JP3142308B2 - 電話システム - Google Patents

電話システム

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JP3142308B2
JP3142308B2 JP03150632A JP15063291A JP3142308B2 JP 3142308 B2 JP3142308 B2 JP 3142308B2 JP 03150632 A JP03150632 A JP 03150632A JP 15063291 A JP15063291 A JP 15063291A JP 3142308 B2 JP3142308 B2 JP 3142308B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、着信自動分配機能を
有する電子式構内交換機(PBX)等を用いて構成した
電話システムに関し、特に特定の内線電話機を複数の内
線電話機グループに対して管理内線電話機として任意に
設定できるようにして、システムの有効利用を可能にし
た電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PBXの機能のひとつとして、着
信自動分配機能(ACD)が知られている。この機能は
回線に着信が生じた場合、この回線に対して予め設定さ
れている特定の内線電話機グル―プ内の各内線電話機に
対して各内線電話機の呼の処理量が均等になるように着
信転送を行い、当該内線電話機グル―プ内の内線電話機
機に空きがない場合には着信呼を待ち行列レジスタ(Que
ue) に入れて空き待ち処理を行なう機能である。
【0003】また、このような着信自動分配機能を有す
るPBXには、この上記着信自動分配機能が適切に行な
われ得るように上記内線電話機グル―プ内の各内線電話
機の状況監視を行ない、グル―プ分けの再設定などの管
理・監督を行なう管理内線電話機であるいわゆるス―パ
バイザ内線電話機が上記内線電話機グル―プごとに1台
設けられ、さらに、CRTディスプレイ装置、キ―ボ―
ド入力装置、プリンタ装置等が備えられている。ここ
で、CRTディスプレイ装置、キ―ボ―ド入力装置、プ
リンタ装置等は、アプリケ―ションプロセッサに制御さ
れて着信自動分配機能に関する入出力管理等を行う。
【0004】具体的には、アプリケ―ションプロセッサ
は、PBX本体に接続されPBX本体から随時送られて
くる呼情報を受け取り、蓄積、編集を行ない、そしてキ
―ボ―ド入力装置からの入力により、例えば所定の内線
電話機グル―プの各内線電話機(以下これをエ―ジェン
ト内線電話機という)の操作者(以下これをエージェン
トという)が扱った呼の数や通話時間等をアプリケ―シ
ョンプロセッサが算出し、プリンタ装置やCRTディス
プレイ装置から出力させる。また、上記プリンタ装置や
CRTディスプレイ装置は、各内線電話機グループに関
する情報や各内線電話機グル―プに割り当てられた各内
線電話機に関する情報なども出力する。ここで、ス―パ
バイザ内線電話機の操作者(以下これをス―パバイザと
いう)は、このプリンタ装置やCRTディスプレイ装置
の出力を参照して、PBXに接続されたデ―タ設定用端
末、例えばTTY(テレタイプ)等を操作して、着信呼
が多い内線電話機グル―プに対しては新たに別の内線電
話機をこの内線グループに割り当て、また、着信呼が少
ない内線電話機グル―プに対しては内線電話機の割り当
てを外すなどの設定変更を行い、各内線電話機グル―プ
の着信処理業務が常に最適に維持されるように管理す
る。
【0005】また、所定の内線電話機グループの着信呼
が増えたことをこの内線電話機グループのス―パ−バイ
ザに知らせる機能として、アラ―ム機能というものがあ
る。このアラ―ム機能は、所定の内線電話機グル―プに
対応する待ち行列レジスタに格納された呼の数が各内線
電話機グループ毎に予め設定された特定値を越えた場
合、この内線電話機グル―プのス―パバイザ内線電話機
に設けられた特定のキ―(アラ―ムキ―)に対応する発
光ダイオード(LED)を点滅させるとともに、警報音
を送出し、この内線電話機グル―プの待ち呼数が特定値
を越えたことをこの電話機グル―プのス―パバイザに知
らせる。ス―パバイザはこの警報を聞き、待ち呼数が増
えたことを知りTTY等を操作してこの内線電話機グル
―プに対応する内線電話機の数を増やして対応する。こ
の、警報音は特定キ―(アラ―ムキ―)を押すことによ
り止めることができる。
【0006】また、各内線電話機グル―プの着信処理が
円滑に行なわれるようにする機能のひとつとしてアシス
タンス機能というものがある。このアシスタンス機能
は、エ―ジェントが通話中において、ス―パバイザに援
助を求めることができるものである。つまり、エ―ジェ
ントが、相手と通話中に自分では判断ができず、ス―パ
−バイザの助言等を求める必要が生じたとき、エ―ジェ
ントは通話状態のままエ―ジェントの内線電話機に割り
付けられている特定キ―(アシスタンスキ―)を押す。
するとこの通話中の呼は自動的に保留され、エ―ジェン
トの内線電話機から、この内線電話機の属する内線電話
機グル―プのス―パ―バイザ内線電話機に発呼し、ス―
パ―バイザがその着信呼に応答して助言等を与えること
ができるという機能である。
【0007】ここで、ス―パ―バイザ内線電話機には、
特定内線電話機グル―プの業務を監督・援助できるよ
う、その特定内線電話機グル―プと固定的に対応づけら
れた特定のラインキ―(ス―パ―バイザラインキ―)が
設けられており、この関係はTTY等のデ―タ設定端末
で予め設定される。
【0008】したがって、このような従来の電話システ
ムにおいては、TTY等のデ―タ設定端末によりこのス
―パ―バイザラインキ―に対応する内線電話機グループ
が設定された時点で、そのス―パ―バイザ内線電話機が
どのグル―プに属するか決まってしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来の着
信自動分配機能を有する電話システムにおいては、ス―
パ―バイザ内線電話機は各内線電話機グループに対応し
て固定的に設けられており、したがって、1つの内線電
話機グループに対しては1台のス―パ―バイザ内線電話
機を割り当てる必要があり、このため、ス―パ―バイザ
内線電話機を内線電話機グループの数だけ用意しなけれ
ばならず、システムが大型化して繁雑になるという問題
があった。
【0010】また、各内線電話機グループに対してス―
パ―バイザ内線電話機が固定的に割り当てられているた
め、システムに自由度がなく、システム運用上の効率が
低下するという問題があった。
【0011】この発明はこのような従来の電話システム
の問題点を解決すべくなされたもので、着信自動分配機
能を有する電話システムの効率的運用を可能にし、しか
もシステムの大型化を招かない電話システムを提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、1または複数の回線に対応して
それぞれ複数の内線電話端末からなる少なくとも一つの
内線電話端末グループが設定可能で、前記回線に着信が
発生した場合は該着信を該回線に対応する内線電話端末
グループ内の複数の内線電話端末に略均等に分配して着
信する着信自動分配機能を有する電話システムにおい
て、前記着信自動分配機能を管理監督する少なくとも1
台の管理内線電話端末と、前記管理内線電話端末によ
り、前記複数の内線電話端末グループの中から前記着信
自動分配機能を管理監督される内線電話端末グループが
選択された場合、該選択した内線電話端末グループに対
応して該管理内線電話端末を登録する登録手段と、前記
登録手段の登録内容を参照して、前記管理内線電話端末
が登録されていれば該内線電話端末グループに対する前
記着信自動分配機能の管理監督を該管理内線電話端末に
より行わせるように制御する制御手段とを具備すること
を特徴とする。また、請求項2の発明は、1または複数
の回線に対応してそれぞれ複数の内線電話端末からなる
少なくとも一つの内線電話端末グループが設定可能で、
前記回線に着信が発生した場合は該着信を該回線に対応
する内線電話端末グループ内の複数の内線電話端末に略
均等に分配して着信する着信自動分配機能を有する電話
システムにおいて、前記着信自動分配機能を管理監督す
る少なくとも1台の管理内線電話端末と、前記管理内線
電話端末により、前記複数の内線電話端末グループの中
から前記着信自動分配機能を管理監督される内線電話端
末グループが選択された場合、該選択した内線電話端末
グループに対応して該管理内線電話端末を登録する登録
手段と、前記回線に着信が生じた際前記回線に対応する
内線電話端末グループ内に空きの内線電話端末が無い場
合に、前記着信に係る呼を格納する待ち行列レジスタ手
段と、前記待ち行列レジスタ手段に格納された呼の数が
予め設定された値を超えた場合に前記登録手段により登
録のあった管理内線電話端末に知らせる警報手段とを具
備することを特徴とする。また、請求項3の発明は、1
または複数の回線に対応してそれぞれ複数の内線電話端
末からなる少なくとも一つの内線電話端末グループが設
定可能で、前記回線に着信が発生した場合は該着信を該
回線に対応する内線電話端末グループ内の複数の内線電
話端末に略均等に分配して着信する着信自動分配機能を
有する電話システムにおいて、前記着信自動分配機能を
管理監督する少なくとも1台の管理内線電話端末と、前
記管理内線電話端末により、前記複数の内線電話端末グ
ループの中から前記着信自動分配機能を管理監督される
内線電話端末グループが選択された場合、該選択した内
線電話端末グループに対応して該管理内線電話端末を登
録する登録手段と、前記選択に係る内線電話端末グルー
プの内線電話端末にて所定のキー操作がなされた場合
に、当該内線電話端末から前記登録手段により登録のあ
った管理内線電話端末を呼び出す呼出手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0013】
【作用】この発明においては、各内線電話端末グループ
に対応して固定的に管理内線電話端末(スーパーバイザ
内線電話機)を設定するのではなく、管理内線電話端末
を複数の内線電話端末グループに対して任意の態様で自
由に登録できるように構成される。これにより少ない管
理内線電話端末を用いて多数の内線電話端末グループの
着信自動分配機能の有効な管理監督が可能になり、高効
率でかつ自由度の高い電話システムを構築することがで
きるるとともに着信自動分配機能を有する電話システム
の効率的運用が可能になる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の一実施例を
説明する。
【0015】図1は、この発明にかかわる電話システム
の一実施例のブロック図で示したものである。図1にお
いて、この実施例の電話システムは、複数の内線電話機
1−1〜1−n、1−p、これら内線電話機1−1〜1
−n、1−pに対応して設けられた複数の内線回路2−
1〜2−n、2−p、複数の局線5−1〜5−mに対応
して設けられた複数の局線トランク4−1〜4−m、複
数の内線回路2−1〜2−n、2−pと複数の局線トラ
ンク4−1〜4−mとの間を交換接続するスイッチ回路
3、所要のト―ンを発生するト―ン回路11、複数の内
線回路2−1〜2−n、2−p、複数の局線トランク4
−1〜4−m、ト―ン回路11およびスイッチ回路3と
バス12を介して接続される中央制御部13、この中央
制御部13に接続される主メモリ14、バス12にイン
タフェース7を介して接続されるアプリケーションプロ
セッサ6、このアプリケーションプロセッサ6に接続さ
れるCRTディスプレイ装置8、キ―ボ―ド入力装置9
およびプリンタ装置10を備えて構成される。
【0016】ここで、ト―ン回路11は、所要のト―ン
を発生し、このトーンをスイッチ回路3を介して複数の
内線回路2−1〜2−n、2−pまたは複数の局線トラ
ンク4−1〜4−mへ送出する。
【0017】中央制御部13は、主メモリ14内のプロ
グラムを用いて各部を制御し、また、必要な呼情報をイ
ンタ−フェ―ス7を介してアプリケ―ションプロセッサ
6へ与える。
【0018】アプリケ―ションプロセッサ6は、与えら
れた呼情報を蓄積し、所要時に編集を行なって内線電話
機1−1〜1−n毎やこの内線電話機のエ―ジェント
毎、あるいは着信自動分配機能の対象となる各内線電話
機グル―プ毎に扱った呼の数や通話時間を求め、これら
をキ―ボ―ド9からの入力によりCRTディスプレイ装
置8またはプリンタ装置10へ出力する。
【0019】なお、図1に内線電話機1−1〜1−n
は、ある内線電話機ACDグル―プに属する内線電話機
を示し、内線電話機1−1p は、ス―パ―バイザライン
キ―,LOGキ―及びその他ス―パ―バイザ処理で必要
な機能キ―を有するス―パ―バイザ内線電話機を示す。
【0020】また、中央制御部13に対しては、図示せ
ぬTTYを接続でき、このTTYにより主メモリ14内
にある各種デ―タテ―ブルの内容を変更することができ
る。図2は、ス―パ―バイザ内線電話機1−p のパネル
構成の一例を示したものである。図2において、ス―パ
―バイザ内線電話機1−p は、送受話器21、LCD
(液晶)表示器22、ダイヤルキ―23、複数のファン
クションキ―24およびこの複数のファンクションキ―
24に対応する複数のLED表示器25が設けられる。
【0021】また、ファンクションキ―24のひとつと
して、ス―パ―バイザラインキ―24aおよびそれに対
応するLED表示器25a、およびLOGキー24bお
よびそれに対応するLED表示器25b、さらにアラ―
ムキ―24cおよびそれに対応するLED表示器25c
などが設けられている。
【0022】図3は、主メモリ14内に設けられるこの
実施例で使用するメモリテーブルの一例を示したもの
で、このメモリテーブル300には、ス―パ―バイザラ
イン番号対応に、該当ス―パ―バイザラインが属する内
線電話機グル―プのグループ番号が格納される。このメ
モリテーブル300には、初期状態(登録されていない
場合も含む)において特定値FFが記憶されており、ス
―パ―バイザ内線電話機がいずれかの内線電話機グル―
プに登録がされた場合は、そのス―パ―バイザ内線電話
機のス―パ―バイザラインに対応してこの内線電話機グ
ル―プのグループ番号が登録される。ここでの例では、
ス―パ―バイザライン番号1のス―パ―バイザ内線電話
機がグル―プ番号00の内線電話機グループに登録さ
れ、ス―パ―バイザライン番号3のス―パ―バイザ内線
電話機がグル―プ番号01の内線電話機グループに登録
されていることを示している。
【0023】次に、この実施例において、ス―パ―バイ
ザ内線電話機を任意の内線電話機グル―プに登録する処
理を、図3に示したメモリテーブル300および図4、
図5に示したフロ―チャ―トを参照して説明する。
【0024】ス―パ―バイザが、ある内線電話機グル―
プに属するエ―ジェントを援助・監督すべく、その内線
電話機グル―プのス―パ―バイザとして処理を開始する
場合のLOG IN処理について図4のフローチャート
を参照して説明する。
【0025】この場合、ス―パ―バイザは、まず、ス―
パ―バイザ内線電話機1−p上に設けられたLOGキ―
24bを押す(ステップ401)。これにより、LOG
キ―24bに対応するLED表示器25bが点滅する。
続いて、所望の内線電話機グル―プのグループ番号をス
―パ―バイザ内線電話機1−p上に設けられたダイヤル
キー23によりダイヤルし、再度LOGキ―24bを押
すことによりグループ番号の入力を行う(ステップ40
2)。続いて、主メモリ14内に設けられたメモリテー
ブル300を検索して、このス―パ―バイザ内線電話機
1−pに対応するス―パ―バイザライン番号に内線電話
機グループが既に登録されていないかを調べ、このス―
パ―バイザライン番号が有効で、このス―パ―バイザラ
イン番号にまだ内線電話機グループが登録されておら
ず、かつLOGキ―操作を行なった電話機が、ス―パ―
バイザラインキ―を持っていたら、該当グループにLO
GIN可能であるとして、所定のLOG IN処理を実
行する(ステップ404)。すなわち、主メモリ14内
に設けられたメモリテーブル300の該当ス―パ―バイ
ザライン番号に対応するエリアに、入力されたグル―プ
番号を登録し、LOGキ―24bに対応するLED表示
器25bを点灯させ、さらにLCD表示器22にLOG
INした旨の表示を行なう。
【0026】一方ステップ403においてLOG IN
不可と判断された場合は、所定のLOG INエラー処
理を実行する(ステップ405)。すなわち、LOGキ
―24bに対応するLED表示器25bを消灯し、LC
D表示器22にLOG INエラ―メッセ―ジを表示す
る(ステップ405)。
【0027】次に、ス―パ―バイザ内線電話機としての
使用を解除するLOG OUT動作について図5のフロ
ーチャートを参照して説明する。ス―パ―ザイザ内線電
話機1−p上に設けられたLOGキ―24bに対応する
LED表示器25bが点灯状態のとき、つまりLOG
IN状態のときに、LOGキ―24bを押すと(ステッ
プ501)、所定のLOG OUT処理が実行される
(ステップ503)。すなわち、まずLOG OUT可
能か否か調べる(ステップ502)。ここで、もしLO
G OUT可能であればLOGキ―24bに対応するL
ED表示器25bを消灯させ、主メモリ14内に設けら
れたメモリテーブル300のス―パ―バイザライン番号
対応のエリアを特定値FFでクリアし、LCD表示器2
2上の表示を切り変える。もし、ステップ502におい
てLOG OUT不可能と判断された場合は処理が無効
となる。
【0028】次に、着信自動分配機能におけるス―パ―
バイザ関係の機能が、主メモリ14内に設けられたメモ
リテーブル300を使って具体的にどのように動作する
かを、例としてアラ―ム機能とアシスタンス機能につい
て図6、図7のフロ―チャ―トを参照して説明する。ア
ラ―ム機能及びアシスタンス機能の具体的内容に関して
は前述してあるのでここでは省略する。
【0029】まず、アラ―ム機能に関する処理が図6に
示される。図6において、グル―プの待ち行列レジスタ
内の呼の数が特定値を越えた場合は、アラ―ム起動処理
が実行される(ステップ601)。このアラ―ム起動処
理では、その起動がかけられた内線電話機グル―プのス
―パ―バイザ内線電話機を主メモリ14内に設けられた
メモリテーブル300をサ―チして、該当内線電話機グ
ル―プのス―パ―バイザ内線電話機が登録されているか
調べる(ステップ602)。ここで、もし、該当内線電
話機グル―プのス―パ―バイザ内線電話機が登録されて
いれば、そのス−パ―バイザ端末に対して警報音等を送
出して呼が特定値を越えたことを知らせる(ステップ6
04)。また、ス―パ―バイザ内線電話機が登録されて
いない場合は、何も処理はしない。
【0030】図7は、アシスタンス機能に関する処理が
示される。このアシスタンス機能もアラ―ム機能とほぼ
同様な動作となる。すなわち、エ―ジェントがス―パ―
バイザの援助を求めるべく、アシスタンスキ―24cを
押した場合は(ステップ701)、まず、操作したエ―
ジェントが現在通話中か調べ(ステップ702)、通話
中でなければ処理は無効となるが、もし通話中であれ
ば、その通話相手を保留する(ステップ703)。続い
て、やはり同様に前述の主メモリ14内に設けられたメ
モリテーブル300をサ―チして、エ―ジェントと同じ
グル―プのス―パ―バイザが存在しているか調べ(ステ
ップ704)、もしス―パ―バイザが存在していて着信
可能であれば、該当グル―プのス―パ―バイザに対し
て、エ―ジェントが呼び出し処理を行なう(ステップ7
06)。もし、ス―パ―バイザが存在していなかった
り、通話中であったならば、エ―ジェントに対してビジ
―ト―ン等その状態に対応した各種ト―ンを送出し、呼
び出しが不可能な旨を知らせる(ステップ707)。
【0031】なお、上述した実施例から明らかのよう
に、この発明は、着信自動分配機能の対象となる内線電
話機グループは複数ある場合において適用でき、ここで
この複数の内線電話機グループの内の各内線電話機の処
理を援助、監督するス―パ―バイザ内線電話機は1台ま
たは複数台が用いられ、この場合、ス―パ―バイザ内線
電話機は各内線電話機グループと固定的な関係にないの
で、内線電話機グループの数より少ない台数のス―パ―
バイザ内線電話機を用いてこの電話システムを構築でき
る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、1台の特定の内線電話機(ス―パ―バイザ内線電話
機)からの操作により、この特定内線電話機を任意の内
線電話機グル―プへの登録あるいは削除ができるため、
1台の特定内線電話機で複数の内線電話機グル―プの管
理ができ、着信自動分配機能のシステムを構築する上で
内線電話機の数が少なくてすみ、着信自動分配機能を効
率的に運用できる電話システムを提供できるいう利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電話システムの一実施例を示すブロ
ック図。
【図2】図1に示したス―パ―バイザ内線電話機のパネ
ル構成を示す平面図。
【図3】図1に示した実施例で採用するメモリテーブル
の一例を示す構成図。
【図4】図1に示した実施例のLOG IN動作を説明
するためのフロ―チャ―ト。
【図5】図1に示した実施例のLOG OUT動作を説
明するためのフロ―チャ―ト。
【図6】図1に示した実施例のアラーム機能に関する動
作を説明するためのフロ―チャ―ト。
【図7】図1に示した実施例のアシスタンス機能に関す
る動作を説明するためのフロ―チャ―ト。
【符号の説明】 1−1〜1−n ,1−p 内線電話機 2−1〜2−n ,2−p 内線回路 3 スイッチ回路 4−1〜4−m 局線トランク 5−1〜5−m 局線 6 アプリケ―ションプロセッサ 7 インタフェ―ス 8 CRTディスプレイ装置 9 キ―ボ―ド入力装置 10 プリンタ装置 11 ト―ン回路 12 バス 13 中央制御部 14 主メモリ 21 送受話器 22 LCD表示器 23 ダイヤルキ― 24 ファンクションキ― 25 LED表示器 24a ス―パ―バイザラインキ― 25b LED表示器 24b LOGキ― 25b LED表示器 24c アシスタンスキ― 25c LED表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/58 101 - 107 H04M 3/42 - 3/58 H04M 3/60

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1または複数の回線に対応してそれぞれ
    複数の内線電話端末からなる少なくとも一つの内線電話
    端末グループが設定可能で、前記回線に着信が発生した
    場合は該着信を該回線に対応する内線電話端末グループ
    内の複数の内線電話端末に略均等に分配して着信する着
    信自動分配機能を有する電話システムにおいて、 前記着信自動分配機能を管理監督する少なくとも1台の
    管理内線電話端末と、前記管理内線電話端末により、前
    記複数の内線電話端末グループの中から前記着信自動分
    配機能を管理監督される内線電話端末グループが選択さ
    れた場合、該選択した内線電話端末グループに対応して
    該管理内線電話端末を登録する登録手段と、 前記登録手段の登録内容を参照して、前記管理内線電話
    端末が登録されていれば該内線電話端末グループに対す
    る前記着信自動分配機能の管理監督を該管理内線電話端
    末により行わせるように制御する制御手段とを具備する
    ことを特徴とする電話システム。
  2. 【請求項2】 1または複数の回線に対応してそれぞれ
    複数の内線電話端末からなる少なくとも一つの内線電話
    端末グループが設定可能で、前記回線に着信が発生した
    場合は該着信を該回線に対応する内線電話端末グループ
    内の複数の内線電話端末に略均等に分配して着信する着
    信自動分配機能を有する電話システムにおいて、 前記着信自動分配機能を管理監督する少なくとも1台の
    管理内線電話端末と、 前記管理内線電話端末により、前記複数の内線電話端末
    グループの中から前記着信自動分配機能を管理監督され
    る内線電話端末グループが選択された場合、該選択した
    内線電話端末グループに対応して該管理内線電話端末を
    登録する登録手段と、 前記回線に着信が生じた際前記回線に対応する内線電話
    端末グループ内に空きの内線電話端末が無い場合に、前
    記着信に係る呼を格納する待ち行列レジスタ手段と、 前記待ち行列レジスタ手段に格納された呼の数が予め設
    定された値を越えた場合に前記登録手段により登録のあ
    った管理内線電話端末に知らせる警報手段とを具備する
    ことを特徴とする電話システム。
  3. 【請求項3】 1または複数の回線に対応してそれぞれ
    複数の内線電話端末からなる少なくとも一つの内線電話
    端末グループが設定可能で、前記回線に着信が発生した
    場合は該着信を該回線に対応する内線電話端末グループ
    内の複数の内線電話端末に略均等に分配して着信する着
    信自動分配機能を有する電話システムにおいて、 前記着信自動分配機能を管理監督する少なくとも1台の
    管理内線電話端末と、前記管理内線電話端末により、前
    記複数の内線電話端末グループの中から前記着信自動分
    配機能を管理監督される内線電話端末グループが選択さ
    れた場合、該選択した内線電話端末グループに対応して
    該管理内線電話端末を登録する登録手段と、 前記選択に係る内線電話端末グループの内線電話端末に
    て所定のキー操作がなされた場合に、当該内線電話端末
    から前記登録手段により登録のあった管理内線電話端末
    を呼び出す呼出手段とを具備することを特徴とする電話
    システム。
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