JP3133441B2 - 吸収冷凍機の抽気装置 - Google Patents

吸収冷凍機の抽気装置

Info

Publication number
JP3133441B2
JP3133441B2 JP03352953A JP35295391A JP3133441B2 JP 3133441 B2 JP3133441 B2 JP 3133441B2 JP 03352953 A JP03352953 A JP 03352953A JP 35295391 A JP35295391 A JP 35295391A JP 3133441 B2 JP3133441 B2 JP 3133441B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
liquid
tank
absorption refrigerator
absorption
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03352953A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05164436A (ja
Inventor
一寛 吉井
秀俊 有馬
数恭 伊良皆
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP03352953A priority Critical patent/JP3133441B2/ja
Publication of JPH05164436A publication Critical patent/JPH05164436A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3133441B2 publication Critical patent/JP3133441B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷/暖房運転などに使
用する吸収冷凍機の抽気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】吸収冷凍機は周知のように再生器、凝縮
器、蒸発器、吸収器などを順次配管接続し、臭化リチウ
ム水溶液などの吸収液により水などの冷媒を吸収させた
り、放出させたりしながら循環させ、熱の授受を行って
冷房運転に供したり、暖房運転に供したりする装置であ
る。
【0003】上記構成の吸収冷凍機においては、再生
器、凝縮器、蒸発器、吸収器、およびこれらを連結する
配管部などが鉄あるいはステンレス鋼によって形成さ
れ、冷媒に水、吸収液に臭化リチウム水溶液などが用い
られていると、吸収液が機器素材の金属と反応し、防食
皮膜を形成する際に水素ガスを発生する。
【0004】特に、運転中は再生器により吸収液が例え
ば160℃にも加熱されて高温蒸気となるため、吸収液
と金属との反応を生じ易く水素ガスの発生も多くなる。
【0005】上記メカニズムで発生した水素ガスは冷凍
機における冷却などでは凝縮することがないし、吸収液
への溶解度も極めて小さいために蒸発器や吸収器の非溶
液部に滞留し、次第にその濃度が高まる。このようにし
て機内における水素ガス濃度が高まると、冷媒の蒸発が
抑制されて冷凍能力が低下したり、機器素材の金属が水
素脆化して脆くなるなどの不都合が生じる。
【0006】このため、不凝縮ガスタンクを吸収器に連
通して設け、ここに機内で発生した水素ガスを導入し、
滞留している水素ガスをタンクに設置したパラジウムセ
ルによって分離排出する構成の水素ガス排気装置の考案
が、実開昭59−139864号公報に提案されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】パラジウムセルによる
水素ガスの分離能力は水素ガスの圧力が高い程高くなる
が、不凝縮ガスタンクには冷媒蒸気もかなり存在し、水
素ガス分圧は必ずしも高くはないため、パラジウムセル
による水素ガス分離能力が充分には発揮されていないと
云った問題点があり、この点の解決が課題となってい
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
課題を解決するためになされたもので、吸収冷凍機で発
生した水素ガスなどの不凝縮ガスを抽気する装置であっ
て、吸収冷凍機の吸収液ポンプが吐出した吸収液の一部
を駆動源として吸収冷凍機の気相部からガス体を吸引
し、駆動源の吸収液と吸引したガス体との気液混合流体
を供給するエジェクターと、このエジェクターから気液
混合流体が供給される気液分離タンクと、この気液分離
タンクの上方に設置され、気液分離タンクの上部と不凝
縮ガス吐出管を介して下部とが連通した不凝縮ガスタン
クと、この不凝縮ガスタンクの上部外側に加熱手段を備
えて接続された水素ガス排出用パラジウムセルとを備え
ると共に、吸収冷凍機の冷媒ポンプにより蒸発器から吐
出された冷媒液の一部が流れる冷却部が不凝縮ガスタン
ク内側の不凝縮ガス吐出管開口部上方に設置されたこと
を特徴とする吸収冷凍機の抽気装置であり、
【0009】吸収冷凍機で発生した水素ガスなどの不凝
縮ガスを抽気する装置であって、吸収冷凍機の吸収液ポ
ンプが吐出した吸収液の一部を駆動源として吸収冷凍機
の気相部からガス体を吸引し、駆動源の吸収液と吸引し
たガス体との気液混合流体を供給するエジェクターと、
このエジェクターから気液混合流体が供給される気液分
離タンクと、この気液分離タンクの上方に設置され、気
液分離タンクの上部と不凝縮ガス吐出管を介して下部と
が連通した不凝縮ガスタンクと、この不凝縮ガスタンク
の上部外側に加熱手段を備えて接続された水素ガス排出
用パラジウムセルとを備えると共に、吸収冷凍機の蒸発
器から吐出した冷水の一部が流れる冷却部が不凝縮ガス
タンク内側の不凝縮ガス吐出管開口部上方に設置された
ことを特徴とする吸収冷凍機の抽気装置であり、
【0010】吸収冷凍機で発生した水素ガスなどの不凝
縮ガスを抽気する装置であって、吸収冷凍機の吸収液ポ
ンプが吐出した吸収液の一部を駆動源として吸収冷凍機
の気相部からガス体を吸引し、駆動源の吸収液と吸引し
たガス体との気液混合流体を供給するエジェクターと、
このエジェクターから気液混合流体が供給される気液分
離タンクと、この気液分離タンクの上方に設置され、気
液分離タンクの上部と不凝縮ガス吐出管を介して下部と
が連通した不凝縮ガスタンクと、この不凝縮ガスタンク
の上部外側に加熱手段を備えて接続された水素ガス排出
用パラジウムセルとを備えると共に、吸収冷凍機の蒸発
器に流入する冷水の一部が分岐して流れる冷却部が不凝
縮ガスタンク内側の不凝縮ガス吐出管開口部上方に設置
されたことを特徴とする吸収冷凍機の抽気装置であり、
【0011】吸収冷凍機で発生した水素ガスなどの不凝
縮ガスを抽気する装置であって、吸収冷凍機の吸収液ポ
ンプが吐出した吸収液の一部を駆動源として吸収冷凍機
の気相部からガス体を吸引し、駆動源の吸収液と吸引し
たガス体との気液混合流体を供給するエジェクターと、
このエジェクターから気液混合流体が供給される気液分
離タンクと、この気液分離タンクの上方に設置され、気
液分離タンクの上部と不凝縮ガス吐出管を介して下部と
が連通した不凝縮ガスタンクと、この不凝縮ガスタンク
の上部に加熱手段を備えて接続された水素ガス排出用パ
ラジウムセルとを備えると共に、吸収冷凍機の吸収器に
流入する冷却水の一部が分岐して流れる冷却部が不凝縮
ガスタンク内側の不凝縮ガス吐出管開口部上方に設置さ
れたことを特徴とする吸収冷凍機の抽気装置を提供し、
従来技術の課題を解決するものである。
【0012】
【作用】エジェクターにより吸収冷凍機の気相部から冷
媒蒸気などと共に吸引され、気液分離器で吸収液から分
離された水素ガスなどの不凝縮ガスは不凝縮ガス吐出管
を介して不凝縮ガスタンクに流入するが、その不凝縮ガ
スタンクの不凝縮ガス吐出管が開口している部分上方
に、冷媒ポンプにより蒸発器より吐出された冷媒の一部
が流れる冷却部、あるいは蒸発器から吐出した冷水の一
部が流れる冷却部、あるいは蒸発器に流入する冷水の一
部が分岐して流れる冷却部、あるいは吸収器に流入する
冷却水の一部が分岐して流れる冷却部が設置され、不凝
縮ガスタンクに流入したガス体は効果的に冷却されるた
め、不凝縮ガスタンク内に流入した冷媒蒸気は温度が低
下して凝縮し、相対的に水素ガス分圧が上昇するので、
不凝縮ガスタンクの上部に加熱手段を備えて接続された
パラジウムセルによる水素ガス排出作用効率が向上す
る。
【0013】
【実施例】図1は、本発明になる抽気装置2を組み込ん
だ吸収冷凍機の一構成例であり、図中11は高温再生
器、12は低温再生器、13は凝縮器、14は蒸発器、
15は吸収器、16は高温熱交換器、17は低温熱交換
器であり、この場合の抽気装置2はエジェクター21、
気液分離タンク22、不凝縮ガスタンク23、パラジウ
ムセル24、冷却管37とから構成されている。
【0014】抽気装置2を構成する気液分離タンク22
には、吸収器15において吸収液(例えば、臭化リチウ
ム水溶液)が液体(水滴状を除く)として存在すること
のない非溶液部(気相部)Aに連通したガス体導入管3
1と、吸収器15の吸収液溜りから吐出した吸収液(こ
の場合、冷媒である水を多量に吸収した希液)を高温再
生器11に流入可能に配管した吸収液管32の吸収液ポ
ンプP1と低温熱交換器17との間に連通した吸収液導
入管33と、エジェクター21と、気液導入管34とを
介し、吸収器15の非溶液部Aに存在するガス体と、エ
ジェクター21の駆動源として機能する吸収液ポンプP
1によって送られている吸収液の一部とが混合して導入
できるように配管接続されている。
【0015】前記気液分離タンク22は、邪魔板25に
よって内部がBとCの二領域に区画され、広い領域Bの
底部に前記気液導入管34の一端が開口し、狭い領域C
の底部は一部が開口して吸収器15の非溶液部Aに吸収
液戻し管35を介して連通している。また、気液分離タ
ンク22の天板部は領域Bの方が領域C側より高くなる
ように傾斜しており、その最も高く設けた近傍から、上
方に設置された不凝縮ガスタンク23の底部に不凝縮ガ
ス吐出管36を介して連通している。
【0016】前記不凝縮ガスタンク23には、水素ガス
排出用のパラジウムセル24と冷却管37とが配設され
ている。パラジウムセル24は比重の小さい水素ガスを
効果的に分離除去することができるようにタンクの上部
外側に設置され、冷却管37は不凝縮ガス吐出管36を
介してタンクに流入した冷媒蒸気を効果的に凝縮して水
素ガス分圧を高めることができるように不凝縮ガス吐出
管36の開口部上方の内部全体に配管されている。そし
て、この場合の冷却管37は、蒸発器14の底部に滞留
し、冷媒ポンプP2によって蒸発器14の上部から流下
させる冷媒液の一部が冷媒ポンプP2の下流側で分岐
し、不凝縮ガスタンク23の内部を経由したのち蒸発器
14に流入するように配管されている。なお、パラジウ
ムセル24には、ヒータ(図示せず)が内蔵されてい
る。
【0017】さらに、この不凝縮ガスタンク23には弁
V1を介して排気管39が取り付けられ、パラジウムセ
ル24によっても排出することのできない水素ガス以外
の不凝縮ガス、例えば運転中などに発生して滞留するこ
とになった二酸化炭素などを排出できるようになってい
る。
【0018】高温再生器11、低温再生器12、凝縮器
13、蒸発器14、吸収器15、高温熱交換器16、低
温熱交換器17およびこれらを連結する配管部などが例
えば鉄によって形成され、前記したように冷媒に水、吸
収液に臭化リチウム水溶液が用いられていると、運転
中、吸収液は高温再生器11において例えば160℃に
も加熱され、高温蒸気を発生する吸収液などが装置を構
成する鉄と反応して表面に防食皮膜を形成し、この反応
が起こるときに水素ガスが発生する。このようにして機
内に発生する水素ガスは、冷凍機における冷却温度範囲
では凝縮することがないし、吸収液への溶解度も極めて
小さいため、吸収器15などの非溶液部Aに滞留し次第
にその濃度が高まる。
【0019】しかし、上記吸収冷凍機においては本発明
の抽気装置2が組み込まれているため、吸収液ポンプP
1と冷媒ポンプP2とが駆動されることにより、ポンプ
P1から所定の圧力(例えば、2Kgf/cm )で吐出し
た吸収液の一部が吸収液導入管33を介してエジェクタ
ー21に高速で吐出するため、吸収器15の非溶液部A
に一端が連通しているガス体導入管31のエジェクター
21側開口部の圧力が著しく低下し、吸収器15の非溶
液部Aに存在しているガス体(冷媒蒸気、霧状吸収液、
水素ガスなどの混在物)がガス体導入管31側に引き込
まれ、吸収液と共に気液分離タンク22の内部に吐出す
る。
【0020】気液分離タンク22の領域B側に吐出した
気液の混合流体は、邪魔板25によって領域C側への流
動が遮られるため、広い領域Bの側で気液が分離され
る。すなわち、水素ガスなどの不凝縮ガスは上記したよ
うに吸収液には実質的に溶解されないため、領域Bに貯
留されている間に吸収液の中を気泡となって上昇し、天
板部に接続された不凝縮ガス吐出管36を介し、上方に
設置されている不凝縮ガスタンク23に流入する。水素
ガス等の不凝縮ガスが分離された吸収液は邪魔板25の
上を通って領域Cの側に流入し、この底部に接続された
吸収液戻し管35を介して吸収器15の非溶液部Aに流
入する。
【0021】不凝縮ガス吐出管36が底部に接続された
不凝縮ガスタンク23の内部には冷却管37が配管され
ており、これに冷媒ポンプP2によって冷媒管38を経
由して循環している低温度の冷媒液(例えば、約5℃)
の一部が分岐し、供給されて内部が冷却される。
【0022】不凝縮ガスタンク23は、吸収器15の吸
収液溜りに滞留している40〜42℃程度の吸収液の一
部が気液分離タンク22に導入され、ここで分離された
水素ガスや冷媒蒸気が充満するため、冷媒が供給されな
いと内部温度は大凡40℃にもなるが、この実施例にお
いては約5℃の冷媒液が供給されて約10℃に冷却され
るので、水素ガスなどの不凝縮ガスと共に不凝縮ガスタ
ンク23に流入した冷媒蒸気の殆どが凝縮し、タンク内
の冷媒蒸気圧が大幅に低下する。このため、タンク内の
水素ガス分圧が高まり、パラジウムセル24による水素
ガスの分離除去が効果的に行われる。なお、このとき内
蔵しているヒータに通電し、パラジウムセル24を加熱
することにより、パラジウムセル24を水素ガスが透過
する除去作用が発生する。
【0023】図2は、冷却管37を、蒸発器14の内部
を経由して配管された冷水管40から分岐して設置した
装置例である。
【0024】この場合、冷水を蒸発器14に流入する手
前の冷水管40から分岐して不凝縮ガスタンク23に流
入させたのち、蒸発器14で冷却されて吐出した冷水と
合流するように循環させても良いし、これとは逆に、蒸
発器14で冷却されて吐出した冷水を不凝縮ガスタンク
23に流入させたのち、蒸発器14に流入する冷水と合
流するように循環させても良い。
【0025】なお、蒸発器14に流入する冷水温度が冷
房運転時で例えば約12℃であるとすると、蒸発器14
から吐出したときの冷水温度は約8℃になるので、当然
のことではあるが蒸発器14に流入する冷水より、蒸発
器14から吐出した冷水の方が不凝縮ガスタンク23を
冷却する効果は大きい。
【0026】図3は、冷却管37を、吸収器15と凝縮
器13の内部を経由するように配管された冷却水管41
から分岐して設置した実施例であり、吸収器15の手前
で分岐し、不凝縮ガスタンク23の内部を経由して凝縮
器13に流入する手前の冷却水管41に合流するように
構成されている。
【0027】この実施例においては、冷房運転時、冷却
水管41に流入する冷却水は例えば32℃程度であるの
で、この冷却水によっても冷却しないと大凡40℃にも
なる不凝縮ガスタンク23の内部を冷却することができ
る。
【0028】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨に沿って
各種の変形実施が可能であり、例えばエジェクター21
には吸収器15の非溶液部Aの他にも凝縮器13の非溶
液部とを連通させ、凝縮器13に滞留する不凝縮ガスを
気液分離タンク22に導入するように構成することも可
能である。
【0029】
【発明の効果】本発明になる吸収冷凍機の抽気装置にお
いては、エジェクターにより吸収冷凍機の気相部から冷
媒蒸気などと共に吸引され、気液分離器で吸収液から分
離された水素ガスなどの不凝縮ガスは不凝縮ガス吐出管
を介して不凝縮ガスタンクに底部から流入するが、その
不凝縮ガスタンクの不凝縮ガス吐出管が開口している部
分上方に、冷媒ポンプにより蒸発器より吐出された冷媒
の一部が流れる冷却部、あるいは蒸発器から吐出した冷
水の一部が流れる冷却部、あるいは蒸発器に流入する冷
水の一部が分岐して流れる冷却部、あるいは吸収器に流
入する冷却水の一部が分岐して流れる冷却部が設置さ
れ、不凝縮ガスタンクに流入したガス体が効果的に冷却
されるため、ガス体の内の冷媒蒸気は凝縮して冷媒蒸気
圧が低下し、相対的に水素ガス分圧が上昇するため不凝
縮ガスタンクの上部外側に接続したパラジウムセルによ
る水素ガス排出作用効率が向上する。このため、蒸発器
などにおける冷媒の蒸発が抑制されることがないので、
長期に渡って冷凍能力が低下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す説明図である。
【図2】不凝縮ガスタンクを冷水の一部により冷却する
実施例の説明図である。
【図3】不凝縮ガスタンクを冷却水の一部により冷却す
る実施例の説明図である。
【符号の説明】
