JP2504390Y2 - ケ―ブル接続装置におけるパッキンカバ― - Google Patents
ケ―ブル接続装置におけるパッキンカバ―Info
- Publication number
- JP2504390Y2 JP2504390Y2 JP8228391U JP8228391U JP2504390Y2 JP 2504390 Y2 JP2504390 Y2 JP 2504390Y2 JP 8228391 U JP8228391 U JP 8228391U JP 8228391 U JP8228391 U JP 8228391U JP 2504390 Y2 JP2504390 Y2 JP 2504390Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- packing
- cable
- adapter
- screw
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Cable Accessories (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ケーブル接続装置にお
けるパッキンカバーに関するものであって、詳しくは防
爆機器のケーブル接続装置に最適なパッキンカバーに関
している。
けるパッキンカバーに関するものであって、詳しくは防
爆機器のケーブル接続装置に最適なパッキンカバーに関
している。
【0002】
【従来の技術】防爆機器にケーブルを接続する時は、防
爆機器に取り付けるケーブル接続装置にケーブルの周囲
を圧着するパッキンの装着が義務付けられている。この
ため、防爆機器を設置した後にケーブルの引込み作業及
びケーブルの交換作業に手数を要し、時には機器を一時
的に撤去しなければならないといった問題があった。
爆機器に取り付けるケーブル接続装置にケーブルの周囲
を圧着するパッキンの装着が義務付けられている。この
ため、防爆機器を設置した後にケーブルの引込み作業及
びケーブルの交換作業に手数を要し、時には機器を一時
的に撤去しなければならないといった問題があった。
【0003】上記問題点を解決するため、ケーブルをア
ダプターに直接取り付けずに、パッキンケースを別部材
として設け、パッキンケース内に予めケーブルにパッキ
ンを圧着状態で装着し、該パッキンケースをアダプター
内に組み付ける考案が実開平3−56184号で提案さ
れている。
ダプターに直接取り付けずに、パッキンケースを別部材
として設け、パッキンケース内に予めケーブルにパッキ
ンを圧着状態で装着し、該パッキンケースをアダプター
内に組み付ける考案が実開平3−56184号で提案さ
れている。
【0004】図3が上記従来技術の考案を示しており、
10は防爆機器、11はアダプター、16はパッキンケ
ース、20はパッキン、25はケーブル、31はパッキ
ンカバーを表わしている。ケーブルの接続に際しては、
まず、アダプター11を第1のネジ部13によって防爆
機器10に取り付ける。ケーブル25にパッキングラン
ド22の支持脚23及びパッキン20を挿通してパッキ
ンケース16の凹孔18内を通すと、パッキン20はパ
ッキン室19に収容される。支持脚23でパッキン20
を押圧してパッキングランド22をパッキンケース16
に固定する。次に、組み立てられたパッキンケース16
をアダプター11内に嵌め込み、パッキンカバー31を
アダプター11の第2ネジ部14にねじ込んでケーブル
25を防爆機器10に接続する。
10は防爆機器、11はアダプター、16はパッキンケ
ース、20はパッキン、25はケーブル、31はパッキ
ンカバーを表わしている。ケーブルの接続に際しては、
まず、アダプター11を第1のネジ部13によって防爆
機器10に取り付ける。ケーブル25にパッキングラン
ド22の支持脚23及びパッキン20を挿通してパッキ
ンケース16の凹孔18内を通すと、パッキン20はパ
ッキン室19に収容される。支持脚23でパッキン20
を押圧してパッキングランド22をパッキンケース16
に固定する。次に、組み立てられたパッキンケース16
をアダプター11内に嵌め込み、パッキンカバー31を
アダプター11の第2ネジ部14にねじ込んでケーブル
25を防爆機器10に接続する。
【0005】上記のように組み立てられたケーブル接続
装置において、パッキンカバー31の先端に形成した開
口部34のねじ部にケーブルの保護管がねじ結合され
る。提案された従来技術はケーブルの接続作業の作業性
は良いが、例えばケーブル交換をする場合は、パッキン
カバー31と保護管のねじ結合を外しても、保護管が邪
魔になって作業に必要な空間を作ることができないとい
った新たな問題点が生じてきた。
装置において、パッキンカバー31の先端に形成した開
口部34のねじ部にケーブルの保護管がねじ結合され
る。提案された従来技術はケーブルの接続作業の作業性
は良いが、例えばケーブル交換をする場合は、パッキン
カバー31と保護管のねじ結合を外しても、保護管が邪
魔になって作業に必要な空間を作ることができないとい
った新たな問題点が生じてきた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
する課題は、防爆機器に取り付けたケーブル接続装置に
おいて、パッキンカバーを防爆機器に直接取付けられて
いるアダプターからケーブル保護管を外さずに引き離す
ことができるようにしてケーブルの引込み及び交換作業
を容易にしたパッキンカバーを提供することである。
する課題は、防爆機器に取り付けたケーブル接続装置に
おいて、パッキンカバーを防爆機器に直接取付けられて
いるアダプターからケーブル保護管を外さずに引き離す
