JP2915460B2 - 構内交換機におけるコールフォワード方式 - Google Patents

構内交換機におけるコールフォワード方式

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JP2915460B2 JP1343477A JP34347789A JP2915460B2 JP 2915460 B2 JP2915460 B2 JP 2915460B2 JP 1343477 A JP1343477 A JP 1343477A JP 34347789 A JP34347789 A JP 34347789A JP 2915460 B2 JP2915460 B2 JP 2915460B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はデジタル統合サービス網に接続された構内交
換機におけるコールフォワード方式に関する。
(従来の技術) 近年、構内交換機においては各種のサービス機能が設
けられており、その1つにコールフォワードと呼ばれる
機能がある。このコールフォワード機能とは所定の端末
の転送先として所望の他の端末を予め指定しておくと、
該所定の端末に対する着呼が該他の端末へ転送されると
いうものである。これにより、例えば所定の端末の利用
者が会議室等の他の場所に移動しているに際し、該所定
の端末の転送先として会議室内の端末を指定しておけ
ば、この利用者は会議室内の端末を用いて該所定の端末
に対する着呼の応答をなすことが可能となる。
しかしながら、従来はこのコールフォワード機能を一
旦設定すると、所定の端末に対する全ての着呼を他の端
末に転送してしまうので、利用者にとっては必ずしも使
い勝手が良くなかった。例えば会議に出席するに際し、
予め約束しておいた特定の発信側からの着呼に対して応
答するために所定の端末の転送先として会議室内の端末
を指定しておいた場合、先の約束しておいた着呼だけで
なく、所定の端末に対する全ての着呼が会議室内の端末
へと転送されるので、会議が度々中断されてしまうとい
う恐れがあった。
(発明が解決しようとする課題) このように従来の構内交換機ではコールフォワード機
能を設定した場合、所定の端末に対する全ての着呼を他
の端末に転送してしまい、転送される着呼を選択するこ
とができなかったので、利用者にとっては必ずしも使い
勝手が良くないという問題点があった。
そこで、本発明は、登録された転送先端末に対する転
送を発信元加入者番号に対応して選択的に行なうことが
できるとともに、発信元加入者番号に対応して複数の転
送先端末に対する転送を選択的に行なうことができるよ
うにした構内交換機におけるコールフォワード方式を提
供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、1または複数の
回線を収容するとともに複数の内線端末を収容する構内
交換機におけるコールフォワード方式において、少なく
とも1つの内線端末に対応して複数の転送先端末を登録
するとともに該転送先端末にそれぞれ対応して1または
複数の加入者番号を登録する登録手段と、前記回線から
の前記内線端末への着信に際して、前記登録手段に登録
された該内線端末に対応しかつ各転送先端末に対応する
加入者番号と前記回線から通知される発信元加入者番号
とをそれぞれ照合する照合手段と、前記照合手段による
照合結果に基づき前記登録手段に登録された各転送先端
末に対して転送を行なうか否かを各転送先端末別に判定
する判定手段と、前記判定手段による判定結果に対応し
て前記回線から前記内線端末への着信についての前記登
録手段に登録された各転送先端末に対する転送を各転送
先端末別に制御する制御手段とを具備することを特徴と
する。
(作用) 本発明によれば、各内線端末から各内線端末に対応し
て複数の転送先端末を登録するとともに該転送先端末に
それぞれ対応して1または複数の加入者番号を登録手段
により登録する。
その後、回線からある内線端末への着信に際しては、
登録手段に登録された該内線端末に対応しかつ各転送先
端末に対応する加入者番号とデジタル統合サービス網回
線から通知される発信元加入者番号とをそれぞれ照合手
段により照合し、該照合結果に基づき登録手段に登録さ
れた各転送先端末に対して転送を行なうか否かを各転送
先端末別に安定手段により判定する。
そして、該判定手段による判定結果に対応して回線か
ら内線端末への着信を登録手段に登録された各転送先端
末に転送するか否かを制御手段におり各転送先端末別に
制御する。
このような構成によると、登録された転送先端末毎に
転送を行なうか否かを個別に制御することが可能になる
ので、ユーザの要望に応じてコールフォワード機能をユ
ーザの要望に対応して有効に活用することが可能にな
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説
明する。
第1図は本発明に係わるコールフォワード方式の一実
施例を適用した構内交換機を示すブロック図である。同
図において、各内線電話機1−1〜1−nは例えば電子
式キーテレホンであり、各ライン回路2−1〜2−nを
介して通話路ネットワーク3にそれぞれ接続されてい
る。各トランク回路4−1〜4−mはデジタル統合サー
ビス網(以下ISDNと称する)に対する通信機能を有して
おり、ISDNからの各局線5−1〜5−mを通話路ネット
ワーク3に接続するインターフェースである。通話路ネ
ットワーク3はトランク回路とライン回路間を交換接続
することにより内線電話機と局線間の局線通話を可能に
したり、各ライン回路間を交換接続することにより各内
線電話機間の内線通話を可能にする。中央処理装置6は
制御データバス7を介して記憶装置8にアクセスするこ
とができ、この記憶装置8内の動作プログラムおよび制
御データに従って通語路ネットワーク3で行われる交換
接続を制御したり、各ライン回路および各トランク回路
との間で制御データバス7を通じてデータを送受してい
る。中継台9は中央処理装置6に接続され、局線からの
着呼に対する内線への取次ぎ等の指示を中央処理装置6
に入力するものである。
第2図は各内線電話機1−1〜1−nの外観を示して
おり、先に述べたように電子式キーテレホンとなってい
る。同図において、フック機構11は送受話器12を置くた
めのものであり、ダイヤル操作のためのダイヤルキー13
にはプッシュボタンが用いられている。複数のサービス
キー14−1〜14−jは各種のサービス機能を指示入力す
るためのものであり、これらのサービスキー14−1〜14
−jのうちのいずれかを押下することにより所望のサー
ビスを指示すると、各インジケータランプ15−1〜15−
jのうちの押下されたサービスキーに対応するインジケ
ータランプが点灯する。
このような電子式キーテレホンを操作することにより
コールフォワード機能を設定並びに解除する場合の動作
を第3図のフローチャートに従って次に述べる。なお、
ここでは例えば内線電話機1−1にてコールフォワード
機能を設定並びに解除するものとする。また、コールフ
ォワード機能を設定した場合の内線電話機1−1に対す
る着呼の転送先として内線電話機1−nを指定する。さ
らに、この内線電話機1−1の操作に応じて該操作に対
応するデータ信号がライン回路2−1および制御データ
バス7を介して中央処理装置6へと伝送されるものとす
る。
まず、内線電話機1−1の各サービスキーのうちコー
ルフォワード機能(CFD機能と称する)に対応するサー
ビスキー14−1(以下CFDキーと称する)を押下する
と、中央処理装置6は内線電話機1−1のCFDキーが押
下されたことを検出し(ステップ101)、内線電話機1
−1についてコールフォワード機能の設定並びに解除の
ための制御を開始する。このとき、中央処理装置6は内
線電話機1−1からの再度のキー入力を待機する(ステ
ップ102)。
ここで、内線電話機1−1のダイヤルキー13を操作す
ることにより、転送先の内線番号つまり内線電話機1−
nの内線番号(例えば201)を順次入力したとする。こ
の場合、中央処理装置6は1桁目の“2"を検出したとき
にダイヤルキーの入力であると判定し(ステップ10
3)、この“2"を1桁目として記憶装置8に一旦記憶し
て(ステップ104)、次の桁の入力を待機する(ステッ
プ105)。引続き、中央処理装置6は2桁目の“0"を検
出したときにダイヤルキーの入力であると判定し(ステ
ップ106)、この“0"を2桁目として記憶装置8に一旦
記憶して(ステップ107)、次の桁の入力を待機する
(ステップ105)。さらに、中央処理装置6は3桁目の
“1"をダイヤルキーの入力であると判定し(ステップ10
6)、この“1"を3桁目として記憶装置8に一旦記憶し
て(ステッブ107)、次の桁の入力を待機する(ステッ
プ105)。
したがって、記憶装置8には転送先である内線電話機
1−nの内線番号“201"が一旦記憶されることとなる。
次に、内線電話機1−1のCFDキーを押下すると、中
央処理装置6はCFDキーの入力であると判定し(ステッ
プ106)、記憶装置8内の第4図に示すCFDテーブル81に
おける内線電話機1−1に割当てられたアドレス(#
1)の部位を一旦クリアし(ステップ108)、ここに転
送先の内線番号“201"を格納する(ステップ109)。
これにより、内線電話機1−1に対する着呼を転送す
る転送先の内線電話機1−nが登録されたこととなる。
中央処理装置6は内線電話機1−1からの引続く入力
を待機しており(ステップ110)、例えばCFDキーの入力
が有ったときには(ステップ111)、この処理を終了す
る。
この場合、転送先の内線電話機1−nの登録のみが行
われたこととなり、この状態でコールフォワード機能を
作動させたとすると後述するように内線電話機1−1に
対する全ての着呼が内線電話機1−nに転送されること
となる。
一方、前記ステップ111で内線電話機1−1からのダ
イヤルキーのキー入力があったときには、中央処理装置
6はステップ112の処理に移る。ここで、内線電話機1
−1のダイヤルキー13を操作することにより、所望の発
信側の加入者番号(例えば861111)を順次入力したとす
る。この場合、中央処理装置6は1桁目の“8"を検出し
たときにダイヤルキーの入力であると判定し(ステップ
111)、この“8"を1桁目として記憶装置8に一旦記憶
して(ステップ112)、次の桁の入力を待機する(ステ
ップ113)。引続き、中央処理装置6は2桁目の“6"を
検出したときにダイヤルキーの入力であると判定し(ス
テップ114)、この“6"を2桁目として記憶装置8に一
旦記憶して(ステップ115)、次の桁の入力を待機する
(ステップ113)。以降同様に、ダイヤルキーの入力毎
に各ステップ113から115までの処理が繰返され、これに
より記憶装置8には所望の発信側の加入者番号“86111
1"が一旦記憶されることとなる。
この後、内線電話機1−1のCFDキーを押下すると、
中央処理装置6はCFDキーの入力であると判定し(ステ
ップ114)、記憶装置8内の第5図に示す加入者番号テ
ーブル82における内線電話機1−1に割当てられたアド
レス(#1)の部位をアクセスし、ここに加入者番号
“861111"を登録する(ステップ116)。
こうして内線電話機1−1から入力された所望の発信
側の加入者番号が登録される。
再び、中央処理装置6は内線電話機1−1からの入力
を待機し(ステップ117)、例えばCFDキーの入力が有っ
たときには(ステップ118)、この処理を終了する。
また、前記ステップ118で内線電話機1−1からのダ
イヤルキー13のキー入力があったときには、中央処理装
置6は前記各ステップ112から115までの処理を再び繰返
すこととなり、これにより2つ目の加入者番号を登録す
ることとなる。この場合、記憶装置8内の第5図に示し
た加入者番号テーブル82における内線電話機1−1に割
当てられた別のアドレス(#1′)の部位がアクセスさ
れ、ここに2つ目の加入者番号が登録される。
さらに、前記ステップ118でCFDキーの入力があったと
きには前記各ステッブ112から115までの処理が繰返され
るので、記憶装置8内の第5図に示した加入者番号テー
ブル82には内線電話機1−1に対応して所望の発信側の
加入者番号を複数個登録することができる。
なお、前記ステッブ101でCFDキーが押下された後、前
記ステップ103で再びCFDキーが押下されると、第4図に
示したCFDテーブル81における内線電話機1−1に割当
てられたアドレスの部位はクリアされ、内線電話機1−
1に対する転送先の内線番号が消去される。また、前記
各ステップ111、114および118でCFDキー、ダイヤルキー
を除く他のキーが押下された場合も、CFDテーブル81に
記憶されていた内線電話機1−1に対する転送先の内線
番号が消去される。さらに、前記ステップ101でCFDキー
が押下された後、前記ステップ103でCFDキー、ダイヤル
キーを除く他のキーが押下されると、コールフォワード
機能の設定並びに解除の処理をなさないまま終了とな
る。
以上の操作およびその作用を第6図の図表を参照して
述べると、まずCFDキーを1度押下して転送先の内線番
号を入力し、この後にCFDキーを2度押下すると、該転
送先の内線番号が登録される。また、CFDキーを1度押
下して転送先の内線番号を入力し、引続きCFDキーの1
度の押下および所望の発信側の加入者番号の入力を繰返
し、この後にCFDキーを2度押下すると、該転送先の内
線番号が登録されるとともに1つ以上の加入者番号を登
録することができる。さらに、CFDキーを2度押下する
だけならば、登録された内線番号が消去される。
なお、上記記載においては、1つの内線電話機に対応
して転送先の内線番号および1または複数の発信元の加
入者番号を登録する操作について示したが、1つの内線
電話機に対応して複数の転送先の内線番号を登録する場
合は、各転送先の内線番号にそれぞれ対応して1または
複数の発信元の加入者番号を登録することができる。
次に、このようなコールフォワード機能を設定したこ
とによる動作を第7図のフローチャートに従って述べ
る。
まず、例えばISDNからの着呼が局線5−1を通じてト
ランク回路4−1にあったとすると、中央処理装置6は
この着呼をトランク回路4−1を通じて検出する(ステ
ップ201)。ここで、この着呼が内線電話機1−1に対
するものであれば、中央処理装置6は記憶装置8内の第
4図に示したCFDテーブル81を参照することにより内線
電話機1−1に対する転送先が設定されているか否かを
判定する(ステップ202)。例えば内線電話機1−1に
対する転送先が設定されていない場合は、中央処理装置
6はライン回路2−1を通じて内線電話機1−1を呼出
す(ステップ203)。この呼出しに内線電話機1−1が
応答すると、中央処理装置6はライン回路2−1とトラ
ンク回路4−1間を通話路ネットワーク3を介して接続
し、これにより内線電話機1−1からの局線5−1に対
する通話を可能にする。
このように内線電話機1−1の転送先が登録されてい
ない場合は、第8図の(a)に示すように内線電話機1
−1に対する着呼は該内線電話機1−1にて受けられ、
他の端末へ転送されることはない。
また、前記ステップ202で記憶装置8内のCFDテーブル
81に対する内線電話機1−1の転送先が設定されている
と判定された場合は、中央処理装置6は第5図に示した
加入者番号テーブル82を参照することにより内線電話機
1−1に対応して所望の発信側の加入者番号が設定され
ているか否かを判定する(ステップ204)。例えば内線
電話機1−1に対応して所望の発信側の加入者番号が設
定されていない場合は、中央処理装置6は記憶装置8内
のCFDテーブル81における内線電話機1−1に割当てら
れたアドレス(#1)の部位から転送先の内線番号“20
1"を読出す(ステップ205)。そして、中央処理装置6
はこの内線番号“201"によって指示される内線電話機1
−nをライン回路2−nを通じて呼出す(ステップ20
6)。この呼出しに内線電話機1−nが応答すると、中
央処理装置6はライン回路2−nとトランク回路4−1
間を通話路ネットワーク3を介して接続し、これにより
内線電話機1−nからの局線5−1に対する通話を可能
にする。
このように内線電話機1−1の転送先として内線電話
機1−nが登録済みであり、かつ内線電話機1−1に対
応して発信側の加入者番号が登録済みでない場合は、第
8図の(b)に示すように内線電話機1−1に対する着
呼の全てが転送先の内線電話機1−nに転送されること
となる。
さらに、前記ステップ204で内線電話機1−1に対応
して加入者番号が登録済みであると判定された場合は、
中央処理装置6はISDNから局線5−1を通じてトランク
回路4−1へと発信側の加入者番号が送信されてきてい
るか否かを判定する(ステップ207)。例えばISDNから
発信側の加入者番号が送信されて来ていない場合は、中
央処理装置6はライン回路2−1を通じて内線電話機1
−1を呼出し(ステップ203)、この呼出しに内線電話
機1−1が応答するとライン回路2−1とトランク回路
4−1間の交換接続を行い、これにより内線電話機1ー
1からの局線5−1に対する通話を可能にする。したが
って、内線電話機1−1に対する着呼は他の端末へ転送
されず、ここで受けられることとなる。
また、前記ステップ207でISDNから発信側の加入者番
号が送信されて来ていると判定された場合は、中央処理
装置6はトランク回路4−1で受信された発信側の加入
者番号を該トランク回路4−1から取出すとともに(ス
テップ208)、記憶装置8内の加入者番号テーブル82に
おける内線電話機1−1に割当てられたアドレスの部位
から加入者番号(例えば861111)を読出す。このとき、
記憶装置8内に内線電話機1−1に対応して複数の加入
者番号が登録されている場合は、これらの加入者番号を
全て読出す。そして、中央処理装置6はISDNから受信し
た加入者番号を登録済みの各加入者番号に逐一照合し、
受信した加入者番号が登録済みの各加入者番号のうちの
いずれかに一致するか否を判定する(ステップ209)。
ここで、受信した加入者番号が登録済みの記憶されてい
た各加入者番号のうちのいずれにも一致しない場合は、
中央処理装置6はライン回路2−1を通じて内線電話機
1−1を呼出し(ステップ203)、この呼出しに内線電
話機1−1が応答するとライン回路2−1とトランク回
路4−1間の交換接続を行い、これにより内線電話機1
−1での通話を可能にする。したがって、内線電話機1
−1に対する着呼は他の端末へ転送されるようなことが
ない。
さらに、前記ステップ209で受信した加入者番号が登
録済みの各加入者番号のうちのいずれかと一致した場合
は、中央処理装置6は記憶装置8内のCFDテーブル81か
ら内線電話機1−1に対応する転送先の内線番号“201"
を読出し(ステップ205)、この内線番号“201"によっ
て指示される内線電話機1−nをライン回路2−nを通
じて呼出す(ステップ206)。この呼出しに内線電話機
1−nが応答すると、ライン同路2−nとトランク回路
4−1間が通話路ネットワーク3を介して接続され、こ
れにより内線電話機1−nからの局線5−1に対する通
話が可能となる。
このように内線電話機1−1の転送先として内線電話
機1−nが指定されており、かつ内線電話機1−1に対
応して所望の加入者番号が登録されている場合は、ISDN
から受信した加入者番号が登録済みの加入者番号に一致
するときに限り、内線電話機1−1に対する着呼を転送
先の内線電話機1−nに転送する。また、ISDNから受信
した加入者番号が登録済みの加入者番号に一致しないと
きには、内線電話機1−1に対する着呼を転送せず、、
該内線電話機1−1で着呼を受けることとなる。
また、各内線電話機に対応して複数の転送先の内線番
号を登録し、かつ転送先の内線番号に対応して1または
複数の発信元の加入者番号を登録した場合は、各転送先
の内線番号に対して転送を行なうか否かを各転送先の内
線番号別に制御することができる。
このように本実施例では所望の加入者番号を内線電話
機1−1に対応して登録しておけば、内線電話機1−1
に対する着呼に際し、ISDNから受信した発信側の加入者
番号が登録済みの加入者番号に一致するときに限り、該
着呼を転送先の内線電話機1−nに転送するようにして
いるので、内線電話機1−1に対する着呼が全て転送さ
れるわけでなく、所望の発信側からの着呼のみが選択的
に転送されることとなる。
なお、上記実施例ではISDNから受信した発信側の加入
者番号が登録済みの加入者番号に一致するときに着呼を
転送先に転送するようにしているが、これに限定される
ものでなく、両者の加入者番号が一致するときには着呼
を転送せず、一致しないときに着呼を転送するようにし
ても良い。
また、各内線電話機に対応して複数の転送先の内線番
号を登録し、かつ転送先の内線番号に対応して1または
複数の発信元の加入者番号を登録した場合は、各加入者
番号を有するそれぞれの発信側からの着呼を転送先の各
端末へそれぞれ振分けて転送することができる。
さらに、複数の端末を1つのグループとして扱ってお
り、このグループに内線番号と同様の例えばグループ番
号を割当て、このグループ番号を用いて該グループを呼
出せるような構内交換機である場合は、転送先として1
台づつの端末を指定するのではなく、転送先としてグル
ープ番号を指定しておくとともに、着呼を該グループの
各端末に転送するようにしてもかまわない。また、1つ
のグループを転送元として扱い、このグループ内の各端
末に対するそれぞれの着呼を他の端末もしくは他のグル
ープに転送するようにしてもかまわない。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係わるコールフォワード
方式によれば、着呼時にデジタル統合サービス網から通
知された発信側の加入者番号を記憶手段内の加入者番号
と照合し、この照合結果に応じて着呼を転送するか否か
を各転送先端末別に判定するようにしているため、転送
を望む着呼もしくは転送を望まない着呼を各転送先端末
別に選択することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるコールフォワード方式の一実施
例を適用した構内交換機を示すブロック図、第2図は第
1図に示した実施例における内線電話機を示す平面図、
第3図は第1図に示した実施例におけるコールフォワー
ド機能の設定並びに解除の動作を説明するために用いら
れたフローチャート、第4図は第1図に示した実施例に
おける記憶装置内のCFDテーブルを示す図、第5図は第
1図に示した実施例における記憶装置内の加入者番号テ
ーブルを示す図、第6図は第1図に示した実施例におけ
るコールフォワード機能の入力操作並びにその作用を示
す図表、第7図は第1図に示した実施例におけるコール
フォワード機能の動作を説明するために用いられたフロ
ーチャート、第8図は第1図に示した実施例における着
呼の転送態様を説明するために用いられた図である。 1−1〜1−n……内線電話機1−1、2−1〜2−n
……ライン回路、3…通話路ネットワーク、4−1〜4
−m……トランク回路、5−1〜5−m……局線、6…
…中央処理装置、7……制御データバス、8……記憶装
置、9……中継台、11……フック機構、12……送受話
器、13……ダイヤルキー、14−1〜14−j……サービス
キー、15−1〜15−j……インジケータランプ、81……
CFDテーブル、82……加入者番号テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 3/42 - 3/58 H04M 11/00 11/10 H04Q 3/58 - 3/62

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1または複数の回線を収容するとともに複
    数の内線端末を収容する構内交換機におけるコールフォ
    ワード方式において、 少なくとも1つの内線端末に対応して複数の転送先端末
    を登録するとともに該転送先端末にそれぞれ対応して1
    または複数の加入者番号を登録する登録手段と、 前記回線からの前記内線端末への着信に際して、前記登
    録手段に登録された該内線端末に対応しかつ各転送先端
    末に対応する加入者番号と前記回線から通知される発信
    元加入者番号とをそれぞれ照合する照合手段と、 前記照合手段による照合結果に基づき前記登録手段に登
    録された各転送先端末に対して転送を行なうか否かを各
    転送先端末別に判定する判定手段と、 前記判定手段による判定結果に対応して前記回線から前
    記内線端末への着信についての前記登録手段に登録され
    た各転送先端末に対する転送を各転送先端末別に制御す
    る制御手段と を具備することを特徴とする構内交換機におけるコール
    フォワード方式。
JP1343477A 1989-12-27 1989-12-27 構内交換機におけるコールフォワード方式 Expired - Fee Related JP2915460B2 (ja)

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