JP3133003B2 - 車両のルーフに対する用品取付装置 - Google Patents

車両のルーフに対する用品取付装置

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JP3133003B2 JP08290792A JP29079296A JP3133003B2 JP 3133003 B2 JP3133003 B2 JP 3133003B2 JP 08290792 A JP08290792 A JP 08290792A JP 29079296 A JP29079296 A JP 29079296A JP 3133003 B2 JP3133003 B2 JP 3133003B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 この発明は車両のルーフに
対する用品取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】実開平4−48055号には、自動車の
ルーフ前後に車幅方向へ延びる一対のベースキャリヤを
設け、これらの上に矩形の枠部材を乗せて取付け、さら
にこの枠部材上にセールボードを固定したものが示され
ている。
【0003】このベースキャリヤと枠部材の取付構造
は、予めベースキャリヤと枠部材をそれぞれ中空のパイ
プ状でかつ互いの対向する面に長さ方向のスリットを設
けた略C字状断面の部材とし、この枠部材の中空部にナ
ット部材を嵌合し、ベースキャリヤと交差する部分で、
ベースキャリヤの下側から被せられた略コ字状をなすブ
ラケットの両端をナット部材へネジ止めするようになっ
ている。
【0004】また、実開平2ー86844号、同7−5
947号及び同7−5948号にも、同様のベースキャ
リヤ上に矩形の枠部材を乗せて取付けるための構造が示
されており、これらで使用されるブラケットは略四辺形
状をなしている。
【0005】このブラケットは、枠部材の下面に形成さ
れたスライド溝に嵌合する上側平板部と、これに平行な
平板部を有するとともに略L字状をなして一端で上側平
板部の一端と回動自在に連結する下側部材とを備え、こ
れら上側平板部と下側部材の間にベースキャリヤを挟
み、各他端部間をネジ部材で締結することにより、ベー
スキャリヤ上に枠部材を固定するようになっている。
【0006】さらに、特開平7−277087号には、
前後のベースキャリヤ上に収納ボックスを乗せるととも
に、この収納ボックスの底面にスライド溝をベースキャ
リヤと交差する方向に設け、このスライド溝内に嵌合し
たナット部材に、ベースキャリヤの下側から被せられた
略コ字状をなすブラケットの両端をネジ止めする構造が
示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記実開平
4−48055号及び特開平7−277087号の取付
構造は、それぞれ略コ字状をなすブラケットを用い、そ
の両端をナット部材へネジ止めしなければならないた
め、締結ヶ所が多くなり着脱作業が面倒になる。
【0008】また、実開平2ー86844号、同7−5
947号及び同7−5948号の取付構造の場合、締結
作業が半減するものの、上側平板部と下側部材の間にベ
ースキャリヤを挟む構造のため、取付できるベースキャ
リヤの厚さに制限が生じる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本願発明に係る車両のルーフに対する用品取付装置
は、車両のルーフ上に平行して設けられた一対のキャリ
ヤ部材に対してその上に乗せた用品を固定部材を介して
着脱自在に取付けるようにしたルーフに対する用品取付
装置において、前記固定部材は、中間部に支点を設け、
かつ両端を同方向へ折り曲げ、この固定部材の一方側端
部に係合部を設け、他方側端部にはネジ部を設けるとと
もに、固定部材の一方側端部に設けた係合部を前記キャ
リヤ部材又は用品のいずれか一方側へ係合し、前記固定
部材の支点を前記キャリヤ部材又は用品のいずれか他方
側に支持させ、さらに固定部材の他方側端部に設けた前
記ネジ部に締結部材を取付けてキャリヤ部材又は用品の
うち前記他方側へ締め付けるようにしたことを特徴とす
る。
【0010】この場合、固定部材の係合部をキャリヤ部
材側へ係合し、支点の支持部と締結部材の締め付け対象
を用品側とすることも、その反対にすることもできる。
【0011】さらに、用品の底部又はキャリヤ部材の少
なくともいずれか側に、長さ方向へ延びるスリットとそ
の内側に沿って形成された拡大空間からなるスライド溝
とを形成し、このスライド溝内へその長さ方向端部から
固定部材の係合部又は中間部を挿入して係合部又は支点
部を支持するとともに、スリットから固定部材の端部を
延出させるようにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】固定部材の一方側端部に設けた係合部を
キャリヤ部材又は用品のいずれか一方側へ係合し、固定
部材の支点をキャリヤ部材又は用品のいずれか他方側に
支持させ、さらに固定部材の他方側端部に設けたネジ部
に締結部材を取付けて前記他方側へ締め付けると、用品
をキャリヤ部材上へ着脱自在に連結固定できる。
【0013】このとき、固定部材一ヶあたり一つの締結
部材を操作するだけの締結作業で済むため、締結場所の
数を削減でき、締結作業が容易かつ迅速になる。
【0014】しかも、中間部の支点を中心にして固定部
材全体をシーソー式に動作させることにより締結するの
で、レバー比を大きくすれば締め付け力を大きくでき
る。
【0015】さらに、締結時における係合部のストロー
ク量を大きくできるので、キャリヤ部材の厚さ(高さ)
にあまり影響されずに取付可能になり、種々なキャリヤ
部材へ取付けることができるので汎用性が増す。
【0016】また、固定部材の係合部をキャリヤ部材側
へ係合させれば、締結部材の締結方向がルーフ側から上
向きになり、締結部材をあまり目立たないよう配設でき
るから体裁がよくなる。
【0017】逆に、固定部材の係合部を用品側へ係合さ
せれば、締結部材の締結方向がルーフ側へ向かって下向
きになるので、締結作業に際して殆どスペース的な制約
がなくなってレイアウトの自由度が大きくなり、かつ締
結作業が容易になるので作業性が向上する。
【0018】さらにまた、用品の底部又はキャリヤ部材
の少なくともいずれか側に、長さ方向へ延びるスリット
とその内側に沿って形成された拡大空間からなるスライ
ド溝とを形成すれば、このスライド溝内へその長さ方向
端部から固定部材の係合部又は中間部を挿入し、係合部
又は支点部を支持させることができる。
【0019】したがって、これらのスライド溝及びスリ
ットを有効に利用して取付できるので、取付位置の調節
が自在にでき、かつ固定部材を殆ど外観させずに済み体
裁が良好になるとともに、支点や係合部の支持に際して
ネジ止めなどの特別な取付手段を取らずに済む。
【0020】
【発明の実施の形態】図1乃至図5に基づいて、用品を
オーニング装置とした本願発明の一実施形態を説明す
る。図1はオーニング取付部の拡大断面、図2はオーニ
ング装置取付時の車両を示す概略図、図3は取付方を示
す斜視図、図4はさらに要部を拡大して示す同様図、図
5は支点部を示す拡大断面図である。
【0021】まず、図2及び図3に示すように、自動車
のルーフ1の表面には、左右に略平行して前後方向へ延
びる左右一対のルーフレール2が設けられ、その前後部
上に交差して前後一対のベースキャリヤ3がそれぞれ平
行に車幅方向へ延びて配設され、交差部で適宜方法によ
り連結される。
【0022】各ベースキャリヤ3の上面には長さ方向全
長にスリット4が設けられ、このスリット4を利用して
前後のベースキャリヤ3の上を交差して前後方向へ長く
配設されたオーニング装置5が固定部材6によりベース
キャリヤ3との交差部で着脱自在に連結固定される。
【0023】図2に明らかなように、オーニング装置5
はルーフ1の左右いずれか側に寄せて取付けられ、合成
樹脂等のシート7を巻き取り自在になっており、シート
7を略水平方向へ引き出してその先端をポール8へ取付
ければ車体の側方に屋根付の空間を手軽に形成できる。
【0024】ベースキャリヤ3はアルミ合金を押し出し
成形して得られたものであり、上部側に略C字状断面を
なしスリット4で外部空間と連通するスライド溝10が
全長に形成され、スリット4を形成して対向する一対の
縁部11は、固定部材6の後述する係合部に対する係止
部になっている。
【0025】ベースキャリヤ3の内部空間は、長さ方向
へ延びる一体のリブ12、13によって複数の空間に分
離され、軽量かつ高剛性の構造になっている。なお、ベ
ースキャリヤ3は他の適宜材料及び適宜製法によっても
形成できる。
【0026】ベースキャリヤ3の上面にはクッションピ
ース15が乗せられる。クッションピース15は締結時
の防振部材としてポリプロピレン等の適宜材料で形成さ
れ、底部にはベースキャリヤ3の上面部が嵌合する凹部
16とスリット4内へ嵌合してズレ防止となる突部17
が形成されている。また周縁部から中央へ向かってスリ
ット18が形成されている。
【0027】固定部材6は鉄その他の金属など適宜棒状
材料で形成され、中間の腕部20の両端部21、22を
同一方向へ略直角に折り曲げることにより得られる略コ
字状をなし、その外径寸法はスリット4の幅よりも小さ
くなっており、一端部21がスリット4を通ってスライ
ド溝10内へ入るようになっている。
【0028】腕部20の略中央部には偏平部20aを設
けてあり、この偏平部20aには腕部20の軸方向と直
交する方向へ貫通する支点軸23を両側へ突出させてあ
る。
【0029】支点軸23は支点部をなし、両端部のうち
一方21が作用点部をなし、他端部22が力点部になっ
ている。
【0030】支点軸23の位置は、腕部20の長さ方向
において任意に定めることができ、図示の場合は、支点
軸23から一端部21の屈曲部までの長さに対して支点
軸23から他端部22の屈曲部までの長さが2〜3倍程
度になるように設定されている。
【0031】一端部21は先端に係合プレート24を取
付けてあり、この面積はスライド溝10内へ嵌合しかつ
スリット4より抜け出さない程度になっている。
【0032】他端部22は、周囲にネジ部25が形成さ
れ、ここにワッシャ26を介してノブ27が取付けら
れ、このノブ27にはネジ部25へネジ止めされるナッ
ト28が予めインサートされている。
【0033】ノブ27は本願発明締の結部材に相当し、
ナット28をインサートすることにより全体を薄くして
取付スペースの制約を少なくすることに役だっている。
【0034】オーニング装置5の底部30には長さ方向
ほぼ全長にスライド溝31が形成され、その長さ方向端
部は側面壁32に閉塞されず開放されている。
【0035】スライド溝31は図5に明らかなように、
下向きに開放されたスリット33を有する略C字状断面
をなし、スリット33はスライド溝31の長さ方向全長
に形成されている。
【0036】スリット33のスリット幅wは、固定部材
6の外径寸法より若干大きく、かつワッシャ26及びノ
ブ27の径並びに支点軸23の全長寸法よりも小さくさ
れている。
【0037】このスリット33を挟んで対向する一対の
縁部34はスライド溝31内へ挿入された支点軸23を
支持するようになっている。
【0038】スライド溝31の幅Wはスリット幅wより
も広くかつ支点軸23の全長寸法よりも大きくなってお
り、予め偏平部20aに支点軸23が取付けられた腕部
20をスライド溝31内へ挿入すると、支点軸23が縁
部34に支持され、スライド溝31から下方へ抜け出さ
ないようになっている。
【0039】オーニング装置5は公知の用品であり、一
側面に形成された開口部35からシート7を引き出し可
能になっている。内部には図示を省略してあるがシート
7の巻き取り装置が収納されている。
【0040】次に、本実施形態の作用を説明する。ま
ず、予め偏平部20aに支点軸23が取付けられた腕部
20及び両端部の一端部21並びに他端部22の各上部
をスライド溝31内へその開放端部より挿入する。
【0041】これにより、固定部材6は支点軸23で縁
部34上に支持されるとともに、図1明らかなように、
腕部20の一部及び両端部21,22はスリット33か
ら下方へ抜け出し自在である。
【0042】また、支点軸23は縁部34上をスライド
溝31の長さ方向へ移動自由であるから、固定部材6を
ベースキャリヤ3と交差する位置まで移動させ、オーニ
ング装置5をベースキャリヤ3の長さ方向一端部へ乗
せ、一端部21の係合プレート24をスリット4内へそ
の長さ方向の開放端部から挿入する。
【0043】この状態で係合プレート24をスリット4
の長さ方向へ移動させることにより、オーニング装置5
のベースキャリヤ3上における位置を定め、かつクッシ
ョンピース15のスリット18に一端部21を嵌合し、
さらにクッションピース15の突部17をスリット4に
嵌合し、かつ凹部16をベースキャリヤ3の上面へ当接
させる。
【0044】オーニング装置5及び部固定部材6がベー
スキャリヤ3に対して所定位置になったとき、スリット
33のベースキャリヤ3と外れた位置からルーフ方向へ
突出している他端部22へワッシャ26をはめ、さらに
ノブ27のナット28を他端部22の端部へ取付けてノ
ブ27を回す。
【0045】すると、ノブ27がワッシャ26を介して
オーニング装置5の底部30側へ締め付けられるため、
他端部22が図の下方(A矢示方向)へ移動し、腕部2
0は支点軸23を支点にして図の時計回り方向へ回動す
る。
【0046】その結果、係合プレート24は図の上方
(B矢示方向)へ移動し、クッションピース15を介し
て係合プレート24と支点軸23の間でベースキャリヤ
3とオーニング装置5の底部30を締め付け、オーニン
グ装置5をベースキャリヤ3上へ着脱自在に連結固定す
る。
【0047】このように、オーニング装置5をベースキ
ャリヤ3に対して着脱するとき、一ヶ所あたりノブ27
一ヶだけの締結作業で済むため、締結場所の数を削減で
き、締結作業が容易かつ迅速になる。
【0048】また、支点軸23を支点として固定部材6
全体をシーソー式に動作させることにより締結するの
で、支点軸23から一端部21側の長さと支点軸23か
ら他端部22側の長さの比すなわちレバー比を大きくす
れば締め付け力を大きくできる。
【0049】図示のようにレバー比が2〜3倍程度であ
れば、十分な締め付け力を確保でき、かつこのレバー比
の設定は任意にできるので、ノブ27の取付が容易とな
る位置に他端部22を設けることができ、レイアウト上
の自由度が増す。
【0050】さらに、係合プレート24が締結時に移動
するストローク量を大きくできるので、ベースキャリヤ
3の厚さ(高さ)にあまり影響されずに取付可能にな
り、種々なベースキャリヤ3へ取付けることができるの
で汎用性が増す。
【0051】そのうえ、ベースキャリヤ3のスライド溝
10及びスリット4並びにオーニング装置5のスライド
溝31及びスリット33を有効に利用して取付できるの
で、取付位置の調節が自在にでき、かつ固定部材6を殆
ど外観させずに済み体裁が良好になるとともに、支点軸
23及び係合プレート24の支持に際してネジ止めなど
の特別な取付手段を取らずに済む。
【0052】しかも、ノブ27の締結方向がルーフ1側
から上向きになり、ノブ27をあまり目立たないよう配
設できるから体裁がよくなる。
【0053】なお、この例のようにノブ27を下方から
締結するばかりでなく、上方から締結することもでき、
この例を図6及び図7に示す。図6は図1と同様の図、
図7は取付状態にけるルーフの平面図である。
【0054】この例では、腕部20がベースキャリヤ3
のスライド溝10内へ挿入され、一端部21の係合プレ
ート24がオーニング装置5のスライド溝31内へ挿入
されている。また、支点軸23はベースキャリヤ3の縁
部11に当接支持され、他端部22はスリット4から上
方へ突出し、ここへノブ27が締結される。
【0055】このようにしても同様な効果を期待できる
ばかりでなく、図7にも示すように、ノブ27をベース
キャリヤ3の上方より締結できるので、ノブ27を使用
するに際して殆どスペース的な制約がなくなってレイア
ウトの自由度が大きくなり、かつ締結作業が容易になる
ので作業性が向上する。
【0056】なお、本願発明は図示構造に限定されるも
のではなく種々に変形可能である。例えば、固定部材6
の腕部20を必ずしもスライド溝10又はスライド溝3
1内へ収容する必要はなく外部へ出しておくことができ
る。この場合、支点部は支点軸23に代えて偏平部20
a部分をオーニング装置5の底部又はベースキャリヤ3
側へ軸着等によって支持する。
【0057】また、ベースキャリヤ3及びオーニング装
置5の底部30に必ずしもスライド溝10やスライド溝
31を設けなくても良い。この場合には一端部21側を
係合プレート24に代えてフック等の係合構造にした
り、ベースキャリヤ3やオーニング装置5の底部30に
固定部材6を他端部22側から通すことのできる貫通穴
を形成すればよい。
【0058】さらに、取付ける用品はオーニング装置に
限らず従来例のような収納ボックスなど種々なものが可
能であり、従来例のような枠部材や物品を支持するため
のラック類であっても良い。
【0059】しかも、ルーフ側における固定部材6の取
付対象となる部材は、ベースキャリヤ3のような横桁部
材に限らず、ルーフレール2のような前後方向へ長く設
けられた部材であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 オーニング取付部の拡大断面
【図2】 オーニング装置取付時の車両を示す概略図
【図3】 オーニング装置及びベースキャリヤの取付方
を示す斜視図
【図4】 さらに要部を拡大して示す同様図
【図5】 支点部を示す拡大断面図である。
【図6】 変形使用例を示す図1と同様の図
【図7】 その取付状態にけるルーフの平面図
【符号の説明】
1:ルーフ,3:ベースキャリヤ,4:スリット,5:
オーニング装置,6:固定部材,10:スライド溝,2
0:腕部,21:一端部,22:他端部,23:支点
軸,24:係合プレート,27:ノブ,30:底部,3
1:スライド溝,33:スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 9/048

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のルーフ上に平行して設けられた一
    対のキャリヤ部材に対してその上に乗せた用品を固定部
    材を介して着脱自在に取付けるようにしたルーフに対す
    る用品取付装置において、前記固定部材は、中間部に支
    点を設け、かつ両端を同方向へ折り曲げ、この固定部材
    の一方側端部に係合部を設け、他方側端部にはネジ部を
    設けるとともに、固定部材の一方側端部に設けた係合部
    を前記キャリヤ部材又は用品のいずれか一方側へ係合
    し、前記固定部材の支点を前記キャリヤ部材又は用品の
    いずれか他方側に支持させ、さらに固定部材の他方側端
    部に設けた前記ネジ部に締結部材を取付けてキャリヤ部
    材又は用品のうち前記他方側へ締め付けるようにしたこ
    とを特徴とする車両のルーフに対する用品取付装置。
  2. 【請求項2】 固定部材の係合部をキャリヤ部材側へ係
    合し、支点の支持部と締結部材の締め付け対象を用品側
    としたことを特徴とする請求項1記載の車両のルーフに
    対する用品取付装置。
  3. 【請求項3】 固定部材の係合部を用品の底部側へ係合
    し、支点の支持部と締結部材の締め付け対象をキャリヤ
    部材側としたことを特徴とする請求項1記載の車両のル
    ーフに対する用品取付装置。
  4. 【請求項4】 固定部材の係合部を取付ける側の用品の
    底部又はキャリヤ部材に、長さ方向へ延びるスリットと
    その内側に沿って形成された拡大空間からなるスライド
    溝とを形成し、このスライド溝内へその長さ方向端部か
    ら固定部材の係合部を挿入して支持させるとともに、ス
    リットから固定部材の端部を延出させたことを特徴とす
    る請求項2又は3記載の車両のルーフに対する用品取付
    装置。
  5. 【請求項5】 固定部材の支点を支持する側の用品の底
    部又はキャリヤ部材に、長さ方向へ延びるスリットとそ
    の内側に沿って形成された拡大空間からなるスライド溝
    とを形成し、このスライド溝内へその長さ方向端部から
    固定部材の中間部を挿入して支点部を支持するととも
    に、スリットから固定部材の両端部を延出させたことを
    特徴とする請求項2又は3記載の車両のルーフに対する
    用品取付装置。
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