ことができるようにしてケーブルの引込み及び交換作業
を容易にしたパッキンカバーを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案において課題を解
決するための手段は、防爆機器に取り付けたアダプター
にパッキン及びケーブルを挿通したパッキンケースを収
容し、該パッキンケースを上記アダプターに固定するた
めのカバーであって、筒状形状の基端部に上記アダプタ
ーとねじ結合するねじ口を設けた取付口と先端部内側に
段部を設けた接続口を有するパッキンカバー、基端部に
上記パッキンカバーの段部に係合保持させるフランジが
形成されると共に基端部近傍と先端部にねじ部が形成さ
れた接続管、ケーブル保護管にねじ結合したユニオンね
じ、上記パッキンカバーを上記接続管を固定するため該
接続管の基端部近傍のねじ部に結合した第1ロックナッ
ト、上記接続管とユニオンねじを固定するため該接続管
の先端部のねじ部に結合した第2ロックナットとを具備
することを特徴とするものである。
決するための手段は、防爆機器に取り付けたアダプター
にパッキン及びケーブルを挿通したパッキンケースを収
容し、該パッキンケースを上記アダプターに固定するた
めのカバーであって、筒状形状の基端部に上記アダプタ
ーとねじ結合するねじ口を設けた取付口と先端部内側に
段部を設けた接続口を有するパッキンカバー、基端部に
上記パッキンカバーの段部に係合保持させるフランジが
形成されると共に基端部近傍と先端部にねじ部が形成さ
れた接続管、ケーブル保護管にねじ結合したユニオンね
じ、上記パッキンカバーを上記接続管を固定するため該
接続管の基端部近傍のねじ部に結合した第1ロックナッ
ト、上記接続管とユニオンねじを固定するため該接続管
の先端部のねじ部に結合した第2ロックナットとを具備
することを特徴とするものである。
【0008】
【実施例】図1は本考案のパッキンカバーの断面図であ
る。図において、バッキンカバー1は筒状形状であっ
て、基端部に取付口2と先端部に接続口3が形成されて
おり、取付口2には防爆機器に直接取り付けられるアダ
プターにねじ結合するねじ口4が設けられ、又、接続口
3には後述する接続管を取り付ける段部5が設けられて
いる。
る。図において、バッキンカバー1は筒状形状であっ
て、基端部に取付口2と先端部に接続口3が形成されて
おり、取付口2には防爆機器に直接取り付けられるアダ
プターにねじ結合するねじ口4が設けられ、又、接続口
3には後述する接続管を取り付ける段部5が設けられて
いる。
【0009】又、上記パッキンカバー1には、取付口2
から挿入して接続口3から突出する接続管6が設けら
れ、該接続管6の基端部に形成したフランジ部7が上記
段部5にOリング8を介して接合される。なお、該接続
管6の外周面にはねじ部9が形成され、該ねじ部にねじ
結合した第1ロックナット10を締め付けることによっ
て、当該接続管6をパッキンカバー1の先端部に固定し
ている。
から挿入して接続口3から突出する接続管6が設けら
れ、該接続管6の基端部に形成したフランジ部7が上記
段部5にOリング8を介して接合される。なお、該接続
管6の外周面にはねじ部9が形成され、該ねじ部にねじ
結合した第1ロックナット10を締め付けることによっ
て、当該接続管6をパッキンカバー1の先端部に固定し
ている。
【0010】一方、接続管6の先端部外周に接続ねじ部
11が形成され、該接続ねじ部11がユニオンねじ12
にねじ結合されると共に、第2ロックナット13によっ
て両者を固定している。そして、上記ユニオンねじ12
に図示しないケーブル保護管が結合される。
11が形成され、該接続ねじ部11がユニオンねじ12
にねじ結合されると共に、第2ロックナット13によっ
て両者を固定している。そして、上記ユニオンねじ12
に図示しないケーブル保護管が結合される。
【0011】図2はケーブル接続装置の全体を示す組立
図であり、内部構造は図3に示したものと同じである。
20は防爆機器、21はアダプター、22はパッキンケ
ース、23はパッキン、24はパッキングランド、25
はケーブル、26は防爆機器20とアダプター21との
間に装着したOリング、27はアダプター21とパッキ
ンカバー1との間に装着したOリングである。
図であり、内部構造は図3に示したものと同じである。
20は防爆機器、21はアダプター、22はパッキンケ
ース、23はパッキン、24はパッキングランド、25
はケーブル、26は防爆機器20とアダプター21との
間に装着したOリング、27はアダプター21とパッキ
ンカバー1との間に装着したOリングである。
【0012】 ケーブル25を防爆機器20へ接続する
には、まず、防爆機器20にアダプター21をねじ結合
し、該アダプター21の内部にパッキングランド24を
嵌合したケーブル25を挿通したパッキンケース22を
挿入し、アダプター21の外周部にパッキンケース1を
ねじ結合する。次いで、接続管6に設けた第1ロックナ
ット10を締め付けてパッキンカバー1と接続管6とを
固定する。
には、まず、防爆機器20にアダプター21をねじ結合
し、該アダプター21の内部にパッキングランド24を
嵌合したケーブル25を挿通したパッキンケース22を
挿入し、アダプター21の外周部にパッキンケース1を
ねじ結合する。次いで、接続管6に設けた第1ロックナ
ット10を締め付けてパッキンカバー1と接続管6とを
固定する。
【0013】 なお、防爆機器20とアダプター21と
の間、及びアダプター21とパッキンケース1との間に
はそれぞれOリング26,27が装着されているので、
防爆機器20内への水の侵入を防止する。
の間、及びアダプター21とパッキンケース1との間に
はそれぞれOリング26,27が装着されているので、
防爆機器20内への水の侵入を防止する。
【0014】ケーブル25の接続作業は、パッキンケー
ス1を第1ロックナット10を緩めた状態にして接続管
6の後方に移動して行うので、アダプター21の先端部
に作業に必要な充分な空間が確保できる。従って、ケー
ブルの接続作業はもとより、ケーブルの交換作業も容易
に行うことができる。
ス1を第1ロックナット10を緩めた状態にして接続管
6の後方に移動して行うので、アダプター21の先端部
に作業に必要な充分な空間が確保できる。従って、ケー
ブルの接続作業はもとより、ケーブルの交換作業も容易
に行うことができる。
【0015】
【考案の効果】本考案は、防爆機器に取り付けたアタプ
ター内にパッキンを介してケーブルを装着したパッキン
ケースを固定するためのパッキンカバーにおいて、該パ
ッキンカバーの先端部に、ケーブル保護管と結合した接
続管が設けられており、該接続管とパッキンカバーを固
定しているロックナットを緩めたときは、パッキンカバ
ーが接続管に沿って後退移動させることができるので、
上記アダプター部分にケーブル引込み及び交換作業に必
要な空間が確保でき作業性が向上するものである。
ター内にパッキンを介してケーブルを装着したパッキン
ケースを固定するためのパッキンカバーにおいて、該パ
ッキンカバーの先端部に、ケーブル保護管と結合した接
続管が設けられており、該接続管とパッキンカバーを固
定しているロックナットを緩めたときは、パッキンカバ
ーが接続管に沿って後退移動させることができるので、
上記アダプター部分にケーブル引込み及び交換作業に必
要な空間が確保でき作業性が向上するものである。
【図1】本考案のパッキンカバーの断面図。
【図2】ケーブル接続装置の全体を示す組立図。
【図3】従来技術によるケーブル接続装置の組立図。
1 パッキンカバー 2 取付口 3 接続口 4 ねじ口 5 段部 6 接続管 7 フランジ部 8 Oリング 9 ねじ部 10 第1ロックナット 11 接続ねじ部 12 ユニオンねじ 13 第2ロックナット 20 防爆機器 21 アダプター 22 パッキンケース 23 パッキン 24 パッキングランド 25 ケーブル 26 Oリング 27 Oリング
Claims (1)
- 【請求項1】 防爆機器に取り付けたアダプターにパッ
キン及びケーブルを挿通したパッキンケースを収容し、
該パッキンケースを上記アダプターに固定するためのカ
バーであって、筒状形状の基端部に上記アダプターとね
じ結合するねじ口を設けた取付口と先端部内側に段部を
設けた接続口を有するパッキンカバー、基端部に上記パ
ッキンカバーの段部に係合保持させるフランジが形成さ
れると共に基端部近傍と先端部にねじ部が形成された接
続管、ケーブル保護管にねじ結合したユニオンねじ、上
記パッキンカバーと上記接続管を固定するため該接続管
の基端部近傍のねじ部に結合した第1ロックナット、上
記接続管とユニオンねじを固定するため該接続管の先端
部のねじ部に結合した第2ロックナットとを具備するこ
とを特徴とするケーブル接続装置におけるパッキンカバ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8228391U JP2504390Y2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | ケ―ブル接続装置におけるパッキンカバ― |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8228391U JP2504390Y2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | ケ―ブル接続装置におけるパッキンカバ― |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0525933U JPH0525933U (ja) | 1993-04-02 |
JP2504390Y2 true JP2504390Y2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=13770195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8228391U Expired - Lifetime JP2504390Y2 (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | ケ―ブル接続装置におけるパッキンカバ― |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2504390Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5807087B1 (ja) * | 2014-04-16 | 2015-11-10 | 麗鴻科技股▲ふん▼有限公司 | 防爆ランプ用ケーブルグランド |
CN107676550B (zh) * | 2017-11-01 | 2024-02-27 | 贾志庆 | 电潜泵动力电缆填料装置 |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP8228391U patent/JP2504390Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0525933U (ja) | 1993-04-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960123 |