JP3249846B2 - 通話装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話機等の
通話装置に関する。
通話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3には、一従来例に係るコードレス電
話機の構成が示されている。この図に示される装置は、
送信側回路がコンプレッサ10及びスクランブラ12か
ら構成されており、受信側回路がエキスパンダ14及び
デスクランブラ16から構成されている。
話機の構成が示されている。この図に示される装置は、
送信側回路がコンプレッサ10及びスクランブラ12か
ら構成されており、受信側回路がエキスパンダ14及び
デスクランブラ16から構成されている。
【0003】コンプレッサ10は、入力される音声信号
をレベル圧縮する機能を有しており、エキスパンダ14
はデスクランブラ16から入力される信号をレベル伸長
する機能を有している。コンプレッサ10は電圧制御増
幅器(VCA)18及び検波器(DET)20から構成
されており、VCA18によって増幅された音声信号を
DET20が検波し、DET20の検波直流出力をVC
A18に対しその利得を制御する電圧として与える構成
である。また、エキスパンダ14は、VCA22及びD
ET24から構成されており、VCA22によってデス
クランブラ16の出力を増幅する際に、デスクランブラ
16の出力をDET24が検波して、その直流出力電圧
によりVCA22の利得を制御する構成である。このよ
うに、コンプレッサ10及びエキスパンダ14を用いる
ことにより、雑音が圧縮され、良好な音質が得られる。
をレベル圧縮する機能を有しており、エキスパンダ14
はデスクランブラ16から入力される信号をレベル伸長
する機能を有している。コンプレッサ10は電圧制御増
幅器(VCA)18及び検波器(DET)20から構成
されており、VCA18によって増幅された音声信号を
DET20が検波し、DET20の検波直流出力をVC
A18に対しその利得を制御する電圧として与える構成
である。また、エキスパンダ14は、VCA22及びD
ET24から構成されており、VCA22によってデス
クランブラ16の出力を増幅する際に、デスクランブラ
16の出力をDET24が検波して、その直流出力電圧
によりVCA22の利得を制御する構成である。このよ
うに、コンプレッサ10及びエキスパンダ14を用いる
ことにより、雑音が圧縮され、良好な音質が得られる。
【0004】また、スクランブラ12及びデスクランブ
ラ16は、送信側回路と受信側回路の間で無線通信を行
う際に、盗聴を防止すべく周波数反転秘話処理を施し又
は解除する回路である。図4には、スクランブラ12及
びデスクランブラ16の一例構成が示されている。図4
に示される例では、スクランブラ12またはデスクラン
ブラ16はBPF26、ダブルバンランスドミキサ(D
BM)28、発振器30及びLPF32から構成されて
いる。BPF26は、図5(a)に示されるように入力
信号の帯域を制限する機能を有している。DBM28
は、発振器30によって生成される周波数fCAR のキャ
リアをBPF26の出力と混合し、図5(b)に示され
るように周波数fCAR の上下に側波帯を有する信号を生
成する。LPF32は、図5(b)に示されるような信
号の下側側波帯のみを取り出し、図5(c)に示される
ような信号を生成する。この信号は、BPF26への入
力信号に対し、周波数の順が反転した信号であるので、
これにより、周波数反転秘話処理が施されることがわか
る。また、周波数反転秘話処理が施された信号を図4の
回路に入力することにより、周波数秘話処理が解除され
た信号が得られる。
ラ16は、送信側回路と受信側回路の間で無線通信を行
う際に、盗聴を防止すべく周波数反転秘話処理を施し又
は解除する回路である。図4には、スクランブラ12及
びデスクランブラ16の一例構成が示されている。図4
に示される例では、スクランブラ12またはデスクラン
ブラ16はBPF26、ダブルバンランスドミキサ(D
BM)28、発振器30及びLPF32から構成されて
いる。BPF26は、図5(a)に示されるように入力
信号の帯域を制限する機能を有している。DBM28
は、発振器30によって生成される周波数fCAR のキャ
リアをBPF26の出力と混合し、図5(b)に示され
るように周波数fCAR の上下に側波帯を有する信号を生
成する。LPF32は、図5(b)に示されるような信
号の下側側波帯のみを取り出し、図5(c)に示される
ような信号を生成する。この信号は、BPF26への入
力信号に対し、周波数の順が反転した信号であるので、
これにより、周波数反転秘話処理が施されることがわか
る。また、周波数反転秘話処理が施された信号を図4の
回路に入力することにより、周波数秘話処理が解除され
た信号が得られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来の装置においては、コンプレッサ
とエキスパンダが独立して動作しているため、第1に、
デスクランブラの出力をレベル伸長する動作が入力信号
をレベル圧縮する動作に対して遅れてしまう。第2に、
無線伝送路の周波数特性、ノイズレベル変動等により受
信側回路の出力レベルが変動する。第3に、スクランブ
ラ・デスクランブラの周波数特性、キャリアリーク、フ
ィードスルー等により受信側回路の出力レベルが変動す
る。この結果、従来の装置においては、通話に不自然
感、違和感が生じていた。
うな構成を有する従来の装置においては、コンプレッサ
とエキスパンダが独立して動作しているため、第1に、
デスクランブラの出力をレベル伸長する動作が入力信号
をレベル圧縮する動作に対して遅れてしまう。第2に、
無線伝送路の周波数特性、ノイズレベル変動等により受
信側回路の出力レベルが変動する。第3に、スクランブ
ラ・デスクランブラの周波数特性、キャリアリーク、フ
ィードスルー等により受信側回路の出力レベルが変動す
る。この結果、従来の装置においては、通話に不自然
感、違和感が生じていた。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、圧縮、伸長動作の
遅れ、伝送路の特性、スクランブラ・デスクランブラの
特性等により通話に不自然感や違和感が生じることがな
い通話装置を提供することを目的とする。
とを課題としてなされたものであり、圧縮、伸長動作の
遅れ、伝送路の特性、スクランブラ・デスクランブラの
特性等により通話に不自然感や違和感が生じることがな
い通話装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の通話装置は、コンプレッサが、その
動作内容をfCTL の制御信号として送信側回路の送信出
力に重畳する手段を有し、エキスパンダが、送信側回路
から受信した信号から制御信号を抽出し抽出結果に応じ
てレベル伸長動作を制御する手段を有し、スクランブラ
及びデスクランブラのキャリア周波数fCAR が周波数f
CTL の近傍に設定されることを特徴とする。
るために、本発明の通話装置は、コンプレッサが、その
動作内容をfCTL の制御信号として送信側回路の送信出
力に重畳する手段を有し、エキスパンダが、送信側回路
から受信した信号から制御信号を抽出し抽出結果に応じ
てレベル伸長動作を制御する手段を有し、スクランブラ
及びデスクランブラのキャリア周波数fCAR が周波数f
CTL の近傍に設定されることを特徴とする。
【0008】また、請求項2は、デスクランブラが周波
数fCTL の信号を遮断する手段を有することを特徴とす
る。
数fCTL の信号を遮断する手段を有することを特徴とす
る。
【0009】そして、請求項3は、本発明のコンプレッ
サとエキスパンダによりコンパンダを構成したことを特
徴とする。
サとエキスパンダによりコンパンダを構成したことを特
徴とする。
【0010】
【作用】本発明においては、エキスパンダを有する受信
側回路に対し、コンプレッサの動作内容が制御信号とし
て送信される。エキスパンダは、送信側回路から受信さ
れる信号から制御信号を抽出し、抽出の結果に応じてレ
ベル伸長動作を制御する。従って、エキスパンダにおい
てDET等によりデスクランブラ出力を監視する必要が
なくなり、レベル圧縮動作に対するレベル伸長動作の制
御遅れが低減され、通話の不自然感、違和感が低減され
る。また、送信側回路から受信側回路への伝送路の周波
数特性や、スクランブラ・デスクランブラの特性などに
よって受信側回路の出力が変動することも防止される。
加えて、キャリア周波数fCAR を制御信号の周波数f
CTL 近傍としたため、デスクランブラにより制御信号が
カットされるため、制御信号が聴取上の不自然感等を発
生させることはない。
側回路に対し、コンプレッサの動作内容が制御信号とし
て送信される。エキスパンダは、送信側回路から受信さ
れる信号から制御信号を抽出し、抽出の結果に応じてレ
ベル伸長動作を制御する。従って、エキスパンダにおい
てDET等によりデスクランブラ出力を監視する必要が
なくなり、レベル圧縮動作に対するレベル伸長動作の制
御遅れが低減され、通話の不自然感、違和感が低減され
る。また、送信側回路から受信側回路への伝送路の周波
数特性や、スクランブラ・デスクランブラの特性などに
よって受信側回路の出力が変動することも防止される。
加えて、キャリア周波数fCAR を制御信号の周波数f
CTL 近傍としたため、デスクランブラにより制御信号が
カットされるため、制御信号が聴取上の不自然感等を発
生させることはない。
【0011】また、請求項2においても同様の作用が得
られる。
られる。
【0012】そして、請求項3においては、本発明の特
徴に係るコンプレッサ及びエキスパンダからコンパンダ
が構成される。すなわち、本発明に係る通話装置を双方
向通信に係る通話装置、例えばコードレス電話機として
構成する場合、その親機又は子機において本発明の請求
項2に係るコンパンダを搭載すれば、本発明に係る作用
を送受信双方向において得ることができる。
徴に係るコンプレッサ及びエキスパンダからコンパンダ
が構成される。すなわち、本発明に係る通話装置を双方
向通信に係る通話装置、例えばコードレス電話機として
構成する場合、その親機又は子機において本発明の請求
項2に係るコンパンダを搭載すれば、本発明に係る作用
を送受信双方向において得ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。なお、図3乃至図5に示される従来例
と同様の構成には同一の符号を付し説明を省略する。
基づき説明する。なお、図3乃至図5に示される従来例
と同様の構成には同一の符号を付し説明を省略する。
【0014】図1には、本発明の一実施例に係る装置の
回路構成が示されている。この実施例において用いられ
るコンプレッサ34は、VCA18、DET20の他V
Fコンバータ(VFC)36及び加算器38を有してい
る。また、この図に示されるエキスパンダ40は、VC
A22の他、HPF42及びFVコンバータ(FVC)
44を有している。
回路構成が示されている。この実施例において用いられ
るコンプレッサ34は、VCA18、DET20の他V
Fコンバータ(VFC)36及び加算器38を有してい
る。また、この図に示されるエキスパンダ40は、VC
A22の他、HPF42及びFVコンバータ(FVC)
44を有している。
【0015】VFC36は、DET20の直流出力を交
流信号に変換し加算器38に供給する。VFC36から
出力される信号の周波数は、DET20から出力される
直流電圧の値に対応している。すなわち、VFC36
は、直流電圧を周波数に変換する回路である。加算器3
8は、スクランブラ12の出力にVFC36から出力さ
れる信号、すなわち圧伸制御信号を重畳する。
流信号に変換し加算器38に供給する。VFC36から
出力される信号の周波数は、DET20から出力される
直流電圧の値に対応している。すなわち、VFC36
は、直流電圧を周波数に変換する回路である。加算器3
8は、スクランブラ12の出力にVFC36から出力さ
れる信号、すなわち圧伸制御信号を重畳する。
【0016】このようにして、本実施例に係る送信側回
路からは、スクランブラ12によって周波数反転秘話処
理が施された信号の他、圧伸制御信号が送信される。H
PF42は、送信側回路から受信される信号から、この
圧伸制御信号を抽出するフィルタであり、FVC44は
この圧伸制御信号を直流電圧に変換する。この電圧は、
DET20の出力に対応している。VCA22の利得
は、FVC44の出力により制御される。
路からは、スクランブラ12によって周波数反転秘話処
理が施された信号の他、圧伸制御信号が送信される。H
PF42は、送信側回路から受信される信号から、この
圧伸制御信号を抽出するフィルタであり、FVC44は
この圧伸制御信号を直流電圧に変換する。この電圧は、
DET20の出力に対応している。VCA22の利得
は、FVC44の出力により制御される。
【0017】従って、本実施例においては、コンプレッ
サ34において圧伸制御信号がスクランブラ12の出力
に重畳され、受信側回路においてはこの圧伸制御信号が
分離されVCA22の制御に用いられる。この結果、受
信側回路において、エキスパンダ40がデスクランブラ
16の出力を監視する必要がなく、エキスパンダ40の
動作がコンプレッサ34の動作に対して顕著に遅れるこ
とがない。
サ34において圧伸制御信号がスクランブラ12の出力
に重畳され、受信側回路においてはこの圧伸制御信号が
分離されVCA22の制御に用いられる。この結果、受
信側回路において、エキスパンダ40がデスクランブラ
16の出力を監視する必要がなく、エキスパンダ40の
動作がコンプレッサ34の動作に対して顕著に遅れるこ
とがない。
【0018】また、送信側回路から受信側回路への無線
伝送路に周波数特性等が存在していた場合や、スクラン
ブラ12、デスクランブラ16にキャリアリークが発生
していた場合などにおいても、レベル圧縮処理の内容が
これらに影響されないよう、圧伸制御信号として送信さ
れているから、受信側回路のエキスパンダ40の出力レ
ベルが影響を受けることがない。
伝送路に周波数特性等が存在していた場合や、スクラン
ブラ12、デスクランブラ16にキャリアリークが発生
していた場合などにおいても、レベル圧縮処理の内容が
これらに影響されないよう、圧伸制御信号として送信さ
れているから、受信側回路のエキスパンダ40の出力レ
ベルが影響を受けることがない。
【0019】従って、本実施例においては、聴取上の不
自然感、違和感等が顕著に低減されることとなる。
自然感、違和感等が顕著に低減されることとなる。
【0020】更に、本実施例における圧伸制御信号の周
波数fCTL は、スクランブラ12及びデスクランブラ1
6において用いられるキャリア周波数fCAR の近傍とな
るよう設定される。図2には、この設定の意味が示され
ている。
波数fCTL は、スクランブラ12及びデスクランブラ1
6において用いられるキャリア周波数fCAR の近傍とな
るよう設定される。図2には、この設定の意味が示され
ている。
【0021】まず、図2(a)に示されるスクランブラ
12の出力と、図2(b)に示されるVFC36の出力
と、が加算器38によって重畳されると、図2(c)に
示されるような信号となる。この信号を送信し、受信側
回路のデスクランブラ16によって秘話処理を解除する
際、周波数fCAR と周波数fCTL が近傍となるよう設定
されているから、デスクランブル後には圧伸制御信号は
ほぼDC信号となる。すなわち、デスクランブラ16の
出力には圧伸制御信号が現れない。従って、圧伸制御信
号を付加して送信することによる聴取上の不自然感等が
発生することがない。
12の出力と、図2(b)に示されるVFC36の出力
と、が加算器38によって重畳されると、図2(c)に
示されるような信号となる。この信号を送信し、受信側
回路のデスクランブラ16によって秘話処理を解除する
際、周波数fCAR と周波数fCTL が近傍となるよう設定
されているから、デスクランブル後には圧伸制御信号は
ほぼDC信号となる。すなわち、デスクランブラ16の
出力には圧伸制御信号が現れない。従って、圧伸制御信
号を付加して送信することによる聴取上の不自然感等が
発生することがない。
【0022】なお、図2(b)に示されるのはHPF4
2によって抽出される圧伸制御信号である。HPF42
は、FVC44が低周波の信号に対して感度を有してい
ない場合には省略することができる。また、本実施例に
おける加算器38やHPF42をマルチプレクサやデマ
ルチプレクサに置き換えることも可能である。本実施例
をコードレス電話機として実現する場合、送信側回路と
受信側回路を同一セット中に搭載すればよい。この場
合、コンプレッサ34とエキスパンダ40を単一回路と
して、すなわちコンパンダとして構成できる。さらに、
周波数fCAR を周波数fCTL 近傍にするのに代え、デス
クランブラ16に圧伸制御信号カット用のフィルタを付
加してもよい。
2によって抽出される圧伸制御信号である。HPF42
は、FVC44が低周波の信号に対して感度を有してい
ない場合には省略することができる。また、本実施例に
おける加算器38やHPF42をマルチプレクサやデマ
ルチプレクサに置き換えることも可能である。本実施例
をコードレス電話機として実現する場合、送信側回路と
受信側回路を同一セット中に搭載すればよい。この場
合、コンプレッサ34とエキスパンダ40を単一回路と
して、すなわちコンパンダとして構成できる。さらに、
周波数fCAR を周波数fCTL 近傍にするのに代え、デス
クランブラ16に圧伸制御信号カット用のフィルタを付
加してもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンプレッサが、その動作内容を周波数fCTL の制御信
号として送信側回路の送信出力に重畳し、エキスパンダ
においてこの制御信号を抽出してレベル伸長動作を制御
するようにしたため、レベル圧縮動作に対するレベル伸
長動作の遅れが低減され、伝送路、スクランブラ、デス
クランブラ等の特性による出力レベル変動が抑制され
る。従って、聴取上の不自然感、違和感が低減する。加
えて、周波数fCAR と周波数fCTL が互いに近傍に設定
されているため、制御信号の付加による不自然感等も生
じない。
コンプレッサが、その動作内容を周波数fCTL の制御信
号として送信側回路の送信出力に重畳し、エキスパンダ
においてこの制御信号を抽出してレベル伸長動作を制御
するようにしたため、レベル圧縮動作に対するレベル伸
長動作の遅れが低減され、伝送路、スクランブラ、デス
クランブラ等の特性による出力レベル変動が抑制され
る。従って、聴取上の不自然感、違和感が低減する。加
えて、周波数fCAR と周波数fCTL が互いに近傍に設定
されているため、制御信号の付加による不自然感等も生
じない。
【0024】また、本発明の請求項2によれば、デスク
ランブラへのフィルタ付加により、請求項1と同様の効
果が得られる。
ランブラへのフィルタ付加により、請求項1と同様の効
果が得られる。
【0025】そして、本発明の請求項3によれば、本発
明に係るコンプレッサとエキスパンダからコンパンダを
構成するようにしたため、コードレス電話機等の双方向
通信に係る通話装置において本発明に係る作用・効果を
得ることができる。
明に係るコンプレッサとエキスパンダからコンパンダを
構成するようにしたため、コードレス電話機等の双方向
通信に係る通話装置において本発明に係る作用・効果を
得ることができる。
【図1】本発明の一実施例に係る装置の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】この実施例の動作を示す図であり、図2(a)
はスクランブル後の音声を、図2(b)はVFC出力
を、図2(c)はこれらを重畳した信号を、図2(d)
はデスクランブル後の音声を、図2(e)は抽出される
制御信号を、それぞれ示す図である。
はスクランブル後の音声を、図2(b)はVFC出力
を、図2(c)はこれらを重畳した信号を、図2(d)
はデスクランブル後の音声を、図2(e)は抽出される
制御信号を、それぞれ示す図である。
【図3】一従来例に係る装置の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】この従来例におけるスクランブラ、デスクラン
ブラの一例構成である。
ブラの一例構成である。
【図5】スクランブラ、デスクランブラの動作を示す図
であり、図5(a)はBPF後の信号を、図5(b)は
DBM後の信号を、図5(c)はLPF後の信号を、そ
れぞれ示す図である。
であり、図5(a)はBPF後の信号を、図5(b)は
DBM後の信号を、図5(c)はLPF後の信号を、そ
れぞれ示す図である。
12 スクランブラ 16 デスクランブラ 18,22 電圧制御増幅器(VCA) 20 検波器(DET) 34 コンプレッサ 36 VFコンバータ(VFC) 38 加算器 40 エキスパンダ 42 HPF 44 FVコンバータ(FVC)
Claims (3)
- 【請求項1】 入力信号をレベル圧縮するコンプレッ
サ、及びコンプレッサによりレベル圧縮された信号に周
波数fCAR のキャリアを混合し下側側波帯を抽出するス
クランブラを有し、コンプレッサによりレベル圧縮を、
スクランブラにより周波数反転秘話処理を施した信号を
送信する送信側回路と、 送信側回路から受信した信号に周波数fCAR のキャリア
を混合し下側側波帯を抽出するデスクランブラ、及びデ
スクランブラにより抽出された信号をレベル伸長するエ
キスパンダを有し、デスクランブラにより周波数反転秘
話処理を解除し、エキスパンダによりレベル圧縮を解除
する受信側回路と、 を有する通話装置において、 コンプレッサが、その動作内容を周波数fCTL の制御信
号として送信側回路の送信出力に重畳する手段を有し、 エキスパンダが、送信側回路から受信した信号から制御
信号を抽出し抽出結果に応じてレベル伸長動作を制御す
る手段を有し、 周波数fCAR が周波数fCTL の近傍に設定されることを
特徴とする通話装置。 - 【請求項2】 入力信号をレベル圧縮するコンプレッ
サ、及びコンプレッサによりレベル圧縮された信号に周
波数fCAR のキャリアを混合し下側側波帯を抽出するス
クランブラを有し、コンプレッサによりレベル圧縮を、
スクランブラにより周波数反転秘話処理を施した信号を
送信する送信側回路と、 送信側回路から受信した信号に周波数fCAR のキャリア
を混合し下側側波帯を抽出するデスクランブラ、及びデ
スクランブラにより抽出された信号をレベル伸長するエ
キスパンダを有し、デスクランブラにより周波数反転秘
話処理を解除し、エキスパンダによりレベル圧縮を解除
する受信側回路と、 を有する通話装置において、 コンプレッサが、その動作内容を周波数fCTL の制御信
号として送信側回路の送信出力に重畳する手段を有し、 エキスパンダが、送信側回路から受信した信号から制御
信号を抽出し抽出結果に応じてレベル伸長動作を制御す
る手段を有し、 デスクランブラが、周波数fCTL の信号を遮断する手段
を有することを特徴とする通話装置。 - 【請求項3】 入力信号をレベル圧縮しキャリア周波数
がfCAR のスクランブラに出力するコンプレッサと、キ
ャリア周波数がfCAR のデスクランブラの出力信号をレ
ベル伸長するエキスパンダと、を備えるコンパンダにお
いて、 コンプレッサが、その動作内容を周波数fCAR 近傍の周
波数fCTL の制御信号としてスクランブラの出力に重畳
する手段を有し、 エキスパンダが、デスクランブラへの入力信号から制御
信号を抽出し抽出結果に応じてレベル伸長動作を制御す
る手段を有することを特徴とするコンパンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19556592A JP3249846B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 通話装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19556592A JP3249846B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 通話装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646035A JPH0646035A (ja) | 1994-02-18 |
JP3249846B2 true JP3249846B2 (ja) | 2002-01-21 |
Family
ID=16343241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19556592A Expired - Fee Related JP3249846B2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 通話装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3249846B2 (ja) |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP19556592A patent/JP3249846B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0646035A (ja) | 1994-02-18 |
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