JP3141780B2 - フリーアクセスフロア - Google Patents

フリーアクセスフロア

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JP3141780B2
JP3141780B2 JP08141424A JP14142496A JP3141780B2 JP 3141780 B2 JP3141780 B2 JP 3141780B2 JP 08141424 A JP08141424 A JP 08141424A JP 14142496 A JP14142496 A JP 14142496A JP 3141780 B2 JP3141780 B2 JP 3141780B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は機器類を耐震支持
可能なフリーアクセスフロアに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】フリー
アクセスフロアのフロアパネルは図4に示すようにスラ
ブ上に立設される支柱に四隅位置で支持されるが、基本
的には支柱上に接続した受け金物に水平方向に係合する
ことで水平方向の移動が防止されるに過ぎず、上下方向
には拘束されない。
【0003】従って、重量の大きい機器類をフロアパネ
ル上に設置する場合、機器類をフロアパネルにボルトで
接続してもスラブに固定することにはならないため、機
器類を耐震支持するには、図5に示すようにフロアパネ
ルのレベルからスラブに到達し、スラブに固定される荷
重支持能力のある架台に支持させ、固定する必要があ
る。
【0004】架台を既設のフリーアクセスフロアに設置
するには、架台と干渉する少なくとも4本の支柱を撤去
する必要があるが、1本の支柱は4枚のフロアパネルを
支持することから、支柱の撤去によって4本の支柱に支
持される1枚のフロアパネルの周囲に位置する8枚のフ
ロアパネルが支点を失うため、架台はその上のフロアパ
ネルの他、周囲の8枚のフロアパネルを支持する必要が
ある。
【0005】また架台の平面形状がパネル割りに合致し
ない場合にはフロアパネルを架台の平面形状に沿って切
り欠くことになるが、切欠きから残された部分に支柱は
ないため、架台はこの切り欠かれたフロアパネルも支持
する必要があり、いずれの場合も架台は四周にフロアパ
ネルを受ける受け片を持たなければならず、架台の構造
が複雑化する。
【0006】この発明は上記背景より既設のフリーアク
セスフロアに対して機器類を設置する際に支柱の撤去を
要さないフリーアクセスフロアを提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1では支柱上に根
太を連続的に敷設すると共に、根太上に機器類が接続さ
れるベースを載置して根太に接続することにより、既設
の支柱の撤去を要することなく、機器類を支柱に支持さ
せ、機器類の設置に伴う架台の四周への受け片の形成を
不要にする。
【0008】根太は支柱上に1方向に連続的に、並列し
て敷設され、支柱に接続される。フロアパネルは並列す
る根太に2辺で支持される。
【0009】機器類の平面形状がパネル割りに合致しな
い場合にもフロアパネルは2辺で支持されているため、
フロアパネルを機器類の平面形状に沿って切り欠く場合
にも切欠きから残された部分は根太に支持された状態を
保ち、格別の架台を要さない。
【0010】機器類は根太に平行な部分と根太に直交す
る部分を持つベースに接続され、支持される。ベースは
根太上に載置されて根太に接続される。
【0011】機器類は根太の長さ方向にはベースの根太
に平行な部分に支持され、根太に直交する方向にはベー
スの根太に直交する部分に支持されるため、機器類の2
方向の地震時の転倒に対する安定性が向上する。
【0012】既設のフリーアクセスフロアに機器類を設
置する場合には機器類の設置位置のフロアパネルのみを
撤去し、機器類をベースに接続すればよく、従来の架台
を設置する場合のような支柱を撤去する作業は不要にな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】フリーアクセスフロアは図1に示
すようにスラブ1と、その上に平面上、2方向に間隔を
おいて固定される支柱2と、支柱2上に1方向に連続的
に敷設される根太5と、並列する根太5,5に支持され
るフロアパネル6と、根太5上に載置されて根太5に接
続され、機器類9が接続されるベース8から構成され
る。
【0014】支柱2の上端には鉛直方向にボルト4が螺
合した受け金物3が接続し、根太5は受け金物3にボル
ト4により接続される。
【0015】根太5は隣接する支柱2,2間単位で分割
され、両端には連結片51,51が形成される。隣接する根
太5,5は図2に示すように支柱2上でそれぞれの連結
片51,51が互いに重なり、両連結片51,51を貫通するボ
ルト4により互いに連結されながら支柱2に接続され、
1方向に連続する。根太5はその連続する方向に直交す
る方向に並列する。根太5のレベル調整はボルト4によ
り行われる。
【0016】根太5,5が重なる部分の上面にはフロア
パネル6が接続するパネル止め7が固定され、フロアパ
ネル6はその四隅位置のパネル止め7に接続,あるいは
係合することにより水平面内の移動が拘束された状態で
並列する根太5,5に2辺で支持される。
【0017】根太5上には根太5に平行な部分と根太5
に直交する部分を持つベース8が架設され、ベース8上
に機器類9が載置され、接続される。図3に示すように
ベース8は根太5上に載置され、根太5とベース8を貫
通するボルト10により根太5に接続される。
【0018】図1,図3に示すようにフロアパネル6を
機器類9の平面形状に従って切り欠く場合にも切欠きか
ら残された部分が長方形状をするフロアパネル6は両側
の根太5,5に支持された状態に保たれるため、ベース
8に支持される必要はない。
【0019】フロアパネル6の隅角部が切り欠かれ、残
された部分が不整形になるフロアパネル6は完全に2辺
で支持される状態にならないため、切り欠かれた側は根
太5に平行なベース8の外側に突設された受け片81に支
持される。根太5に直交する方向のベース8には上記の
通り、受け片81は必要ない。
【0020】図面では根太5とベース8に山形鋼や溝形
鋼を使用しているが、ボルト4,10の挿通と締め付けに
支障のない形鋼であれば形状は問われない。
【0021】また本発明は既設のフリーアクセスフロア
に対して実施される他、新設のフリーアクセスフロアと
しても実施される。
【0022】
【発明の効果】支柱上に根太を連続的に敷設すると共
に、根太上に機器類が接続されるベースを載置して根太
に接続することで、ベースに機器類を支持させるため、
既設のフリーアクセスフロアに機器類を設置する際に既
設の支柱を撤去する必要がなく、従来の架台を設置する
場合のような支柱を撤去する作業が不要になる。
【0023】またフロアパネルは並列する根太に2辺で
支持され、機器類の設置によっても支柱の撤去を要さな
いことから、根太に2辺で支持される状態に保たれるた
め、機器類の設置に伴って根太に受け片を形成する必要
はない。
【0024】機器類の平面形状がパネル割りに合致しな
い場合にも、切欠きから残された部分が長方形状をする
フロアパネルは2辺で支持され、残された部分が不整形
になるフロアパネルも基本的に根太に支持された状態に
保たれるため、格別の架台を設置する必要がない。
【0025】機器類は根太の長さ方向にはベースの根太
に平行な部分に支持され、根太に直交する方向にはベー
スの根太に直交する部分に支持されるため、機器類の2
方向の地震時の転倒に対する安定性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフリーアクセスフロアを示した斜視図
である。
【図2】根太の連結の様子を示した斜視図である。
【図3】図1の根太の軸に直交する面を通る断面図であ
る。
【図4】従来のフリーアクセスフロアを示した斜視図で
ある。
【図5】図4のフリーアクセスフロアに架台を設置した
様子を示した斜視図である。
【符号の説明】
1……スラブ、2……支柱、3……受け金物、4……ボ
ルト、5……根太、51……連結片、6……フロアパネ
ル、7……パネル止め、8……ベース、81……受け片、
9……機器類、10……ボルト。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スラブと、その上に平面上、2方向に間
    隔をおいて固定される支柱と、支柱上に1方向に連続的
    に敷設され、支柱に接続される根太と、並列する根太に
    2辺で支持されるフロアパネルと、根太上に載置されて
    根太に接続され、機器類が接続されるベースから構成さ
    れ、ベースは根太に平行な部分と根太に直交する部分を
    持つフリーアクセスフロア。
  2. 【請求項2】 ベースの、根太に平行な部分の上面と根
    太に直交する部分の上面は同一面である請求項1記載の
    フリーアクセスフロア。
  3. 【請求項3】 ベースの、根太に平行な部分に受け片が
    ある請求項1、もしくは請求項2記載のフリーアクセス
    フロア。
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KR100808560B1 (ko) * 2007-11-22 2008-02-29 영성산업 주식회사 물탱크용 기초 패드를 이용한 자기수평조정식 물탱크시공방법
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