JP3115135U - 梱包用収納箱 - Google Patents

梱包用収納箱 Download PDF

Info

Publication number
JP3115135U
JP3115135U JP2005005975U JP2005005975U JP3115135U JP 3115135 U JP3115135 U JP 3115135U JP 2005005975 U JP2005005975 U JP 2005005975U JP 2005005975 U JP2005005975 U JP 2005005975U JP 3115135 U JP3115135 U JP 3115135U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
storage box
side plate
bottom plate
lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005005975U
Other languages
English (en)
Inventor
貴樹 大森
Original Assignee
株式会社第一パック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社第一パック filed Critical 株式会社第一パック
Priority to JP2005005975U priority Critical patent/JP3115135U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3115135U publication Critical patent/JP3115135U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】一種類の梱包用収納箱で個体や個装小箱の収納数が変化した場合(例えば6個から5個又は4個)でも、簡単な折り込み操作を行なうだけで収納箱内の容積を変化させることができ、さらに収納した個体や個装小箱の側壁を二面支持で強力に支持できるようにした梱包用収納箱を提供する。
【解決手段】縦横折曲線を介して蓋板と底板とに、三方側板と重ね側板とを連接し、蓋板と底板との間に連結側板を配設してなる梱包用収納箱であって、蓋板と底板の対向する位置に、略対称状に、蓋板と底板の各一隅部又は二隅部を区切る状態の斜め折曲線を形成し、この斜め折曲線に連続する延長折曲線を三方側板上に形成し、連結側板上には連結折曲線を形成した。
【選択図】図1

Description

本考案は、複数個の個体や個装小箱(以下単に、「個装小箱」という)をまとめて梱包して保護収納し、安全かつ効率的に配送するのに適した梱包用収納箱に関するものである。
ここで梱包用収納箱に収納される個体や個装小箱の例としては、食品、化粧品などの製品が好例である。
従来梱包用収納箱はある程度の強度を確保したダンボール紙製であり、その中に例えば安全かつ効率的な配送をするための事情などから個装小箱を6個ずつまとめて梱包して保護収納する例が多く見られる。
この梱包用収納箱は製造コストの理由から、一種類を用意することで、個装小箱6個に対応することが普通のことであるが、ときにはこの梱包用収納箱で5個又は4個の個装小箱に対応する必要がある場合もある。このように5個又は4個の個装小箱に対応する場合には、梱包用収納箱内に1個分又は2個分に相当する空間が生じてしまうので梱包用収納箱内に緩衝材に相当するスペーサーを用意しなければならなくなり、その手間とコストは無視できない状態であった。
このような問題に対応するため、下記に示すような特許文献1の考案も提案されている。
実開昭57−144813号公報
上記特許文献1に記載された梱包用収納箱は、箱のサイド部分を内側に折り込むことで、緩衝材を用いることなく箱内の円形状の収納商品を保護することを目的とするものであり、これは内側折込部の一面で収納した中身製品を支持するものであった。これは中身製品の支持力が弱く、また本考案の目的に示したような個装小箱の収納数の変化に対応できるものではない点において根本的な問題点があった。
本考案は、上記の全ての問題点を解消して、一種類の梱包用収納箱で個体や個装小箱の収納数が変化した場合(例えば6個から5個又は4個)でも、簡単な折り込み操作を行なうだけで収納箱内の容積を変化させることができ、さらに収納した個体や個装小箱の側壁を二面支持で強力に支持できるようにした梱包用収納箱を提供せんとするものである。
上記目的を達成するために、請求項1記載の考案は、展開図において、縦横折曲線を介して蓋板と底板とに、三方側板と重ね側板とを連接し、前記蓋板と底板との間に連結側板を配設してなる梱包用収納箱であって、前記蓋板と底板の対向する位置に、略対称状に、蓋板と底板の各一隅部を区切る状態の斜め折曲線を形成し、この斜め折曲線に連続する延長折曲線を三方側板上に形成し、連結側板上には連結折曲線を形成したことを特徴とする梱包用収納箱である。
請求項2記載の考案は、展開図において、縦横折曲線を介して蓋板と底板とに、三方側板と重ね側板とを連接し、前記蓋板と底板との間に連結側板を配設してなる梱包用収納箱であって、前記蓋板と底板の対向する位置に、略対称状に、蓋板と底板の各二隅部を区切る状態の斜め折曲線を形成し、この斜め折曲線に連続する延長折曲線を三方側板上に形成し、連結側板上には連結折曲線を形成したことを特徴とする梱包用収納箱である。
請求項3記載の考案は、重ね側板の縁端部に差し込み突起を形成し、蓋板と底板における連結側板と隣接する位置付近に、前記差し込み突起を差し込むための差し込み孔を穿設したことを特徴とする請求項1又は2記載の梱包用収納箱である。
請求項4記載の考案は、延長折曲線を形成した三方側板から、連結側板上の連結折曲線までの高さ距離寸法において、蓋板側の高さ距離寸法が、底板側の高さ距離寸法よりも短寸になるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の梱包用収納箱である。
以上述べたように、請求項1の梱包用収納箱によれば、収納箱のサイド部分の片側を内側に折り込むことで、収納箱内の容積を変化させることができ、収納箱内に収納する個体や個装小箱の数が変化しても、一種類の梱包用収納箱でいずれにも対応でき、同時に緩衝材を用いることなく収納箱内の個体や個装小箱を二面支持の状態で安定的に確実に保護することができるという効果がある。
また請求項2の梱包用収納箱によれば、収納箱のサイド部分の両側を内側に折り込むことで、収納箱内の容積を変化させることができ、収納箱内に収納する個体や個装小箱の数が変化しても、一種類の梱包用収納箱でいずれにも対応でき、同時に緩衝材を用いることなく収納箱内の個体や個装小箱を二面支持の状態で安定的に確実に保護することができるという効果がある。
この考案によれば、収納箱のサイド部分を折り込まない状態と、片側のサイド部分のみを折り込んだ状態と、両側のサイド部分を折り込んだ状態との三態様に対応できるようになり、一層変化性に富んだものとなる効果がある。
また請求項3の梱包用収納箱によれば、梱包用収納箱の組み立てに際し、差し込み孔と差し込み突起を利用して組み立てることで、効率的に安定性の高い梱包用収納箱が完成するという効果がある。
さらに請求項4の梱包用収納箱によれば、延長折曲線を形成した三方側板から、連結側板上の連結折曲線までの高さ距離寸法において、蓋板側の高さ距離寸法が、底板側の高さ距離寸法よりも短寸となるように形成したので、連結側板を内側に折り込む際に、連続する三方側板同士がぶつかり合うことがなくなり、安定した組み立てができるという効果がある。
以下添付図面に基づいて、本考案に係る梱包用収納箱の実施例を詳説する。
図1は本考案梱包用収納箱の展開図、図2は前図の状態から重ね側板と三方側板を起立させた状態の斜視図、図3は前図の状態から蓋板を底板に被せた状態の斜視図、図4は図2の状態から連結側板を内側に押し込みながら蓋板を底板に被せようとする状態の斜視図、図5は前図の状態から蓋板を底板に完全に被せ終わった状態の斜視図、図6は前図のX−X線縦断面図、図7は同Y−Y線縦断面図、図8は6個の個装小箱を梱包用収納箱に収納した状態の平面図、図9は5個の個装小箱を梱包用収納箱に収納した状態の平面図である。
本考案の梱包用収納箱11は、全体がダンボール紙や板紙で形成され、図1の展開図に示すように、蓋板1と底板2は横折曲線bを介して連結側板3を配設しており、蓋板1と底板2の連結側板3に接しない三辺には縦折曲線aや横折曲線bを介して三方側板4,4,4が連接されている。
横折曲線bを介して連接されている一部の三方側板4の先には、さらに横折曲線bを介して重ね側板5が連接されている。また重ね側板5の縁端部には差し込み突起8が形成されており、蓋板1と底板2における連結側板3と隣接する位置付近には、差し込み突起8を差し込むための差し込み孔7が穿設されている。
さらに三方側板4の側端の一部にはフラップ片6が取り付けられ、フラップ片6を取り付けない他の側端の一部は、必要に応じて切欠部9が形成される。
つぎに、前記蓋板1と底板2の対向する位置には、略対称状に、蓋板1と底板2の各一隅部を区切る状態に、斜め折曲線c,dを形成し、この斜め折曲線c,dに連続する延長折曲線e,fを三方側板4上に形成し、連結側板3上には連結折曲線gを形成している。
なお図1において、斜め折曲線c,dの延長折曲線e,fを形成した三方側板4から、連結側板3上の連結折曲線gまでの高さ距離寸法L1,L2において、蓋板側の高さ距離寸法L1が、底板側の高さ距離寸法L2よりも短寸となるように形成されているので、連結側板3上の連結折曲線gは図1では垂直とはならずやや斜めになっている。
これは図4、図5に示すように、梱包用収納箱11の連結側板3部分を内側に押し込んで収納内部の面積を小さくする際に、蓋板1側の三方側板4が、底板2側の三方側板4よりも外側に位置できるようにして、三方側板4同士の衝突を避け、梱包用収納箱11の組み立て時の完成を確実に行なうためのものである。
なお三方側板4の切欠部9の存在も、この理由と全く同様である。
上記の構成に係る梱包用収納箱11を、連結側板3部分を内側に押し込みながら蓋板1を底板2に被せると、収納内部の面積が小さくなり個装小箱10の収納個数を少なくしたケース(図9参照)に対応することができ、反対に連結側板3部分を内側に押し込まずに、そのままの状態で蓋板1を底板2に被せると、収納内部の面積を大きくすると個装小箱10の収納個数を多くしたケース(図8参照)に対応することができる。
本考案は上記のとおり、一種類の梱包用収納箱11を用意するだけで、個装小箱10の収納個数の変化に適確に対応することができ、またその対応変化に対しても、連結側板3部分を押し込むか否かという操作上の違いのみであるため、梱包用収納箱11の組み立て操作がきわめて簡単に行なえる。
また個装小箱10の収納個数を少なくしたケース(図9参照)と、収納個数を多くしたケース(図8参照)のいずれの場合にあっても、個装小箱10の収納安定性に優れ、特に収納個数を少なくしたケースの場合には、従来用いていたスペーサーを利用することなく個装小箱10を二面支持にて押圧保持するため、収納安定性の確保は万全である。
さらに本考案の梱包用収納箱11の完成形態としては、組み箱のほかに貼り箱やステープル止め箱など、いずれのタイプのものにも対応できることはもちろんである。
本考案の梱包用収納箱11は、前記した実施例1のほかに、蓋板1と底板2の二隅部を区切る状態の斜め折曲線を形成することもできる。実施例1との相違は、斜め折曲線c,dを二組設ける点であり、それ以外の構成は全て実施例1と同様である。
実施例2の作用効果は、実施例1と殆ど同じであるが、梱包用収納箱11の連結側板3部分を二箇所において内側に押し込んで収納内部の面積を小さくすることができるので、同一の梱包用収納箱11でありながら、三態様の収納個数の変化(前記の例で言えば、6個の場合と、5個の場合と、4個の場合)に対応できるようになるという、大きな変化性を確保できることとなる。
本考案の梱包用収納箱は、個体や個装小箱の流通を行なう各種業界において、特に利用することが可能である。
本考案梱包用収納箱の展開図である。 前図の状態から重ね側板と三方側板を起立させた状態の斜視図である。 前図の状態から蓋板を底板に被せた状態の斜視図である。 図2の状態から連結側板を内側に押し込みながら蓋板を底板に被せようとする状態の斜視図である。 前図の状態から蓋板を底板に完全に被せ終わった状態の斜視図である。 前図のX−X線縦断面図である。 同Y−Y線縦断面図である。 6個の個装小箱を梱包用収納箱に収納した状態の平面図である。 5個の個装小箱を梱包用収納箱に収納した状態の平面図である。
符号の説明
1…蓋板
2…底板
3…連結側板
4…三方側板
5…重ね側板
6…フラップ片
7…差し込み孔
8…差し込み突起
9…三方側板の切欠部
10…個装小箱
11…梱包用収納箱
L1…高さ距離寸法
L2…高さ距離寸法
a…縦折曲線
b…横折曲線
c,d…斜め折曲線
e,f…延長折曲線
g…連結折曲線

Claims (4)

  1. 展開図において、縦横折曲線を介して蓋板と底板とに、三方側板と重ね側板とを連接し、前記蓋板と底板との間に連結側板を配設してなる梱包用収納箱であって、前記蓋板と底板の対向する位置に、略対称状に、蓋板と底板の各一隅部を区切る状態の斜め折曲線を形成し、この斜め折曲線に連続する延長折曲線を三方側板上に形成し、連結側板上には連結折曲線を形成したことを特徴とする梱包用収納箱。
  2. 展開図において、縦横折曲線を介して蓋板と底板とに、三方側板と重ね側板とを連接し、前記蓋板と底板との間に連結側板を配設してなる梱包用収納箱であって、前記蓋板と底板の対向する位置に、略対称状に、蓋板と底板の各二隅部を区切る状態の斜め折曲線を形成し、この斜め折曲線に連続する延長折曲線を三方側板上に形成し、連結側板上には連結折曲線を形成したことを特徴とする梱包用収納箱。
  3. 重ね側板の縁端部に差し込み突起を形成し、蓋板と底板における連結側板と隣接する位置付近に、前記差し込み突起を差し込むための差し込み孔を穿設したことを特徴とする請求項1又は2記載の梱包用収納箱。
  4. 延長折曲線を形成した三方側板から、連結側板上の連結折曲線までの高さ距離寸法において、蓋板側の高さ距離寸法が、底板側の高さ距離寸法よりも短寸となるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の梱包用収納箱。
JP2005005975U 2005-07-27 2005-07-27 梱包用収納箱 Expired - Fee Related JP3115135U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005005975U JP3115135U (ja) 2005-07-27 2005-07-27 梱包用収納箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005005975U JP3115135U (ja) 2005-07-27 2005-07-27 梱包用収納箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3115135U true JP3115135U (ja) 2005-11-04

Family

ID=43277399

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005005975U Expired - Fee Related JP3115135U (ja) 2005-07-27 2005-07-27 梱包用収納箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3115135U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102429709B1 (ko) * 2021-12-13 2022-08-05 황기찬 포장용 박스

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102429709B1 (ko) * 2021-12-13 2022-08-05 황기찬 포장용 박스

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI464096B (zh) Solar panel crates
US7467743B1 (en) Container having self-locking structure to provide added stability
US20080265010A1 (en) Multifunctional container with reinforcing structural columns
TWM497637U (zh) 包裝盒
KR20110125290A (ko) 상부적층이 용이한 포장용 종이박스
KR100781612B1 (ko) 종이 포장상자
KR200390818Y1 (ko) 포장용 상자
US20180297743A1 (en) Semiregular polyhedron box and method of assembly
JP3115135U (ja) 梱包用収納箱
KR20080006523U (ko) 조립식 포장상자
JP2010215286A (ja) 包装箱
JP4679227B2 (ja) 段ボール製包装箱
JP3183027U (ja) 仕切材
JP3174217U (ja) 包装箱
JP7176452B2 (ja) 包装箱
JP5935608B2 (ja) 積み重ね可能なキャリーカートン
JP3235355U (ja) 包装箱
KR200390241Y1 (ko) 포장용 상자
JP6595367B2 (ja) 包装箱
JP6549391B2 (ja) 収納箱
JP7246350B2 (ja) 上蓋及び下蓋を有する箱
KR200406280Y1 (ko) 포장박스
JP4628487B1 (ja) 包装箱
KR20080005757U (ko) 포장용 상자
KR101414244B1 (ko) 포장용 박스

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees