JP3137728B2 - ダクト用たわみ継手の製造方法およびダクト用たわみ継手 - Google Patents

ダクト用たわみ継手の製造方法およびダクト用たわみ継手

Info

Publication number
JP3137728B2
JP3137728B2 JP11302192A JP11302192A JP3137728B2 JP 3137728 B2 JP3137728 B2 JP 3137728B2 JP 11302192 A JP11302192 A JP 11302192A JP 11302192 A JP11302192 A JP 11302192A JP 3137728 B2 JP3137728 B2 JP 3137728B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
flexible joint
flange
canvas
corner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11302192A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05288396A (ja
Inventor
相原典久
Original Assignee
三喜工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三喜工業株式会社 filed Critical 三喜工業株式会社
Priority to JP11302192A priority Critical patent/JP3137728B2/ja
Publication of JPH05288396A publication Critical patent/JPH05288396A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3137728B2 publication Critical patent/JP3137728B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Duct Arrangements (AREA)
  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空調等で使用される、ダ
クトに用いられるダクト用たわみ継手の製造方法および
ダクト用たわみ継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ダクトに用いられるダクト用たわ
み継手は両端部がコ―ナ―部以外で重なり合うように四
角筒状にキャンバスを折曲げ、重なり合う部位を鳩目あ
るいはダイカシメで固定するとともに、該キャンバスの
両側部にフランジ部材をリベットカシメにより取付けて
製造している。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】従来のダクト用たわ
み継手はキャンバスの重なり部の固定および該キャンバ
スの両側部に取付けるフランジ部材を鳩目、ダイカシメ
やリベットカシメで行なっているため作業効率が悪く、
コスト高になるとともに、固定部分が見苦しくなるとい
う欠点があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
加工や固定作業が容易にでき、綺麗に仕上げることがで
きる、安価に製造することができるダクト用たわみ継手
の製造方法、ダクト用たわみ継手およびダクト用ジョイ
ントピ―スを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は帯状のキャンバスの両側面に所定間隔で形
成されたカシメ用ダボによって固定された一対のフラン
ジ部材とからなるダクト用たわみ継手材を製造するダク
ト用たわみ継手材製造工程と、このダクト用たわみ継手
材製造工程で製造されたダクト用たわみ継手材をコ―ナ
―部を除く部位で両端部が重なり合う四角筒状に形成す
るとともに、両端部のフランジ部材にそれぞれフランジ
部を形成するフランジ部形成工程と、このフランジ部形
成工程後にフランジ部のコ―ナ―部にそれぞれコ―ナ―
ピ―スをカシメ固定するコ―ナ―ピ―ス固定工程と、前
記フランジ部形成工程後に、重なり合う部分のフランジ
部にジョイントピ―スをカシメ固定するジョイントピ―
ス固定工程と、前記フランジ部形成工程後に重なり合う
キャンバス部位を複数個のホチキス針で閉じた後、接着
テ―プで固定するキャンバス固定工程とでダクト用たわ
み継手の製造方法を構成している。
【0006】上記のように構成されたダクト用たわみ継
手の製造方法は、ダクト用たわみ継手材を用いてフラン
ジ部形成工程、コ―ナ―ピ―ス固定工程、ジョイントピ
―ス固定工程でフランジ部が形成され、キャンバス固定
工程でキャンバス部位をホチキス針で固定される。
【0007】
【本発明の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
発明を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図11の本発明の第1の実施例
において、1はダクト用たわみ継手材2を製造するダク
ト用たわみ継手材製造工程で、このダクト用たわみ継手
材製造工程1で製造されるダクト用たわみ継手2は、図
2ないし図5に示すように一端部にU字状に折曲げられ
た取付け部3を有する帯状の一対のフランジ部材4、4
と、この一対のフランジ部材4、4の取付け部3、3に
両端支部がそれぞれ挿入されるシ―ト材で形成された帯
状のキャンバス5と、このキャンバス5の両側面が挿入
された前記一対のフランジ部材4、4の取付け部3、3
に雄型7と雌型7とを用いて所定間隔で形成された該キ
ャンバス5の抜け脱を防止する多数個のノコ歯状のカシ
メ用ダボ8とで構成されている。
【0009】9はフランジ部形成工程で、このフランジ
部形成工程9は前記ダクト用たわみ継手材2を図6示す
ように開放状態にし、コ―ナ―部を除く部位で両端部が
重なり合う四角筒状に形成するとともに、両端部のフラ
ンジ部材4、4にそれぞれ折目10、11と、切断部1
2、12、12、12を形成した後、ロ―ルフォ―ミン
グ成型機にて先端部をほぼ直角に折曲げ、補強用突起1
3を有するフランジ部14、14およびフランジ14、
14以外の部位に補強用突起15、15を形成する。
【0010】16は前記フランジ部形成工程9後に行な
うコ―ナ―ピ―ス固定工程で、このコ―ナ―ピ―ス固定
工程16は図7に示すようにフランジ部14、14の各
コ―ナ―部に直角形状のコ―ナ―ピ―ス17をそれぞれ
位置させ、フランジ部14、14の先端部を後方へカシ
メて固定する。
【0011】18は前記コ―ナ―ピ―ス固定工程16後
に行なうジョイントピ―ス固定工程で、このジョイント
ピ―ス固定工程18は図8に示すように、重なり合う部
分のフランジ部14、14にジョイントピ―ス19、1
9を位置させ、フランジ部14、14の先端部を後方へ
カシメて固定する。
【0012】前記ジョイントピ―ス19は、図9および
図10に示すように板状のジョイントピ―ス本体20
と、このジョイントピ―ス本体20の下端部に形成され
たほぼ直角方向に突出し、先端部がフランジ部材4の補
強用突起15と当接する支持片21と、前記ジョイント
ピ―ス本体20の上端部に形成された前記支持片21と
同方向に突出するパルス波形状の係止片22と、前記ジ
ョイントピ―ス本体20のほぼ中央部に形成されたフラ
ンジ部材14の補強用突起13と係合する係合凹部23
とで構成されている。
【0013】24は前記ジョイントピ―ス固定工程18
後に行なうキャンバス固定工程で、このキャバス固定工
程24は図11に示すように、重なり合うキャンバス5
部位を本出願人が考案した特製のホチキス25を用いて
複数本のホチキス針26で閉じて固定した後、該ホチキ
ス針26部位の上面に接着テ―プ27を貼着して固定す
る。
【0014】上記のように製造されたダクト用たわみ継
手28はフランジ部材4、4やキャンバス5部位に鳩
目、ダイカシメ、リベットカシメ等の見苦しい取付け状
態が現われない。
【0015】
【本発明の異なる実施例】次に図12ないし図21に示
す本発明の異なる実施例につき説明する。なお、これら
の本発明の異なる実施例の説明に当って、前記本発明の
第1の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複
する説明を省略する。
【0016】図12ないし図15の本発明の第2の実施
例において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、図11および図12に示すように波形状の係止片2
2Aが形成されたジョイントピ―ス19Aを用いてジョ
イントピ―ス固定工程18Aを行なった点で、このよう
なジョイントピ―ス固定工程18Aを用いて、図13に
示すようなダクト用たわみ継手28Aを製造してもよ
い。
【0017】図16ないし図19の本発明の第3の実施
例において、前記本発明の第1の実施例と主に異なる点
は、図18および図19に示すような山形状の波形状の
係止片22Bが形成されたジョイントピ―ス19Bを用
いてジョイントピ―ス固定工程18Bを行なった点で、
このようなジョイントピ―ス固定工程18Bを用いて図
17に示すようなダクト用たわみ継手28Bを製造して
もよい。
【0018】なお、ジョイントピ―ス19は図20およ
び図21に示すように、分岐ダクト29、30を接続す
る部分にも使用することができる。
【0019】前記本発明の各実施例ではフランジ部形成
工程9後にコ―ナ―ピ―ス固定工程16、ジョイントピ
―ス固定工程18、キャンバス固定工程24とを順次行
なうものについて説明したが、本発明はこれに限らず、
フランジ部形成工程9後はコ―ナ―ピ―ス固定工程1
6、ジョイントピ―ス固定工程18およびキャンバス固
定工程24のいずれから行なってもよい。
【0020】
【本発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発
明にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0021】(1)帯状のキャンバスの両側面に所定間
隔で形成されたカシメ用ダボによって固定された一対の
フランジ部材とからなるダクト用たわみ継手材を製造す
るダクト用たわみ継手材製造工程と、このダクト用たわ
み継手材製造工程で製造されたダクト用たわみ継手材を
コ―ナ―部を除く部位で両端部が重なり合う四角筒状に
形成するとともに、両端部のフランジ部材にそれぞれフ
ランジ部を形成するフランジ部形成工程と、このフラン
ジ部形成工程後にフランジ部のコ―ナ―部にそれぞれコ
―ナ―ピ―スをカシメ固定するコ―ナ―ピ―ス固定工程
と、前記フランジ部形成工程後に重なり合う部分のフラ
ンジ部にジョイントピ―スをカシメ固定するジョイント
ピ―ス固定工程と、前記フランジ部形成工程後に重なり
合うキャンバス部位を複数個のホチキス針で閉じた後、
接着テ―プで固定するキャンバス固定工程とからなるの
で、キャンバスとフランジ部材との接続部に、従来のよ
うに鳩目やリベットが現われないので、見苦しくなるの
を確実に防止することができる。
【0022】(2)前記(1)によって、キャンバスの
重なり合う部位を複数個のホチキス針で閉じるので、簡
単な作業で短時間に固定することができる。したがっ
て、製造コストの低減を図ることができる。
【0023】(3)前記(1)によって、特別な加工法
を用いていないので、容易に実施することができる。
【0024】(4)請求項2も前記(1)〜(3)と同
様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す概略工程図。
【図2】ダクト用たわみ継手材の一部破断平面図。
【図3】ダクト用たわみ継手材の一部破断側面図。
【図4】ダクト用たわみ継手材のカシメ用ダボ形成状態
の説明図。
【図5】ダクト用たわみ継手材のカシメ用ダボを形成し
た状態の説明図。
【図6】フランジ部形成工程の説明図。
【図7】コ―ナ―ピ―ス固定工程の説明図。
【図8】ジョイントピ―ス固定工程の説明図。
【図9】ジョイントピ―スの斜視図。
【図10】ジョイントピ―スの側面図。
【図11】キャンバス固定工程の説明図。
【図12】本発明の第2の実施例を示す概略工程図。
【図13】本発明の第2の実施例のジョイントピ―ス固
定工程の説明図。
【図14】本発明の第2の実施例のジョイントピ―スの
斜視図。
【図15】本発明の第2の実施例のジョイントピ―スの
平面図。
【図16】本発明の第3の実施例を示す概略工程図。
【図17】本発明の第3の実施例のジョイントピ―ス固
定工程の説明図。
【図18】本発明の第3の実施例のジョイントピ―スの
斜視図。
【図19】本発明の第3の実施例のジョイントピ―スの
平面図。
【図20】ジョイントピ―スの異なる使用状態の説明
図。
【図21】ジョイントピ―スの異なる使用状態の説明
図。
【符号の説明】
1:ダクト用たわみ継手材製造工程、 2:ダクト用たわみ継手材、3:取付け部、 4:フランジ部材、 5:キャンバス、 6:雄型、 7:雌型、 8:カシメ用ダボ、 9:フランジ部形成工程、 10、11:折目、 12:切断部、 13:補強用突起、 14:フランジ部、 15:補強用突起、 16:コ―ナ―ピ―ス固定工程、 17:コ―ナ―ピ―ス、 18、18A、18B:ジョイントピ―ス固定工程、 19、19A、19B:ジョイントピ―ス、 20:ジョイントピ―ス本体、 21:支持片、 22、22A、22B:係止片、 23:係合凹部、 24:キャンバス固定工程、25:ホチキス、 26:ホチキス針、 27:接着テ―プ、 28、28A、28B:ダクト用たわみ継手、 29、30:分岐ダクト。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状のキャンバスの両側面に所定間隔で
    形成されたカシメ用ダボによって固定された一対のフラ
    ンジ部材とからなるダクト用たわみ継手材を製造するダ
    クト用たわみ継手材製造工程と、このダクト用たわみ継
    手材製造工程で製造されたダクト用たわみ継手材をコ―
    ナ―部を除く部位で両端部が重なり合う四角筒状に形成
    するとともに、両端部のフランジ部材にそれぞれフラン
    ジ部を形成するフランジ部形成工程と、このフランジ部
    形成工程後にフランジ部のコ―ナ―部にそれぞれコ―ナ
    ―ピ―スをカシメ固定するコ―ナ―ピ―ス固定工程と、
    前記フランジ部形成工程後に重なり合う部分のフランジ
    部にジョイントピ―スをカシメ固定するジョイントピ―
    ス固定工程と、前記フランジ部形成工程後に重なり合う
    キャンバス部位を複数個のホチキス針で閉じた後、接着
    テ―プで固定するキャンバス固定工程とを含むことを特
    徴とするダクト用たわみ継手の製造方法。
  2. 【請求項2】 帯状のキャンバスの両側面に所定間隔で
    形成されたカシメ用ダボによって固定された一対のフラ
    ンジ部材とからなるダクト用たわみ継手材をコ―ナ―部
    を除く部位で両端部が重なり合う四角筒状に形成すると
    ともに、両端部のフランジ部材にそれぞれフランジ部が
    形成されたダクト用たわみ継手本体と、このダクト用た
    わみ継手本体のコ―ナ―部にそれぞれカシメ固定された
    コ―ナ―ピ―スと、前記ダクト用たわみ継手本体の重な
    り合う部位のフランジ部にそれぞれカシメ固定されたジ
    ョイントピ―スと、前記ダクト用たわみ継手本体の重な
    り合うキャンバス部位を閉じるように所定間隔で固定さ
    れたホチキス針と、このホチキス針の上部を覆う接着テ
    ―プとからなることを特徴とするダクト用たわみ継手。
JP11302192A 1992-04-06 1992-04-06 ダクト用たわみ継手の製造方法およびダクト用たわみ継手 Expired - Fee Related JP3137728B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11302192A JP3137728B2 (ja) 1992-04-06 1992-04-06 ダクト用たわみ継手の製造方法およびダクト用たわみ継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11302192A JP3137728B2 (ja) 1992-04-06 1992-04-06 ダクト用たわみ継手の製造方法およびダクト用たわみ継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05288396A JPH05288396A (ja) 1993-11-02
JP3137728B2 true JP3137728B2 (ja) 2001-02-26

Family

ID=14601458

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11302192A Expired - Fee Related JP3137728B2 (ja) 1992-04-06 1992-04-06 ダクト用たわみ継手の製造方法およびダクト用たわみ継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3137728B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002282969A (ja) * 2001-03-28 2002-10-02 Mitsubishi Electric Corp 送風装置及びその製造装置と製造方法
JP5074852B2 (ja) * 2007-07-31 2012-11-14 キョーラク株式会社 空調ダクト

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05288396A (ja) 1993-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2407863C (en) Duct connecting system having integral transverse flanges
US6412519B1 (en) Duct connecting system having double walled transverse flanges
JP3137728B2 (ja) ダクト用たわみ継手の製造方法およびダクト用たわみ継手
US20090309358A1 (en) Air flow ducts
JPH0154041B2 (ja)
US4237630A (en) Picture frame assembly
EP0442927B1 (en) Duct jointing devices
KR102309623B1 (ko) 하나의 연결브라켓으로 프레임바를 다방향으로 상호 연결하여 조립할 수 있는 다방향 연결브라켓
JP2534659Y2 (ja) ダクト用撓み継手材
JP3000745U (ja) プレハブパネル
JPH06108560A (ja) パネルの連結装置
JP2002061935A (ja) ダクト用撓み継手材
JPH0536018Y2 (ja)
JPH074427Y2 (ja) 空気吹出装置
JPS588966Y2 (ja) 枠部材の結合構造
JPH0214036Y2 (ja)
JPH06330616A (ja) 化粧縁の取り付け構造
JPH0714028Y2 (ja) ウィンドモールの取付構造
JPH04160211A (ja) 板部材の接合かしめ方法
JP3801295B2 (ja) トンネル用セグメントの連結構造
JPH0219511Y2 (ja)
JP2573751Y2 (ja) 竪樋取付具
JP3011959U (ja) パネル用補強枠
JPH0447910Y2 (ja)
JP2001153443A (ja) 空調用ダクト

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees