JP6556552B2 - 自動車用ウェザーストリップの型成形方法及び自動車用ウェザーストリップの型成形部構造 - Google Patents

自動車用ウェザーストリップの型成形方法及び自動車用ウェザーストリップの型成形部構造 Download PDF

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Description

本発明は、コンバーチブル車などの格納式ルーフ車や非開閉式ルーフのハードトップ車などのサッシュレスドア型車の車体開口縁に沿って取付けられ、サイドガラスに弾接して車内外をシールする自動車用ウェザーストリップの型成形方法及び自動車用ウェザーストリップの型成形部構造に関するものである。
図7及び図8に示すように、自動車の車体開口縁に沿ってドア1とボディ側との間をシールする自動車用ウェザーストリップ10が取付けられている。これは、開閉自在のルーフを折り畳むことによって開放されるタイプの格納式ルーフ車の外観を示したものである。
ルーフは幌2からなり、折り畳まれた幌2は車体後方側下部のトランク3内に格納されるようになっている。
こうした格納式ルーフ車や、あるいは非開閉式ルーフのハードトップ車などのサッシュレスドア型車の車体開口縁に沿って取付けられた自動車用ウェザーストリップ10は、車体開口縁に沿って取付けられたリテーナ5などの嵌合部材に嵌め込まれる取付基部11と、その取付基部11の車外側に一体的に設けられドア1の閉時にサイドガラス4に弾接する中空シール部12を備えていて、しかも中空シール部12の内部にはその中空領域を2分割するブリッジ15が設けられ、中空シール部12がサイドガラス4に弾接する際に良好なシール性を確保させている。
中空シール部12に設けられたブリッジ15は、押出成形部では、図7に示すように、取付基部11及び中空シール部12とともに一体的に押出成形され、ブリッジ15の一端15aは中空シール部12の内面(内壁)に接続され、ブリッジ15の他端15bは取付基部11の内面(内壁)に接続されている。
これに対して、型成形部では、中空シール部12を成形する際に中芯(図示しない)をセットする必要がありブリッジ15を設けると邪魔になるため、図8に示すように、ブリッジ15を無くした形状にしていて、取付基部11には中芯を取り出すためのスリット17が形成されている。
これにより、型成形部のシール圧は押出成形部のシール圧よりも小さくなりその変化も大きくなるため、型成形部では、図8に示すように、中空シール部12にパッド18,19を挿入したり発泡材を注入したりしたものがある。
しかし、パッド18,19や発泡材を設定することで中空シール部12の荷重が高くなり過ぎて、サイドガラス4の閉じ性が悪くなるといったおそれがある。
また、パッド18,19や発泡材を設定することでコスト高になるといった問題もある。
これに対して、型成形部において中芯抜き用のスリットからブリッジを新たに挿入した後、接着剤で取付基部に固定することによって、押出成形部に対する型成形部のシール性の低下を阻止するようにしたものが開示されている(特許文献1)。
また、押出成形部の内部に存在するブリッジを型成形部内では除変して消滅するようにすることで、押出成形部から型成形部にわたるシール作用時の変形差異及び圧力差を連続変化させて良好なシール性を得るようにしたものも開示されている(特許文献2)。
実開平4−18015号公報 実開平2−123422号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、中空シール部内に挿入されたブリッジは、取付基部に接着材で固定されるものの、中空シール部に対しては、内面に形成された突起にブリッジの先端部を係合させて位置決めがされているだけなので、中空シール部がサイドガラスに弾接した際に安定性に欠け外れ易くしかも一旦外れると修復が困難であるといった問題もある。
また、特許文献2に記載された発明によれば、ブリッジの一端は中空シール部に一体的に成形されているので特許文献1に記載の発明とは異なり中空シール部の弾接時にブリッジが外れるといったことはないが、型成形部ではブリッジは除変して消滅するようになっているので、特許文献1に記載の発明のように自動車用ウェザーストリップの長手方向において型成形部の全域にブリッジが形成されたもと比較するとシール性は一様ではなく低下するといった問題がある。
そこで、本発明の目的とするところは、型成形部において安定したシール性を得ることのできる自動車用ウェザーストリップの型成形方法及び自動車用ウェザーストリップの型成形部構造を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の自動車用ウェザーストリップの型成形方法は、サッシュレスドア型車の車体開口縁に沿って設けられた嵌合部材(5)に嵌め込まれる取付基部(31B)と、その取付基部(31B)の車外側に一体的に設けられドア(1)閉時にサイドガラス(4)に弾接する中空シール部(32B)を備え、しかも前記中空シール部(32B)の内部に中空領域を2分割するブリッジ(35B)が設けられてなる自動車用ウェザーストリップ(30B)の型成形方法であって、
前記取付基部(31B)に前記中空シール部(32B)側となる内面から外面にかけて貫通し長手方向に延びるスリット(37B)を形成するとともに、
前記中空シール部(32B)の内部になる位置に、間隔をあけてセットされた2つの中芯間に型成形材料が充填されて中空領域を2分割するブリッジ(35B)を、その一端(35B1)が前記中空シール部(32B)のシール壁の内面側に接続され、他端(35B2)は前記取付基部(31B)のスリット(37B)内に挿入されるように、前記中空シール部(32B)と一体的に型成形した後、
前記中芯を前記スリット(37B)から外方に抜き出すようにしたもので、
前記ブリッジ(35B)を、その他端(35B2)側を頭部とする断面略T状形状にするとともに、前記スリット(37B)も断面略T状形状にし、前記スリット(37B)の幅(S2)を、前記取付基部(31B)が前記嵌合部材(5)に嵌め込まれることによって狭くなった前記スリット(37B)で前記ブリッジ(35B)の他端(35B2)が挟み込まれるようにしたことを特徴とする。
また本発明は、前記中芯を前記スリット(37B)から外方に抜き出した後、前記スリット(37B)と前記ブリッジ(35B)の他端(35B2)を接着剤(E)で固定することを特徴とする。
また本発明の自動車用ウェザーストリップの型成形部構造は、サッシュレスドア型車の車体開口縁に沿って設けられた嵌合部材(5)に嵌め込まれる取付基部(31B)と、その取付基部(31B)の車外側に設けられドア(1)閉時にサイドガラス(4)に弾接する中空シール部(32B)が型形成され、しかも前記中空シール部(32B)の内部に中空領域を2分割するブリッジ(35B)が設けられてなる自動車用ウェザーストリップ(30B)の型成形部構造であって、
前記取付基部(31B)には前記中空シール部(32B)側となる内面から外面にかけて貫通し長手方向に延びるスリット(37B)が形成されるとともに、
前記ブリッジ(35B)は、その一端(35B1)が前記中空シール部(32B)のシール壁の内面側に接続され、他端(35B2)は前記取付基部(31B)のスリット(37B)内に挿入されて前記取付基部(31B)が前記嵌合部材(5)に嵌め込まれることによって狭くなった前記スリット(37B)で挟み込まれるように、一体的に型成形されてなり、
前記ブリッジ(35B)を、その他端(35B2)側を頭部とする断面略T状形状にするとともに、前記スリット(37B)も断面略T状形状にし、前記スリット(37B)の幅(S2)を、前記取付基部(31B)が前記嵌合部材(5)に嵌め込まれることによって狭くなった前記スリット(37B)で前記ブリッジ(35B)の他端(35B2)が挟み込まれるようにしたことを特徴とする。
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明によれば、中空シール部の内部を2分割するブリッジは別体ではなく、型成形時に取付基部及び中空シール部と同時に一体的に形成され、その一端は中空シール部のシール壁の内面側に接続されているので、中空シール部がサイドガラスに弾接した際に、従来例で示したように外れたり、位置がずれたりするといった問題はない。
また、ブリッジの他端は取付基部に形成されたスリット内に挿入されているので、押出成形部に設けられたブリッジと同様の断面形状のブリッジを型成形部の全域にわたって形成することができ、従来例で示したように型成形部内で除変して消滅するようなことはない。
よって、自動車用ウェザーストリップは型成形部において安定したシール性を発揮することができる。
また、パッドや発泡材を設定する必要はないのでドアを閉じた際にドアが大きな反力を受けてドア閉じ性を悪化するおそれも解消される。
そして、取付基部内ではブリッジの他端との間に生じるスリットから型成形時に使用された中芯を外方に抜き出すようにしたので製造上特に問題はなく容易にブリッジを型形成することができる。
また、本発明によれば、中芯をスリットから外方に抜き出した後はスリットとブリッジの他端を接着固定するので、シール性に特に影響を及ぼすことはない。
また、本発明によれば、ブリッジを断面略T状形状にして、スリットの幅を、取付基部が嵌合部材に嵌め込まれることによって狭くなったスリットでブリッジの他端が挟み込まれるようにしたので、接着剤を使用することなくスリットを埋めることができる。
これによれば、接着剤による固定を廃止することができるので、接着剤のダレや、作業者の手が汚れることによって自動車用ウェザーストリップそのものを汚すことを防止することができる。
本発明の実施形態に係る自動車用ウェザーストリップを示す図6のB−B線拡大断面図である。 図1に示した自動車用ウェザーストリップがサイドガラスに弾接した状態を示す図6のB−B線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る別の自動車用ウェザーストリップを示す図6のB−B線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るさらに別の自動車用ウェザーストリップを示す図6のB−B線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るさらに別の自動車用ウェザーストリップを示す図6のB−B線拡大断面図である。 自動車の外観斜視図である。 従来例に係る自動車用ウェザーストリップ及び本発明の実施形態に係る自動車用ウェザーストリップを示す図6のA−A線拡大斜視図である。 従来例に係る自動車用ウェザーストリップを示す図6のB−B線拡大断面図である。
図1,図2,図6及び図7を参照して、本発明の実施形態に係る自動車用ウェザーストリップ30Bの型成形方法及び自動車用ウェザーストリップ30Bの型成形部構造について説明する。図1は、型成形部において、自動車用ウェザーストリップ30Bがサイドガラス4に弾接する前の状態を示し、図2は、弾接した後の状態を示している。なお、従来例で示したものと同一部分には同一符号を付した。また、押出成形部において、自動車用ウェザーストリップ30Aがサイドガラス4に弾接する前の状態を示す断面形状は、従来例として図7で示したものと同一である。
本発明の実施形態に係る自動車用ウェザーストリップ30Bは、図1に示したように、格納式ルーフ車の車体開口縁、ここではルーフ側に沿って取付けられたリテーナ(嵌合部材)5に嵌め込まれる取付基部31Bと、その取付基部31Bの下側で車外側に向かって膨出するように一体的に設けられ、ドア1の閉時にはサイドガラス4に弾接する中空シール部32Bを備えている。しかも中空シール部32Bの内部にはその中空領域を第一領域32Xと第二領域32Yに2分割するブリッジ35Bが設けられている。
また、取付基部31Bの車内側には断面略舌状の装飾リップ用33Bが設けられ、中空シール部32Bの第二領域32Y側には、ドア1の閉時にサイドガラス4の側面に弾接する同じく断面略舌状のサブリップ34Bが設けられている。
取付基部31Bは、車外側側壁31B1,車内側側壁31B2,連結壁31B3からなる断面略コ字状で、連結壁31B3の略中央には、中空シール部32B側となる内面から外面にかけて貫通するとともに長手方向に延びるスリット37Bが形成されている。
ブリッジ35Bは、その一端35B1が中空シール部32Bのシール壁の内面側に接続され、他端35B2は取付基部31Bの連結壁31B3に形成されたスリット37B内に挿入され、取付基部31Bの外面まで延びている。ブリッジ35Bは、取付基部31Bの連結壁31B3に対して直交する方向、すなわち車外側側壁31B1やサイドガラス4に対して略平行に延びる板状であり、中空領域においては、図7で示したように、押出成形された自動車用ウェザーストリップ30A内に架設されたブリッジ35Aと同じ形状でかつ同じ位置にあり、押出成形部30Aから型成形部30Bにかけて消失することなく一連一体的に設けられている。
ブリッジ35Bの材質は特に限定されるわけではないが、ここでは取付基部31B及び中空シール部32Bと同一材料のEPDMなどのゴム様弾性体によるスポンジ材を使用している。また、熱可塑性エラストマーを使用することもできる。なお、取付基部31BのみがEPDMなどのゴム様弾性体によるソリッド材を使用していてもよく、さらに、車外側側壁31B1及び車内側側壁31B2も取付基部31Bと同一にソリッド材が使用されていてもよい。
このように構成された自動車用ウェザーストリップ30Bを型成形するには、まず、図7に示すような、押出成形された自動車用ウェザーストリップ30Aの端部を金型(図示しない)にセットする。押出成形された自動車用ウェザーストリップ30Aは、格納式ルーフ車の車体開口縁となるルーフ側に沿って取付けられたリテーナ(嵌合部材)5に嵌め込まれる、車外側側壁31A1,車内側側壁31A2,連結壁31A3からなる断面略コ字状の取付基部31Aと、その取付基部31Aの下側で車外側に向かって膨出するように一体的に設けられ、ドア1の閉時にはサイドガラス4に弾接する中空シール部32Aと、取付基部31Aの車内側に設けられた断面略舌状の装飾リップ33Aと、中空シール部32Aに設けられドア1の閉時にサイドガラス4の側面に弾接する同じく断面略舌状のサブリップ34Aと、中空シール部32Aの内部の中空領域を第一領域32Xと第二領域32Yに2分割するブリッジ35Aが一体的に押出成形されてなるものである。
次に型成形される中空シール部32の内部になる位置に、間隔をあけて前記2つの中芯(図示しない)をセットし、その中芯間に型成形材料を充填することによって、取付基部31Bと中空シール部32Bとともにブリッジ35Bを、その一端35B1が中空シール部32Bのシール壁の内面側に一体的に接続されるように型成形する。
そして、このとき型成形される取付基部31Bの連結壁31B3の略中央には、中空シール部32B側となる内面から外面にかけて貫通し自動車用ウェザーストリップ30Aの長手方向に延びるスリット37Bが同時に形成されるとともに、ブリッジ35Bはその他端35B2が取付基部31Bに形成されたスリット37B内に挿入されるように、中空シール部32Bと一体的に型成形される。
そして、2つの中芯をスリット37Bから外方に抜き出した後、スリット37Bとブリッジ35Bの他端35B2を接着剤Eで固定した。
このとき、スリット37Bの幅S1は、取付基部31Bの左右両端部が嵌合部材5に嵌め込まれることによって狭くなったスリット37Bでブリッジ35Bの他端35B2が挟み込まれるように設定している。ここで、図2では接着剤Eはブリッジ35Bの他端35B2の車外側のみに適用しているが、車内側の側面のみとしてもよいし、これら両面へ適用してもよい。
なお、スリット37Bでブリッジ35Bの他端35B2が挟み込まれる力を強くすれば、スリット37Bとブリッジ35Bの他端35B2を接着剤Eで固定することを省略することができる。例えば、リテーナ5の嵌合部形状をスリット37Bとブリッジ35Bの他端35B2との隙間分をラップ設定する、つまり、リテーナ5へ勘合した際に、スリット37Bの幅S1が狭まり、この幅S1がブリッジ35Bの他端35B2の断面厚みよりも小さくなることで挟み込む力を強くすることができる。
このように、本実施形態によれば、中空シール部32Bの内部を2分割するブリッジ35Bは別体ではなく、型成形時に取付基部31B及び中空シール部32Bと同時に一体的に形成され、その一端35B1は中空シール部32Bのシール壁の内面側に接続されるので、中空シール部32Bがサイドガラス4に弾接した際に、外れたり位置がずれたりするといったことは防止される。
また、ブリッジ35Bの他端35B2は取付基部31Bに形成されたスリット37B内に挿入されているので、押出成形部に設けられたブリッジ35Aと同様の断面形状のブリッジ35Bを型成形部の全域にわたって形成することができる。
さらに、自動車用ウェザーストリップ30Bがサイドガラス4に弾接したとき、図2に示すように、中空シール部32Bが撓みブリッジ35Bの他端35B2において取付基部31Bに押し付けられるが、ブリッジ35Bの他端35B2は接着剤Eで取付基部31Bに固定されるか、又はスリット37Bで強く挟み込まれているためブリッジ35Bの強度は押出成形されたブリッジ35Aと変わらず、パッドを不要としている。
よって、自動車用ウェザーストリップ30Bは型成形部において安定したシール性を発揮することができる。
そして、取付基部31B内ではブリッジ35Bの他端35B2との間に生じるスリット37Bから型成形時に使用された中芯を外方に抜き出すようにしたので製造上特に問題はなく容易にブリッジ35Bを型形成することができる。
また、本実施形態によれば、ブリッジ35Bを断面略矩形状にしたが、これに限定されることなく、例えば、図3に示すように、断面略T状形状にし、これに対応して、スリット37Bも断面略T状形状にし、スリット37Bの幅S2を、取付基部31Bが嵌合部材5に嵌め込まれることによって狭くなったスリット37Bでブリッジ35Bの他端35B2が挟み込まれるようにすることもできる。
また、図4に示すように、断面略L形状にしたり、あるいは、図5に示すように、断面略円形状や断面菱形状、又は断面台形状にし、これに対応して、スリット37Bも断面略L字状形状にしたり、あるいは断面略円形状などにすることもできる。
1 ドア
2 幌
3 トランク
4 サイドガラス
5 リテーナ
10 ドアウェザーストリップ
11 取付基部
12 中空シール部
13 装飾用リップ
14 サブリップ
15 ブリッジ
15a ブリッジの一端
15b ブリッジの他端
17 スリット
30A,30B ドアウェザーストリップ
31A,31B 取付基部
31A1,31B1 車外側側壁
31A2,31B2 車内側側壁
31A3,31B3 連結壁
32A,32B 中空シール部
32X 第一領域
32Y 第二領域
33A,33B 装飾用リップ
34A,34B サブリップ
35A,35B ブリッジ
35B1 ブリッジの一端
35B2 ブリッジの他端
37B スリット
E 接着剤
S1 スリットの幅
S2 スリットの幅

Claims (3)

  1. サッシュレスドア型車の車体開口縁に沿って設けられた嵌合部材に嵌め込まれる取付基部と、その取付基部の車外側に一体的に設けられドア閉時にサイドガラスに弾接する中空シール部を備え、しかも前記中空シール部の内部に中空領域を2分割するブリッジが設けられてなる自動車用ウェザーストリップの型成形方法であって、
    前記取付基部に前記中空シール部側となる内面から外面にかけて貫通し長手方向に延びるスリットを形成するとともに、
    前記中空シール部の内部になる位置に、間隔をあけてセットされた2つの中芯間に型成形材料が充填されて中空領域を2分割するブリッジを、その一端が前記中空シール部のシール壁の内面側に接続され、他端は前記取付基部のスリット内に挿入されるように、前記中空シール部と一体的に型成形した後、
    前記中芯を前記スリットから外方に抜き出すようにしたもので、
    前記ブリッジを、その他端側を頭部とする断面略T状形状にするとともに、前記スリットも断面略T状形状にし、前記スリットの幅を、前記取付基部が前記嵌合部材に嵌め込まれることによって狭くなった前記スリットで前記ブリッジの他端が挟み込まれるようにしたことを特徴とする自動車用ウェザーストリップの型成形方法。
  2. 前記中芯を前記スリットから外方に抜き出した後、前記スリットと前記ブリッジの他端を接着剤で固定することを特徴とする請求項1に記載の自動車用ウェザーストリップの型成形方法。
  3. サッシュレスドア型車の車体開口縁に沿って設けられた嵌合部材に嵌め込まれる取付基部と、その取付基部の車外側に設けられドア閉時にサイドガラスに弾接する中空シール部が型形成され、しかも前記中空シール部の内部に中空領域を2分割するブリッジが設けられてなる自動車用ウェザーストリップの型成形部構造であって、
    前記取付基部には前記中空シール部側となる内面から外面にかけて貫通し長手方向に延びるスリットが形成されるとともに、
    前記ブリッジは、その一端が前記中空シール部のシール壁の内面側に接続され、他端は前記取付基部のスリット内に挿入されて前記取付基部が前記嵌合部材に嵌め込まれることによって狭くなった前記スリットで挟み込まれるように、一体的に型成形されてなり、
    前記ブリッジを、その他端側を頭部とする断面略T状形状にするとともに、前記スリットも断面略T状形状にし、前記スリットの幅を、前記取付基部が前記嵌合部材に嵌め込まれることによって狭くなった前記スリットで前記ブリッジの他端が挟み込まれるようにしたことを特徴とする自動車用ウェザーストリップの型成形部構造。
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