JP6329803B2 - 床の防振装置及びこれを用いた防振床構造 - Google Patents

床の防振装置及びこれを用いた防振床構造 Download PDF

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Description

本発明は、体育館等の建物の床の防振装置及びこれを用いた防振床構造に関する。
従来、建物の床構造では、床の基礎面の上方に床材を敷設した床高の二重床構造が知られている。このような二重床の場合、耐荷重性に加えて、横揺れに対する補強を行い、床の耐振性能を向上する試みが行われている。
例えば特許文献1に記載の防振二重床は、図10に示すように、床下地80の各格子目にそれぞれフロアーパネル82を取り外し可能に布設して躯体床84上に二重床86を構築し、一方、支柱88の下端に水平な脚版89を、また、上端に水平な台版90を一体に連設するとともに、その高さを二重床の床高さに適合させ、平面形状を上記単位フロアーパネルに適合させて適数のプレキャストコンクリート防振機械基礎92を設け、これらを、布設したフロアーパネルの任意のものに代えて上記格子目中に配したものであり、これにより施工、変更等を容易にし、水平・鉛直方向振動に対する防振性能を向上させるというものである。
また、特許文献2には、建物のコンクリート製のフロア床と、上部に空間を形成する根太の上に固定されたフリーアクセスパネルで構成された二重床の根太に、床部の剛性を高くするために鉄骨支柱を設けて床部の固有振動数を高くし、フリーアクセスパネルの揺れの増幅を防止又は抑制し、耐震性能を向上させる二重床の耐振補強構造の記載がある。
特許文献3に記載の乾式二重床等に用いられる防振支持具は、躯体床スラブ上に固定される脚部材、防振ゴムにより形成された防振材、及び凸部の下部に連結された受け板部を備えた受け金具を有し、凸部の内部には空間部が形成され、受け板部の平坦な上面により仕上げ床の下面を支持するように構成されたものである。
特開平10−299146号公報 特開2010−24649号公報 特開2002−167947号公報
さて、上記特許文献1に記載のプレキャストコンクリート防振機械基礎は、重量物であることから運搬、施工に手間がかかり、また水平・鉛直方向の防振性能を有するものの、緩衝性に欠けるという問題がある。特許文献2に記載の二重床では、鉄骨支柱を設けて床部の剛性を高めているが、これについても水平断面がH状の支柱部に上部プレート、下部プレートを設けた重量構造であることから、運搬、施工に手間がかかるという問題がある。また、特許文献3の二重床に用いる防振支持具は、縦の振動に対する防振機能を有する一方、横の揺れ振動に対しては十分な対策がとれないという問題がある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、床の横揺れに対して十分な防振機能を有し、併せて施工性、経済性にも優れた床の防振装置及び防振床構造を提供することを目的とする。
以上の技術的課題を解決するため、本発明に係る床の防振装置は、図1等に示すように、基礎面4上に並べて配置され、床パネル7及びこの床パネルを支持する支持脚20からなる置き床材6の内、一部の置き床材6に取り付けられる床の防振装置2であって、上記置き床材の床パネル7に取り付けられる基板60、及びこの基板60に固定される床部防振具36からなる床部防振部材10と、上記基礎面4上に立設固定される固定脚28、この固定脚の上部に固定されるブラケット材30、このブラケット材30と基礎面4との間に配置される複数の筋かい材32、及び上記ブラケット材30に固定され、上記床部防振具36と嵌め合わされる基部防振具34、からなる基部防振部材8と、を有する構成である。
これにより、上記置き床材6の上部に敷設される床材14,16と連動する上記床部防振部材10の床部防振具36と、上記基礎面4と連動する上記基部防振部材8の基部防振具34との間の相対的な揺れの変位に対して、上記基部防振具34と上記床部防振具36とが互いに係合し、上記基部防振具34に対して上記床部防振具36の揺れを緩和し、また置き床材の緩衝性能に支障をきたすこともない。
本発明に係る床の防振装置は、上記床部防振具を上記基板に下向きに固定される筒状部材で形成し、上記基部防振具を上記ブラケット材に上向きに固定され、上記床部防振具の内部に差し込まれ、余裕をもって嵌め合わされる柱状部材で形成した構成である。
本発明に係る床の防振装置は、上記基部防振具と上記床部防振具との間に、緩衝材74を介在させた構成である。
本発明に係る床の防振装置は、上記床パネル7に取付孔66を設け、この取付孔66に上記床部防振部材10の床部防振具36を嵌め入れ、上記床部防振部材10の基板60を上記床パネル7の上部に配置し固定した構成である。
本発明に係る床の防振装置は、上記筋かい材32としてターンバックルを用いた構成である。
本発明に係る床の防振装置は、上記置き床材6の支持脚20の下端部に、弾性材からなる台座22を設けた構成である。
本発明に係る防振床構造は、上記置き床材6を、上記基礎面4に千鳥状又は碁盤の目状に配置した床構造であって、一部の上記置き床材6に上記何れかに記載の床の防振装置を取り付けた構成である。
本発明に係る床の防振装置によれば、置き床材の床パネルに取り付けられ、基板に床部防振具が固定された床部防振部材と、固定脚の上部のブラケット材と基礎面との間に配置される筋かい材、及びブラケット材に固定され、上記床部防振具と嵌め合わされる基部防振具からなる基部防振部材と、を有する構成を採用したから、水平剛性が補強され、基礎面に対する床全体の揺れを緩和して、床の防振性能が高められ、併せて置き床材の緩衝性能も維持され、また置き床材に対する揺れの負荷が軽減され、加えて施工も容易で施工性にも優れるという効果を奏する。
本発明に係る床の防振装置によれば、床部防振具を下向きの筒状部材で形成し、基部防振具を、床部防振具の内部に差し込まれ、余裕をもって嵌め合わされる柱状部材で形成した構成により、床の横揺れに対する防振性能が高められ、また構造が簡単で施工性、経済性にも優れるという効果がある。
本発明に係る床の防振装置によれば、基部防振具と床部防振具との間に、緩衝材を介在させた構成により、両防振具間の軋み音が防止され、衝撃が緩和、防止されるという効果がある。
本発明に係る床の防振装置によれば、床パネルに取付孔を設け、この取付孔に床部防振部材の床部防振具を嵌め入れ、床部防振部材の基板を床パネルの上部に配置し固定したから、施工性及び安定性に優れ、また取付孔により床部防振具が保持(水平荷重)され、床部防振部材の取付け強度が高められるという効果がある。
本発明に係る床の防振装置によれば、筋かい材としてターンバックルを用いた構成により、張力等の調整操作が簡単で施工性が良いという効果がある。
本発明に係る床の防振装置によれば、置き床材の支持脚の下端部に、弾性材からなる台座を設けた構成により、床の緩衝性能が良くなるという効果があり、また防振効果により、台座のずれ或は剪断的な荷重が緩和され、台座の耐久性も良いものとなる。
本発明に係る防振床構造によれば、置き床材を、基礎面に千鳥状又は碁盤の目状に配置した床構造であって、一部の置き床材に上記何れかに記載の床の防振装置を取り付けた構成を採用したから、上記と同様、水平剛性が補強され、基礎面に対する床全体の揺れ(横揺れ)を緩和して、床の横揺れに対する防振性能が高められ、また置き床材に対する揺れの負荷が軽減され、加えて施工も容易で施工性にも優れるという効果がある。
実施の形態に係る床の防振装置及び防振床構造を示す図である。 実施の形態に係る床の防振装置を示す分解図である。 基部防振部材のブラケット材を示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図である。 ブラケット材の受けプレートを示す図で、(a)は正面図、(b)は底面図である。 (a)はブラケット材の鋼片を示す正面図、(b)は側面図、(c)は平面図であり、(d)はブラケット材の十字部を示す平面図である。 (a)は基体部に固定された基部防振具を示す正面図、(b)は同平面図であり、(c)は基部防振具に被着される緩衝材を示す図である。 他の形態に係るブラケット材を示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図である。 床部防振部材を示す図で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は底面図である。 ブラケット材に固定された基部防振具と床パネルに固定された床部防振具とを嵌め合わせ、基部防振具に支持ボルトを挿通した状態を示す部分断面図である。 従来例に係る防振二重床を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、置き床(乾式二重床)として、建物の床の基礎面4上に配置した置き床材6の内、一部の置き床材6に防振装置2を取り付けた防振床構造を示したものである。
この防振装置2は、置き床(乾式二重床)として、建物の基礎面4上に配置される置き床材6、基礎面4に固定される基部防振部材8、及び置き床材6の床パネル7に固定される床部防振部材10を有する。
上記置き床材6の床パネル7の上部には、床材として合板等からなる捨て板材14、及び仕上げ材16が順に配置され、置き床の床18を構成している。
上記防振装置2は、体育館等のスポーツ施設、公共施設、医療・介護施設、商業施設、オフイス・複合施設等の床、或いは床高の舞台等に適用可能である。
置き床材6は、床パネル7、及びこれを支持する支持脚20からなり、基礎面4上に千鳥状(千鳥張)或は碁盤の目状に縦横に並べて配置される。床パネル7は、パーティクルボード等の木質性の板材で、形状は長方形或いは正方形等の矩形形状のものを用いる。
置き床材6は、床パネル7を複数(4本以上)の支持脚20で支持する。
上記支持脚20は、ゴムなどの弾性材からなり縦断面が台形状の台座22、この台座22の中央凹部に下端部を突入し、上部寄りにねじ溝が刻設された鋼製の支持ボルト23、内部にねじ溝が刻設された鋼製の筒部24、及びこの筒部24の上端部に固定される円板状の受け部25を有する。この支持脚20は、支持ボルト23に筒部24が螺合し高さ調整が可能である。
受け部25は、ねじ等の止着具によって床パネル7に固定されている。床パネル7には、角部近傍等少なくとも4か所の下部に支持脚20が取り付けられ、これら支持脚20は台座22により床パネル7を弾性支持し、床18の緩衝性能を良くしている。
地震或は床上の運動等により、置き床の床18に横揺れが発生した場合、床18の揺れと基礎面4の揺れとの間に相対的な変位が生じ、支持脚20が揺れ或は台座22がずれる等の支障が生じるおそれがある。このため、上記防振装置2によって、床18と基礎面4との横揺れの相対的な変位を、所定範囲内に制限し、床18の水平剛性を補強し、床18の防振・耐振性能を高める。
図2にも示されるように、上記基部防振部材8は、基礎面4に立設固定される固定脚28、この固定脚28の上部に固定されるブラケット材30、筋かい材32、ブラケット材30の上部に固定される基部防振具34を有する鋼製の部材である。
また上記床部防振部材10は、基板60及びこの基板60に固定される床部防振具36を有する。この床部防振具36と上記基部防振具34とは、嵌め合わされ互いに係合する。
上記固定脚28は、板状の固定台座38、この固定台座38に立設固定される筒状の支持台40、この支持台40の上部に固定されたナット42、全体にねじ溝が刻設された支持ボルト44等を有している。支持台40に固定されたナット42に支持ボルト44を螺入し、所定の高さ位置で、支持ボルト44に螺着された別のナット43を締め、支持台40に支持ボルト44を固定する。この支持ボルト44は、その固定位置を定めて高さ調整を行う。
図3に示すように、上記ブラケット材30は鋼製で、中空円形の受けプレート48、及びこの上部に溶接により固定され、ブラケット片50が四方に形成された十字部52からなる。この受けプレート48は図4に示すように、中央に孔部47が設けられ、この中央上部に孔部47と孔が貫通する状態でナット46が溶接により固定されている。
上記十字部52は、鋼片56を4枚用いて形成する。この鋼片56は図5に示すように、細長い長方形の4角部を面取りし両側にそれぞれ孔部54を穿設し、これを頂部が平坦(平坦部55)な山形に屈曲したものであり、左右にブラケット片50が直角に開いた形状である。そして、各鋼片56のブラケット片50の背中同士を重ね合わせ、この重ねた部位を溶接等により固着すると、ブラケット片50が十字状に形成された十字部52が得られる。
このようにブラケット片50同士を重ねることで、剛性、強度を確保する。この十字部52の中央部には、平坦部55に囲まれた断面正方形状の空洞部39が形成される。このブラケット材30の形態として、各ブラケット片50には孔部54を利用して筋かい材32が取り付けられ、またブラケット材30の上部には基部防振具34が固定される。
図6に示すように、上記基部防振具34は、鋼材からなる断面円形の柱状部材である。この基部防振具34は、中実、中空何れであってもよいが、ここでは中空(中空孔35)のパイプ状のものを使用している。この基部防振具34は、中央部に孔部59が形成された円板状の鋼板からなる基体部58の中央上部に、両孔(中空孔35及び孔部59)を貫通させた状態で溶接により固定されている。
基部防振具34は、ブラケット材30の十字部52の中央部の上部に、基体部58とともに溶接により固定する。このときブラケット材30の空洞部39は、これと上部の基部防振具34の基体部58の孔部59、及び基部防振具34の中空孔35とともに孔が貫通した状態となり、下記支持ボルト44が基部防振具34の中空孔35まで挿通可能となる。
また、基部防振具34と床部防振具36とはともに鋼材からなるため、両者が接触した場合には、衝撃が生じ、軋み音が発生することが予想される。このため、ここでは柱状の基部防振具34に筒状の緩衝材74を被せ、或いは基部防振具34の外周面に同板状の緩衝材を巻き付け接着する。緩衝材74として、ゴム、合成樹脂等の弾性材を用いる。
緩衝材74として、ここでは硬度70°(±5°)の天然ゴム(NR)を用いている。緩衝材74により、基部防振具34と床部防振具36との間の軋み音が防止され、併せて両防振具間の衝撃が緩和される。
ブラケット材30は、受けプレート48のナット46により、固定脚28の支持ボルト44の上部近傍に螺着され、高さ調整可能に取り付けられる。このブラケット材30は、所定の高さに調節した後、支持ボルト44に螺着されたナット45を締め付けて、その高さ位置に固定する。
このとき、支持ボルト44の上端部は、ブラケット材30の中心位置の空洞部39を通過し、この上部の基部防振具34の中空孔35に突入した状態になるよう構成する。このように、支持ボルト44の上端部を基部防振具34の中空孔35の奥まで突入させることで、支持ボルト44により基部防振具34の剛性が補強され固定が強固になる。
図7は、他の形態のブラケット材31を示したものである。
このブラケット材31は鋼製で、中空円形の受けプレート48、及びこの上部に溶接により固定され、ブラケット片51が四方に配置された十字部53からなる。
十字部53は、鋼片57を2枚用いて形成する。この鋼片57は、細長い長方形状の4角部を面取りし両側にそれぞれ孔部54を穿設し、これを頂部が平坦な山形に屈曲したものであり、左右にブラケット片51が直角に開いた形状である。そして、一方の鋼片57で90°の角度をなす2つのブラケット片51を形成し、他方の鋼片57で90°の角度をなす2つのブラケット片51を形成し、これらブラケット片51によって十字状の十字部53が得られる。
この十字部53の中央部には、鋼片57の頂部の平坦な平面同士が向い合った空洞部49が形成される。支持ボルト44の上端部は、この空洞部49を通過することが可能である。
上記ブラケット材30とブラケット材31とは、要求される強度に応じて使い分けることができる。なお、このブラケット材31の形態については、十字部53の形状以外は上記ブラケット材30と同様であり、各ブラケット片51には孔部54を利用して筋かい材32が取り付けられ、ブラケット材31の上部には基部防振具34が固定される。
上記筋かい材32は、ブラケット材30から斜め下の基礎面4に向けて配置する。筋かい材32として、ここではターンバックルを用いているが、他に鋼製の斜材等を用いてもよい。筋かい材32は、固定脚28が基礎面4に対して移動し傾かないように、また揺れないように強固に基礎面4に固定する。ターンバックルは、その中間部を工具等で回すことで容易に張力等の調節が行なえ、作業性がよい。
上記ブラケット材30には、2本〜4本の筋かい材32を取り付けることが可能である。筋かい材32は、多く使用すれば、固定脚28の固定強度は強くなり、多くの方向の揺れ(横揺れ)に対する補強強度が増大する。
ブラケット材として他に、筋かい材32を2本用いる場合はブラケット片が左右に二本形成されたもの、筋かい材32を3本用いる場合は、ブラケット片が三方(120度間隔)に形成されたものを用いるとよい。さらに多くの筋かい材32を用いることは可能であり、その場合には、ブラケット材に同じ数のブラケット片を設ける。
図8に示すように上記床部防振部材10は、置き床材6の床パネル7に取り付けられる基板60、及びこの基板60に固定される床部防振具36からなる鋼製の部材である。
この床部防振具36は、ここでは断面円形の筒状部材を用いており、筒内部には係合孔37が形成されている。
基板60は、正方形の鋼板からなり四隅部の近傍には取り付け用の孔部64が設けられている。床部防振具36は、基板60の下面中央部に溶接により固定する。床部防振部材10は、置き床材6の床パネル7の中央部に床部防振具36を下に向けて取り付ける。
そして、置き床材6の床パネル7の中央部に取付孔66を開設し、床パネル7の裏面には補強板68を配置して床パネル7を補強する。この補強板68は正方形状の鋼板からなり、中央部には床部防振具36が挿通可能な挿通孔70が形成されている。補強板68には、4隅部の近傍にそれぞれ止着用の孔部が設けられている。床パネル7の取付孔66と補強板68の挿通孔70とはともに円形であり、各中心は床部防振具36が挿通可能となるように一致させている。
床部防振部材10の取付けに際しては、床部防振具36を床パネル7の上から取付孔66に差し込み、基板60を床パネル7の上部に配置する。そして、上記補強板68を床パネル7の下部に配置し、基板60と補強板68との間をボルト(ナット)等の止着具72,73で締結し(4個所の孔部64を利用)床部防振部材10と補強板68とを床パネル7に取り付ける。この場合、床部防振部材10の基板60と、補強板68との間に床パネル7が介在される形態であるため、基板60と補強板68との間をボルト(ナット)で締結することで、床パネル7に対する基板60の固定が強固になる。
このように、床部防振部材10の基板60を床パネル7の上部で固定することにより、施工性及び安定性が良く、また床パネル7に対する床部防振部材10の横方向の負荷は、取付孔66でも受け止め保持することができ、床部防振部材10の止着具72,73による固定を補強する。
また、置き床材6の上部には、捨板材14などの床材が敷設されるが、この捨板材14が床部防振部材10の基板60の上部に該当する部位には、基板60の板厚等の出っ張りに対応する凹部を形成し、捨板材14の敷設に支障のないようにしておく。
なお、床部防振部材10は、床パネル7の下面部側に基板60を固定して取り付けることもできる。この場合、床部防振部材10の床部防振具36を下に向けた状態で、基板60を床パネル7の裏面の中央部等に配置し、止着具72,73等を用いて基板60を床パネル7に固定する。
このように、基部防振部材8の上部に固定された基部防振具34は基礎面4側に設置し、床部防振部材10に固定された床部防振具36は床18側に配置する。
そして両防振具の位置決めを行ない、柱状の基部防振具34を、床部防振具36の筒内部(係合孔37)に差し込み、動きに余裕(遊び)を設けて両者を嵌め合わせる。これにより、遊びの範囲内で両者は係合し水平移動を制限する。また、上記遊びにより、基部防振具34に対する床部防振具36の上下移動が自在に行え、置き床材6の台座22による床の緩衝作用を妨げることもない。
図9は、基部防振部材8の基部防振具34を床部防振部材10の床部防振具36と嵌め合わせ、両防振具を係合させた状態を示している。そしてここでは、基部防振具34に緩衝材74を被着し、これらを床部防振具36の係合孔37の奥に差し込んで嵌め合わせ、さらに支持ボルト44の先端部を基部防振具34の中空孔35に挿通させている。
このように、基部防振具34と床部防振具36とは、縦(鉛直)方向に嵌め合う関係にあり、また余裕をもたせて嵌め合わせている。
基部防振具34に緩衝材74を被着した場合、基部防振具34と床部防振具36とが係合し合う余裕(遊び)の範囲は、緩衝材74と床部防振具36間の隙間の範囲に、緩衝材74が弾性により圧縮される範囲を加えた範囲となる。
基部防振具34と床部防振具36とは、遊びがある状態で嵌め合わされるようそれぞれの寸法を決める。
例えば、断面円形の基部防振具34の直径(外径)を27.2mm、断面円形の床部防振具36の内径を35.7mm、また緩衝材74の肉厚を3.0mmとする。この場合、両防振具の遊び(直径に対する)の範囲は、床部防振具36と基部防振具34に被着した緩衝材74との間の隙間として2.5mm(35.7−(27.2+3.0×2)mm)確保され、これに緩衝材74の圧縮範囲を加えたものとなる。
なお、基部防振具34に取り付けた緩衝材74は、軋み音及び衝撃の防止、緩和等のために用いるものであり、この緩衝材74を用いないで、基部防振具34と床部防振具36とが直接係合する構成であっても、基部防振具34に対する床部防振具36の横揺れの範囲を制限する、という作用効果が得られることに変わりはない。
また、緩衝材74の他の使用形態として、筒状の床部防振具36の内周面に、緩衝材74を貼り付けた形態としてもよく、上記基部防振具34に被着した場合と同様の効果が得られる。要は、基部防振具34と床部防振具36との間に緩衝材74を介在させることで、両防振具間の軋み音が防止され、衝撃が緩和される。
また、筒状の床部防振具36として、全体がゴム材或いは合成樹脂材等の軟質の弾性体に、柱状の基部防振具34が突入可能であり余裕をもって嵌め合わされる係合孔、を設けた部材を用いることもできる。この場合、床部防振部材10として、床部防振具36及びこれを固定する基板60は、何れも同一材料(ゴム材、合成樹脂材)により一体形成したものを用いることとしてもよい。
また、上記防振装置2において、基部防振具34に対する床部防振具36の横揺れの範囲は、両者の遊びの範囲に制限される。ここで、床18を構成する全体の置き床材6は、防振装置2が取り付けられた一部の置き床材6と一体に連動して揺れることから、床部防振具36の横揺れの範囲と、全体の置き床材6の横揺れの範囲とは同様である。
このため、基部防振具34に対する床部防振具36の遊びの範囲は、この範囲内の横揺れに対して、置き床材6を構成する支持脚20、この支持脚20の台座22等に支障を与えない範囲内に収めるようにしておくのが効果的である。
地震等により、基礎面4の揺れに対して床18が相対的に四方(あらゆる方向)に横揺れする可能性があり、また床上での運動その他イベント等により、床18が基礎面4に対して相対的に横揺れすることが予想される。このように、地震による揺れの根源は基礎面4であり、床上の運動等による揺れの根源は床18であるが、何れについても基礎面4の揺れと床18の揺れとの間に相対的な横揺れの変位は発生する。
この場合、基礎面4に固定された基部防振部材8の基部防振具34(基礎面4と一体的に連動する)と、置き床材6の床パネル7に取り付けた床部防振部材10の床部防振具36(床パネル7と一体的に連動する)との係合により、基部防振具34に対する床部防振具36の横揺れの範囲を制限し、また、緩衝材74により両防振具間の軋み音を防止し、衝撃を緩和する。
そして、置き床材6(防振装置2を取り付けた)の床パネル7と一体的に敷設された床材(捨て板材14、仕上げ材16)の横振れ、及び他の置き床材6(防振装置2を取り付けていない)の床パネル7の横揺れが制限され、基礎面4に対して置き床材6及び床全体の揺れ(横揺れ)が緩和され、支持脚20の揺れ、台座22のずれ等が防止でき、また各部材の破損等を防止する。
なお、筒状の床部防振具は、上記床パネル7に下向きに、且つ下方に突出して設ける形態以外に、下向きに突出しない形態、例えば床パネルの板厚部分に埋設した状態で固定する形状等も可能である。
柱状の基部防振具についても、上記ブラケット材30の上部に、上向きに突出させて固定する形態以外に、ブラケット材の内部に基部等を設けて上向きに固定し、或いは固定脚28の支持ボルト44にブラケット材30とともに螺着する形状等がある。
また、柱状の基部防振具を、ブラケット材の内部に埋設し、逆に筒状の床部防振具をブラケット材の内部に差し込み基部防振具と嵌め合うようにすることも可能である。何れにしても、基部防振具を床部防振具の内部に挿通させ、両防振具が嵌め合う関係であれば適用可能であり、また同様な効果が得られる。
また、通常、床部防振具と基部防振具とは、余裕をもって嵌め合わせるが、ほとんど余裕を持たせない状態で嵌め合わせることも可能である。
この場合、基部防振具に対して床部防振具が上下移動可能であれば良く、床の衝撃(縦揺れ)に対しては、床部防振具と基部防振具との上下間隔は変化(拡縮)し、床の緩衝効果に影響を与えることもなく、また床の横揺れを制限できる。
また他に、上記基部防振具を筒状部材で形成し、床部防振具を柱状部材で形成することも可能である。これについても、床部防振具を基部防振具の内部に嵌め合わせることができる。
この場合、筒状の基部防振具を、ブラケット材の上部に上向きに突出させて固定する形態、或いはブラケット材の内部に上向きに固定する形態がある。さらに、筒状の基部防振具をブラケット材の内部に埋設し、逆に柱状の床部防振具をブラケット材の内部に差し込み基部防振具と嵌め合うようにすることも可能である。何れにしても、床部防振具を基部防振具の内部に挿通させ、両防振具が嵌め合う関係であれば適用可能であり、また同様な効果が得られる。
各防振具の断面形状は円形に限られず、複数角形、楕円等であってもよく、また両防振具は、所定の範囲内で嵌め合わされ、係合し、基部防振具に対して床部防振具の移動範囲が制限可能な形態であれば、適用可能である。これら何れについても、上記防振装置2と同様な効果が得られる
次に、上記床の防振装置2を用いた防振床の施工方法について説明する。
置き床材6は、防振装置2の取り付けの有無に限らず、基礎面4に千鳥状(千鳥張)或いは碁盤の目状に配置する。通常、隣接する置き床材6の床パネル7同士は、数mm(ここでは5mm)の隙間を設けて配置する。勿論、このような隙間を設けないで置き床材6を配置することとしてもよい。
防振装置2は一部(任意)の置き床材6に設置する。防振装置2の配置位置、数等は床の広さ、高さ等を考慮して決める。例えば、縦横数mの間隔をおいて該当する置き床材6に防振装置2を取り付ける。
床の周囲には、壁に沿って際根太を取り付け、これに沿う方向及びこれと直交する方向に順次置き床材6を並べ、置き床材6を縦横に配置する。置き床材6の高さについては、支持ボルト23を回して支持脚20を所定の高さに調整をする。そして、所定の(上記任意の)置き床材6の設置の際、この置き床材6に上記床の防振装置2を取り付ける。該当する置き床材6の下方に基部防振部材8を設置し、この置き床材6の床パネル7の中央部等に床部防振部材10を配置し、基部防振具34を床部防振具36の内部に嵌め込み、両防振具を嵌め合わせる。
上記床部防振部材18が配置される位置の下方(真下)に、基部防振部材8の固定脚28を設置する。固定脚28は、固定台座38をアンカーボルト等の止着具で基礎面4に固定し、支持台40の上部に固定されたナット42に支持ボルト44を螺着し、その高さを調整し、上から別のナット43を締めて支持ボルト44を固定する。
基部防振具34についても、支持ボルト44に螺合されるブラケット材30とともに高さを調整し、下からナット45を締めて高さを固定する。このとき、支持ボルト44の上端部は、ブラケット材30の中央部の空洞部39を通過させ、基部防振具34の中空孔35の内部奥まで挿通した状態とする。
ここでは、置き床材6の配置方向(縦横)と同じ方向に筋かい材32を配置するため、ブラケット材30の十字部52の各ブラケット片50は、上記配置方向と同じ方向に向けて設置する。そして、ブラケット片50と同じ方向の下方の基礎面4に固定部材76を固定する。この固定部材76は、断面L字状で固定部77及び立設部75を有し、この立設部75に筋かい材32の取り付け用の孔部79が設けられている。固定部材76は、固定部77をアンカーボルト等の止着具を用いて基礎面4に固定する。
筋かい材32は、ブラケット材30と固定部材76間に取り付ける。この筋かい材32の傾斜角度はここでは45度としているが、これは30度から60度の範囲であれば固定脚28が有効に補強できる。
筋かい材32については、ブラケット材30から4方向又は2方向に取り付ける。4方向に筋かい材32を取り付ける場合は、十字状のブラケット片50の各方向の基礎面4にそれぞれ固定部材76を設置する。2方向に筋かい材32を取り付ける場合は、縦又は横の何れかの方向に向いた2つのブラケット片50の各方向にそれぞれ固定部材76を設置する。図1は、2方向に筋かい材32を取り付けた状態を示している。
筋かい材32は、一方の端部を、その孔部とブラケット片50の孔部54間にボルト78を挿通し、ナットを締めて固定し、他方の端部についても、固定部材76の孔部79にボルト78を用いて固定する。そして、各ブラケット片50に筋かい材32を取り付け、各筋かい材32の中間部を工具で回転操作して長さ及び張力を調整し、固定脚28を補強し揺るがないように強く固定する。
なお、ここでは筋かい材32としてターンバックルを使用したが、これに替えて鋼製の斜材等を用いることも可能であり、この場合には、斜材の端部に長さ方向に長い長孔を設け、この長孔の範囲で長さ等を調整し、固定脚28を補強し、固定するようにしてもよい。
置き床材6の配置、必要な置き床材6への防振装置2の設置が完了すれば、縦横に並置された置き床材6の床パネル7上に、捨て板材14及び仕上げ材16等の床材を敷設し、床18を仕上げる。通常、これら床パネル7及び床材等は壁面との間に余裕(隙間)を設けて配置する。
上記実施の形態によれば、地震或は床上の運動等により、床18に横揺れが発生するような場合、床18の揺れと基礎面4の揺れとの間に相対的な変位が生じる。このとき、基礎面4と一体的に連動する基部防振具34と床18と一体的に連動する床部防振具36との嵌め合いにより両防振具が係合し、この係合の範囲により、基部防振具34に対する床部防振具36の横揺れを緩和し、併せて、置き床材の緩衝性能も十分維持され、また、緩衝材74により両防振具間の軋み音、衝撃等を緩和する。
上記横揺れの範囲の制限により、防振装置2は、床18と基礎面4との間の相対的な変位を、所定範囲内に制限し、基部防振具34と一体の基礎面4に対して、床部防振具36と一体の床18(床パネル7及び床材を敷設)の全体の横揺れを緩和し、水平剛性を補強して、横揺れ(全方向)に対する防振性能、耐震性能を高める。また置き床材6は、揺れにより支持脚20にせん断状の負荷が加わり、或は台座22がずれたりする可能性があるが、防振装置2により上記負荷、ずれが緩和され、また各部材の破損等を防止する。さらに、緩衝材74により、防振装置の両防振具間の軋み音が防止され、衝撃が緩和される等の効果がある。
2 床の防振装置
4 基礎面
6 置き床材
7 床パネル
8 基部防振部材
10 床部防振部材
14 床材(捨て板材)
16 床材(仕上げ材)
20 支持脚
22 台座
28 固定脚
30 ブラケット材
32 筋かい材(ターンバックル)
34 基部防振具
36 床部防振具
60 基板
66 取付孔
74 緩衝材

Claims (6)

  1. 基礎面上に並べて配置され、床パネル及びこの床パネルを支持する支持脚からなる置き床材の内、一部の置き床材に取り付けられる床の防振装置であって、
    上記置き床材の床パネルに取り付けられる基板、及びこの基板に固定される床部防振具からなる床部防振部材と、
    上記基礎面上に立設固定される固定脚、この固定脚の上部に固定されるブラケット材、このブラケット材と基礎面との間に配置される複数の筋かい材、及び上記ブラケット材に固定され、上記床部防振具と嵌め合わされる基部防振具、からなる基部防振部材と、を有し、
    上記床部防振具を上記基板に下向きに固定される筒状部材で形成し、上記基部防振具を上記ブラケット材に上向きに固定され、上記床部防振具の内部に差し込まれ、余裕をもって嵌め合わされる柱状部材で形成したことを特徴とする床の防振装置。
  2. 上記基部防振具と上記床部防振具との間に、緩衝材を介在させたことを特徴とする請求項に記載の床の防振装置。
  3. 上記床パネルに取付孔を設け、この取付孔に上記床部防振部材の床部防振具を嵌め入れ、上記床部防振部材の基板を上記床パネルの上部に配置し固定したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の床の防振装置。
  4. 上記筋かい材としてターンバックルを用いたことを特徴とする請求項1乃至請求項の何れかに記載の床の防振装置。
  5. 上記置き床材の支持脚の下端部に、弾性材からなる台座を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項の何れかに記載の床の防振装置。
  6. 上記置き床材を、上記基礎面に千鳥状又は碁盤の目状に配置した床構造であって、
    一部の上記置き床材に請求項1乃至請求項の何れかに記載の床の防振装置を取り付けたことを特徴とする防振床構造。
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