JP3139935B2 - パイプ類のハンドリング装置 - Google Patents

パイプ類のハンドリング装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パイプ類を掘削溝内に
吊り下ろして位置調整しつつ埋設するためのハンドリン
グ装置に関し、そのうち特に、水道管やガス管等の埋設
工事の際、複数のパイプ類を掘削溝内に吊り下し、長手
方向に連ねる各パイプ類の互いの軸芯を合わせて溶接作
業を行なう際に適するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、水道管やガス管等に代表されパイ
プ類の埋設工事は、一般的には先ず地盤を溝状に掘削
し、次に掘削溝内の安全性を確保するために、掘削面に
いわゆる腹起こしや切梁等と呼ばれる補強材を取付ける
土留支保工作業を行なう。それから、掘削溝内に通常は
6〜8m、最大12m位のパイプ類を吊り下ろしつつ、
これらのパイプ類を互いに溶接しながら順次延長してい
た。
【0003】上下水道管等として用いられるパイプ類
は、コンクリート、鋳鉄製のものが多いため、1ブロッ
ク単位でもかなりの重量物となる。従って、これらのパ
イプ類の吊下作業は到底人力のみでは扱いきれず、横置
きしたトラッククレーン等の重機により行われていた。
また、パイプ類の多くは通常は道路下に埋設されるか
ら、前記重機の設置スペースとの関係上、片車線の閉鎖
等の交通規制を行いながらの工事となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
交通量の増大等に伴い道路規制に対する制約も厳しくな
ってきており、道路占用許可を取る場合にも占有領域の
縮小化を迫られると共に、大幅な時間規制を受ける場合
がある。そのため、クレーン等の重機を掘削溝の横に据
えることができない等の問題も発生している。
【0005】そこで出願人は、特開平6−271283
号公報に示すように、クレーン等の重機を使用すること
なく、実質的に掘削工事部分のみのスペース占有でパイ
プ類の埋設作業を行なえるハンドリング装置を提案し
た。これは、道路の占用域の縮小化により、交通規制に
よる制約を最小限に抑えられるという優れた効果を奏す
るものであるが、吊り下ろしたパイプを既に埋設された
他のパイプに溶接するに際し、パイプ同士の軸芯を合せ
る位置調整機構が比較的複雑であるため、構造の簡略化
による更なるコスト低減が望まれていた。
【0006】本発明は、以上のような従来技術が有する
問題点に着目してなされたもので、パイプ類の埋設作業
時の占有スペースを極力省くことができるのみならず、
簡単な構成によりパイプ類の軸芯合せ作業を正確かつ容
易に行なうことができ、コストも大幅に低減することが
できるパイプ類のハンドリング装置を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ための本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。
【0008】[1] パイプ類(P)を掘削溝(A)内
に吊り下ろして位置調整しつつ埋設するためのハンドリ
ング装置(10)において、掘削溝(A)を間にして地
上に設置され、それぞれ下端側に走行手段(12)を備
えて前記掘削溝(A)に沿って前後方向に移動可能な一
対の脚部(11,11)と、掘削溝(A)を跨ぐよう前
記各脚部(11)間の前端(11a)側に架設された前
方ビーム(20)と、同じく掘削溝(A)を跨ぐよう前
記各脚部(11)間の後端(11b)側に架設された後
方ビーム(30)と、前後方向に延びるように配され、
一端(40b)側が前記各ビームの一方(30)の途中
箇所に回動可能に枢支され、該一端(40b)側を支点
として、他端(40a)側が前記各ビームの他方(2
0)に該ビーム(20)に沿って位置調整可能に支持さ
れた支持レール(40)と、前記支持レール(40)に
その長手方向に移動可能に装着され、前記パイプ類
(P)を昇降可能に吊し持つ吊持手段(60)と、を具
備して成ることを特徴とするパイプ類(P)のハンドリ
ング装置(10)。
【0009】[2] 前記支持レール(40)の一端
(40b)側は、前記各ビームの一方(30)の中間箇
所に、枢軸部材(31)を介して略水平方向に回動可能
に枢支され、前記支持レール(40)の他端(40a)
側は、前記各ビームの他方(20)に、スライド部材
(50)を介して該ビーム(20)に沿って位置調整可
能に連結支持され、前記スライド部材(50)は、前記
他方のビーム(20)にその長手方向に移動可能に装着
されたビーム側スライド部(51)と、該ビーム側スラ
イド部(51)に対し略水平方向に回動可能に枢着さ
れ、かつ前記支持レール(40)の他端(40a)側に
その長手方向に相対的に移動可能に装着されたレール側
スライド部(52)とから成ることを特徴とする前記1
項記載のパイプ類(P)のハンドリング装置(10)。
【0010】[3] 前記スライド部材(50)のビー
ム側スライド部(51)に、手動又は電動により該ビー
ム側スライド部(51)を前記他方のビーム(20)の
長手方向に移動させる駆動手段(54)を設けたことを
特徴とする前記2項記載のパイプ類(P)のハンドリン
グ装置(10)。
【0011】
【作用】本発明に係るハンドリング装置(10)により
パイプ類(P)の埋設工事を行なう場合、かかる装置
(10)の一対の脚部(11,11)を、掘削溝(A)
を間にして地上に設置させる。このとき、一対の脚部
(11,11)の間に架設された前方ビーム(20)と
後方ビーム(30)は掘削溝(A)を跨ぐ状態になる。
一対の脚部(11,11)はその下端側に走行手段(1
2)を備えているから、装置(10)全体を掘削溝
(A)に沿って前後方向に適宜移動させることができ
る。
【0012】前方ビーム(20)と後方ビーム(30)
の間には、支持レール(40)が前後方向に延びるよう
に配されており、この支持レール(40)に対し移動可
能に装着された吊持手段(60)に、地上にてパイプ類
(P)を吊し持たせる。吊持手段(60)は支持レール
(40)の長手方向に移動可能であるばかりでなく、パ
イプ類(P)を昇降させることもできるから、取敢えず
掘削溝(A)内の適当な位置にパイプ類(P)を吊り下
ろせばよい。
【0013】吊り下ろしたパイプ類(P)の端を、既に
埋設された他のパイプ類(P)の端に対して溶接する
際、各パイプ同士の軸芯を正確に合せなければならな
い。ところで、前記吊持手段(60)が装着されている
支持レール(40)は、その一端(40b)側が前記各
ビームの一方(30)の途中箇所に回動可能に枢支さ
れ、他端(40a)側が前記各ビームの他方(20)に
該ビーム(20)に沿って位置調整可能に支持されてい
る。
【0014】従って、吊り下ろしたパイプ類(P)の芯
出しを行なうときには、前記支持レール(40)の一端
(40b)側を支点として、他端(40a)側を容易に
掘削溝(A)の幅方向に位置調整することができる。も
っとも、先ず支持レール(40)の揺動によりパイプ類
(P)の幅方向における位置を定めてから、パイプ類
(P)を掘削溝(A)内の適当な位置に下ろすように作
業してもよい。何れにせよ、以上のような簡単な構成に
より、吊り下げているパイプ類(P)の軸芯を正確に他
のパイプに対して位置決めすることができる。
【0015】支持レール(40)の一端(40b)側
は、例えば前記各ビームの一方(30)の中間箇所に、
枢軸部材(31)を介して略水平方向に回動可能に枢支
すればよく、他端(40a)側は、前記各ビームの他方
(20)に、スライド部材(50)を介して該ビーム
(20)に沿って位置調整可能に連結支持すればよい。
また、前記スライド部材(50)を手動又は電動により
ビーム(20)の長手方向に移動させる駆動手段(5
4)があれば、更に容易に芯出し作業を行なうことがで
きる。
【0016】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。図1〜図4は本発明の一実施例を示している。図
1に示すように、本実施例に係るハンドリング装置10
は、パイプ(パイプ類)Pを掘削溝A内に吊り下ろして
位置調整しつつ埋設するための装置であり、一対の脚部
11,11と、前方ビーム20と、後方ビーム30と、
支持レール40、及び吊持手段60を具備して成る。以
下、順に説明する。
【0017】一対の脚部11,11は、それぞれH形鋼
から形成されており、掘削溝Aを間にして地上に設置さ
れるものである。各脚部11の前後下端側には、走行手
段としての車輪12が固定軸部材13や旋回心軸部材1
3aを介して回転可能に取付けられている。これらの車
輪12,12…によって、各脚部11,11を土台とす
る本装置10全体は、掘削溝Aに沿った前後方向に自由
に移動でき、左右に方向転換もできるように構成されて
いる。
【0018】また、各脚部11の前後端11a,11b
には、それぞれ上下位置を調整できるアウトリガー1
4,14が配設され、埋設作業時の安定性を十分に確保
できるように構成されている。なお、前記走行手段は車
輪12に限定されるものではなく、例えばクローラ式走
行輪等により構成してもよい。かかるクローラ式の場
合、多少コスト高になるが、接地圧が小さくなり荷重を
分散できるので掘削溝Aの壁面破壊を防ぐ点では優れ
る。
【0019】前方ビーム20や後方ビーム30も、前記
脚部11と同様にH形鋼から形成されている。前方ビー
ム20は、掘削溝Aを跨ぐよう各脚部11,11の前端
11a,11a側間に架設されており、一方後方ビーム
30は、掘削溝Aを跨ぐよう各脚部11,11の後端1
1b,11b側間に架設されている。なお、本実施例に
おける脚部11の前後は便宜上決めたものであり、図1
中に示された脚部11の左側を前端11aではなく後端
11bとしてもかまわない。
【0020】更に詳しく言えば、各脚部11,11の前
端11a側、後端11b側には、それぞれ取付ブラケッ
ト15,15…が上向きに固設されており、かかる取付
ブラケット15に前方ビーム20や後方ビーム30が固
定されている。以上のような一対の脚部11,11と前
方ビーム20と後方ビーム30とにより、簡易な枠形で
ある本装置10の基本的構造が構成されている。
【0021】また、後方ビーム30(各ビームの一方に
相当)の中間箇所には、固定ブラケット32を介して枢
軸部材31が上向きに突設されている。かかる枢軸部材
31は、次述する支持レール40の後端40bを回動可
能に枢支するための部材である。一方、前方ビーム20
(各ビームの他方)には、該ビーム20に沿って移動可
能なスライド部材50が装着されている。
【0022】支持レール40は、各支持ビーム20,3
0等と同様にH形鋼から形成されている。かかる支持レ
ール40の取付構造は本発明の根幹を成すものであり、
各支持ビーム20,30間に渡って前後方向に延びるよ
うに配されている。支持レール40の後端40bは、前
述した後方ビーム30の中間箇所に、前記枢軸部材31
を介して略水平方向に回動可能に枢支されている。一
方、支持レール40の前端40aは、スライド部材50
を介して前方ビーム20に対し、該ビーム20に沿って
位置調整可能に連結支持されている。
【0023】すなわち、支持レール40は、その後端4
0bが枢支されている枢軸部材31を回動中心たる支点
として、掘削溝Aの幅方向に揺動させて位置調整できる
ようになっている。また、スライド部材50は、前方ビ
ーム20にその長手方向に移動可能に装着されたビーム
側スライド部51と、該スライド部51に対し略水平方
向に回動可能に枢着され、かつ支持レール40の前端4
0a側にその長手方向に相対的に移動可能に装着された
レール側スライド部52とから成る。
【0024】更に詳しく言えば図3に示すように、ビー
ム側スライド部51は、前方ビーム20の途中を上から
挟むような略コ字形部材から成り、その両側壁内側に
は、それぞれ前方ビーム20の下側フランジ上を走行す
る走行ローラ53,53が軸支されている。一側壁内側
の走行ローラ53には歯車53aが一体的に固結されて
おり、一側壁外側には前記歯車53aを人力で回転操作
できる駆動手段としての歯車機構54が設けられてい
る。この歯車機構54には操作用のチェーン55が巻き
掛けられている。なお、歯車機構54をモータ等を用い
て電動により操作できるように構成しても良い。
【0025】一方、レール側スライド部52は、支持レ
ール40の前端40a側を下から挟むような略コ字形部
材から成り、その両側壁内側には、それぞれ支持レール
40の上側フランジ下を走行する走行ローラ56,56
が軸支されている。また、両側壁の上端間には、支持レ
ール40の上側フランジ上を走行する上部ローラ57
(図2参照)が架設されている。そして、前記ビーム側
スライド部51の上端壁とレール側スライド部52の下
端壁とは、相互に対向した状態で枢軸58により、互い
に回動可能に連結されている。
【0026】吊持手段60は、前記支持レール40にそ
の長手方向に移動可能に装着された台車61と、該台車
61に掛止されたチェーンブロック67とを組み合わせ
て成る。更に詳しく言えば図3に示すように、先ず台車
61は、支持レール40の下側フランジ側を挾持するよ
うに配された一対のハート形の側壁部62,62を有
し、各側壁部62の上端内側には、それぞれ支持レール
40の下側フランジ上を走行する走行ローラ63,63
が軸支されている。
【0027】一の側壁部62の走行ローラ63には歯車
63aが一体的に固結されており、その外側には前記歯
車63aを人力で回転操作できる歯車機構64が設けら
れている。この歯車機構64には操作用のチェーン65
が巻き掛けられている。また、側壁部62の下端には、
チェーンブロック67を掛止するためのフック66が設
けられている。チェーンブロック67は、操作用チェー
ン68を動かすことで、かかるチェーン68の一端側に
取り付けられたフック69を昇降させることができる一
般的な簡易昇降機である。
【0028】図1に示すように、吊持手段60は、その
チェーンブロック67のフック69にパイプPの二点に
両端を係止したロープRを引っ掛けるいわゆる2点吊り
により、パイプPを吊し持つようになっている。なお、
全長12m位の長いパイプを吊下げる場合には、前記支
持レール40に対して吊持手段60を2組み装着し、各
吊持手段60により長いパイプの両端を吊持するように
設定してもよい。
【0029】次に本実施例に係るハンドリング装置10
の作用を説明する。パイプPの埋設作業に当たっては、
予め掘削溝A内の土留支保工作業を行なっておく。図1
及び図2に示すように、ハンドリング装置10は、その
一対の脚部11,11を掘削溝Aを間にして地上に設置
させる。本装置10の四隅にあるアウトリガー14,1
4…を地面に当接させれば、動かぬようにしっかりと固
定することができる。かかる固定した状態にて、吊持手
段60を構成するチェーンブロック67のフック69に
対し、2点吊りしたパイプPのロープRを引っ掛ければ
よい。
【0030】吊持手段60にパイプPを吊し持たせた
後、アウトリガー14,14…を地面から離してハンド
リング装置10を押引きし、脚部11に取付けた車輪1
2,12…を回転させつつ、パイプPの埋設すべき所定
の位置まで掘削溝Aに沿って前後方向に移動させる。図
4に示すように、ハンドリング装置10が所定位置まで
来たら、吊持手段60の台車61を支持レール40の長
手方向に沿って移動させながら、パイプPの前後方向に
おける位置を定める。
【0031】これと前後して、後方ビーム30の中間位
置にある枢軸部材31を略中心として、支持レール40
の前端40aを両側方向に揺動させながら、パイプPの
両側方向における位置も定める。支持レール40の揺動
操作は、前方ビーム20に装着されたスライド部材50
を動かすことにより容易に行なうことができる。
【0032】パイプPの位置決めが完了したところで、
チェーンブロック67(図3参照)の操作によりパイプ
Pを掘削溝Aの底部まで降ろす。吊り下ろしたパイプP
の端が他のパイプP0の端に対して未だずれるような場
合には、再度支持レール40の揺動操作等によって、各
パイプ同士の軸芯を正確に合せてから互いに溶接する。
【0033】以上のような簡単な構成及び操作により、
吊り下げたパイプPの軸芯を正確に他のパイプP0に対
して位置決めすることができる。そして、前述した工程
を順次繰り返すことにより、複数のパイプPを掘削溝A
内にて溶接して延長させることができる。
【0034】なお、前記実施例では支持レールの後端側
を後方ビームに回動可能に枢支し、支持レールの前端側
を前方ビームに位置調整可能に支持したが、逆の態様と
して支持レールの後端側を後方ビームに位置調整可能に
支持し、支持レールの前端側を前方ビームに回動可能に
枢支してもよい。また、本発明に係るパイプ類のハンド
リング装置は図示した実施例に限定されるものではな
い。
【0035】
【発明の効果】本発明に係るパイプ類のハンドリング装
置によれば、走行手段を備えた一対の脚部により掘削溝
に沿って移動でき、支持レールの揺動によりパイプ類の
溝幅方向における位置決めを行なうから、パイプ類の埋
設作業時の占有スペースを極力省くことができるのみな
らず、簡単な構成によりパイプ類の軸芯合せ作業を正確
かつ容易に行なうことができ、コストも大幅に低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るパイプ類のハンドリン
グ装置を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施例に係るパイプ類のハンドリン
グ装置を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施例に係るパイプ類のハンドリン
グ装置の要部を拡大して示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施例に係るパイプ類のハンドリン
グ装置の作用を説明するための平面図である。
【符号の説明】
10…パイプ類のハンドリング装置 11…脚部 12…車輪 20…前方ビーム 30…後方ビーム 31…枢軸部材 40…支持レール 50…スライド部材 51…レール側スライド部 52…ビーム側スライド部 60…吊持手段 61…台車 67…チェーンブロック
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−169593(JP,U) 実開 昭55−23383(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 13/08,19/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パイプ類を掘削溝内に吊り下ろして位置調
    整しつつ埋設するためのハンドリング装置において、 掘削溝を間にして地上に設置され、それぞれ下端側に走
    行手段を備えて前記掘削溝に沿って前後方向に移動可能
    な一対の脚部と、 掘削溝を跨ぐよう前記各脚部間の前端側に架設された前
    方ビームと、同じく掘削溝を跨ぐよう前記各脚部間の後
    端側に架設された後方ビームと、 前後方向に延びるように配され、一端側が前記各ビーム
    の一方の途中箇所に回動可能に枢支され、該一端側を支
    点として、他端側が前記各ビームの他方に該ビームに沿
    って位置調整可能に支持された支持レールと、 前記支持レールにその長手方向に移動可能に装着され、
    前記パイプ類を昇降可能に吊し持つ吊持手段と、 を具備して成ることを特徴とするパイプ類のハンドリン
    グ装置。
  2. 【請求項2】前記支持レールの一端側は、前記各ビーム
    の一方の中間箇所に、枢軸部材を介して略水平方向に回
    動可能に枢支され、 前記支持レールの他端側は、前記各ビームの他方に、ス
    ライド部材を介して該ビームに沿って位置調整可能に連
    結支持され、 前記スライド部材は、前記他方のビームにその長手方向
    に移動可能に装着されたビーム側スライド部と、該ビー
    ム側スライド部に対し略水平方向に回動可能に枢着さ
    れ、かつ前記支持レールの他端側にその長手方向に相対
    的に移動可能に装着されたレール側スライド部とから成
    ることを特徴とする請求項1記載のパイプ類のハンドリ
    ング装置。
  3. 【請求項3】前記スライド部材のビーム側スライド部
    に、手動又は電動により該ビーム側スライド部を前記他
    方のビームの長手方向に移動させる駆動手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項2記載のパイプ類のハンドリング
    装置。
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