JP2000290578A - 水系顔料分散体の製造方法 - Google Patents

水系顔料分散体の製造方法

Info

Publication number
JP2000290578A
JP2000290578A JP11097168A JP9716899A JP2000290578A JP 2000290578 A JP2000290578 A JP 2000290578A JP 11097168 A JP11097168 A JP 11097168A JP 9716899 A JP9716899 A JP 9716899A JP 2000290578 A JP2000290578 A JP 2000290578A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pigment
water
weight
dry
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11097168A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4659162B2 (ja
Inventor
Kenji Kitamura
健二 北村
Ataru Chiba
中 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
Priority to JP09716899A priority Critical patent/JP4659162B2/ja
Priority to US09/542,906 priority patent/US6379451B1/en
Publication of JP2000290578A publication Critical patent/JP2000290578A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4659162B2 publication Critical patent/JP4659162B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】水系媒体に容易に分散する顔料組成物を大量の
水や溶剤を使用せずかつ単一工程で製造する方法を提供
する。 【解決手段】粗大粒子を含む顔料を水溶性樹脂の存在下
で乾式粉砕する工程(A)と、該工程(A)で得られた
乾式粉砕物に、アセチレン基を含有するノニオン系界面
活性剤を添加して水中に分散せしめる工程(B)とから
なる水性分散体の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】従来、顔料の水系分散体を製
造する方法としては、水系に適するように処理された顔
料を、分散ワニスと混合後、サンドミル、ビーズミル等
の分散機を使用して、膨大なエネルギーと時間を費やし
て分散させる方法が採用されていた。使用される顔料に
ついても多くのエネルギーと時間を使い製品としての顔
料に仕上げられていた。例えば、粗製顔料の湿式粉砕に
よる顔料化工程では、粗製顔料を顔料化助剤の存在下で
ニーダー等の粉砕機により粉砕するため、粉砕のための
混練エネルギーと時間、さらに顔料化助剤を顔料から分
離精製するためのエネルギーと時間が必要であった。
【0002】これらの問題を解決すべく、特開昭55-754
53号公報には、粗製フタロシアニンを界面活性剤の存在
下で乾式粉砕する方法が、特開平9-217019公報には、粗
製顔料を乾式粉砕後、樹脂および有機溶剤と機械的に分
散する方法が、特開平9-188845号公報には、粗製銅フタ
ロシアニンを樹脂および有機液体と乾式粉砕する方法等
が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法をもってしても水系媒体中に低い機械的エネルギーで
分散する顔料組成物を経済的に製造するのは不十分であ
った。したがって、本発明は、水系媒体に容易に分散す
る顔料組成物を大量の水や溶剤を使用せずかつ単一工程
で製造する方法を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、粗
大粒子を含む顔料を水溶性樹脂の存在下で乾式粉砕する
工程(A)と、該工程(A)で得られた乾式粉砕物に、
アセチレン基を含有するノニオン系界面活性剤を添加し
て水中に分散せしめる工程(B)とからなる水性分散体
の製造方法に関する。
【0005】更に本発明は、アセチレン基を含有するノ
ニオン系界面活性剤が顔料に対して1〜30重量%添加する
上記の製造方法に関する。更に本発明は、水溶性樹脂が
アルカリ可溶型樹脂である上記製造方法に関する。更に
本発明は、上記製造方法で得られた水系顔料分散体に関
する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明における顔料としては、フ
タロシアニン系顔料、キナクリドン系顔料、ジオキサジ
ン系顔料などの縮合多環系顔料、モノアゾ顔料、ジスア
ゾ顔料などのアゾ系が挙げられるが、これらのものに限
定されない。乾式粉砕に供する顔料は、最終的な製品形
態としての顔料として好ましくない粗大粒子を含む顔料
であって、好ましくは、縮合多環系の粗製顔料である。
【0007】本発明における水溶性樹脂は、水系顔料分
散体の樹脂成分またはバインダー成分として通常使用さ
れる樹脂、又は、本発明の顔料組成物を用いたインキ濃
縮物中に添加される他の成分と相溶性のある樹脂であり
得る。好ましく使用できる水溶性樹脂の例は、アクリル
酸エステル重合体、アクリル-スチレン共重合体、アク
リル-α-メチルスチレン共重合体等のアクリル系樹脂で
ある。これらのアクリル系樹脂は、アルカリ金属イオ
ン、アミン、アンモニア等のアルカリ成分の存在下に水
中に溶解することができる。乾式粉砕時に添加する水溶
性樹脂はペレット状の形態であると取り扱いが容易であ
るため好ましい。
【0008】本発明において乾式粉砕時に添加する水溶
性樹脂の量は、顔料に対して2〜50重量%、好ましく
は、10〜25重量%であり、上記数値より多いと乾式粉砕
により得られた顔料組成物を用いた濃縮物中の樹脂比率
が高くなり、水系分散体の用途が限定されたり、使用で
きなくなって好ましくなく、上記数値より少ないと乾式
粉砕により得られた顔料組成物が水中に解膠し難くなる
ため好ましくない。
【0009】本発明のアセチレン基を含むノニオン系界
面活性剤は、分子中にアセチレン基と水酸基を有する脂
肪族系化合物で、具体的には、2,4,7,9-テトラメチル-5
-デシン-4,7-ジオールもしくはこれのエチレンオキシド
付加物が挙げられる。アセチレン基を含むノニオン系界
面活性剤とエーテル、グリコールとの混合物が使用上好
ましい。
【0010】本発明において乾式粉砕物を水中に分散せ
しめる工程において使用するアセチレン基を含むノニオ
ン系界面活性剤の量は、顔料に対して1〜20重量%、好
ましくは、3〜10重量%であり、上記より界面活性剤が
多くなると水系顔料分散体の用途が限定される。また、
界面活性剤の量が少なくなると、顔料組成物がビヒクル
中で解膠せず、特にフタロシアニン顔料を使用した場
合、顔料が発色しなくなる。アセチレン基を含むノニオ
ン系界面活性剤とともに他の界面活性剤を併用してもよ
い。
【0011】本発明の乾式粉砕は、ビーズ等の粉砕メデ
ィアを内蔵した粉砕機を使用し、水や溶剤により顔料を
凝集させることなく、粉体の状態で粉砕物を粉砕するも
のである。粉砕装置としては、乾式アトライター、ボー
ルミル、振動ミルなどを挙げることができるが、生産効
率の点からアトライターが好ましい。
【0012】乾式粉砕の条件は、使用する装置により設
定する必要があるが、粉砕温度は30〜150℃で行うこと
が好ましい。特に粉砕温度は使用する水溶性樹脂の軟化
点より高くなると乾式装置内部での粉砕物の固着が生じ
る危険性が高くなる。そのため、使用する水溶性樹脂の
軟化点よりなるべく低く設定する必要がある。粉砕時間
は10分〜6時間が好ましく、粉砕時間が短いと顔料中に
粉砕が不十分な粒子が含まれるため好ましくなく、又、
粉砕時間が長いと生産効率が悪くなるため好ましくな
い。
【0013】本発明の顔料組成物は、微細に粉砕された
顔料の表面を樹脂が被覆した状態にあり、アルカリ存在
下で水中に容易に解膠し分散する。本発明の顔料組成物
は、アルカリ存在下で水系顔料分散体用ビヒクルとを撹
拌混合等の簡単な操作により水性顔料分散体とすること
ができる。
【0014】本発明で得られる顔料組成物に含まれる顔
料分散粒子は、ソルベントソルトミリング法で得られた
顔料粒子とほぼ同じ粒子径とすることができる。本発明
の水系顔料分散体は、例えば、水性塗料、捺染剤、水性
インキ、インキジェット用インキ、カラーフィルター用
の分散液等として使用することができる。
【0015】
【実施例】以下、実施例、比較例により本発明を具体的
に説明する。なお、実施例中で標準顔料として使用して
いるのは、粗製顔料をソルベントソルトミリングにより
顔料化したものであり、結晶型の測定にはX線回折装置
を使用した。また粒子サイズと粒子形態は透過型電子顕
微鏡で観察した。
【0016】
【実施例1】乾式アトライターに粗製銅フタロシアニン
84重量部とアクリル系樹脂(ジョンソンポリマー社製の
「ジョンクリルJ-679」)16重量部を加え90℃で20分間
粉砕した。得られた顔料組成物のα型結晶の含有率は50
%程度であった。次に、得られた顔料組成物18重量部を
アセチレン基を含むノニオン系界面活性剤(日信化学工
業株式会社製「オルフィンSTG」)1.0重量部と共に、樹
脂を溶解するための水酸化ナトリウムを含む水溶液20重
量部に加え室温で穏やかに撹拌することにより濃縮分散
体を得た。次に、得られた濃縮分散体に水性用スチレン
アクリルエマルジョン61重量部を加え最終インキに調整
した後、同一顔料分を含む標準インキと比較したとこ
ろ、本実施例のインキは着色力、透明性、鮮明性などに
おいて標準インキより優れており着色力は140%程度の
品位を有していた。この時の平均分散粒径は80〜120nm
であった。
【0017】
【実施例2】乾式アトライターに粗製銅フタロシアニン
84重量部とアクリル系樹脂(ジョンソンポリマー社製の
「ジョンクリルJ-679」)16重量部を加え90℃で20分間
粉砕した。得られた顔料組成物のα型結晶含有率は50%
程度であった。次に、得られた顔料組成物18重量部をア
セチレン基を含むノニオン系界面活性剤(日信化学工業
株式会社製「サーフィノールTG」)1.0重量部と共に、樹脂を溶
解するための水酸化ナトリウムを含む水溶液20重量部に
加え室温で穏やかに撹拌することにより濃縮分散体を得
た。次に、得られた濃縮分散体に水性用スチレンアクリ
ルエマルジョン61重量部を加え最終インキに調整した
後、同一顔料分を含む標準インキと比較したところ、本
実施例のインキは着色力、透明性、鮮明性などにおいて
標準インキより優れており着色力は130%程度の品位を
有していた。この時の平均分 散粒径は80〜120nmであっ
た。
