JP3148888B2 - カーテンウオール - Google Patents

カーテンウオール

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JP3148888B2
JP3148888B2 JP17565097A JP17565097A JP3148888B2 JP 3148888 B2 JP3148888 B2 JP 3148888B2 JP 17565097 A JP17565097 A JP 17565097A JP 17565097 A JP17565097 A JP 17565097A JP 3148888 B2 JP3148888 B2 JP 3148888B2
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孝一郎 縄
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラスパネルや金
属パネルあるいは石板等の壁体を壁体支持部材を用いて
建物躯体に取付けたカーテンウオールに関する。
【0002】
【従来の技術】建物躯体に壁体支持部材を取付け、壁体
の四隅に固着部材を取付け、4つの壁体が集まる各隅に
取付けた固着部材を1つの壁体支持部材に連結して壁体
を建物躯体に取付けたカーテンウオールが提案されてい
る。例えば、特開平8−270123号公報参照。
【0003】前述のカーテンウオールに用いる壁体支持
部材としては、例えば特開昭8−270123号公報に
示されたものが知られている。具体的には図8に示すよ
うに、建物躯体に取付けられる取付部50にアーム51
をX字状に4本設け、この各アーム51に壁体52に取
付けた固着部材53が挿通する透孔54をそれぞれ形成
し、その透孔54に受座部材55を着脱自在としたもの
が知られている。
【0004】この壁体支持部材によれば、上の透孔54
に受座部材6を取付ければ、壁体52の下部に取付けた
固着部材53が受座部材55に当接して壁体52の自重
を、壁体52下部で固着部材53、受座部材55を介し
て壁体支持部材で支持し、壁体52の上部に取付けた固
着部材53は透孔54に対して上下・左右方向に相対変
位可能となる。
【0005】また、下の透孔54に受座部材55を取付
ければ、壁体52の上部に取付けた固着部材53が受座
部材55に当接して壁体52の自重を、壁体52の上部
で固着部材53、受座部材55を介して壁体支持部材で
支持し、壁体52の下部に取付けた固着部材53は透孔
54に対して上下・左右方向に相対変位可能となる。
【0006】このようであるから、前述の壁体支持部材
によれば壁体52が壁体支持部材に対して上下・左右方
向に相対変位できるし、壁体52の自重を壁体下部で支
持した下受け状態で壁体を支持したり、壁体上部で支持
した上吊り状態で壁体を支持できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の壁体支持部材
は、アーム51の透孔54に凹溝56を形成し、受座部
材55に突条57を形成し、その突条57を凹溝56に
係合して受座部材55を透孔54内に取付けている。
【0008】このために、受座部材55は振動などによ
り透孔54内で動いて突条57が凹溝56から離脱して
正しい取付け姿勢に保持できなかったり、壁体支持部材
が斜めとなると受座部材55が透孔54から脱落するこ
とがあり、受座部材55を取付けた状態で壁体支持部材
を建物躯体に取付ける際には、受座部材55が脱落等し
ないように注意深く行なうことになり、その壁体支持部
材の取付け作業が面倒である。
【0009】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにしたカーテンウオールを提供することを目的とす
る。
【補正の内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、建物躯体に壁
体支持部材を取付け、壁体の隅部に固着部材を取付け、
壁体が集まる各隅に取付けた固着部材を壁体支持部材に
連結して壁体を建物躯体に取付けたカーテンウオールに
おいて、前記壁体支持部材を、建物躯体に取付けられる
取付部と複数のアームを備え、前記各アームには固着部
材が挿通すると共に、形状及び大きさが同一な透孔がそ
れぞれ形成され、各アームの透孔に嵌合可能で支持用透
孔を有するリング形状のセッティングブロックを上の透
孔又は下の透孔に嵌合して取付け、このセッティングブ
ロックと各透孔の内面に、相互に係合する係合孔または
係合穴と、突起をそれぞれ設けたものとしたことを特徴
とするカーテンウオールである
【0011】
【作 用】本発明によれば、セッティングブロックを
上の透孔に嵌合して取付けると壁体の下部に取付けた固
着部材がセッティングブロックに接して壁体自重を支持
し、セッティングブロックを下の透孔に嵌合して取付け
ると壁体の上部に取付けた固着部材がセッティングブロ
ックに接して壁体自重を支持する。
【0012】これによって、セッティングブロックを取
付け替えすることで壁体を下受け状態、上吊り状態とし
て建物躯体に取付けできる。
【0013】また、セッティングブロックの外周面が透
孔に嵌合すると共に、係合孔または係合穴と、突起が係
合しているので、セッティングブロックが振動等で透孔
内で動くことがないし、斜めとしても外れることがな
い。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に示すように、方立1が面内
方向に間隔を置いて複数取付けてある。この複数の方立
1はカーテンウオールを構成する壁体を支持する建物躯
体を構成している。この方立1に代えて鉄筋等の建物躯
体としても良い。
【0015】前記各方立1の室外側部には壁体支持部材
2が取付けてある。ガラス板である壁体3の四隅には固
着部材4がそれぞれ取付けてあり、上下、左右に隣接す
る4つの壁体3の1つの隅に設けた4つの固着部材4が
前記1つの壁体支持部材2に連結してある。
【0016】前記壁体支持部2は図2と図3に示すよう
に、方立1に取付けられる縦板状の取付部10と、この
取付部10の上下に左右方向に向けて一体的に設けたア
ーム11を備え、各アーム11には形状と大きさが同一
で前記固着部材4が挿通する透孔12が形成してある。
【0017】前記透孔12は相対向した上内面12a、
下内面12bと相対向した左内面12c、右内面12d
で矩形状となり、アーム11の前面11a(室外側面)
と後面11b(室内側面)に貫通している。前各内面の
前面11aと後面11bの中間部(アーム11の厚さ方
向中間部)には突起13がそれぞれ一体的に設けてあ
る。この突起13はほぼ半球状としてある。
【0018】前記上左右のアーム11の透孔12(上の
透孔12)又は下左右のアーム11の透孔12(下の透
孔12)には前記固着部材4を支持するセッティングブ
ロック20が嵌合して着脱自在に取付けてある。
【0019】前記セッティングブロック20は薄肉の上
片21と厚肉の下片22と薄肉の左右の縦片23,23
で前記透孔12に嵌合すると共に、支持用透孔24を有
する角形のリング形状としてある。前記上片21、左右
の縦片23,23には係合孔25が形成され、下片22
の外面には係合穴26が形成してある。この係合孔2
5、係合穴26は前記透孔12の突起13に係合するよ
うにしてある。
【0020】このようであるから、セッティングブロッ
ク20を透孔12に嵌合すると、セッティングブロック
20の外面が透孔12の内面に接して振動などでセッテ
ィングブロック20が透孔12内で動くことがないし、
係合孔25、係合穴26が突起13に係合してセッティ
ングブロック20が透孔12から脱落することがない。
【0021】固着部材4は図6に示すように、壁体3の
孔3aに挿通して固着されるホルダー40と、このホル
ダー40に揺動自在に連結したボルト41と、このボル
ト41に螺合する一対のナット42,42で構成してあ
る。そして、ボルト41をセッティングブロック20の
支持用透孔24、アーム11の透孔12に挿通し、ナッ
ト42をアーム11の前面11a、後面11bに締付け
て固着部材4を壁体支持部材2に連結する。
【0022】このようであるから、セッティングブロッ
ク20を上の透孔12に嵌合して取付ければ、図7に示
すように壁体3の下部に取付けた固着部材4のボルト4
1がセッティングブロック20の下片22に接して壁体
自重を支持し、壁体3の上部に取付けた固着部材4のボ
ルト41は透孔12内に遊嵌して上下・左右方向に相対
変位可能となり、壁体3は下受け状態で支持される。
【0023】したがって、各壁体3は図7に仮想線で示
すように壁体支持部材2(建物躯体)に対して相対変位
できる。
【0024】また、セッティングブロック20を上の透
孔12から抜き出して下の透孔12に嵌合すれば、上の
壁体3に取付けた固着部材4のボルト41がセッティン
グブロック20の下片22に接して壁体自重を支持し、
壁体3の下部に取付けた固着部材4のボルト41がアー
ム11の透孔12に遊嵌するから、壁体3は上吊り状態
で支持される。
【0025】前記セッティングブロック20は鋳物製、
押出材を切断して加工したもの、プラスチックにより射
出成形したもの等である。
【0026】なお、透孔12の各内面に凹部を形成し、
セッティングブロック20の各片に突起を設けても良
い。つまり、透孔12の内面に係合部を設け、セッティ
ングブロック20の外面に被係合部を設ければ良い。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、セッティングブロック
を上の透孔に嵌合して取付けると壁体の下部に取付けた
固着部材がセッティングブロックに接して壁体自重を支
持し、セッティングブロックを下の透孔に嵌合して取付
けると壁体の上部に取付けた固着部材がセッティングブ
ロックに接して壁体自重を支持する。
【0028】これによって、セッティングブロックを取
付け替えすることで壁体を下受け状態、上吊り状態とし
て建物躯体に取付けできる。
【0029】また、セッティングブロックの外周面が透
孔に嵌合すると共に、係合孔または係合穴と、突起が係
合しているので、セッティングブロックが振動等で透孔
12内で動くことがないし、斜めとしても外れることが
ない。
【0030】したがって、セッティングブロックを取付
けた状態で壁体支持部材を建物躯体に簡単に取付けでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すカーテンウオールの
一部正面図である。
【図2】壁体支持部材の正面図である。
【図3】壁体支持部材の側面図である。
【図4】セッティングブロック取付部の拡大正面図であ
る。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】壁体の取付状態の側面図である。
【図7】壁体の支持状態と変位状態を示す説明図であ
る。
【図8】従来の壁体支持部材の正面図である。
【符号の説明】
1…方立(建物躯体) 2…壁体支持部材 3…壁体 4…固着部材 10…取付部 11…アーム 12…透孔 13…突起(係合部) 20…セッティングブロック 24…支持用透孔 25…係合孔(被係合部) 26…係合穴(被係合部) 40…ホルダー 41…ボルト 42…ナット 51…アーム 52…壁体 53…固着部材 54…透孔 55…受座部材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 2/96 E04B 2/72

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物躯体に壁体支持部材を取付け、壁体
    の隅部に固着部材を取付け、壁体が集まる各隅に取付け
    た固着部材を壁体支持部材に連結して壁体を建物躯体に
    取付けたカーテンウオールにおいて、 前記壁体支持部材を、建物躯体に取付けられる取付部と
    複数のアームを備え、前記各アームには固着部材が挿通
    すると共に、形状及び大きさが同一な透孔がそれぞれ形
    成され、各アームの透孔に嵌合可能で支持用透孔を有す
    るリング形状のセッティングブロックを上の透孔又は下
    の透孔に嵌合して取付け、このセッティングブロックと
    各透孔の内面に、相互に係合する係合孔または係合穴
    と、突起をそれぞれ設けたものとしたことを特徴とする
    カーテンウオール
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CN114323729B (zh) * 2021-11-18 2024-05-28 北京卫星制造厂有限公司 采样装置

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