JP3148533B2 - 電磁調理器 - Google Patents

電磁調理器

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JP3148533B2 JP27268294A JP27268294A JP3148533B2 JP 3148533 B2 JP3148533 B2 JP 3148533B2 JP 27268294 A JP27268294 A JP 27268294A JP 27268294 A JP27268294 A JP 27268294A JP 3148533 B2 JP3148533 B2 JP 3148533B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電磁調理器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】電磁調理器は、高周波誘導によって磁力
線の場にある金属内に渦電流が流れることを利用して鍋
自体を発熱させて調理するものであり、熱効率が良くし
かも清潔であるため、従来から広く使用されている。図
5は、従来の電磁調理器の外観斜視図であり、図6は、
電磁調理器の概略構成を示す断面図である。これらの図
を参照して、電磁調理器の概略構成を説明する。
【0003】一般に電磁調理器は、本体アッセンブリ1
と、この本体アッセンブリ1の上部に取付けられた天板
アッセンブリ2とを有している。本体アッセンブリ1
は、ケーシング1aを有しており、このケーシング1a
内には、磁力線を発生させる加熱コイル3や、この加熱
コイル3に高周波電流を供給する高周波変換装置を含む
電装ユニット4が収容されている。図6に示すように、
加熱コイル3は、裏面にフェライトを貼り付けた平板状
のコイル台3a上に載置されており、このコイル台3a
が上記電装ユニット4上に配置されている。また、この
電装ユニット4は、上記ケーシング1aの底部に固定さ
れている。なお、参照符号Sは、調理する際に加熱コイ
ルの出力を調整する調整つまみ1b等が備えられた操作
部Sを示している。
【0004】一方、天板アッセンブリ2は、蓋状に形成
された枠体2aを備えている。この枠体2aの上面部に
は、加熱コイル3から発生する磁力線が通過する開口2
cが形成されている。そして、この開口2cを塞ぐよう
にトッププレート5が取付けられている。このトッププ
レート5は、調理鍋を載置するためのものであり、磁力
線が通過し得る材料により構成されている。より詳しく
説明すると、上記開口2cの周縁には、トッププレート
5を載置するための座部2dが形成されており、トップ
プレート5は、この座部2dに落とし込まれた状態で取
付けられている。そして、トッププレート5と座部2d
との隙間には、シリコンSiが流し込まれており、これ
により、トッププレート5は、枠体2aに接着されてい
る。
【0005】
【0006】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】 従来の電磁調理器で
は、以下に示す問題点がある。すなわち、 図6を参照し
て、加熱コイル3とトッププレート5との間の距離は、
電磁調理器の性能に大きな影響を与える。つまり、加熱
コイル3とトッププレート5との間の組立寸法を、予め
設計された指示寸法に対して高精度に組み立てなけれ
ば、加熱コイル3から放射される磁力線がトッププレー
ト5上の鍋に良好に作用せず、本来の出力を発揮するこ
とができなくなる。ちなみに、上記組立寸法が、指示寸
法に対して数mmずれただけで、電磁調理器の出力が大き
く低下してしまう。
【0008】ところで、加熱コイル3が取付けられる電
装ユニット4は、ケーシング1aに固定されているた
め、加熱コイル3が取付けられた電装ユニット4をケー
シング1aに組付ける際に、電装ユニット4とトッププ
レート5との距離、すなわち、加熱コイル3とトッププ
レート5との距離を調整することができない。一方、ケ
ーシング1aは、通常プレス成形されるが、このケーシ
ング1aの成形仕上寸法にも誤差が生じる場合がある。
このような場合、ケーシング1aに電装ユニット4を組
付けた際に、加熱コイル3とトッププレート5との間の
組立寸法が予め設計された指示寸法通りに組付けること
ができず、電磁調理器本来の出力を発揮することができ
なくなるという問題がある。
【0009】なお、この問題点に関連する従来技術とし
ては、トッププレート上に磁性発熱体を備えた非磁性体
からなる発熱体保持部材を配置し、発熱する磁性発熱体
の上に調理鍋を載置することにより加熱調理することが
できる電磁調理器が提供されており(特開昭60−16
5085号公報参照)、この発熱体保持部材には、磁力
線による磁性発熱体の良好な発熱を実現するため、トッ
ププレートと磁性発熱体との距離を最適に調整すること
ができる脚部が設けられている旨が記載されている。
【0010】この公報に開示された電磁調理器は、アル
ミニウム製の鍋や土鍋等の非磁性体からなる調理鍋を使
用しても加熱調理をすることができることを目的として
おり、このため、電磁誘導により上記磁性発熱体を一旦
発熱させ、この発熱した磁性発熱体上に調理鍋を載置す
るようになっている。このように、一旦発熱させた磁性
発熱体から熱の供給を受けて調理鍋が温められるので、
非常に熱効率が悪くなり、電磁調理器の本来の出力を発
揮することができない。
【0011】
【0012】この発明の目的は、上記問題点に鑑み、電
磁調理器を構成する部品に製作誤差が生じても、本来の
出力を発揮し、性能が低下することのない電磁調理器を
提供することである。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【課題を解決するための手段および作用】 上記の目的を
達成するため、請求項1に係る電磁調理器は、中央に開
口を有する上枠と、前記開口に嵌め込まれた、調理鍋の
載置用天板と、この天板の下方に設けられた加熱コイル
と、この加熱コイルへの通電を制御する通電制御手段
と、上記上枠の周囲に連結されて当該上枠を保持すると
共に、上記加熱コイルおよび通電制御手段を収納するケ
ーシングとを有する電磁調理器において、上記加熱コイ
ルと通電制御手段とは、所定の位置関係を保持して結合
されており、上記通電制御手段は、ケーシングの下面に
対して上下方向に取付位置を調整できる取付部材によっ
て取付けられていることを特徴とするものである。
【0023】上記構成によれば、取付部材により、ケー
シングの下面に対する上下方向の高さを調整して、通電
制御手段をケーシングに取付けることができる。この通
電制御手段は、加熱コイルと所定の位置関係を保持して
結合されているから、ケーシング内における加熱コイル
の高さを調整することができる。その結果、天板と加熱
コイルとの距離を調整することができる。
【0024】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によって詳細に
説明する。図1は、この発明の一実施例に電磁調理器A
の外観斜視図であり、図2は、この電磁調理器Aの内部
構造を示す断面図である。図1および図2を参照して、
電磁調理器Aは、下アッセンブリU1と、この下アッセ
ンブリU1の上部に設けられた上アッセンブリU2とか
らなり、この上アッセンブリU2は、たとえば、ビスB
1によって下アッセンブリU1に締結固定されている。
【0025】図2に注目して、下アッセンブリU1は、
上面が開放されたケーシング20を備えており、このケ
ーシング20には、磁力線を発生させる加熱コイル30
と、この加熱コイル30が載置されるコイル台40と、
加熱コイル30への高周波電流の供給を制御する通電制
御手段としての高周波変換装置50と、図示していない
が、ケーシング20内を冷却する冷却ファン等の電装部
品とが収容されている。
【0026】加熱コイル30が載置されたコイル台40
は、高周波変換装置50の上面部51上に取付けられて
おり、これにより、加熱コイル30,コイル台40およ
び高周波変換装置50は、図2に示すような位置関係、
すなわち、加熱コイル30の下方にコイル台40が配置
され、このコイル台40の下方に高周波変換装置50が
配置されるという位置関係を保持して連結された状態と
なっている。また、上記高周波変換装置50は、後に詳
述する高さ調整手段としての取付部材60を介してケー
シング20の底面部21側に取付けられている。
【0027】また、図1に注目して、ケーシング20の
前面部22には、操作パネルSが設けられており、この
操作パネルSには、調理する際に加熱コイル30の出力
を調整する調整つまみP1等が備えられている。この調
整つまみP1や各操作スイッチを操作することによっ
て、被調理物に対応した適切な加熱調理が行なえるよう
になっている。なお、参照符号Cは、電磁調理器Aに電
源を供給する電源コードを示している。
【0028】再び図2に注目して、上アッセンブリU2
は、中央に開口71を有する上枠70と、前記開口71
に嵌め込まれた天板80と、上記ケーシング20内と連
通した状態で上枠70に設けられ、上記冷却ファンによ
ってケーシング20内の空気を排気するための排気口カ
バー70a(図1参照)とを有している。上記上枠70
は、周囲が折り曲げられて周面部72が形成された蓋状
をなしている。この上枠70を上記ケーシング20の上
面側から被せることによって、上記周面部72とケーシ
ング20の側面部23とが対向し、これら周面部72と
側面部23とが上記ビスB1によって締結されている。
また、天板80は、調理鍋を載置するためのものであっ
て、たとえば、ガラスセラミックス等の非磁性体材料よ
り構成されている。従って、加熱コイル30から発生し
た磁力線は、上記開口71および天板80を通過して、
天板80に載置された調理鍋に放射されるようになって
いる。
【0029】次に、図2および図3を参照して、上記天
板80の取付けおよび上記開口71の近傍の構造につい
て詳しく説明する。まず、上記開口71の周縁部71a
には、ケーシング20の内方へ突出するアングル状の突
出部73が形成されている。このアングル状の突出部7
3により、天板80が配置されるための座部が形成され
ており、この座部に上記天板80が嵌め込まれている。
【0030】天板80は、天板受け部材90を用いて開
口71内に嵌め込まれている。すなわち、天板80は、
シリコンシート部材91を介して天板受け部材90にシ
リコン系接着剤Si(以下、「接着剤Si」という。)
により固着されている。そして、この天板80が固着さ
れた天板受け部材90が、上記接着剤Siにより、上記
座部に接着されている。なお、この接着剤Siは、上記
開口71を形成する壁面と、天板80,シリコンシート
部材91および天板受け部材90との隙間に流し込まれ
ている。
【0031】上記天板受け部材90は、磁界を遮断する
ことができる磁気シールド材で形成されている。また、
この天板受け部材90は、磁界中でも発熱しにくい電気
表皮抵抗の小さい材料で形成されており、たとえば、ア
ルミニウムや銅等の磁気シールド材により構成すること
ができる。この天板受け部材90は、上記座部の上面部
73aに当接する取付部92と、この取付部92に略直
角に延設され、開口71からケーシング20内へ突出す
る状態で延びる筒状の延設部93とを有している。この
延設部93の軸方向長さは、上記加熱コイル30を取り
囲んで収容することができる長さ、すなわち、延設部9
3の先端が、コイル台40の内底面41aよりも下方に
位置するような長さを有している。
【0032】上述の、加熱コイル30を載置したコイル
台40は、上記筒状の延設部93の内側に配置されてい
る。このコイル台40は、上記天板受け部材90と同
様、磁気シールド性を有し、しかも電気表皮抵抗の小さ
い材料、たとえば、アルミニウムや銅等の磁気シールド
材により構成することができる。このコイル台40は、
平板状の基板部41と、この基板部41の周囲から立ち
上がるように延設された立上部42とを有している。こ
の立上部42は、筒状をしており、載置された加熱コイ
ル30を取り囲んでいる。また、この立上部42の高さ
は、上記加熱コイル30を取り囲んで収容することがで
きる高さ、すなわち、立上部42の先端が、加熱コイル
30の上縁部31よりも上方に位置するような高さに設
定されている。
【0033】従って、加熱コイル30は、コイル台40
の立上部42およびコイル台40を取り囲む天板受け部
材90の延設部93によって、二重に取り囲まれて収容
されている。次に、図2および図4を参照して、高周波
変換装置50のケーシング20への取付けについて詳し
く説明する。
【0034】上述のように、高周波変換装置50は、取
付部材60を介してケーシング20の底面部21に取付
けられている。この取付部材60は、高周波変換装置5
0の左右両側に配置されている。この取付部材60は、
図4に示すように、断面略L字状のアングル材により構
成されており、ケーシング20側に固定される固定部6
1と、高周波変換装置50に一対のビスB2を用いて取
付けられる取付部62とを有している。
【0035】取付部62には、上記一対のビスB2が挿
通される挿通穴が、4対設けられている。すなわち、挿
通穴対63a,63bと、挿通穴対64a,64bと、
挿通穴対65a,65bと、挿通穴対66a,66bと
の4対が設けられている。これら各対をなす挿通穴同士
は、同一のピッチdを有している。また、これら各挿通
穴対は、固定部61に対して垂直な方向に、所定間隔
(例えば1mm間隔)hで設けられている。そして、所要
の挿通穴対を選択し、当該挿通穴にビスB2を挿通して
高周波変換装置50を取付けることにより、高周波変換
装置50の高さ調整をすることができるようになってい
る。
【0036】この実施例によれば、次のような作用効果
を奏する。 (1) 天板80は、天板受け部材90に固着されているか
ら、天板受け部材90を上枠70から取り外すことによ
り、天板80を天板受け部材90と一体的に取り外すこ
とができる。従って、万一天板が割れた場合、この天板
の交換作業をするに際し、天板80を固着している接着
剤Siを除去することなく、天板受け部材90を接着し
ている接着剤Siをカッター等で切り裂き、割れた天板
80と天板受け部材90とを一緒に取り外すことができ
る。従って、この交換作業において、割れた天板80が
ばらばらになって加熱コイル30側へ落下し、これによ
る加熱コイル30への損傷を防止することができる。
【0037】(2) 天板80を上枠70に嵌め込む場合に
は、天板受け部材90の取付部92を、開口71の周縁
部71aに形成された突出部73の上面部73aに上方
から当接させて接着するのであるが、上記取付部92に
延設された延設部93は、上記開口71からケーシング
20内に挿入される。このとき、この延設部93によっ
て案内した状態で天板受け部材90を上枠70に嵌め込
むことができ、この嵌め込み作業を容易に行なうことが
できるという利点がある。
【0038】また、加熱コイル30,コイル台40およ
び高周波変換装置50が一体的に組付けられているの
で、これらをユニットとしてケーシング20内に簡単に
組付けることができるという利点もある。しかも、ケー
シング20内に上記ユニットとして構成された加熱コイ
ル30,コイル台40および高周波変換装置50を組み
込む際に、上記延設部93を基準として位置決めするこ
とができるという利点もある。さらに、天板受け部材9
0は、接着剤Siを用いて固着されるので、天板受け部
材90の上枠70への取付作業が簡単であるという利点
がある。また、この接着剤Siを、たとえば、カッター
等で切り裂くことにより、簡単に天板受け部材90を取
り外すことができるという利点もある。
【0039】(3) 加熱コイル30は、磁気シールド材か
らなる天板受け部材90の延設部93によって側方を取
り囲まれて収容されているから、この延設部93によ
り、加熱コイル30から発生する磁力線の、加熱コイル
30の側方への放射を確実に防ぐことができる。これに
より、加熱コイル30から発生する磁力線が、ケーシン
グ20に放射されることがない。その結果、ケーシング
20を耐腐食性に優れるステンレス等により構成して
も、電磁調理器A自体が発熱してしまうという不都合を
回避することができる。しかも、天板受け部材90は、
電気表皮抵抗の小さい材料で構成されているから、天板
受け部材90自身が発熱することがないという利点があ
る。
【0040】また、磁気シールド材からなるコイル台4
0上に加熱コイル30が載置されるから、加熱コイル3
0から発生した磁力線が高周波変換装置50へ放射され
るのを防止することができる。これにより、磁力線の影
響による高周波変換装置50への種々の弊害、たとえ
ば、高周波変換装置50自体の発熱による制御不良等を
なくすことができる。
【0041】さらに、コイル台40の立上部42が、加
熱コイル30を取り囲んでいるので、加熱コイル30か
ら発生する磁力線の、加熱コイル30の側方への放射を
一層効果的に防ぐことができ、一層効果的に電磁調理器
A自体の発熱を防止することができる。しかも、上記立
上部42と基板部41とにより構成される収容空間に、
上記加熱コイル30が収容されるので、加熱コイル30
から発生する磁力線の、加熱コイルの側方への放射を、
上記立上部42と、天板受け部材90の延設部93とに
より二重に防ぐことができ、なお一層効果的に電磁調理
器A自体のの発熱を防止することができる。
【0042】(4) 取付部材60により、ケーシング20
内での高周波変換装置50の取付け高さを調整すること
ができる。これにより、高周波変換装置50と一体的に
組付けられた加熱コイル30の高さを、ケーシング内で
調整することができる。その結果、ケーシング20の製
作寸法や、上記ユニットとして構成される加熱コイル3
0,コイル台40および高周波変換装置50の組付寸法
に誤差が生じても、加熱コイル30と、上枠70に嵌め
込まれた天板80との距離を最適な距離に調整すること
ができ、電磁調理器本来の出力を発揮させることができ
る。
【0043】なお、この発明は上記実施例に限定される
ものではなく、コイル台40は、樹脂により構成し、こ
のコイル台40の周囲に、磁気シールド材であるフェラ
イト等を貼り付けるようにしても良い。また、コイル台
40を他の導電性材料で構成しても良い。また、天板受
け部材90は、全体を磁気シールド材で構成しなくて
も、延設部93のみを磁気シールド材で構成しても同様
の効果を得ることが期待できる。
【0044】さらに、本実施例では、取付部材60に設
けた挿通穴間の寸法hは、1mmに設定したが、この寸法
hをより小さくすれば、より精度良く高さ調整をするこ
とができる。その他、種々の設計変更を施すことができ
る。
【0045】
【0046】
【0047】
【0048】
【0049】
【0050】
【0051】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、取付部材
により、ケーシングの下面に対する高さを調整して通電
制御手段を取付けることにより、天板と加熱コイルとの
距離を調整することができる。その結果、ケーシングの
製作誤差や、通電制御手段および加熱コイルの組付け誤
差が生じても、加熱コイルと天板の距離を最適な距離に
調整することができ、電磁調理器の本来の出力を発揮さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電磁調理器の斜視図で
ある。
【図2】電磁調理器の内部構造を示す断面図である。
【図3】上枠の開口部分の構造を示す拡大断面図であ
る。
【図4】取付部材の斜視図である。
【図5】従来の電磁調理器の斜視図である。
【図6】従来の電磁調理器の内部構造を示す断面図であ
る。
【図7】従来の電磁調理器における上枠の開口部分の構
造を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
A 電磁調理器 20 ケーシング 30 加熱コイル 40 コイル台 42 立上部 50 高周波変換装置 60 取付部材 70 上枠 71 開口 80 天板 90 天板受け部材 92 取付部 93 延設部
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−14296(JP,U) 実開 昭56−166694(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 6/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央に開口を有する上枠と、前記開口に嵌
    め込まれた、調理鍋用の載置用天板と、該天板の下方に
    設けられた加熱コイルと、該加熱コイルへの通電を制御
    する通電制御手段と、上記上枠の周囲に連結されて当該
    上枠を保持すると共に、上記加熱コイルおよび通電制御
    手段を収納するケーシングとを有する電磁調理器におい
    て、 上記加熱コイルと通電制御手段とは、所定の位置関係を
    保持して結合されており、 上記通電制御手段は、ケーシングの下面に対して上下方
    向に取付位置を調整できる取付部材によって取付けられ
    ていることを 特徴とする電磁調理器。
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