JP3145281B2 - 挿入形検出器 - Google Patents
挿入形検出器Info
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- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
環境に挿入して温度、湿度等を測定する挿入形検出器に
関するものである。
説明図である。なお、発明の詳細な説明においては、挿
入形検出器の一例として温度を測定する挿入形検出器に
ついて説明を行う。図において、1は内部に温度を検出
する検出素子と配線が配置された保護管、2は保護管1
からの配線と外部への配線5とを接続する端子等が収納
される端子箱、3は取付ネジ部、4は端子箱2に設けら
れた六角ナット形状のナット部、5は測定器本体等外部
へ接続される配線である。また、6は配管等の被測定環
境の外壁に設けられた挿入形検出器取付用のネジ部であ
る。
る際には、図6に示すように、取付ネジ部3をネジ部6
に合わせ、挿入形検出器全体を回転させてネジ部6にね
じ込む。この時スパナ等の工具でねじ込みが行えるよう
に端子箱2にはナット部4が設けられている。取り外し
の際にも、挿入形検出器全体を回転させてネジ部6より
取り外す。この取り付けおよび取り外しの際には、挿入
形検出器全体が回転するため、外部への配線5は取り外
した状態で作業が行われる。
以上のように構成されているので、取り付けの際には挿
入形検出器の全体を回転させなければならず、取り付け
作業がしにくく、また、点検、修理等のため既設の挿入
形検出器を取り外す際には、配線5を外してからでなけ
れば取り外しができず、取り外し作業の手間がかかると
いう課題があった。
めになされたもので、被測定環境に対する挿入形検出器
の取り付け時および取り外し時に当該検出器全体を回転
させることなく、その取り付け作業や取り外し作業を容
易に行うことができて作業性を改善することができる挿
入形検出器を得ることを目的とする。
出器は、検出素子及び検出素子からの配線を収納するた
めの管と、前記管の一端に固定される端子箱と、この端
子箱の内部に設けられて前記配線を接続する端子と、前
記管の先端を被測定環境に挿入された状態に固定するた
めの取付ネジ部とを備えた挿入形検出器において、前記
管は結合管と保護管とに分離結合自在に設けられ、前記
結合管は、一端が前記端子箱に固定されると共に他端に
フレア状のフレア加工部を備え、さらに前記結合管は、
その外周に回動可能かつ前記フレア加工部により係止さ
れる内径を有する押さえ部材を備え、この押さえ部材は
ネジ部を備えており、前記保護管はその外周に前記取付
ネジ部を備え、さらに前記保護管は、その一端に前記押
さえ部材と螺合されるネジ部と前記結合管のフレア加工
部に対向する対向部とを備えており、前記押さえ部材の
ネジ部を前記保護管のネジ部に螺合させることにより、
前記結合管のフレア加工部が前記押さえ部材と前記保護
管の対向部との間にパッキンを介して密着固定されるよ
うにしたものである。
説明する。
態1による挿入形検出器の構成を示す側面図であり、図
2は図1の縦断面図である。
検出素子1aと配線1bが配置される保護管、12は保
護管からの配線1bと測定器本体等外部への配線5とを
接続する端子板12cを収納する端子箱である。
根元部分周囲に設けられた取付ネジ部、14は保護管1
1の根元部分の取付ネジ部13より更に根元に設けられ
た六角ナット形状のナット部、15は押さえネジ螺合
部、16は押さえネジ螺合部15の底部に設けられたパ
ッキンである。
形状に加工してフレア加工部17aを設けて端子箱12
より突設した結合管、18は結合管17に回動摺動自在
に設けられた押さえネジである。
先端のフレア加工部17aの形成方法の一例を示す説明
図である。結合管17先端部分は予めやや肉薄に形成さ
れており、この結合管17先端より図示のような形状の
金型を圧入させることにより、フレア加工部17aが形
成される。
螺合部15に螺合するネジ山が螺刻されており、また、
押さえネジ18の内孔は、押さえネジ18が結合管17
に回動摺動自在となりフレア加工部17aで係止される
程度の内径に開けられている。
の構造を示す断面図であり、図において、12aは端子
台(端子)、12bは端子台12aの両側に設けられた
ビス孔、12dは端子板12cの取り付け孔である。
12cに一体に埋設されており、その両側にビス孔12
bを備えている。保護管側のビス孔12bは検出素子1
aからの配線1bを係止するためのものであり、反対側
のビス孔12bは外部への配線5を係止するためのもの
である。配線の取り付けはビス孔12bにねじ込んだビ
ス12eの頭と端子台12aとの間に配線を挟み込むこ
とで行う。
うに、端子箱12内の被測定環境側を閉構造とする位置
にパッキン12fを介してネジ止めすることで行ってい
る。
なカバー12gとなっており、パッキン12hを介して
密閉状態に取り付けられている。配線の着脱等の作業は
カバー12gを取り外して行われる。なお12iは密閉
性の高いシールコネクタまたは電線管が接続される雌ネ
ジ状の孔であり、外部への配線5はここより端子箱12
外部に出る。
ては、検出素子1aの周囲を封止剤1cで固めたのみの
簡易封止構造としており、検出素子1aは保護管11か
ら引き抜くことが可能となっている。
ける際の手順は以下のようなものである。 (1)挿入形検出器は予め、検出素子1aの接続された
各配線1bが、端子板12cの保護管11側の面の対応
するビス孔12bにビス12eで係止され、端子板12
cがパッキン12fを介して端子箱12に取り付けられ
て出荷されているものとする。外壁への取り付け作業の
前には、外部への各配線5を対応する端子台12aにビ
ス12eで係止し、カバー12gをパッキン12hを介
して取り付ける。
環境の外壁に設けられたネジ部に保護管11の取付ネジ
部13を合わせ、ナット部14を利用してスパナ等の工
具で保護管11を回転させてねじ込む。これで保護管1
1の取り付けが完了する。
2を手に取り、検出素子1aと配線1bとを保護管11
先端まで挿入し、端子箱12側の押さえネジ18を保護
管11側の押さえネジ螺合部15に合わせ、押さえネジ
18をスパナ等の工具で回転させてねじ込む。以上で挿
入形検出器の取り付けが完了する。
形検出器を被測定環境の外壁より取り外す際の手順は以
下のようなものである。端子箱12側の押さえネジ18
を取り付け時と逆に回転させて外し、端子箱12を検出
素子1aとともに保護管11より引き抜く。被測定環境
外壁には保護管11のみが被測定環境を密閉状態にして
残る。なお、保護管11も引き抜く場合は保護管11を
回転させて取り外す。以上で挿入形検出器の取り外しが
完了する。
器においては、押さえネジ18の着脱により保護管11
部分と端子箱12部分が分割可能となっており、被測定
環境外壁への取り付けの際には、まず保護管11のみを
螺挿した後に端子箱12を押さえネジ18により取り付
けることができ、挿入形検出器全体を回転させる必要が
なく、取り付け作業を容易にすることができる。
には、押さえネジ18を回転させるだけで端子箱12部
分のみを容易に取り外すことができ、本実施の形態の場
合のように保護管11に先端開口部のない管を用いてい
る場合には、被測定環境外壁に保護管11のみを残すこ
とで被測定環境を密閉状態のままとすることができる。
際には、押さえネジ18をねじ込むに従って、結合管1
7のフレア加工部17aが押さえネジ螺合部15の底部
に接近してパッキン16を押しつぶして接続が行われる
ので、保護管11と端子箱12の接続部分の密閉性を保
つことができ、外部から保護管11内に湿気等が流入し
て結露等により測定に影響が出ることを防止できる。
子板12cを上記のような構成としているので、端子板
12cの保護管11側には検出素子1aからの配線1b
が接続され、端子板12cの反対側には外部への配線5
が接続されるため、端子板12cを貫通する配線挿入孔
等の貫通部分が必要ない。(ちなみに、端子板12cに
は端子板12cを端子箱12に取り付けるための取り付
け孔12dが開いているが、これは端子板12cが取り
付けられた状態では貫通部分とならない。)このため、
端子板12c自体の密閉性を完全なものとすることがで
きる。
を、端子箱12内の、被測定環境側を閉構造にする位置
に、パッキン12fを介して取り付けているため、端子
板12cによる被測定環境側空間の密閉を完全なものと
することができ、そのため、保護管11の封止構造を簡
易化・不要化することができ、挿入形検出器の製造コス
ト、製造時間を低減することができる。
全であるため、保護管11が破損した場合でも端子板1
2c部分において密閉を保ち、例えば、被測定環境中の
高圧水等が外部へ流出する事態を招かずに済むなど、被
測定環境と外部との隔絶を保つことができる。
温度を検出する挿入形検出器を例に取り説明を行った
が、本発明は湿度等、他の量の測定を行う挿入形検出器
にも適用可能であることはいうまでもない。
素子及び検出素子からの配線を収納するための管を、一
端が端子箱に固定され他端にフレア加工部を有する結合
管と、この結合管の前記フレア加工部側に接続される保
護管とに分離結合自在とし、前記結合管の外周には、ネ
ジ部を有して前記フレア加工部に係止される押さえ部材
を回動可能に装備し、その押さえ部材のネジ部を前記保
護管のネジ部に螺合させることにより、前記保護管と前
記結合管とが接続されるように構成したので、端子箱側
の結合管とは分離された保護管のみを被測定環境に対し
て先に取り付けることができ、その取付後において、前
記保護管のネジ部に前記結合管のネジ部を螺合させるだ
けで、前述のように被測定環境に先付けされた保護管と
端子箱側の結合管とを容易に接続できる。したがって、
挿入形検出器の取付時に当該検出器全体を回転させる必
要がなく、その取付作業性が向上するという効果があ
る。しかも、この発明では、前記保護管のネジ部と前記
結合管のネジ部との螺合によって、前記結合管のフレー
ム加工部が前記押さえ部材と前記保護管の対向部との間
にパッキンを介して密着固定されるように構成したの
で、検出素子及び検出素子からの配線を収納するための
管が、前述のように結合管と保護管とに分離結合自在で
ありながら、その結合管と保護管との接続部分の密閉性
を確保できるという効果がある。
には、結合管外周の押さえ部材のみを回転させるだけ
で、その結合管と共に端子箱を容易に取り外すことがで
きるとともに、保護管に先端開口部のない管を用いてい
る場合には、被測定環境に保護管のみを残すことで被測
定環境を密閉状態のままとすることができるという効果
がある。
構成を示す側面図である。
構成を示す縦断面図である。
加工部17aの形成方法の一例を示す説明図である。
断面図である。
る。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 検出素子及び検出素子からの配線を収納
するための管と、前記管の一端に固定される端子箱と、
この端子箱の内部に設けられて前記配線を接続する端子
と、前記管の先端を被測定環境に挿入された状態に固定
するための取付ネジ部とを備えた挿入形検出器におい
て、前記管は結合管と保護管とに分離結合自在に設けられて
おり、 前記結合管は、一端が前記端子箱に固定されると共に他
端にフレア状のフレア加工部を備えており、 さらに前記結合管は、その外周に回動可能かつ前記フレ
ア加工部により係止される内径を有する押さえ部材を備
えており、 この押さえ部材はネジ部を備えており、 前記保護管はその外周に前記取付ネジ部を備えており、 さらに前記保護管は、その一端に前記押さえ部材と螺合
されるネジ部と前記結合管のフレア加工部に対向する対
向部とを備えており、 前記押さえ部材のネジ部を前記保護管のネジ部に螺合さ
せることにより、前記結合管のフレア加工部が前記押さ
え部材と前記保護管の対向部との間にパッキンを介して
密着固定される ことを特徴とする挿入検出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22338395A JP3145281B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 挿入形検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22338395A JP3145281B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 挿入形検出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0968467A JPH0968467A (ja) | 1997-03-11 |
JP3145281B2 true JP3145281B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=16797292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22338395A Expired - Fee Related JP3145281B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 挿入形検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3145281B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10315338A1 (de) * | 2003-04-03 | 2004-10-14 | Mettler-Toledo Gmbh | Sicherungsvorrichtung für eine Einbauelektrodenvorrichtung |
JP4747866B2 (ja) * | 2006-02-09 | 2011-08-17 | 株式会社デンソー | 高圧水素容器用温度センサ取付構造 |
-
1995
- 1995-08-31 JP JP22338395A patent/JP3145281B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0968467A (ja) | 1997-03-11 |
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