JP3146893B2 - 可変容量型圧縮機の動作制御システム - Google Patents

可変容量型圧縮機の動作制御システム

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JP3146893B2
JP3146893B2 JP30795294A JP30795294A JP3146893B2 JP 3146893 B2 JP3146893 B2 JP 3146893B2 JP 30795294 A JP30795294 A JP 30795294A JP 30795294 A JP30795294 A JP 30795294A JP 3146893 B2 JP3146893 B2 JP 3146893B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、吐出圧領域から制御圧
室へ圧力を供給すると共に、制御圧室から吸入圧領域へ
圧力を放出して容量を可変する可変容量型圧縮機におい
温度に応じて容量を制御するための動作制御システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特公平6−10468号公報に開示され
る可変容量型揺動斜板式圧縮機では、クランク室の圧力
を高めると斜板傾角が減少して吐出容量が減り、クラン
ク室の圧力を減らすと斜板傾角が増大して吐出容量が増
える。即ち、クランク室は制御圧室であり、クランク室
の圧力は、吐出圧領域からの冷媒ガスの導入及びクラン
ク室から吸入圧領域への放圧によって制御される。クラ
ンク室内の圧力制御は、クランク室と吸入圧領域とを接
続する放圧通路上に介在された容量制御弁を用いて行わ
れる。圧縮機から吐出された冷媒ガスは外部冷媒回路を
経由して圧縮機に還流する。外部冷媒回路上には凝縮
器、固定絞りオリフィス型の膨張弁及び蒸発器が介在さ
れており、膨張弁を通った冷媒が蒸発器で熱交換を行な
う。蒸発器を通過した冷媒ガスの圧力、即ち吸入圧は蒸
発器の周囲の熱負荷を反映する。容量制御弁は熱負荷を
反映する吸入圧に感応して弁開度を変え、クランク室内
の圧力が熱負荷を反映して連続的に変化する。即ち、吐
出容量が熱負荷を反映して連続的に変化する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の連続可変容量圧
縮機における最小容量は可及的に小さくしてある。即
ち、斜板の最小傾角をできるだけ小さくするのである
が、斜板の最小傾角を小さくするほど熱負荷の変動に対
する追随性が高くなる。従って、外部駆動源から圧縮機
の回転軸に駆動力を伝達する電磁クラッチの入り切り回
数が減り、圧縮機を搭載した車両の走行フィーリングが
良くなる。
【0004】しかしながら、従来のような最小容量状態
では外部冷媒回路における冷媒循環量が少ない。そのた
め、特開昭51−86852号公報に開示されるような
蒸発冷媒ガスの過熱度を一定とする流量制御を行なう温
度式自動膨張弁を用いた場合には外部冷媒回路にある潤
滑油を圧縮機内へ還流することができず、圧縮機内の潤
滑必要部位で焼き付きを起こすおそれがある。これは圧
縮機の耐久性の低下につながる。最小容量状態において
も必要な潤滑油還流を行なうには流路抵抗を少なくした
固定オリフィス型の膨張弁を用いればよい。ところが、
固定オリフィス型の膨張弁の使用では動力損失を招くと
いう欠点がある。
【0005】本発明は、可変容量型圧縮機における耐久
性を確保しつつ動力損失を減らすことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1の発
明では、吐出圧領域と制御圧室とを接続する圧力供給通
路上に介在された開閉弁と、温度を検出する温度センサ
と、温度センサから得られる温度情報に基づいて前記開
閉弁の開閉及びクラッチの入り切りを制御する容量制御
手段とを備え、温度センサによって検出された温度が第
1の設定温度以上のときにはクラッチを入れると共に、
開閉弁を閉じ、温度センサによって検出された温度が第
1の設定温度と第2の設定温度との間にあるときにはク
ラッチを入れると共に、開閉弁を開き、温度センサによ
って検出された温度が第2の設定温度以下のときにはク
ラッチを切るようにした。
【0007】請求項2の発明では、制御圧室の圧力が高
くなると容量が減り、制御圧室の圧力が低くなると容量
が増える可変容量型圧縮機を対象とし、制御圧室と吸入
圧領域とを接続する放圧通路上に介在された開閉弁と、
温度を検出する温度センサと、温度センサから得られる
温度情報に基づいて前記開閉弁の開閉及びクラッチの入
り切りを制御する容量制御手段とを備え、温度センサ
よって検出された温度が第1の設定温度以上のときには
クラッチを入れると共に、開閉弁を開き、温度センサ
よって検出された温度が第1の設定温度と第2の設定
との間にあるときにはクラッチを入れると共に、開閉
弁を閉じ、温度センサによって検出された温度が第2の
設定温度以下のときにはクラッチを切るようにした。
【0008】請求項3及び請求項4の発明では、シリン
ダボア内に片頭ピストンを往復直線運動可能に収容する
ハウジング内の回転軸に回転支持体を止着し、この回転
支持体に斜板を傾動可能に支持し、制御圧室であるクラ
ンク室内の圧力と吸入圧との片頭ピストンを介した差に
応じて斜板の傾角を制御し、吐出圧領域の圧力をクラン
ク室に供給すると共に、クランク室の圧力を吸入圧領域
に放出してクランク室内の調圧を行ない、外部駆動源か
らクラッチを介して圧縮機の回転軸に駆動力を伝達する
可変容量型圧縮機を対象とした。
【0009】請求項4の発明では、制御圧室の圧力が高
くなると容量が増え、制御圧室の圧力が低くなると容量
が減る可変容量型圧縮機を対象とし、制御圧室と吸入圧
領域とを接続する放圧通路上に介在された開閉弁と、
を検出する温度センサと、温度センサから得られる
情報に基づいて前記開閉弁の開閉及びクラッチの入り
切りを制御する容量制御手段とを備え、温度センサによ
って検出された温度が第1の設定温度以上のときにはク
ラッチを入れると共に、開閉弁を閉じ、温度センサによ
って検出された温度が第1の設定温度と第2の設定温度
との間にあるときにはクラッチを入れると共に、開閉弁
を開き、温度センサによって検出された温度が第2の設
温度以下のときにはクラッチを切るようにした。
【0010】
【作用】温度センサは例えば外部冷媒回路上の蒸発器と
の間で熱交換した空気の温度を検出する温度検出器であ
る。請求項1の発明では、温度が第1の設定温度以上に
ある場合、容量制御手段はクラッチを入り状態にすると
共に、開閉弁を閉状態にする。この状態では吐出圧領域
の冷媒ガスが制御圧室へ流入することはなく、吐出容量
は最大容量となる。温度が第1の設定温度以上から第1
の設定温度と第2の設定温度との間に変化した場合、容
量制御手段はクラッチを入り状態に保持すると共に、開
閉弁を開状態に切り換える。この開閉弁の切換により吐
出圧領域の冷媒ガスが制御圧室へ流入し、吐出容量は最
小容量となる。温度が第1の設定温度と第2の設定温度
との間から第2の設定温度以下に変化した場合、容量制
御手段はクラッチを切る。このクラッチの切換により圧
縮機の運転が停止し、吐出容量は零となる。
【0011】請求項2の発明では、温度が第1の設定
以上にある場合、容量制御手段はクラッチを入り状態
にすると共に、開閉弁を開状態にする。この状態では制
御圧室の冷媒ガスが開閉弁を通って吸入圧領域へ流出
し、吐出容量は最大容量となる。温度が第1の設定温度
以上から第1の設定温度と第2の設定温度との間に変化
した場合、容量制御手段はクラッチを入り状態に保持す
ると共に、開閉弁を閉状態に切り換える。この開閉弁の
切換により制御圧室の冷媒ガスの吸入圧領域への流出が
停止し、吐出容量は最小容量となる。温度が第1の設定
温度と第2の設定温度との間から第2の設定温度以下に
変化した場合、容量制御手段はクラッチを切る。このク
ラッチの切換により圧縮機の運転が停止し、吐出容量は
零となる。
【0012】請求項4の発明では、温度が第1の設定
以上にある場合、容量制御手段はクラッチを入り状態
にすると共に、開閉弁を閉状態にする。この状態では制
御圧室の冷媒ガスが吸入圧領域へ流出することはなく、
吐出容量は最大容量となる。温度が第1の設定温度以上
から第1の設定温度と第2の設定温度との間に変化した
場合、容量制御手段はクラッチを入り状態に保持すると
共に、開閉弁を開状態に切り換える。この開閉弁の切換
により制御圧室の冷媒ガスが吸入圧領域へ流出し、吐出
容量は最小容量となる。温度が第1の設定温度と第2の
設定温度との間から第2の設定温度以下に変化した場
合、容量制御手段はクラッチを切る。このクラッチの切
換により圧縮機の運転が停止し、吐出容量は零となる。
【0013】請求項1〜請求項4のいずれの発明におい
ても、最小容量は、温度式自動膨張弁使用においても外
部冷媒回路から圧縮機内へ潤滑油を還流できるように設
定される。このような最小容量設定により自動膨張弁の
使用ができ、固定絞りオリフィス型の膨張弁使用の場合
に比して消費動力が低減する。
【0014】
【実施例】以下、本発明を具体化した第1実施例を図1
〜図6に基づいて説明する。図1に示すようにシリンダ
ブロック1の前端にはフロントハウジング2が接合され
ている。シリンダブロック1の後端にはリヤハウジング
3がバルブプレート4、弁形成プレート5,6及びリテ
ーナ形成プレート7を介して接合固定されている。制御
圧室となるクランク室2-1を形成するフロントハウジン
グ2とシリンダブロック1との間には回転軸8が回転可
能に架設支持されている。
【0015】回転軸8の前端はクランク室2-1から外部
へ突出している。この突出端部とフロントハウジング2
に突設された支持筒部2-2との間には電磁クラッチ9が
介在されている。電磁クラッチ9の一方のクラッチ板と
なるプーリ9-1はベルト10を介して車両エンジン(図
示略)に作動連結されている。車両エンジンは圧縮機に
回転駆動力を供給する外部駆動源となる。プーリ9-1は
アンギュラベアリング11を介して支持筒部2-2に回転
可能に支持されている。回転軸8の突出端部には支持リ
ング9-2が止着されている。電磁クラッチ9の他方のク
ラッチ板9-5は板ばね9-3を介して支持リング9-2に支
持されている。電磁クラッチ9のソレノイド9-4を励磁
すると、図1及び図2に示すようにクラッチ板9-5が板
ばね9-3のばね力に抗してプーリ9-1の側面に圧接され
る。電磁クラッチ9のソレノイド9-4を消磁すると、図
3に示すようにクラッチ板9-5が板ばね9-3のばね力に
よってプーリ9-1の側面から離間する。
【0016】回転軸8の前端部とフロントハウジング2
との間にはリップシール12が介在されている。リップ
シール12はクランク室2-1内の圧力洩れを防止する。
回転軸8には回転支持体13が止着されていると共に、
斜板14が回転軸8の軸線方向へスライド可能かつ傾動
可能に支持されている。図4に示すように斜板14に止
着された連結片15,16には一対のガイドピン17,
18が止着されている。回転支持体13に突設された支
持アーム13-1には一対のガイド孔13-2,13-3が形
成されている。ガイドピン17,18の先端のガイド球
17-1,18-1はガイド孔13-2,13-3にスライド可
能に嵌入されている。支持アーム13-1と一対のガイド
ピン17,18との連係により斜板14が回転軸8の軸
線方向へ傾動可能かつ回転軸8と一体的に回転可能であ
る。斜板14の傾動は、支持アーム13-1とガイドピン
17,18とのスライドガイド関係、回転軸8のスライ
ド支持作用により案内される。
【0017】シリンダブロック1の中心部には支持孔1
9が回転軸8の軸線方向に貫設されている。支持孔19
内には回転軸8の一端がラジアルベアリング20を介し
て回転可能に支持されている。斜板14の最小傾角は斜
板14と最小傾角規定手段となる位置規制リング21と
の当接によりもたらされる。斜板14の最大傾角は回転
支持体13の傾角規制突部13-4と斜板14との当接に
よって規制される。
【0018】クランク室2-1に接続するようにシリンダ
ブロック1に貫設されたシリンダボア1-1内には片頭ピ
ストン22が収容されている。斜板14の回転運動はシ
ュー23を介して片頭ピストン22の前後往復揺動に変
換され、片頭ピストン22がシリンダボア1-1内を前後
動する。
【0019】図1及び図5に示すようにリヤハウジング
3内には吸入圧領域となる吸入室3-1及び吐出圧領域と
なる吐出室3-2が区画形成されている。バルブプレート
4上には吸入ポート4-1及び吐出ポート4-2が形成され
ている。弁形成プレート5上には吸入弁5-1が形成され
ており、弁形成プレート6上には吐出弁6-1が形成され
ている。吸入室3-1内の冷媒ガスは片頭ピストン22の
復動動作により吸入ポート4-1から吸入弁5-1を押し退
けてシリンダボア1-1内へ流入する。シリンダボア1-1
内へ流入した冷媒ガスは片頭ピストン22の往動動作に
より吐出ポート4-2から吐出弁6-1を押し退けて吐出室
3-2へ吐出される。吐出弁5-2はリテーナ形成プレート
7上のリテーナ7-1に当接して開度規制される。
【0020】回転支持体13とフロントハウジング2と
の間にはスラストベアリング24が介在されている。ス
ラストベアリング24はシリンダボア1-1から片頭ピス
トン22、シュー23、斜板14、連結片15,16及
びガイドピン17,18を介して回転支持体13に作用
する圧縮反力を受け止める。
【0021】回転軸8内には放圧通路25が形成されて
いる。放圧通路25はクランク室2-1と支持孔19とを
連通している。支持孔19と吸入室3-1とは絞り通路2
6を介して連通している。
【0022】図1〜図3に示すように吐出室3-2とクラ
ンク室2-1とは圧力供給通路27で接続されている。圧
力供給通路27上には電磁開閉弁28が介在されてい
る。電磁開閉弁28のソレノイド28-1の励磁により弁
体28-2が弁孔28-3を閉鎖する。ソレノイド28-1が
消磁すれば弁体28-2が弁孔28-3を開放する。即ち、
電磁開閉弁28は吐出室3-2とクランク室2-1とを接続
する圧力供給通路27を開閉する。
【0023】吸入室3-1と吐出室3-2とは外部冷媒回路
30で接続されている。外部冷媒通路30上には凝縮器
31、温度式自動膨張弁32及び蒸発器33が介在され
ている。温度式自動膨張弁32は蒸発器33の出口側の
冷媒ガス圧の変動に応じて冷媒流量を制御する。蒸発器
33の近傍には熱負荷検出手段となる温度センサ34が
設置されている。温度センサ34は蒸発器33との間で
熱交換をした空気の温度を検出し、この検出温度情報が
制御コンピュータCに送られる。
【0024】電磁クラッチ9のソレノイド9-4及び電磁
開閉弁28のソレノイド28-1は容量制御手段である制
御コンピュータCの励消磁制御を受ける。制御コンピュ
ータCは空調装置作動スイッチ29のON状態のもとに
温度センサ34から得られる検出温度に基づいてソレノ
イド9-4,28-1を励消磁制御する。検出温度は蒸発器
33に対する熱負荷を表す。
【0025】検出温度(即ち、検出熱負荷)Txが第1
の設定温度(即ち、第1の設定熱負荷)T1 以上である
場合、制御コンピュータCは両ソレノイド9-4,28-1
を励磁する。ソレノイド9-4の励磁により電磁クラッチ
9が入り状態となり、車両エンジンの回転が回転軸8に
伝達する。ソレノイド28-1の励磁により電磁開閉弁2
8が閉状態となり、圧力供給通路27が閉じられる。こ
の状態では吐出室3-2からクランク室2-1への冷媒ガス
の供給は行われず、クランク室2-1内の冷媒ガスが放圧
通路25及び絞り通路26を介して吸入室3-1に流出す
るばかりである。従って、クランク室2-1内の圧力は吸
入室3-1内の低圧力、即ち吸入圧に近づいていく。その
ため、斜板14の傾角は最大傾角に保持され、吐出容量
は最大となる。
【0026】蒸発器33と熱交換した空気の温度が第1
の設定温度T1 と第2の設定温度T 2 (即ち、第2の設
定熱負荷)との間まで低下すると、制御コンピュータC
はソレノイド28-1の消磁を指令する。ソレノイド28
-1が消磁されると圧力供給通路27が開き、吐出室3-2
とクランク室2-1とが連通する。従って、吐出室3-2内
の冷媒ガスが圧力供給通路27を介してクランク室2-1
へ供給され、クランク室2-1内の圧力が高くなる。クラ
ンク室2-1内の圧力上昇により斜板14の傾角が図2に
示すように最小傾角へ移行する。斜板14が位置規制リ
ング21に当接した最小傾角状態では吐出容量が最小と
なり、外部冷媒回路30における冷媒流量が最少にな
る。
【0027】蒸発器33と熱交換した空気の温度が第2
の設定温度T2 以下まで低下すると、制御コンピュータ
Cはソレノイド9-4の消磁を指令する。ソレノイド9-4
が消磁されると電磁クラッチ9が切れ、圧縮機の運転が
停止する。従って、吐出容量が零となり、外部冷媒回路
30における冷媒流量が零になる。即ち、蒸発器33と
その周囲の空気との間での熱交換が行われなくなる。
【0028】蒸発器33と熱交換した空気の温度が第2
の設定温度T2 以上になると、制御コンピュータCはソ
レノイド9-4の励磁を指令し、圧縮機が最小容量で回転
を開始する。蒸発器33と熱交換した空気の温度が第1
の設定温度T1 以上になると、制御コンピュータCはソ
レノイド28-1の励磁を指令し、圧縮機が最大容量で回
転する。
【0029】空調装置作動スイッチ29のOFF信号に
基づき、制御コンピュータCは両ソレノイド9-4,28
-1を消磁する。圧縮機は最小容量状態で停止し、再起動
時のショックが緩和される。
【0030】圧縮機内の潤滑必要部位における潤滑は冷
媒と共に流動する潤滑油によって行われる。圧縮機から
外部冷媒回路30へ流出した潤滑油は外部冷媒回路30
を流れる冷媒と共に圧縮機内へ還流するのであるが、本
実施例で用いる温度式自動膨張弁32は外部冷媒回路3
0における冷媒流量が少ない場合には潤滑油還流の妨げ
となる。そこで、本実施例における最小容量は潤滑油還
流に支障のない程度に設定してある。この最小容量は従
来の固定オリフィス型の膨張弁使用の場合の最小容量よ
りも多い。
【0031】図6はモリエル線図である。曲線Eは飽和
液線と飽和蒸気線とを表す。横軸はエンタルピー、縦軸
は圧力を表す。直線D1 は蒸発行程、曲線D21,D22
圧縮行程、直線D3 は凝縮行程、直線D4 は膨張行程を
表す。実線曲線D21は本実施例の温度式自動膨張弁32
を用いた場合、鎖線曲線D22は固定オリフィス型の膨張
弁使用の場合の圧縮行程を表す。温度式自動膨張弁32
を用いた場合の動力L 1 は、圧縮行程開始点P11と圧縮
行程終了点P21とのエンタルピー差Δh1 と冷媒流量G
1 との積Δh1 ・G1 で表される。クロスチャージエキ
パン使用の場合の動力L2 は、圧縮行程開始点P12と圧
縮行程終了点P22とのエンタルピー差Δh2 と冷媒流量
2 との積Δh2 ・G2 で表される。エンタルピー差Δ
1 とエンタルピー差Δh2 とに大差はなく、動力は冷
媒流量G1 ,G2 の大きさで差がつく。温度式自動膨張
弁32を用いた場合の冷媒流量G1 は、蒸発行程開始点
3 と圧縮行程開始点P11とのエンタルピー差q1 で冷
凍能力Qを割った値Q/q 1 で表される。固定オリフィ
ス型の膨張弁使用の場合の冷媒流量G2 は、蒸発行程開
始点P3 と圧縮行程開始点P12とのエンタルピー差q2
で冷凍能力Qを割った値Q/q2 で表される。従って、
動力L1 はΔh1 ・Q/q1 で表され、動力L2 はΔh
2 ・Q/q2 で表される。q1 >q2 であるため、L1
<L2 となる。即ち、温度式自動膨張弁32を用いた本
実施例の動作制御システムにおける消費動力は、従来の
固定オリフィス型の膨張弁を用いた動作制御システムに
おける消費動力よりも少なくて済む。しかも、潤滑油の
還流不足のおそれもない。
【0032】従来の容量制御弁を用いた可変容量型圧縮
機では、容量制御弁の制御特性、蒸発器におけるフロス
ト発生回避、デミスト能力の確保(車両の窓ガラス曇り
防止)、クールダウン特性(吸入圧は低いが、吸入冷媒
ガス温度は高いために冷房能力が出ないという特性)を
考慮して可変制御は0°Cから開始されるように設定さ
れている。本実施例における第1の設定温度(第1の設
定熱負荷)T1 は例えば5°C、第2の設定温度(第2
の設定熱負荷)T1 は例えば3°Cに設定される。即
ち、本実施例では従来よりも高い温度から可変制御が行
われる。これは消費動力を低減する上で有利である。
【0033】次に、図7の実施例を説明する。この実施
例ではクランク室2-1と吸入室3-1とは放圧通路35で
接続されている。放圧通路35上には電磁開閉弁36が
介在されている。電磁開閉弁36のソレノイド36-1の
励磁により弁体36-2が弁孔36-3を開放する。ソレノ
イド36-1が消磁すれば弁体36-2が弁孔36-3を閉鎖
する。即ち、電磁開閉弁36は、吸入室3-1とクランク
室2-1とを接続する放圧通路35を開閉する。吐出室3
-2とクランク室2-1とは圧力供給通路37で接続されて
いる。吐出室3-2の冷媒ガスは圧力供給通路37を介し
てクランク室2-1に常時供給されている。ソレノイド3
6-1は制御コンピュータCの励消磁制御を受ける。その
他の構成は第1実施例と同じである。
【0034】検出温度Txが第1の設定温度T1 以上で
ある場合、制御コンピュータCは両ソレノイド9-4,3
6-1を励磁する。ソレノイド36-1の励磁により電磁開
閉弁36が開状態となり、放圧通路35が開く。この状
態ではクランク室2-1内の冷媒ガスが放圧通路35を介
して吸入室3-1に流出し、クランク室2-1内の圧力は吸
入圧に近づいていく。そのため、斜板14の傾角は最大
傾角に保持され、吐出容量は最大となる。
【0035】蒸発器33と熱交換した空気の温度が第1
の設定温度T1 と第2の設定温度T 2 との間まで低下す
ると、制御コンピュータCはソレノイド36-1の消磁を
指令する。ソレノイド36-1が消磁されると放圧通路3
5が閉じ、クランク室2-1から吸入室3-1への冷媒ガス
流出が止まる。従って、クランク室2-1内の圧力が高く
なり、斜板14の傾角が図7に鎖線で示すように最小傾
角へ移行する。斜板14が位置規制リング21に当接し
た最小傾角状態では吐出容量が最小となり、外部冷媒回
路30における冷媒流量が最少になる。
【0036】蒸発器33と熱交換した空気の温度が第2
の設定温度T2 以下まで低下すると、制御コンピュータ
Cはソレノイド9-4の消磁を指令する。ソレノイド9-4
が消磁されると電磁クラッチ9が切れ、圧縮機の運転が
停止する。従って、吐出容量が零となり、外部冷媒回路
30における冷媒流量が零になる。即ち、蒸発器33と
その周囲の空気との間での熱交換が行われなくなる。
【0037】蒸発器33と熱交換した空気の温度が第2
の設定温度T2 以上になると、制御コンピュータCはソ
レノイド9-4の励磁を指令し、圧縮機が最小容量で回転
を開始する。蒸発器33と熱交換した空気の温度が第1
の設定温度T1 以上になると、制御コンピュータCはソ
レノイド36-1の励磁を指令し、圧縮機が最大容量で回
転する。
【0038】この実施例においても第1実施例と同様に
最小容量状態での潤滑油還流不足のおそれはなく、消費
動力も低減する。次に、図8及び図9の実施例を説明す
る。回転軸38にはスプール39がスライド可能に支持
されており、スプール39には斜板40がスプール39
上の支持ピン39-1を介して傾動可能に支持されてい
る。斜板40の傾動は、スプール39のスライドガイド
作用及び斜板40上のピン40-1と回転軸38上のガイ
ド孔38-1との間のガイド作用によって案内される。斜
板40は回転軸38と一体的に回転し、シリンダブロッ
ク41,42内のシリンダボア41-1,42-1に嵌入さ
れた両頭ピストン43が斜板40の回転によって往復す
る。斜板40を収容する斜板室44は前後のハウジング
45,46内に形成された吸入室45-1,46-1に連通
している。両頭ピストン43の往復により吸入圧領域と
なる吸入室45-1,46-1内の冷媒がシリンダボア41
-1,42-1へ吸入され、シリンダボア41-1,42-1か
ら吐出室45-2,46-2へ吐出される。吐出室45-2,
46-2へ吐出された冷媒は外部冷媒回路30へ吐出され
る。外部冷媒回路30を循環した冷媒は斜板室44へ還
流する。
【0039】シリンダブロック42には区画体47がス
ライド可能に嵌入されている。区画体47はハウジング
46内に制御圧室46-3を区画形成する。斜板40の傾
角は制御圧室46-3内の圧力によって変化する。蒸発器
33と斜板室44との間の外部冷媒回路30と制御圧室
46-3とは放圧通路48で繋がれており、放圧通路48
上には電磁開閉弁49が介在されている。吐出室46-2
と放圧通路48とは圧力供給用の絞り通路50を介して
連通している。吐出室46-2の冷媒ガスは絞り通路50
を介して放圧通路48に常時供給されている。電磁開閉
弁49のソレノイド49-1は制御コンピュータCの励消
磁制御を受ける。
【0040】検出温度Txが第1の設定温度T1 以上で
ある場合、制御コンピュータCは両ソレノイド9-4,4
9-1を励磁する。ソレノイド49-1の励磁により電磁開
閉弁49が閉状態となり、放圧通路48が閉じる。この
状態では吐出室46-2の冷媒ガス圧がそのまま制御圧室
46-3に波及する。そのため、図8に示すように斜板4
0の傾角は最大傾角に保持され、吐出容量は最大とな
る。
【0041】蒸発器33と熱交換した空気の温度が第1
の設定温度T1 と第2の設定温度T 2 との間まで低下す
ると、制御コンピュータCはソレノイド49-1の消磁を
指令する。ソレノイド49-1が消磁されると放圧通路4
8が開き、制御圧室46-3の圧力が減圧する。従って、
図9に示すように斜板40の傾角は最小となり、吐出容
量が最小となる。最小傾角はガイド孔38-1の終端とピ
ン40-1との当接によって規制される。最小容量は第1
実施例と同様に潤滑油還流に支障のない程度に設定して
ある。
【0042】蒸発器33と熱交換した空気の温度が第2
の設定温度T2 以下まで低下すると、制御コンピュータ
Cはソレノイド9-4の消磁を指令する。ソレノイド9-4
が消磁されると電磁クラッチ9が切れ、圧縮機の運転が
停止する。従って、吐出容量が零となり、外部冷媒回路
30における冷媒流量が零になる。即ち、蒸発器33と
その周囲の空気との間での熱交換が行われなくなる。
【0043】蒸発器33と熱交換した空気の温度が第2
の設定温度T2 以上になると、制御コンピュータCはソ
レノイド9-4の励磁を指令し、圧縮機が最小容量で回転
を開始する。蒸発器33と熱交換した空気の温度が第1
の設定温度T1 以上になると、制御コンピュータCはソ
レノイド49-1の励磁を指令し、圧縮機が最大容量で回
転する。
【0044】この実施例においても第1実施例と同様に
最小容量状態での潤滑油還流不足のおそれはなく、消費
動力も低減する。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように制御圧室の圧力が高
くなると容量が減り、制御圧室の圧力が低くなると容量
が増える可変容量型圧縮機を対象とした請求項1の発明
では、温度センサによって検出された温度が第1の設定
温度以上のときにはクラッチを入れると共に、圧力供給
通路を閉じ、温度センサによって検出された温度が第1
の設定温度と第2の設定温度との間にあるときにはクラ
ッチを入れると共に、圧力供給通路を開き、温度センサ
によって検出された温度が第2の設定温度以下のときに
はクラッチを切るようにしたので、耐久性を確保しつつ
消費動力を低減し得る。
【0046】制御圧室の圧力が高くなると容量が減り、
制御圧室の圧力が低くなると容量が増える可変容量型圧
縮機を対象とした請求項2の発明では、温度センサによ
って検出された温度が第1の設定温度以上のときにはク
ラッチを入れると共に、放圧通路を開き、温度センサ
よって検出された温度が第1の設定温度と第2の設定
との間にあるときにはクラッチを入れると共に、放圧
通路を閉じ、温度センサによって検出された温度が第2
の設定温度以下のときにはクラッチを切るようにしたの
で、耐久性を確保しつつ消費動力を低減し得る。
【0047】制御圧室の圧力が高くなると容量が増え、
制御圧室の圧力が低くなると容量が減る可変容量型圧縮
機を対象とした請求項4の発明では、温度センサによっ
て検出された温度が第1の設定温度以上のときにはクラ
ッチを入れると共に、放圧通路を閉じ、温度センサによ
って検出された温度が第1の設定温度と第2の設定温度
との間にあるときにはクラッチを入れると共に、放圧通
路を開き、温度センサはクラッチを切るようにしたの
で、耐久性を確保しつつ消費動力を低減し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第1実施例の可変容量型圧
縮機全体の側断面図。
【図2】電磁開閉弁を消磁した状態を示す可変容量型圧
縮機全体の側断面図。
【図3】電磁クラッチを切った状態を示す可変容量型圧
縮機全体の側断面図。
【図4】図1のA−A線断面図。
【図5】図1のB−B線断面図。
【図6】消費動力を説明するためのモリエル線図。
【図7】別例を示す可変容量型圧縮機全体の側断面図。
【図8】別例を示す可変容量型圧縮機全体の側断面図。
【図9】電磁開閉弁を消磁した状態を示す可変容量型圧
縮機全体の側断面図。
【符号の説明】
2-1…制御圧室となるクランク室、3-1…吸入圧領域と
なる吸入室、3-2…吐出圧領域となる吐出室、9…電磁
クラッチ、21…最小傾角規定手段となる位置規制リン
グ、27…圧力供給通路、34…熱負荷検出手段となる
温度センサ、35…放圧通路、36…電磁開閉弁、37
…圧力供給通路、46-3…制御圧室、48…放圧通路、
50…圧力供給通路となる絞り通路、C…容量制御手段
となる制御コンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小倉 進一 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式 会社 豊田自動織機製作所 内 (56)参考文献 特開 平5−87047(JP,A) 特開 平3−11169(JP,A) 特開 平3−134268(JP,A) 実開 昭62−171666(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 27/14 F04B 49/00 361

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部駆動源からクラッチを介して圧縮機
    の回転軸に駆動力を伝達し、吐出圧領域から制御圧室へ
    圧力を供給すると共に、制御圧室から吸入圧領域へ圧力
    を放出して容量を可変し、制御圧室の圧力が高くなると
    容量が減り、制御圧室の圧力が低くなると容量が増える
    可変容量型圧縮機において、 吐出圧領域と制御圧室とを接続する圧力供給通路上に介
    在された開閉弁と、温度 を検出する温度センサと、温度センサ から得られる温度情報に基づいて前記開閉弁
    の開閉及びクラッチの入り切りを制御する容量制御手段
    とを備え、温度センサ によって検出された温度が第1の設定温度
    上のときにはクラッチを入れると共に、開閉弁を閉じ、
    温度センサによって検出された温度が第1の設定温度
    第2の設定温度との間にあるときにはクラッチを入れる
    と共に、開閉弁を開き、温度センサによって検出された
    温度が第2の設定温度以下のときにはクラッチを切るよ
    うにした可変容量型圧縮機の動作制御システム。
  2. 【請求項2】 外部駆動源からクラッチを介して圧縮機
    の回転軸に駆動力を伝達し、吐出圧領域から制御圧室へ
    圧力を供給すると共に、制御圧室から吸入圧領域へ圧力
    を放出して容量を可変し、制御圧室の圧力が高くなると
    容量が減り、制御圧室の圧力が低くなると容量が増える
    可変容量型圧縮機において、 制御圧室と吸入圧領域とを接続する放圧通路上に介在さ
    れた開閉弁と、温度 を検出する温度センサと、温度センサ から得られる温度情報に基づいて前記開閉弁
    の開閉及びクラッチの入り切りを制御する容量制御手段
    とを備え、温度センサ によって検出された温度が第1の設定温度
    上のときにはクラッチを入れると共に、開閉弁を開き、
    温度センサによって検出された温度が第1の設定温度
    第2の設定温度との間にあるときにはクラッチを入れる
    と共に、開閉弁を閉じ、温度センサによって検出された
    温度が第2の設定温度以下のときにはクラッチを切るよ
    うにした可変容量型圧縮機の動作制御システム。
  3. 【請求項3】 可変容量型圧縮機は、シリンダボア内に
    片頭ピストンを往復直線運動可能に収容するハウジング
    内の回転軸に回転支持体を止着し、この回転支持体に斜
    板を傾動可能に支持し、制御圧室であるクランク室内の
    圧力と吸入圧との片頭ピストンを介した差に応じて斜板
    の傾角を制御し、吐出圧領域の圧力をクランク室に供給
    すると共に、クランク室の圧力を吸入圧領域に放出して
    クランク室内の調圧を行ない、外部駆動源からクラッチ
    を介して圧縮機の回転軸に駆動力を伝達する圧縮機であ
    る請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の可変容
    量型圧縮機の動作制御システム。
  4. 【請求項4】 外部駆動源からクラッチを介して圧縮機
    の回転軸に駆動力を伝達し、吐出圧領域から制御圧室へ
    圧力を供給すると共に、制御圧室から吸入圧領域へ圧力
    を放出して容量を可変し、制御圧室の圧力が高くなると
    容量が増え、制御圧室の圧力が低くなると容量が減る可
    変容量型圧縮機において、 制御圧室と吸入圧領域とを接続する放圧通路上に介在さ
    れた開閉弁と、温度 を検出する温度センサと、温度センサ から得られる温度情報に基づいて前記開閉弁
    の開閉及びクラッチの入り切りを制御する容量制御手段
    とを備え、温度センサ によって検出された温度が第1の設定温度
    上のときにはクラッチを入れると共に、開閉弁を閉じ、
    温度センサによって検出された温度が第1の設定温度
    第2の設定温度との間にあるときにはクラッチを入れる
    と共に、開閉弁を開き、温度センサによって検出された
    温度が第2の設定温度以下のときにはクラッチを切るよ
    うにした可変容量型圧縮機の動作制御システム。
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JP2007187131A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Calsonic Kansei Corp コンプレッサのクラッチ制御方法
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