JP2534659Y2 - ダクト用撓み継手材 - Google Patents

ダクト用撓み継手材

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JP2534659Y2
JP2534659Y2 JP1992025896U JP2589692U JP2534659Y2 JP 2534659 Y2 JP2534659 Y2 JP 2534659Y2 JP 1992025896 U JP1992025896 U JP 1992025896U JP 2589692 U JP2589692 U JP 2589692U JP 2534659 Y2 JP2534659 Y2 JP 2534659Y2
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JP
Japan
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pair
canvas
shaped
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flexible joint
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JP1992025896U
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JPH064534U (ja
Inventor
相原典久
Original Assignee
三喜工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はダクト用撓み継手の主要
部を構成する撓み継手材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のダクト用撓み継手材は、片面アル
ミ箔ガラス布と防炎シ―トとを重ね合せた帯状のキャン
バスと、この帯状のキャンバスの一側面に一側部が巻き
締め固定された該キャンバスの幅寸法の半分以下の幅寸
法の一方のフランジ部材と、前記キャンバスの他側面に
一側部が巻き締め固定された該キャンバスの幅寸法の半
分以下の幅寸法の他方のフランジ部材とから構成されて
いる。
【0003】
【本考案が解決しようとする課題】従来のダクト用撓み
継手材は、キャンバスと一方のフランジ部材および他方
のフランジ部材とをリベットカシメで固定しているた
め、その作業が大変で、手数がかかるとともに、固定部
分の厚さ寸法が厚くなるという欠点があった。
【0004】本考案は以上のような従来の欠点に鑑み、
キャンバスとフランジ部材との固定が容易にかつ確実に
行なうことができるとともに、固定部分の厚さ寸法を薄
くすることができるダクト用撓み継手を提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は一端部にU字状に折曲げられた取付け部を
有する帯状の一対のフランジ部材と、この一対のフラン
ジ部材の取付け部に両側面がそれぞれ挿入されるシ―ト
材で形成された帯状のキャンバスと、このキャンバスの
両側面が挿入された前記一対のフランジ部材の取付け部
に雄型と雌型とを用いて所定間隔で形成された該キャン
バスの抜け脱を防止する多数個のノコ歯状のカシメ用ダ
ボとでダクト用撓み継手材を構成している。
【0006】
【作用】上記のように構成されたダクト用撓み継手材
は、一対のフランジ部材の取付け部に形成されたノコ歯
状のカシメ用ダボがキャンバスに食い込んでいるため、
キャンバスと一対のフランジ部材とが外れることがな
い。
【0007】
【本考案の実施例】以下、図面に示す実施例により、本
考案を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図12の本考案の第1の実施例
において、1は本考案のダクト用撓み継手材で、このダ
クト用撓み継手材1は帯状のキャンバス2と、この帯状
のキャンバス2の両側面に一端部が固定され、他端部が
重なり合う一対のフランジ部材3、3とから構成されて
いる。
【0009】前記帯状のキャンバス2は、図3に示すよ
うに片面アルミ箔ガラス布4、4を対向するように重ね
合せて縫製したものあるいは図4に示すように片面アル
ミ箔ガラス布4とナイロンタ―ポリン5を重ね合せて縫
製したものが使用される。
【0010】前記一対のフランジ部材3、3は図5に示
すように、一端部に傾斜面6を介してU字状に折曲げら
れた取付け部7を有する帯状の亜鉛鉄板で構成されてい
る。
【0011】前記キャンバス2の両側面と前記一対のフ
ランジ部材3、3との固定は、一対のフランジ部材3、
3の取付け部7、7内にキャンバス2の両側面を挿入
し、該取付け部材7、7に、図6および図7に示すよう
に所定間隔で形成された多数個のノコ歯状のカシメ用ダ
ボ10によって抜け脱不能に固定されている。このノコ
歯状のカシメ用ダボ10はノコ歯状の雄型8と、この雄
型8を受ける雌型9を用いて形成する。
【0012】上記のように構成されたダクト用撓み継手
材1は、図8に示すように開放状態にし、一対のフラン
ジ部材3、3に図9に示すように折目11、12と、所
定間隔の4個の切断部13、13、13、13を形成す
る。しかる後、図10に示すように四角筒状に折曲げる
とともに、ロールフォーミング成型機にて先端部をほぼ
直角に折曲げる。次にコ―ナ―ピ―ス14、14、1
4、14をコ―ナ―部に位置し、図11に示すように先
端部をカシメて固定するとともに、接続部のフランジ部
にフランジ固定金具15をそれぞれカシメ固定する。し
かる後、図12に示すようにキャンバス2の重ね合わさ
れた接続部を所定間隔でホチキス針で閉じ、その上を接
着テ―プ17で固定することにより、ダクト用撓み継手
18ができあがる。
【0013】
【本考案の異なる実施例】次に図13ないし図18に示
す本考案の異なる実施例につき説明する。なお、これら
の本考案の異なる実施例の説明に当って、前記本考案の
第1の実施例と同一構成部分には同一符号を付して重複
する説明を省略する。
【0014】図13ないし図15の本考案の第2の実施
例において、前記本考案の第1の実施例と主に異なる点
は、キャンバス2の両側部に先端部が重なり合わないよ
うに一対のフランジ部材3、3を固定した点で、このよ
うに形成したダクト用撓み継手材1Aにしても、前記本
考案の第1の実施例と同様な作用効果が得られる。
【0015】図16ないし図18の本考案の第3の実施
例において、前記本考案の第1の実施例と主に異なる点
は一対のフランジ部材3A、3Aで、この一対のフラン
ジ部材3A、3Aは一端部に傾斜面を介することなく、
直接U字状の取付け部7、7を形成したものが使用され
ている。このように形成された一対のフランジ部材3
A、3Aを用いたダクト用撓み次で材1Bにしても前記
本考案の第1の実施例と同様な作用効果が得られる。
【0016】
【本考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考
案にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0017】(1)一端部にU字状に折曲げられた取付
け部を有する帯状の一対のフランジ部材と、この一対の
フランジ部材の取付け部に両側面がそれぞれ挿入される
シ―ト材で形成された帯状のキャンバスと、このキャン
バスの両側面が挿入された前記一対のフランジ部材の取
付け部に雄型と雌型とを用いて所定間隔で形成された該
キャンバスの抜け脱を防止する多数個のノコ歯状のカシ
メ用ダボとで構成されているので、一対のフランジ部材
とキャンバスとを確実に固定して抜け脱するのを防止す
ることができる。したがって、不良品の発生を効率よく
防止することができる。
【0018】(2)前記(1)によって、ノコ歯状のカ
シメ用ダボは雄型と雌型を用いて形成しているため、キ
ャンバスが切断したりする不具合を確実に防止すること
ができる。したがって、不良品の発生が少なく、コスト
の低減を図ることができる。
【0019】(3)前記(1)によって、一対のフラン
ジ部材の先端部を重ね合わせているので、該一対のフラ
ンジ部材の幅寸法の大きなものを使用することができ
る。
【0020】(4)請求項2、3も前記(1)〜(3)
と同様な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す平面図。
【図2】本考案の第1の実施例を示す側面図。
【図3】キャンバスの説明図。
【図4】キャンバスの異なる実施例の説明図。
【図5】フランジ部材の説明図。
【図6および図7】キャンバスと一対のフランジ部材と
の固定部分の説明図。
【図8】開放状態の説明図。
【図9】一対のフランジ部材に折目を形成した状態の説
明図。
【図10】一対のフランジ部材を折曲げた状態の説明
図。
【図11】コ―ナ―ピ―スを取付けた状態の説明図。
【図12】キャンバスの接続部をホチキス針で固定する
状態の説明図。
【図13ないし図15】本考案の第2の実施例を示す説
明図。
【図16ないし図18】本考案の第3の実施例を示す説
明図。
【符号の説明】
1、1A、1B:ダクト用撓み継手材、2:キャンバ
ス、 3、3A:フランジ部材、4:
片面アルミ箔ガラス布、 5:ナイロンタ―ポリ
ン、6:傾斜面、 7:取付け
部、8:雄型、 9:雌型、1
0:ノコ歯状のカシメ用ダボ、 11、12:折目、
13:切断部、 14:コ―ナ―ピ
―ス、15:フランジ固定金具、 16:ホチ
キス針、17:接着テ―プ、 18:ダ
クト用撓み継手。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部にU字状に折曲げられた取付け部
    を有する帯状の一対のフランジ部材と、この一対のフラ
    ンジ部材の取付け部に両側面がそれぞれ挿入されるシ―
    ト材で形成された帯状のキャンバスと、このキャンバス
    の両側面が挿入された前記一対のフランジ部材の取付け
    部に雄型と雌型とを用いて所定間隔で形成された該キャ
    ンバスの抜け脱を防止する多数個のノコ歯状のカシメ用
    ダボとからなることを特徴とするダクト用撓み継手材。
  2. 【請求項2】 一端部に傾斜面を介してU字状に折曲げ
    られた取付け部を有する帯状の一対のフランジ部材と、
    この一対のフランジ部材の取付け部に両側面がそれぞれ
    挿入されかつ該一対のフランジ部材の先端部が重なり合
    うシ―ト材で形成された帯状のキャンバスと、このキャ
    ンバスの両側面が挿入された前記一対のフランジ部材の
    取付け部に雄型と雌型とを用いて所定間隔で形成された
    該キャンバスの抜け脱を防止する多数個のノコ歯状のカ
    シメ用ダボとからなることを特徴とするダクト用撓み継
    手材。
  3. 【請求項3】 一端部に傾斜面を介してU字状に折曲げ
    られた取付け部を有する帯状の一対のフランジ部材と、
    この一対のフランジ部材の取付け部に両側面がそれぞれ
    挿入される片面アルミ箔ガラス布を対向するように重ね
    合せた帯状のキャンバスと、このキャンバスの両側面が
    挿入された前記一対のフランジ部材の取付け部に雄型と
    雌型とを用いて所定間隔で形成された該キャンバスの抜
    け脱を防止する多数個ノコ歯状のカシメ用ダボとからな
    ることを特徴とするダクト用撓み継手材。
JP1992025896U 1992-03-27 1992-03-27 ダクト用撓み継手材 Expired - Lifetime JP2534659Y2 (ja)

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JPH064534U JPH064534U (ja) 1994-01-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5814580U (ja) * 1981-07-22 1983-01-29 株式会社中川製作所 送風ダクト用フレキシブル継手素材

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JPH064534U (ja) 1994-01-21

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