11 高温再生器 12 低温再生器 13 凝縮器 14 蒸発器 15 吸収器 16 高温熱交換器 17 低温熱交換器 2 抽気装置 21 エジェクター 22 気液分離タンク 23 不凝縮ガスタンク 24 パラジウムセル 25 邪魔板 31 ガス体導入管 32 吸収液管 33 吸収液導入管 34 気液導入管 35 吸収液戻し管 36 不凝縮ガス吐出管 37 冷却管 38 冷媒管 39 排気管 40 冷水管 41 冷却水管 P1 吸収液ポンプ P2 冷媒ポンプ V1 弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−244261(JP,A) 特開 昭56−137063(JP,A) 特開 平5−164435(JP,A) 実開 昭56−168773(JP,U) 実開 平2−64858(JP,U) 実公 昭56−224(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 43/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸収冷凍機で発生した水素ガスなどの不
    凝縮ガスを抽気する装置であって、吸収冷凍機の吸収液
    ポンプが吐出した吸収液の一部を駆動源として吸収冷凍
    機の気相部からガス体を吸引し、駆動源の吸収液と吸引
    したガス体との気液混合流体を供給するエジェクター
    と、このエジェクターから気液混合流体が供給される気
    液分離タンクと、この気液分離タンクの上方に設置さ
    れ、気液分離タンクの上部と不凝縮ガス吐出管を介して
    下部とが連通した不凝縮ガスタンクと、この不凝縮ガス
    タンクの上部外側に加熱手段を備えて接続された水素ガ
    ス排出用パラジウムセルとを備えると共に、吸収冷凍機
    の冷媒ポンプにより蒸発器から吐出された冷媒液の一部
    が流れる冷却部が不凝縮ガスタンク内側の不凝縮ガス吐
    出管開口部上方に設置されたことを特徴とする吸収冷凍
    機の抽気装置。
  2. 【請求項2】 吸収冷凍機で発生した水素ガスなどの不
    凝縮ガスを抽気する装置であって、吸収冷凍機の吸収液
    ポンプが吐出した吸収液の一部を駆動源として吸収冷凍
    機の気相部からガス体を吸引し、駆動源の吸収液と吸引
    したガス体との気液混合流体を供給するエジェクター
    と、このエジェクターから気液混合流体が供給される気
    液分離タンクと、この気液分離タンクの上方に設置さ
    れ、気液分離タンクの上部と不凝縮ガス吐出管を介して
    下部とが連通した不凝縮ガスタンクと、この不凝縮ガス
    タンクの上部外側に加熱手段を備えて接続された水素ガ
    ス排出用パラジウムセルとを備えると共に、吸収冷凍機
    の蒸発器から吐出した冷水の一部が流れる冷却部が不凝
    縮ガスタンク内側の不凝縮ガス吐出管開口部上方に設置
    されたことを特徴とする吸収冷凍機の抽気装置。
  3. 【請求項3】 吸収冷凍機で発生した水素ガスなどの不
    凝縮ガスを抽気する装置であって、吸収冷凍機の吸収液
    ポンプが吐出した吸収液の一部を駆動源として吸収冷凍
    機の気相部からガス体を吸引し、駆動源の吸収液と吸引
    したガス体との気液混合流体を供給するエジェクター
    と、このエジェクターから気液混合流体が供給される気
    液分離タンクと、この気液分離タンクの上方に設置さ
    れ、気液分離タンクの上部と不凝縮ガス吐出管を介して
    下部とが連通した不凝縮ガスタンクと、この不凝縮ガス
    タンクの上部外側に加熱手段を備えて接続された水素ガ
    ス排出用パラジウムセルとを備えると共に、吸収冷凍機
    の蒸発器に流入する冷水の一部が分岐して流れる冷却部
    が不凝縮ガスタンク内側の不凝縮ガス吐出管開口部上方
    に設置されたことを特徴とする吸収冷凍機の抽気装置。
  4. 【請求項4】 吸収冷凍機で発生した水素ガスなどの不
    凝縮ガスを抽気する装置であって、吸収冷凍機の吸収液
    ポンプが吐出した吸収液の一部を駆動源として吸収冷凍
    機の気相部からガス体を吸引し、駆動源の吸収液と吸引
    したガス体との気液混合流体を供給するエジェクター
    と、このエジェクターから気液混合流体が供給される気
    液分離タンクと、この気液分離タンクの上方に設置さ
    れ、気液分離タンクの上部と不凝縮ガス吐出管を介して
    下部とが連通した不凝縮ガスタンクと、この不凝縮ガス
    タンクの上部外側に加熱手段を備えて接続された水素ガ
    ス排出用パラジウムセルとを備えると共に、吸収冷凍機
    の吸収器に流入する冷却水の一部が分岐して流れる冷却
    部が不凝縮ガスタンク内側の不凝縮ガス吐出管開口部上
    方に設置されたことを特徴とする吸収冷凍機の抽気装
    置。
JP03352953A 1991-12-17 1991-12-17 吸収冷凍機の抽気装置 Expired - Fee Related JP3133441B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03352953A JP3133441B2 (ja) 1991-12-17 1991-12-17 吸収冷凍機の抽気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03352953A JP3133441B2 (ja) 1991-12-17 1991-12-17 吸収冷凍機の抽気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05164436A JPH05164436A (ja) 1993-06-29
JP3133441B2 true JP3133441B2 (ja) 2001-02-05

Family

ID=18427586

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03352953A Expired - Fee Related JP3133441B2 (ja) 1991-12-17 1991-12-17 吸収冷凍機の抽気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3133441B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05164436A (ja) 1993-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5636526A (en) Apparatus and method for automatically purging an absorption cooling system
JPS59125365A (ja) 垂直管型吸収器を備えた吸収冷凍装置
JP3013673B2 (ja) 吸収冷凍機
JP4542985B2 (ja) 吸収ヒートポンプ
JP3133441B2 (ja) 吸収冷凍機の抽気装置
JP6614873B2 (ja) 吸収式冷凍機
JPH074769A (ja) 一重二重効用吸収冷凍機
JPH03160284A (ja) 吸収冷凍機の抽気装置
JP3028820B2 (ja) 冷凍機
JP3715157B2 (ja) 2段2重効用吸収冷凍機
JP3312549B2 (ja) 吸収冷凍機
JP2698163B2 (ja) 吸収冷凍機
JP2862614B2 (ja) 空冷吸収冷暖房機の抽気排気装置
KR940011076B1 (ko) 흡수식 냉동기의 용액 진공 입출장치
JP3138097B2 (ja) 吸収式冷凍機の水素ガス排出装置
JPH047502Y2 (ja)
JP3081334B2 (ja) 吸収冷凍機の抽気装置
JP3241498B2 (ja) 吸収冷凍機
JP3154043B2 (ja) 吸収冷凍機
JP2828700B2 (ja) 吸収冷凍機
JP3084650B2 (ja) 吸収冷温水機とその制御方法
JP4205896B2 (ja) 吸収冷凍機
JPH0345091Y2 (ja)
JP4020569B2 (ja) 吸収冷温水機
JP2021167684A (ja) 吸収冷凍機

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081124

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081124

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091124

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees