JP3149049B2 - トンネルの防災盤 - Google Patents

トンネルの防災盤

Info

Publication number
JP3149049B2
JP3149049B2 JP31893292A JP31893292A JP3149049B2 JP 3149049 B2 JP3149049 B2 JP 3149049B2 JP 31893292 A JP31893292 A JP 31893292A JP 31893292 A JP31893292 A JP 31893292A JP 3149049 B2 JP3149049 B2 JP 3149049B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
condition data
variable
condition
value
data table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP31893292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06168389A (ja
Inventor
健二 石井
敏彦 志野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nohmi Bosai Ltd filed Critical Nohmi Bosai Ltd
Priority to JP31893292A priority Critical patent/JP3149049B2/ja
Publication of JPH06168389A publication Critical patent/JPH06168389A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3149049B2 publication Critical patent/JP3149049B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)
  • Fire Alarms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はトンネルの防災盤に関
し、特に仕様の変更を容易に作業者が知ることができる
トンネルの防災盤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にトンネルの防災設備には、火災を
自動的に検知する例えば輻射式火災検知器、車等でトン
ネルを通過していた人間が火災や事故を発見した場合
に、火災であることを防災盤に通報する手動通報機、火
災を自動的に消火するための水噴霧消火設備、消火栓、
そして排煙設備等が備えられている。そして、これらの
防災設備を制御するのが防災盤である。
【0003】また、このような防災設備はユーザの要
望、トンネルの長さ、トンネルの形状、交通量等によ
り、制御の方式が様々である。例えばトンネル内での火
災を監視する防災盤の検出方式は、一般に予備警報なし
方式と予備警報あり方式とがある。予備警報なし方式
は、トンネル内の所定の区画の検知器から所定の条件を
満足した検知パルスが所定回、所定の間隔で所定時間経
過後に再び入力すると、その区画が火災と判定する方式
である。
【0004】予備警報あり方式は、タイマーユニットを
備え、トンネル内のいずれかの区画の検知器からの所定
の条件を満足した検知パルスが所定回、所定の間隔で入
力し、所定時間経過後に再び入力すると、タイマーユニ
ットがその区画が予備警報状態と判定し、その区画内に
ある別の検知器又はその区画の隣接区画にある検知器か
ら再び同様な条件で検知パルスが入力して上記の条件を
満足すると、それらの区画を火災と判定する方式であっ
た。
【0005】また、水噴霧の1つの方式は、火災発生区
画から放水区画自動的に計算して、防災盤から開信号の
出力によって、自動弁を開いて水噴霧ヘッドから水を霧
状に放水することにより火災を消火するものであるが、
トンネルで車が走っている場合には、この放水によって
前が見えにくくなるため、非常に危険である。このた
め、通常は火災が発生しても直ぐに放水しないように、
水噴霧消火設備をロック状態(以下鎖錠状態という)に
しておき、この鎖錠状態を解除(以下鎖錠解状態とい
う)しなければ自動弁に開信号が出力されないようにさ
れていた。この鎖錠解状態は防災盤又は複数の防災盤が
接続される中央防災盤に備えられた鎖錠解スイッチの押
下により、鎖錠解状態となる。
【0006】また、他の方式として、火災信号と放水を
連動させず、常に鎖錠解状態にして火災が発生した場合
は、鎖錠解スイッチを押下しないで、手動により放水区
画を指定して自動的に放水させるようにしていた。この
ように、トンネルの防災設備を制御する場合は、様々な
方式があり、火災判定のための条件値、水噴霧等の条件
が方式により異なり、防災盤の構成もこの方式に合わせ
ていた。このため、定期試験等においては、作業者が取
扱説明書を見て、どこがどのように変えられているかを
判断しながら定期試験を実施していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の防
災盤は、ユーザの要望、トンネルの長さ、トンネルの形
状、交通量等により、防災設備を制御する方式が様々で
あり、防災盤はこの様々な方式を満足するような仕様に
構成され、この構成によって各防災設備が制御されるも
のである。
【0008】しかしながら、従来のトンネルの防災盤
は、この仕様を一目で確認できるような、機能を備えて
いないので、作業者は例えば定期試験等においては、取
扱説明書を見て、どこがどの様に変えられているかを確
認しながら定期試験を実施しなければならなかった。こ
のため、仕様の確認に長い時間を必要とするという問題
点があった。
【0009】本発明は上記の問題点を解決するためにな
されたもので、試験時には取扱説明書によらずに防災盤
の仕様が直ぐに確認することができるトンネルの防災盤
を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる第1のト
ンネルの防災盤は、切換えられることにより、本防災盤
の仕様を変更しているかどうかを知らせる仕様可変スイ
ッチと、少なくとも、仕様条件を変更するための複数の
スイッチからなる条件値可変スイッチ群と、電源の投入
又はリセット操作に伴って、仕様可変スイッチの状態を
判定する仕様変更判定手段と、仕様変更判定手段の判定
結果が仕様変更の場合は、本防災盤において標準とする
各条件データを第1の条件データテーブルに記憶すると
共に、条件値可変スイッチ群の可変の各条件データを第
2の条件データテーブルに記憶する条件値読込手段と、
第1の条件データテーブルの標準とする各条件データと
第2の条件データテーブルの可変の各条件データとが同
じか相違しているかどうかを判定する可変条件値判定手
段と、可変条件値判定手段によって相違していると判定
された第2の条件データテーブルの可変の条件データが
適切な範囲かどうかを判定し、その可変の条件データが
範囲外であればその可変の条件データを異常値とする異
常値判定手段と、異常値判定手段によって、第2の条件
データテーブルの可変の条件データが異常とされる毎
に、その異常とされた可変の条件データを予め記憶され
た範囲内の置換データに書換えると共に、置換データで
あることを示す識別符号を付加する可変条件値書換手段
と、可変条件値判定手段の判定が終了すると、第2の条
件データテーブルの可変の各条件データと可変モードで
あることを印字又は表示させるデータ出力手段とを備え
たものである。
【0011】また、データ出力手段は印字スイッチの投
入に伴い、仕様変更判定手段の状態に基づく、条件デー
タを印字又は表示させるものである。
【0012】本発明に係わる第2のトンネルの防災盤
は、切換えられることにより、本防災盤の仕様を変更し
ているかどうかを知らせる仕様可変スイッチと、少なく
とも、仕様条件を変更するための複数のスイッチからな
る条件値可変スイッチ群と、電源の投入又はリセット操
作に伴って、仕様可変スイッチの状態を判定する仕様変
更判定手段と、標準とする各条件データを第1の条件デ
ータテーブルに記憶すると共に、条件値可変スイッチ群
の可変条件データを第2の条件データテーブルに記憶す
る条件値読込手段と、仕様変更判定手段の判定結果に伴
い、第1又は第2の条件データテーブルの各条件データ
を印字又は表示させるデータ出力手段とを備えたもので
ある。
【0013】
【作用】本発明の第1のトンネルの防災盤においては、
仕様変更判定手段が仕様可変スイッチの状態が仕様変更
を示していると判定すると、条件値読込手段は本防災盤
において標準とする各条件データを第1の条件データテ
ーブルに記憶すると共に、条件値可変スイッチ群の可変
の各条件データを第2の条件データテーブルに記憶す
る。
【0014】次に、可変条件判定値手段は標準とする各
条件データと可変の各条件データとが同じか相違してい
るかどうかを判定し、相違している場合は異常値判定手
段がその可変の条件データが適切な範囲外であればその
可変の条件データを異常値とする。そして、可変条件値
書換手段が異常とされた第2の条件データの可変の条件
データを予め記憶された範囲内の置換データに書換える
と共に、置換データであることを示す識別符号を付加す
る。この、第2の条件データの可変の各条件データと可
変モードであることをデータ出力手段が印字又は表示さ
せる。
【0015】本発明の第2のトンネルの防災盤は、電源
の投入又はリセット操作に伴って、仕様可変スイッチの
状態を判定し、標準とする各条件データを第1の条件デ
ータテーブルに記憶すると共に、条件値可変スイッチ群
の可変条件データを第2の条件データテーブルに記憶す
る。そして、仕様変更判定手段の判定結果に伴い、第1
又は第2の条件データテーブルの各条件データを印字又
は表示させる。
【0016】
【実施例】図1は本発明のトンネルの防災盤の概念図で
ある。図において、101は仕様可変スイッチである。
仕様可変スイッチ101は切換えられることによって本
防災盤において、火災判定のための条件値等を変更して
いることを知らせる。102は条件値可変スイッチ群で
ある。条件値可変スイッチ群102は検知器定期試験の
方法を変更する検知器定期試験変更用スイッチ、その定
期試験を行う時間又は曜日を設定するディップスイッ
チ、蓄積時間変更用スイッチ、自動弁閉信号等の出力時
間、火災判定のための数値等を変更するスイッチ群から
なり、可変の条件データを設定するためのスイッチであ
る。
【0017】103は条件値可変スイッチ群102に設
定される各条件値が適切な範囲かどうかを判定するため
の各条件値に対応させた範囲データが格納された判定値
データテーブルである。104は条件値可変スイッチ群
102に設定された条件値が異常な場合に用いられるデ
ィフォルト値データが各条件値に対応されて格納された
ディフォルト値テーブルである。105は本防災盤にお
いて標準とする条件値データが予め格納された標準の条
件データテーブルである。106はリードされた標準の
条件データが格納される第1の条件データテーブルであ
る。107はリードされた可変の条件データが格納され
る第2の条件データテーブルである。
【0018】110は仕様変更判定手段である。仕様変
更判定手段110は、電源の投入に伴って、仕様可変ス
イッチ101の状態を読み、仕様可変スイッチ101が
切換えられている場合は仕様が可変であることを知ら
せ、切換えられていない場合は仕様が標準であることを
知らせる。111は条件値読込手段である。条件値読込
手段111は仕様変更であることが仕様変更判定手段1
10から知らせられると、条件値可変スイッチ群102
の各条件データを読込み第2の条件データテーブル10
7に記憶する。また、仕様変更判定手段110から仕様
が標準であることが知らせられると、標準の条件データ
テーブル105からの標準の各条件データを第1の条件
データテーブル106に記憶する。
【0019】112は可変条件値判定手段である。可変
条件値判定手段112は条件値読込手段111によっ
て、可変の各条件データが第2の条件データテーブル1
07に記憶されると、第1の条件データテーブル106
の標準の条件データと第2の条件データテーブル107
の可変の各条件データとが相違しているか同じかどうか
を判定すると共に、相違している可変の条件データの種
類を判定する。これは、可変であることが知らせられて
も、条件値可変スイッチ群102のスイッチは標準にさ
れているものもあり、また本当に可変にしているスイッ
チもあるためであり、標準と相違している第2の条件デ
ータを本当に可変のデータとして判定するようにするた
めである。
【0020】113は異常値判定手段である。異常値判
定手段113は可変条件値判定手段112の種類に対応
する条件の範囲を判定値データテーブル103から読
み、その範囲データと相違しているとされた第2の条件
データとを比較することにより範囲内かどうかを判定す
る。114は可変条件値書換手段である。可変条件値書
換手段114は異常値判定手段113によって異常とさ
れた可変の条件データに対応する置換データ(以下ディ
フォルト値という)をディフォルト値テーブル104か
ら読み、そのディフォルト値に書換える。
【0021】121は印字スイッチ、120は印字判定
手段、122は予備警報あり又は予備警報なし方式のプ
ログラムを選択させる方式設定スイッチ、125はプリ
ンタである。127はデータ出力手段である。データ出
力手段127は仕様変更判定手段110の判定結果が可
変であると判定され、可変条件値書換手段114によっ
て書換え終了とされると、可変モードと方式設定スイッ
チ122の状態と第2の条件データテーブル107の各
条件データをプリンタ125に出力し、その後に各端末
管理部に各条件データを出力する。また、仕様変更判定
手段110の判定結果が標準であると判定されると、標
準モードと方式設定スイッチ122の状態と第1の条件
データテーブル106の各条件データをプリンタ125
に出力し、その後に各端末管理部に各条件データを出力
する。
【0022】さらに、印字判定手段120が印字指示と
した場合は、端末管理部には何も出力しないで、前記の
ように仕様変更判定手段110の判定結果に基づいて、
同様な処理をする。次に、具体的構成を示して詳細に説
明する。図2は本発明のトンネルの防災盤の具体的な構
成図である。図において、201はスイッチ搭載基板で
ある。スイッチ搭載基板201は少なくとも仕様可変ス
イッチ101、印字スイッチ121、方式設定スイッチ
(図示せず)、条件値可変スイッチ群102等を備えて
いる。
【0023】211は本発明のプログラムを格納したR
OM、212は本防災盤における火災判定及び端末機器
の制御等のための複数の標準の条件データ105が記憶
されたROMである。213は判定値データテーブル1
03及びディフォルト値データテーブル104が格納さ
れたROMである。214はワーキング用として用いら
れるRAMである。215はタイマー、125はプリン
タ、217はタイマー215とバスの間に配置されたI
/F回路、218はプリンタ125とバスの間に配置さ
れたI/F回路、219は防災盤を遠方から制御監視す
る中央防災盤(図示せず)と本防災盤との通信を制御す
る通信制御部である。
【0024】220はメインMPUである。メインMP
U220はROM211のプログラムに基づいて、条件
値読込手段111、仕様変更判定手段110、可変条件
値判定手段112、異常値判定手段113、可変条件値
書換手段114、印字判定手段120、データ出力手段
127等を実施する。
【0025】225a〜225mは端末管理部である。
端末管理部はMPU、RAM、ROM、I/F等からな
り、トンネルの検知器、自動弁、ポンプ等をメインMP
U220からの条件データに基づいて、火災判定及び制
御等を実施する。227はスイッチ搭載基板201とバ
スの間に配置されたI/F回路、228は端末管理部2
25aとバスの間に配置されたI/F回路、229は端
末管理部225mとバスの間に配置されたI/F回路で
ある。
【0026】上記のように構成された、トンネルの防災
盤について以下に動作を説明する。図3〜図6は本防災
盤の動作を説明するフローチャートである。初めに、メ
インMPU220は電源の投入に伴って、その後にRO
M211のプログラムに基づいて、所定のメモリ領域を
設定する等の初期設定をする(S301)。次に、メイ
ンMPU220はROM212の標準データテーブル1
05から本防災盤において標準とする各種条件データd
iをRAM214の第1の条件データテーブル106に
順次リードして記憶する(S303)。
【0027】次に、メインMPU220は仕様可変スイ
ッチ101の状態をRAM214にリードし(S30
5)、可変かどうかを判定する(S307)。次に、可
変側にされている場合は、RAM214に作成されてい
る仕様設定領域に可変モードフラグを設定する(S30
8)。そして、条件値可変スイッチ群102の各条件デ
ータdkを順次RAM214の第2の条件データテーブ
ル107にリードする(S309)。次に、RAM21
4の第1の条件データテーブル106の標準の条件デー
タdiと第2の条件データテーブル107の条件データ
dkとを比較し(S311)、相違しているか又は同じ
かどうかを判定する(S313)。次に、相違している
と判定した場合は、変化している第2の条件データテー
ブル107の可変の条件データdkが何かを判定する
(S315)。
【0028】そして、図4に示すように、判定した条件
データdkに対応する範囲データhiをROM213の
判定値データテーブル103からリードし(S40
1)、判定した種類の条件データdkと範囲データhi
とを比較する(S403)。次に、比較結果が範囲デー
タhiの範囲外であれば、その第2の条件データテーブ
ル107の条件データdkを異常値と判定する(S40
5)。次に、ディフォルト値テーブル104から異常値
と判定した条件データdkに対応するディフォルト値e
iをROM213からリードする(S407)。
【0029】次に、RAM214の第2の条件データテ
ーブルの異常値とした条件データdkをリードしたディ
フォルト値eiに書換える(S409)。そして、この
ディフォルト値eiにディフォルト値であることを示す
識別符号を付加し(S411)、第1の条件データテー
ブル106の全ての条件データdiと第2の条件データ
テーブル107の全ての条件データdkと比較したかど
うかを判定し(S413)、比較していないと判定した
場合は制御をステップS311に制御を移す。また、ス
テップS403で条件データdkと範囲データhiの比
較結果が範囲内と判定した場合は、その条件データdk
を正常値と判定して制御をステップS413に移す(S
415)。
【0030】また、図3のステップS313で標準の条
件データdiと可変の条件データdkの比較結果が同じ
である場合は制御を図4のステップS415に移す。そ
して、ステップS413で全ての条件データdiとdk
とを比較したら図5に示すように、方式設定スイッチ1
22の状態をリードし、プリンタ125に出力する(S
501)。次に、RAMの仕様設定領域のモードフラグ
に基づく方式をプリンタ125に出力する(S50
3)。次に、第2の条件データテーブル107の条件デ
ータdkを順次プリンタ125に出力する(S50
5)。このとき、プリンタ125は図7に示すように、
出力されるデータは方式設定スイッチ122が例えば予
備警報ありであれば、プリンタ125は予備警報ありを
印字し、またモードフラグは可変モードであるので可変
モードと印字し、さらに可変の条件データdkを印字す
る。また、ディフォルト値の条件データdkにはディフ
ォルト値であることを示す識別符号を付加しているの
で、プリンタ125は条件データdkを印字すると共
に、ディフォルト値と印字する。
【0031】従って、工場検査段階又は現場の保守段階
で取扱説明書等を見なくともどのような仕様になってい
るかが容易に検査員が判断できる。そして、方式設定ス
イッチ122の状態及び第2の条件データテーブル10
7の条件データdkを各端末管理部に出力する(S50
7)。次に、他の処理として、端末管理部に方式設定ス
イッチ122の状態である予備警報あり又は予備警報な
しを知らせたり、端末管理部からの検知器の試験結果を
判定する等の処理をする(S509)。
【0032】次に、印字スイッチ121の状態をリード
し(S511)、印字指示かどうかを判定する(S51
3)。次に、印字指示であれば、図6に示すように、R
AM214の仕様設定領域を読み(S601)、モード
フラグを判定する(S603)。そして、この判定結果
が可変モードであれば、可変モードであることと方式設
定スイッチ122の状態と第2の条件データテーブル1
07の条件データdkをプリンタ125に出力する(S
605)。このとき、出力されるデータは方式設定スイ
ッチ122が例えば予備警報ありであれば、プリンタ1
25は予備警報ありを印字し、またモードフラグは可変
モードであるので可変モードと印字し、さらに可変の条
件データdkを印字する。また、ディフォルト値の条件
データdkにはディフォルト値であることを示す識別符
号を付加しているので、プリンタ125は条件データd
kを印字すると共に、ディフォルト値と印字する。
【0033】次に、電源がOFFされたかどうかを判断
し、OFFされない場合は制御を図5のステップS50
9に移し、他の処理を実施させる(S607)。また、
ステップS603で標準モードと判定した場合は、方式
設定スイッチ122の状態と標準モードであることと第
1の条件データテーブル106の条件データdiをプリ
ンタ125に出力し、制御をステップS607に移す
(S609)。この場合は標準モードであることと標準
の条件データdiがプリンタ125により印字される。
また、図3のステップS307で可変でないと判定する
と、RAM214の仕様設定領域に標準モードフラグを
設定する(S317)。そして、第1の条件データテー
ブル106の条件データdiを各端末管理部に出力し制
御を図5のステップS501に移す(S319)。
【0034】また、図5のステップS513で印字指示
ではないと判定した場合は制御をステップS607に移
して上記説明の処理を実施する。なお、上記実施例で
は、可変スイッチ群の状態を印字するとしたが表示させ
てもよい。
【0035】また、上記実施例では電源の投入に伴っ
て、標準の条件データを第1の条件データテーブルにリ
ードした後に、仕様可変スイッチの状態を読込むとした
が、電源の投入に伴って、仕様可変スイッチの状態を読
込んだ後に標準の条件データを第1の条件データテーブ
ルにリードしてもよい。さらに、上記実施例では電源の
投入の場合について説明したが、防災盤にリセットスイ
ッチが設けられ、このリセットスイッチによりリセット
操作がなされた場合も同様である。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、本防災盤
の仕様を変更しているかを知らせる仕様可変スイッチを
備え、電源の投入又はリセット等に伴って、仕様切換ス
イッチの切換状態を読み、仕様変更であることを示して
いる場合は、条件値可変スイッチ群の可変の条件データ
を読込み、本防災盤において標準とする条件データと、
条件値可変スイッチ群の可変の条件データとを比較し、
相違している可変の条件データが異常値な場合は置換デ
ータに書換え、その可変の条件データと共に方式と、可
変モードであることを印字又は表示せるようにしたこと
により、作業者が現在の仕様がどのようにされているか
が容易に判断できるので、取扱説明書を見なくとも、例
えば検査段階で仕様どうりに製作されているか又は誤っ
た仕様にされているかが容易に分かるという効果が得ら
れている。
【0037】また、仕様可変スイッチの状態が仕様の変
更を示している場合のみ、条件値可変スイッチ群の条件
データを読込み標準の条件データと比較するようにして
いるので、例えばいたずら等によって条件可変スイッチ
群のスイッチが変えられていても、その条件データを読
込みすることはないという効果が得られている。
【0038】また、万が一条件スイッチ群による条件デ
ータの設定を間違えても、異常値判定手段により、その
データを異常とし、正しいデータに置き換えるようにし
ているので、防災盤の機能を正常に保つことができると
いう効果が得られている。しかも、異常値が設定されて
いる場合には、その異常を示す識別符号を印字又は表示
するので、間違った設定を確認することができるという
効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトンネルの防災盤の概念図である。
【図2】本発明のトンネルの防災盤の具体的な構成図で
ある。
【図3】本防災盤の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図4】本防災盤の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図5】本防災盤の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図6】本防災盤の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図7】本発明による印字例の説明図である。
【符号の説明】
101 仕様可変設定スイッチ 102 条件値可変スイッチ群 103 判定値データテーブル 104 ディフォルト値データテーブル 105 標準の条件データテーブル 106 第1の条件データテーブル 107 第2の条件データテーブル 110 仕様変更判定手段 111 条件値読込手段 112 可変条件値判定手段 113 異常値判定手段 114 可変条件値書換手段 121 印字スイッチ 120 印字判定手段 125 プリンタ 127 データ出力手段 211 ROM 212 ROM 213 ROM 214 RAM 220 メインMPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 - 31/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切換えられることにより、本防災盤の仕
    様を変更しているかどうかを知らせる仕様可変スイッチ
    と、 少なくとも、仕様条件を変更するための複数のスイッチ
    からなる条件値可変スイッチ群と、 電源の投入又はリセット操作に伴って、前記仕様可変ス
    イッチの状態を判定する仕様変更判定手段と、 前記仕様変更判定手段の判定結果が仕様変更の場合は、
    本防災盤において標準とする各条件データを第1の条件
    データテーブルに記憶すると共に、前記条件値可変スイ
    ッチ群の可変の各条件データを第2の条件データテーブ
    ルに記憶する条件値読込手段と、 前記第1の条件データテーブルの標準とする各条件デー
    タと前記第2の条件データテーブルの可変の各条件デー
    タとが同じか相違しているかどうかを判定する可変条件
    値判定手段と、 前記可変条件値判定手段によって相違していると判定さ
    れた第2の条件データテーブルの可変の条件データが適
    切な範囲かどうかを判定し、その可変の条件データが範
    囲外であればその可変の条件データを異常値とする異常
    値判定手段と、 前記異常値判定手段によって、第2の条件データテーブ
    ルの可変の条件データが異常とされる毎に、その異常と
    された可変の条件データを予め記憶された前記範囲内の
    置換データに書換えると共に、置換データであることを
    示す識別符号を付加する可変条件値書換手段と、 前記可変条件値判定手段の判定が終了すると、前記第2
    の条件データテーブルの可変の各条件データと可変モー
    ドであることを印字又は表示させるデータ出力手段とを
    有することを特徴とするトンネルの防災盤。
  2. 【請求項2】 前記データ出力手段は印字スイッチの投
    入に伴い、前記仕様変更判定手段の状態に基づく、条件
    データを印字又は表示させることを特徴とする請求項1
    記載のトンネルの防災盤。
  3. 【請求項3】 切換えられることにより、本防災盤の仕
    様を変更しているかどうかを知らせる仕様可変スイッチ
    と、 少なくとも、仕様条件を変更するための複数のスイッチ
    からなる条件値可変スイッチ群と、 電源の投入又はリセット操作に伴って、前記仕様可変ス
    イッチの状態を判定する仕様変更判定手段と、 標準とする各条件データを第1の条件データテーブルに
    記憶すると共に、前記条件値可変スイッチ群の可変条件
    データを第2の条件データテーブルに記憶する条件値読
    込手段と、 前記仕様変更判定手段の判定結果に伴い、前記第1又は
    第2の条件データテーブルの各条件データを印字又は表
    示させるデータ出力手段とを有することを特徴とするト
    ンネルの防災盤。
JP31893292A 1992-11-27 1992-11-27 トンネルの防災盤 Expired - Fee Related JP3149049B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31893292A JP3149049B2 (ja) 1992-11-27 1992-11-27 トンネルの防災盤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31893292A JP3149049B2 (ja) 1992-11-27 1992-11-27 トンネルの防災盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06168389A JPH06168389A (ja) 1994-06-14
JP3149049B2 true JP3149049B2 (ja) 2001-03-26

Family

ID=18104600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31893292A Expired - Fee Related JP3149049B2 (ja) 1992-11-27 1992-11-27 トンネルの防災盤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3149049B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19503357A1 (de) * 1995-02-02 1996-08-08 Wacker Siltronic Halbleitermat Vorrichtung zur Herstellung eines Einkristalls

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06168389A (ja) 1994-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6907300B2 (en) User interface for fire detection system
US7380210B2 (en) User interface with installment mode
US7382245B2 (en) Method and apparatus for indicating a power condition at a notification appliance
JPH02110692A (ja) 監視警報装置
US5008840A (en) Multi-zone microprocessor fire control apparatus
JP3149049B2 (ja) トンネルの防災盤
JPH07262474A (ja) 防災監視システム
JP3279904B2 (ja) 遠隔監視システム
JP3149048B2 (ja) トンネルの防災盤
JPH05325077A (ja) 火災報知設備
JPS599940B2 (ja) 建築物群管理装置
JP3212688B2 (ja) 火災報知設備
JP2627171B2 (ja) トンネル防災設備の自動放水制御装置
JP3517344B2 (ja) 遠方監視・制御装置及び情報対応警報予測表示方法
JPH09305880A (ja) 監視制御装置
JP3194059B2 (ja) 防災設備
JP3050418B2 (ja) ビル遠隔監視装置
JP2000137879A (ja) 火災報知設備の表示装置
JPS584408A (ja) 状態監視方式
JP3328074B2 (ja) 監視システム
JPH06139482A (ja) 環境監視装置
JP2002032008A (ja) ダム管理訓練装置およびダム管理訓練方法
JPH0439117B2 (ja)
JPH064783A (ja) トンネルの防災盤
JP2005018136A (ja) トンネル監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees