JP3141825B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法に関し、特にCMOSにおけるnMOSのゲ
ート電極とpMOSのゲート電極の接続方法に関するも
のである。
の製造方法に関し、特にCMOSにおけるnMOSのゲ
ート電極とpMOSのゲート電極の接続方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の更なる高速化を実現するた
めに、近年は半導体装置の各構成要素の微細化による高
集積化が進行している。半導体装置の構成要素の一つで
あるMOSトランジスタも、例外なく微細化されてい
る。1つの半導体集積回路内においてpMOS及びnM
OSの両方を組み合わせた構造を有するCMOSでは、
n型多結晶シリコン内のn型不純物と、p型多結晶シリ
コン内のp型不純物とが製造工程に存在する熱処理時
に、これらの上部に形成された金属又は金属シリサイド
層を介して相互に拡散するという問題が生じる。この不
純物の相互拡散が生じると、しきい値電圧が上昇し半導
体装置の高速化を阻害するばかりか、動作不良に至るこ
ともある。
めに、近年は半導体装置の各構成要素の微細化による高
集積化が進行している。半導体装置の構成要素の一つで
あるMOSトランジスタも、例外なく微細化されてい
る。1つの半導体集積回路内においてpMOS及びnM
OSの両方を組み合わせた構造を有するCMOSでは、
n型多結晶シリコン内のn型不純物と、p型多結晶シリ
コン内のp型不純物とが製造工程に存在する熱処理時
に、これらの上部に形成された金属又は金属シリサイド
層を介して相互に拡散するという問題が生じる。この不
純物の相互拡散が生じると、しきい値電圧が上昇し半導
体装置の高速化を阻害するばかりか、動作不良に至るこ
ともある。
【0003】これまで、ゲート抵抗を低減するために様
々な半導体装置(CMOS)及びその製造方法が提案さ
れている。例えば、CMOSを製造する際に、多結晶シ
リコンゲート電極上に低抵抗の高融点金属又は金属シリ
サイド層を有する多層構造のゲート電極を用いることが
提案されている。しかし、この技術では製造工程に存在
する熱処理により、不純物の横方向拡散が増大してしま
い、仕事関数を変化させ、MOSトランジスタのしきい
値電圧等の半導体装置の特性が変化する。
々な半導体装置(CMOS)及びその製造方法が提案さ
れている。例えば、CMOSを製造する際に、多結晶シ
リコンゲート電極上に低抵抗の高融点金属又は金属シリ
サイド層を有する多層構造のゲート電極を用いることが
提案されている。しかし、この技術では製造工程に存在
する熱処理により、不純物の横方向拡散が増大してしま
い、仕事関数を変化させ、MOSトランジスタのしきい
値電圧等の半導体装置の特性が変化する。
【0004】そこで、ゲート電極に高融点金属又は金属
シリサイドを用いてCMOSを製造する際に、nMOS
のゲート電極とpMOSのゲート電極とを分離しておく
ことによって解決しようとした技術がある。以下に、従
来の半導体装置及びその製造方法について説明する。図
11には特開平5−198686号公報に記載の技術で
ある、半導体装置及びその製造方法の主要な工程の半導
体装置の断面図を示す。まず、図11(a)に示すよう
に、p型のシリコン基板1上に、pウェル2とnウェル
3を形成した後、フィールド酸化膜4を形成する。次
に、厚さ10nmのゲート酸化膜5を介して、CVD法
により厚さ300nmの多結晶シリコンを堆積し、フォ
トリソグラフィ法と異方性エッチングにより、nMOS
のゲート電極6とpMOSのゲート電極7を形成する。
この際、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電
極7の間は分離させておく。次に、CVD法により厚さ
200nmの酸化膜又は窒化膜を堆積し、異方性エッチ
ングによりゲート側壁18を形成して、nMOSのゲー
ト電極6とpMOSのゲート電極7との間を埋める。次
に、フォトレジストでpMOS領域を被い、ヒ素イオン
を40keVの加速エネルギーで、4×1015cm-2注
入し、nMOSのゲート電極6をn型にドーピングす
る。同様に、フォトレジストでnMOS領域を被い、2
フッ化ボロンイオンを40keVの加速エネルギーで、
6×1015cm-2注入し、pMOSのゲート電極7をp
型にドーピングする。次に、全面に厚さ50nmのチタ
ンをスパッタし、800℃で60秒間アニールを行うこ
とによって、ゲート電極上部をチタンシリサイド化す
る。次に、未反応のチタンを硫化水に浸して除去するこ
とにより、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート
電極7の上部に、チタンシリサイド膜19を形成する。
シリサイドを用いてCMOSを製造する際に、nMOS
のゲート電極とpMOSのゲート電極とを分離しておく
ことによって解決しようとした技術がある。以下に、従
来の半導体装置及びその製造方法について説明する。図
11には特開平5−198686号公報に記載の技術で
ある、半導体装置及びその製造方法の主要な工程の半導
体装置の断面図を示す。まず、図11(a)に示すよう
に、p型のシリコン基板1上に、pウェル2とnウェル
3を形成した後、フィールド酸化膜4を形成する。次
に、厚さ10nmのゲート酸化膜5を介して、CVD法
により厚さ300nmの多結晶シリコンを堆積し、フォ
トリソグラフィ法と異方性エッチングにより、nMOS
のゲート電極6とpMOSのゲート電極7を形成する。
この際、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電
極7の間は分離させておく。次に、CVD法により厚さ
200nmの酸化膜又は窒化膜を堆積し、異方性エッチ
ングによりゲート側壁18を形成して、nMOSのゲー
ト電極6とpMOSのゲート電極7との間を埋める。次
に、フォトレジストでpMOS領域を被い、ヒ素イオン
を40keVの加速エネルギーで、4×1015cm-2注
入し、nMOSのゲート電極6をn型にドーピングす
る。同様に、フォトレジストでnMOS領域を被い、2
フッ化ボロンイオンを40keVの加速エネルギーで、
6×1015cm-2注入し、pMOSのゲート電極7をp
型にドーピングする。次に、全面に厚さ50nmのチタ
ンをスパッタし、800℃で60秒間アニールを行うこ
とによって、ゲート電極上部をチタンシリサイド化す
る。次に、未反応のチタンを硫化水に浸して除去するこ
とにより、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート
電極7の上部に、チタンシリサイド膜19を形成する。
【0005】次に、図11(b)に示すように、CVD
法により厚さ800nmの層間絶縁膜10を堆積し、フ
ォトリソグラフィ法と異方性エッチングにより、nMO
Sのゲート電極6の上面の一部とpMOSのゲート電極
7の上面の一部とを跨ぐように、コンタクト孔11を開
口する。次に、コンタクト孔11内に金属配線20を形
成し、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極
7とを電気的に接続する。
法により厚さ800nmの層間絶縁膜10を堆積し、フ
ォトリソグラフィ法と異方性エッチングにより、nMO
Sのゲート電極6の上面の一部とpMOSのゲート電極
7の上面の一部とを跨ぐように、コンタクト孔11を開
口する。次に、コンタクト孔11内に金属配線20を形
成し、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極
7とを電気的に接続する。
【0006】この従来例では、nMOSのゲート電極6
とpMOSのゲート電極7とを分離させ、これらをコン
タクト孔内に形成した金属配線で接続しているため、こ
れらの電極間の不純物の相互拡散を防ぐことができると
している。また、ゲート側壁には酸化膜及び窒化膜のい
ずれを用いることもでき、特に窒化膜を用いれば、これ
がコンタクト開口時のエッチングのストッパ(終点検知
材料)として作用するため、フィールド酸化膜のエッチ
ングを防止できるとしている。
とpMOSのゲート電極7とを分離させ、これらをコン
タクト孔内に形成した金属配線で接続しているため、こ
れらの電極間の不純物の相互拡散を防ぐことができると
している。また、ゲート側壁には酸化膜及び窒化膜のい
ずれを用いることもでき、特に窒化膜を用いれば、これ
がコンタクト開口時のエッチングのストッパ(終点検知
材料)として作用するため、フィールド酸化膜のエッチ
ングを防止できるとしている。
【0007】また、図12には、本出願人が既に提案し
ている技術である、特開平8−264661号公報に記
載の半導体装置及びその製造方法の主要な工程の半導体
装置の断面図を示す。まず、図12(a)に示すよう
に、シリコン基板1上に、pウェル2とnウェル3を形
成した後、厚さ500nmのフィールド酸化膜4を形成
する。次に、ゲート酸化膜5を介して、厚さ150nm
の多結晶シリコンを堆積し、パターニングを行ってnM
OSのゲート電極6とpMOSのゲート電極7を形成す
る。この際、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲー
ト電極7の間は分離させておく。次に、nMOS領域に
ヒ素イオンを注入し、nMOSのゲート電極6をn型に
ドーピングする。同様に、pMOS領域にフッ化ボロン
イオンを注入し、pMOSのゲート電極7をp型にドー
ピングする。次に、厚さ50nmの酸化膜を堆積し、異
方性エッチングにより酸化膜ゲート側壁21を形成す
る。次に、スパッタ法により全面に厚さ30nmのチタ
ンを堆積させ、600〜800℃でアニールを行うこと
によって、ゲート電極上部をチタンシリサイド化する。
このようにして、nMOSのゲート電極6とpMOSの
ゲート電極7の上部に、チタンシリサイド膜19を形成
する。この後、厚さ100nmのシリコン窒化膜16を
全面に堆積させる。
ている技術である、特開平8−264661号公報に記
載の半導体装置及びその製造方法の主要な工程の半導体
装置の断面図を示す。まず、図12(a)に示すよう
に、シリコン基板1上に、pウェル2とnウェル3を形
成した後、厚さ500nmのフィールド酸化膜4を形成
する。次に、ゲート酸化膜5を介して、厚さ150nm
の多結晶シリコンを堆積し、パターニングを行ってnM
OSのゲート電極6とpMOSのゲート電極7を形成す
る。この際、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲー
ト電極7の間は分離させておく。次に、nMOS領域に
ヒ素イオンを注入し、nMOSのゲート電極6をn型に
ドーピングする。同様に、pMOS領域にフッ化ボロン
イオンを注入し、pMOSのゲート電極7をp型にドー
ピングする。次に、厚さ50nmの酸化膜を堆積し、異
方性エッチングにより酸化膜ゲート側壁21を形成す
る。次に、スパッタ法により全面に厚さ30nmのチタ
ンを堆積させ、600〜800℃でアニールを行うこと
によって、ゲート電極上部をチタンシリサイド化する。
このようにして、nMOSのゲート電極6とpMOSの
ゲート電極7の上部に、チタンシリサイド膜19を形成
する。この後、厚さ100nmのシリコン窒化膜16を
全面に堆積させる。
【0008】次に、図12(b)に示すように、厚さ1
000nmの層間絶縁膜10を堆積し、フォトリソグラ
フィ法と異方性エッチングにより、nMOSのゲート電
極6とpMOSのゲート電極7を跨ぐように、コンタク
ト孔11を開口する。このコンタクト孔の開口は、まず
窒化膜13をストッパとして層間絶縁膜をエッチングし
た後、シリコン窒化膜16をエッチングすることによっ
て行う。次に、コンタクト孔内に金属配線20を形成
し、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極7
とを電気的に接続する。
000nmの層間絶縁膜10を堆積し、フォトリソグラ
フィ法と異方性エッチングにより、nMOSのゲート電
極6とpMOSのゲート電極7を跨ぐように、コンタク
ト孔11を開口する。このコンタクト孔の開口は、まず
窒化膜13をストッパとして層間絶縁膜をエッチングし
た後、シリコン窒化膜16をエッチングすることによっ
て行う。次に、コンタクト孔内に金属配線20を形成
し、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極7
とを電気的に接続する。
【0009】この従来例では、チタンシリサイド膜上に
形成した窒化膜が、コンタクト開口時のエッチングのス
トッパとして機能するため、フィールド酸化膜をエッチ
ングにより誤って除去するのを防止できるようになって
いる。
形成した窒化膜が、コンタクト開口時のエッチングのス
トッパとして機能するため、フィールド酸化膜をエッチ
ングにより誤って除去するのを防止できるようになって
いる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記各
従来の半導体装置及びその製造方法には以下の問題点が
ある。特開平5−198686号公報及び特開平8−2
64661号公報に記載の技術のいずれにおいても、製
造工程における不純物の相互拡散を防止できるので、こ
れが原因となるしきい値電圧の上昇は防止できる。しか
し、半導体装置のnMOSのゲート電極とpMOSのゲ
ート電極の接続部において電気抵抗が高くなる。これ
は、nMOSのゲート電極とpMOSのゲート電極がゲ
ート電極の上面のみを介して電気的に接続されており、
接続面積が小さくなるために生じる問題である。前述の
ように近年の半導体素子はゲート電極部分も含めて微細
化されているものの、これまでと比較して大幅に信号電
流が減少することはほとんどない。そのためnMOSの
ゲート電極とpMOSのゲート電極とが接続する面積を
できるだけ大きくして電気抵抗を下げる必要がある。
従来の半導体装置及びその製造方法には以下の問題点が
ある。特開平5−198686号公報及び特開平8−2
64661号公報に記載の技術のいずれにおいても、製
造工程における不純物の相互拡散を防止できるので、こ
れが原因となるしきい値電圧の上昇は防止できる。しか
し、半導体装置のnMOSのゲート電極とpMOSのゲ
ート電極の接続部において電気抵抗が高くなる。これ
は、nMOSのゲート電極とpMOSのゲート電極がゲ
ート電極の上面のみを介して電気的に接続されており、
接続面積が小さくなるために生じる問題である。前述の
ように近年の半導体素子はゲート電極部分も含めて微細
化されているものの、これまでと比較して大幅に信号電
流が減少することはほとんどない。そのためnMOSの
ゲート電極とpMOSのゲート電極とが接続する面積を
できるだけ大きくして電気抵抗を下げる必要がある。
【0011】この接続部における電気抵抗を下げるため
には、ゲート電極とコンタクト孔とのオーバーラップ長
を長くすることが考えられる。これは、コンタクト孔の
直径を大きくすることで実現される。しかし、設計の効
率化や加工の容易化等を考慮すると、1つのチップの中
で存在する複数のコンタクト孔の直径は、通常、一定の
値で設計されることが多い。そのため、ゲート電極とコ
ンタクト孔とのオーバーラップ長を長くすることは現実
には困難である。
には、ゲート電極とコンタクト孔とのオーバーラップ長
を長くすることが考えられる。これは、コンタクト孔の
直径を大きくすることで実現される。しかし、設計の効
率化や加工の容易化等を考慮すると、1つのチップの中
で存在する複数のコンタクト孔の直径は、通常、一定の
値で設計されることが多い。そのため、ゲート電極とコ
ンタクト孔とのオーバーラップ長を長くすることは現実
には困難である。
【0012】例えば、ゲート長0.18μmのLSIで
は、コンタクト孔の直径は0.24μm程度に設計され
る。また、ゲート間隔の最小値をゲート長と同じ0.1
8μmとすれば、図9、図10に示したような配置にお
いて、ゲート電極上面部分とコンタクト孔とのオーバー
ラップ長は片側0.03μmとなり、十分な接触面積を
確保することができなくなってしまう。このため、この
接続部において電気抵抗が高くなるばかりか、フォトリ
ソグラフィ工程での目合わせずれ、寸法変動などが生じ
ると、最悪の場合には断線に至ってしまうことになる。
は、コンタクト孔の直径は0.24μm程度に設計され
る。また、ゲート間隔の最小値をゲート長と同じ0.1
8μmとすれば、図9、図10に示したような配置にお
いて、ゲート電極上面部分とコンタクト孔とのオーバー
ラップ長は片側0.03μmとなり、十分な接触面積を
確保することができなくなってしまう。このため、この
接続部において電気抵抗が高くなるばかりか、フォトリ
ソグラフィ工程での目合わせずれ、寸法変動などが生じ
ると、最悪の場合には断線に至ってしまうことになる。
【0013】本発明が解決しようとする課題は、CMO
Sの製造工程において不純物の相互拡散によるしきい値
電圧の上昇を防止しつつ、nMOSのゲート電極とpM
OSのゲート電極との接続部における配線金属の接触面
積を増やして電気抵抗を下げることができる半導体装置
及びその製造方法を提供することである。
Sの製造工程において不純物の相互拡散によるしきい値
電圧の上昇を防止しつつ、nMOSのゲート電極とpM
OSのゲート電極との接続部における配線金属の接触面
積を増やして電気抵抗を下げることができる半導体装置
及びその製造方法を提供することである。
【0014】
【0015】本発明の半導体装置の製造方法は、シリコ
ン基板上にn型多結晶シリコンからなるゲート電極を有
するnMOSと、p型多結晶シリコンからなるゲート電
極を有するpMOSとを形成する工程と、前記nMOS
のゲート電極及びpMOSのゲート電極の側部及び間隙
にシリコン窒化膜からなるゲート側壁を形成する工程
と、前記nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電
極の多結晶シリコンの一部を金属シリサイド化する工程
と、前記nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電
極の上層に層間絶縁膜を形成する工程と、少なくとも前
記nMOSのゲート電極とpMOS電極との間の前記シ
リコン窒化膜からなるゲート側壁の上面が露出するよう
に、前記シリコン窒化膜からなるゲート側壁をストッパ
として、前記層間絶縁膜のみをエッチングし、前記層間
絶縁膜にコンタクト孔を開口する工程と、前記nMOS
のゲート電極及びpMOSのゲート電極を露出させるよ
うに、前記コンタクト孔直下の前記ゲート側壁を除去す
る工程と、前記コンタクト孔内側壁及び前記nMOSの
ゲート電極及びpMOSのゲート電極の露出部に金属配
線層を形成し、前記nMOSのゲート電極と前記pMO
Sのゲート電極とを電気的に接続する工程とを有するこ
とを特徴とする。
ン基板上にn型多結晶シリコンからなるゲート電極を有
するnMOSと、p型多結晶シリコンからなるゲート電
極を有するpMOSとを形成する工程と、前記nMOS
のゲート電極及びpMOSのゲート電極の側部及び間隙
にシリコン窒化膜からなるゲート側壁を形成する工程
と、前記nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電
極の多結晶シリコンの一部を金属シリサイド化する工程
と、前記nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電
極の上層に層間絶縁膜を形成する工程と、少なくとも前
記nMOSのゲート電極とpMOS電極との間の前記シ
リコン窒化膜からなるゲート側壁の上面が露出するよう
に、前記シリコン窒化膜からなるゲート側壁をストッパ
として、前記層間絶縁膜のみをエッチングし、前記層間
絶縁膜にコンタクト孔を開口する工程と、前記nMOS
のゲート電極及びpMOSのゲート電極を露出させるよ
うに、前記コンタクト孔直下の前記ゲート側壁を除去す
る工程と、前記コンタクト孔内側壁及び前記nMOSの
ゲート電極及びpMOSのゲート電極の露出部に金属配
線層を形成し、前記nMOSのゲート電極と前記pMO
Sのゲート電極とを電気的に接続する工程とを有するこ
とを特徴とする。
【0016】また、本発明の半導体装置の製造方法は、
シリコン基板上にn型多結晶シリコンからなるゲート電
極を有するnMOSと、p型多結晶シリコンからなるゲ
ート電極を有するpMOSとを形成する工程と、前記n
MOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極にシリコ
ン窒化膜からなるゲート側壁を形成する工程と、前記n
MOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極の多結晶
シリコンの一部を金属シリサイド化する工程と、前記各
ゲート電極部及び前記ゲート側壁の表面にシリコン窒化
膜を形成する工程と、前記nMOSのゲート電極及びp
MOSのゲート電極の上層に層間絶縁膜を形成する工程
と、少なくとも前記nMOSのゲート電極とpMOSの
ゲート電極との間の前記シリコン窒化膜からなるゲート
側壁の上面が露出するように、前記シリコン窒化膜をス
トッパとして、前記層間絶縁膜のみをエッチングし、前
記層間絶縁膜にコンタクト孔を開口する工程と、前記n
MOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極を露出さ
せるように、前記コンタクト孔直下の前記シリコン窒化
膜及び前記ゲート側壁を除去する工程と、前記コンタク
ト孔内側壁及び前記nMOSのゲート電極及びpMOS
のゲート電極の露出部に金属配線層を形成し、前記nM
OSのゲート電極と前記pMOSのゲート電極とを電気
的に接続する工程とを有することを特徴とする。
シリコン基板上にn型多結晶シリコンからなるゲート電
極を有するnMOSと、p型多結晶シリコンからなるゲ
ート電極を有するpMOSとを形成する工程と、前記n
MOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極にシリコ
ン窒化膜からなるゲート側壁を形成する工程と、前記n
MOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極の多結晶
シリコンの一部を金属シリサイド化する工程と、前記各
ゲート電極部及び前記ゲート側壁の表面にシリコン窒化
膜を形成する工程と、前記nMOSのゲート電極及びp
MOSのゲート電極の上層に層間絶縁膜を形成する工程
と、少なくとも前記nMOSのゲート電極とpMOSの
ゲート電極との間の前記シリコン窒化膜からなるゲート
側壁の上面が露出するように、前記シリコン窒化膜をス
トッパとして、前記層間絶縁膜のみをエッチングし、前
記層間絶縁膜にコンタクト孔を開口する工程と、前記n
MOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極を露出さ
せるように、前記コンタクト孔直下の前記シリコン窒化
膜及び前記ゲート側壁を除去する工程と、前記コンタク
ト孔内側壁及び前記nMOSのゲート電極及びpMOS
のゲート電極の露出部に金属配線層を形成し、前記nM
OSのゲート電極と前記pMOSのゲート電極とを電気
的に接続する工程とを有することを特徴とする。
【0017】あるいは、本発明の半導体装置の製造方法
は、シリコン基板上にn型多結晶シリコンと金属又は金
属シリサイドとの積層構造からなるゲート電極を有する
nMOSと、p型多結晶シリコンと金属又は金属シリサ
イドとの積層構造からなるゲート電極を有するpMOS
とを形成する工程と、前記nMOSのゲート電極及びp
MOSのゲート電極の側部及び間隙にシリコン窒化膜か
らなるゲート側壁を形成する工程と、前記nMOSのゲ
ート電極及びpMOSのゲート電極の上層に層間絶縁膜
を形成する工程と、少なくとも前記nMOSのゲート電
極とpMOSのゲート電極との間の前記シリコン窒化膜
からなるゲート側壁の上面が露出するように、前記シリ
コン窒化膜からなるゲート側壁をストッパとして、前記
層間絶縁膜のみをエッチングし、前記層間絶縁膜にコン
タクト孔を開口する工程と、前記nMOSのゲート電極
及びpMOSのゲート電極を露出させるように、前記コ
ンタクト孔直下の前記ゲート側壁を除去する工程と、前
記コンタクト孔内側壁及び前記nMOSのゲート電極及
びpMOSのゲート電極の露出部に金属配線層を形成
し、前記nMOSのゲート電極と前記pMOSのゲート
電極とを電気的に接続する工程とを有することを特徴と
する。
は、シリコン基板上にn型多結晶シリコンと金属又は金
属シリサイドとの積層構造からなるゲート電極を有する
nMOSと、p型多結晶シリコンと金属又は金属シリサ
イドとの積層構造からなるゲート電極を有するpMOS
とを形成する工程と、前記nMOSのゲート電極及びp
MOSのゲート電極の側部及び間隙にシリコン窒化膜か
らなるゲート側壁を形成する工程と、前記nMOSのゲ
ート電極及びpMOSのゲート電極の上層に層間絶縁膜
を形成する工程と、少なくとも前記nMOSのゲート電
極とpMOSのゲート電極との間の前記シリコン窒化膜
からなるゲート側壁の上面が露出するように、前記シリ
コン窒化膜からなるゲート側壁をストッパとして、前記
層間絶縁膜のみをエッチングし、前記層間絶縁膜にコン
タクト孔を開口する工程と、前記nMOSのゲート電極
及びpMOSのゲート電極を露出させるように、前記コ
ンタクト孔直下の前記ゲート側壁を除去する工程と、前
記コンタクト孔内側壁及び前記nMOSのゲート電極及
びpMOSのゲート電極の露出部に金属配線層を形成
し、前記nMOSのゲート電極と前記pMOSのゲート
電極とを電気的に接続する工程とを有することを特徴と
する。
【0018】あるいは、本発明の半導体装置の製造方法
は、シリコン基板上にn型多結晶シリコンと金属又は金
属シリサイドとの積層構造からなるゲート電極を有する
nMOSと、p型多結晶シリコンと金属又は金属シリサ
イドとの積層構造からなるゲート電極を有するpMOS
とを形成する工程と、前記nMOSのゲート電極及びp
MOSのゲート電極にシリコン窒化膜からなるゲート側
壁を形成する工程と、前記各ゲート電極部及び前記ゲー
ト側壁の表面にシリコン窒化膜を形成する工程と、前記
nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極の上層
に層間絶縁膜を形成する工程と、少なくとも前記nMO
Sのゲート電極とpMOSの電極との間の前記シリコン
窒化膜からなるゲート側壁の上面が露出するように、前
記シリコン窒化膜をストッパとして、前記層間絶縁膜の
みをエッチングし、前記層間絶縁膜にコンタクト孔を開
口する工程と、前記nMOSのゲート電極及びpMOS
のゲート電極を露出させるように、前記コンタクト孔直
下の前記シリコン窒化膜及び前記ゲート側壁を除去する
工程と、前記コンタクト孔内側壁及び前記nMOSのゲ
ート電極及びpMOSのゲート電極の露出部に金属配線
層を形成し、前記nMOSのゲート電極と前記pMOS
のゲート電極とを電気的に接続する工程とを有すること
を特徴とする。
は、シリコン基板上にn型多結晶シリコンと金属又は金
属シリサイドとの積層構造からなるゲート電極を有する
nMOSと、p型多結晶シリコンと金属又は金属シリサ
イドとの積層構造からなるゲート電極を有するpMOS
とを形成する工程と、前記nMOSのゲート電極及びp
MOSのゲート電極にシリコン窒化膜からなるゲート側
壁を形成する工程と、前記各ゲート電極部及び前記ゲー
ト側壁の表面にシリコン窒化膜を形成する工程と、前記
nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極の上層
に層間絶縁膜を形成する工程と、少なくとも前記nMO
Sのゲート電極とpMOSの電極との間の前記シリコン
窒化膜からなるゲート側壁の上面が露出するように、前
記シリコン窒化膜をストッパとして、前記層間絶縁膜の
みをエッチングし、前記層間絶縁膜にコンタクト孔を開
口する工程と、前記nMOSのゲート電極及びpMOS
のゲート電極を露出させるように、前記コンタクト孔直
下の前記シリコン窒化膜及び前記ゲート側壁を除去する
工程と、前記コンタクト孔内側壁及び前記nMOSのゲ
ート電極及びpMOSのゲート電極の露出部に金属配線
層を形成し、前記nMOSのゲート電極と前記pMOS
のゲート電極とを電気的に接続する工程とを有すること
を特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の半導体装置及び
その製造方法の発明の実施の形態について説明する。本
発明の半導体装置及びその製造方法においては、CMO
SのnMOSのゲート電極とpMOSのゲート電極の接
続部における電気抵抗を下げることができる。この理由
は、本発明ではnMOSのゲート電極とpMOSのゲー
ト電極をこれらの少なくとも側面を含む形で接続するた
めである。実際にはゲート電極の上面と側面の両方を用
いて配線金属で電気的に接続する。前記したように、従
来はゲート電極の上面のみで配線金属との接触を行って
いたが、本発明ではゲート電極の側面をも配線金属と接
触するため、従来の技術と比べて配線金属との接触面積
が大幅に増大し配線抵抗が低下する。
その製造方法の発明の実施の形態について説明する。本
発明の半導体装置及びその製造方法においては、CMO
SのnMOSのゲート電極とpMOSのゲート電極の接
続部における電気抵抗を下げることができる。この理由
は、本発明ではnMOSのゲート電極とpMOSのゲー
ト電極をこれらの少なくとも側面を含む形で接続するた
めである。実際にはゲート電極の上面と側面の両方を用
いて配線金属で電気的に接続する。前記したように、従
来はゲート電極の上面のみで配線金属との接触を行って
いたが、本発明ではゲート電極の側面をも配線金属と接
触するため、従来の技術と比べて配線金属との接触面積
が大幅に増大し配線抵抗が低下する。
【0020】例えば、前記したゲート長が0.18μ
m、コンタクト孔の直径が0.24μm、ゲート間隔が
0.18μmの従来のCMOSでは、前述の通りゲート
電極上面部分とコンタクト孔とのオーバーラップ長は片
側0.03μmとなる。一方、本発明では接続部として
ゲート電極の側面も用いるため、上面と側面とを合わせ
たオーバーラップ長は0.23μmとなる(ゲート電極
の厚さを0.2μmとした場合)。この場合のオーバー
ラップ長は、従来の上面のみを用いた場合の約7.7倍
となる。また、このオーバーラップ長は、コンタクト孔
の直径の0.24μmにほぼ等しい。そのため、従来と
比べてゲート電極の接続部における電気抵抗を十分下げ
ることが可能なほどに、格段に大きな接触面積を確保す
ることができる。
m、コンタクト孔の直径が0.24μm、ゲート間隔が
0.18μmの従来のCMOSでは、前述の通りゲート
電極上面部分とコンタクト孔とのオーバーラップ長は片
側0.03μmとなる。一方、本発明では接続部として
ゲート電極の側面も用いるため、上面と側面とを合わせ
たオーバーラップ長は0.23μmとなる(ゲート電極
の厚さを0.2μmとした場合)。この場合のオーバー
ラップ長は、従来の上面のみを用いた場合の約7.7倍
となる。また、このオーバーラップ長は、コンタクト孔
の直径の0.24μmにほぼ等しい。そのため、従来と
比べてゲート電極の接続部における電気抵抗を十分下げ
ることが可能なほどに、格段に大きな接触面積を確保す
ることができる。
【0021】本発明の半導体装置の製造方法によれば、
得られる半導体装置のゲート抵抗を低下させることがで
きるばかりでなく、製造時に不純物の相互拡散が生じな
い。相互拡散はゲート電極を構成する金属又は金属シリ
サイド中の不純物の拡散速度が速いために生じるもので
ある。本発明の半導体装置の製造方法では、nMOSの
ゲート電極とpMOSのゲート電極とを予め分離してお
き、その後に窒化チタン及びタングステンで電気的に接
続している。この際、窒化チタンが不純物のバリアメタ
ルとなり不純物の拡散が抑止されるため、不純物の相互
拡散によるしきい値の増加がない。
得られる半導体装置のゲート抵抗を低下させることがで
きるばかりでなく、製造時に不純物の相互拡散が生じな
い。相互拡散はゲート電極を構成する金属又は金属シリ
サイド中の不純物の拡散速度が速いために生じるもので
ある。本発明の半導体装置の製造方法では、nMOSの
ゲート電極とpMOSのゲート電極とを予め分離してお
き、その後に窒化チタン及びタングステンで電気的に接
続している。この際、窒化チタンが不純物のバリアメタ
ルとなり不純物の拡散が抑止されるため、不純物の相互
拡散によるしきい値の増加がない。
【0022】
実施例1 次に、本発明の半導体装置及びその製造方法の第1の実
施例について図面を参照して説明する。本実施例は、本
発明の半導体装置の製造方法を、ゲート電極と拡散層上
とを自己整合的にシリサイド化する、所謂サリサイドプ
ロセスに適用したものである。図1には本発明の半導体
装置を説明するための図を示す。図1(a)は半導体装
置(CMOS)の断面図であり、図1(b)はその平面
図である。図1(b)のA−B間の断面が図1(a)に
対応する。また、図2及び図3には、図1に示した本発
明の半導体装置の製造方法を、主要工程順に示した断面
図を示す。
施例について図面を参照して説明する。本実施例は、本
発明の半導体装置の製造方法を、ゲート電極と拡散層上
とを自己整合的にシリサイド化する、所謂サリサイドプ
ロセスに適用したものである。図1には本発明の半導体
装置を説明するための図を示す。図1(a)は半導体装
置(CMOS)の断面図であり、図1(b)はその平面
図である。図1(b)のA−B間の断面が図1(a)に
対応する。また、図2及び図3には、図1に示した本発
明の半導体装置の製造方法を、主要工程順に示した断面
図を示す。
【0023】まず、図2(a)に示すように、p型のシ
リコン基板1上に、pウェル2とnウェル3をイオン注
入法により形成した後、厚さ300nmのフィールド酸
化膜4を選択酸化法により形成する。次に、厚さ10n
mのゲート酸化膜5を介してCVD法により厚さ200
nmの多結晶シリコンを堆積し、フォトリソグラフィ法
と異方性エッチングにより、nMOSのゲート電極6と
pMOSのゲート電極7とを形成する。この時、nMO
Sのゲート電極6とpMOSのゲート電極7との間は
0.18μm分離させておく。次に、CVD法により厚
さ100nmのシリコン窒化膜を堆積し、異方性エッチ
ングによりシリコン窒化膜ゲート側壁8を形成する。こ
のとき、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電
極7との間隔は、ゲート電極の2倍以下であるため、こ
れらの間はシリコン窒化膜8で埋められることになる。
次に、フォトレジストでpMOS領域を被い、ヒ素イオ
ンを50keVの加速エネルギーで、3×1015cm-2
注入し、nMOSのゲート電極6をn型にドーピングす
る。同様に、フォトレジストでnMOS領域を被い、2
フッ化ボロン(BF2)イオンを30keVの加速エネ
ルギーで、3×1015cm-2注入し、pMOSのゲート
電極7をp型にドーピングする。
リコン基板1上に、pウェル2とnウェル3をイオン注
入法により形成した後、厚さ300nmのフィールド酸
化膜4を選択酸化法により形成する。次に、厚さ10n
mのゲート酸化膜5を介してCVD法により厚さ200
nmの多結晶シリコンを堆積し、フォトリソグラフィ法
と異方性エッチングにより、nMOSのゲート電極6と
pMOSのゲート電極7とを形成する。この時、nMO
Sのゲート電極6とpMOSのゲート電極7との間は
0.18μm分離させておく。次に、CVD法により厚
さ100nmのシリコン窒化膜を堆積し、異方性エッチ
ングによりシリコン窒化膜ゲート側壁8を形成する。こ
のとき、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電
極7との間隔は、ゲート電極の2倍以下であるため、こ
れらの間はシリコン窒化膜8で埋められることになる。
次に、フォトレジストでpMOS領域を被い、ヒ素イオ
ンを50keVの加速エネルギーで、3×1015cm-2
注入し、nMOSのゲート電極6をn型にドーピングす
る。同様に、フォトレジストでnMOS領域を被い、2
フッ化ボロン(BF2)イオンを30keVの加速エネ
ルギーで、3×1015cm-2注入し、pMOSのゲート
電極7をp型にドーピングする。
【0024】次に、全面に厚さ10nmのコバルトをス
パッタし、600℃で30秒間アニールを行うことによ
って、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極
7との上部をそれぞれコバルトシリサイド化する。次
に、未反応のコバルトを塩酸と過酸化水素水の混合液に
浸して除去することにより、図2(b)に示すように、
nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極7の上
部にコバルトシリサイド膜9を形成する。
パッタし、600℃で30秒間アニールを行うことによ
って、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極
7との上部をそれぞれコバルトシリサイド化する。次
に、未反応のコバルトを塩酸と過酸化水素水の混合液に
浸して除去することにより、図2(b)に示すように、
nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極7の上
部にコバルトシリサイド膜9を形成する。
【0025】次に、図2(c)に示すように、CVD法
により厚さ800nmの層間絶縁膜10を堆積し、フォ
トリソグラフィ法と異方性エッチングにより、nMOS
のゲート電極6とpMOSのゲート電極7とを跨ぐよう
に、直径0.24μmのコンタクト孔11を開口する。
本発明では、少なくとも各ゲート電極の側面を電気的に
接続するものであり、これにより従来と比べて格段に大
きな接触面積を得ることができる。しかし、コンタクト
孔11の開口時に各ゲート電極の側面のみを露出させる
には、非常に高い精度の技術が要される。そのため、各
ゲート電極の上面部分が若干露出するように各ゲート電
極の間隔の距離よりも大きいコンタクト孔を開口し、上
面部分も電気的接続部分として用いる。このとき、シリ
コン窒化膜に対して選択性を有するC4F8などのガスを
用い、シリコン窒化膜ゲート側壁8をストッパとして、
層間絶縁膜10のみをエッチングする。シリコン窒化膜
ゲート側壁8は、酸化物である層間絶縁膜10と異なる
物質であり、エッチング時にストッパとして用いること
ができる物質であれば他のもので代替が可能である。
により厚さ800nmの層間絶縁膜10を堆積し、フォ
トリソグラフィ法と異方性エッチングにより、nMOS
のゲート電極6とpMOSのゲート電極7とを跨ぐよう
に、直径0.24μmのコンタクト孔11を開口する。
本発明では、少なくとも各ゲート電極の側面を電気的に
接続するものであり、これにより従来と比べて格段に大
きな接触面積を得ることができる。しかし、コンタクト
孔11の開口時に各ゲート電極の側面のみを露出させる
には、非常に高い精度の技術が要される。そのため、各
ゲート電極の上面部分が若干露出するように各ゲート電
極の間隔の距離よりも大きいコンタクト孔を開口し、上
面部分も電気的接続部分として用いる。このとき、シリ
コン窒化膜に対して選択性を有するC4F8などのガスを
用い、シリコン窒化膜ゲート側壁8をストッパとして、
層間絶縁膜10のみをエッチングする。シリコン窒化膜
ゲート側壁8は、酸化物である層間絶縁膜10と異なる
物質であり、エッチング時にストッパとして用いること
ができる物質であれば他のもので代替が可能である。
【0026】次に、図3(a)に示すように、コンタク
ト孔11直下のシリコン窒化膜ゲート側壁8を、酸化膜
に対して選択性を有するHBrなどのガスでエッチング
して除去する。このようなプロセスを用いることによ
り、フィールド酸化膜4のエッチングを防止することが
できる。
ト孔11直下のシリコン窒化膜ゲート側壁8を、酸化膜
に対して選択性を有するHBrなどのガスでエッチング
して除去する。このようなプロセスを用いることによ
り、フィールド酸化膜4のエッチングを防止することが
できる。
【0027】次に、図3(b)に示すように、窒化チタ
ン12をスパッタし、タングステン13をCVD法と異
方性エッチングによりコンタクト孔11内に埋め込ん
で、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極7
とを、それぞれの側面を含む形で電気的に接続する。こ
のようにして、図1に示された構造のCMOSが完成す
る。
ン12をスパッタし、タングステン13をCVD法と異
方性エッチングによりコンタクト孔11内に埋め込ん
で、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極7
とを、それぞれの側面を含む形で電気的に接続する。こ
のようにして、図1に示された構造のCMOSが完成す
る。
【0028】実施例2 次に、本発明の半導体装置及びその製造方法の第2の実
施例について図面を参照して説明する。本実施例も第1
の実施例と同様に、本発明の半導体装置の製造方法を、
ゲート電極と拡散層上を自己整合的にシリサイド化す
る、所謂サリサイドプロセスに適用したものである。図
4には本発明の半導体装置を説明するための図を示す。
図4(a)は半導体装置(CMOS)の断面図であり、
図4(b)はその平面図である。図4(b)のA−B間
の断面が図4(a)に対応する。また、図5及び図6に
は、図4に示した本発明の半導体装置の製造方法を、主
要工程順に示した断面図を示す。
施例について図面を参照して説明する。本実施例も第1
の実施例と同様に、本発明の半導体装置の製造方法を、
ゲート電極と拡散層上を自己整合的にシリサイド化す
る、所謂サリサイドプロセスに適用したものである。図
4には本発明の半導体装置を説明するための図を示す。
図4(a)は半導体装置(CMOS)の断面図であり、
図4(b)はその平面図である。図4(b)のA−B間
の断面が図4(a)に対応する。また、図5及び図6に
は、図4に示した本発明の半導体装置の製造方法を、主
要工程順に示した断面図を示す。
【0029】まず、図5(a)に示すように、p型のシ
リコン基板1上に、pウェル2とnウェル3をイオン注
入法により形成した後、厚さ300nmのフィールド酸
化膜4を選択酸化法により形成する。次に、厚さ10n
mのゲート酸化膜5を介してCVD法により厚さ200
nmの多結晶シリコンを堆積し、フォトリソグラフィ法
と異方性エッチングにより、nMOSのゲート電極6と
pMOSのゲート電極7とを形成する。この時、nMO
Sのゲート電極6とpMOSのゲート電極7との間は
0.18μm分離させておく。次に、CVD法により厚
さ50nmのシリコン窒化膜を堆積し、異方性エッチン
グによりシリコン窒化膜ゲート側壁8を形成する。この
とき、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極
7との間隔が、ゲート電極の2倍以上であることが、第
1の実施例との相違点である。このため、これらの間で
はフィールド酸化膜4が露出することになる。次に、フ
ォトレジストでpMOS領域を被い、ヒ素イオンを50
keVの加速エネルギーで、3×1015cm-2注入し、
nMOSのゲート電極6をn型にドーピングする。同様
に、フォトレジストでnMOS領域を被い、2フッ化ボ
ロン(BF2)イオンを30keVの加速エネルギー
で、3×1015cm-2注入し、pMOSのゲート電極7
をp型にドーピングする。
リコン基板1上に、pウェル2とnウェル3をイオン注
入法により形成した後、厚さ300nmのフィールド酸
化膜4を選択酸化法により形成する。次に、厚さ10n
mのゲート酸化膜5を介してCVD法により厚さ200
nmの多結晶シリコンを堆積し、フォトリソグラフィ法
と異方性エッチングにより、nMOSのゲート電極6と
pMOSのゲート電極7とを形成する。この時、nMO
Sのゲート電極6とpMOSのゲート電極7との間は
0.18μm分離させておく。次に、CVD法により厚
さ50nmのシリコン窒化膜を堆積し、異方性エッチン
グによりシリコン窒化膜ゲート側壁8を形成する。この
とき、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極
7との間隔が、ゲート電極の2倍以上であることが、第
1の実施例との相違点である。このため、これらの間で
はフィールド酸化膜4が露出することになる。次に、フ
ォトレジストでpMOS領域を被い、ヒ素イオンを50
keVの加速エネルギーで、3×1015cm-2注入し、
nMOSのゲート電極6をn型にドーピングする。同様
に、フォトレジストでnMOS領域を被い、2フッ化ボ
ロン(BF2)イオンを30keVの加速エネルギー
で、3×1015cm-2注入し、pMOSのゲート電極7
をp型にドーピングする。
【0030】次に、全面に厚さ10nmのコバルトをス
パッタし、600℃で30秒間アニールを行うことによ
って、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極
7との上部をそれぞれコバルトシリサイド化する。次
に、未反応のコバルトを塩酸と過酸化水素水の混合液に
浸して除去することにより、図5(b)に示すように、
nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極7の上
部にコバルトシリサイド膜9を形成する。さらにこの
後、CVD法により全面を厚さ50nmのシリコン窒化
膜16で被う。
パッタし、600℃で30秒間アニールを行うことによ
って、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極
7との上部をそれぞれコバルトシリサイド化する。次
に、未反応のコバルトを塩酸と過酸化水素水の混合液に
浸して除去することにより、図5(b)に示すように、
nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極7の上
部にコバルトシリサイド膜9を形成する。さらにこの
後、CVD法により全面を厚さ50nmのシリコン窒化
膜16で被う。
【0031】次に、図5(c)に示すように、CVD法
により厚さ800nmの層間絶縁膜10を堆積し、フォ
トリソグラフィ法と異方性エッチングにより、nMOS
のゲート電極6とpMOSのゲート電極7を跨ぐよう
に、直径0.24μmのコンタクト孔11を開口する。
このとき、シリコン窒化膜に対して選択性を有するC4
F8などのガスを用い、シリコン窒化膜16をストッパ
として、層間絶縁膜10のみをエッチングする。
により厚さ800nmの層間絶縁膜10を堆積し、フォ
トリソグラフィ法と異方性エッチングにより、nMOS
のゲート電極6とpMOSのゲート電極7を跨ぐよう
に、直径0.24μmのコンタクト孔11を開口する。
このとき、シリコン窒化膜に対して選択性を有するC4
F8などのガスを用い、シリコン窒化膜16をストッパ
として、層間絶縁膜10のみをエッチングする。
【0032】次に、図6(a)に示すように、コンタク
ト孔11直下のシリコン窒化膜16およびシリコン窒化
膜ゲート側壁8を、酸化膜に対して選択性を有するHB
rなどのガスでエッチングして除去する。このようなプ
ロセスを用いることにより、フィールド酸化膜のエッチ
ングを防止することができる。
ト孔11直下のシリコン窒化膜16およびシリコン窒化
膜ゲート側壁8を、酸化膜に対して選択性を有するHB
rなどのガスでエッチングして除去する。このようなプ
ロセスを用いることにより、フィールド酸化膜のエッチ
ングを防止することができる。
【0033】次に、図6(b)に示すように、窒化チタ
ン12をスパッタし、タングステン13をCVD法と異
方性エッチングによりコンタクト孔内に埋め込んで、n
MOSのゲート電極6と、pMOSのゲート電極7と
を、それぞれの側面を含む形で電気的に接続する。この
ようにして、図4に示された構造のCMOSが完成す
る。
ン12をスパッタし、タングステン13をCVD法と異
方性エッチングによりコンタクト孔内に埋め込んで、n
MOSのゲート電極6と、pMOSのゲート電極7と
を、それぞれの側面を含む形で電気的に接続する。この
ようにして、図4に示された構造のCMOSが完成す
る。
【0034】本実施例に従えば、シリコン窒化膜を堆積
する工程が実施例1と比較して1回余分に必要となるも
のの、ゲート電極の間隔、ゲート側壁の幅及びコンタク
ト孔の直径などの制約を受けずに、本発明の半導体装置
(CMOS)の構造を実現することができる。
する工程が実施例1と比較して1回余分に必要となるも
のの、ゲート電極の間隔、ゲート側壁の幅及びコンタク
ト孔の直径などの制約を受けずに、本発明の半導体装置
(CMOS)の構造を実現することができる。
【0035】実施例3 次に、本発明の半導体装置及びその製造方法の第3の実
施例について図面を参照して説明する。本実施例は、本
発明の半導体装置の製造方法を、ゲート電極を多結晶シ
リコンと金属シリサイドの2層構造のパターニングによ
り形成する、所謂ポリサイドプロセスに適用したもので
ある。図7及び図8には、それぞれ本発明の半導体装置
の製造方法によるCMOSの製造方法を、主要工程順に
示した断面図を示す。
施例について図面を参照して説明する。本実施例は、本
発明の半導体装置の製造方法を、ゲート電極を多結晶シ
リコンと金属シリサイドの2層構造のパターニングによ
り形成する、所謂ポリサイドプロセスに適用したもので
ある。図7及び図8には、それぞれ本発明の半導体装置
の製造方法によるCMOSの製造方法を、主要工程順に
示した断面図を示す。
【0036】まず、図7(a)に示すように、p型のシ
リコン基板1上に、pウェル2とnウェル3をイオン注
入法により形成した後、厚さ300nmのフィールド酸
化膜4を選択酸化法により形成する。次に、厚さ10n
mのゲート酸化膜5を介して、厚さ100nmの多結晶
シリコンと、厚さ100nmのタングステンシリサイド
膜17を、それぞれ、CVD法とスパッタ法により順次
被着させ、フォトリソグラフィ法と異方性エッチングに
より、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極
7を形成する。この際、nMOSのゲート電極6とpM
OSのゲート電極7の間は0.18μm分離させてお
く。
リコン基板1上に、pウェル2とnウェル3をイオン注
入法により形成した後、厚さ300nmのフィールド酸
化膜4を選択酸化法により形成する。次に、厚さ10n
mのゲート酸化膜5を介して、厚さ100nmの多結晶
シリコンと、厚さ100nmのタングステンシリサイド
膜17を、それぞれ、CVD法とスパッタ法により順次
被着させ、フォトリソグラフィ法と異方性エッチングに
より、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極
7を形成する。この際、nMOSのゲート電極6とpM
OSのゲート電極7の間は0.18μm分離させてお
く。
【0037】次に、図7(b)に示すように、CVD法
により厚さ100nmのシリコン窒化膜を堆積し、異方
性エッチングによりシリコン窒化膜ゲート側壁8を形成
する。このとき、nMOSのゲート電極6とpMOSの
ゲート電極の間隔7は、ゲート側壁の2倍以下であるの
で、これらの間はシリコン窒化膜で埋められることにな
る。次に、フォトレジストでpMOS領域を被い、ヒ素
イオンを50keVの加速エネルギーで、3×1015c
m-2注入し、pMOSのゲート電極7をp型にドーピン
グする。
により厚さ100nmのシリコン窒化膜を堆積し、異方
性エッチングによりシリコン窒化膜ゲート側壁8を形成
する。このとき、nMOSのゲート電極6とpMOSの
ゲート電極の間隔7は、ゲート側壁の2倍以下であるの
で、これらの間はシリコン窒化膜で埋められることにな
る。次に、フォトレジストでpMOS領域を被い、ヒ素
イオンを50keVの加速エネルギーで、3×1015c
m-2注入し、pMOSのゲート電極7をp型にドーピン
グする。
【0038】次に、図7(c)に示すように、CVD法
により厚さ800nmの層間絶縁膜10を堆積し、フォ
トリソグラフィ法と異方性エッチングにより、nMOS
のゲート電極6とpMOSのゲート電極7とを跨ぐよう
に、直径0.24μmのコンタクト孔11を開口する。
本発明では、少なくとも各ゲート電極の側面を電気的に
接続するものであり、これにより従来と比べて格段に大
きな接触面積を得ることができる。しかし、コンタクト
孔11の開口時に各ゲート電極の側面のみを露出させる
には、非常に高い精度の技術が要される。そのため、各
ゲート電極の上面部分が若干露出するように各ゲート電
極の間隔の距離よりも大きいコンタクト孔を開口し、上
面部分も電気的接続部分として用いる。このとき、シリ
コン窒化膜に対して選択性を有するC4F8などのガスを
用い、シリコン窒化膜ゲート側壁8をストッパとして、
層間絶縁膜10のみをエッチングする。
により厚さ800nmの層間絶縁膜10を堆積し、フォ
トリソグラフィ法と異方性エッチングにより、nMOS
のゲート電極6とpMOSのゲート電極7とを跨ぐよう
に、直径0.24μmのコンタクト孔11を開口する。
本発明では、少なくとも各ゲート電極の側面を電気的に
接続するものであり、これにより従来と比べて格段に大
きな接触面積を得ることができる。しかし、コンタクト
孔11の開口時に各ゲート電極の側面のみを露出させる
には、非常に高い精度の技術が要される。そのため、各
ゲート電極の上面部分が若干露出するように各ゲート電
極の間隔の距離よりも大きいコンタクト孔を開口し、上
面部分も電気的接続部分として用いる。このとき、シリ
コン窒化膜に対して選択性を有するC4F8などのガスを
用い、シリコン窒化膜ゲート側壁8をストッパとして、
層間絶縁膜10のみをエッチングする。
【0039】次に、図8(a)に示すように、コンタク
ト孔11直下のシリコン窒化膜ゲート側壁8を、酸化膜
に対して選択性を有するHBrなどのガスでエッチング
して除去する。このようなプロセスを用いることによ
り、フィールド酸化膜4のエッチングを防止することが
できる。
ト孔11直下のシリコン窒化膜ゲート側壁8を、酸化膜
に対して選択性を有するHBrなどのガスでエッチング
して除去する。このようなプロセスを用いることによ
り、フィールド酸化膜4のエッチングを防止することが
できる。
【0040】次に、図8(b)に示すように、窒化チタ
ン12をスパッタし、タングステン13をCVD法と異
方性エッチングによりコンタクト孔11内に埋め込ん
で、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極7
とを、それぞれの側面を含む形で電気的に接続してCM
OSが完成する。
ン12をスパッタし、タングステン13をCVD法と異
方性エッチングによりコンタクト孔11内に埋め込ん
で、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲート電極7
とを、それぞれの側面を含む形で電気的に接続してCM
OSが完成する。
【0041】実施例4 次に、本発明の半導体装置及びその製造方法の第4の実
施例について図面を参照して説明する。本実施例も第3
の実施例と同様に、本発明の半導体装置の製造方法を、
ゲート電極を多結晶シリコンと金属シリサイドの2層構
造のパターニングにより形成する、いわゆるポリサイド
プロセスに適用したものである。図9及び図10には、
それぞれ本発明の半導体装置の製造方法によるCMOS
の製造方法を、主要工程順に示した断面図を示す。
施例について図面を参照して説明する。本実施例も第3
の実施例と同様に、本発明の半導体装置の製造方法を、
ゲート電極を多結晶シリコンと金属シリサイドの2層構
造のパターニングにより形成する、いわゆるポリサイド
プロセスに適用したものである。図9及び図10には、
それぞれ本発明の半導体装置の製造方法によるCMOS
の製造方法を、主要工程順に示した断面図を示す。
【0042】まず、図9(a)に示すように、p型シリ
コン基板1上に、pウェル2とnウェル3をイオン注入
法により形成した後、厚さ300nmのフィールド酸化
膜4を選択酸化法により形成する。次に、厚さ10nm
のゲート酸化膜5を介して、厚さ100nmの多結晶シ
リコンと、厚さ100nmのタングステンシリサイド膜
17を、それぞれ、CVD法とスパッタ法により順次被
着させ、フォトリソグラフィ法と異方性エッチングによ
り、nMOSのゲート電極6とp型MOSゲート電極7
を形成する。この際、nMOSのゲート電極6とpMO
Sのゲート電極7の間は0.18μm分離させておく。
コン基板1上に、pウェル2とnウェル3をイオン注入
法により形成した後、厚さ300nmのフィールド酸化
膜4を選択酸化法により形成する。次に、厚さ10nm
のゲート酸化膜5を介して、厚さ100nmの多結晶シ
リコンと、厚さ100nmのタングステンシリサイド膜
17を、それぞれ、CVD法とスパッタ法により順次被
着させ、フォトリソグラフィ法と異方性エッチングによ
り、nMOSのゲート電極6とp型MOSゲート電極7
を形成する。この際、nMOSのゲート電極6とpMO
Sのゲート電極7の間は0.18μm分離させておく。
【0043】次に、図9(b)に示すように、CVD法
により厚さ50nmのシリコン窒化膜を堆積し、異方性
エッチングによりシリコン窒化膜ゲート側壁8を形成す
る。このとき、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲ
ート電極7の間隔は、ゲート側壁の2倍以上であること
が、第3の実施例との相違点である。このため、これら
の間ではフィールド酸化膜が露出することになる。次
に、フォトレジストでpMOS領域を被い、ヒ素イオン
を50keVの加速エネルギーで3×1015cm-2注入
し、nMOSのゲート電極6をn型にドーピングする。
同様に、フォトレジストでnMOS領域を被い、2フッ
化ボロン(BF2)イオンを30keVの加速エネルギ
ーで3×1015cm-2注入し、pMOSのゲート電極7
をp型にドーピングする。この後、CVD法により全面
を厚さ50nmのシリコン膣化膜16で被う。
により厚さ50nmのシリコン窒化膜を堆積し、異方性
エッチングによりシリコン窒化膜ゲート側壁8を形成す
る。このとき、nMOSのゲート電極6とpMOSのゲ
ート電極7の間隔は、ゲート側壁の2倍以上であること
が、第3の実施例との相違点である。このため、これら
の間ではフィールド酸化膜が露出することになる。次
に、フォトレジストでpMOS領域を被い、ヒ素イオン
を50keVの加速エネルギーで3×1015cm-2注入
し、nMOSのゲート電極6をn型にドーピングする。
同様に、フォトレジストでnMOS領域を被い、2フッ
化ボロン(BF2)イオンを30keVの加速エネルギ
ーで3×1015cm-2注入し、pMOSのゲート電極7
をp型にドーピングする。この後、CVD法により全面
を厚さ50nmのシリコン膣化膜16で被う。
【0044】次に、図9(c)に示すように、CVD法
により厚さ800nmの層間絶縁膜10を堆積し、フォ
トリソグラフィ法と異方性エッチングにより、nMOS
のゲート電極6とpMOSのゲート電極7を跨ぐよう
に、直径0.24μmのコンタクト孔11を開口する。
このとき、シリコン窒化膜に対して選択性を有するC4
F8などのガスを用い、シリコン窒化膜16をストッパ
として、層間絶縁膜10のみをエッチングする。
により厚さ800nmの層間絶縁膜10を堆積し、フォ
トリソグラフィ法と異方性エッチングにより、nMOS
のゲート電極6とpMOSのゲート電極7を跨ぐよう
に、直径0.24μmのコンタクト孔11を開口する。
このとき、シリコン窒化膜に対して選択性を有するC4
F8などのガスを用い、シリコン窒化膜16をストッパ
として、層間絶縁膜10のみをエッチングする。
【0045】次に、図10(a)に示すように、コンタ
クト孔11直下のシリコン窒化膜16およびシリコン窒
化膜ゲート側壁8を、酸化膜に対して選択性を有するH
Brなどのガスでエッチングして除去する。このような
プロセスを用いることにより、フィールド酸化膜のエッ
チングを防止することができる。
クト孔11直下のシリコン窒化膜16およびシリコン窒
化膜ゲート側壁8を、酸化膜に対して選択性を有するH
Brなどのガスでエッチングして除去する。このような
プロセスを用いることにより、フィールド酸化膜のエッ
チングを防止することができる。
【0046】次に、図10(b)に示すように、窒化チ
タン12をスパッタし、タングステン13をCVD法と
異方性エッチングによりコンタクト孔内に埋め込んで、
nMOSのゲート電極6と、pMOSのゲート電極7と
を、それぞれの側面を含む形で電気的に接続してCMO
Sが完成する。
タン12をスパッタし、タングステン13をCVD法と
異方性エッチングによりコンタクト孔内に埋め込んで、
nMOSのゲート電極6と、pMOSのゲート電極7と
を、それぞれの側面を含む形で電気的に接続してCMO
Sが完成する。
【0047】本実施例に従えば、シリコン窒化膜を堆積
する工程が実施例3と比較して1回余分に必要となるも
のの、ゲート電極の間隔、ゲート側壁の幅及びコンタク
ト孔の直径などの制約を受けずに、本発明の構造を実現
することができる。
する工程が実施例3と比較して1回余分に必要となるも
のの、ゲート電極の間隔、ゲート側壁の幅及びコンタク
ト孔の直径などの制約を受けずに、本発明の構造を実現
することができる。
【0048】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような優れた効果を奏する。
本発明の半導体装置及びその製造方法は、サリサイドプ
ロセス又はポリサイドプロセスで半導体装置(CMO
S)を製造する際に、ゲート電極中の不純物の相互拡散
を防ぎつつ、nMOSのゲート電極とpMOSのゲート
電極の接続部における電気抵抗を下げることができる。
その理由は、予め分離された形で形成されたnMOSの
ゲート電極とpMOSのゲート電極とを、それらの上面
だけではなく側面を含む形で、これらに跨って開口され
たコンタクト孔内に形成された金属配線にて接続するた
めである。
いるので、以下に記載するような優れた効果を奏する。
本発明の半導体装置及びその製造方法は、サリサイドプ
ロセス又はポリサイドプロセスで半導体装置(CMO
S)を製造する際に、ゲート電極中の不純物の相互拡散
を防ぎつつ、nMOSのゲート電極とpMOSのゲート
電極の接続部における電気抵抗を下げることができる。
その理由は、予め分離された形で形成されたnMOSの
ゲート電極とpMOSのゲート電極とを、それらの上面
だけではなく側面を含む形で、これらに跨って開口され
たコンタクト孔内に形成された金属配線にて接続するた
めである。
【図1】本発明の実施例1における半導体装置を示す図
であり、図1(a)は半導体装置(CMOS)の断面図
であり、図1(b)はその平面図である。図1(b)の
A−B間の断面が図1(a)に対応する。
であり、図1(a)は半導体装置(CMOS)の断面図
であり、図1(b)はその平面図である。図1(b)の
A−B間の断面が図1(a)に対応する。
【図2】図1に示した本発明の半導体装置の製造方法の
主要工程順の断面を示す図である。
主要工程順の断面を示す図である。
【図3】図1に示した本発明の半導体装置の製造方法の
主要工程順の断面を示す図である。
主要工程順の断面を示す図である。
【図4】本発明の実施例2における半導体装置を示す図
であり、図4(a)は半導体装置(CMOS)の断面図
であり、図4(b)はその平面図である。図4(b)の
A−B間の断面が図4(a)に対応する。
であり、図4(a)は半導体装置(CMOS)の断面図
であり、図4(b)はその平面図である。図4(b)の
A−B間の断面が図4(a)に対応する。
【図5】図4に示した本発明の半導体装置の製造方法の
主要工程順の断面を示す図である。
主要工程順の断面を示す図である。
【図6】図4に示した本発明の半導体装置の製造方法の
主要工程順の断面を示す図である。
主要工程順の断面を示す図である。
【図7】本発明の実施例3における半導体装置の製造方
法の主要工程順の断面を示す図である。
法の主要工程順の断面を示す図である。
【図8】本発明の実施例3における半導体装置の製造方
法の主要工程順の断面を示す図である。
法の主要工程順の断面を示す図である。
【図9】本発明の実施例4における半導体装置の製造方
法の主要工程順の断面を示す図である。
法の主要工程順の断面を示す図である。
【図10】本発明の実施例4における半導体装置の製造
方法の主要工程順の断面を示す図である。
方法の主要工程順の断面を示す図である。
【図11】特開平5−198686号公報に記載の半導
体装置及びその製造方法の主要な工程の半導体装置の断
面を示す図である。
体装置及びその製造方法の主要な工程の半導体装置の断
面を示す図である。
【図12】特開平8−264661号公報に記載の半導
体装置及びその製造方法の主要な工程の半導体装置の断
面を示す図である。
体装置及びその製造方法の主要な工程の半導体装置の断
面を示す図である。
1 シリコン基板 2 pウェル 3 nウェル 4 フィールド酸化膜 5 ゲート酸化膜 6 nMOSのゲート電極 7 pMOSのゲート電極 8 シリコン窒化膜ゲート側壁 9 コバルトシリサイド膜 10 層間絶縁膜 11 コンタクト孔 12 窒化チタン 13 タングステン 14 nMOSの拡散層 15 pMOSの拡散層 16 シリコン窒化膜 17 タングステンシリサイド膜 18 ゲート側壁 19 チタンシリサイド膜 20 金属配線 21 酸化膜ゲート側壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/8238 H01L 27/092
Claims (4)
- 【請求項1】シリコン基板上にn型多結晶シリコンから
なるゲート電極を有するnMOSと、p型多結晶シリコ
ンからなるゲート電極を有するpMOSとを形成する工
程と、 前記nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極の
側部及び間隙にシリコン窒化膜からなるゲート側壁を形
成する工程と、 前記nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極の
多結晶シリコンの一部を金属シリサイド化する工程と、 前記nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極の
上層に層間絶縁膜を形成する工程と、 少なくとも前記nMOSのゲート電極とpMOS電極と
の間の前記シリコン窒化膜からなるゲート側壁の上面が
露出するように、前記シリコン窒化膜からなるゲート側
壁をストッパとして、前記層間絶縁膜のみをエッチング
し、前記層間絶縁膜にコンタクト孔を開口する工程と、 前記nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極を
露出させるように、前記コンタクト孔直下の前記ゲート
側壁を除去する工程と、 前記コンタクト孔内側壁及び前記nMOSのゲート電極
及びpMOSのゲート電極の露出部に金属配線層を形成
し、前記nMOSのゲート電極と前記pMOSのゲート
電極とを電気的に接続する工程とを有することを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】シリコン基板上にn型多結晶シリコンから
なるゲート電極を有するnMOSと、p型多結晶シリコ
ンからなるゲート電極を有するpMOSとを形成する工
程と、 前記nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極に
シリコン窒化膜からなるゲート側壁を形成する工程と、 前記nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極の
多結晶シリコンの一部を金属シリサイド化する工程と、 前記各ゲート電極部及び前記ゲート側壁の表面にシリコ
ン窒化膜を形成する工程と、 前記nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極の
上層に層間絶縁膜を形成する工程と、 少なくとも前記nMOSのゲート電極とpMOSのゲー
ト電極との間の前記シリコン窒化膜からなるゲート側壁
の上面が露出するように、前記シリコン窒化膜をストッ
パとして、前記層間絶縁膜のみをエッチングし、前記層
間絶縁膜にコンタクト孔を開口する工程と、 前記nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極を
露出させるように、前記コンタクト孔直下の前記シリコ
ン窒化膜及び前記ゲート側壁を除去する工程と、前記コ
ンタクト孔内側壁及び前記nMOSのゲート電極及びp
MOSのゲート電極の露出部に金属配線層を形成し、前
記nMOSのゲート電極と前記pMOSのゲート電極と
を電気的に接続する工程とを有することを特徴とする半
導体装置の製造方法。 - 【請求項3】シリコン基板上にn型多結晶シリコンと金
属又は金属シリサイドとの積層構造からなるゲート電極
を有するnMOSと、p型多結晶シリコンと金属又は金
属シリサイドとの積層構造からなるゲート電極を有する
pMOSとを形成する工程と、 前記nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極の
側部及び間隙にシリコン窒化膜からなるゲート側壁を形
成する工程と、 前記nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極の
上層に層間絶縁膜を形成する工程と、 少なくとも前記nMOSのゲート電極とpMOSのゲー
ト電極との間の前記シリコン窒化膜からなるゲート側壁
の上面が露出するように、前記シリコン窒化膜からなる
ゲート側壁をストッパとして、前記層間絶縁膜のみをエ
ッチングし、前記層間絶縁膜にコンタクト孔を開口する
工程と、 前記nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極を
露出させるように、前記コンタクト孔直下の前記ゲート
側壁を除去する工程と、 前記コンタクト孔内側壁及び前記nMOSのゲート電極
及びpMOSのゲート電極の露出部に金属配線層を形成
し、前記nMOSのゲート電極と前記pMOSのゲート
電極とを電気的に接続する工程とを有することを特徴と
する半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】シリコン基板上にn型多結晶シリコンと金
属又は金属シリサイドとの積層構造からなるゲート電極
を有するnMOSと、p型多結晶シリコンと金属又は金
属シリサイドとの積層構造からなるゲート電極を有する
pMOSとを形成する工程と、 前記nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極に
シリコン窒化膜からなるゲート側壁を形成する工程と、 前記各ゲート電極部及び前記ゲート側壁の表面にシリコ
ン窒化膜を形成する工程と、 前記nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極の
上層に層間絶縁膜を形成する工程と、 少なくとも前記nMOSのゲート電極とpMOSの電極
との間の前記シリコン窒化膜からなるゲート側壁の上面
が露出するように、前記シリコン窒化膜をストッパとし
て、前記層間絶縁膜のみをエッチングし、前記層間絶縁
膜にコンタクト孔を開口する工程と、 前記nMOSのゲート電極及びpMOSのゲート電極を
露出させるように、前記コンタクト孔直下の前記シリコ
ン窒化膜及び前記ゲート側壁を除去する工程と、前記コ
ンタクト孔内側壁及び前記nMOSのゲート電極及びp
MOSのゲート電極の露出部に金属配線層を形成し、前
記nMOSのゲート電極と前記pMOSのゲート電極と
を電気的に接続する工程とを有することを特徴とする半
導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09291986A JP3141825B2 (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09291986A JP3141825B2 (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11126828A JPH11126828A (ja) | 1999-05-11 |
JP3141825B2 true JP3141825B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=17776044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09291986A Expired - Fee Related JP3141825B2 (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3141825B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
JP3606515B2 (ja) | 2000-09-05 | 2005-01-05 | 沖電気工業株式会社 | デュアルゲート型cmos半導体装置及びその製造方法 |
JP5268962B2 (ja) * | 2010-02-09 | 2013-08-21 | パナソニック株式会社 | 半導体装置 |
WO2012132225A1 (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-04 | パナソニック株式会社 | 半導体装置及びその製造方法 |
CN104103588B (zh) * | 2013-04-10 | 2017-02-15 | 上海华虹宏力半导体制造有限公司 | Cmos器件的制造方法 |
-
1997
- 1997-10-24 JP JP09291986A patent/JP3141825B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH11126828A (ja) | 1999-05-11 |
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