JP3148453B2 - バッファ回路 - Google Patents

バッファ回路

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JP3148453B2
JP3148453B2 JP07332693A JP7332693A JP3148453B2 JP 3148453 B2 JP3148453 B2 JP 3148453B2 JP 07332693 A JP07332693 A JP 07332693A JP 7332693 A JP7332693 A JP 7332693A JP 3148453 B2 JP3148453 B2 JP 3148453B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はバッファ回路に関し、
特にたとえば位相検波回路,直流再生回路またはカラー
キラー回路などに用いられる、バッファ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図11を参照して、直流再生回路1に従
来のバッファ回路2を組み込む場合、直流再生回路1は
次のように動作していた。ただし、トランジスタT1の
ベースに入力される映像信号の直流成分はトランジスタ
T2のベース電位源である直流電圧V1より高く設定さ
れている。また、トランジスタT3はクランプ期間だけ
導通する定電流源として動作し、このトランジスタT3
がオンする期間にトランジスタT4およびトランジスタ
T5の差動対によってレベル差が検出される。
【0003】クランプ期間において、トランジスタT5
のベース電位がトランジスタT4のベース電位より低
く、トランジスタT3からの電流I1がトランジスタT
5に流れると、トランジスタT6,T7およびT8で構
成されているカレントミラー回路3によってトランジス
タT9のコレクタ・エミッタ間にI1とほぼ等しい電流
が流れる。ここで、NPNトランジスタTの増幅率をβ
N とすると、トランジスタT9のベース電流はほぼI1
/βN となる。これがトランジスタT10のベース電流
となるから、PNPトランジスタTの増幅率をβP とす
ると、トランジスタT10のコレクタ電流はほぼ(I1
/βN )×βP となる。さらに、トランジスタT10の
コレクタ電流はトランジスタT11のエミッタ電流とな
るから、コンデンサC1の充電電流となるトランジスタ
T11のベース電流は(I1/βN)×βP ÷βP =I
1/βN となる。
【0004】一方、クランプ期間において、トランジス
タT4のベース電位がトランジスタT5のベース電位よ
りも高くなった場合には、トランジスタT3のコレクタ
電流I2がトランジスタT4に流れ、トランジスタT1
2,T13およびT14によって構成されるカレントミ
ラー回路4によってトランジスタT15のコレクタ電流
はほぼI2と等しくなる。したがって、コンデンサC1
の放電電流となるトランジスタT15のベース電流は、
I2/βN となる。
【0005】これより、トランジスタT4およびT5の
ベース電位がつり合ったときは、I1=I2となり、充
放電電流が等しくなるため、トランジスタT11のベー
ス電流はトランジスタT15のベースに入力され、3段
ダーリントン回路5にかかる電圧が一定値となる。した
がって、カレントミラー回路6および7によって、トラ
ンジスタT16に電流が流れ、R1に電圧降下が生じ
る。これによってトランジスタT1のベース電位がV1
と等しくなり、出力映像信号のクランプレベルが所定の
レベルとなる。クランプ期間以外において、コンデンサ
C1の電荷は3段ダーリントン回路5によってホールド
されるため、トランジスタT16に一定の電流が流れ、
R1に電圧降下が生じ、出力映像信号の直流レベルおよ
び映像レベルが所定のレベルとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のバッ
ファ回路2では、3段ダーリントン回路5を用いるた
め、構成が複雑になる。また、3段ダーリントン回路5
を用いると、トランジスタT17のコレクタ浮遊容量な
どによって、コンデンサC1のチャージ電圧がピーク検
波され、クランプのオフセットが生じる。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、簡
単な構成で正確に動作させることができる、バッファ回
路を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、入力信号
に対応した平滑出力を生じるバッファ回路であって、
いにカスケード接続されかつそのカスケード接続点に入
力信号が与えられる第1および第2のトランジスタ、第
1および第2のトランジスタの各々のベースに対応する
ベースを有するかつ互いにカスケード接続された第3お
よび第4のトランジスタ、および第2および第4のトラ
ンジスタのベースと基準電位との間に介挿されたコンデ
ンサを備える、バッファ回路である。
【0009】第2の発明は、入力信号に対応した平滑出
力を生じるバッファ回路であって、互いにカスケード接
続されかつそのカスケード接続点に入力信号が与えられ
る第1および第2のトランジスタ、第1および第2のト
ランジスタの対応のベースに接続されたベースを有しか
つ互いにカスケード接続された第3および第4のトラン
ジスタ、第3および第4のトランジスタの間にカスケー
ド接続されかつそのベースがカスケード接続点に接続さ
れた第5のトランジスタ、第4のトランジスタとカスケ
ード接続されかつそのベースが第2のトランジスタの出
力に接続された第6のトランジスタ、および第2および
第4のトランジスタのベースと基準電位との間に接続さ
れたコンデンサを備える、バッファ回路である。
【0010】第3の発明は、入力信号に対応した平滑出
力を生じるバッファ回路であって、入力信号に応じた電
流が流れる第1のトランジスタ、第1のトランジスタの
ベース電流と同じ大きさの電流を出力するカレントミラ
ー回路、カレントミラー回路の出力電流を平滑するコン
デンサ、およびコンデンサによって平滑された電流によ
って導通する第2のトランジスタを備える、バッファ回
路である。
【0011】第4の発明は、入力信号に対応した平滑出
力を生じるバッファ回路であって、互いにカスケード接
続されかつそのカスケード接続点に入力信号が与えられ
る第1および第2のトランジスタ、第1のトランジスタ
のベースに一方のトランジスタの出力および両方のトラ
ンジスタのベースが接続されたカレントミラー回路、カ
レントミラー回路の他方のトランジスタとカスケード接
続され、かつそのベースが第1および第2のトランジス
タのカスケード接続点に接続された第3のトランジス
タ、第3のトランジスタに流れる電流を平滑するコンデ
ンサ、およびコンデンサによって平滑された電流によっ
て導通する第4のトランジスタを備える、バッファ回路
である。
【0012】第5の発明は、入力信号に対応した平滑出
力を生じるバッファ回路であって、互いにカスケード接
続されかつそのカスケード接続点に入力信号が与えられ
る第1および第2のトランジスタ、第1のトランジスタ
のベースにその出力が与えられる第3のトランジスタ、
第3のトランジスタのベースに接続されたベースを有し
かつそのベースと出力とが接続された第4のトランジス
タ、第4のトランジスタとカスケード接続されかつその
ベースが第1のトランジスタのベースおよび第3のトラ
ンジスタの出力と接続された第5のトランジスタ、およ
び第5のトランジスタの出力および第2のトランジスタ
のベースと基準電位との間に接続されたコンデンサを備
える、バッファ回路である。
【0013】第6の発明は、入力信号に応じた平滑出力
を生じるバッファ回路であって、互いにカスケード接続
されかつそのカスケード接続点に入力信号が与えられる
第1および第2のトランジスタ、第1および第2のトラ
ンジスタの対応のベースに接続されたベースを有しかつ
互いにカスケード接続された第3および第4のトランジ
スタ、第1のトランジスタのベースに接続されたベース
を有する第5のトランジスタ、および第1,第3および
第5のトランジスタのベースと基準電位との間に接続さ
れたコンデンサを備える、バッファ回路である。
【0014】第7の発明は、直流電源を基準に入力信号
の直流レベルを調整する直流再生回路であって、第1お
よび第2のトランジスタによって構成され、かつ直流電
源および入力信号に基づいて導通する差動対、入力信号
の所定の期間だけ導通して差動対に電流を入力する第3
のトランジスタ、第2のトランジスタの導通電流に対応
する電流をそのベース電流によって補償する第4および
第5のトランジスタ、ベース電流を平滑するとともに第
3のトランジスタが導通しない期間第4および第5のト
ランジスタを導通させるコンデンサ、および第4のトラ
ンジスタの導通電流に基づいて入力信号の直流レベルを
電圧降下させる抵抗を備える、直流再生回路である。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【作用】第1の発明において、たとえば脈動する入力電
流が第1のトランジスタのたとえばエミッタに印加され
ると、第1のトランジスタのベース電流も脈動する。こ
のベース電流は、たとえば他のトランジスタとカスケー
ド接続されかつ第1のトランジスタとベースどうしで接
続された1のトランジスタのベース電流と等しくなり、
これによって他のトランジスタのベース電流も脈動す
る。そして、たとえば他のトランジスタのベース電流が
第2のトランジスタのベース電流となり、他のトランジ
スタのベース電流はコンデンサによって平滑されるの
で、第2のトランジスタの導通電流は一定値となり、こ
の導通電流に基づいて所定の出力が生じる。
【0022】
【0023】第7の発明のようにバッファ回路を直流再
生回路に組み込めば、たとえばクランプ期間第2のトラ
ンジスタを導通した電流によって、たとえば他のトラン
ジスタにベース電流が流れ、このベース電流を補償すべ
く第4および第5のトランジスタが導通する。このう
ち、第4のトランジスタの導通電流と同じ大きさの電流
がたとえばカレントミラー回路を流れ、これによって抵
抗に電圧降下が生じ、入力信号のたとえばクランプレベ
ルが調整される。なお、クランプ期間以外においては、
コンデンサの充電エネルギによって第4のトランジスタ
が導通し、クランプ期間と同じ大きさの電流が流れるの
で、クランプ期間以外の期間における入力信号の直流レ
ベルも調整される。
【0024】
【発明の効果】この発明によれば、3段ダーリントン回
路を用いないので、簡単に回路を構成でき、かつ正確に
動作させることができる。この発明の上述の目的,その
他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下
の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0025】
【実施例】図1を参照して、この実施例のバッファ回路
10は、カスケード接続されたNPNトランジスタT2
0およびT21とPNPトランジスタT22およびT2
3とを含み、NPNトランジスタT20およびPNPト
ランジスタT22のベースどうしとNPNトランジスタ
T21およびPNPトランジスタT23のベースどうし
とが接続されている。また、NPNトランジスタT21
のエミッタは定電流源12を介して接地されており、P
NPトランジスタT23のベースはコンデンサC11を
介して接地されており、PNPトランジスタT23のコ
レクタはそのまま接地されている。さらに、NPNトラ
ンジスタT20のコレクタおよびPNPトランジスタT
22のエミッタにバイアスVCCがかかっており、NPN
トランジスタT20のエミッタに入力信号が印加され、
NPNトランジスタT21および定電流源12の間に出
力波形が現れる。
【0026】動作において、入力信号が印加されないと
きは、定電流源12によって定電流IがNPNトランジ
スタT20およびT21のエミッタ・コレクタ間を流
れ、NPNトランジスタT20およびT21のベースに
電流I/βN が入力される。したがって、このベース電
流を補償するためにPNPトランジスタT22およびT
23のベース・エミッタ間に電流(βP /βN )×Iが
流れる。すなわち、コンデンサC11の充放電は生じな
い。一方、NPNトランジスタT20のエミッタにたと
えば脈動する入力信号が印加されると、NPNトランジ
スタT20のエミッタ・コレクタ間を流れる電流が脈動
し、NPNトランジスタT20のベース電流も脈動す
る。したがって、PNPトランジスタT22およびT2
3のエミッタ・コレクタ間を流れる電流も脈動するが、
PNPトランジスタT23のベース電流はコンデンサC
11によって平滑される。これより、NPNトランジス
タT21のエミッタ・コレクタ間に一定の電流が流れ、
定電流源12によってNPNトランジスタT21のエミ
ッタに平滑出力が現れる。すなわち、入力信号が負であ
る場合はレベルに応じた正の出力が現れ、入力信号が正
の場合はレベルに応じた負の出力が現れる。
【0027】図2を参照して、他の実施例のバッファ回
路10は、図1に示すバッファ回路10にPNPトラン
ジスタT24およびT25が付加されたものである。す
なわち、PNPトランジスタT24がPNPトランジス
タT22およびT23の間にカスケード接続され、PN
PトランジスタT25がPNPトランジスタT23およ
び接地面の間にカスケード接続されている。また、PN
PトランジスタT24のベースがNPNトランジスタT
20のエミッタと接続され、PNPトランジスタT25
のベースがNPNトランジスタT21のエミッタと接続
されている。このようにPNPトランジスタT24およ
びT25を付加するのは、付加しなければ以下のような
アーリ効果が生じるからである。すなわち、図1のバッ
ファ回路10では、入力信号と平滑出力とによってNP
NトランジスタT21のエミッタ・コレクタ間電圧が変
動するため、NPNトランジスタT21のベース電位が
変動する。したがって、PNPトランジスタT23のエ
ミッタ・コレクタ間電圧が変動し、これに応じてPNP
トランジスタT22のエミッタ・コレクタ間電圧も変動
する。このため、PNPトランジスタT22およびT2
3のコレクタ電流が一致せず、両者のベース電流も一致
しなくなるため、PNPトランジスタT23のベース電
流とNPNトランジスタT21のベース電流が一致しな
くなる。これより、コンデンサC11の充放電が生じ、
コンデンサC11が十分に機能しない。
【0028】PNPトランジスタT24を付加すると、
a点の電位がVCC−VBEであり、b点の電位がVCC−2
BEであることから、c点の電位がVCC−VBEとなる。
したがって、PNPトランジスタT22のコレクタ・エ
ミッタ間電圧がVBEとなる。また、d点の電位をvとす
ると、e点の電位がv−VBEとなるため、PNPトラン
ジスタT25を付加することによってf点の電位がvと
なり、PNPトランジスタT23のコレクタ・エミッタ
間電圧がVBEとなる。このように、PNPトランジスタ
T22およびT23のコレクタ・エミッタ間電圧が等し
くなり、アーリ効果が抑制される。なお、このバッファ
回路10の基本的動作は図1に示すバッファ回路10と
同じであるため、詳しい説明は省略する。
【0029】図3を参照して、その他の実施例のバッフ
ァ回路10は、図2に示すバッファ回路10にNPNト
ランジスタT26およびT27とPNPトランジスタT
28と定電流源14とが付加されたものである。すなわ
ち、NPNトランジスタT21にNPNトランジスタT
26がダーリントン接続されており、NPNトランジス
タT26のコレクタにバイアスVCCがかけられ、エミッ
タに定電流源12が接続されている。また、PNPトラ
ンジスタT23にNPNトランジスタT27が共通接続
されており、NPNトランジスタT27のコレクタにバ
イアスVCCがかけられ、エミッタが定電流源14を介し
て接地されている。さらに、PNPトランジスタT25
にPNPトランジスタT28がダーリントン接続されて
おり、PNPトランジスタT28のベースがNPNトラ
ンジスタT26のエミッタと接続され、PNPトランジ
スタT28のコレクタが接地されている。
【0030】この場合、NPNトランジスタT21のベ
ース電流はわずかな量で十分であるため、PNPトラン
ジスタT23のベース電流のほとんどはNPNトランジ
スタT27のベースに入力される。すなわち、入力信号
が印加されることによって、NPNトランジスタT20
に、入力信号が印加されないときより大きい電流が流
れ、これとほぼ同じ大きさの電流がPNPトランジスタ
T22,T24,T23およびT25を流れる。このた
め、PNPトランジスタT23のベース電流がNPNト
ランジスタT21およびT27に分流し、NPNトラン
ジスタT21のベースにはわずかな量の電流が流れる。
これによって、NPNトランジスタT26のエミッタに
は入力信号のレベルに応じた平滑出力が現れる。なお、
PNPトランジスタT24,T25およびT28はアー
リ効果を抑制するためのものである。g点の電位がVCC
−VBEであるため、h点の電位はVCC−2VBEとなり、
i点の電位がVCC−VBEとなる。したがって、PNPト
ランジスタT22のエミッタ・コレクタ間電圧はVBE
なる。また、j点の電位をvとすると、k点の電位はv
−2VBEとなり、l点の電位はvとなる。このため、P
NPトランジスタT23のエミッタ・コレクタ間電圧は
BEとなる。これよりアーリ効果が抑制される。
【0031】図4を参照して、さらにその他の実施例の
バッファ回路10は、NPNトランジスタT20および
T21がカスケード接続されており、NPNトランジス
タT20のコレクタにバイアスVCCがかけられ、NPN
トランジスタT21のコレクタが定電流源12を介して
接地されている。また、NPNトランジスタT20およ
びT21のベースはそれぞれ、カレントミラー回路16
を構成するPNPトランジスタT29およびT30のコ
レクタと接続され、PNPトランジスタT30のコレク
タは、コンデンサC11を介して接地されている。な
お、カレントミラー回路16において、PNPトランジ
スタT29のベースとコレクタとが接続されている。さ
らに、PNPトランジスタT29およびT30のエミッ
タにはバイアスVCCがかかっている。入力信号はNPN
トランジスタT20のエミッタに印加され、NPNトラ
ンジスタT21のエミッタから出力が現れる。
【0032】動作において、入力信号が印加されたとき
は、NPNトランジスタT20のコレクタ・エミッタ間
を流れる電流が変動するため、NPNトランジスタT2
0のベース電流が変動する。NPNトランジスタT21
のベースには、カレントミラー回路16によってNPN
トランジスタT20とベース電流と同じ大きさの電流が
流れ、この電流がコンデンサC11によって平滑される
ため、NPNトランジスタT21のコレクタ・エミッタ
間に一定電流が流れる。したがって、定電流源12によ
って、NPNトランジスタT20のエミッタに入力信号
に対応した平滑出力が現れる。すなわち、入力信号のレ
ベルが正であるときはそのレベルに応じた負の平滑出力
が現れ、入力信号のレベルが負であるときはそのレベル
に応じた正の平滑出力が現れる。
【0033】図5を参照して、他の実施例のバッファ回
路10は、図4に示すバッファ回路10のPNPトラン
ジスタT30にPNPトランジスタT31がカスケード
接続されたものであり、PNPトランジスタT31のベ
ースはNPNトランジスタT20のエミッタと接続され
ている。PNPトランジスタT31がなければNPNト
ランジスタT21のコレクタ・エミッタ間電圧が変動す
ることによって、PNPトランジスタT30およびT3
1のコレクタ・エミッタ間電圧が異なる(アーリ効果)
ため、PNPトランジスタT31を設けることでアーリ
効果を抑制している。すなわち、m点の電位がVCC−2
BEであり、n点の電位がVCC−VBEであるため、PN
PトランジスタT30のエミッタ・コレクタ間電圧はV
BEとなり、PNPトランジスタT29のエミッタ・コレ
クタ間電圧と等しくなるので、アーリ効果が抑制され
る。なお、基本的動作は図4に示すバッファ回路10と
ほぼ同様であるので、詳しい説明は省略する。
【0034】図6を参照して、その他の実施例のバッフ
ァ回路10は、図4に示すバッファ回路10と同様にカ
スケード接続されたNPNトランジスタT20およびT
21を含み、NPNトランジスタT20のコレクタにバ
イアスVCCがかけられ、NPNトランジスタT21のエ
ミッタに定電流源12が接続されている。また、NPN
トランジスタT21のベースと接地面との間にはコンデ
ンサC11が介挿されている。入力信号はNPNトラン
ジスタT20のエミッタに印加され、出力はNPNトラ
ンジスタT21のエミッタに現れる。
【0035】図4に示すバイアス回路10と異なる点
は、カレントミラー回路16の代わりに、ウィルソンカ
レントミラー回路18が設けられている点である。すな
わち、互いにベースが接続されたPNPトランジスタT
32およびT33のエミッタにバイアスVCCがかけら
れ、PNPトランジスタT33にPNPトランジスタT
34がカスケード接続されている。そして、PNPトラ
ンジスタT34のベースにPNPトランジスタT32の
コレクタおよびNPNトランジスタT20のベースが接
続されている。なお、PNPトランジスタT33のベー
ス・コレクタ間が接続されている。これは、周知のウィ
ルソンカレントミラー回路18であるため、詳しい説明
は省略するが、このバッファ回路10では、入力信号に
対応した平滑出力が現れるだけでなく、アーリ効果も抑
制される。
【0036】図7を参照して、さらにその他の実施例の
バッファ回路10は、カスケード接続されたPNPトラ
ンジスタT35およびT36を含み、PNPトランジス
タT35には、PNPトランジスタT37がダーリント
ン接続されるとともにPNPトランジスタT38が共通
接続されている。PNPトランジスタT35およびT3
6のベースには、それぞれ、NPNトランジスタT39
およびT40のベースが接続され、NPNトランジスタ
T39およびT40は互いにカスケード接続されてい
る。NPNトランジスタT39のベースと接地面との間
にはコンデンサC11が介挿されている。PNPトラン
ジスタT37およびT38のエミッタにはそれぞれ定電
流源12および14を介してバイアスVCCがかかってお
り、NPNトランジスタT39のコレクタには直接バイ
アスVCCがかかっている。PNPトランジスタT36,
T37およびT38のコレクタとNPNトランジスタT
40のエミッタはそのまま接地されている。入力信号は
NPNトランジスタT35のコレクタに印加され、出力
はPNPトランジスタT37のエミッタに現れる。
【0037】動作において、たとえば脈動する正の入力
信号が印加されたときは、PNPトランジスタT36の
エミッタ・コレクタ間に脈動する電流が流れ、PNPト
ランジスタT36のベースにも脈動する電流が流れる。
このため、NPNトランジスタT39およびT40のエ
ミッタ・コレクタ間に入力信号と同じ大きさの電流が流
れ、これに対応する電流がNPNトランジスタT39の
ベースに入力される。このベース電流はコンデンサC1
1によって平滑され、平滑された電流を補償するため
に、PNPトランジスタT38およびT35のベース電
流が入力される。ただし、PNPトランジスタT38の
エミッタ・コレクタ間に流れる電流は一定であり、ベー
ス電流も一定であるため、PNPトランジスタT35の
ベース電流はPNPトランジスタT39のベース電流の
不足分を補償する。このため、PNPトランジスタT3
7のエミッタ・コレクタ間に所定の電流が流れ、PNP
トランジスタT37のコレクタに所定の出力が現れる。
【0038】上述の図1〜図7に示すバッファ回路10
は、たとえば位相検波回路,カラーキラー回路および直
流再生回路に組み込むことができる。以下において、こ
れらの回路にバッファ回路10を組み込んだ場合の動作
について説明する。図8からわかるように、位相検波回
路20に図1のバッファ回路10を組み込んだ場合、端
子22から入力されるVCO信号出力および端子24か
ら入力されるカラーバースト信号の位相差に応じた平滑
出力がNPNトランジスタT21のエミッタに現れる。
すなわち、NPNトランジスタT41およびT42で増
幅されたカラーバースト信号がVCO信号出力によって
適宜NPNトランジスタT43〜T46を導通するた
め、カラーバースト信号とVCO信号出力とが同相の場
合は負の半波信号が、カラーバースト信号とVCO信号
出力とが逆相の場合は正の半波信号が、NPN信号T3
0のエミッタに印加される。したがって、カラーバース
ト信号とVCO信号出力とが同相の場合は正の平滑出力
がNPNトランジスタT21のエミッタに現れ、カラー
バースト信号とVCO信号出力とが逆相の場合は負の平
滑出力がNPNトランジスタT21のエミッタに現れ
る。なお、VCO信号出力とカラーバースト信号との位
相差が90°の場合、NPNトランジスタT20のエミ
ッタには正および負に脈動する信号が印加されるので、
出力は現れない。また、位相検波回路20に、図1に示
すバッファ回路10の代わりに図2〜図6に示すバッフ
ァ回路10を組み込んでも位相検波回路20が適切に動
作することはもちろんである。
【0039】図9からわかるように、カラーキラー回路
26にバッファ回路10を組み込んだ場合、端子28か
ら入力されるバーストゲートパルスがハイレベルの期間
だけNPNトランジスタT47が導通し、端子30から
入力される副搬送波と端子32から入力されるカラーバ
ースト信号との位相差に応じた平滑出力が現れる。な
お、バッファ回路10は、図3に示すバッファ回路10
から、PNPトランジスタT24,T25およびT28
を取り除き、定電流源14をNPNトランジスタT48
に置き換えたものである。また、バーストゲートパルス
がハイレベルの期間、NPNトランジスタT47が導通
することによって、副搬送波およびカラーバースト信号
の位相差に応じた出力がNPNトランジスタT26のエ
ミッタから現れるが、この動作は上述の位相検波回路2
0と同様であるので、詳しい説明は省略する。
【0040】バッファ回路10において、バーストゲー
トパルスがローレベルの期間、NPNトランジスタT4
8が導通しないため、NPNトランジスタT27のベー
スにPNPトランジスタT23のベース電流が入力され
ないが、ローレベル期間、NPNトランジスタT20を
導通する電流とNPNトランジスタT22およびT23
を導通する電流はほぼ同じ大きさであり、PNPトラン
ジスタT23のベース電流=NPNトランジスタT21
のベース電流となるため、問題はない。なお、カラーキ
ラー回路26に図1〜図6に示すバッファ回路10を組
み込んでも、カラーキラー回路26が適切に動作するこ
とはもちろんである。
【0041】図9に示すカラーキラー回路26のバッフ
ァ回路10の部分は、サンプルホールド回路として用い
ることができる。なぜならば、バーストゲートパルスが
ハイレベルの期間は、NPNトランジスタT47および
T48が導通し、NPNトランジスタT20のエミッタ
への入力に応じてコンデンサC11が充電されるが、バ
ーストゲートパルスがローレベルの期間は、NPNトラ
ンジスタT20のエミッタへの入力はなく、コンデンサ
C11が放電されるからである。また、図1〜図7のバ
ッファ回路10にスイッチを付加すれば、バッファ回路
10もサンプルホールド回路として用いることができ
る。すなわち、図1〜図3のバッファ回路10について
はPNPトランジスタT22のエミッタに、図4および
図5のバッファ回路10についてはPNPトランジスタ
T30のエミッタに、図6のバッファ回路10について
はPNPトランジスタT33のエミッタに、図7のバッ
ファ回路10についてはPNPトランジスタT39のコ
レクタに、スイッチを付加すれば、スイッチの開閉によ
ってコンデンサC11の充放電が繰り返される。
【0042】図10からわかるように、直流再生回路3
4に図7に示すバッファ回路10を組み込んだ場合、端
子36から入力される映像信号の直流レベルが調整さ
れ、クランプのオフセットが解消される。なお、入力映
像信号の直流レベルは直流電圧V11より高く設定され
ている。また、PNPトランジスタT49はクランプ期
間だけ導通し、PNPトランジスタT50のコレクタ電
流の約2倍のコレクタ電流が流れる。
【0043】クランプ期間において、PNPトランジス
タT51のベース電位はPNPトランジスタT52のベ
ース電位より低いため、PNPトランジスタT49のコ
レクタ電流のほとんどはPNPトランジスタT51およ
びT36を導通する。したがって、PNPトランジスタ
T50のコレクタ電流のほぼ2倍の大きさの電流がNP
NトランジスタT39およびT40を導通し、NPNト
ランジスタT39のベース電流を補償するために、PN
PトランジスタT50およびT38のほかPNPトラン
ジスタT37およびT35も導通する。したがって、N
PNトランジスタT53およびT54で構成されるカレ
ントミラー回路38によって、NPNトランジスタT5
4に電流が流れ、R12による電圧降下が生じる。これ
より、PNPトランジスタT52のベース電位が低下す
るが、PNPトランジスタT51およびT52のベース
電位が等しくなることはない。なぜならば、コンデンサ
C11がなければ、PNPトランジスタT51およびT
52のベース電位が等しくなり、PNPトランジスタT
51およびT36を導通する電流が半分になる結果、N
PNトランジスタT39のベース電流の補償量が半分と
なり、PNPトランジスタT35およびT37が導通し
なくなるが、コンデンサC11が設けられているため
に、PNPトランジスタT35のベース電流が平滑さ
れ、PNPトランジスタT37およびPNPトランジス
タT35を導通する電流が一定となるからである。この
電流によってクランプ期間は、R12に電圧降下が生
じ、端子40に現れるクランプレベル出力が調整され
る。
【0044】クランプ期間以外においては、コンデンサ
C11の充電電荷によってPNPトランジスタT35お
よびT37が導通し、クランプ期間と同じ大きさの電流
が流れる。したがって、端子40に現れる直流レベル出
力および映像レベル出力も調整される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】この発明の他の実施例を示す回路図である。
【図3】この発明のその他の実施例を示す回路図であ
る。
【図4】この発明のさらにその他の実施例を示す回路図
である。
【図5】この発明の他の実施例を示す回路図である。
【図6】この発明のその他の実施例を示す回路図であ
る。
【図7】この発明のさらにその他の実施例を示す回路図
である。
【図8】位相検波回路を示す回路図である。
【図9】カラーキラー回路を示す回路図である。
【図10】直流再生回路を示す回路図である。
【図11】従来逆を組み込んだ直流再生回路を示す回路
図である。
【符号の説明】 10 …バッファ回路 12,14 …定電流源 16,38 …カレントミラー回路 18 …ウィルソンカレントミラー回路 C11 …コンデンサ T20,T21 …NPNトランジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03F 3/343 H03D 3/06 H04N 9/70

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号に対応した平滑出力を生じるバッ
    ファ回路であって、 互いにカスケード接続されかつそのカスケード接続点に
    前記入力信号が与えられる第1および第2のトランジス
    タ、 前記第1および第2のトランジスタの各々のベースに対
    応するベースを有するかつ互いカスケード接続された
    第3および第4のトランジスタ、および前記第2および
    第4のトランジスタのベースと基準電位との間に介挿さ
    れたコンデンサを備える、バッファ回路。
  2. 【請求項2】入力信号に対応した平滑出力を生じるバッ
    ファ回路であって、 互いにカスケード接続されかつそのカスケード接続点に
    前記入力信号が与えられる第1および第2のトランジス
    タ、 前記第1および第2のトランジスタの対応のベースに接
    続されたベースを有しかつ互いにカスケード接続された
    第3および第4のトランジスタ、 前記第3および第4のトランジスタの間にカスケード接
    続されかつそのベースが前記カスケード接続点に接続さ
    れた第5のトランジスタ、 前記第4のトランジスタとカスケード接続されかつその
    ベースが前記第2のトランジスタの出力に接続された第
    6のトランジスタ、および前記第2および第4のトラン
    ジスタのベースと基準電位との間に接続されたコンデン
    サを備える、バッファ回路。
  3. 【請求項3】入力信号に対応した平滑出力を生じるバッ
    ファ回路であって、 前記入力信号に応じた電流が流れる第1のトランジス
    タ、 前記第1のトランジスタのベース電流と同じ大きさの電
    流を出力するカレントミラー回路、 前記カレントミラー回路の出力電流を平滑するコンデン
    サ、および前記コンデンサによって平滑された電流によ
    って導通する第2のトランジスタを備える、バッファ回
    路。
  4. 【請求項4】入力信号に対応した平滑出力を生じるバッ
    ファ回路であって、 互いにカスケード接続されかつそのカスケード接続点に
    前記入力信号が与えられる第1および第2のトランジス
    タ、 前記第1のトランジスタのベースに一方のトランジスタ
    の出力および両方のトランジスタのベースが接続された
    カレントミラー回路、 前記カレントミラー回路の他方のトランジスタとカスケ
    ード接続され、かつそのベースが前記第1および第2の
    トランジスタのカスケード接続点に接続された第3のト
    ランジスタ、 前記第3のトランジスタに流れる電流を平滑するコンデ
    ンサ、および前記コンデンサによって平滑された電流に
    よって導通する第4のトランジスタを備える、バッファ
    回路。
  5. 【請求項5】入力信号に対応した平滑出力を生じるバッ
    ファ回路であって、 互いにカスケード接続されかつそのカスケード接続点に
    入力信号が与えられる第1および第2のトランジスタ、 前記第1のトランジスタのベースにその出力が与えられ
    る第3のトランジスタ、 前記第3のトランジスタのベースに接続されたベースを
    有しかつそのベースと出力とが接続された第4のトラン
    ジスタ、 前記第4のトランジスタとカスケード接続されかつその
    ベースが前記第1のトランジスタのベースおよび前記第
    3のトランジスタの出力と接続された第5のトランジス
    タ、および前記第5のトランジスタの出力および第2の
    トランジスタのベースと基準電位との間に接続されたコ
    ンデンサを備える、バッファ回路。
  6. 【請求項6】入力信号に応じた平滑出力を生じるバッフ
    ァ回路であって、 互いにカスケード接続されかつそのカスケード接続点に
    入力信号が与えられる第1および第2のトランジスタ、 前記第1および第2のトランジスタの対応のベースに接
    続されたベースを有しかつ互いにカスケード接続された
    第3および第4のトランジスタ、 前記第1のトランジスタのベースに接続されたベースを
    有する第5のトランジスタ、および前記第1,第3およ
    び第5のトランジスタのベースと基準電位との間に接続
    されたコンデンサを備える、バッファ回路。
  7. 【請求項7】直流電源を基準に入力信号の直流レベルを
    調整する直流再生回路であって、 第1および第2のトランジスタによって構成され、かつ
    前記直流電源および前記入力信号に基づいて導通する差
    動対、 前記入力信号の所定の期間だけ導通して前記差動対に電
    流を入力する第3のトランジスタ、 前記第2のトランジスタの導通電流に対応する電流をそ
    のベース電流によって補償する第4および第5のトラン
    ジスタ、 前記ベース電流を平滑するとともに前記第3のトランジ
    スタが導通しない期間前記第4および第5のトランジス
    タを導通させるコンデンサ、および前記第4のトランジ
    スタの導通電流に基づいて前記入力信号の直流レベルを
    電圧降下させる抵抗を備える、直流再生回路。
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