JPH0447910Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0447910Y2
JPH0447910Y2 JP1985112840U JP11284085U JPH0447910Y2 JP H0447910 Y2 JPH0447910 Y2 JP H0447910Y2 JP 1985112840 U JP1985112840 U JP 1985112840U JP 11284085 U JP11284085 U JP 11284085U JP H0447910 Y2 JPH0447910 Y2 JP H0447910Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holder
bending
semi
finished product
coupler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985112840U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6224490U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985112840U priority Critical patent/JPH0447910Y2/ja
Publication of JPS6224490U publication Critical patent/JPS6224490U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0447910Y2 publication Critical patent/JPH0447910Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、リード線が取付けられたカプラーを
保持するカプラーホルダ等のホルダの半製品構造
に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 一般に、この種カプラー等の部材をホルダに取
付ける場合、周辺機器との関係等から広いスペー
スを確保できず、このため、カプラーをその配設
スペースにおいて直接ホルダに取付けることがで
きない場合がある。このような場合には、ホルダ
からホルダ半製品を突出させ、この半製品の先端
部にカプラーを取付けた後、該半製品の中間を折
曲してカプラーを所定の配設スペースに位置させ
ようとすることが試みられている。
ところで、この様にホルダ半製品を折曲するも
のである場合、第5図Xで示す如くホルダ半製品
を単に平板状のもので構成したものでは、実質的
に半製品が折曲される部位は幅方向全部であるた
め、折曲するために多大の力を要することになつ
て折曲作業が大変であるうえに、折曲位置や折曲
ラインが一定せずにばらついてしまい、所望の位
置にカプラーを位置させることが難しいという問
題が有る。そのうえ、点検整備等のためカプラー
を半製品から脱着する場合、折曲状の半製品を延
ばした後、再び折曲させることになるが、この様
な折曲を繰り返す度に半製品は複雑に折曲し、こ
の結果、カプラーを所定位置にセツトできなくな
る等の惧れもある。
そこで従来、第5図Yに示すホルダ半製品8の
如くその左右両側縁に切欠き部8aを形成して、
該半製品8を予め括れた構造にし、そしてこの切
欠き部8aによつて折曲位置を誘導し決定するよ
うにして、曲げ作業を容易に行えるようにすると
共に、曲げ位置や曲げラインが略一定となるよう
にしたものがある。しかるにこのものにおいて、
折曲するための力を小さくし、そして折曲ライン
を一定にしようとすればするほど大きな括れ構造
としなければならず、この結果、半製品は、折曲
する以前の段階でも勿論のこと、折曲した後にお
いても折曲方向とは異なる左右幅方向、つまり矢
印A−B方向の力に対してどうしても弱くなり、
このため、カプラーの取付け時や、該取付けられ
たカプラーに相手側カプラーを着脱する際等にお
いて、ホルダがこの切欠き部8a部位でどうして
も変形しやすいという欠点があり問題になつてい
た。
[問題を解決する手段] 本考案は、上記の如き事情に鑑みこれらの欠点
を一掃することができるカプラーホルダ等のホル
ダの半製品構造を提供することを目的として創案
されたものであり、カプラー等の部品を保持する
ホルダであつて、該ホルダを、基端部がホルダ本
体に一体的に固定され、先端部にカプラー等の部
材が取付けられるホルダ半製品の中間部を折曲し
て構成するものにおいて、前記ホルダ半製品の中
間折曲部は平面板状とし、かつその平面板状の中
間折曲部には、折曲ライン方向に向いて長い長孔
状で、かつその両短辺間を折曲ラインが通るよう
に設定された誘導長孔と、該誘導長孔の折曲ライ
ン方向を向いた両長辺部位をそれぞれ補強するた
めの補強用ビードとを設けて、誘導長孔の補強用
ビードが設けられた長辺部が中間折曲部の折曲に
関与しないように構成したことを特徴とするもの
である。
そして本考案は、この構成によつて、折曲位置
を一定にできるものでありながら、ホルダ半製品
として強度的にも充分強く、しかも折曲が簡単か
つ確実にできるようにしたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1はホルダ本体であつて、
該ホルダ本体1には、電動モータ(図示せず)が
組み込まれたモータケース2が一体的に組み付け
られており、電動モータの駆動に伴い、制御部を
内装した伝動部1aから突出の作動アーム3を回
動せしめることで、例えば自動車用窓の自動開閉
作動を行うようになつている。4は前記電動モー
タと伝動部から延設されるリード線5が結線され
たカプラーであつて、該カプラー4は、その一側
面に設けた係合部4aを本考案が実施せしめられ
たカプラーホルダ6に挿入することによつて一体
的に取付け保持されるようになつている。
前記カプラーホルダ6は、ホルダ本体1に基端
部が一体的に固定された平面板状の半製品9の中
間部を折曲して略L字状に構成されるものである
が、先端部には、前記カプラー4の係合部4aが
挿通保持される保持部9aが形成されている。
前記半製品9の中間部には、幅方向に長い長孔
状の誘導長孔9bが穿設されており、半製品9を
板面と直交するC方向に押しやることによつて、
該半製品9は誘導長孔9bに誘導され、該誘導長
孔9bの両短辺9e部を結ぶラインを折曲ライン
として折曲せしめられるようになつているもので
あるが、さらにこの誘導長孔9bのうち前記折曲
には関与しない上下の両長辺部9dには、板面を
プレス等の適宜手段によるビーデイング加工によ
つて、半製品9の折曲方向に向けて突出するビー
ド9cが形成されており、これによつて、誘導長
孔9bのうち、折曲ラインが通る短辺側よりも折
曲に関与しない長辺側の強度を強くして誘導長孔
周縁部の強度に差をもたせるように設定されてい
る。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、カプラー4を組付けるに際し、まず、カプラ
ー4を平面板状のホルダ半製品9に挿入保持せし
めた後、該カプラー4が他部材の邪魔にならない
よう該半製品9を内側C方向に押し倒して略L字
形に折曲せしめることで所定の配設スペースに組
付けられることになるが、この場合、半製品9の
折曲位置は、誘導長孔9bによつて誘導されるも
のであつて左右両側縁部は、従来の左右両側縁部
に切欠きを設けたもののように括れていない。こ
の結果、半製品9は、従来のもののように左右括
れた部位において、幅方向、つまり矢印A−B方
向に弱くなつて簡単に変形してしまうことが確実
に防止される。
そのうえ、前記折曲位置を誘導する誘導長孔9
bは、折曲ライン方向に向けて長い長孔になつて
いることにより、半製品9の実質的な曲げ部位を
可及的に小さくして僅かな力でも簡単に折曲し得
て、折曲作業を容易に行うことができるが、誘導
長孔9bを折曲ライン方向に長くなつているが故
に、このままではその長辺9d部の強度が低下し
たものとなつて、半製品9を折曲する際に、誘導
長孔9bに誘導されつつも、折曲に関与したので
は困る長辺9d側が折れて、所望の折曲ライン以
外の方向、例えば縦方向や斜めの方向に折曲して
しまう惧れが有る。しかるにこのものでは、両長
辺9d側にビード9cを形成して、長辺9d部の
強度を、折曲ラインが通る短辺9e部よりも明ら
かに強くしている。この結果、半製品9を折曲す
る際に、長辺9d側が折れてしまうことを確実に
回避できて、短辺9e部を通るよう積極的に誘導
されて折曲することになり、従つて、半製品9
は、左右両側縁部に括れがないが故に幅方向の負
荷に対して充分強くなりながら、折曲作業を軽く
でき、しかも折曲ラインがずれたり曲がつたりす
る不具合を確実に回避して、どれも殆ど一定した
位置で折曲せしめることができる。
しかもこのものでは、点検整備等のためカプラ
ー4を半製品9から脱着するに際し、前記折曲し
た半製品9を平板状に延ばした状態で行うとき、
ビード9cは折曲部位には何ら関与していないの
で、半製品9を平面板状に延ばしてもビード9c
が潰れてしまうようなこともなく、そして半製品
9を平面板状に延ばすことも簡単かつ容易にでき
ることになる。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものでな
いことは勿論であるが、ホルダとしてはカプラー
ホルダに限る必要はなく、また、ホルダの形状は
必ずしもL字形状になつている必要もない。
[作用効果] 以上要するに、本考案は、叙述の如く構成され
たものであるから、ホルダは、ホルダ半製品の平
板状部に形成した誘導長孔に誘導される状態で折
曲形成されることになるが、この場合、ホルダ半
製品は、両側縁部がそのまま有るので、従来の両
側縁部に切欠きを設けてこれを曲げ誘導部とした
ものの如く、切欠き部で細首状に括れた構造にな
つて、左右幅方向の負荷に対してどうしても弱く
なつてここで簡単に変形してしまうことが確実に
防止できて幅方向の負荷に対して強度的に強いも
のになる。
そのうえ、誘導長孔は、折曲ライン方向に長く
なつていて、ホルダ半製品の実質的な曲げ部位を
可及的に少なくして、折曲するための力を小さく
し得て、折曲作業を容易に行うことができるが、
誘導長孔は、折曲ライン方向に長くなつているが
故に、そのままでは折曲に関与しない長辺部の強
度が低下したものとなつて、ホルダ半製品を折曲
する際に、誘導長孔に誘導されつつも長辺部が折
れて、所望の折曲ライン以外の方向に折曲してし
まう惧れが有るが、この長辺部にビードを形成し
て、折曲ラインが通る短辺部よりも強度的に強く
している。この結果、ホルダ半製品を折曲する際
に、長辺側が折れてしまうことを確実に回避でき
て、折曲ラインが短辺部を通るよう積極的に誘導
できることになり、もつて、ホルダ半製品は、左
右両側縁部に括れがないが故に幅方向の負荷に対
して充分強くなりながら、折曲作業を軽くでき、
しかも折曲ラインがずれたり曲がつたりする不具
合を確実に回避して、どれも殆ど一定した位置で
折曲せしめることができる。
しかも、点検整備等のためカプラーをホルダ半
製品から脱着するに際し、前記折曲したホルダ半
製品を平面板状に延ばした状態で行うとき、ビー
ドは折曲部位には何ら関与してないので、ホルダ
半製品を平面板状に延ばしてもビードが潰れてし
まうようなこともなく、そしてホルダ半製品を折
曲ライン部位で平面板状に延ばすことも簡単かつ
容易にできることになる。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係るカプラーホルダの半製品
構造の一実施例を示したものであつて、第1図は
ホルダ本体の正面図、第2図は同上側面図、第3
図はカプラーの挿入を示す作用説明図、第4図は
カプラーホルダの斜視図、第5図X,Yはそれぞ
れ従来例を示すホルダの斜視図である。 図中、1はホルダ本体、4はカプラー、6はカ
プラホルダー、9はホルダ半製品、9bは誘導長
孔、9cはビード、9dは長辺、9eは短辺であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. カプラー等の部材を保持するホルダであつて、
    該ホルダを、基端部がホルダ本体に一体的に固定
    され、先端部にカプラー等の部材が取付けられる
    ホルダ半製品の中間部を折曲して構成するものに
    おいて、前記ホルダ半製品の中間折曲部は平面板
    状とし、かつその平面板状の中間折曲部には、折
    曲ライン方向に向いて長い長孔状で、かつその両
    短辺間を折曲ラインが通るように設定された誘導
    長孔と、該誘導長孔の折曲ライン方向を向いた両
    長辺部位をそれぞれ補強するための補強用ビード
    とを設けて、誘導長孔の補強用ビードが設けられ
    た長辺部が中間折曲部の折曲に関与しないように
    構成したことを特徴とするカプラーホルダ等のホ
    ルダの半製品構造。
JP1985112840U 1985-07-23 1985-07-23 Expired JPH0447910Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985112840U JPH0447910Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985112840U JPH0447910Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6224490U JPS6224490U (ja) 1987-02-14
JPH0447910Y2 true JPH0447910Y2 (ja) 1992-11-11

Family

ID=30994092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985112840U Expired JPH0447910Y2 (ja) 1985-07-23 1985-07-23

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0447910Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5785617A (en) * 1980-11-17 1982-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd Working method for press fitting

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5785617A (en) * 1980-11-17 1982-05-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd Working method for press fitting

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6224490U (ja) 1987-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3071444B2 (ja) 配管・配線把持用固定クランプ
JP4040716B2 (ja) 補強構造を有する雌側電気的接触端子
JP4040717B2 (ja) 補強された遷移領域を有する雌側電気的接触端子
JP5386375B2 (ja) 車両シートのシート構造を形成する組立方法及びシート構造
US6412519B1 (en) Duct connecting system having double walled transverse flanges
GB2207451A (en) Post supports
JPH0447910Y2 (ja)
EP2694326A1 (de) Haltebügel in einem kraftfahrzeug
JP3807646B2 (ja) 端子のへたり防止構造
KR100799390B1 (ko) 특정 핀 접촉부에서의 전기적 접촉부
JPH0417713Y2 (ja)
JP2564247Y2 (ja) 結合部の構造
JPH0837052A (ja) 雌形端子金具
GB1579794A (en) Fastening for joining angularly related wooden members
JP2547327Y2 (ja) ケース取付構造
JPS6224805Y2 (ja)
JPH09109800A (ja) ワイヤハーネス用クリップ
JP3048316U (ja) チューナーの固定構造
JPH07234005A (ja) 角形ダクト
JP2000248669A (ja) 間仕切パネルのパネル板構造
JPH0336440Y2 (ja)
JPH09117041A (ja) コネクタに接続されるケーブルの補強構造及び補強方法
KR200146634Y1 (ko) 차량의 바디플로어패널의 접합부에 고정가능한 와이어하네스용 고정클립
KR0134320Y1 (ko) 자동차용 패널 결합용 리벳
JPH0628092U (ja) ダブルロッククリップ