JP3134396B2 - コードレス電話機 - Google Patents
コードレス電話機Info
- Publication number
- JP3134396B2 JP3134396B2 JP03248660A JP24866091A JP3134396B2 JP 3134396 B2 JP3134396 B2 JP 3134396B2 JP 03248660 A JP03248660 A JP 03248660A JP 24866091 A JP24866091 A JP 24866091A JP 3134396 B2 JP3134396 B2 JP 3134396B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- circuit
- subtraction
- addition
- modulation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はコードレス電話機に関
し、特に秘話機能を内蔵したアナログ式のコードレス電
話機に関する。
し、特に秘話機能を内蔵したアナログ式のコードレス電
話機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のかかるアナログ式コードレス電話
機は、送信部および受信部を有している。その無線通信
方式は音声信号そのものをＦＭ変調し、所定の複数搬送
周波数（以下、通話チャネルと称す）の中から未使用搬
送周波数（以下、空きチャネルと称す）を選択し、その
空きチャネルを用いて通話している。この場合、音質重
視のために、音声信号には何ら加工が施されておらず、
音声そのものをＦＭ変調して送信している。
機は、送信部および受信部を有している。その無線通信
方式は音声信号そのものをＦＭ変調し、所定の複数搬送
周波数（以下、通話チャネルと称す）の中から未使用搬
送周波数（以下、空きチャネルと称す）を選択し、その
空きチャネルを用いて通話している。この場合、音質重
視のために、音声信号には何ら加工が施されておらず、
音声そのものをＦＭ変調して送信している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のコード
レス電話機は、音声信号そのものをＦＭ変調して送信し
ているため、通話者間の会話の秘話性が低く、一般的Ｆ
Ｍ受信機で会話内容を傍受されるという欠点がある。
レス電話機は、音声信号そのものをＦＭ変調して送信し
ているため、通話者間の会話の秘話性が低く、一般的Ｆ
Ｍ受信機で会話内容を傍受されるという欠点がある。
【０００４】本発明の目的は、かかる通話相手の秘話性
を向上させたコードレス電話機を提供することにある。
を向上させたコードレス電話機を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のコードレス電話
機は、音声信号に対して傍受防止信号をそれぞれ加算お
よび減算する加算回路および減算回路と、前記加算回路
および前記減算回路からの信号をそれぞれ別々の搬送周
波数でＦＭ変調する加算信号変調回路および減算信号変
調回路と、前記加算信号変調回路および前記減算信号変
調回路からの各出力を統合する合成部とを送信部に備
え、送信された変調信号を分離するための分離部と、前
記分離部で分離された加算変調信号および減算変調信号
をそれぞれ復調する加算信号復調回路および減算信号復
調回路と、前記各復調回路からの２つの信号を加算する
チャネル加算回路とを受信部に備えて構成される。
機は、音声信号に対して傍受防止信号をそれぞれ加算お
よび減算する加算回路および減算回路と、前記加算回路
および前記減算回路からの信号をそれぞれ別々の搬送周
波数でＦＭ変調する加算信号変調回路および減算信号変
調回路と、前記加算信号変調回路および前記減算信号変
調回路からの各出力を統合する合成部とを送信部に備
え、送信された変調信号を分離するための分離部と、前
記分離部で分離された加算変調信号および減算変調信号
をそれぞれ復調する加算信号復調回路および減算信号復
調回路と、前記各復調回路からの２つの信号を加算する
チャネル加算回路とを受信部に備えて構成される。
【０００６】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００７】図１は本発明の一実施例を説明するための
コードレス電話機の送信部および受信部の機能ブロック
図である。図１に示すように、本実施例は送信音声信号
Ａおよび傍受防止信号Ｂを混合してアンネナ７から送出
する送信部１と、混合信号から受信音声信号Ｃを分離す
る受信部８とをする。送信部１は送信用の音声である送
信用音声信号Ａおよび第３者による傍受を防止するため
に音声信号Ａに付加するための傍受防止信号Ｂをそれぞ
れ加算および減算する加算回路（Ｔ＋Ｎ）２および減算
回路（Ｔ−Ｎ）３と、加算回路２からの信号をＦＭ変調
する加算信号変調回路４と、同様に減算回路３からの信
号をＦＭ変調する減算信号変調回路５と、加算信号変調
回路４よりの信号および減算信号変調回路５よりの信号
を一つにして送信するために調整する合成部６と、混合
信号を送出する送信アンテナ７とを備えている。また、
受信部８は混合信号を受信する受信用アンテナ９と、送
信されてきた加算信号および減算信号を分離する分離部
１０と、受信した加算信号および減算信号をそれぞれ復
調する加算信号復調回路（Ｔ＋Ｎ）１１および減算信号
復調回路（Ｔ−Ｎ）１２と、これら加算信号復調回路１
１および減算信号復調回路１２からの２つの信号を加算
して音声信号としての受信音声信号Ｃを作成するチャネ
ル加算回路１３とを備えている。
コードレス電話機の送信部および受信部の機能ブロック
図である。図１に示すように、本実施例は送信音声信号
Ａおよび傍受防止信号Ｂを混合してアンネナ７から送出
する送信部１と、混合信号から受信音声信号Ｃを分離す
る受信部８とをする。送信部１は送信用の音声である送
信用音声信号Ａおよび第３者による傍受を防止するため
に音声信号Ａに付加するための傍受防止信号Ｂをそれぞ
れ加算および減算する加算回路（Ｔ＋Ｎ）２および減算
回路（Ｔ−Ｎ）３と、加算回路２からの信号をＦＭ変調
する加算信号変調回路４と、同様に減算回路３からの信
号をＦＭ変調する減算信号変調回路５と、加算信号変調
回路４よりの信号および減算信号変調回路５よりの信号
を一つにして送信するために調整する合成部６と、混合
信号を送出する送信アンテナ７とを備えている。また、
受信部８は混合信号を受信する受信用アンテナ９と、送
信されてきた加算信号および減算信号を分離する分離部
１０と、受信した加算信号および減算信号をそれぞれ復
調する加算信号復調回路（Ｔ＋Ｎ）１１および減算信号
復調回路（Ｔ−Ｎ）１２と、これら加算信号復調回路１
１および減算信号復調回路１２からの２つの信号を加算
して音声信号としての受信音声信号Ｃを作成するチャネ
ル加算回路１３とを備えている。
【０００８】かかる構成のコードレス電話機は以下のよ
うな動作を行う。まず、送信音声信号Ａと傍受防止信号
ＢをそれぞれＴ，Ｎとすると、加算回路２および減算回
路３および減算回路３によりそれぞれＴ＋Ｎ，Ｔ−Ｎの
信号が作られる。これらの信号をそれぞれ加算信号変調
回路４および減算信号変調回路５により別々の通話チャ
ネル（周波数）でＦＭ変調し、合成部６，アンテナ７を
通して発信する。一方、発信信号は受信用アンテナ９，
分離部１０を通して受信され、別々の通話チャネル（周
波数）を使って送信されてきた２つの信号Ｔ＋Ｎ，Ｔ−
Ｎをそれぞれ加算信号復調回路１１および減算信号復調
回路１２で復調する。この復調された２つの信号Ｔ＋
Ｎ，Ｔ−Ｎはチャネル加算回路１３により加算され、２
Ｔの受信音声信号Ｃになる。これは送信されてきた音声
信号の２倍の信号であり、これにより通話が可能とな
る。
うな動作を行う。まず、送信音声信号Ａと傍受防止信号
ＢをそれぞれＴ，Ｎとすると、加算回路２および減算回
路３および減算回路３によりそれぞれＴ＋Ｎ，Ｔ−Ｎの
信号が作られる。これらの信号をそれぞれ加算信号変調
回路４および減算信号変調回路５により別々の通話チャ
ネル（周波数）でＦＭ変調し、合成部６，アンテナ７を
通して発信する。一方、発信信号は受信用アンテナ９，
分離部１０を通して受信され、別々の通話チャネル（周
波数）を使って送信されてきた２つの信号Ｔ＋Ｎ，Ｔ−
Ｎをそれぞれ加算信号復調回路１１および減算信号復調
回路１２で復調する。この復調された２つの信号Ｔ＋
Ｎ，Ｔ−Ｎはチャネル加算回路１３により加算され、２
Ｔの受信音声信号Ｃになる。これは送信されてきた音声
信号の２倍の信号であり、これにより通話が可能とな
る。
【０００９】このように、ＦＭ変調されて送信されたＴ
＋Ｎ，Ｔ−Ｎの信号は傍受防止信号Ｂにより変形されて
いるため、第３者が傍受しても何ら意味のないものにな
っている。
＋Ｎ，Ｔ−Ｎの信号は傍受防止信号Ｂにより変形されて
いるため、第３者が傍受しても何ら意味のないものにな
っている。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコードレ
ス電話機は、送信音声信号に傍受防止信号を加算および
減算し２チャネル送信されるため、第三者が傍受しても
音声信号そのものを聴くことができず、秘話性を向上さ
せることができるという効果がある。
ス電話機は、送信音声信号に傍受防止信号を加算および
減算し２チャネル送信されるため、第三者が傍受しても
音声信号そのものを聴くことができず、秘話性を向上さ
せることができるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例を説明するためのコードレス
電話機における送信部および受信部の機能ブロック図で
ある。
電話機における送信部および受信部の機能ブロック図で
ある。
１ 送信部 ２ 加算回路 ３ 減算回路 ４ 加算信号変調回路 ５ 減算信号変調回路 ６ 合成部 ７，９ アンテナ ８ 受信部 １０ 分離部 １１ 加算信号復調回路 １２ 減算信号復調回路 １３ チャネル加算回路 Ａ 送信音声信号 Ｂ 傍受防止信号 Ｃ 受信音声信号
Claims (1)
- 【請求項１】 音声信号に対して傍受防止信号をそれぞ
れ加算および減算する加算回路および減算回路と、前記
加算回路および前記減算回路からの信号をそれぞれ別々
の搬送周波数でＦＭ変調する加算信号変調回路および減
算信号変調回路と、前記加算信号変調回路および前記減
算信号変調回路からの各出力を統合する合成部とを送信
部に備え、送信された変調信号を分離するための分離部
と、前記分離部で分離された加算変調信号および減算変
調信号をそれぞれ復調する加算信号復調回路および減算
信号復調回路と、前記各復調回路からの２つの信号を加
算するチャネル加算回路とを受信部に備えることを特徴
とするコードレス電話機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03248660A JP3134396B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | コードレス電話機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03248660A JP3134396B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | コードレス電話機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0591086A JPH0591086A (ja) | 1993-04-09 |
| JP3134396B2 true JP3134396B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=17181443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03248660A Expired - Fee Related JP3134396B2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | コードレス電話機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3134396B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP03248660A patent/JP3134396B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0591086A (ja) | 1993-04-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001031 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |