JP3136819B2 - サニタリルーム構造 - Google Patents

サニタリルーム構造

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JP3136819B2
JP3136819B2 JP05010044A JP1004493A JP3136819B2 JP 3136819 B2 JP3136819 B2 JP 3136819B2 JP 05010044 A JP05010044 A JP 05010044A JP 1004493 A JP1004493 A JP 1004493A JP 3136819 B2 JP3136819 B2 JP 3136819B2
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陽介 内山
恭介 野崎
和夫 衛藤
薫 北村
京子 岡田
武 平川
未紀 稲田
三和子 北島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室の占有面積に制限
がある場合においても、入浴、洗面、シャワー浴等を行
うための各空間を不自由な思いをせずにそれぞれ個別に
確保できるようにしたサニタリルーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサニタリルーム構造には、図2に
示すように、浴室1'内を入浴ブース2と洗面ブース3
とに2分し、両ブース2,3の境界部分に仕切壁4と両
ブース2,3を行き来するためのドア5を設け、入浴ブ
ース2には、浴槽6および洗い場8を設けるとともに、
カラン10やシャワーノズル12を配置する一方、洗面
ブース3には、その床面14とともに、洗面化粧台16
や洗濯機18を配置した構成を採用したものがある。
【0003】なお、20は浴室1'に出入りするための
ドア、22は出窓である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図2に示し
たような従来のサニタリルーム構造においては、浴室1
が仕切壁4とドア5とによって入浴ブース2と洗面ブー
ス3とに単に2分されているだけなので、特に、浴室
1'の占有面積に制限がある場合に次の問題を生じてい
る。
【0005】すなわち、浴室1'の占有面積が限られて
いる場合には、入浴ブース2の面積を有る程度確保しよ
うとすると、洗面ブース3の面積が小さくなって、床面
14が狭くなり、洗面、脱衣、洗濯等を行うのが不自由
になる。一方、洗面ブース3の面積を有る程度確保しよ
うとすると、入浴ブース3内における洗い場8が狭くな
って身体を洗う際に不自由になったり、あるいは、小さ
な容量の浴槽6を設置せざるを得なくなる。
【0006】また、従来構造では、入浴ブース2内でシ
ャワーノズル12を使用して身体の汚れを洗い流すよう
な場合に、何等仕切りが設けられていないので、水滴が
浴槽6にまで飛散して浴槽6内の湯が汚れるなどの不都
合を生じる。これを防ぐために、浴槽6と洗い場8との
間に単純にパーティションを開閉可能に設けた場合に
は、洗い場8の空間が狭いのでシャワー浴を行う際は極
めて不自由になる。
【0007】このように、従来の構造では、浴室1'の
占有面積にある程度の制限がある場合には、入浴、洗
面、シャワー浴等を行うためには、それらのいずれかの
各空間が狭くなって不自由な思いをすることが多かっ
た。
【0008】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、浴室の占有面積に制限がある場合にお
いても、入浴、洗面、シャワー浴等を行うための各空間
を不自由な思いをせずにそれぞれ個別に確保できるよう
にすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、次の構成を採る。
【0010】すなわち、本発明のサニタリルーム構造に
おいては、浴室内に入浴ブースと洗面ブースとを隣接し
て設けるとともに、両ブースの境界部分には、両ブース
を所定の往来空間を存して仕切る仕切壁を配置するとと
もに、この仕切壁に連接してパーティションを各ブース
側に前記往来空間を含んだ状態でそれぞれ膨出し、この
パーティションを各ブースに対して開閉可能に設け、こ
のパーティションと浴室の周壁とで囲まれた部分を兼用
ブースとして区画したことを特徴としている。
【0011】
【作用】上記構成において、兼用ブースの周りを全てパ
ーティションで囲んで閉空間とすれば、この兼用ブース
は入浴ブースと洗面ブースのいずれからも区画されるの
で、その中をシャワースペースとしたり、脱衣室とした
り、あるいは乾燥室として利用することができる。シャ
ワー浴を行う場合、兼用ブースはパーティションで仕切
られているので、浴槽や洗面ブースの床面に水滴が飛散
することもない。
【0012】また、洗面ブース側のみパーティションを
閉じて、入浴ブース側を解放状態とすれば、兼用ブース
は洗い場として利用することができ、逆に、入浴ブース
側のみパーティションを閉じて、洗面ブース側を解放状
態とすれば、兼用ブースは脱衣場としたり、洗濯物の置
き場として利用することができる。このため、浴室の占
有面積にある程度の制限がある場合でも不自由な思いを
することなく、入浴、洗面、シャワー浴等を行うことが
できる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の実施例に係るサニタリルーム
構造の平面図であり、図2に示した従来例に対応する部
分には同一の符号を付す。
【0014】同図において、1は浴室であり、この浴室
1内には、入浴ブース2と洗面ブース3とが隣接して設
けられるとともに、両ブース2,3の境界部分には、両
ブース2,3を所定の往来空間7を存して仕切る仕切壁
4が配置されるとともに、この仕切壁4に連接してパー
ティション9が各ブース2,3側に往来空間7を含んだ
状態でそれぞれ略円弧状に膨出されて、全体で略半円形
に形成されている。
【0015】このパーティション9は、本例では3つの
スライドドア9a〜9cから構成されており、その内の一
つのスライドドア9aは、パーティション9の全長の略
1/2の長さを有し、残りの二つのスライドドア9b,
9cは、上記のスライドドア9aを半等分した長さを有し
ている。そして、これらの各スライドドア9a〜9dが、
浴室の天井および床面にそれぞれ取り付けられたガイド
レール(図示せず)に摺動自在に嵌め込まれて左右の各ブ
ース2,3に対して開閉されるようになっている。
【0016】これにより、パーティション9と浴室1の
周壁とで囲まれた部分が兼用ブース11として区画され
ており、この兼用ブース11内の周壁部分に機能ユニッ
ト13が取り付けられている。この機能ユニット13
は、カラン、シャワーノズル、スチームノズル、乾燥
機、照明器具、操作パネル等を組み込んで構成されてい
る。
【0017】また、兼用ブース11の床面は、洗面ブー
ス3の床面14と略同一レベルに設定されており、入浴
ブース2と洗面ブース3の各境界に沿った兼用ブース1
1内の床面には、水切り用の排水溝15が形成されてい
る。
【0018】なお、6は浴槽、14は洗面ブース3の床
面、16は洗面化粧台、18は洗濯機、20はドア、2
2は出窓である。
【0019】上記構成において、兼用ブース11の周り
を全てパーティション9のスライドドア9a〜9cで囲ん
で閉空間とすれば、この兼用ブース11内は入浴ブース
2と洗面ブース3のいずれからも区画されるので、機能
ユニット13を操作して、シャワーやスチームを吐出さ
せるようにしたり、あるいは乾燥機を稼働して洗濯物を
乾燥させることができる。特に、シャワー浴を行う場
合、兼用ブース11はパーティション9で仕切られてい
るので、浴槽6や洗面ブース3の床面14に水滴が飛散
することもなく都合が良い。
【0020】また、スライドドア9a〜9cを洗面ブース
3側に片寄せして洗面ブース3側のみ仕切れば、入浴ブ
ース2側は解放されるために、兼用ブース11を洗い場
として利用することができる。逆に、スライドドア9a
〜9cを入浴ブース2側に片寄せして入浴ブース2側の
み仕切れば、洗面ブース3側は解放されるために、兼用
ブース11を床面14の延長として利用でき、また、洗
濯機18を使用する場合には、洗濯物の置き場としての
利用も可能となる。
【0021】このように、パーティション9を適宜開閉
することにより、浴室1の占有面積にある程度の制限が
ある場合でも不自由な思いをすることなく、入浴、洗
面、シャワー浴等を行うことができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、浴室の占有面積に制限
がある場合においても、入浴、洗面、シャワー浴等を行
うための各空間を不自由な思いをせずにそれぞれ個別に
確保できるので、極めて使い勝手が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るサニタリルーム構造の平
面図である。
【図2】従来のサニタリルーム構造の平面図である。
【符号の説明】
1…浴室、2…入浴ブース、3…洗面ブース、4…仕切
壁、6…浴槽、7…往来空間、9…パーティション、9
a〜9c…スライドドア、11…兼用ブース、13…機能
ユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 薫 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式 会社ノーリツ内 (72)発明者 岡田 京子 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式 会社ノーリツ内 (72)発明者 平川 武 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式 会社ノーリツ内 (72)発明者 稲田 未紀 兵庫県神戸市中央区明石町32番地 株式 会社ノーリツ内 (72)発明者 北島 三和子 兵庫県神戸市灘区山田町3−1−15 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 1/12 A47K 4/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴室内に入浴ブースと洗面ブースとを隣
    接して設けるとともに、両ブースの境界部分には、両ブ
    ースを所定の往来空間を存して仕切る仕切壁を配置する
    とともに、この仕切壁に連接してパーティションを各ブ
    ース側に前記往来空間を含んだ状態でそれぞれ膨出し、
    このパーティションを各ブースに対して開閉可能に設
    け、このパーティションと浴室の周壁とで囲まれた部分
    を兼用ブースとして区画したことを特徴とするサニタリ
    ルーム構造。
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