JP3139396B2 - 印刷インキの製造方法 - Google Patents

印刷インキの製造方法

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JP3139396B2 JP32126396A JP32126396A JP3139396B2 JP 3139396 B2 JP3139396 B2 JP 3139396B2 JP 32126396 A JP32126396 A JP 32126396A JP 32126396 A JP32126396 A JP 32126396A JP 3139396 B2 JP3139396 B2 JP 3139396B2
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    • C09B67/0014Influencing the physical properties by treatment with a liquid, e.g. solvents
    • C09B67/0016Influencing the physical properties by treatment with a liquid, e.g. solvents of phthalocyanines

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はβ型銅フタロシアニ
ン顔料を着色剤とする印刷インキを製造する際に、β型
銅フタロシアニンの顔料の形態を経由することなく、粗
製銅フタロシアニンから直接印刷インキを製造する方法
に関する。更には、印刷インキ中の顔料一次粒子のアス
ペクト比が1〜2であり、短縮された工程により高品位
な印刷インキを製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】合成後の銅フタロシアニンは粗製銅フタ
ロシアニンと呼ばれ、10〜200μ程度の巨大β型結
晶粒子であるため、そのまま印刷インキ用顔料として使
用することはできない。この粗製銅フタロシアニンを印
刷インキとして使用可能な大きさ(0.02〜0.1μ
程度)まで小さくすることを顔料化と呼ぶ。顔料化には
さまざまな方法がある。
【0003】最も一般的なのがソルベントソルトミリン
グ法と呼ばれる方法である。この方法は粗製銅フタロシ
アニンに食塩などの磨砕剤とβ型への結晶転移を促進さ
せる有機溶剤を加え磨砕する方法である。この方法によ
るβ型銅フタロシアニン顔料はアスペクト比が1〜2
で、黄味鮮明で高着色力など印刷インキに適しており、
広く使用されている。しかし顔料の数倍量の磨砕剤が必
要であり、この磨砕剤や有機溶剤を回収する工程にも多
くの時間と労力、エネルギーを必要とする。
【0004】これに対して粗製銅フタロシアニンを乾式
で粉砕した後に有機溶剤等で処理するする方法も知られ
ている。この場合粉砕時に機械的な力を加えることでβ
型結晶型の一部がα型結晶型へ転移してしまうため、再
びβ型に転移させるためにこの磨砕物を有機溶剤と共に
加熱処理しなければならない。この方法はソルベントソ
ルトミリング法に比べてコスト的に有利であるが、有機
溶剤で加熱処理する際に粒子が針状に成長しアスペクト
比が大きくなり色相が赤味になることや流動性の問題な
どが生じてしまう。そこでこの粒子成長を抑制するた
め、顔料誘導体や成長防止剤を添加する方法も知られて
いるが、これらの添加剤は印刷インキの成分としては好
ましくない場合が多い。
【0005】一方、顔料から印刷インキを製造する方法
としては乾燥顔料を用いる方法と水分を40〜70重量
%を含んだウエットケーキ顔料を用いる方法が一般的で
ある。乾燥顔料を用いるインキ化方法は乾燥顔料を印刷
インキワニス、溶剤、添加剤などと混合した後、ビーズ
ミル、3本ロールなどを用いて顔料を分散させる方法で
あるが、乾燥顔料は一次粒子の凝集が強いため顔料を分
散させるために多くのエネルギーを必要とする。ウエッ
トケーキ顔料を用いる方法はフラッシング法と呼ばれて
いる。フラッシング法は、ウエットケーキ顔料を印刷イ
ンキワニス、溶剤、添加剤などと混合し顔料を水相から
ワニス相へ転換させる方法であり、乾燥顔料のインキ化
工程のエネルギーは必要としないもののニーダーなどの
大型装置が必要となりフラッシングの工程において排水
も発生する。
【0006】この様にβ型銅フタロシアニンの印刷イン
キを製造するためには、顔料化工程とインキ化工程で非
常に多くの時間とエネルギーが必要である。
【0007】低コストの印刷インキを提供するために
は、顔料の形態を経由せずに粗製銅フタロシアニンから
直接インキを製造することが必要である。しかしなが
ら、粗製銅フタロシアニンを印刷インキ用ワニスと混合
し直接インキを製造する方法は、従来の顔料化工程を印
刷インキワニス中で行うため摩砕効率が低く、例えば超
微細なビーズを用いた分散ミルを使用するなど莫大なエ
ネルギーを必要とし、またその品質にも問題点が多い。
【0008】特公昭55−6670号公報には粗製銅フ
タロシアニンを一度乾式で摩砕した後、そのままインキ
化する方法が記載されている。乾式での摩砕は効率的に
行われるため有効な方法であるものの、摩砕物はα/β
型結晶の混合物となってしまうためインキ中でα型結晶
をβ型結晶に再転移させなければならない。αからβ型
への結晶転移は熱と有機溶剤中で進行し、芳香族有機溶
剤を多く含むグラビアインキ中ではとても上手くいくも
のの、芳香族有機溶剤量が少ないオフセット印刷インキ
中ではスムースではなく、また近年需要が拡大している
芳香族を含まない溶剤(AFソルベント)中ではβ型結
晶への転移は非常に困難である。また、有機溶剤中での
結晶転移の際に粒子の成長が起こるため、これを抑制す
る手段も必要である。
【0009】銅フタロシアニン摩砕物のインキ化を効率
よく行うためには、摩砕された銅フタロシアニンの凝集
を緩和させることが非常に有効であることが知られてお
り、幾つかの方法が提案されている。
【0010】英国特許第1224627号には、粗製銅
フタロシアニンを乾式で摩砕する際に1〜8倍量の樹脂
を添加する方法が記載されている。この方法では摩砕物
中の銅フタロシアニン粒子の凝集が緩和され、α型結晶
のβ型への転移も容易になるとが予想されるが、しかし
ながらこのように大量の樹脂を添加した場合、乾式粉砕
する際に内部での樹脂固着の危険性が高くなる。これを
防止するためには粉砕時の温度を低温で維持する必要が
あるが、その結果摩砕物中のα型結晶の割合が増大し、
β型へ転移しずらくなる。また、得られたインキ中の顔
料粒子のアスペクト比が大きいため、色相が赤味になり
好ましい品質とは言えない。
【0011】特開平2−294365号公報には粗製銅
フタロシアニンを乾式で摩砕する際にロジン変性フェノ
ールなどの樹脂を0.5〜10重量%添加する方法が記
載されているが、この方法では得られた摩砕物を印刷イ
ンキワニス中に分散する工程で多くのエネルギーを必要
としている。この方法では従来の乾燥顔料の印刷インキ
製造工程より優れているとは言えない。また印刷インキ
中の顔料粒子のアスペクト比を小さく抑えるための手段
については未解決のままである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は粗製銅
フタロシアニンの顔料化工程と顔料の印刷インキ製造工
程に係わる多大な時間と労力を低減し高品位のβ型銅フ
タロシアニン顔料の印刷インキを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、粗製銅フタロ
シアニンに印刷インキ用樹脂を該銅フタロシアニンに対
して20〜80重量%加えて80〜170℃で乾式粉砕
した後、得られた摩砕物を印刷インキ用溶剤又はワニス
中で加熱することを特徴とする、アスペクト比が1〜2
であるβ型結晶の銅フタロシアニン粒子を含有する印刷
インキの製造方法である。更に本発明は、印刷インキ用
樹脂がロジン変性フェノール樹脂である上記印刷インキ
の製造方法である。更に本発明は、摩砕物と印刷インキ
用溶剤またはワニスの混合物を加熱する温度が80〜1
70℃である上記印刷インキの製造方法である。更に本
発明は、印刷インキ用溶剤またはワニスに含有される溶
剤が芳香族成分が1重量%以下である炭化水素溶剤であ
る上記印刷インキの製造法である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明では粗製銅フタロシアニンの乾式粉砕を加
熱下で行なう。乾式粉砕を行うことによって粗製銅フタ
ロシアニンのβ型結晶中にα型結晶が生成し、粉砕物は
α/β混合結晶型となる。この際、乾式で粉砕する場合
の温度を低温で行うと摩砕物中のα型結晶の割合が増
加、後工程で再びβ型結晶へと転移させるための負担が
増加するばかりか、最終的なβ型結晶粒子のアスペクト
比が大きくなってしまい好ましくない。
【0015】これはα型からβ型への結晶転移の際に粒
子の結晶成長が発生しやすいために起こる現象であり、
α型結晶の割合が少ない方が最終的β型結晶粒子のアス
ペクト比が小さく品質的に優れており、乾式粉砕温度は
高い方が望ましい。しかし、高温で粉砕した方が摩砕物
の凝集が強くなるため、粗製銅フタロシアニン単独で高
温乾式粉砕した場合、その摩砕物の直接のインキ化は非
常に困難である。
【0016】本発明では、乾式粉砕時に印刷インキ用樹
脂を添加する。このことにより高温下での乾式粉砕の場
合に生じる顔料の凝集を少なくすることができる。印刷
インキ用樹脂としては、ロジン変性フェノール樹脂、ロ
ジン変性マレイン酸樹脂、石油樹脂、アルキド樹脂など
印刷インキに適用される樹脂であれば、任意に単独また
は2種類以上を組み合わせて使用できるが、好ましくは
ロジン変性フェノール樹脂である。ロジン変性フェノー
ル樹脂は、アルキルフェノールとホルムアルデヒドとを
縮合反応して得られたフェノール樹脂とロジンとを反応
させて得られたものを主成分とし、更に多価アルコール
を樹脂の構成成分としたものであってもよい。
【0017】粗製銅フタロシアニンに添加する印刷イン
キ用樹脂は、銅フタロシアニンに対して20〜80重量
%である。樹脂の添加量が粗製銅フタロシアニンに対し
て20重量%より小さいと、印刷インキ用溶剤、ワニス
他と混合した場合の摩砕物の分散性、インキとしての練
肉性が悪く、生産効率は従来の乾燥顔料のインキ製造工
程と同等かそれ以下である。一方、樹脂の添加量が多い
と乾式粉砕装置内部での樹脂の付着、固着が生じる危険
性が高くなり、これを防ぐために装置内部を低温で維持
する必要が生じる。しかし前述した様に最終的なβ型結
晶粒子のアスペクト比が小さいものを得るには、粉砕温
度を高くする必要性があるため、樹脂添加量の上限が制
限される
【0018】本発明では乾式粉砕の温度は80〜170
℃である。乾式粉砕温度を使用する樹脂の軟化点以上の
温度まで上昇させてしまうと装置内部で樹脂の付着、固
着がおきる危険性があるので好ましくない。
【0019】本発明の乾式粉砕とは、ビーズ等の粉砕メ
ディアを内蔵した粉砕機を使用して、実質的に液状物質
を介在させないで粗製フタロシアニンを粉砕するもので
ある。粉砕は、粉砕メディア同士の衝突による粉砕力や
破壊力を利用して行なわれる。乾式粉砕装置としては、
乾式のアトライター、ボールミル、振動ミルなどの公知
の方法を用いることができ、粉砕時間はその装置によっ
てまたは希望とする粉砕粒径に応じて任意に設定でき
る。
【0020】印刷インキ用溶剤またはワニス中の溶剤と
しては、高沸点石油系溶剤、脂肪族炭化水素溶剤、高級
アルコール系溶剤など印刷インキに適した溶剤であれば
芳香族を含まない溶剤であっても単独あるいは2種類以
上の組み合わせで任意に使用できる。
【0021】好ましくは、ナフテン系成分やパラフィン
系成分等の炭化水素から実質的になり、芳香族成分が1
重量%以下、好ましくは0.5重量%以下であるものが
印刷インキ用溶剤として使用できる。溶剤のアニリン点
は65〜100℃のものが好ましい。これらの溶剤は、
例えば、日本石油社製のAFソルベント4号(芳香族成
分含有量0.1重量%)、AFソルベント5号(同0.
2重量%)、AFソルベント6号(同0.2重量%)、
AFソルベント7号(同0.3重量%)等として入手で
きるものである。
【0022】印刷インキワニス用樹脂としては、ロジン
変性フェノール樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、石油
樹脂、アルキド樹脂など印刷インキに適した樹脂;大豆
油、桐油、アマニ油など印刷インキに適した乾性油や重
合乾性油などを、その他印刷インキ用の添加剤などと共
に任意に単独または2種類以上を組み合わせて使用でき
る。
【0023】粗製銅フタロシアニンの摩砕物はα/β混
合結晶型であるため、印刷インキ溶剤又はワニスと混合
し加熱処理することで全てをβ型結晶型へ転移させる。
この際摩砕物に印刷インキ用樹脂が添加されていると、
印刷インキ溶剤又はワニスによる湿潤、β型結晶への転
移がスムーズになり、また芳香族を含まない溶剤又はワ
ニスを使用した場合でもその湿潤、β型結晶への転移が
可能となった。本発明においてβ型結晶銅フタロシアニ
ンはその大部分がβ型であって微量のα型が存在する場
合も含む。摩砕物と印刷インキ用溶剤またはワニスの混
合物を加熱する温度は80〜170℃が好ましい。
【0024】この加熱処理の工程については、緩やかな
攪拌で十分であり特に分散機などは必要としない。摩砕
物の十分な分散とα型結晶のβ転移は使用する印刷イン
キ用溶剤によって異なるが数10分〜3時間程度で完了
し、次に3本ロールで練肉することで、ベースインキが
完成する。
【0025】しかし、特にこの工程の時間短縮を希望す
る場合は、従来から使用されているビーズミル分散機な
どを用いて前述の温度条件で処理することで、その時間
は大幅に短縮することも可能である。この工程において
印刷インキ用溶剤、ワニス、その他添加剤を追加するこ
とで最終インキとすることができる。
【0026】本発明の方法により得られたインキを、従
来から行われているソルベントソルトミリング法の乾燥
顔料をインキ化したもの、水分を含んだウエットケーキ
顔料でフラッシング法によりインキ化したものとそれぞ
れ比較したところ、着色力、光沢、流動性などの点に於
いて同等の品位を有していることが確認された。
【0027】特に本発明によるインキ中顔料一次粒子の
アスペクト比は、ソルベントソルトミリング法による顔
料一次粒子とほぼ同じ1〜2の範囲であり、その黄味鮮
明な色相は製造工程の大幅な短縮と考え合わせると、銅
フタロシアニン顔料インキを製造する上で画期的な方法
である。
【0028】
【実施例】以下、実施例、比較例により本発明を具体的
に説明する。なお、実施例中で標準インキとして使用し
ているのは、粗製銅フタロシアニンをソルベントソルト
ミリング(食塩6倍量)により顔料化したウエットケー
キ顔料を用いて、フラッシング法により製造したβ型銅
フタロシアニン顔料インキであり、その顔料粒子のアス
ペクト比は約1.2である。また、一次粒子のアスペク
ト比の測定には透過型電子顕微鏡、結晶型の測定にはX
線回折装置を使用した。
【0029】実施例1 乾式アトライターに粗製銅フタロシアニン70重量部と
軟化点160℃のロジン変性フェノール樹脂21重量部
を加え、130℃で1時間粉砕を行った。得られた摩砕
物21重量部を、印刷インキ用ワニス38重量部、7号
ソルベント(日本石油(株)製)8重量部に加え、90
℃にて2時間緩やかに攪拌した後、60℃の3本ロール
で一回練肉したところ、顔料粒子は5μ以下に分散され
た。次に、得られたベースインキにワニス22重量部、
7号ソルベント11重量部を加え最終インキに調整した
後、同一顔料分を含む標準インキと比較したところ、本
実施例のインキは着色力、光沢、色相などの点において
標準インキと同等の品位を有していた。インキ中顔料粒
子のアスペクト比は1.4であり、α型結晶の含有率は
1%以下であった。
【0030】実施例2 乾式アトライターに粗製銅フタロシアニン70重量部と
軟化点160℃のロジン変性フェノール樹脂21重量部
を加え、130℃で1時間粉砕を行った。得られた摩砕
物21重量部を、印刷インキ用ワニス38重量部、AF
ソルベント7号(日本石油(株)製)8重量部に加え、
90℃にて3時間緩やかに攪拌した後、60℃の3本ロ
ール二回の練肉で顔料粒子は7.5μ以下に分散され
た。次に、得られたベースインキにワニス22重量部、
AFソルベント7号11重量部を加え最終インキに調整
した後、同一顔料分を含む標準インキと比較したとこ
ろ、本実施例のインキは着色力、光沢、色相などの点に
おいて標準インキと同等の品位を有していた。インキ中
顔料粒子のアスペクト比は1.4であり、α型結晶の含
有率は1%以下であった。
【0031】実施例3 乾式アトライターに粗製銅フタロシアニン70重量部と
軟化温度160℃のロジン変性フェノール樹脂35重量
部を加え、130℃で1時間粉砕を行った。得られた摩
砕物24重量部を印刷インキ用ワニス32重量部、AF
ソルベント7号11重量部に加え、90℃にて3時間緩
やかに攪拌した後、60℃の3本ロール一回の練肉で顔
料粒子は5μ以下に分散された。次に、得られたベース
インキにワニス22重量部、AFソルベント7号11重
量部を加え最終インキに調整した後、同一顔料分を含む
標準インキと比較したところ、本実施例のインキは色相
は同等ながら着色力、光沢などの点において標準インキ
より優れていた。インキ中顔料粒子のアスペクト比は
1.4であり、α型結晶の含有率は1%以下であった。
【0032】実施例4 乾式アトライターに粗製銅フタロシアニン70重量部と
軟化温度160℃のロジン変性フェノール樹脂21重量
部を加え、160℃で1時間粉砕を行った。得られた摩
砕物21重量部を印刷インキ用ワニス38重量部、AF
ソルベント7号8重量部に加え、90℃にて3時間緩や
かに攪拌した後、60℃の3本ロール二回の練肉で顔料
粒子は7.5μ以下に分散された。次に、得られたベー
スインキにワニス22重量部、AFソルベント7号11
重量部を加え最終インキに調整した後、同一顔料分を含
む標準インキと比較したところ、本実施例のインキは着
色力、光沢、色相などの点において標準インキと同等の
品位を有していた。インキ中顔料粒子のアスペクト比は
1.2であり、α型結晶の含有率は1%以下であった。
【0033】比較例1 乾式アトライターに粗製銅フタロシアニン70重量部と
軟化温度160℃のロジン変性フェノール樹脂7重量部
を加え、130℃で1時間粉砕を行った。得られた摩砕
物18重量部を印刷インキ用ワニス44重量部、AFソ
ルベント7号5重量部に加え、90℃にて3時間緩やか
に攪拌した後、60℃の3本ロール三回の練肉で最大顔
料粒子は12μであり、分散性は良くなかった。次に、
得られたベースインキにワニス22重量部、AFソルベ
ント7号11重量部を加え最終インキに調整した後、同
一顔料分を含む標準インキと比較したところ、本比較例
のインキは色相にくすみが見られ、着色力、光沢、など
の点において標準インキより劣っていた。インキ中顔料
粒子のアスペクト比は1.4であり、α型結晶の含有率
は1%以下であった。
【0034】比較例2 乾式アトライターに粗製銅フタロシアニン70重量部と
軟化温度160℃のロジン変性フェノール樹脂35重量
部を加え、60℃で1時間粉砕を行った。得られた摩砕
物24重量部を印刷インキ用ワニス32重量部、AFソ
ルベント7号11重量部に加え、90℃にて3時間緩や
かに攪拌した後、60℃の3本ロール一回の練肉で顔料
粒子は5μ以下に分散された。次に、得られたベースイ
ンキにワニス22重量部、AFソルベント7号11重量
部を加え最終インキに調整した後、同一顔料分を含む標
準インキと比較したところ、本実施例のインキは着色
力、光沢などの点において標準インキと同等の品位であ
ったが色相は赤味で、インキ中顔料粒子のアスペクト比
は3.6、α型結晶の含有率は1%以下であった。
【0035】比較例3 乾式アトライターに粗製銅フタロシアニン70重量部と
軟化温度160℃のロジン変性フェノール樹脂70重量
部を加え、130℃で粉砕を行ったところ、樹脂と顔料
の混合物がアトライター内部で固着した。
【0036】
【発明の効果】本発明の方法によって従来の顔料化工程
が大幅に簡略化されることになる。また、他の類似した
方法では顔料化を簡略化するとインキ製造工程の負担が
増加する場合が多いが、本発明ではインキ製造工程も従
来と同じかそれ以下にすることが可能となり、しかもそ
の品質はソルベントソルトミリング法顔料によるインキ
と同じである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−81168(JP,A) 特開 平2−294365(JP,A) 特開 平3−277669(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C09D 11/00 - 11/20 C09B 67/20 C09B 67/50 C09B 67/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗製銅フタロシアニンに印刷インキ用樹
    脂を該銅フタロシアニンに対して20〜80重量%加え
    て80〜170℃で乾式粉砕した後、得られた摩砕物を
    印刷インキ用溶剤又はワニス中で加熱することを特徴と
    する、アスペクト比が1〜2であるβ型結晶の銅フタロ
    シアニン粒子を含有する印刷インキの製造方法。
  2. 【請求項2】 印刷インキ用樹脂がロジン変性フェノー
    ル樹脂である請求項1記載の印刷インキの製造方法。
  3. 【請求項3】 摩砕物と印刷インキ用溶剤またはワニス
    の混合物を加熱する温度が80〜170℃である請求項
    1または2記載の印刷インキの製造方法。
  4. 【請求項4】 印刷インキ用溶剤またはワニスに含有さ
    れる溶剤が芳香族成分が1重量%以下である炭化水素溶
    剤である請求項1ないし3いずれか記載の印刷インキの
    製造法。
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