JP3134816B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
し、特に、液晶パネルに形成された引き出し配線とプリ
ント配線板の配線とを、圧接接続部で電気的に接続され
ている液晶表示装置に関する。
に、ドライバ−ICが搭載されたフレキシブルプリント
配線板(通常、テ−プキャリアパッケ−ジが用いられて
いる)を、異方性導電フィルムにより、熱圧着接続され
て構成されている。
参照して説明する。なお、図7は、従来の液晶表示装置
を説明する図であって、そのうち、(A)は、該液晶表示
装置の平面図であり、(B)は、(A)に示す“領域A”に
おける液晶パネルの引き出し配線の部分拡大図であり、
(C)は、同“領域A”において、液晶パネルの引き出し
配線とプリント配線板の配線とが「位置ズレ」して熱圧
着されている様子を示す部分拡大図である。
は、図7(A)に示すように、プリント配線板6を「プリ
ント配線板塔載位置2」(圧接接続部)で、異方性導電フ
ィルム(図示せず)を介して、熱圧着して接続されてい
る。この「プリント配線板塔載位置2」(圧接接続部)に
おける液晶パネルの引き出し配線3(3a,3b)は、図7
の(B)に示すように、その配線幅“L1”および配線間
隔“L2”が共に配線ピッチ“L”に対して、ほぼ2分
の1に設定されている。そして、最近の高精細化の進歩
によって、液晶パネルの引き出し配線3(3a,3b)は、
“L1=35μm”“L2=35μm”“L=70μm”にもな
っている。
点としては、熱圧着接続後に、図7(C)に示すように、
液晶パネルの引き出し配線3(3a,3b)とプリント配線
板の配線7との間に「位置ズレ」が生じる点にあり、こ
のため、接続オ−プンや端子間ショ−トなどの接続不良
が発生し、製品歩留りを低下させている。
リアパッケ−ジ)を液晶パネルに搭載し、異方性導電フ
ィルムを介して熱圧着して接続する際、(1) 使用するテ
−プキャリアパッケ−ジの配線バラツキや、このテ−プ
キャリアパッケ−ジの出来上がり寸法のバラツキによっ
て、また、(2) 熱圧着条件のバラツキにより発生する
“テ−プキャリアパッケ−ジの熱膨張後の寸法バラツ
キ”などが原因となって、テ−プキャリアパッケ−ジに
形成された配線と液晶パネルの引き出し配線とが位置ズ
レを生じることによる。
して説明すると、図7(C)は、プリント配線板の配線7
が液晶パネルの引き出し配線3(L1=35μm,L2=35
μm,L=70μm)に対して、右方向に35μm「位置ズ
レ」が生じた場合を示している。この図7(C)から明ら
かなように、液晶パネルの引き出し配線3aと、それに
重ね合わせるべきプリント配線板の配線7とは「位置ズ
レ」が生じていて接続されておらず、接続不良が生じて
いることがわかる。
として、特開昭61−267083号公報には、液晶表示素子に
接続されるフレキシブル回路基板(プリント配線板;テ
−プキャリアパッケ−ジ)の接続部にスリットを設け、
複数のブロックに分離することが開示されている。そし
て、この手段により、熱・湿度の影響による「フレキシ
ブル回路基板の伸縮」を最小限に抑え、液晶表示素子と
該回路基板との導通不良を改善し、歩留り良く、高品質
の液晶モジュ−ルが得られる旨記載されている。(これ
は、前記従来の液晶表示装置の問題点「(2)」に起因す
る「位置ズレ」を解決しようとするものである。)
載の技術では、分離されたフレキシブル回路基板(プリ
ント配線板;テ−プキャリアパッケ−ジ)を液晶パネル
に搭載する際の「搭載装置の搭載バラツキによる位置ズ
レ」については改善されていない。つまり、前記従来の
液晶表示装置の問題点「(1)」に起因する「位置ズレ」
については、解決されていない。
用するテ−プキャリアパッケ−ジの配線バラツキやテ−
プキャリアパッケ−ジの出来上がり寸法のバラツキによ
る位置ズレ」)が発生した場合、接続不良が生じ、不良
品となってしまうので、上記公報に記載の技術では、フ
レキシブル回路基板を交換する必要が生じると言う問題
があった。
シブル回路基板(プリント配線板;テ−プキャリアパッ
ケ−ジ)を複数に分離するので、各ブロック毎に液晶素
子と位置合わせする必要が生じる。このため、位置合わ
せ工数が必然的に増大すると言う問題もあった。
記問題点および前記(1),(2)に起因する問題点に鑑み成
されたものであって、その目的は、液晶パネルの引き出
し配線とプリント配線板の配線との“位置ズレの許容範
囲”を増大させることにあり、これによって、両配線の
「接続の信頼性」および「生産性(歩留まり)の向上」を
意図した液晶表示装置を提供することにある。
置は、前記目的を達成する手段として、 ・プリント配線板の配線との圧接接続部での“液晶パネ
ルの引き出し配線”を複数に分割して、圧接部パタ−ン
を形成し、 ・該圧接部パタ−ンは、くびれパタ−ンを介して、前記
引き出し配線に接続し、かつ、 ・前記複数に分割された圧接部パタ−ンの各パタ−ン幅
の合計値が、前記引き出し配線の配線ピッチの2分の1
よりも大きく形成した、 ことを特徴とする(請求項1)。
装置では、“位置ズレの許容範囲”を増大させることが
できる。つまり、液晶パネルとプリント配線板との圧接
接続部において、それら配線の“位置ズレの許容範囲
[圧接部面積(圧接接続の有効面積)]”を、従来の許容
範囲よりも大きくすることができる。そして、「配線の
位置ズレ」が従来の許容限度よりも大きく発生し、本来
ショ−トしてはならない隣接配線とのショ−トが発生し
ても、本発明によれば、複数に分割された圧接部パタ−
ンを接続する前記「くびれパタ−ン」の必要箇所を、レ
−ザ−などの手段でカットすることにより、ショ−ト不
良を解消することができる。
記複数に分割された圧接部パタ−ンが、液晶パネルに形
成された引き出し配線の一部に形成されていること」
(請求項2)、を特徴とし、特に位置ズレが発生し易い箇
所の引き出し配線についてのみ分割し、分割工程に要す
る時間を短縮することができる(→後記“第1の実施形
態”の項参照)。
「前記くびれパタ−ンが、前記複数に分割された圧接部
パタ−ンのパタ−ン幅より狭い幅を有すること」(請求
項3)、「前記くびれパタ−ンが、前記複数に分割され
た各圧接部パタ−ンに対応して分割されていること」
(請求項4)、を特徴とし、これにより、「位置ズレ」が
生じて隣接する圧接部パタ−ンと接続し、引き出し配線
間にショ−トが発生したとき、該圧接部パタ−ンに接続
する“くびれパタ−ン”の必要箇所のみを容易にカット
することができ、接続不良をなくすることができる(→
後記“第1の実施形態”の項参照)。
記複数に分割された圧接部パターンと、該圧接部パター
ンに隣接する他の圧接部パターンとが、接続されている
こと」(請求項5)、を特徴とし、このように接続させる
ことにより、“位置ズレの許容範囲[圧接部面積(圧接
接続の有効面積)]”を、より増大させることができる
(→後記“第2の実施形態”の項参照)。
「前記液晶パネルおよび前記プリント配線板の各配線ブ
ロックの両端に、認識マ−クを設けたこと」(請求項
6)、を特徴とし、この認識マ−クを配置することによ
り、液晶パネルにプリント配線板を圧接接続したとき、
この認識マ−クを読みとって、圧接部パタ−ンとプリン
ト配線板の配線との相対位置を自動的に計算し、カット
すべき“くびれパタ−ン”の必要箇所を自動的に判別し
てカットすることができるため、自動化が可能で、より
生産性を高めることができる(→後記“第3の実施形
態”の項参照)。
の実施形態(第1〜第3の実施形態)について、図面を参
照して説明する。
液晶表示装置の第1の実施形態を説明する図であって、
そのうち、(A)は、その液晶表示装置の平面図であり、
(B)は、(A)に示す“領域A”における圧接部パタ−ン
の部分拡大図である。
図1(A)に示すように、プリント配線板6を「プリント
配線板塔載位置2」(圧接接続部)で、異方性導電フィル
ム(図示せず)を介して、熱圧着して接続されている。な
お、この点については、前掲の図7(A)に示した従来の
液晶表示装置の場合と同じである。
板塔載位置2」(圧接接続部)における液晶パネルの引き
出し配線3(3a,3b)は、図1(B)に示すように、プリ
ント配線板6との圧接接続部2a(プリント配線板搭載
位置2)で、それぞれ2つに分割された圧接部パタ−ン
5a(5a-1,5a-2),5b(5b-1,5b-2)を形成し、こ
の圧接部パタ−ン5a,5bは、くびれパタ−ン4a,
4bを介して、液晶パネルの引き出し配線3a,3bに
接続されている例である。そして、上記くびれパタ−ン
4a,4bは、各圧接部パタ−ン5a,5bのパタ−ン
幅より狭い幅を有し、かつ、2つに分割された圧接部パ
タ−ン5a(5a-1,5a-2),5b(5b-1,5b-2)に対応
して、それぞれ、くびれパタ−ン4a(4a-1,4a-2),
4b(4b-1,4b-2)に分割されている。
1とプリント配線板6との接続状態について、図2およ
び図3を参照して説明する。図2および図3は、前掲の
図1(B)に示す圧接部パタ−ン5a,5bと、プリント
配線板の配線7a,7bとを接続する状態を説明する図
である。
a,5bとプリント配線板の配線7a,7bとが設定位
置に圧接接続された場合(位置ズレを生じていない場合)
を示し、(B)は、(A)のA−A線断面図である。また、
図3の(A)は、プリント配線板の配線7a,7bが0.5
ピッチ位置ズレを生じて圧接された場合を示し、(B)
は、(A)のB−B線断面図である。
部パタ−ン5a(5a-1,5a-2)および5b(5b-1,5b-
2)とプリント配線板の配線7aおよび7bとは、位置ズ
レがなく、正しく接続されている。この接続状態を図2
(B)に基づいて更に説明すると、圧接接続部において、
プリント配線板の配線7a,7bは、異方性導電フィル
ム(図示せず)中の導電粒子9により、液晶パネル1の圧
接部パタ−ン5a(5a-1,5a-2),5b(5b-1,5b-2)
と導通している。
に示すように、位置ズレが生じショ−トした場合、つま
り、プリント配線板の配線7a,7bが0.5ピッチ位置
ズレが生じ、プリント配線板の配線7aが圧接部パタ−
ン5a-2と5b-1との両者に接続した場合、図3(A)に示
す“くびれパタ−ン4b-1”をレ−ザ−などを利用して
カットし、「カットされたくびれパタ−ン8」とするこ
とにより、配線間ショ−トを解消し、良好な接続に修正
することができる。この「0.5ピッチ位置ズレ」が生じ
た場合の断面を図3(B)に示す。なお、図中の符号は、
前掲の図2(B)と同じであるので、その説明を省略す
る。
置(従来例)を示す図7(C)を参照して、設計デ−タ−を
配線幅などに当てはめ、従来例との対比を含めて第1の
実施形態の作用効果を具体的に説明する。なお、両者の
液晶パネルに形成された引き出し配線3の配線幅(L1)
および配線間隔(L2)は35μmであり、プリント配線板
の配線7の配線幅(L8)も、同じく35μmであるとして
説明する。
る図であって、(A)は、圧接接続部における圧接部パタ
−ンを示す部分拡大図であり、(B)は、「位置ズレ」が
生じた場合を示す部分拡大図である。
部パタ−ン5a(5a-1,5a-2),5b(5b-1,5b-2)の
設計(数値)例を示す部分拡大図であって、各圧接部パタ
−ンのパタ−ン幅“L3=33μm”,パタ−ン間隔“L4
=2μm”とし、くびれパタ−ンのパタ−ン幅“L5=2
μm”とした例である。また、図4(B)は、 圧接部パ
タ−ン5aにプリント配線板の配線7を圧着接続した
際、プリント配線板の配線7が“35μm(0.5ピッチ)”
位置ズレが生じた場合を示す。
き出し配線3aとプリント配線板の配線7との位置ズレ
が35μm以上生じた場合、導通不良となる。即ち、プリ
ント配線板の配線7が35μm以上位置ズレが生じると、
このプリント配線板の配線7が液晶パネルの引き出し配
線3aと接続せず、引き出し配線3bと接触することに
なる。
(B)に示すように、プリント配線板の配線7の位置ズレ
が35μm以上生じたとしても(注1)、“51.5μm未満”
であれば(注2)、単に「くびれパタ−ン4b-1」をレ−ザ
−などの手段でカットし、「カットされたくびれパタ−
ン8」とすることにより、配線間ショ−ト不良を解消す
ることができる。 (注1):位置ズレが35μm生じた場合、L7=16.5μmと
なる。 (注2):プリント配線板の配線7(配線幅“L8=35μ
m”)の位置ズレ許容値=35+16.5未満=51.5μm未満 (従来例の場合の位置ズレ許容値(35μm)に加えて、さ
らに16.5μmまでの位置ズレが許容できる。)
接接続の有効面積)]の観点から、前掲の図4(B)およ
び図7(C)を参照して、第1の実施形態の作用効果を更
に具体的に説明する。ただし、図4(B)および図7(C)
中のL9を“1,000μm”とした。図4(B)及び図7(C)
に示すように、液晶パネルの引き出し配線3とプリント
配線板の配線7との位置ズレが35μm発生した場合、第
1の実施形態では、接続有効面積が“16,500μm2”
(注)であるのに対して、従来例のそれは“0μm2”であ
る。 (注):接続有効面積=16.5×1,000=16,500μm2
示すように、「位置ズレ」が生じ、圧接接続後にプリン
ト配線板の配線7が液晶パネルの引き出し配線3a以外
に3bと接続し、引き出し配線3a,3b間でショ−ト
しても、レ−ザ−などの手段により、「くびれパタ−ン
4b-1」をカットして、「カットされたくびれパタ−ン
8」を形成することで、上記ショ−トを解消することが
できる。
による接続不良が解消することができるので、従来例に
比して、[圧接部面積(圧接接続の有効面積)]を大きく
確保できることが明らかである。
タ−ンを2分割した例であるが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、3分割以上にすることもでき、これ
も本発明に包含される。また、圧接部パタ−ンの分割
は、特に、位置ズレが発生し易い箇所、例えば、プリン
ト配線板の両端の配線に対応する引き出し配線を主とし
て分割するようにしても良い。このように、必ずしも全
ての引き出し配線について分割する必要がない場合は、
適宜分割を省略すれば、分割工程に要する時間が短縮さ
れるので好ましい。
液晶表示装置の第2の実施形態を説明する図であって、
(A)は、液晶パネルの圧接部パタ−ンを示す部分拡大図
であり、(B)は、(A)に示す液晶パネルの圧接部パタ−
ンに対してプリント配線板の配線が位置ズレした場合を
示す部分拡大図である。
に、圧接接続部で2分割した圧接部パタ−ン5aの一方
のパタ−ン5a-2が、これに隣接する他の圧接部パタ−
ン5bのパタ−ン5b-1と「圧接部パタ−ン間くびれパ
タ−ン10」により接続されている例である。このよう
に接続させることにより、前記第1の実施形態に比し
て、位置ズレが生じた場合の圧接部面積(圧接接続の有
効面積)を増大させることができる。
ような位置ズレが生じた場合、くびれパタ−ン4b-1を
カットして、「カットされたくびれパタ−ン8」を形成
することにより隣接端子間のショ−トを解消することが
できる。即ち、図5(B)に示すように、プリント配線板
の配線7が位置ズレして、圧接部パタ−ン5a-2と5b-1
の両者に接続した場合、プリント配線板の配線7は、く
びれパタ−ン4b-1をカットすることにより、液晶パネ
ルの引き出し配線3bとの電気的接続を絶つことができ
る。この場合、プリント配線板の配線7は、圧接部パタ
−ン5b-1,圧接部パタ−ン間くびれパタ−ン10,圧
接部パタ−ン5a-2,くびれパタ−ン4a-2を介して、液
晶パネルの引き出し配線3aと電気的に導通している。
(圧接接続の有効面積)の増大”について、前記第1の実
施形態の場合と同様、「位置ズレ」が35μm発生した場
合を例にとり、図5(B)に基づいて説明する。
7が35μm「位置ズレ」して圧接された場合(この場
合、L7=16.5μm”となる)であって、液晶パネルの引
き出し配線の配線ピッチ“L=70μm”,配線幅“L1
=35μm”,配線間隔“L2=35μm”とし、圧接部パ
タ−ンのパタ−ン幅“L3=33μm”,パタ−ン間隔
“L4=2μm”、くびれパタ−ンのパタ−ン幅“L5=2
μm”とした例である。なお、図中のL6は2μmとし
た。
mとして計算すると、L7が“16.5μm”であるから、
接続有効面積は“33,000μm2”となり(注)、位置ズレ
が生じなかった場合と同じ接続有効面積を確保すること
ができ、このように有効面積を増大させることができる
ため、前記第1の実施形態に比して、より信頼性の高い
接続を得ることができる。 (注):接続有効面積=(16.5×1,000)×2=33,000μm2
液晶表示装置の第3の実施形態を説明する図であって、
(A)は、その液晶表示装置の平面図であり、(B),(C)
は、それぞれ、(A)に示す“領域B”“領域C”の部分
拡大図である。
すように、液晶パネル1に認識マ−ク11(点線の矩形)
を、また、プリント配線板6に認識マ−ク12(点線の
十字)を、プリント配線板6の両端に位置する部分に、
それぞれ配置した例である。なお、図6(B)は、プリン
ト配線板6の左端部を表した部分拡大図であって、プリ
ント配線板の配線7が、圧接パタ−ン5の設定位置より
も右方に位置ズレが生じている場合を示し、図6(C)
は、プリント配線板6の右端部を表した部分拡大図であ
って、設定位置に圧接接続されている場合(位置ズレが
ない場合)を示す。
ることによって、液晶パネル1にプリント配線板6を圧
接接続したとき、この認識マ−ク11,12を読みとっ
て、圧接パタ−ン5とプリント配線板の配線7との相対
位置を計算し、レ−ザ−カットすべきくびれパタ−ン4
を自動的に判別して、カットすることができるため
(注)、自動化が可能で、より生産性を高めることができ
る。 (注):例えば、前掲の図3(A)に示したように、プリン
ト配線板の配線7a,7bが0.5ピッチ位置ズレを生じ
て圧接された場合、前記した認識マ−ク11,12を配
置することにより、同図3(A)の符号8に示す部分(く
びれパタ−ン4b-1)を自動的にカットすることができ
る。
続部における液晶パネルの引き出し配線を複数に分割し
て圧接部パタ−ンを形成し、該圧接部パタ−ンは、くび
れパタ−ンを介して、前記引き出し配線に接続し、か
つ、前記引き出し配線の配線ピッチの2分の1よりも大
きいことを特徴とし、これにより、 ・液晶パネルの引き出し配線とプリント配線板の配線と
を圧接する際の“位置ズレの許容範囲”“圧接部面積
(圧接接続の有効面積)”を増大させることができ、その
結果、液晶パネルとプリント配線板との接続の信頼性を
改善し、液晶表示装置の生産性(歩留り)を向上させるこ
とができ、また、位置ズレに伴うプリント配線板の交換
作業などの軽減を図ることができる。
き出し配線とプリント配線板の配線とを圧接する際の
「位置ズレ」が、従来の許容限度よりも大きい場合で
も、くびれパタ−ンの所要箇所をカットすることによ
り、配線間ショ−トを解消することができる。
リント配線板の各配線ブロックの両端に認識マ−クを設
けることで、必要箇所のくびれパタ−ンを自動的にカッ
トすることができ、より一層の生産性向上を図ることが
できる。
説明する図であって、(A)は、その液晶表示装置の平面
図であり、(B)は、(A)に示す“領域A”における圧接
部パタ−ンの部分拡大図である。
板の配線とを接続する状態を説明する図であって、(A)
は、圧接部パタ−ンとプリント配線板の配線とが設定位
置に圧接接続された場合(位置ズレを生じていない場合)
の部分拡大図であり、(B)は、(A)のA−A線断面図で
ある。
配線との接続状態を説明する図であって、(A)は、プリ
ント配線板の配線が0.5ピッチ位置ズレを生じて圧接さ
れた場合の部分拡大図であり、(B)は、(A)のB−B線
断面図である。
て、(A)は、圧接接続部における圧接部パタ−ンを示す
部分拡大図であり、(B)は、「位置ズレ」が生じた場合
を示す部分拡大図である。
説明する図であって、(A)は液晶パネルの圧接部パタ−
ンを示す部分拡大図であり、(B)は、(A)に示す圧接部
パタ−ンに対してプリント配線板の配線が位置ズレした
場合を示す部分拡大図である。
説明する図であって、(A)は、その液晶表示装置の平面
図であり、(B),(C)は、それぞれ、(A)に示す“領域
B”“領域C”の部分拡大図である。
面図であり、(B)は、(A)に示す“領域A”における液
晶パネルの引き出し配線の部分拡大図であり、(C)は、
同“領域A”において、液晶パネルの引き出し配線とプ
リント配線板の配線とが「位置ズレ」して熱圧着されて
いる様子を示す部分拡大図である。
パタ−ン 5,5a(5a-1,5a-2),5b(5b-1,5b-2) 圧接部
パタ−ン 6 プリント配線板 7,7a,7b プリント配線板の配線 8 カットされたくびれパタ−ン 9 導電粒子 10 圧接部パタ−ン間くびれパタ−ン 11 液晶パネルの認識マ−ク 12 プリント配線板の認識マ−ク L 引き出し配線の配線ピッチ L1 引き出し配線の配線幅 L2 引き出し配線の配線間隔 L3 圧接部パタ−ンのパタ−ン幅 L4 圧接部パタ−ンのパタ−ン間隔 L5 くびれパタ−ンのパタ−ン幅
Claims (6)
- 【請求項1】 液晶パネルの引き出し配線とプリント配
線板の配線とを、圧接接続部で電気的に接続されている
液晶表示装置において、前記圧接接続部における前記引
き出し配線を複数に分割して圧接部パタ−ンを形成し、
該圧接部パタ−ンは、くびれパタ−ンを介して、前記引
き出し配線に接続し、かつ、前記複数に分割された圧接
部パタ−ンの各パタ−ン幅の合計値が、前記引き出し配
線の配線ピッチの2分の1よりも大きく形成してなるこ
とを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記複数に分割された圧接部パタ−ン
が、前記引き出し配線の一部に形成されていることを特
徴とする請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記くびれパタ−ンが、前記複数に分割
された圧接部パタ−ンのパタ−ン幅より狭い幅を有する
ことを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記くびれパタ−ンが、前記複数に分割
された各圧接部パタ−ンに対応して分割されていること
を特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項5】 前記複数に分割された圧接部パタ−ン
と、該圧接部パタ−ンに隣接する他の圧接部パタ−ンと
が、接続されていることを特徴とする請求項1記載の液
晶表示装置。 - 【請求項6】 前記液晶パネル及び前記プリント配線板
の各配線ブロックの両端に、認識マ−クを設けたことを
特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
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JP19018097A JP3134816B2 (ja) | 1997-07-15 | 1997-07-15 | 液晶表示装置 |
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JPH1138899A JPH1138899A (ja) | 1999-02-12 |
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JP (1) | JP3134816B2 (ja) |
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- 1997-07-15 JP JP19018097A patent/JP3134816B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH1138899A (ja) | 1999-02-12 |
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