JP3137946U - ウエザーストリップの型成形部構造 - Google Patents

ウエザーストリップの型成形部構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3137946U
JP3137946U JP2007007578U JP2007007578U JP3137946U JP 3137946 U JP3137946 U JP 3137946U JP 2007007578 U JP2007007578 U JP 2007007578U JP 2007007578 U JP2007007578 U JP 2007007578U JP 3137946 U JP3137946 U JP 3137946U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hollow seal
core
weather strip
air
hollow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007007578U
Other languages
English (en)
Inventor
幸博 日野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP2007007578U priority Critical patent/JP3137946U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3137946U publication Critical patent/JP3137946U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

【課題】作業性、シール性および外観性に優れた自動車ウエザーストリップの型成形部構造を提供する。
【解決手段】自動車用ウエザーストリップ10の中空シール部13を有する型成形部12の構造において、中空シール部13の端部に、中芯20によって形成され、当該中芯20を抜取るための抜取開口部14を設けると共に、中空シール部13のシール面および外観面を除く部分に、中芯20を容易に抜取るべく、エアーを吹き込むためのエアー窓15を設ける。
【選択図】 図5

Description

本考案は、自動車用ウエザーストリップの型成形部構造に関するものである。
図1乃至図4を参照して説明する。自動車用ウエザーストリップ30において、中空シール部33を有する型成形部32の当該中空シール部33は、金型に挿入した中芯40によって中空状に形成される。従来、こうした型成形部32には、成型後、中芯40を抜き易くするために、その中芯40の支持部41によって形成される抜取開口部34の他に、当該抜取開口部34から型成形部32の末端に達するスリット35を形成している。そして、中芯40を抜取った後、そのスリット35を接着剤で接着して閉じている。なお、図中、符号31は押出成形部、36はボディパネル1に取付けるためのU字状トリム部で、ウエザーストリップ10と一体成形されている。
こうした従来のウエザーストリップ30の型成形部構造は、スリット35を形成しているので、中芯40の抜取りが容易であるものの、そのスリット35を接着剤で閉じる作業を必要とするので、多くの工数を要し、作業性が悪いといった問題がある。
また、こうした構造のウエザーストリップ30をドアの開閉に関係する箇所に取付けた場合では、当該ドアを繰り返し開閉するに従って接着部分が剥がれ、シール性と外観性が損なわれるといった問題が発生する。
本考案はこうした問題に鑑み創案されたもので、作業性、シール性および外観性に優れた自動車ウエザーストリップの型成形部構造を提供することを課題とする。
図1、図2および図5乃至図7を参照して説明する。請求項1に記載のウエザーストリップの型成形部構造は、自動車用ウエザーストリップ10の中空シール部13を有する型成形部12の構造であって、前記中空シール部13の端部に、中芯20によって形成され、当該中芯20を抜取るための抜取開口部14を設けると共に、前記中空シール部13のシール面および外観面を除く部分に、前記中芯20を容易に抜取るべく、エアーを吹き込むためのエアー窓15を設けてなるものである。
請求項2に記載のウエザーストリップの型成形部構造は、自動車用ウエザーストリップ10の中空シール部13を有する型成形部12の構造であって、前記中空シール部13の端部に、中芯20によって形成され、当該中芯20を抜取るための抜取開口部14を設けると共に、前記中空シール部13のシール面および外観面を除く部分に、前記中芯20を容易に抜取るべく、エアーを吹き込むためのエアー窓15を設け、前記エアー窓15を、前記中空シール部13の長手方向に沿った長穴状としてなるものである。
請求項1に記載の考案は、中空シール部13の端部に、中芯20によって形成され、その中芯20を抜取るための抜取開口部14を設け、中空シール部13のシール面および外観面を除く部分に、中芯20を容易に抜取るべく、無スリットで、エアーを吹き込むためのエアー窓15を設けるので、従来のように、中芯20を抜取った後に、スリットを接着剤で接着して閉じるといった工程を不要とすることができる。従って、工数を削減して生産性を高めることができる。
また、このウエザーストリップ10をドアと関係する箇所に取り付けた場合でも、当該ドアを繰り返し開閉することによって、スリットの接着部分が剥がれてシール性と外観性が悪くなるといった問題が発生しない。
なお、型成形完了後は、エアー穴から、エアーガンGなどによって圧縮空気Aを吹き込み、中空シール部13を膨らませて中芯20を抜取る。従って、中芯20を容易に抜取ることができる。
請求項2に記載のウエザーストリップの型成形部構造は、請求項1に記載の考案と同様に、中芯20の抜取りを容易にするためのスリットを形成しないので、作業性、シール性および外観性の向上を図ることができる。
また、エアー窓15を、中空シール部13の長手方向に沿った長穴状としたので、例えば、3φmm〜5φmm程度の小さな丸穴状とした場合と異なり、圧縮空気Aを、中空シール部13の内部に満遍なく迅速に供給することができる。これにより、中芯20の抜取りを、さらに迅速かつ容易に行うことができる。
図において、二等辺三角形の頂点から底辺に垂線を下ろし、一方を塗潰した記号を用いているが、これは塗潰側が型成形部を表し、非塗潰側が押出成形部を表している。本考案に係るウエザーストリップの型成形部構造の実施形態を、図1、図2、図5および図6に示す。このウエザーストリップ10は、ボディパネル1のホイールアーチ1a部分に設けられるもので、その型成形部12は当該ホイールアーチ1aの端部に配置され、中空シール部13にはドアパネル2が弾接する。
この型成形部12において、中空シール部13の端部には、中芯20によって形成され、その中芯20を抜取るための抜取開口部14を設けている。また、中空シール部13のシール面および外観面ではない部分である背面に、無スリットで、エアーを吹き込むためのエアー窓15を設けている。なお、このエアー窓15は、中空シール部13の長手方向に沿った、縦3mm、横15mm程度の長穴状に設定している。なお、図中、符号11は押出成形部を示し、16はボディパネル1に取付けるためのU字状トリム部で、ウエザーストリップ10と一体に成形されている。本考案の穴としては、縦3mm以上、横10mm以上の穴が好ましい。
この型成形部12は、金型内において、中芯20の先端部(支持部21)を金型によって支持した状態で形成される。
そして、型成形が完了した後、エアーガンGによって、圧縮空気Aをエアー窓15から中空シール部13内へ供給して当該中空シール部13を膨らませた状態で、中芯20を、その支持部21を把持して抜取開口部14から抜取る。この際、エアー窓15は中空シール部13の長手方向に沿った長穴状に設定しているので、中空シール部13内には、圧縮空気Aが迅速かつ満遍なく行き渡り、よって、中芯20を迅速かつ容易に抜取ることができる。
また、この型成形部12にはスリットを設けていないので、従来のようにスリットを接着剤で接着して閉じるといった作業が不要であり、従って、工数を削減して生産性を高めることができる。また、スリットの接着部分が剥がれるといった問題も発生しないので、シール性と外観性にも優れる。
なお、本実施形態では、中空シール部13の端部が解放された形状のものについて説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、図7に示すように、中空シール部13の端部が閉塞され、その背面にエアー窓15と共に抜取開口部14を設けた形状のものも含む。
また、本考案に係るウエザーストリップの型成形部構造は、ホイールアーチ1a部分のみでなく、例えば、ハードトップ車やオープンカーのルーフ部分等のあらゆる端末型成形部に適用することができる。
ウエザーストリップが取り付けられる自動車を示す側面図である。 図1のX−X線断面図である。 従来例に係るウエザーストリップの型成形構造を示す斜視図である。 図3のY−Y線断面図である。 本考案に係るウエザーストリップの型成形構造の実施形態を示す斜視図である。 図5のZ−Z線断面図である。 本考案に係るウエザーストリップの型成形構造の他の実施形態を示す斜視図である。
符号の説明
1 ボディパネル
1a ホイールアーチ
2 ドアパネル
10 ウエザーストリップ
11 押出成形部
12 型成形部
13 中空シール部
14 抜取開口部
15 エアー窓
16 U字状トリム部
20 中芯
21 支持部
30 ウエザーストリップ
31 押出成形部
32 型成形部
33 中空シール部
34 抜取開口部
35 スリット
36 U字状トリム部
40 中芯
41 支持部
A 圧縮空気
G エアーガン

Claims (2)

  1. 自動車用ウエザーストリップ(10)の中空シール部(13)を有する型成形部(12)の構造であって、前記中空シール部の端部に、中芯(20)によって形成され、該中芯を抜取るための抜取開口部(14)を設けると共に、前記中空シール部のシール面および外観面を除く部分に、前記中芯を容易に抜取るべく、エアーを吹き込むためのエアー窓(15)を設けてなるウエザーストリップの型成形部構造。
  2. 自動車用ウエザーストリップ(10)の中空シール部(13)を有する型成形部(12)の構造であって、前記中空シール部の端部に、中芯(20)によって形成され、該中芯を抜取るための抜取開口部(14)を設けると共に、前記中空シール部のシール面および外観面を除く部分に、前記中芯を容易に抜取るべく、エアーを吹き込むためのエアー窓(15)を設け、前記エアー窓を、前記中空シール部の長手方向に沿った長穴状としてなるウエザーストリップの型成形部構造。
JP2007007578U 2007-10-02 2007-10-02 ウエザーストリップの型成形部構造 Expired - Fee Related JP3137946U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007007578U JP3137946U (ja) 2007-10-02 2007-10-02 ウエザーストリップの型成形部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007007578U JP3137946U (ja) 2007-10-02 2007-10-02 ウエザーストリップの型成形部構造

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005096814A Continuation JP2006273171A (ja) 2005-03-30 2005-03-30 ウエザーストリップの型成形部構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3137946U true JP3137946U (ja) 2007-12-13

Family

ID=43288277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007007578U Expired - Fee Related JP3137946U (ja) 2007-10-02 2007-10-02 ウエザーストリップの型成形部構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3137946U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022054708A1 (ja) * 2020-09-11 2022-03-17 西川ゴム工業株式会社 自動車のシール構造及び自動車のシール材

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022054708A1 (ja) * 2020-09-11 2022-03-17 西川ゴム工業株式会社 自動車のシール構造及び自動車のシール材
JP7474159B2 (ja) 2020-09-11 2024-04-24 西川ゴム工業株式会社 自動車のシール構造及び自動車のシール材

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009012490A (ja) 自動車用ウエザストリップ
US5711907A (en) Method for producing a weather strip for a motor vehicle
JP3137946U (ja) ウエザーストリップの型成形部構造
JP6498033B2 (ja) 車両用シール材
JP2006273171A (ja) ウエザーストリップの型成形部構造
JP3154070U (ja) ウェザストリップの型成形部
JP5057234B2 (ja) 自動車用ウエザストリップの取付構造
JP5397285B2 (ja) ウエザストリップの製造方法
JP4252198B2 (ja) ハードトップ車のルーフウエザーストリップ
JP4575746B2 (ja) エアバッグドアおよびその成形方法
JP6556552B2 (ja) 自動車用ウェザーストリップの型成形方法及び自動車用ウェザーストリップの型成形部構造
JP4254589B2 (ja) ウエザストリップ及びその製造方法
JP3057136B2 (ja) 自動車用ウエザーストリップ
JP7377102B2 (ja) 自動車用ウエザーストリップ、その製造方法及びその製造装置
JP6050695B2 (ja) オープニングトリムの製造方法
JP2008126769A (ja) 自動車用オープニングトリム及びその製造方法
JP3740563B2 (ja) ウエザストリップの製造方法
JP4481198B2 (ja) 自動車用ウエザーストリップ
JP3742273B2 (ja) 自動車用モールの製造方法
JP3195671U (ja) 自動車用ウェザーストリップ
KR200197159Y1 (ko) 자동차 의장용 몰딩재
JP2001047948A (ja) 自動車用ウエザーストリップ
JPH0531753A (ja) ウエザストリツプの型接続部成形方法
JP3779453B2 (ja) 自動車用ウェザーストリップおよびその製造方法
JPH07237508A (ja) サッシュレスドア型車のウエザーストリップ

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101121

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees