JP5213048B2 - 天井振れ止めシステム - Google Patents

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Description

この発明は、軽量鉄骨の天井下地構造における天井振れ止めシステムに関するものである。
一般的な軽量鉄骨による天井の構造としては、特開平6−73831号公報や特開平6−346547号公報などに記載されたものがある。これら一般的な天井構造は、上階の床スラブや屋根スラブの下面にインサートを埋設しておき、このインサートに吊ボルトなどを螺合して複数本の吊ボルトをスラブ下に吊下げ、この吊ボルトによって野縁受けと、この野縁受けに直交する野縁を吊下げ、野縁の下に天井ボードを固定するものである。
このような天井の構造では、吊ボルトはスラブなどの建造物構造体の下にブラ下がっているだけであり、天井内にブレースはあるものの、全体の振れを止めるほどの強度は想定されていないため、地震時には天井全体が振り子のように振れることになる。特に、例えば集会施設、生産施設、体育館、劇場などの構造物は、広い天井面積を有する構造や天井ふところ(天井内スペース)が大きい構造であり、地震の揺れに同調して天井面が揺れ、振り子のような大きな振れとなると、天井全体の重量が振れる方向へ慣性として作用し、吊ボルトや取付け金具に作用する。
特願2008−93524号の耐震補強金具では、地震によって天井下地構造に生じる衝撃力に対して斜めブレース(振れ止め)が有効に働き天井下地構造が変位して衝撃力を吸収することができ、天井下地構造の耐震性能を向上させることができるが、広い天井面積を有する構造物や天井ふところが大きい構造物では、そのままでは振れ止め反力が得られる位置まで斜めブレースを延長する必要があり、その分材料断面積が大きなものとなるため材料の無駄が発生して不経済であり、しかも斜めブレースや吊ボルトが天井内に錯綜して埋め尽くされることから、例えば設備配管などの自由な配置が制限される問題があった。
特開平6−73831号公報 特開平6−346547号公報 特願2008−93524号
この発明が解決しようとする課題は、広い天井面積を有する構造物や天井ふところが大きい構造物の天井内では、ブレースなどの振れ止め材が長くなり、材料の無駄が発生し、しかも振れ止め材や吊ボルトが天井内に多数交差して埋め尽くされるために、設備配管の自由な配置が制限され、耐震対策としての天井振れ止めを効率的に施工することが困難だったことである。
前記課題を解決し、かつ目的を達成するために、この発明は、以下のように構成した。
請求項1に記載の発明は、軽量鉄骨の天井下地構造における天井振れ止めシステムであって、
天井内にある構造部材の底面と対面する面を有する支持部と、その支持部から垂下する振れ止め材取付部とを有する支持部材と、
前記振れ止め材取付部に取り付けられる複数の振れ止め材とを備え、
前記支持部材には、前記支持部に複数の支持長孔が、前記振れ止め材取付部に複数の取付長孔がそれぞれ適宜間隔で形成されており、
前記支持部の前記支持長孔に係止金物を挿入して前記構造部材に係止して固定し、
前記複数の振れ止め材は、前記振れ止め材取付部の前記取付長孔の間隔をあけた箇所に、それぞれ前記振れ止め材の上端部を固定するとともに、その下端部に、天井面下地材に固定される耐震金具を取り付ける、
ことを特徴とする天井振れ止めシステムである。
前記構成により、この発明は、以下のような効果を有する。
請求項1に記載の発明では、天井内にある構造部材の底面と対面する面を有する支持部と、その支持部から垂下する振れ止め材取付部とを有する支持部材と、振れ止め材取付部に取り付けられる複数の振れ止め材とを備え、支持部材の支持部は、その支持長孔に係止金物を挿入して構造部材に係止して締め付けることにより簡単かつ確実に固定することができる。また、複数の振れ止め材は、振れ止め材取付部の取付長孔の間隔をあけた箇所に、それぞれ振れ止め材の上端部を固定するとともに、その下端部に天井面下地材に固定される耐震金具を取り付ける簡単な取付構造で、地震の揺れに同調して天井が揺れることを防止できる。また、広い天井面積を有する構造物でも、天井内にある構造部材を利用して支持することで、振れ止め材を短くすることができ、材料の無駄がなくなり、しかも振れ止め材や吊ボルトなどが天井内に錯綜して埋め尽くされることがなく、例えば設備配管などの自由な配置が可能で、耐震対策としての天井振れ止めを効率的かつ簡易に施工することができる。
広い天井面積を有する構造物や天井ふところが大きい構造物に実施の形態1の構造部材と耐震金具を施工した状態を示す斜視図である。 実施の形態1の天井振れ止めシステムを説明する図である。 実施の形態1の構造部材と支持部との固定及び振れ止め材取付部と複数の振れ止め材との固定を示す斜視図である。 実施の形態1の構造部材と支持部との固定を示す他の実施の形態の正面図である。 支持部材の他の実施の形態を示す図である。 実施の形態2の構造部材と支持部との固定を示す斜視図である。 実施の形態3の支持部材を示す図である。 実施の形態3の構造部材と支持部との固定を示す斜視図である。 実施の形態3の構造部材と支持部との固定を示す断面図である。 実施の形態4の支持部材の振れ止め材取付部と振れ止め材を固定した状態を示す斜視図である。 天井振れ止めシステムが実施される他の例を示す図である。
以下、この発明の天井振れ止めシステムの実施の形態について説明する。この発明の実施の形態は、発明の最も好ましい形態を示すものであり、この発明はこれに限定されない。
(実施の形態1)
この実施の形態の天井振れ止めシステムの構成を、図1乃至図4に基づいて説明する。在来工法による軽量鉄骨の天井下地構造は、図1に示すように、構造物20が例えば集会施設、生産施設、体育館、劇場などの場合には、広い天井面積や大きい天井ふところを有する。この構造物20の天井50には、大型の野縁6を平行に所定幅で複数個配置し、この平行に配置した複数個の野縁6の間にはそれぞれ複数個の小型の野縁7を配置している。この大型の野縁6と小型の野縁7は、同じ高さで、かつ同じ長さになっている。大型の野縁6と小型の野縁7に対して直交する方向に複数個の野縁受8が配置されている。この大型の野縁6と野縁受8とは、クリップ10で固定され、小型の野縁7と野縁受8とは、クリップ11で固定されている。
この構造物20の天井内には、梁下弦材などの構造部材60が、多くが水平方向に設けられ、この構造部材60はH型鋼やラチス形式の梁などで構成されているが、これに限定されない。天井下地構造では、野縁6,7と野縁受8は、既存のものが用いられ、鋼材やアルミ合金材などを採用することができるが、それらに限ることなく、在来工法による軽量鉄骨の天井下地構造に用いられるものであれば、どのような材質からなるものでもよい。
野縁7と野縁受8の交差部には、耐震金具Aが固定され、耐震金具Aは第1の金具1と第2の金具2により構成され、この第1の金具1と第2の金具2は、例えば鋼板などで成形された板材などからなる。この耐震金具Aとしては、特願2008−93524号に記載の耐震補強金具が用いられるが、これに限定されず公知の耐震金具を用いることができる。
この軽量鉄骨の天井下地構造には、天井振れ止めシステムBが備えられる。この天井振れ止めシステムBは、図2及び図3に示すように、支持部材3と、複数の振れ止め材4とを備えている。
この実施の形態の支持部材3は、L型鋼を用いているが、断面コ字型鋼、T型鋼などを用いても良い。L型鋼からなる支持部材3は、構造部材60の底面60aと対面する面状の支持部3aと、この支持部3aから垂下する面状の振れ止め材取付部3bを有する。支持部3aには、適宜間隔で複数の支持長孔3a1が形成され、また振れ止め材取付部3bには、適宜間隔で複数の取付長孔3b1が形成されている。支持長孔3a1と取付長孔3b1は、支持部3aと振れ止め材取付部3bの強度を確保するように1個の通し孔にしないで、適宜間隔で複数形成されている。
支持部材3は、その支持部3aを構造部材60の底面60aに当てがい、それぞれの対向する支持長孔3a1に係止金物であるフック金物5を下方から挿入し、その先端屈曲部5aを構造部材60の下側部材60bに係止してフック金物5のナット5bによって締め付け、先端屈曲部5aと支持部3aとで構造部材60の下側部材60bを挟み込んで固定し、天井内にある構造部材60の底面60aに支持部材3を取り付け固定する。
この実施の形態では、支持部3aの支持長孔3a1と、振れ止め材取付部3bの取付長孔3b1とが同じ位置に、同じ大きさで形成されており、リバーシブル利用が可能であり、作業者は支持部3aでも、振れ止め材取付部3bでも天井内にある構造部材60に取り付け固定することができ、支持部材3の取り付けが容易で施工性がよい。また、支持部3aの支持長孔3a1と、振れ止め材取付部3bの取付長孔3b1とは、その位置や大きさを変えることで、支持部3aは構造部材60に取り付け固定する専用とし、振れ止め材取付部3bは振れ止め材4を取り付ける専用としてもよい。
この実施の形態のそれぞれの振れ止め材4は、断面コ字型鋼を用いているが、平鋼、I型鋼などを用いても良い。この振れ止め材4の上端部4aと下端部4bには、それぞれ取付孔4a1,4b1が形成されており、支持部材3の振れ止め材取付部3bに形成された取付長孔3b1の間隔をあけた箇所に、それぞれ振れ止め材4の上端部4aを当てがう。それぞれ振れ止め材4の上端部4aは、支持部材3の振れ止め材取付部3bを挟んで反対側に位置しており、それぞれの取付孔4a1と振れ止め材取付部3bの取付長孔3b1にボルト80を、座金81を介して貫通させ、このボルト80の先端にナット82を螺着して固定する。それぞれの振れ止め材4は、下端部4bが交差するように斜め逆三角形状に配置し、支持部材3から垂下して取り付けられる。振れ止め材4の下端部4bを耐震金具Aの第2の金具2に当てがい、取付孔4b1にボルト65を貫通し、ボルト65の先端部にナット66を螺着して耐震金具Aの第2の金具2に締め付け固定して耐震金具Aを取り付ける。
この実施の形態の支持部材3は、その支持長孔3a1にフック金物5を挿入して構造部材60の底面60aにフック金物5の先端屈曲部5aを係止して締め付けることにより簡単かつ確実に固定することができる。また、複数の振れ止め材4は、支持部材3の取付長孔3b1の間隔をあけた箇所に、それぞれ振れ止め材4の上端部4aを固定するとともに、その下端部4bに天井面下地材に固定される耐震金具Aを取り付ける簡単な取付構造で、地震の揺れに同調して天井が揺れることを防止できる。
また、広い天井面積を有する構造物や天井ふところが大きい構造物20でも、天井内にある構造部材60を利用して支持部材3を取り付け、この支持部材3に耐震金具Aを複数の振れ止め材4によって支持する簡単な取付構造で、地震の揺れに同調して天井が揺れることを防止できる。また、振れ止め材4を短くすることができ、材料の無駄がなくなり、しかも振れ止め部材4や吊ボルトが天井内に錯綜して埋め尽くされることがなく、例えば設備配管などの自由な配置が可能で、耐震対策としての天井振れ止めを効率的かつ簡易に施工することができる。
この振れ止め材4は、上端部4aのナット82を緩めた状態とすることで、ボルト80が支持部材3の取付長孔3b1に沿って自由にスライドして移動でき、天井50と構造部材60との高さや位置の調整が可能であり、構造部材60を、設備配管などを避けて配置することができる。このように、振れ止め材4の斜めの配置位置を変える簡単な構成で、天井50と構造部材60との高さや位置の調整をすることができ、構造部材60の微細な位置変更にも容易に対応することができる。
また、図2,図3の実施の形態では、構造部材60の真下に耐震金具Aが位置するように、支持部材3と、振れ止め材4とを配置しているが、図4の実施の形態では、支持部材3を長いものを用い、支持部材3を隣接する構造部材60に掛け渡して固定し、支持部材3の適宜位置に振れ止め材4の上端部4aを取り付け、下端部4bに耐震金具Aを取り付けるようにしてもよい。
また、支持部材3は、図5に示すように構成することができる。この実施の形態の支持部材3は、図2,図3の実施の形態と同様に構成されるが、支持部3aと振れ止め材取付部3bとの一部に凹み部3cを形成し、支持部3aには平面の一部に曲面を形成している。この支持部材3は、パイプ状断面のラチス梁やスラブスペースフレーム下部などの構造部材60の底面60aに支持部3aの凹み部3cを当てがい、構造部材60の上面から取付金具61を当てがい、フック金物5を支持部3aから挿入して取付金具61にフック金物5の先端屈曲部5aを係止して締め付けることによりパイプ状断面のラチス梁やスラブスペースフレーム下部などの構造部材60に支持部材3を簡単かつ確実に固定することができる。
(実施の形態2)
この実施の形態の天井振れ止めシステムの構成を、図6に基づいて説明する。この実施の形態では、広い天井面積を有する構造物や天井ふところが大きい構造物20には、梁下弦材などの構造部材60が設けられる。この構造部材60は、プレート61と、このプレート61に固定された補強プレート62とから構成されている。支持部材3は、実施の形態1と同様に構成されるが、支持部材3の支持部3aをプレート61の底面に当てがい、それぞれの対向する両端部の支持長孔3a1にフック金物5を下方から挿入し、その先端屈曲部5aをプレート61の対向する端部61bに係止してフック金物5のナット5bによって締め付け、先端屈曲部5aと支持部材3とでプレート61の端部61bを挟み込んで固定し、天井内にあるプレート61の底面に支持部材3を斜めに交差して取り付け固定する。
このように、支持部材3は、支持部3aの両端部の支持長孔3a1を利用して構造部材60に固定することで、支持部材3を構造部材60に対して斜めにし、振れ止め部材が構造部材60に対して平行あるいは直交しない場合でも対応することができる。
(実施の形態3)
この実施の形態の天井振れ止めシステムの構成を、図7乃至図9に基づいて説明する。
この実施の形態では、支持部材3が、図7に示すように、平面から見て十字形状に形成されており、その中央に交点がある。支持部材3は、鋼材で形成されたベース3eと、このベース3eに溶接された鋼材で形成されたプレート3fからなる。ベース3eは、平面から見て8角形の側壁3e1を有する蓋状に形成され、天井部3e2には円弧状の支持長孔3a1が4箇所に形成されている。プレート3fは、T型鋼で形成され、プレート3fの端部がベース3eの対向する4箇所の側壁3e1に溶接で固定され、このそれぞれのプレート3fの振れ止め材取付部3bには取付長孔3b1が複数形成されている。プレート3fは、T型鋼に限らず、断面コ字状の鋼材等でもよい。
この支持部材3は、図8及び図9に示すように、ベース3eの天井部3e2の面とプレート3fの面とを梁下弦材などからなる構造部材60の底面60aに当てがい、それぞれの支持長孔3a1にフック金物5を下方から挿入し、その先端屈曲部5aを構造部材60のフランジ部60cに係止してフック金物5のナット5bによって締め付け、先端屈曲部5aと天井部3e2とで構造部材60のフランジ部60cを挟み込んで固定し、天井内にある構造部材60の底面60aに支持部材3を取り付け固定する。
この実施の形態では、支持部材3のベース3eに円弧状の支持長孔3a1が4箇所に形成されているから、円弧状の支持長孔3a1に沿ってフック金物5を移動し、構造部材60の幅に合わせて取付位置を調整することができる。
(実施の形態4)
この実施の形態の天井振れ止めシステムの構成を、図10に基づいて説明する。この実施の形態では、支持部材3が、長いT型鋼3gと、この長いT型鋼3gの中央の両側に溶接された短いT型鋼3hから略十字形に構成されている。長いT型鋼3gには、支持部3aに支持長孔3a1が複数形成され、短いT型鋼3hにも同様に支持部3aに支持長孔3a1が複数形成されている。また、長いT型鋼3gには、振れ止め材取付部3bに取付長孔3b1が複数形成され、短いT型鋼3hにも同様に振れ止め材取付部3bに取付長孔3b1が複数形成されている。
この支持部材3は、長いT型鋼3gと、短いT型鋼3hとによって形成された支持部3aを梁下弦材などからなる構造部材の交差する部分などの底面に当てがい、実施の形態1と同様に、構造部材の底面に支持部材3を取り付け固定する。この実施の形態の支持部3aは、長いT型鋼3gと、短いT型鋼3hによって構成されているが、T型鋼に限らず、断面コ字状の鋼材等でもよい。
この支持部材3の4方向に設けられた取付長孔3b1に、それぞれ振れ止め材4の上端部4aを固定するとともに、その下端部4bに天井面下地材に固定される耐震金具を取り付ける。それぞれ振れ止め材4は、上端部4aのナット82を緩めた状態とすることで、ボルト80が支持部材3の取付長孔3b1に沿って自由にスライドして移動でき、天井と構造部材との高さや位置の調整が可能である。
(天井内にある構造部材の構造)
この天井振れ止めシステムBは、天井内にある構造部材に実施され、この構造部材には特に制限がないが、図11に示すような構造部材にも適用できる。図11(a)は、ぶどう棚やキットウォーク100を設置して構造部材とし、
この構造部材に支持部材3を固定する。図11(b)は、梁せいが高い梁101を施工し、この梁101の下弦材を構造部材とし、この構造部材に支持部材3を固定する。図11(c)は、水平部材(ぶどう棚)110を低い位置に施工し、この水平部材(ぶどう棚)110を構造部材とし、この構造部材に支持部材3を固定する。図11(d)は、剛な吊り下げ材130を用いて水平部材131を低い位置に施工し、ワイヤー132で水平部材131の振れ止めを行い、この水平部材131を構造部材とし、この構造部材に支持部材3を固定する。
この発明は、軽量鉄骨の天井下地構造における天井振れ止めシステムに適用でき、簡単な取付構造で、地震の揺れに同調して天井が揺れることを防止できる。また、広い天井面積を有する構造物や天井ふところが大きい構造物でも、振れ止め材を短くすることができ、材料の無駄がなくなり、しかも振れ止め材や吊ボルトが天井内に交差して埋め尽くされることがなく、例えば設備配管などの自由な配置が可能で、耐震対策としての天井振れ止めを効率的かつ簡易に施工することができる。
A 耐震金具
B 天井振れ止めシステム
1 第1の金具
2 第2の金具
3 支持部材
3a 支持部
3a1 支持長孔
3ba 振れ止め材取付部
3b1 取付長孔
4 振れ止め材
4a 振れ止め部材4の上端部
4b 振れ止め部材4の下端部
4a1,4b1 取付孔
5 フック金物
5aフック金物5の先端屈曲部
5b フック金物5のナット
6,7 野縁
8 野縁受
20 構造物
50 天井
60 構造部材
60a 構造部材60の底面
60b 構造部材60の下側部材
65,80 ボルト
81 座金
66,82 ナット

Claims (1)

  1. 軽量鉄骨の天井下地構造における天井振れ止めシステムであって、
    天井内にある構造部材の底面と対面する面を有する支持部と、その支持部から垂下する振れ止め材取付部とを有する支持部材と、
    前記振れ止め材取付部に取り付けられる複数の振れ止め材とを備え、
    前記支持部材には、前記支持部に複数の支持長孔が、前記振れ止め材取付部に複数の取付長孔がそれぞれ適宜間隔で形成されており、
    前記支持部の前記支持長孔に係止金物を挿入して前記構造部材に係止して固定し、
    前記複数の振れ止め材は、前記振れ止め材取付部の前記取付長孔の間隔をあけた箇所に、それぞれ前記振れ止め材の上端部を固定するとともに、その下端部に、天井面下地材に固定される耐震金具を取り付ける、
    ことを特徴とする天井振れ止めシステム。
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