JP3148598B2 - 携帯無線電話機の呼び出し装置 - Google Patents

携帯無線電話機の呼び出し装置

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JP3148598B2
JP3148598B2 JP24764895A JP24764895A JP3148598B2 JP 3148598 B2 JP3148598 B2 JP 3148598B2 JP 24764895 A JP24764895 A JP 24764895A JP 24764895 A JP24764895 A JP 24764895A JP 3148598 B2 JP3148598 B2 JP 3148598B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電波信号の送受信動作
により基地局を介して相手と会話をするように構成され
た携帯無線電話機に関し、特に電話がかかってきている
ことを報知する呼び出し装置に係る。
【0002】
【従来の技術】携帯して使用される携帯無線電話機が普
及しているが、斯かる携帯無線電話機は、相手の声を放
音するスピーカーと自分の声を電気信号に変換するマイ
クロフォンが本体に組み込まれているとともに呼び出し
信号が到来していることを報知するためのスピーカーが
設けられている。斯かる装置において、相手より電話が
かかってくると呼び出し音がスピーカーより放音される
ことになり、斯かる呼び出し音を聴取することによって
電話がかかってきていることを認識することが出来る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】携帯無線電話機は、集
積回路技術の進歩等により小型化や軽量化が行われてお
り、その小型軽量化により使用者の衣服のポケットや鞄
の中に収納されて使用されている。ポケットに収納させ
ている場合には、電話がかかっていることを容易に認知
することが出来るものの鞄の中に収納させている場合に
は、呼び出し音が聞こえず電話がかかってきていること
を認知することが出来ないという問題がある。
【0004】斯かる問題を解決する方法として呼び出し
音の音量を大きくすることが考えられるが、このように
すると周りの人に迷惑をかけたり、電源の消費量が増加
し、電源の寿命が短くなるという問題がある。
【0005】本発明は、斯かる問題を解決した携帯無線
電話機の呼び出し装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の呼び出し装置
は、基地局より送信される電波信号を受信するとともに
該基地局へ電波信号を送信するアンテナと前記基地局よ
り送信される呼び出し信号が検出されたとき呼び出し信
号を電波信号として前記アンテナより送信する呼び出し
信号送信回路を携帯無線電話機内に組み込むとともに該
携帯無線電話機より送信される呼び出し信号を受信する
受信回路を前記携帯無線電話機と別体に設けられた呼び
出し装置内に設け、該呼び出し装置が携帯無線電話機よ
り送信される呼び出し信号を受信したとき、呼び出し動
作が行われていることを報知する呼び出し装置用報知手
段を該呼び出し装置内に組み込んだものである。
【0007】
【作用】本発明は、携帯無線電話機が基地局からの呼び
出し信号を受信したとき、該携帯無線電話機より呼び出
し信号を送信させ、該呼び出し信号を受信し、使用者に
電話の呼び出しが行われていることを報知する呼び出し
装置用報知手段が組み込まれた呼び出し装置を前記携帯
無線電話機と別体に設けることによって呼び出し動作が
行われていることを使用者に報知するようにしたもので
ある。
【0008】
【実施例】図1は本発明の携帯無線電話機と呼び出し装
置を示すブロック回路図である。同図において、1は携
帯無線電話機、2は該携帯無線電話機1と別体に設けら
れている呼び出し装置であり、まず携帯無線電話機1の
構成について説明する。
【0009】3は基地局より送信される電波信号を受信
するとともに該基地局へ電波信号を送信するアンテナ、
4は前記アンテナ3を送信用と受信用として使用するた
めに設けられている共用器、5は前記アンテナ3より入
力される信号の中から所望の電波信号を受信し信号の復
調動作を行う受信回路、6は前記受信回路5により受信
復調された信号が入力される信号処理回路であり、音声
信号や制御信号の抽出動作等を行うように構成されてい
る。
【0010】7は送受話器を構成するスピーカーであ
り、相手からの声を放音する作用を有している。8は送
受話器を構成するマイクロフォンであり、使用者の声を
電気信号に変換する作用を有している。9は音声回路で
あり、前記信号処理回路6より得られる音声信号を増幅
し前記スピーカー7より放音させる増幅回路及び前記マ
イクロフォン8より得られるマイクロフォン信号を増幅
する増幅回路が組み込まれている。
【0011】10はダイヤル操作釦や応答用操作釦等が
設けられている操作部、11はダイヤル番号等を表示す
る表示器、12は前記操作部10に設けられている操作
釦に対応した信号を信号処理回路6に入力させるととも
に前記表示器11の表示動作を制御する制御回路であ
る。13は前記信号処理回路6より得られる音声信号や
相手を呼び出すためのダイヤル信号を前記アンテナ3よ
り基地局に対して送信する送信回路である。
【0012】14は携帯無線電話機1の動作を制御する
システム制御回路、15は前記システム制御回路14よ
り出力される呼び出し信号が入力されるとともに該信号
を増幅する増幅回路、16は前記増幅回路15により増
幅された呼び出し信号が印加されるとともに該信号を放
音するスピーカーである。17は前記システム制御回路
14より出力される呼び出しのための信号が入力される
と動作状態になり駆動信号を出力する駆動回路、18は
前記駆動回路17より出力される駆動信号によって駆動
される振動体であり、振動によって使用者に電話がかか
ってきていることを報知する作用を成すものである。
【0013】19は前記システム制御回路14によって
動作が制御されるとともに呼び出し動作時前記呼び出し
装置2に対して呼び出し信号を送信する呼び出し信号送
信回路であり、その呼び出し信号は前記アンテナ3によ
って電波信号として出力されるように構成されている。
20はシステム制御回路14による呼び出し動作を選択
する選択スイッチであり、接地されている可動端子aが
固定端子bにあるときスピーカー16による報知動作が
行われ、固定端子cにあるとき振動体18による報知動
作が行われ、そして固定端子dにあるとき呼び出し信号
送信回路19による呼び出し動作が行われるように構成
されている。
【0014】以上に説明したように携帯無線電話機1は
構成されているが、次に呼び出し装置2について説明す
る。21は前記携帯無線電話機1より送信される呼び出
し信号を受信するアンテナ、22は前記アンテナ21よ
り入力される信号の中から所望の電波信号を受信し信号
の復調動作を行う受信回路、23は前記受信回路22に
より復調された信号が所定の携帯無線電話機から送信さ
れた信号であるか否かを検出する検出回路、24は前記
検出回路23より得られる信号に基づいて呼び出し装置
用報知手段の動作を制御する制御回路、25は前記制御
回路24より出力される呼び出しのための信号が入力さ
れると動作状態になり駆動信号を出力する駆動回路、2
6は前記駆動回路25より出力される駆動信号によって
駆動される振動体であり、振動によって使用者に電話が
かかってきていることを報知する作用を成すものであ
る。27は前記制御回路24より出力される呼び出し信
号が入力されるとともに該信号を増幅する増幅回路、2
8は前記増幅回路27により増幅された呼び出し信号が
印加されるとともに該信号を放音するスピーカーであ
る。
【0015】29は前記振動体26による呼び出し動作
と前記スピーカー28による呼び出し動作とを選択する
選択スイッチ、30は呼び出し動作が認知されたとき閉
成されるリセットスイッチであり、振動体26及びスピ
ーカー28による報知動作を停止させる作用を有してい
る。31は呼び出し装置2の動作不動作を選択するスイ
ッチであり、呼び出し装置による呼び出し動作が不要の
場合に開放され、電池32の電源が各回路に供給されな
いように構成されている。前述したように本発明は構成
されているが、斯かる構成において呼び出し装置2の形
状は衣服のポケット等に収納されるように小型、軽量及
び薄型に構成されている。
【0016】以上の如く本発明は構成されているが、次
に動作について説明する。呼び出し装置2を使用しない
場合には、呼び出し装置2に設けられているスイッチ3
1は開放された状態にあり、また携帯無線電話機1に設
けられている選択スイッチ20の可動端子aは固定端子
b又は固定端子cに切り換えられた状態にある。
【0017】電話をかける動作は、携帯無線電話機1を
動作状態に切り換えた後、操作部10に設けられている
ダイヤル操作釦を操作することによって行われる。斯か
る操作を行うと、制御回路12より信号処理回路6に対
してダイヤル釦の数字に対応した信号が出力されるとと
もに表示器11に操作されたダイヤルの番号等が表示さ
れる。前記信号処理回路6によって信号処理されたダイ
ヤル信号は、送信回路13及び共用回路4を通してアン
テナ3に印加され該アンテナ3より電波信号として基地
局に対して送信される。
【0018】斯かる信号が基地局に対して送信されると
該信号が基地局によって受信された後、相手に対して呼
び出し信号が送出されることになる。斯かる信号が相手
に送信され相手が電話にでると、基地局より相手が電話
に出たことを示す信号が出力され、斯かる信号を携帯無
線電話機1が受信することによって相手と会話をする状
態が構成されることになる。
【0019】基地局を介して送信されてくる電波信号
は、受信回路5によって受信復調された後、信号処理回
路6を通して相手の声として音声回路9に入力される。
前記音声回路9に入力された相手の声は、増幅された後
スピーカー7に印加されて放音されるので、使用者は相
手の声を聴取することが出来る。また、使用者が相手に
対して発声するとその声がマイクロフォン8によって電
気信号に変換されて音声回路9にマイクロフォン信号と
して入力される。前記音声回路9に入力されたマイクロ
フォン信号は増幅された後、信号処理回路6に入力され
るとともに信号処理されて送信回路13に入力される。
前記送信回路13に入力されたマイクロフォン信号は、
送信回路13によって変調された後共用回路4を通して
アンテナ3に印加され該アンテナ3より電波信号として
基地局に対して送信される。
【0020】斯かる信号が基地局に対して送信されると
該信号が基地局によって受信された後、相手に対してマ
イクロフォン信号、即ち使用者の声が送出されることに
なる。斯かる信号が相手に対して送信される結果、使用
者は電話の相手と会話をすることが出来る。以上の如
く、相手に電話をかける場合の動作は行われるが、次に
相手から電話がかかってくる場合の動作について説明す
る。
【0021】まず、選択スイッチ20の可動端子aが固
定端子bにあるとき、即ちスピーカー16による放音動
作によって呼び出し動作を行う状態にある場合の動作に
ついて説明する。携帯無線電話機1が待機状態にある場
合には、受信回路5、信号処理回路6及びシステム制御
回路14等の受信のための回路は動作状態にある。斯か
る状態にあるときに、基地局より使用者が有する携帯無
線電話機1を呼び出す電波信号が送信されると該信号が
アンテナ3及び共用回路4を通して受信回路5に入力さ
れる。斯かる信号が受信回路5に入力されると該受信回
路5による復調動作が行われ、その復調された信号が信
号処理回路6に入力される。斯かる信号が信号処理回路
6に入力されると、該信号の中のダイヤル番号が携帯無
線電話機1の番号と一致するか否かについての照合動作
が行われ、番号が一致しなかった場合には、呼び出し動
作が行われることはない。
【0022】前記信号処理回路6による番号の照合動作
が行われ、その番号が一致するとシステム制御回路14
より増幅回路15に対して呼び出し信号が出力される。
前記増幅回路15に入力された呼び出し信号は、増幅さ
れた後スピーカー16に印加されて放音される。使用者
は、前記スピーカー16より放音される呼び出し音を聴
取することによって電話がかかってきていることを認知
することが出来、操作部10に設けられている応答スイ
ッチを操作することによって相手からの呼び出しに応答
することが出来る。斯かる操作を行うと送信回路13よ
りアンテナ3を介して基地局に対して着信動作を行うた
めの信号が出力され、相手と会話をする状態になる。
【0023】このようにして、スピーカー16の放音動
作による呼び出し動作は行われるが、次に呼び出し音を
出さないで振動によって呼び出し動作を行う場合につい
て説明する。斯かる動作は、選択スイッチ20の可動端
子aを固定端子cに切り換えることによって行われる。
斯かる状態において、前記信号処理回路6による番号の
照合動作が行われ、その番号が一致するとシステム制御
回路14より駆動回路17に対して呼び出し信号が出力
される。呼び出し信号が駆動回路17に入力されると、
該駆動回路17より駆動信号が出力され、その駆動信号
によって振動体18が振動せしめられる。従って、携帯
無線電話機1を衣服のポケット等に収納した状態で保持
しておれば、使用者は振動体18の振動によって電話が
かかってきていることを認知することが出来る。
【0024】呼び出し装置2を使用しない場合の動作
は、以上の如く行われるが、次に呼び出し装置2を使用
する場合の動作について説明する。斯かる動作は、携帯
無線電話機1に設けられている選択スイッチ20の可動
端子aを固定端子dに切り換えるとともに呼び出し装置
2に設けられているスイッチ31を閉成状態にすること
によって行われるが、まず選択スイッチ29が図示した
状態、即ちスピーカー28の放音動作による呼び出し動
作を行う状態にある場合の動作について説明する。
【0025】斯かる状態にあるときに基地局より呼び出
し信号が送信されると受信回路5による受信動作及び復
調動作そして信号処理回路6による信号の中のダイヤル
番号の識別照合動作が行われる。前記信号処理回路6に
よる番号の照合動作が行われ、その番号が一致するとシ
ステム制御回路14より呼び出し信号送信回路19に対
して呼び出し信号の送信動作を行うための制御信号が出
力される。斯かる制御信号が呼び出し信号送信回路19
に印加されると、該呼び出し信号送信回路19が動作状
態になり、アンテナ3を通して呼び出し信号を電波信号
として送信させる。
【0026】前記アンテナ3より送信される電波信号
は、呼び出し装置2に設けられているアンテナ21を通
して受信回路22に入力される。斯かる信号が受信回路
22に入力されると、該受信回路22による復調動作が
行われ、その復調された信号が所定の携帯無線電話機よ
り送信されたものであるか否かの検出動作が検出回路2
3によって行われる。前記検出回路23による検出動作
が行われ、受信された信号が所定の携帯無線電話機より
送信されたものであると判断された場合には、制御回路
24の出力端子33より呼び出し信号が出力される。
【0027】前記制御回路24の出力端子33より呼び
出し信号が出力されると、該信号が選択スイッチ29を
介して増幅回路27に入力されて増幅された後、スピー
カー28に印加される。従って、使用者は前記スピーカ
ー28より放音される呼び出し音を聴取することによっ
て電話がかかってきていることを認知することが出来
る。斯かる動作によって電話がかかってきていることを
認知した使用者は、携帯無線電話機1の操作部10に設
けられている応答用操作釦を操作する。斯かる操作を行
うと、基地局に対して着信動作を行うための信号がアン
テナ3より送信され、相手と会話をする状態が形成され
るので、基地局から送信されていた呼び出しのための信
号が無くなる。また、使用者が応答用操作釦を操作する
と前述した動作が行われるが、斯かる操作が行われたと
き、前記呼び出し信号送信回路19は直ちに不動作状態
にせしめられる。その結果、携帯無線電話機1からの呼
び出し信号の送信動作が行われなくなり、呼び出し装置
2に設けられている受信回路22により受信されていた
呼び出し信号が無くなるので、スピーカー28による呼
び出し音の放音動作が停止する。
【0028】以上に説明したように呼び出し装置2に組
み込まれているスピーカー28の放音動作による呼び出
し報知動作は行われるが、次に振動体26による報知動
作について説明する。斯かる動作は、選択スイッチ29
を図示した状態の反対側に切り換えることによって行わ
れる。
【0029】前記選択スイッチ29が図示した状態の反
対側に切り換えられた状態において、検出回路23によ
る検出動作が行われ、その受信信号が所定の携帯無線電
話機より送信されたものであると判断されると、前述し
たように制御回路24の出力端子33より呼び出し信号
が出力される。前記制御回路24の出力端子33より呼
び出し信号が出力されると、該信号が選択スイッチ29
を介して駆動回路25に印加されるため、該駆動回路2
5の駆動信号によって振動体26が振動せしめられる。
従って、呼び出し装置2を衣服のポケット等に収納した
状態で保持しておれば、使用者は前記振動体26の振動
によって電話がかかってきていることを認知することが
出来る。そして、使用者が応答のための操作を行うと、
前述したように相手と会話をする状態が構成されるとと
もに呼び出し動作のための信号の送信動作が停止するた
め、振動体26の駆動回路25による駆動動作が行われ
なくなる。
【0030】以上の如く、呼び出し装置2による呼び出
し報知動作は行われるが、スピーカー28による呼び出
し信号の放音動作又は振動体26による振動報知動作が
行われているときにリセットスイッチ30を押圧閉成さ
せると、呼び出し動作を停止させることが出来る。報知
動作が行われているときに、リセットスイッチ30を押
圧閉成させると、制御回路24のリセット動作が行わ
れ、制御回路24の出力端子33より出力されていた呼
び出し信号が消滅する。その結果、スピーカー28によ
る呼び出し信号の放音動作又は振動体26の振動による
呼び出し報知動作が行われなくなり、電池32の無駄な
消費を抑えることが出来る。
【0031】携帯無線電話機1に設けられている呼び出
し信号送信回路19より送信される信号の中に呼び出し
装置2を選択特定するための暗証コードを組み込むとと
もに呼び出し装置2の制御回路24に暗証コードを記憶
するメモリーを設けることによって特定の呼び出し装置
による呼び出し動作を行うことが出来る。そして、暗証
コードの記憶動作は、携帯無線電話機1に設けられてい
るメモリーに記憶されている暗証コードに基づいて行う
ように構成される。
【0032】また、呼び出し装置2内に携帯無線電話機
1からの呼び出し信号の送信動作を停止させるためのリ
セット信号を送信するリセット信号送信回路を設け、リ
セットスイッチ30が押圧操作されたときリセット信号
を送信するように構成すると携帯無線電話機1からの呼
び出し信号の必要以上の送信動作を阻止することが出来
る。そして、携帯無線電話機1から呼び出し装置2への
呼び出し信号の送信動作時間を制限するタイマーを設け
ると、長時間の呼び出し装置2による呼び出し報知動作
及び携帯無線電話機1からの呼び出し信号の送信動作が
阻止されるので、呼び出し装置2に組み込まれている電
池32及び携帯無線電話機1に組み込まれている電池の
消耗を防ぐことが出来る。
【0033】また、携帯無線電話機1に設けられている
電話機用報知手段が不動作状態にあるとき、即ち呼び出
し装置2へ呼び出し信号を送信する状態にあるとき、所
定時間呼び出し信号の送信動作が行われているにもかか
わらず応答動作が行われない場合には、呼び出し装置2
への呼び出し信号の送信動作を停止させるとともに不動
作状態にある電話機用報知手段を動作状態に切り換える
ように構成することも出来る。このように構成すると、
使用者が呼び出し装置2を携帯していない場合や呼び出
し装置2を動作状態にするスイッチを入れ忘れている場
合に携帯無線電話機に設けられている報知手段による呼
び出し動作が行われるため、使用者の誤操作に対して大
きな効果を奏する。
【0034】
【発明の効果】本発明の呼び出し装置は、携帯無線電話
機が基地局からの呼び出し信号を受信したとき、該携帯
無線電話機より呼び出し信号を送信させ、該呼び出し信
号を受信すると使用者に電話の呼び出し動作が行われて
いることを報知する呼び出し装置用報知手段が組み込ま
れた呼び出し装置を前記携帯無線電話機と別体に設ける
ことによって呼び出し動作が行われていることを使用者
に報知するようにしただけでなく、該携帯無線電話機に
設けられている応答スイッチによる応答操作が行われた
とき、該携帯無線電話機より呼び出し装置への呼び出し
信号の送信動作を停止させるようにしたので、即ち基地
局への応答信号の送信動作による相手との通話動作が開
始される以前に呼び出し装置への呼び出し信号の送信動
作を停止させるようにしたので、呼び出し動作のための
送信動作を必要最少限に抑えることが出来、電池の浪費
を抑えることが出来るという効果を本発明は有してい
る。
【0035】
【0036】
【0037】
【0038】そして、本発明は、呼び出し装置にリセッ
トスイッチを設け、該スイッチの操作によって動作状態
にある呼び出し装置用報知手段を不動作状態にするよう
にしたので、必要以上の呼び出し動作を阻止することが
出来、電池の浪費を防止する効果が非常に大である。更
に、リセットスイッチの操作が行われたとき、携帯無線
電話機に対してリセット信号を送信し、該携帯無線電話
機からの呼び出し信号の送信動作を停止させるようにし
たので、無駄な呼び出し動作を防止することが出来る。
【0039】また、本発明は、携帯無線電話機からの呼
び出し動作時間をタイマーによって制御するようにした
ので、使用者が電話がかかってきていることを認知する
ことが出来ない状態にあった場合に所定時間経過すると
携帯無線電話機からの呼び出し信号の送信動作を停止さ
せることが出来る。従って、電池の無駄な消費を極力避
けることが出来、本発明は電池の寿命を延ばす効果が大
である。
【0040】更に、本発明は、携帯無線電話機からの呼
び出し信号の送信動作が所定時間行われたにもかかわら
ず応答動作が行われなかった場合には、呼び出し装置へ
の呼び出し信号の送信動作を停止させるとともに不動作
状態にある電話機用報知手段を動作状態に切り換えるよ
うに構成したので、使用者が呼び出し装置を携帯してい
ない場合や呼び出し装置を動作状態にするスイッチを入
れ忘れている場合には携帯無線電話機に設けられている
報知手段による呼び出し動作が行われるため、電話の呼
び出しに対して応答動作を行うことが出来、本発明は、
使用者の誤操作に対して大きな効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯無線電話機と呼び出し装置を示す
ブロック回路図である。
【符号の説明】
1 携帯無線電話機 2 呼び出し装置 6 信号処理回路 10 操作部 14 システム制御回路 17 駆動回路 18 振動体 19 呼び出し信号送信回路 20 選択スイッチ 25 駆動回路 26 振動体 30 リセットスイッチ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/04 - 7/38 H04M 1/725

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波信号の送受信動作により基地局を介
    して相手と会話をするように構成された携帯無線電話機
    において、基地局より送信される電波信号を受信すると
    ともに該基地局へ電波信号を送信するアンテナと前記基
    地局より送信される呼び出し信号が検出されたとき呼び
    出し信号を電波信号として前記アンテナより送信する呼
    び出し信号送信回路を携帯無線電話機内に組み込むとと
    もに該携帯無線電話機より送信される呼び出し信号を受
    信する受信回路を前記携帯無線電話機と別体に設けられ
    た呼び出し装置内に設け、該呼び出し装置が前記携帯無
    線電話機からの呼び出し信号を受信したとき、呼び出し
    動作が行われていることを報知する呼び出し装置用報知
    手段を該呼び出し装置内に組み込み、前記携帯無線電話
    機より呼び出し装置への呼び出し信号の送信が行われて
    いる状態にて、該携帯無線電話機に設けられている応答
    スイッチによる応答操作が行われたとき、携帯無線電話
    機より呼び出し装置への呼び出し信号の送信動作を停止
    させるようにしたことを特徴とする携帯無線電話機の呼
    び出し装置。
  2. 【請求項2】 携帯無線電話機からの呼び出し動作時間
    をタイマーにより制御し、所定時間経過したとき呼び出
    し装置への呼び出し信号の送信動作を停止させるように
    したことを特徴とする請求項1に記載の呼び出し装置。
  3. 【請求項3】 呼び出し動作が行われていることを報知
    する電話機用報知手段を携帯無線電話機内に設け、呼び
    出し装置への呼び出し信号の送信動作がタイマーによる
    制御動作によって停止せしめられたとき、前記電話機用
    報知手段を動作状態にするようにしたことを特徴とする
    請求項2に記載の呼び出し装置。
  4. 【請求項4】 呼び出し装置内に動作状態にある呼び出
    し装置用報知手段を不動作状態にするリセットスイッチ
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の呼び出し装
    置。
  5. 【請求項5】 リセットスイッチが操作されたとき、携
    帯無線電話機に対してリセット信号を送信し、該携帯無
    線電話機からの呼び出し信号の送信動作を停止させるよ
    うにしたことを特徴とする請求項4に記載の呼び出し装
    置。
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