JP3127525U - 段ボール製トレー収容箱 - Google Patents

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昌明 中村
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児島段ボール株式会社
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Abstract

【課題】 トレーの収納物の重さや振動の程度に係わらず、トレーの浮かせた状態を長期に渡って確実に保持できる段ボール製トレー収容箱を提供する。
【解決手段】 一枚の両面段ボールで組み立てられ、一方の支持板11bは、収容箱の側板11の一部を外側のライナの切断によりV字状に曲折して構成し、同支持板11bの両端を隣接する側板12に開口した掛止穴12dに掛止して曲折状態を保持し、他方の支持板13bは、収容箱の底板13の中央部を切り欠いて上方へ曲折して構成し、同支持板13bの両端を隣接する側板12の一部を切り欠いて曲折した掛合板12aと掛合して曲折状態を保持する。
【選択図】図5

Description

本考案は、トレーの対向する縁片を支持板で所定高さに支持して底面から浮かせた状態に収容できる段ボール製トレー収容箱に関する。
従来、イチゴ等をパック詰めするためのトレーは薄いプラスチックシートで成形されており、押圧や衝撃に弱く容易に変形するものである。このトレーを運搬する際は段ボール製の収容箱に収容されるが、運搬時の振動や収容箱の積み重ね時にトレーの下面が押圧されてトレーが変形し、パック詰めされた収納物が傷む問題があった。
そこで、トレーの対向する縁片を支持板で所定高さに支持して底面から浮かせた状態に収容できるトレー収容箱が特許文献1で提案されている。しかし、この技術の支持板は、収容箱の側板の一部を切り欠いて若干内側へ曲折しているのみであるから、トレーの収納物の重さや振動の程度によっては支持板が内側へさらに傾いてトレーの位置が徐々に下がり、トレーが収容箱に底付きし易くなる問題があった。
特開2005−15046号公報
本考案が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、トレーの収納物の重さや振動の程度に係わらず、トレーの浮かせた状態を長期に渡って確実に保持できる段ボール製トレー収容箱を提供することにある。
かかる課題を解決した本考案の構成は、
1) 一枚の両面段ボールの四辺を内側へ折り込んで二重構造の側板を有する箱体に組み立てられた段ボール箱において、同段ボール箱はトレーの対向する縁片を一対の支持板で所定高さに支持して底面から浮かせた状態に収容するための段ボール製トレー収容箱であって、同支持板は、収容箱の側板の端部を外側のライナの切断により上方へV字状に曲折して構成し、同支持板の両端は隣接する側板に開口した掛止穴に掛止して曲折状態を保持したことを特徴とする、段ボール製トレー収容箱
2) 一枚の両面段ボールの四辺を内側へ折り込んで二重構造の側板を有する箱体に組み立てられた段ボール箱において、同段ボール箱はトレーの対向する縁片を一対の支持板で所定高さに支持して底面から浮かせた状態に収容するための段ボール製トレー収容箱であって、一方の支持板は、収容箱の側板の端部を外側のライナの切断により上方へV字状に曲折して構成し、同支持板の両端を隣接する側板に開口した掛止穴に掛止して曲折状態を保持し、他方の支持板は、収容箱の底板の一部を切り欠いて上方へ曲折して構成し、同支持板の両端を隣接する側板の一部を切り欠いて曲折した掛合板と掛合して曲折状態を保持したことを特徴とする、段ボール製トレー収容箱
3) 他方の支持板の中央部に切込みを形成し、同切込みに保持板を上方から差し込んで曲折状態を保持した、前記2)記載の段ボール製トレー収容箱
にある。
本考案によれば、支持板は外側のライナの切断,掛止穴への掛止,掛合板との掛合により所要の曲折角度を強固に維持するから、トレーの収納物の重さや振動の程度に係わらずトレーの浮かせた状態が長期に渡って保持され、トレーの収納物を従来技術より安全に保護できるようになる。
本考案では、支持板は側板から曲折したものと底板から曲折したものがあり、収容するトレーの数や配置に応じて任意に選択される。また、底板から曲折した支持板にはその中央部に切込みを形成し、同切込みに保持板を上方から差し込むと、支持板の曲折状態をより強固に保持できる。以下、本考案の各実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1〜5に示す実施例1は、イチゴを収納したトレーを4個収容できる段ボール製トレー収容箱の例である。図1は実施例1の段ボール製トレー収容箱の斜視図、図2は実施例1の段ボール製トレー収容箱の展開図、図3,4は実施例1の支持板の組み立てを示す斜視図、図5は実施例1の段ボール製トレー収容箱の使用状態を示す縦断面図である。
図中、10は段ボール製トレー収容箱、11は側板、11aは半切線、11bは支持板,11cは差込片、12は側板、12aは掛合板、12bは掛合部、12cは差込口、12dは掛止穴、12eは手掛け穴、13は底板、13aは切欠き、13bは支持板、13cは切込み、13dは掛合部、14は保持板、14a,14bは切込み、15は保持板、15aは切込み、16はフラップ、17は折曲線、18は切取線、19はトレー、19aは縁片、Cは中しん、Fはライナ、Pは収納物(イチゴ)である。
実施例1の段ボール製トレー収容箱10は一枚の両面段ボールで構成され、図2に示すように底板13となる部分に切欠き13aを形成して支持板13bを曲折できるようにし、底板13の四辺に側板11,12を設け、側板11の端部に支持板11bを設け、側板11と支持板11bとの境目はライナFを切断する半切線11aを形成し、側板11の両端部に舌状の差込片11cを設け、側板12の中央部に掛合部12bを備えた掛合板12aを形成し、側板12の両側部に差込片11cを差し込む差込口12cと支持板11bを掛止する掛止穴12dを形成している。
図3に示すように、底板13の周囲の対向する側板11,12を内側へ折り込んでそれぞれ二重構造にし、側板11の差込片11cを側板12の差込口12cに差し込んで箱体にする。側板11の支持板11bは半切線11aを境に上方へV字状に鋭角に曲折し、その両端部を側板11の両端部とともに隣接する側板12の掛止穴12dにそれぞれ掛止して曲折状態を保持する。
図4に示すように、底板13の支持板13bは上方へ曲折し、その両端部の掛合部13dを対向する側板12から曲折した掛合板12aの掛合部12bとそれぞれ掛合する。さらに、仕切りを兼ねた保持板14,15を十字状に交差させて切込み14a,15a同士を掛合し、保持板14の切込み14bを各支持板13bの切込み13cと掛合して曲折状態を保持する。以上のようにして、図1に示す4個のトレー19を収容できる段ボール製トレー収容箱10を組み立てる。
図5に示すように、収納物Pを収納したトレー19の縁片19aを支持板11b,13bに掛架し、トレー19の底面が底板13から所定高さに浮いた状態に収容する。支持板11bは外側のライナFの切断及び掛止穴12dへの掛止により、所要の角度に強固に保持される。また、支持板13bは掛合板12a及び保持板14との掛合により、所要の角度に強固に保持される。したがって、収納物Pの重さや振動の程度に係わらずトレー19の浮かせた状態が長期に渡って確実に保持され、収納物Pを従来技術より安全に保護できるようになった。
図6に示す実施例2は、対向する側板から曲折した支持板でトレーを支持できるようにした段ボール製トレー収容箱の例である。図6は実施例2の段ボール製トレー収容箱の使用状態を示す縦断面図である。実施例2の段ボール製トレー収容箱10は、図6に示すように対向する側板11から支持板11bをV字状にそれぞれ曲折してトレー19の縁片19aを支持している。その他、符号、構成、作用効果は実施例1と同じである。
本考案の段ボール製トレー収容箱は、イチゴ等の傷み易い収納物を収納した変形し易いトレーの運搬に有用である。
実施例1の段ボール製トレー収容箱の斜視図である。 実施例1の段ボール製トレー収容箱の展開図である。 実施例1の支持板の組み立てを示す斜視図である。 実施例1の支持板の組み立てを示す斜視図である。 実施例1の段ボール製トレー収容箱の使用状態を示す縦断面図である。 実施例2の段ボール製トレー収容箱の使用状態を示す縦断面図である。
符号の説明
10 段ボール製トレー収容箱
11 側板
11a 半切線
11b 支持板
11c 差込片
12 側板
12a 掛合板
12b 掛合部
12c 差込口
12d 掛止穴
12e 手掛け穴
13 底板
13a 切欠き
13b 支持板
13c 切込み
13d 掛合部
14 保持板
14a,14b 切込み
15 保持板
15a 切込み
16 フラップ
17 折曲線
18 切取線
19 トレー
19a 縁片
C 中しん
F ライナ
P 収納物

Claims (3)

  1. 一枚の両面段ボールの四辺を内側へ折り込んで二重構造の側板を有する箱体に組み立てられた段ボール箱において、同段ボール箱はトレーの対向する縁片を一対の支持板で所定高さに支持して底面から浮かせた状態に収容するための段ボール製トレー収容箱であって、同支持板は、収容箱の側板の端部を外側のライナの切断により上方へV字状に曲折して構成し、同支持板の両端は隣接する側板に開口した掛止穴に掛止して曲折状態を保持したことを特徴とする、段ボール製トレー収容箱。
  2. 一枚の両面段ボールの四辺を内側へ折り込んで二重構造の側板を有する箱体に組み立てられた段ボール箱において、同段ボール箱はトレーの対向する縁片を一対の支持板で所定高さに支持して底面から浮かせた状態に収容するための段ボール製トレー収容箱であって、一方の支持板は、収容箱の側板の端部を外側のライナの切断により上方へV字状に曲折して構成し、同支持板の両端を隣接する側板に開口した掛止穴に掛止して曲折状態を保持し、他方の支持板は、収容箱の底板の一部を切り欠いて上方へ曲折して構成し、同支持板の両端を隣接する側板の一部を切り欠いて曲折した掛合板と掛合して曲折状態を保持したことを特徴とする、段ボール製トレー収容箱。
  3. 他方の支持板の中央部に切込みを形成し、同切込みに保持板を上方から差し込んで曲折状態を保持した、請求項2記載の段ボール製トレー収容箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013147280A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Oji Holdings Corp 簡易キャリーケース
JP2016113205A (ja) * 2014-12-18 2016-06-23 小林製薬株式会社 包装用箱

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