剤を主成分とする
皮膜は、従来のものより酸性の溶媒に溶けやすい。
【0021】固形腸溶製剤は胃液により皮膜がある程度
溶かされ、皮膜に覆われている内部の薬剤を放出し始め
る。胃液は酸性であるため、本案のコーティング用基剤
を主成分とした皮膜を溶かしやすい。胃液によってある
程度の皮膜が溶かされるため、固形腸溶製剤は小腸に達
した段階で内部の薬剤を放出しており、小腸を通過する
までに薬剤を完全に放出しきることができる。
溶かされ、皮膜に覆われている内部の薬剤を放出し始め
る。胃液は酸性であるため、本案のコーティング用基剤
を主成分とした皮膜を溶かしやすい。胃液によってある
程度の皮膜が溶かされるため、固形腸溶製剤は小腸に達
した段階で内部の薬剤を放出しており、小腸を通過する
までに薬剤を完全に放出しきることができる。
【0022】
【発明の効果】本発明のコーティング用基剤を皮膜とし
た固形腸溶製剤は、皮膜が胃液で溶かされて内部の薬剤
を放出し始めるため、小腸を通過するまでに薬剤を完全
に放出しきることができる。より多くの薬剤が体内に吸
収されるので、固形腸溶製剤は高い薬理作用を発揮でき
る。
た固形腸溶製剤は、皮膜が胃液で溶かされて内部の薬剤
を放出し始めるため、小腸を通過するまでに薬剤を完全
に放出しきることができる。より多くの薬剤が体内に吸
収されるので、固形腸溶製剤は高い薬理作用を発揮でき
る。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0024】実施例1 2重量%水溶液の粘度が5.2cPになるヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース(メトキシル基29.1重量
%、ヒドロキシプロポキシル基8.9重量%:HPMC
信越化学工業製)700gと、酢酸2100gとを5リ
ットル双軸ニーダーに投入し70℃で溶解した。溶解終
了後、エステル化剤として無水酢酸176gと無水マレ
イン酸193gとを加え、さらに触媒として酢酸ナトリ
ウム278gを加えて85〜90℃で反応させた。5時
間後、溶液を冷却し精製水1180gを加えて反応を停
止させた。この溶液に濃塩酸330gを加えたものを大
過剰の精製水中に投入し生成物を析出させた。生成物を
精製水で洗浄し洗液が酸性を呈さなくなった後、流動層
乾燥機にて60℃で生成物を2時間乾燥してヒドロキシ
プロピルメチルセルロースアセテートマレエートを得
た。
ロピルメチルセルロース(メトキシル基29.1重量
%、ヒドロキシプロポキシル基8.9重量%:HPMC
信越化学工業製)700gと、酢酸2100gとを5リ
ットル双軸ニーダーに投入し70℃で溶解した。溶解終
了後、エステル化剤として無水酢酸176gと無水マレ
イン酸193gとを加え、さらに触媒として酢酸ナトリ
ウム278gを加えて85〜90℃で反応させた。5時
間後、溶液を冷却し精製水1180gを加えて反応を停
止させた。この溶液に濃塩酸330gを加えたものを大
過剰の精製水中に投入し生成物を析出させた。生成物を
精製水で洗浄し洗液が酸性を呈さなくなった後、流動層
乾燥機にて60℃で生成物を2時間乾燥してヒドロキシ
プロピルメチルセルロースアセテートマレエートを得
た。
【0025】得られたヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースアセテートマレエートの置換度はメトキシル基がD
S1.90(22.7%)、ヒドロキシプロポキシル基
がMS0.24(6.9%)、アセチル基がDS0.3
1(5.1%)、マレイル基がDS0.45(17.2
%)であった。この場合、DSはdegree of subustitut
ion(置換度)であり、MSはmolar subustitution(分
子置換)であり共に1グルコースユニット当たりに導入
された置換基の数を示すものである。
ースアセテートマレエートの置換度はメトキシル基がD
S1.90(22.7%)、ヒドロキシプロポキシル基
がMS0.24(6.9%)、アセチル基がDS0.3
1(5.1%)、マレイル基がDS0.45(17.2
%)であった。この場合、DSはdegree of subustitut
ion(置換度)であり、MSはmolar subustitution(分
子置換)であり共に1グルコースユニット当たりに導入
された置換基の数を示すものである。
【0026】このヒドロキシプロピルメチルセルロース
アセテートマレエートをメタノール/塩化メチレンの
1:1溶液に溶かし、その溶液をガラス板上にキャスト
して厚さ100μmのフィルムを調製した。このフィル
ムを1cm角に切断し、日本薬局方崩壊試験方法に準
じ、フィルムを溶解した。pHが異なるマクルヴァイン
緩衝液数種類にフィルムを添加しフィルムの溶解pHを
調査した結果、pHが3.5の緩衝液にフィルムが溶解
することが確認された。
アセテートマレエートをメタノール/塩化メチレンの
1:1溶液に溶かし、その溶液をガラス板上にキャスト
して厚さ100μmのフィルムを調製した。このフィル
ムを1cm角に切断し、日本薬局方崩壊試験方法に準
じ、フィルムを溶解した。pHが異なるマクルヴァイン
緩衝液数種類にフィルムを添加しフィルムの溶解pHを
調査した結果、pHが3.5の緩衝液にフィルムが溶解
することが確認された。
【0027】実施例2 無水酢酸の添加量を285g、無水マレイン酸の添加量
を205gにしたことを除いて、実施例1と同様にして
ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートマレエ
ートを生成した。
を205gにしたことを除いて、実施例1と同様にして
ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートマレエ
ートを生成した。
【0028】得られたヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースアセテートマレエートの置換度はメトキシル基がD
S1.90(22.1%)、ヒドロキシプロポキシル基
がMS0.24(6.7%)、アセチル基がDS0.4
8(7.7%)、マレイル基がDS0.45(16.7
%)であった。
ースアセテートマレエートの置換度はメトキシル基がD
S1.90(22.1%)、ヒドロキシプロポキシル基
がMS0.24(6.7%)、アセチル基がDS0.4
8(7.7%)、マレイル基がDS0.45(16.7
%)であった。
【0029】実施例1と同様の方法でこのヒドロキシプ
ロピルメチルセルロースアセテートマレエートからフィ
ルムを調製し、このフィルムの溶解pHを調査した。p
Hが4.0の緩衝液にフィルムが溶解することが確認さ
れた。
ロピルメチルセルロースアセテートマレエートからフィ
ルムを調製し、このフィルムの溶解pHを調査した。p
Hが4.0の緩衝液にフィルムが溶解することが確認さ
れた。
【0030】実施例3 無水酢酸の添加量を170g、無水マレイン酸の添加量
を155gにしたことを除いて、実施例1と同様にして
ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートマレエ
ートを生成した。
を155gにしたことを除いて、実施例1と同様にして
ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートマレエ
ートを生成した。
【0031】得られたヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースアセテートマレエートの置換度はメトキシル基がD
S1.90(23.5%)、ヒドロキシプロポキシル基
がMS0.24(7.2%)、アセチル基がDS0.3
1(5.3%)、マレイル基がDS0.36(14.2
%)であった。
ースアセテートマレエートの置換度はメトキシル基がD
S1.90(23.5%)、ヒドロキシプロポキシル基
がMS0.24(7.2%)、アセチル基がDS0.3
1(5.3%)、マレイル基がDS0.36(14.2
%)であった。
【0032】実施例1と同様の方法でこのヒドロキシプ
ロピルメチルセルロースアセテートマレエートからフィ
ルムを調製し、このフィルムの溶解pHを調査した。p
Hが3.9の緩衝液にフィルムが溶解することが確認さ
れた。
ロピルメチルセルロースアセテートマレエートからフィ
ルムを調製し、このフィルムの溶解pHを調査した。p
Hが3.9の緩衝液にフィルムが溶解することが確認さ
れた。
【0033】実施例4 無水酢酸の添加量を182g、無水マレイン酸の添加量
を249gにしたことを除いて、実施例1と同様にして
ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートマレエ
ートを生成した。
を249gにしたことを除いて、実施例1と同様にして
ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートマレエ
ートを生成した。
【0034】得られたヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースアセテートマレエートの置換度はメトキシル基がD
S1.90(21.5%)、ヒドロキシプロポキシル基
がMS0.24(6.6%)、アセチル基がDS0.3
1(4.9%)、マレイル基がDS0.59(21.4
%)であった。
ースアセテートマレエートの置換度はメトキシル基がD
S1.90(21.5%)、ヒドロキシプロポキシル基
がMS0.24(6.6%)、アセチル基がDS0.3
1(4.9%)、マレイル基がDS0.59(21.4
%)であった。
【0035】実施例1と同様の方法でこのヒドロキシプ
ロピルメチルセルロースアセテートマレエートからフィ
ルムを調製し、このフィルムの溶解pHを調査した。p
Hが3.1の緩衝液にフィルムが溶解することが確認さ
れた。
ロピルメチルセルロースアセテートマレエートからフィ
ルムを調製し、このフィルムの溶解pHを調査した。p
Hが3.1の緩衝液にフィルムが溶解することが確認さ
れた。
【0036】比較例1 無水酢酸の添加量を320g、無水マレイン酸の添加量
を190gにしたことを除いて、実施例1と同様にして
ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートマレエ
ートを生成した。
を190gにしたことを除いて、実施例1と同様にして
ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートマレエ
ートを生成した。
【0037】得られたヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースアセテートマレエートの置換度はメトキシル基がD
S1.90(22.0%)、ヒドロキシプロポキシル基
がMS0.24(6.7%)、アセチル基がDS0.6
2(10.0%)、マレイル基がDS0.40(14.
8%)であった。
ースアセテートマレエートの置換度はメトキシル基がD
S1.90(22.0%)、ヒドロキシプロポキシル基
がMS0.24(6.7%)、アセチル基がDS0.6
2(10.0%)、マレイル基がDS0.40(14.
8%)であった。
【0038】実施例1と同様の方法でこのヒドロキシプ
ロピルメチルセルロースアセテートマレエートからフィ
ルムを調製し、このフィルムが溶解可能な溶媒のpHを
調査した。pHが4.4の緩衝液にフィルムが溶解する
ことが確認された。
ロピルメチルセルロースアセテートマレエートからフィ
ルムを調製し、このフィルムが溶解可能な溶媒のpHを
調査した。pHが4.4の緩衝液にフィルムが溶解する
ことが確認された。
【0039】比較例2 無水酢酸の添加量を190g、無水マレイン酸の添加量
を133gにしたことを除いて、実施例1と同様にして
ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートマレエ
ートを生成した。
を133gにしたことを除いて、実施例1と同様にして
ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートマレエ
ートを生成した。
【0040】得られたヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースアセテートマレエートの置換度はメトキシル基がD
S1.90(23.8%)、ヒドロキシプロポキシル基
がMS0.24(7.3%)、アセチル基がDS0.3
7(6.4%)、マレイル基がDS0.30(12.0
%)であった。
ースアセテートマレエートの置換度はメトキシル基がD
S1.90(23.8%)、ヒドロキシプロポキシル基
がMS0.24(7.3%)、アセチル基がDS0.3
7(6.4%)、マレイル基がDS0.30(12.0
%)であった。
【0041】実施例1と同様の方法でこのヒドロキシプ
ロピルメチルセルロースアセテートマレエートからフィ
ルムを調製し、このフィルムの溶解pHを調査した。p
Hが4.3緩衝液にフィルムが溶解することが確認され
た。
ロピルメチルセルロースアセテートマレエートからフィ
ルムを調製し、このフィルムの溶解pHを調査した。p
Hが4.3緩衝液にフィルムが溶解することが確認され
た。
【0042】比較例3 2重量%水溶液の粘度が8.9cPになるヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース(メトキシル基28.7重量
%、ヒドロキシプロポキシル基8.9重量%:HPMC
信越化学工業製)を使用したこと、無水酢酸の添加量を
268g、無水マレイン酸の替わりに無水コハク酸を1
67g添加したことを除いて、実施例1と同様にしてヒ
ドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネ
ートを生成した。
ロピルメチルセルロース(メトキシル基28.7重量
%、ヒドロキシプロポキシル基8.9重量%:HPMC
信越化学工業製)を使用したこと、無水酢酸の添加量を
268g、無水マレイン酸の替わりに無水コハク酸を1
67g添加したことを除いて、実施例1と同様にしてヒ
ドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネ
ートを生成した。
【0043】得られたヒドロキシプロピルメチルセルロ
ースアセテートサクシネートの置換度はメトキシル基が
DS1.87(22.3%)、ヒドロキシプロポキシル
基がMS0.24(6.9%)、アセチル基がDS0.
48(8.0%)、サクシネート基がDS0.38(1
4.6%)であった。
ースアセテートサクシネートの置換度はメトキシル基が
DS1.87(22.3%)、ヒドロキシプロポキシル
基がMS0.24(6.9%)、アセチル基がDS0.
48(8.0%)、サクシネート基がDS0.38(1
4.6%)であった。
【0044】実施例1と同様の方法でこのヒドロキシプ
ロピルメチルセルロースアセテートサクシネートからフ
ィルムを調製し、このフィルムの溶解pHを調査した。
pHが5.5の緩衝液にフィルムが溶解することが確認
された。
ロピルメチルセルロースアセテートサクシネートからフ
ィルムを調製し、このフィルムの溶解pHを調査した。
pHが5.5の緩衝液にフィルムが溶解することが確認
された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−193831(JP,A) 特開 昭62−81402(JP,A) 特公 昭48−19391(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 47/38 A61K 9/22 C08B 13/00
Claims (3)
- 【請求項1】 水溶性セルロース誘導体に、1グルコー
ス環当たり0.25〜0.5個のアセチル基および0.
35〜0.6個のマレイル基を置換して生成されるセル
ロースアセテートマレエート類であり、溶解pHが3〜
4の範囲にあることを特徴とする固形腸溶製剤のコーテ
ィング用基剤。 - 【請求項2】 前記水溶性セルロース誘導体がメチルセ
ルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
プロメチルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロー
スから選ばれる少なくとも1種類であることを特徴とす
る請求項1に記載の固形腸溶製剤のコーティング用基
剤。 - 【請求項3】 前記水溶性セルロース誘導体の2重量%
水溶液の粘度が3〜10cPであることを特徴とする請
求項1または2に記載の固形腸溶製剤のコーティング用
基剤。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27239794A JP3149122B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 固形腸溶製剤のコーティング用基剤 |
| DE19541333A DE19541333C2 (de) | 1994-11-07 | 1995-11-06 | Beschichtungsgrundlage für feste pharmazeutische Darmpräparate |
| US08/554,834 US5776501A (en) | 1994-11-07 | 1995-11-07 | Coating base for solid enteric pharmaceutical preparations |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27239794A JP3149122B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 固形腸溶製剤のコーティング用基剤 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08133989A JPH08133989A (ja) | 1996-05-28 |
| JP3149122B2 true JP3149122B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=17513334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27239794A Expired - Lifetime JP3149122B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | 固形腸溶製剤のコーティング用基剤 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5776501A (ja) |
| JP (1) | JP3149122B2 (ja) |
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| US6270331B1 (en) | 1994-04-25 | 2001-08-07 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | Apparatus for forming pattern onto article during injection molding |
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| AU5758799A (en) * | 1998-09-25 | 2000-04-17 | Sankyo Company Limited | Hmg-coa reductase inhibitor-containing preparations |
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| JP4750278B2 (ja) | 1999-01-08 | 2011-08-17 | マービン・ビー・バケイナー | 新規なブレチリウム組成物およびキットならびに心血管症状の予防および治療におけるそれらの使用 |
| US6555139B2 (en) | 1999-06-28 | 2003-04-29 | Wockhardt Europe Limited | Preparation of micron-size pharmaceutical particles by microfluidization |
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| ATE409462T1 (de) * | 2004-05-28 | 2008-10-15 | Pfizer Prod Inc | Pharmazeutische zusammensetzungen mit verbesserter leistung enthaltend ein hpmca polymer |
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| EP2888288B1 (en) | 2012-08-24 | 2021-06-09 | Nutrition & Biosciences USA 1, LLC | Process of preparing an esterified cellulose ether in the presence of an alkali metal carboxylate and an aliphatic carboxylic acid |
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| WO2014137777A1 (en) | 2013-03-07 | 2014-09-12 | Dow Global Technologies Llc | Novel esterified cellulose ethers of low viscosity |
| JP6073526B2 (ja) | 2013-09-23 | 2017-02-01 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | エステル化セルロースエーテルを反応生成物混合物から回収するためのプロセス |
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| KR102356094B1 (ko) * | 2014-03-24 | 2022-01-26 | 주식회사 다이셀 | 약학 조성물 |
| JP2017533324A (ja) | 2014-10-31 | 2017-11-09 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | セルロースエーテルのエステルを調製するための方法 |
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| EP3212673B1 (en) | 2014-10-31 | 2018-09-12 | Dow Global Technologies LLC | Process for producing a cellulose ether acetate succinate |
| EP3270971B1 (en) | 2015-03-16 | 2019-01-09 | Dow Global Technologies LLC | Water-soluble esterified cellulose ethers having a low degree of neutralization |
| CN107406522B (zh) | 2015-03-16 | 2019-02-26 | 陶氏环球技术有限责任公司 | 酯化纤维素醚的凝胶化 |
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| JPS4926944B1 (ja) * | 1970-12-30 | 1974-07-13 | ||
| US3789117A (en) * | 1971-07-19 | 1974-01-29 | Freunt Ind Co Ltd | Process for the preparation of enteric medicaments |
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1994
- 1994-11-07 JP JP27239794A patent/JP3149122B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-11-06 DE DE19541333A patent/DE19541333C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-11-07 US US08/554,834 patent/US5776501A/en not_active Expired - Lifetime
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| US5776501A (en) | 1998-07-07 |
| JPH08133989A (ja) | 1996-05-28 |
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