JP3141354U - ファイリング用穿孔具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 多数枚の文書を綴じ込んだ状態で、その中間部に新たな文書を綴じ込んだり、中間部にある文書を取り外したりすることが容易にできるように、用紙に切欠部及びパンチ孔を形成できるファイリング用穿孔具を提供する。
【解決手段】 可動部1は、用紙の側端部に開口する複数の切欠部形成刃3と、丸形で小径のパンチ孔形成刃4とを有している。また、刃受部2は、切欠部形成刃3とパンチ孔形成刃4とを、それぞれ貫通させて収容する貫通孔5,6を有している。そして、可動部1と刃受部2とを対向させて配置し、それらの間に用紙の側端部を挟んだ状態で可動部1を降下させ、切欠部形成刃3,パンチ孔形成刃4を貫通孔5,6に貫通させることにより、用紙の側端部に綴じ込み用の切欠部、及びファイリング用具固定用のパンチ孔を形成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 可動部1は、用紙の側端部に開口する複数の切欠部形成刃3と、丸形で小径のパンチ孔形成刃4とを有している。また、刃受部2は、切欠部形成刃3とパンチ孔形成刃4とを、それぞれ貫通させて収容する貫通孔5,6を有している。そして、可動部1と刃受部2とを対向させて配置し、それらの間に用紙の側端部を挟んだ状態で可動部1を降下させ、切欠部形成刃3,パンチ孔形成刃4を貫通孔5,6に貫通させることにより、用紙の側端部に綴じ込み用の切欠部、及びファイリング用具固定用のパンチ孔を形成する。
【選択図】 図1
Description
本考案は、文書等、情報を記録した複数枚の紙葉類をファイルに綴じ込んで整理・保管するために、紙葉類に切欠部やパンチ孔を設けるためのファイリング用穿孔具に関するものである。
文書等を綴じ込んで整理・保管するため、従来から、例えば、特許文献1に示されるように、用紙に複数のパンチ孔をあけて、ファイルの綴じ板に取り付けられた綴じ桿をそれに通すことにより、複数枚の用紙を綴じ込むようにしたものがよく知られている。
従来の典型的なファイリング方式を図8に示す。図8に示すように、用紙23に複数のパンチ孔24,24をあけて、それに綴じ板21に取り付けられた綴じ桿22,22を通すことにより、複数枚の用紙を綴じ込むようにしている。
その際、パンチ孔24,24は、用紙23の厚み方向に突出する穿孔用の刃と、該刃を貫通させて収容する貫通孔とを有する穿孔具を用い、穿孔用の刃と貫通孔との間に用紙を挟んだ状態で、穿孔用の刃を貫通孔に貫通させることにより形成していた。このような穿孔具及びファイリング用具を用いれば、多数の文書を整理して保管することができる。
特開2000−108569号公報
しかしながら、上記従来のファイリング方式には、多数枚の文書をファイルに綴じ込んだ状態で、その中間部に新たな文書を綴じ込もうとしたとき、綴じ込もうとしている位置より上側にある全文書を一旦取り外した後、新たな文書を差し込み、さらに、取り外した文書を元に戻すという、大変面倒な作業が必要になるという問題点があった。また、多数枚の文書を綴じ込んだ状態で、その中間部にある文書を取り外そうとしたときも同様に、面倒な作業が必要になるという問題点があった。
本考案は、そのような問題点に鑑み、多数枚の文書をファイルに綴じ込んだ状態で、その中間部に新たな文書を綴じ込んだり、中間部にある文書を取り外したりすることが容易にできるように、用紙に切欠部及びパンチ孔を形成できるファイリング用穿孔具を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するため、本願の請求項1にかかる考案は、穿孔対象である紙葉類の厚み方向に突出し、紙葉類の側端部に、端縁に開口する切欠部を形成する複数の切欠部形成刃と、丸形で小径のパンチ孔を形成するパンチ孔形成刃と、前記切欠部形成刃及びパンチ孔形成刃をそれぞれ貫通させて収容する貫通孔とを備え、前記切欠部形成刃及びパンチ孔形成刃と貫通孔との間に紙葉類の側端部を挟んだ状態で前記切欠部形成刃及びパンチ孔形成刃を貫通孔に貫通させることにより前記紙葉類の側端部に綴じ込み用の切欠部及びパンチ孔を形成することを特徴とする。
また、本願の請求項2にかかる考案は、請求項1にかかる考案において、前記切欠部形成刃は、細長のU字状をしていることを特徴とする。
また、本願の請求項3にかかる考案は、請求項1又は2にかかる考案において、前記切欠部形成刃は、開口部が外側に拡開していることを特徴とする。
また、本願の請求項4にかかる考案は、請求項1,2又は3にかかる考案において、前記切欠部形成刃に対応する貫通孔の内部に、バネにより貫通孔から突出可能な突起を設けたことを特徴とする。
本考案のファイリング用穿孔具は、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1にかかる考案においては、穿孔対象である紙葉類の厚み方向に突出し、紙葉類の側端部に、端縁に開口する切欠部を形成する複数の切欠部形成刃と、丸形で小径のパンチ孔を形成するパンチ孔形成刃と、前記切欠部形成刃及びパンチ孔形成刃をそれぞれ貫通させて収容する貫通孔とを備え、前記切欠部形成刃及びパンチ孔形成刃と貫通孔との間に紙葉類の側端部を挟んだ状態で前記切欠部形成刃及びパンチ孔形成刃を貫通孔に貫通させることにより前記紙葉類の側端部に綴じ込み用の切欠部及びパンチ孔を形成するようにした。その結果、多数枚の文書をファイルに綴じ込んだ状態で、その中間部に新たな文書を綴じ込んだり、中間部にある文書を取り外したりすることが容易にできるように設ける切欠部及びパンチ孔を、用紙等の紙葉類に簡単に形成できる。
また、請求項2にかかる考案においては、請求項1にかかるファイリング用穿孔具において、切欠部形成刃として、細長のU字状をした刃を用いるようにしたので、ファイルの綴じ桿の径に対応した一定幅の切欠部が形成できる。
また、請求項3にかかる考案においては、請求項1又は2にかかるファイリング用穿孔具において、切欠部形成刃の開口部を外側に拡開させたので、切欠部の開口部角部が斜めに切り取られて、ファイルの綴じ桿へ挿入しやすくなる。
また、請求項4にかかる考案においては、請求項1,2又は3にかかるファイリング用穿孔具において、前記切欠部形成刃に対応する貫通孔の内部に、バネにより貫通孔から突出可能な突起を設けたので、従来の、予めパンチ孔が設けられた用紙を利用する場合に、用紙を当該穿孔具に差し込んだ際に、前記突起が用紙に設けられているパンチ孔に嵌り込むことにより、用紙の位置決めが可能になる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
多数枚の文書を綴じ込んだ状態で、その中間部に新たな文書を綴じ込んだり、中間部にある文書を取り外したりすることが容易にできるようにするため、本考案のファイリング用穿孔具では、図5に示すように、用紙11に、側端縁から対向縁側に延びる複数の切欠部12と、該切欠部12の近傍に小径のパンチ孔13をワンタッチで形成できるようにした。用紙11には、ファイルの綴じ桿22の直径よりやや大きい幅の切欠部12が、綴じ桿22,22と同じ間隔で形成され、さらに、その周辺部に小径のパンチ孔13が複数形成される。
図1は、本考案のファイリング用穿孔具の可動部と刃受部の一例を示す図であり、図2は、本考案のファイリング用穿孔具の側面図である。図1,図2において、1は可動部、2は刃受部、3は切欠部形成刃、4はパンチ孔形成刃、5は切欠部形成刃を受ける貫通孔、6はパンチ孔形成刃を受ける貫通孔、7は基台、8は押圧レバー、9は押圧棒、10は用紙位置決め部である。
可動部1は、用紙11の側端部に開口する切欠部12を形成するための複数の切欠部形成刃3と、丸形で小径のパンチ孔13を形成するためのパンチ孔形成刃4とを有している。また、刃受部2は、上記切欠部形成刃3とパンチ孔形成刃4を、それぞれ貫通させて収容する貫通孔5,6を有している。
切欠部形成刃3は、図3(イ)に側面図、図3(ロ)に正面図、図3(ハ)にX−X断面図を示すように、全体が細長のU字状をしており、その開口部が外側に拡開していて、外縁が尖った刃になっている。また、パンチ孔形成刃4は、図4に示すように、通常の穿孔具の刃と同様に、断面円形で先端部に二つに割れた刃を持っている。
そのようなファイリング用穿孔具の基台7の上に用紙11を置き、その側端が用紙位置決め部10に突き当たるまで差し込み、押圧レバー8を押し下げると、押圧棒9により可動部1から用紙11の厚み方向に突出する切欠部形成刃3とパンチ孔形成刃4が用紙11を突き抜けて、それぞれ貫通孔5,6の中に嵌合され、それと同時に、用紙11に、切欠部12とパンチ孔13が形成される。
なお、切欠部形成刃3と用紙位置決め部10とは、用紙11の側端が図1の一点鎖線Pになるような位置関係にする。そのようにすれば、切欠部形成刃3の外側に拡開している部分が用紙11の端縁に位置することになり、切欠部12の開口部角部が斜めに切り取られて、ファイルの綴じ桿22を挿入しやすくなる。
また、切欠部形成刃3に対応する貫通孔5の内部に、バネにより貫通孔5から頭部が突出可能な突起を設けてもよい。そのようにすれば、従来の、予めパンチ孔が設けられた用紙を利用する場合に、ファイリング用穿孔具の基台7の上に用紙を置いて、切欠部形成刃3,パンチ孔形成刃4と、貫通孔5,6の間に差し込んだ際に、前記突起が用紙に設けられているパンチ孔に嵌り込むことにより、用紙の位置決めが可能になる。その状態で、押圧レバー8を押し下げると、切欠部形成刃3とパンチ孔形成刃4が用紙のパンチ孔を突き抜けて、それぞれ貫通孔5,6の中に嵌合され、それと同時に、用紙のパンチ孔が明けられていた位置に切欠部12が形成され、その近傍にパンチ孔13が形成される。一方、パンチ孔が設けられていない通常の用紙を用いる場合は、上記突起は、用紙に押さえられて貫通孔5の中に収まったままになるので、用紙位置決め部10等により位置決めされる。
そのような用紙11を、図6に示すように、ファイリング用具14に綴じ込んだ状態で、ファイルの綴じ桿22に対して、図中矢印方向に差し込むことにより、ファイルに取り付ける。ファイリング用具14は、図7に示すような構造になっている。図7(イ)は、正面から見た図、図7(ロ)は、図7(イ)の右方から見た図、図7(ハ)は、図7(イ)の上方から見た図であり、図7(ニ)は、図7(ロ)の円で囲った部分を拡大した図である。
ファイリング用具14は、プラスチック等、変形可能な材料よりなる板状体を二つ折りした形状をしており、その折曲部19の外面に開口する形で、折曲部19の外面から他方に向かって、用紙11の切欠部12と同幅の挿入部15を形成し、その中間部に、係止凸部16を設けている。それらの係止凸部16は、ファイリング用具14をファイルの綴じ桿22に差し込んだとき、綴じ桿22から抜け落ちないように、綴じ桿22に係止させるためのものであり、通常は、図7(イ)中、挿入部15の最奥部Aにおいて綴じ桿22に係止させる。一方、図7(イ)中、挿入部15の中間部Bにおいて綴じ桿22に係止させることもでき、その状態にすれば、他の文書と一緒にファイルに綴じ込んだ際に、当該ファイリング用具14に綴じ込んだ用紙11のみが文書端部から突き出るようになって、他の文書と区別し易くなる。
また、ファイリング用具14の二つ折りした内面の、用紙11に設けたパンチ孔と対向する位置に係合突起17と係合受部18を設けている。係合受部18は、係合突起17と係合可能になっており、用紙11をファイリング用具14に綴じ込む際に、用紙11のパンチ孔13に係合突起17を通した後、係合受部18と係合させる。そのようにして、ファイリング用具14と用紙11とを一体化させる。なお、ファイリング用具14に綴じ込む用紙11の枚数は、1枚でもよいし、複数枚でもよいが、複数枚ある文書をファイリング用具14に綴じ込めば、ファイルに綴じ込まない状態でも、一つの文書として取り扱えるようになる。
なお、上記実施例では、用紙に切欠部とパンチ孔を設ける場合で説明したが、本発明考案は、用紙に限らず、プラスチックシートやカード等、その他の紙葉類にも適用できる。
1…可動部
2…刃受部
3…切欠部形成刃
4…パンチ孔形成刃
5…切欠部形成刃受口
6…パンチ孔形成刃受口
7…基台
8…押圧レバー
9…押圧棒
10…用紙位置決め部
11…用紙
12…切欠部
13…パンチ孔
14…ファイリング用具
15…挿入部
16…係止凸部
17…係合突起
18…係合受部
19…折曲部
2…刃受部
3…切欠部形成刃
4…パンチ孔形成刃
5…切欠部形成刃受口
6…パンチ孔形成刃受口
7…基台
8…押圧レバー
9…押圧棒
10…用紙位置決め部
11…用紙
12…切欠部
13…パンチ孔
14…ファイリング用具
15…挿入部
16…係止凸部
17…係合突起
18…係合受部
19…折曲部
Claims (4)
- 穿孔対象である紙葉類の厚み方向に突出し、紙葉類の側端部に、端縁に開口する切欠部を形成する複数の切欠部形成刃と、丸形で小径のパンチ孔を形成するパンチ孔形成刃と、前記切欠部形成刃及びパンチ孔形成刃をそれぞれ貫通させて収容する貫通孔とを備え、
前記切欠部形成刃及びパンチ孔形成刃と貫通孔との間に紙葉類の側端部を挟んだ状態で前記切欠部形成刃及びパンチ孔形成刃を貫通孔に貫通させることにより前記紙葉類の側端部に綴じ込み用の切欠部及びパンチ孔を形成することを特徴とするファイリング用穿孔具。 - 前記切欠部形成刃は、細長のU字状をしていることを特徴とする請求項1に記載のファイリング用穿孔具。
- 前記切欠部形成刃は、開口部が外側に拡開していることを特徴とする請求項1又は2に記載のファイリング用穿孔具。
- 前記切欠部形成刃に対応する貫通孔の内部に、バネにより貫通孔から突出可能な突起を設けたことを特徴とする請求項1,2又は3に記載のファイリング用穿孔具。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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