【0018】
【実施例3】乾式アトライターに粗製銅フタロシアニン
84重量部とアクリル系樹脂(ジョンソンポリマー社製の
ジョンクリルJ-679」)16重量部を加え90℃で20分間
粉砕した。得られた顔料組成物のα型結晶含有 率は50%
程度であった。次に、得られた顔料組成物18重量部をア
セチレン基を含むノニオン系界面活性剤(日信化学工業
株式会社製「サーフィノール504」)1.0重量部と共に、樹脂を
溶解するための水酸化ナトリウムを含む水溶液20重量部
に加え室温で穏やかに撹拌することにより濃縮分散体を
得た。得られた濃縮分散体に水性用スチレンアクリルエ
マルジョン61重量部を加え最終インキに調整た後、同一
顔料分を含む標準インキと比較したところ、本実施例の
インキは着色力、透明性、鮮明性などにおいて標準イン
キより優れており着色力は110%程度の品位を有してい
た。この時の平均分粒径は80 〜120nmであった。
【0019】
【比較例1】乾式アトライターに粗製銅フタロシアニン
84重量部とアクリル系樹脂(ジョンソンポリマー社製の
「ジョンクリルJ-679」)16重量部を加え90℃で20分間
粉砕した。得られた顔料組成物のα型結晶含有率は50%
程度であった。次に、得られた顔料組成物18重量部を樹
脂を溶解するための水酸化ナトリ ウムを含む水溶液20
重量部に加え室温で穏やかに撹拌することにより濃縮分
散体を得た。次に、得られた濃縮分散体に水性用スチレ
ンアクリルエマルジョン62重量部を加え最終インキに調
整したが、ほとんど発色していなかった。
【0020】
【比較例2】乾式アトライターで粗製銅フタロシアニン
を90℃で20分間粉砕した。得られた顔料のα型結晶含有
率は30%程度であった。次に、得られた顔料15重量部を
アセチレン基を含むノニオン系界面活性剤( 日信化学
工業株式会社製「オルフィンSTG」)1.0重量部と共に、水20
重量部に加え室温で穏やかに撹拌することにより濃縮分
散体を得た。次に、得られた濃縮分散体に水性用スチレ
ンアクリルエマルジョン64重量部を加え最終インキに調
整したが、ほとんど発色していなかった。
【0021】
【実施例4】乾式アトライターに粗製銅フタロシアニン
84重量部とアクリル系樹脂(ジョンソンポリマー社製の
「ジョンクリルJ-679」)16重量部を加え90℃で20分間
粉砕した。得られた顔料組成物のα型結晶の 含有率は
50%程度であった。次に、得られた顔料組成物18重量部
をアセチレン基を含むノニオン系界 面活性剤(日信化
学工業株式会社製「オルフィンSTG」)0.5重量部と共
に、樹脂を溶解するための水酸化ナトリウムを含む水溶
液20.5重量部に加え室温で穏やかに撹拌することにより
濃縮分散体を得た。次に、得られた濃縮分散体に水性用
スチレンアクリルエマルジョン61重量部を加え最終イン
キに調整した後、同一顔料分を含む標準インキと比較し
たところ、本実施例のインキは着色力、透明性、鮮明性
などにおいて標準インキより優れており着色力は120%
程度の品位を有していた。この時の平 均分散粒径は80
〜120nmであった。
【0022】
【実施例5】乾式アトライターに粗製銅フタロシアニン
84重量部とアクリル系樹脂(ジョンソンポリマー社製の
「ジョンクリルJ-679」)16重量部を加え90℃で20分間
粉砕した。得られた顔料組成物のα型結晶の含有率は50
%程度であった。次に、得られた顔料組成物18重量部を
アセチレン基を含むノニオン系界面活性剤(日信化学工
業株式会社製「オルフィンSTG」)2.0重量部と共に、樹
脂を溶解するための水酸化ナトリウムを含む水溶液19重
量部に加え室温で穏やかに撹拌することにより濃縮分散
体を得た。次に、得られた濃縮分散体に水性用スチレン
アクリルエマルジョン61重量部を加え最終インキに調整
した後、同一顔料分を含む標準インキと比較したとこ
ろ、本実施例のインキは着色力、透明性、鮮明性などに
おいて標準インキより優れており着色力は150%程度の
品位を有していた。この時の平 均分散粒径は80〜120nm
であった。
【0023】
【発明の効果】本発明により得られた顔料は、一般的な
顔料製造方法として採用されているソルベントソルトミ
リング法から得られる顔料と比較して同等もしくはそれ
以上の品質が得られ、より低コストで顔料を提供するこ
とが可能である。また、本発明の顔料組成物は、水中に
簡単な操作で顔料を分散することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月13日(2000.3.1
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水系媒体中に低い
機械的エネルギーで分散させることのできる水系顔料分
散体の製造方法に関する。
【従来の技術】 従来、顔料の水系分散体を製造する方法
としては、水系に適するように処理された顔料を、分散
ワニスと混合後、サンドミル、ビーズミル等の分散機を
使用して、膨大なエネルギーと時間を費やして分散させ
る方法が採用されていた。使用される顔料についても多
くのエネルギーと時間を使い製品としての顔料に仕上げ
られていた。例えば、粗製顔料の湿式粉砕による顔料化
工程では、粗製顔料を顔料化助剤の存在下でニーダー等
の粉砕機により粉砕するため、粉砕のための混練エネル
ギーと時間、さらに顔料化助剤を顔料から分離精製する
ためのエネルギーと時間が必要であった。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、粗
大粒子を含む顔料を水溶性樹脂の存在下で乾式粉砕する
工程(A)と、該工程(A)で得られた乾式粉砕物に、
アセチレン基を含有するノニオン系界面活性剤を添加し
て水中に分散せしめる工程(B)とからなる水系顔料
散体の製造方法に関する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粗大粒子を含む顔料を水溶性樹脂の存在
    下で乾式粉砕する工程(A)と、該工程(A)で得られ
    た乾式粉砕物に、アセチレン基を含有するノニオン系界
    面活性剤を添加して水中に分散せしめる工程(B)とか
    らなる水性分散体の製造方法。
  2. 【請求項2】 アセチレン基を含有するノニオン系界面
    活性剤が顔料に対して1〜30重量%添加する請求項1記載
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 水溶性樹脂がアルカリ可溶型樹脂である
    請求項1又は2記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3いずれか記載の製造方
    法で得られた水系顔料分散体。
JP09716899A 1999-04-05 1999-04-05 水系顔料分散体の製造方法 Expired - Fee Related JP4659162B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09716899A JP4659162B2 (ja) 1999-04-05 1999-04-05 水系顔料分散体の製造方法
US09/542,906 US6379451B1 (en) 1999-04-05 2000-04-04 Pigment composition and aqueous pigment dispersion product using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09716899A JP4659162B2 (ja) 1999-04-05 1999-04-05 水系顔料分散体の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000290578A true JP2000290578A (ja) 2000-10-17
JP4659162B2 JP4659162B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=14185060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09716899A Expired - Fee Related JP4659162B2 (ja) 1999-04-05 1999-04-05 水系顔料分散体の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4659162B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1146090A2 (en) 2000-04-10 2001-10-17 Seiko Epson Corporation Process for the preparation of pigment dispersion, pigment dispersion obtained by the same, ink jet recording ink comprising the same, and recording method and recording material using the same
US6896212B2 (en) 2002-09-05 2005-05-24 Rohm And Haas Company Method of producing fine solid particles and dispersions
WO2006051386A1 (es) * 2004-11-12 2006-05-18 Chimigraf Ibérica, Sl Procedimiento para la fabricación de una tinta de impresión sólida y tinta de impresión sólida obtenida
EP3315567A1 (en) 2016-10-31 2018-05-02 Nissin Chemical Industry Co., Ltd. Dispersant, dispersion, ink composition, and methods of preparation thereof
EP3561007A1 (en) 2018-04-27 2019-10-30 Nissin Chemical Industry Co., Ltd. Dispersant, dispersion and ink composition, and preparing method thereof
WO2022044525A1 (ja) 2020-08-31 2022-03-03 日信化学工業株式会社 分散剤、分散体及びインク組成物、並びにこれらの製造方法
EP4345140A1 (en) 2022-09-29 2024-04-03 Nissin Chemical Industry Co., Ltd. Dispersant, dispersion, ink composition, and method for producing same

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1146090A2 (en) 2000-04-10 2001-10-17 Seiko Epson Corporation Process for the preparation of pigment dispersion, pigment dispersion obtained by the same, ink jet recording ink comprising the same, and recording method and recording material using the same
US6916862B2 (en) 2000-04-10 2005-07-12 Seiko Epson Corporation Process for the preparation of pigment dispersion, pigment dispersion obtained by the same, ink jet recording ink comprising the same, and recording method and recorded material using the same
US6896212B2 (en) 2002-09-05 2005-05-24 Rohm And Haas Company Method of producing fine solid particles and dispersions
WO2006051386A1 (es) * 2004-11-12 2006-05-18 Chimigraf Ibérica, Sl Procedimiento para la fabricación de una tinta de impresión sólida y tinta de impresión sólida obtenida
EP3315567A1 (en) 2016-10-31 2018-05-02 Nissin Chemical Industry Co., Ltd. Dispersant, dispersion, ink composition, and methods of preparation thereof
US20180118961A1 (en) * 2016-10-31 2018-05-03 Nissin Chemical Industry Co., Ltd. Dispersant, dispersion, ink composition, and methods of preparation thereof
US10640662B2 (en) 2016-10-31 2020-05-05 Nissin Chemical Industry Co., Ltd. Dispersant, dispersion, ink composition, and methods of preparation thereof
EP3561007A1 (en) 2018-04-27 2019-10-30 Nissin Chemical Industry Co., Ltd. Dispersant, dispersion and ink composition, and preparing method thereof
US11066568B2 (en) 2018-04-27 2021-07-20 Nissin Chemical Industry Co., Ltd. Dispersant, dispersion and ink composition, and preparing method thereof
WO2022044525A1 (ja) 2020-08-31 2022-03-03 日信化学工業株式会社 分散剤、分散体及びインク組成物、並びにこれらの製造方法
KR20230058419A (ko) 2020-08-31 2023-05-03 닛신 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 분산제, 분산체, 잉크 조성물 및 이들의 제조 방법
EP4345140A1 (en) 2022-09-29 2024-04-03 Nissin Chemical Industry Co., Ltd. Dispersant, dispersion, ink composition, and method for producing same

Also Published As

Publication number Publication date
JP4659162B2 (ja) 2011-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4522654A (en) Continuous method of producing phthalocyanine pigment dispersions in organic solvent
JP3139396B2 (ja) 印刷インキの製造方法
JPH1149974A (ja) 顔料塊状体及びその製造方法、顔料水系分散液、並びに水系インク組成物
EP0921163B1 (en) Pigment composition and aqueous pigment dispersion prepared therefrom
US7255733B2 (en) Process for the production of β type copper phthalocyanine pigment and a use thereof
JP2000290578A (ja) 水系顔料分散体の製造方法
JP5664834B1 (ja) フタロシアニン顔料組成物の製造方法
US4709021A (en) Copper phthalocyanine pigments
US6379451B1 (en) Pigment composition and aqueous pigment dispersion product using the same
JP2000351912A (ja) 顔料組成物およびそれを使用した水系顔料分散体
US4448607A (en) Conditioning crude phthalocyanine pigments
US6379450B1 (en) Process for producing β-phase copper phthalocyanine pigment
JP3882358B2 (ja) 顔料組成物およびそれを使用した水系顔料分散体
JP2629070B2 (ja) 銅フタロシアニン顔料組成物およびそれを用いた顔料分散体組成物
GB2051108A (en) Continuous Method of Producing Aqueous Phthalocyanine Pigment Dispersions
JP4155486B2 (ja) 顔料分散液の製造方法
KR102696391B1 (ko) 자가분산 안료분산액 수성 안료잉크 제조방법
RU2198904C2 (ru) Способ производства концентрата краски
US6530989B1 (en) Methods for production of organic pigments for printing inks
JP7110511B1 (ja) ε型銅フタロシアニン顔料組成物の製造方法
KR100497113B1 (ko) 안정형 구리 프탈로시아닌 안료의 제조방법
JP5534325B2 (ja) 銅フタロシアニン顔料組成物の製造方法及び印刷インキの製造方法
JP2002121413A (ja) 紺藍色顔料の製造方法
JP2004035655A (ja) 顔料組成物の製造方法、該方法で製造される顔料組成物を用いた顔料分散体、および着色用樹脂組成物
JP2005008806A (ja) β型銅フタロシアニン顔料の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071212

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080508

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101227

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4659162

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140107

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees