JP3144989U - 青果用包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】桃、マンゴー等のように表面に圧力が加わると傷みやすい青果を収納するのに適した青果用包装容器を提供する。
【解決手段】青果用包装容器5は、片面にシート状の不織布を略波形形状に形成した中芯が露出して形成された1枚のシート状のブランクにより形成され、本体部10と、仕切り部30とを有し、仕切り部30は、側面部14の上端の一部から連設された仕切り構成部32と、側面部20の上端の一部から連設された仕切り構成部60とから構成され、仕切り構成部32は、上面部34と、先端部36と、上面部34の両側から下方に傾斜して形成された傾斜面部40、50と有し、仕切り構成部60は、上面部62と、上面部62の両側から下方に傾斜して形成された傾斜面部64、70と有している。仕切り部30においては、傾斜面部40、50、64、70の上面側に中芯が露出するように形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、青果用包装容器に関するものであり、特に、桃、マンゴー等のように表面に圧力が加わると傷みやすい青果(「青果物」としてもよい。以下においても同じ)を包装する包装容器に関するものである。
従来より青果用包装容器としては、特許文献1に示すように、段ボール製の仕切り材にメロン保持位置を定める保持凹部が形成されたものが存在する。この保持凹部は、12角形の輪郭に沿った折り目と、折り目の各角部から内側に伸びる切り込みにより形成されたものである。
また、特許文献2に示す青果物緩衝用紙製トレイのように、青果を受ける受け凹部が、放射状に形成された複数のスリットにより分割された複数の舌片を配置した凹部形成領域に紙製の受け底板が重ね合わされて形成されたものが存在する。
特開平9−12072号公報 特開2003−261181号公報
しかし、上記特許文献1、特許文献2においても、収納される青果に対する緩衝性が十分とはいえず、特に、桃、マンゴー等のように表面に圧力が加わると傷みやすい青果を収納するには十分ではなかった。すなわち、特許文献1の果物包装用箱における仕切り材は三層構造の段ボールにより形成されているので、仕切り材の表面は平面状に形成されていることから、青果を保持凹部の位置に落下させる等衝撃が加えられると青果の表面が傷むおそれがある。また、12角形の輪郭に沿った折り目と、折り目の各角部から内側に伸びる切り込みにより形成された切り込み片が受け面に対して折曲した形状となっているので、切り込み片と受け面とで角部が形成されてしまい、この角部により青果の表面を傷つけるおそれがある。
同様に、特許文献2に記載の青果物緩衝用紙製トレイにおいても、トレイの材質として板紙や段ボールが採用できるとあるので、トレイの上面は平面状に形成されていることから、青果を受け凹部の位置に落下させる等衝撃が加えられると青果の表面が傷むおそれがある。また、舌片は配置板本体の上面に対して折曲した形状となっているので、舌片と配置板本体の上面とで角部が形成されてしまい、この角部により青果の表面を傷つけるおそれがある。
そこで、本考案は、桃、マンゴー等のように表面に圧力が加わると傷みやすい青果を収納するのに適した青果用包装容器を提供することを目的とするものである。
本考案は上記問題点を解決するために創作されたものであって、第1には、青果を収納するための青果用包装容器であって、青果用包装容器が、少なくとも片面にシート状の不織布を略波形形状に形成してなる中芯が露出して形成された1枚のシート状のブランクにより形成されていて、本体部と、仕切り部とを有し、本体部が、長方形状の底部と、底部の各辺から折れ線を介して立設した側壁部で、底部の長辺の一方から連設した第1側壁部と、底部の長辺の他方から連設した第2側壁部と、底部の短辺の一方から連設した第3側壁部と、底部の短辺の他方から連設した第4側壁部とを有し、上方が開口した容器状を呈し、仕切り部が、第1側壁部の上端の一部から連設された第1仕切り構成部と、第2側壁部の上端の一部から連設された第2仕切り構成部とを有し、第1仕切り構成部が、第1側壁部の上端から折れ線を介して連設され、第2側壁部側にいくほど幅狭となるテーパ状を呈する第1上面部と、第1上面部の一対の側辺のうちの第3側壁部側の側辺から折れ線を介して連設され、第3側壁部に向けて下方に傾斜して設けられた第1傾斜面部で、第1上面部の側辺から連設され下方に傾斜した第1傾斜面部本体と、第1傾斜面部本体の第2側壁部側に突出した突出部を有する第1傾斜面部と、第1上面部の一対の側辺のうちの第4側壁部側の側辺から折れ線を介して連設され、第4側壁部に向けて下方に傾斜して設けられた第2傾斜面部で、第1上面部の側辺から連設され下方に傾斜した第2傾斜面部本体と、第2傾斜面部本体の第2側壁部側に突出した突出部を有する第2傾斜面部と、を有し、第2仕切り構成部が、第2側壁部の上端から折れ線を介して連設され、第1側壁部側にいくほど幅狭となるテーパ状を呈する第2上面部と、第2上面部の一対の側辺のうちの第3側壁部側の側辺から折れ線を介して連設され、第3側壁部に向けて下方に傾斜して設けられた第3傾斜面部で、第2上面部の側辺から連設され下方に傾斜した第3傾斜面部本体と、第3傾斜面部本体の第1側壁部側に突出した突出部を有する第3傾斜面部と、第2上面部の一対の側辺のうちの第4側壁部側の側辺から折れ線を介して連設され、第4側壁部に向けて下方に傾斜して設けられた第4傾斜面部で、第2上面部の側辺から連設され下方に傾斜した第4傾斜面部本体と、第3傾斜面部本体の第1側壁部側に突出した突出部を有する第4傾斜面部と、を有し、第1傾斜面部と第2傾斜面部と第3傾斜面部と第4傾斜面部の上面側に上記不織布製の中芯が露出するように形成され、第1傾斜面部の突出部と第3傾斜面部の突出部とが底部の長辺方向に異なる位置に設けられ、第1傾斜面部の突出部が第3傾斜面部本体の下面に当接し、第3傾斜面部の突出部が第1傾斜面部本体の下面に当接することにより、第1傾斜面部と第3傾斜面部とが互いに係止し、第2傾斜面部の突出部と第4傾斜面部の突出部とが底部の長辺方向に異なる位置に設けられ、第2傾斜面部の突出部が第4傾斜面部本体の下面に当接し、第4傾斜面部の突出部が第2傾斜面部本体の下面に当接することにより、第2傾斜面部と第4傾斜面部とが互いに係止することにより仕切り部が組み立てられることを特徴とする。
この第1の構成の青果用包装容器においては、仕切り部により本体部内の両側に青果の収納空間が形成されるので、各収納空間に青果を収納する。本考案においては、本体部内に仕切り部が設けられているので、各収納空間に青果を収納した場合に、一方の収納空間に収納した青果と他方の収納空間に収納した青果とが接触することがなく、青果が傷むことがない。また、仕切り部における第1傾斜面部〜第4傾斜面部の上面には不織布製の中芯が設けられるので、緩衝効果が大きく、青果を各収納空間における傾斜面部の上面に落下させても、不織布による弾性により青果が傷むことがない。また、第1傾斜面部〜第4傾斜面部は斜めに傾斜した状態で設けられているので、青果を傾斜面部の上面に落下させても傾斜面部自身が撓むことによりクッションとなり、青果が傷むことがない。よって、桃、マンゴー等のように表面に圧力が加わると傷みやすい青果を収納するのに適したものといえる。また、第1上面部と第2上面部とがテーパ状を呈しているので、第1傾斜面部と第3傾斜面部とは互いに内側を向いた状態となり、第2傾斜面部と第4傾斜面部とは互いに内側を向いた状態となるため、青果を確実に保持することができる。
また、第2には、上記第1の構成において、青果用包装容器を構成するブランクにおいては、その両側の面に不織布を略波形形状に形成してなる中芯が露出して形成されていることを特徴とする。この第2の構成においては、ブランクの両面に不織布製の中芯が設けられているので、本体部の内側の面にも中芯が設けられることになり、収納空間を形成するすべての面に中芯が形成されるので、より緩衝効果が大きく、より傷みやすい青果を収納するのに適したものとなる。
また、第3には、上記第1又は第2の構成において、第1上面部の先端に略方形状の先端部が連設され、第1傾斜面部における突出部の少なくとも一部と第2傾斜面部における突出部の少なくとも一部とが、該先端部と直線状の切込みを介して隣接しており、仕切り部の組立て状態において、第2上面部の先端部分が先端部の下面に接するとともに、該先端部が第2上面部の上面に接することを特徴とする。
また、第4には、上記第1から第3までのいずれかの構成において、第1傾斜面部と第2傾斜面部は2つの突出部を有するとともに、第3傾斜面部と第4傾斜面部は1つの突出部を有し、仕切り部の組立て状態では、第3傾斜面部の突出部が第1傾斜面部の2つの突出部間の位置にあり、第4傾斜面部の突出部が第2傾斜面部の2つの突出部間の位置にあることを特徴とする。これにより、第1仕切り構成部と第2仕切り構成部とをより強固に係止させることができる。
また、第5には、青果を収納するための青果用包装容器であって、本体部と、本体部内に配置される青果配置部とを有し、本体部が、長方形状の底部と、底部の各辺から折れ線を介して立設した側壁部とを有し、上方が開口した容器状を呈し、青果配置部が、少なくとも片面にシート状の不織布を略波形形状に形成してなる中芯が露出して形成された1枚のシート状のブランクにより形成されていて、略方形状の外形を呈し、放射状に切込みを設けることにより隣接する切込みと該切込みの端部同士を結ぶ折れ線により囲まれた片部が折れ線を介して下方に折曲げ可能に形成された収納領域が1又は複数設けられた上面部と、上面部の各辺から折れ線を介して下方に向けて連設された側壁部と、を有し、上面部の上面側に不織布製の中芯が露出して形成されていることを特徴とする。
この第5の構成の青果用包装容器においては、被収納物としての青果を青果配置部の収納領域に配置する。収納領域は、片部が下方に折曲することにより窪んだ状態となっているので、収納された青果を位置決めすることができ、収納領域に収納した場合に青果同士が互いに接しない大きさとすることにより、青果同士が接触することがなく、青果が傷むことがない。また、青果配置部の上面部の上面側には不織布製の中芯が設けられるので、緩衝効果が大きく、青果を青果配置部の上面に落下させても、不織布による弾性により青果が傷むことがない。よって、本考案の青果用包装容器は、桃、マンゴー等のように表面に圧力が加わると傷みやすい青果を収納するのに適したものといえる。
また、第6には、上記第5の構成において、本体部が、少なくとも片面にシート状の不織布を略波形形状に形成してなる中芯が露出して形成された1枚のシート状のブランクにより形成されていて、側壁部の内側の面に中芯が設けられていることを特徴とする。これにより、収納領域に載置される青果の大きさや形状によっては、青果が本体部の側壁部の内側の面に接する可能性があるが、本体部の内側の面に不織布による中芯を設けることにより、緩衝効果をより大きくして、傷みやすい青果を収納するのにより適したものとすることができる。
本考案に基づく青果用包装容器によれば、桃、マンゴー等のように表面に圧力が加わると傷みやすい青果(特に、果物)を収納するのに適した青果用包装容器を提供することができる。つまり、請求項1の青果用包装容器によれば、仕切り部が設けられているので、一方の収納空間に収納した青果と他方の収納空間に収納した青果とが接触することがなく、仕切り部における第1傾斜面部〜第4傾斜面部の上面には不織布製の中芯が設けられるので、緩衝効果が大きく、青果を各収納空間における傾斜面部の上面に落下させても、不織布による弾性により青果が傷むことがなく、第1傾斜面部〜第4傾斜面部は斜めに傾斜した状態で設けられているので、青果を傾斜面部の上面に落下させても傾斜面部自身が撓むことによりクッションとなり、青果が傷むことがない。また、請求項4の青果用包装容器によれば、収納領域は、片部が下方に折曲することにより窪んだ状態となっているので、収納された青果を位置決めすることができ、収納領域に収納した場合に青果同士が互いに接しない大きさとすることにより、青果同士が接触することがなく、青果が傷むことがない。また、青果配置部の上面部の上面側には不織布製の中芯が設けられるので、緩衝効果が大きく、青果を青果配置部の上面に落下させても、不織布による弾性により青果が傷むことがない。
本考案においては、桃、マンゴー等のように表面に圧力が加わると傷みやすい青果を収納するのに適した青果用包装容器を提供するという目的を以下のようにして実現した。
本考案に基づく青果用包装容器5は、図1〜図6に示されるように構成され、本体部10と、仕切り部30とを有している。この青果用包装容器5は、1枚のシート状のブランクにより形成されている。この青果用包装容器5を構成するブランクは、図5に示すように、平板板状の板紙からなるライナーAと、ライナーAの一方の面に接着され、略波形形状の中芯Bとを有するいわば片面段ボールであり、中芯Bは不織布製であり、シート状(平板状としてもよい)の不織布を波形形状に形成したものである。つまり、青果用包装容器5は、片面にシート状の不織布を略波形形状に形成してなる中芯が露出して形成されたシート状のブランクにより形成されている。なお、図4に示す展開図においては、ライナーA側が表れているものとして記載されている。
なお、図面において、Y1−Y2方向は、X1−X2方向に直角な方向であり、Z1−Z2方向は、X1−X2方向及びY1−Y2方向に直角な方向である。
ここで、本体部10は、上部が開口した容器状を呈し、方形状の底部12と、底部12の正面側(Y1側)の辺部(図4では下側の辺部)から折れ線を介して連設された側面部(第1側壁部)14と、側面部14の両側から折れ線を介して突出したフラップ部16、18と、底部12の背面側(Y2側)の辺部(図4では上側の辺部)から折れ線を介して連設された側面部(第2側壁部)20と、側面部20の両側から折れ線を介して突出したフラップ部22、24と、底部12の右側面側(X1側)の辺部から折れ線を介して連設された側面部(第3側壁部)26と、底部12の左側面側(X2側)の辺部から折れ線を介して連設された側面部(第4側壁部)28とを有している。
側面部14、20、26、28は、上側にいくほど幅広となる台形形状をなし、側面部14と側面部20とは同大同形状に形成され、側面部26と側面部28とは同大同形状に形成されている。
フラップ部16、18、22、24は、上側の角部にアールが形成された略台形形状を呈し、フラップ部16、22と側面部26の境界は切込み線により形成され、フラップ部18、24と側面部28の境界は切込み線により形成されている。フラップ部16とフラップ部18とは互いに線対象に形成され、フラップ部22とフラップ部24とは互いに線対象に形成され、また、フラップ部16とフラップ部22とは互いに線対象に形成され、フラップ部18とフラップ部24とは互いに線対象に形成されている。フラップ部16、22は側面部26の外側の面に接着され、フラップ部18、24は側面部28の外側の面に接着されている。
なお、本体部10において、底部12と側面部14、20、26、28との境界位置の折れ線上にはミシン目が形成され、また、側面部14とフラップ部16、18との境界位置の折れ線上と、側面部20とフラップ部22、24との境界位置の折れ線上にはミシン目が形成されている。
