JPH065318U - ケーブルラック用係止金具 - Google Patents

ケーブルラック用係止金具

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Publication number
JPH065318U
JPH065318U JP4076792U JP4076792U JPH065318U JP H065318 U JPH065318 U JP H065318U JP 4076792 U JP4076792 U JP 4076792U JP 4076792 U JP4076792 U JP 4076792U JP H065318 U JPH065318 U JP H065318U
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JP
Japan
Prior art keywords
locking
cable rack
angle
cable
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP4076792U
Other languages
English (en)
Inventor
輝久 奥松
Original Assignee
日亜金属興業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日亜金属興業株式会社 filed Critical 日亜金属興業株式会社
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Publication of JPH065318U publication Critical patent/JPH065318U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物内に布設されるケーブルを支持するため
のケーブルラックを任意の設定角度に斜めにあるいはあ
る方向へ設定して係止するのに自由に設定角度を決めて
締め付け固定できる係止金具である。 【構成】 係止金具は、断面がL字状の2つの係止片
1、2とその上に接続される振止め3とから成り、2つ
の係止片同士及び係止片2と振止め3の間は回転自在に
設定角度を調整した後ボルト、ナット4、4’で固定す
る。この係止金具は水平なブラケット6に通常は固定さ
れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、高層ビル等の建物内に布設されるケーブル用のケーブルラックを 係止する金具に関する。
【0002】
【従来の技術】
高層ビル等の大きな建物内には近年の事務機器、いわゆるOA機器等の進歩に 伴なってこれら機器を配置し駆動するため多数の電線ケーブル等が布設される。 電線ケーブル等は、一般に建物支柱等を利用した専用のケーブル通路内や各層の 天井と床の間にケーブルラックを用いて布設される。
【0003】 ケーブルラックは、適宜間隔でケーブル通路内の壁面や天井裏面に係止金具に より固定されるが、このケーブル通路や天井裏面にはケーブルだけでなく水道管 やエアーダクト等の各種配管類も走っているため、ケーブルラックは高さレベル を少し変えたり、立上り方向を斜めにして走行方向を変えたりしている。
【0004】 このような場合、例えば水平な高さレベルを変えるラック長さ部分では側壁に 固定されたブラケットに係止金具を斜めに取り付け、この係止金具を介してケー ブルラックを係止する。係止金具としては、ブラケットに対する取付方向やケー ブルラックの斜め方向に対して取付の際に自由度が大きくなるように、例えば四 角形の板に平行な2つの長孔を設け、その中間で板を任意の角度屈曲させる係止 板をボルトを用いてケーブルラックとブラケットの間に取り付ける形式のものが 知られている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の係止金具は、係止板を中央で取り付け位置のケ ーブルラックの傾き等の条件に合せて折り曲げて使用する形式のものであるため 、使用するたびごとに折り曲げ作業が要求され、取付け箇所が多いとその作業が 極めて煩雑であり、スムースな作業の進行の妨げとなる。 又、取付角度の調整は係止板を折り曲げる方向のみしかできないため、取付位 置で交叉するときはブラケットそのものの取付角度まで予め調整しておかなけれ ば対処できない場合もある。
【0006】 この考案は、上記従来のケーブルラックの係止金具の現状に留意して、ケーブ ルラックの現場での設定取付角度に容易に適合し、単に締付けるだけの作業で短 時間に確実に固定できる構成の係止金具を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する手段としてこの考案は、断面L字状の2つの係止片を互い に回転自在に係止し、その一方にケーブルラックを係止するための振止めを回転 自在に係止して成るケーブルラック用係止金具の構成としたのである。
【0008】
【作用】
以上のように構成したこの考案の係止金具は、予め2つの係止片、振止めを互 いにゆるやかな状態で接続して作業位置へ持運びされる。作業位置ではその場所 で所定角度に設置されたケーブルラックに沿って係止金具の振止めを固定すると 共に、2つの係止片をそれぞれ水平なブラケット等の支持部材に固定するだけで 確実に固定される。
【0009】
【実施例】
以下この考案の実施例について図面を参照して説明する。 図1は実施例の係止金具の斜視図である。係止金具は断面がL字状の2つの係 止片1、2と、その上に設けた振止め3とから成る。2つの係止片1と2、及び 係止片2と振止め3のそれぞれは互いに回転自在に固定される。この場合、回転 自在に固定するとはケーブルラック5を所定角度に設置する際に、その傾斜角度 、向きに適合するように互いの設定角度に回転でき、その後の設定角度に固定で きることを意味するものとする。
【0010】 この実施例では係止片等を回転自在に固定するのに図示のボルト4、ナット4 ’を用いているが、その他にもリベット等同等の機能のものであれば使用できる 。係止片1、2間のボルト、ナット4、4’はケーブルラックの傾斜角を調整し 、係止片2と振止め3間のボルト、ナット4、4’は側壁との平行度を調整する のに用いられている。
【0011】 図示のように通常は上記係止金具はケーブルラック5の左右側方に対称な一対 のものとして取付けられ、これらを水平なブラケット6に固定する。ブラケット 6は、例えばケーブル通路内の垂直な側壁に沿って取付けた垂直ブラケット7に 対して水平に固定されている。
【0012】 この実施例の係止金具は上記のように構成したから、ケーブルラックを所定傾 斜角度等に配置し取付ける際にボルト、ナット4、4’を適宜調整して設定角度 にラックを締め付け固定すればラックは確実に固定される。 その際、ボルト、ナット4、4’を完全に締付けない状態でラックに取付けれ ばよいから、係止片1、2、振止め3、ボルト、ナット4、4’などはゆるい状 態で互いに接続しておき、固定する際にボルト、ナット4、4’を締め付けるだ けで簡単にラックを固定できる。従って、取付け現場ではボルト、ナットを締付 けるだけの作業で短時間に大量に取付けができる。
【0013】
【効果】
以上詳細に説明したように、この考案の係止金具は2つの係止片と振止めを互 いに回転自在に係止し得る構成のものとしたから、ケーブルラックに取り付けて 設定角度にラックの取付角度を調整するとその状態で係止片等を固定することに よって極めて簡単にかつ確実にケーブルラックを固定することができ、それ以外 の余計な作業を必要としないから、短時間に大量の係止作業を可能とするなど種 々の利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の係止金具の外観斜視図
【図2】同上の側面図
【図3】同上の正面図
【符号の説明】
1 係止片 2 係止片 3 振止め 4 ボルト 4’ ナット 5 ケーブルラック 6、7 ブラケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面L字状の2つの係止片を互いに回転
    自在に係止し、その一方にケーブルラックを係止するた
    めの振止めを回転自在に係止して成るケーブルラック用
    係止金具。
JP4076792U 1992-06-15 1992-06-15 ケーブルラック用係止金具 Pending JPH065318U (ja)

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JP4076792U JPH065318U (ja) 1992-06-15 1992-06-15 ケーブルラック用係止金具

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JPH065318U true JPH065318U (ja) 1994-01-21

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6157675B1 (ja) * 2016-03-31 2017-07-05 三菱電機株式会社 ケーブルトレイ固定構造
JP7165252B1 (ja) * 2021-11-24 2022-11-02 東芝プラントシステム株式会社 ケーブルトレイ斜向部トレイサポート及びケーブルトレイ斜向部の支持方法

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