また、仕切り部30は、本体部10内に空間を両側に仕切るものであり、仕切り構成部32と、仕切り構成部60とを一体に噛み合わせることにより形成されている。
ここで、仕切り構成部(第1仕切り構成部)32は、側面部14の上端から折れ線を介して連設されていて、上面部(第1上面部)34と、先端部36と、上面部34の両側から下方に傾斜して形成された傾斜面部40、50と有している。
上面部34は、側面部14の上端の略中央領域から折れ線を介して連設され、テーパ形状を呈し、側面部14から反対側の側面部20側にいくに従い幅狭となる台形形状をなしている。また、上面部34の先端には、略方形状の先端部36が連設されている。
また、傾斜面部(第1傾斜面部)40は、上面部34における一対の側辺(つまり、テーパ状をなす一対の側辺)における一方の側辺34aから折れ線を介して連設されるもので、略台形形状の傾斜面部本体(第1傾斜面部本体)42と、傾斜面部本体42における側面部20側の辺部から突出して連設された突出部44、46とを有している。
この傾斜面部本体42は、上面部34の側辺34aから折れ線を介して連設され、先端にいくほど幅狭となる形状を呈し、その側面部14側の辺部42aは、組立て状態の青果用包装容器5の平面視において側面部14の上辺に対して傾斜しており、側面部20側の辺部42bは、組立て状態の青果用包装容器5の平面視において側面部14の上辺に対して平行となっている。また、突出部44と突出部46とは、先端にアールが形成された方形状を呈し、互いに間隔を介して設けられていて、突出部44と突出部46間には切欠きが形成されている。突出部44の側面部26側の辺部は、傾斜面部本体42の側面部26側の辺部に対して延長線状に形成され、突出部46と先端部36との境界は切込みが形成されている。
また、傾斜面部(第2傾斜面部)50は、上面部34における一対の側辺(つまり、テーパ状をなす一対の側辺)における他方の側辺34bから折れ線を介して連設され、略台形形状の傾斜面部本体(第2傾斜面部本体)52と、傾斜面部本体52における側面部20側の辺部から突出して連設された突出部54、56とを有している。この傾斜面部50は傾斜面部40と線対称に形成されていて、傾斜面部本体52は傾斜面部本体42と線対称に形成され、突出部54は突出部44と線対称に形成され、突出部56は突出部46と線対称に形成されているので、詳しい説明を省略する。
また、仕切り構成部(第2仕切り構成部)60は、側面部20の上端から折れ線を介して連設されていて、上面部(第2上面部)62と、上面部62の両側から下方に傾斜して形成された傾斜面部64、70と有している。
上面部62は、側面部20の上端の略中央領域から折れ線を介して連設され、略テーパ形状を呈し、側面部14から反対側の側面部14側にいくに従い幅狭となる台形形状をなしている。
また、傾斜面部(第3傾斜面部)64は、上面部62における一対の側辺(つまり、テーパ状をなす一対の側辺)における一方の側辺62aから折れ線を介して連設されるもので、略台形形状の傾斜面部本体(第3傾斜面部本体)66と、傾斜面部本体66における側面部14側の辺部から突出して連設された突出部68とを有している。
この傾斜面部本体66は、上面部62の側辺62aから折れ線を介して連設され、先端にいくほど幅狭となる形状を呈し、その側面部20側の辺部66aは、組立て状態の青果用包装容器5の平面視において側面部20の上辺に対して傾斜しており、側面部14側の辺部66b、66cは、組立て状態の青果用包装容器5の平面視において側面部20の上辺に対して平行となっている。この傾斜面部本体66は、図4に示す展開状態においては、傾斜面部本体42と線対称に形成されている。また、突出部68は、先端にアールが形成された方形状を呈し、仕切り構成部32と仕切り構成部60とを組み合わせた場合に、突出部68が突出部44と突出部46の間の位置に係合するように形成されていて、その横幅αは、突出部44と突出部46間の距離βと略同一又は若干小さく形成されている。
また、傾斜面部(第4傾斜面部)70は、上面部62における一対の側辺(つまり、テーパ状をなす一対の側辺)における他方の側辺62bから折れ線を介して連設され、略台形形状の傾斜面部本体(第4傾斜面部本体)72と、傾斜面部本体72における側面部14側の辺部から突出して連設された突出部74とを有している。この傾斜面部70は傾斜面部64と線対称に形成されていて、傾斜面部本体72は傾斜面部本体66と線対称に形成され、突出部74は突出部68と線対称に形成されているので、詳しい説明を省略する。
なお、仕切り部30を組み立てた状態では、図1、図2、図6に示すように、傾斜面部64における突出部68が、傾斜面部40に対して突出部44と突出部46間の位置で係合して傾斜面部本体42の下面に接し、傾斜面部40における突出部44、46が突出部68の両側に係止して傾斜面部本体66の下面に接した状態となっている。また、同様に、傾斜面部70における突出部74が、傾斜面部50に対して突出部54と突出部56間の位置で係合して傾斜面部本体52の下面に接し、傾斜面部50における突出部54、56が突出部74の両側に係止して傾斜面部本体72の下面に接した状態となっている。このように傾斜面部40の突出部44、46と傾斜面部64の突出部68とが底部12の長辺方向に異なる位置に設けられ、傾斜面部40の突出部44、46が傾斜面部本体66の下面に当接し、傾斜面部64の突出部68が傾斜面部本体42の下面に当接することにより、傾斜面部40と傾斜面部64とが互いに係止し、また、傾斜面部50の突出部54、56と傾斜面部70の突出部74とが底部12の長辺方向に異なる位置に設けられ、傾斜面部50の突出部54、56が傾斜面部本体72の下面に当接し、傾斜面部70の突出部74が傾斜面部本体52の下面に当接することにより、傾斜面部50と傾斜面部70とが互いに係止するようになっている。
また、上面部62の先端部分は、先端部36の両側の切込みに係合し、上面部62の先端部分が先端部36の下面に接するとともに、先端部36が上面部62の上面に接する状態となる。これにより、仕切り構成部32と仕切り構成部60とをより強固に係止させることができる。
また、青果用包装容器5においては、仕切り部30の上面側に不織布製の中芯Bが設けられた状態となっている。また、本体部10においては、外側の面(すなわち、底部12の下面と側面部14、20、26、28の外側の面)に中芯Bが設けられた状態となっている。
上記構成の青果用包装容器5の使用状態について説明する。青果用包装容器5においては、仕切り部30により本体部10内の両側に青果の収納空間が形成されている。つまり、傾斜面部40、64と本体部10の側面部14、20、26の内側の面により囲まれた収納空間K1と、傾斜面部50、70と本体部10の側面部14、20、28の内側の面により囲まれた収納空間K2の2つの収納空間が形成されているので、各収納空間に青果(果物や野菜類)を収納する(図7参照)。
なお、仕切り部30において、上面部34、62がテーパ状を呈しているので、上面部34から連設された傾斜面部40、50が若干内側を向くとともに、上面部62から連設された傾斜面部70、64が若干内側を向くため、収納空間K1における傾斜面部40と傾斜面部64とは互いに内側に向いた状態となるため、被収納物としての青果を傾斜面部40と傾斜面部64の上面に確実に保持することができ、また、収納空間K2における傾斜面部50と傾斜面部70とは互いに内側に向いた状態となるため、被収納物としての青果を傾斜面部50と傾斜面部70の上面に確実に保持することができる。
青果用包装容器5においては、本体部10内に仕切り部30が設けられているので、各収納空間に青果を収納した場合に、一方の収納空間に収納した青果と他方の収納空間に収納した青果とが接触することがなく、青果が傷むことがない。
また、仕切り部30における傾斜面部40、50、64、70の上面には不織布製の中芯Bが設けられるので、緩衝効果が大きく、青果を傾斜面部40、50、64、70の上面に落下させても、不織布による弾性により青果が傷むことがない。また、傾斜面部40、50、64、70は斜めに傾斜した状態で設けられているので、青果を傾斜面部40、50、64、70の上面に落下させても傾斜面部40、50、64、70自身が撓むことによりクッションとなり、青果が傷むことがない。
以上のように、本実施例の青果用包装容器5は、桃、マンゴー等のように表面に圧力が加わると傷みやすい青果を収納するのに適したものといえる。
なお、上記の説明においては、青果用包装容器5は、ライナーAと中芯Bとからなる片面段ボールにより形成されているものとして説明したが、ライナーAの中芯Bが形成されていない側の面にも中芯B(つまり、不織布製の中芯)を設けた両面段ボールとして構成してもよい。このように構成することにより、本体部10の内側の面にも中芯Bが設けられることになり、収納空間K1、K2を形成するすべての面に中芯が形成されるので、より緩衝効果が大きく、より傷みやすい青果を収納するのに適したものとなる。
次に、実施例2の青果用包装容器について説明する。実施例2の青果用包装容器105は、図8〜図12に示されるように構成され、本体部110と、青果配置部130とを有している。本体部110は、1枚のシート状のブランクにより形成され、また、青果配置部130は、1枚のシート状のブランクにより形成されている。
本体部110を構成するブランクは、板紙により形成されているが、青果配置部130を構成するブランクは、図12に示すように、通常の両面段ボールCの片側の面に不織布製の中芯Gを設けた構成のシート状のブランクであり、両面段ボールCは、中芯Eの一方の面にライナーDを接着し、他方の面にライナーFを接着した構成となっていて、中芯Gは、ライナーFの外側の面に接着されている。この中芯Gは、実施例1の中芯Bと同様に、平板状の不織布を波形形状に形成したものである。つまり、青果配置部130は、片面にシート状の不織布を略波形形状に形成してなる中芯が露出して形成された1枚のシート状のブランクにより形成されている。なお、図11に示す展開図においては、ライナーD側が表れているものとして記載されている。
ここで、本体部110は、上部が開口した容器状を呈し、方形状の底部112と、底部112の正面側(Y1側)の辺部(図10では上側の辺部)から折れ線を介して連設された側面部114と、側面部114の両側から折れ線を介して突出したフラップ部116、118と、底部112の背面側(Y2側)の辺部(図10では下側の辺部)から折れ線を介して連設された側面部120と、側面部120の両側から折れ線を介して突出したフラップ部122、124と、底部112の右側面側(X1側)の辺部から折れ線を介して連設された側面部126と、底部112の左側面側(X2側)の辺部から折れ線を介して連設された側面部128とを有している。
側面部114、120、126、128は、上側にいくほど幅広となる台形形状をなし、側面部114と側面部120とは同大同形状に形成され、側面部126と側面部128とは同大同形状に形成されている。
フラップ部116、118、122、124は、上側の角部にアールが形成された略台形形状を呈し、フラップ部116、122と側面部126の境界は切込み線により形成され、フラップ部118、124と側面部128の境界は切込み線により形成されている。フラップ部116とフラップ部118とは互いに線対象に形成され、フラップ部122とフラップ部124とは互いに線対象に形成され、また、フラップ部116とフラップ部122とは互いに線対象に形成され、フラップ部118とフラップ部124とは互いに線対象に形成されている。フラップ部116、122は側面部126の外側の面に接着され、フラップ部118、124は側面部128の外側の面に接着されている。
以上のように、本体部110は、上記本体部10と略同様の構成となっている。
また、青果配置部130は、略方形状の上面部132と、上面部132の各辺から折れ線を介して連設された側壁部150、152、154、156とを有している。
この上面部132においては、図11に示すように、片部136により形成される収納領域R1と、片部136により形成される収納領域R2を除く本体部133が水平方向に形成されている。
また、上面部132には、5本の直線状の切込み134が互いに交差して形成されていて、これにより、切込み134における端部で隣接する端部同士をつないだ直線が正十角形をなすようになっている。そして、切込み134における隣接する切込み134と切込み134の端部同士を結ぶ折れ線138に囲まれた三角形状(二等辺三角形状)の片部136が折れ線138を介して上面部132の本体部133に対して下方に折曲げ可能に形成されている。5本の切込み134は、上面部132に計2つ設けられている。このように5本の切込み134により形成された10個の片部136により収納領域R1、R2が形成される。なお、1つの収納領域R1、R2において、相対する一対の折れ線138の一方は、上面部132と側壁部150間の折れ線上にあり、他方は、上面部132と側壁部150間の折れ線上にある。
同様に、上面部132には、5本の直線状の切込み140が互いに交差して形成されていて、これにより、切込み140における端部で隣接する端部同士をつないだ直線が正十角形をなすようになっている。そして、切込み140における隣接する切込み140と切込み140の端部同士を結ぶ折れ線144に囲まれた三角形状(二等辺三角形状)の片部142が折れ線144を介して上面部132の本体部133に対して下方に折曲げ可能に形成されている。以上のように、5本の切込みは、上面部132に計2つ設けられている。このように5本の切込み134により形成された10個の片部136により収納領域R1が形成され、また、5本の切込み140により形成された10個の片部142により収納領域R2が形成される。なお、1つの収納領域R1、R2において、相対する一対の折れ線138、144の一方は、上面部132と側壁部150間の折れ線上にあり、他方は、上面部132と側壁部152間の折れ線上にある。
また、上面部132と側壁部150、152、154、156との境界の折れ線上には、ミシン目が形成され、また、収納領域R1、R2における各収納領域においては、上面部132と側壁部150、152間の折れ線上の折れ線を除く8個の折れ線138(144)には、ミシン目(切込み)が形成されている。
なお、上面部132の外形の大きさは、本体部110内に収納可能な大きさに形成され、本体部110の底部112よりも大きく、本体部110の上端の外形よりも小さく形成されている。つまり、側壁部150、152、154、156を上面部132に対して折り曲げた状態で側壁部150、152、154、156が本体部110の底部112の内底に接した状態で、上面部132の各辺が本体部110の内側(つまり、側壁部114、120、126、128の内側の面)に接するような大きさに形成されている。
また、側壁部150は上面部132の正面側の辺部から連設され、側壁部152は上面部132の背面側の辺部から連設され、側壁部154は上面部132の右側面側の辺部から連設され、側壁部156は上面部132の左側面側の辺部から連設されていて、略台形形状を呈し、側壁部150は側壁部152と線対称に形成され、側壁部154と側壁部156とは線対称に形成されている。側壁部150、152、154、156は、上面部132に対して略直角に下方に折曲されている。なお、側壁部150、152、154、156においては、組立て状態における高さ方向の長さは略同一に形成されている。
上記構成の青果用包装容器105の使用状態について説明する。青果用包装容器105を使用するには、青果配置部130を本体部110内に配置する。つまり、青果配置部130における側壁部150、152、154、156を上面部132に対して略直角に折り曲げた状態として、青果配置部130を本体部110内に入れて、側壁部150、152、154、156の下端が本体部110の底部112の内底(つまり、上面)に接するようにする。さらに、青果配置部130の上面部132における片部136を折れ線138を介して下方に折り曲げた状態とし、また、片部142を折れ線144を介して下方に折り曲げた状態としておく。
そして、収納領域R1、R2に青果を載置する(図13参照)。収納領域R1、R2は、片部136、142が下方に折曲することにより窪んだ状態となっているので、収納された青果を位置決めすることができ、収納領域R1、R2に収納した場合に青果同士が互いに接しない大きさとすることにより、青果同士が接触することがなく、青果が傷むことがない。
また、青果配置部130の上面部132の上面には不織布製の中芯Gが設けられるので、緩衝効果が大きく、青果を青果配置部130の上面に落下させても、不織布による弾性により青果が傷むことがない。特に、片部136、142が上面部132の本体部133に対して折り曲げた状態とすることにより、本体部133と片部136、142により角部が形成されるが、上面部132の上面には不織布による中芯Gが設けられているので、緩衝効果が大きく、青果が傷むことがない。
以上のように、本実施例の青果用包装容器105は、桃、マンゴー等のように表面に圧力が加わると傷みやすい青果を収納するのに適したものといえる。
なお、上記の説明では、直線状の切込み134、140が互いに交差しているとして説明したが、切込みが交差していなくても放射状に形成されていればよい。
なお、上記の説明においては、青果配置部130は図12に示す構成のブランクにより形成されているとして説明したが、図5に示す構成のブランクにより構成してもよい。また、上記の説明においては、本体部110は板紙により形成されていて、本体部110の内側の面は平面状に形成されているとしたが、本体部110を実施例1のような片面段ボール(つまり、中芯に不織布が用いられている片面段ボール)により形成して、本体部110の内側に中芯が存在するようにすることにより、より緩衝効果を向上させることができる。つまり、収納領域R1、R2に載置される青果の大きさや形状によっては、青果が本体部110の内側の面(側壁部114、120、126、128の内側の面)に接する可能性があるので、本体部110の内側の面(特に、側壁部114、120、126、128の内側の面)に不織布による中芯を設けることにより、緩衝効果をより大きくして、傷みやすい青果を収納するのにより適したものとすることができる。
本考案の実施例1に基づく青果用包装容器の上方斜視図である。 本考案の実施例1に基づく青果用包装容器の平面図である。 本考案の実施例1に基づく青果用包装容器の下方斜視図である。 本考案の実施例1に基づく青果用包装容器の展開図である。 本考案の実施例1に基づく青果用包装容器を構成するブランクの断面図である。 図2におけるP−P断面図である。 本考案の実施例1に基づく青果用包装容器の使用状態を示す斜視図である。 本考案の実施例2に基づく青果用包装容器の上方斜視図である。 本考案の実施例2に基づく青果用包装容器の上方分解斜視図である。 本考案の実施例2に基づく青果用包装容器における本体部の展開図である。 本考案の実施例2に基づく青果用包装容器における青果配置部の展開図である。 本考案の実施例2に基づく青果用包装容器の青果配置部を構成するブランクの断面図である。 本考案の実施例2に基づく青果用包装容器の使用状態を示す斜視図である。
符号の説明
5、105 青果用包装容器
10、110、133 本体部
12、112 底部
14、20、26、28、114、120、126、128 側面部
16、18、22、24、116、118、122、124 フラップ部
30 仕切り部
32、60 仕切り構成部
34、62、132 上面部
36 先端部
40、50、64、70 傾斜面部
42、52、66、72 傾斜面部本体
44、46、54、56 68、74 突出部
130 青果配置部
134、140 切込み
136、142 片部
138、144 折れ線
150、152、154、156 側壁部
A、D、F、ライナー
B、E、G 中芯
R1、R2 収納領域

Claims (6)

  1. 青果を収納するための青果用包装容器であって、
    青果用包装容器が、少なくとも片面にシート状の不織布を略波形形状に形成してなる中芯が露出して形成された1枚のシート状のブランクにより形成されていて、
    本体部と、仕切り部とを有し、
    本体部が、
    長方形状の底部と、
    底部の各辺から折れ線を介して立設した側壁部で、底部の長辺の一方から連設した第1側壁部と、底部の長辺の他方から連設した第2側壁部と、底部の短辺の一方から連設した第3側壁部と、底部の短辺の他方から連設した第4側壁部とを有し、上方が開口した容器状を呈し、
    仕切り部が、
    第1側壁部の上端の一部から連設された第1仕切り構成部と、第2側壁部の上端の一部から連設された第2仕切り構成部とを有し、
    第1仕切り構成部が、
    第1側壁部の上端から折れ線を介して連設され、第2側壁部側にいくほど幅狭となるテーパ状を呈する第1上面部と、
    第1上面部の一対の側辺のうちの第3側壁部側の側辺から折れ線を介して連設され、第3側壁部に向けて下方に傾斜して設けられた第1傾斜面部で、第1上面部の側辺から連設され下方に傾斜した第1傾斜面部本体と、第1傾斜面部本体の第2側壁部側に突出した突出部を有する第1傾斜面部と、
    第1上面部の一対の側辺のうちの第4側壁部側の側辺から折れ線を介して連設され、第4側壁部に向けて下方に傾斜して設けられた第2傾斜面部で、第1上面部の側辺から連設され下方に傾斜した第2傾斜面部本体と、第2傾斜面部本体の第2側壁部側に突出した突出部を有する第2傾斜面部と、を有し、
    第2仕切り構成部が、
    第2側壁部の上端から折れ線を介して連設され、第1側壁部側にいくほど幅狭となるテーパ状を呈する第2上面部と、
    第2上面部の一対の側辺のうちの第3側壁部側の側辺から折れ線を介して連設され、第3側壁部に向けて下方に傾斜して設けられた第3傾斜面部で、第2上面部の側辺から連設され下方に傾斜した第3傾斜面部本体と、第3傾斜面部本体の第1側壁部側に突出した突出部を有する第3傾斜面部と、
    第2上面部の一対の側辺のうちの第4側壁部側の側辺から折れ線を介して連設され、第4側壁部に向けて下方に傾斜して設けられた第4傾斜面部で、第2上面部の側辺から連設され下方に傾斜した第4傾斜面部本体と、第3傾斜面部本体の第1側壁部側に突出した突出部を有する第4傾斜面部と、を有し、
    第1傾斜面部と第2傾斜面部と第3傾斜面部と第4傾斜面部の上面側に上記不織布製の中芯が露出するように形成され、第1傾斜面部の突出部と第3傾斜面部の突出部とが底部の長辺方向に異なる位置に設けられ、第1傾斜面部の突出部が第3傾斜面部本体の下面に当接し、第3傾斜面部の突出部が第1傾斜面部本体の下面に当接することにより、第1傾斜面部と第3傾斜面部とが互いに係止し、第2傾斜面部の突出部と第4傾斜面部の突出部とが底部の長辺方向に異なる位置に設けられ、第2傾斜面部の突出部が第4傾斜面部本体の下面に当接し、第4傾斜面部の突出部が第2傾斜面部本体の下面に当接することにより、第2傾斜面部と第4傾斜面部とが互いに係止することにより仕切り部が組み立てられることを特徴とする青果用包装容器。
  2. 青果用包装容器を構成するブランクにおいては、その両側の面に不織布を略波形形状に形成してなる中芯が露出して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の青果用包装容器。
  3. 第1上面部の先端に略方形状の先端部が連設され、第1傾斜面部における突出部の少なくとも一部と第2傾斜面部における突出部の少なくとも一部とが、該先端部と直線状の切込みを介して隣接しており、仕切り部の組立て状態において、第2上面部の先端部分が先端部の下面に接するとともに、該先端部が第2上面部の上面に接することを特徴とする請求項1又は2に記載の青果用包装容器。
  4. 第1傾斜面部と第2傾斜面部は2つの突出部を有するとともに、第3傾斜面部と第4傾斜面部は1つの突出部を有し、仕切り部の組立て状態では、第3傾斜面部の突出部が第1傾斜面部の2つの突出部間の位置にあり、第4傾斜面部の突出部が第2傾斜面部の2つの突出部間の位置にあることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の青果用包装容器。
  5. 青果を収納するための青果用包装容器であって、
    本体部と、本体部内に配置される青果配置部とを有し、
    本体部が、
    長方形状の底部と、
    底部の各辺から折れ線を介して立設した側壁部とを有し、上方が開口した容器状を呈し、
    青果配置部が、少なくとも片面にシート状の不織布を略波形形状に形成してなる中芯が露出して形成された1枚のシート状のブランクにより形成されていて、
    略方形状の外形を呈し、放射状に切込みを設けることにより隣接する切込みと該切込みの端部同士を結ぶ折れ線により囲まれた片部が折れ線を介して下方に折曲げ可能に形成された収納領域が1又は複数設けられた上面部と、上面部の各辺から折れ線を介して下方に向けて連設された側壁部と、を有し、上面部の上面側に不織布製の中芯が露出して形成されていることを特徴とする青果用包装容器。
  6. 本体部が、少なくとも片面にシート状の不織布を略波形形状に形成してなる中芯が露出して形成された1枚のシート状のブランクにより形成されていて、側壁部の内側の面に中芯が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の青果用包装容器。
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