JP2764783B2 - 車載用スタンド - Google Patents
車載用スタンドInfo
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- JP2764783B2 JP2764783B2 JP5247484A JP24748493A JP2764783B2 JP 2764783 B2 JP2764783 B2 JP 2764783B2 JP 5247484 A JP5247484 A JP 5247484A JP 24748493 A JP24748493 A JP 24748493A JP 2764783 B2 JP2764783 B2 JP 2764783B2
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の座席の近傍で
用いるコンパクトディスクプレイヤ−等の車載機器や飲
み物等の任意の物品のためのスタンドであって、特に音
響機器収納部の小物入部を用いて固定する車載用スタン
ドに関する。
用いるコンパクトディスクプレイヤ−等の車載機器や飲
み物等の任意の物品のためのスタンドであって、特に音
響機器収納部の小物入部を用いて固定する車載用スタン
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の座席の近傍で用いるコン
パクトディスクプレイヤ−等の任意の物品のための車載
用スタンドは、シートの取付け用金具を利用する構造
や、ダッシュボードにネジや両面接着テープ等を用いて
固定する構造のものであった。
パクトディスクプレイヤ−等の任意の物品のための車載
用スタンドは、シートの取付け用金具を利用する構造
や、ダッシュボードにネジや両面接着テープ等を用いて
固定する構造のものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車載用スタンドにおいて、シートの取付け用金具を
利用する構造は、車両保安規準でシートが自動車の重要
保安部品と定められており、締付けトルクが小さくなっ
たりボルトが雌ネジに組込まれる長さが短くなったりす
ることは好ましくなく、ユーザレベルで取付けた場合こ
れらを必ずしもクリアしているかどうかは疑問であっ
た。特に最近の一部の車種では、シートの取付け用金具
が特殊工具を使用しないと取外せないようになっている
ため、これをユーザーレベルで固定するのは困難であっ
た。また、ダッシュボードにネジや両面接着テープ等を
用いて固定する構造のものは、これを取外した時にネジ
穴や接着の跡等が残って、外観を損なうものであった。
来の車載用スタンドにおいて、シートの取付け用金具を
利用する構造は、車両保安規準でシートが自動車の重要
保安部品と定められており、締付けトルクが小さくなっ
たりボルトが雌ネジに組込まれる長さが短くなったりす
ることは好ましくなく、ユーザレベルで取付けた場合こ
れらを必ずしもクリアしているかどうかは疑問であっ
た。特に最近の一部の車種では、シートの取付け用金具
が特殊工具を使用しないと取外せないようになっている
ため、これをユーザーレベルで固定するのは困難であっ
た。また、ダッシュボードにネジや両面接着テープ等を
用いて固定する構造のものは、これを取外した時にネジ
穴や接着の跡等が残って、外観を損なうものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記したような従来の車
載用スタンドにおける課題を解決するために本発明は、
任意の物品を載せるかもしくは取付ける台板と、該台板
に一端を連係させこれを支持する略棒形状の支持具と、
該支持具を介して上記台板を固定支持する固定具とから
なり、上記固定具は、車内の任意位置に設けられた方形
状の小物入部を用いて固定するものであって、上記支持
具の他端に連係する基板部と、上記小物入部の内部形状
に略適応させて該小物入部に挿入する挿入部と、該挿入
部と連係する押圧手段とからなり、上記挿入部が一対の
押圧片からなると共に、上記押圧手段が上記一対の押圧
片の中間に設けた楔片と該楔片を上記基板部に対し接離
自在とする締結具とからなり、上記一対の押圧片と上記
楔片との対向面の長手方向に、突条部か該突条部と摺動
自在に係合する凹条部かのいずれか一方を設け、かつ他
方を他の対向面の長手方向に設けてなり、かつ、上記締
結具の作動に連係して上記楔片が移動し、上記一対の押
圧片が押拡されて上記小物入部の内壁面を押圧してなる
ことを特徴とするものである。
載用スタンドにおける課題を解決するために本発明は、
任意の物品を載せるかもしくは取付ける台板と、該台板
に一端を連係させこれを支持する略棒形状の支持具と、
該支持具を介して上記台板を固定支持する固定具とから
なり、上記固定具は、車内の任意位置に設けられた方形
状の小物入部を用いて固定するものであって、上記支持
具の他端に連係する基板部と、上記小物入部の内部形状
に略適応させて該小物入部に挿入する挿入部と、該挿入
部と連係する押圧手段とからなり、上記挿入部が一対の
押圧片からなると共に、上記押圧手段が上記一対の押圧
片の中間に設けた楔片と該楔片を上記基板部に対し接離
自在とする締結具とからなり、上記一対の押圧片と上記
楔片との対向面の長手方向に、突条部か該突条部と摺動
自在に係合する凹条部かのいずれか一方を設け、かつ他
方を他の対向面の長手方向に設けてなり、かつ、上記締
結具の作動に連係して上記楔片が移動し、上記一対の押
圧片が押拡されて上記小物入部の内壁面を押圧してなる
ことを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】本発明の車載用スタンドの一実施例について
以下説明する。図1は本実施例の固定状態における要部
斜視図、図2は本実施例の固定前の状態における全体斜
視図、図3は図2の分解斜視図である。上記各図におい
て本実施例は、自動車の運転席等の座席の近傍で用いる
主としてコンパクトディスクプレイヤ−のためのスタン
ドであって、上記コンパクトディスクプレイヤ−を載せ
るための台板10と、該台板10に一端を連係させこれ
を支持する略棒形状の支持具20と、該支持具20を介
して上記台板10を固定支持する固定具1とから構成さ
れている。
以下説明する。図1は本実施例の固定状態における要部
斜視図、図2は本実施例の固定前の状態における全体斜
視図、図3は図2の分解斜視図である。上記各図におい
て本実施例は、自動車の運転席等の座席の近傍で用いる
主としてコンパクトディスクプレイヤ−のためのスタン
ドであって、上記コンパクトディスクプレイヤ−を載せ
るための台板10と、該台板10に一端を連係させこれ
を支持する略棒形状の支持具20と、該支持具20を介
して上記台板10を固定支持する固定具1とから構成さ
れている。
【0006】上記コンパクトディスクプレイヤ−を載せ
るための台板10は、図3に示すように、平板を上記コ
ンパクトディスクプレイヤ−に略適応した形状として形
成され、この一側辺の裏側よりボルトを貫通させて載置
したコンパクトディスクプレイヤ−を締付け固定する構
造となっている。本実施例において上記台板10は、コ
ンパクトディスクプレイヤ−に適応した平板形状として
いるが、自動車電話や飲み物等の任意の物品に適応した
形状としてもよい。また、これらを載置するだけでな
く、各種の取付け構造で取付けるようにしてもよい。上
記台板10の下面には、車の振動を吸収するための防振
ゴム12と、上記支持具20との連係部たる台受片11
が設けられており、この台受片11には多数の係合溝が
形成されている。なお、上記防振ゴム12はなくともよ
い。
るための台板10は、図3に示すように、平板を上記コ
ンパクトディスクプレイヤ−に略適応した形状として形
成され、この一側辺の裏側よりボルトを貫通させて載置
したコンパクトディスクプレイヤ−を締付け固定する構
造となっている。本実施例において上記台板10は、コ
ンパクトディスクプレイヤ−に適応した平板形状として
いるが、自動車電話や飲み物等の任意の物品に適応した
形状としてもよい。また、これらを載置するだけでな
く、各種の取付け構造で取付けるようにしてもよい。上
記台板10の下面には、車の振動を吸収するための防振
ゴム12と、上記支持具20との連係部たる台受片11
が設けられており、この台受片11には多数の係合溝が
形成されている。なお、上記防振ゴム12はなくともよ
い。
【0007】上記台板10に一端を連係させてこれを支
持する略棒形状の支持具20は、これを調整することに
よって上記台板10を任意位置で支持可能とするもの
で、主支持部である主杆21と、この他端を上記固定具
1に回転自在に連係する調整片22とより構成されてい
る。上記主杆21は全体を略棒形状とされ、その側面に
は多数の係合溝が形成されており、一端を上記台受片1
1の係合溝と、他端を上記調整片22の上端部に形成さ
れた係合溝と各々係合させて連係し、側方より台締付具
23、中間締付具24を貫通挿入して回転可能に締付固
定されている。
持する略棒形状の支持具20は、これを調整することに
よって上記台板10を任意位置で支持可能とするもの
で、主支持部である主杆21と、この他端を上記固定具
1に回転自在に連係する調整片22とより構成されてい
る。上記主杆21は全体を略棒形状とされ、その側面に
は多数の係合溝が形成されており、一端を上記台受片1
1の係合溝と、他端を上記調整片22の上端部に形成さ
れた係合溝と各々係合させて連係し、側方より台締付具
23、中間締付具24を貫通挿入して回転可能に締付固
定されている。
【0008】上記調整片22は、上端部に形成された上
記係合溝の他、下端部に多数の係合歯が形成された菊座
受22aを有しており、この菊座受22aの係合歯を後
述する基板部2の菊座2cの係合歯と係合させて上記基
板部2と回転可能に連係し、さらにその中心を貫通する
菊座締付具25により締付固定されている。上記支持具
20は主杆21や調整片22を車種に適応した長さや形
状のものに交換してもよく、すなわち、一端を上記台板
10に連係させてこれを支持するものであればよい。ま
た、車種があらかじめ限定されていれば、車内の形状に
適応させて上記台受片11、主杆21、調整片22を一
体として調整不可能な固定構造として製作してもよい。
記係合溝の他、下端部に多数の係合歯が形成された菊座
受22aを有しており、この菊座受22aの係合歯を後
述する基板部2の菊座2cの係合歯と係合させて上記基
板部2と回転可能に連係し、さらにその中心を貫通する
菊座締付具25により締付固定されている。上記支持具
20は主杆21や調整片22を車種に適応した長さや形
状のものに交換してもよく、すなわち、一端を上記台板
10に連係させてこれを支持するものであればよい。ま
た、車種があらかじめ限定されていれば、車内の形状に
適応させて上記台受片11、主杆21、調整片22を一
体として調整不可能な固定構造として製作してもよい。
【0009】上記支持具20を介して上記台板10を固
定支持する固定具1は、図1、2に示すように、車内の
運転席と助手席との間の音響機器収納部に設けられた方
形状の小物入部Aを用いて固定するものであって、図3
に示すように、上記支持具20の他端に連係する基板部
2と、上記小物入部Aの内部形状に略適応させて該小物
入部Aに挿入する挿入部3と、該挿入部3と連係する押
圧手段9とからなる。上記小物入部Aは、後部座席の近
傍に設けられたもの等、その設置場所はいずれであって
もよい。
定支持する固定具1は、図1、2に示すように、車内の
運転席と助手席との間の音響機器収納部に設けられた方
形状の小物入部Aを用いて固定するものであって、図3
に示すように、上記支持具20の他端に連係する基板部
2と、上記小物入部Aの内部形状に略適応させて該小物
入部Aに挿入する挿入部3と、該挿入部3と連係する押
圧手段9とからなる。上記小物入部Aは、後部座席の近
傍に設けられたもの等、その設置場所はいずれであって
もよい。
【0010】上記支持具20の他端に連係する基板部2
は、上記小物入部Aの開口面に略適応した薄板形状の基
板本体2aとこの一端を略直角状に折曲して形成された
基板突片2bとよりなり、上記基板突片2bの側面に上
記した菊座2cが固定されている。この基板部2は厚板
形状等としてもよく、すなわち、上記支持具20の他端
に連係するものであればよい。
は、上記小物入部Aの開口面に略適応した薄板形状の基
板本体2aとこの一端を略直角状に折曲して形成された
基板突片2bとよりなり、上記基板突片2bの側面に上
記した菊座2cが固定されている。この基板部2は厚板
形状等としてもよく、すなわち、上記支持具20の他端
に連係するものであればよい。
【0011】上記小物入部Aに挿入するものであってこ
の内部形状に略適応させた挿入部3は、一対の押圧片4
a,4bからなる。上記一対の押圧片4a,4bは平面
形状を略台形状とし、上記小物入部Aへの挿入方向に対
して対称状に設けられており、対峙する一側面が上記挿
入方向に対して角度αで形成されている。
の内部形状に略適応させた挿入部3は、一対の押圧片4
a,4bからなる。上記一対の押圧片4a,4bは平面
形状を略台形状とし、上記小物入部Aへの挿入方向に対
して対称状に設けられており、対峙する一側面が上記挿
入方向に対して角度αで形成されている。
【0012】上記挿入部3と連係する押圧手段9は、上
記一対の押圧片4a,4bの中間に設けた楔片5と該楔
片5を上記基板部2に対し接離自在とする締結具6とか
らなる。上記楔片5は平面形状を略楔形状とし、上記一
対の押圧片4a,4bの各々と対峙する両側面が、これ
に適応した角度で形成されている。この楔片5の上記一
対の押圧片4a,4bとの対向面の長手方向には、図4
に示すように、断面形状をT字形とした突条部5aが形
成されている。また他の対向面の長手方向には、上記突
条部5aに摺動自在に係合する凹条部8が形成されてい
る。なお、上記突条部5aは上記一対の押圧片4a,4
bに形成されてもよく、そうした場合には上記凹条部8
が上記楔片5に形成される。
記一対の押圧片4a,4bの中間に設けた楔片5と該楔
片5を上記基板部2に対し接離自在とする締結具6とか
らなる。上記楔片5は平面形状を略楔形状とし、上記一
対の押圧片4a,4bの各々と対峙する両側面が、これ
に適応した角度で形成されている。この楔片5の上記一
対の押圧片4a,4bとの対向面の長手方向には、図4
に示すように、断面形状をT字形とした突条部5aが形
成されている。また他の対向面の長手方向には、上記突
条部5aに摺動自在に係合する凹条部8が形成されてい
る。なお、上記突条部5aは上記一対の押圧片4a,4
bに形成されてもよく、そうした場合には上記凹条部8
が上記楔片5に形成される。
【0013】上記楔片5を上記基板部2に対し接離自在
とする締結具6は、六角ボルトとして形成されており、
上記基板2の基板本体2aの略中央を貫通すると共に、
図5に示すように、上記楔片5の内部に設けられたナッ
ト部5bに噛合することによって、これを上記基板部2
に対し接離自在としている。この締結具6の外側にはカ
バー7が取付けられており、小物入部Aの開口面の外枠
と係合して、上記基板部2全体を覆っている。上記カバ
ー7は、上記基板部2に兼用させてもよい。上記締結具
6は六角ボルトでなくとも上記したように楔片5を基板
部2に対し接離自在とするものであればよい。
とする締結具6は、六角ボルトとして形成されており、
上記基板2の基板本体2aの略中央を貫通すると共に、
図5に示すように、上記楔片5の内部に設けられたナッ
ト部5bに噛合することによって、これを上記基板部2
に対し接離自在としている。この締結具6の外側にはカ
バー7が取付けられており、小物入部Aの開口面の外枠
と係合して、上記基板部2全体を覆っている。上記カバ
ー7は、上記基板部2に兼用させてもよい。上記締結具
6は六角ボルトでなくとも上記したように楔片5を基板
部2に対し接離自在とするものであればよい。
【0014】次に、上記第一実施例の作用について説明
する。まず、上記固定具1の上記小物入部Aへの挿入固
定については、上記締結具6を緩めた状態では、上記楔
片5と上記基板部2とが離れており、上記押圧片4a,
4bの幅が上記小物入部Aの幅に比べて狭いため、この
小物入部Aに挿入部3を容易に挿入することができる。
次に、締結具6を機能させる、すなわち締めるに従って
上記楔片5がその突条部5aにおいて上記押圧片4の凹
条部の内部を摺動し、基板部2の方向へ移動する。この
楔片5の摺動に伴って、上記一対の押圧片4a,4bは
各々左右方向へ拡張力を受けて押拡され、上記小物入部
Aの内壁を押圧するに至る。このようにして固定具1を
小物入部Aへ固定した後、カバー7を取付ける。
する。まず、上記固定具1の上記小物入部Aへの挿入固
定については、上記締結具6を緩めた状態では、上記楔
片5と上記基板部2とが離れており、上記押圧片4a,
4bの幅が上記小物入部Aの幅に比べて狭いため、この
小物入部Aに挿入部3を容易に挿入することができる。
次に、締結具6を機能させる、すなわち締めるに従って
上記楔片5がその突条部5aにおいて上記押圧片4の凹
条部の内部を摺動し、基板部2の方向へ移動する。この
楔片5の摺動に伴って、上記一対の押圧片4a,4bは
各々左右方向へ拡張力を受けて押拡され、上記小物入部
Aの内壁を押圧するに至る。このようにして固定具1を
小物入部Aへ固定した後、カバー7を取付ける。
【0015】次に、上記台板10の位置調整について
は、まず上記菊座2cと調整片22との間において、上
記菊座締付具25を適度に緩めることにより、前後方向
への調整が可能となる。上記菊座2cには10°のピッ
チで山が刻まれているので、上記前後方向への調整も1
0°のピッチで行うことができると共に、菊座締付具2
5が多少緩みすぎても自重で一気に回転してしまうこと
を防いでいる。
は、まず上記菊座2cと調整片22との間において、上
記菊座締付具25を適度に緩めることにより、前後方向
への調整が可能となる。上記菊座2cには10°のピッ
チで山が刻まれているので、上記前後方向への調整も1
0°のピッチで行うことができると共に、菊座締付具2
5が多少緩みすぎても自重で一気に回転してしまうこと
を防いでいる。
【0016】また、上記調整片22と上記支持杆21と
の間においては、締付レンチ26を用いて中間締付具2
4を適度に緩めることにより、左右方向への調整が可能
となる。上記調整片22と上記支持杆21とは多数の係
合溝を係合させることにより連係しているので、中間締
付具24が多少緩みすぎてもある程度の摩擦を得ること
ができ、不容易に角度が変わりにくい構造となってい
る。上記支持杆21と上記台受片11との間も同様であ
る。なお、この調整は上記締付レンチ26を用いずに汎
用のレンチを用いて行ってもよいことはもちろんである
が、この締付レンチ26は上記台締付具23と上記中間
締付具24に適応させて非常に小さく製作されているの
で、これらを締め終った後もそのままセットした状態で
残しておくことができる。
の間においては、締付レンチ26を用いて中間締付具2
4を適度に緩めることにより、左右方向への調整が可能
となる。上記調整片22と上記支持杆21とは多数の係
合溝を係合させることにより連係しているので、中間締
付具24が多少緩みすぎてもある程度の摩擦を得ること
ができ、不容易に角度が変わりにくい構造となってい
る。上記支持杆21と上記台受片11との間も同様であ
る。なお、この調整は上記締付レンチ26を用いずに汎
用のレンチを用いて行ってもよいことはもちろんである
が、この締付レンチ26は上記台締付具23と上記中間
締付具24に適応させて非常に小さく製作されているの
で、これらを締め終った後もそのままセットした状態で
残しておくことができる。
【0017】本発明の要部である上記固定具1は上記小
物入部Aを用いて固定するものであればよく、上記説明
した第一実施例とは異なる各種の構造で構成されてよい
ものであり、以下他の実施例について説明する。特に説
明のない構成については第一実施例と同じである。図6
に示すのは第二実施例の固定前の状態における全体斜視
図、図7に示すのは図6の分解斜視図、図8は図6の縦
断面図である。本実施例においては、第一実施例の固定
具1において平面形状を略台形状としていた一対の押圧
片4a,4bではなく、これらと実質的に等しい断面形
状を略台形状とする一対の押圧片34a,34bが上下
に対峙している。上記一対の押圧片34a,34bはこ
の対峙する側面を、上記小物入部Aへの挿入方向に対し
て角度βで形成されている。
物入部Aを用いて固定するものであればよく、上記説明
した第一実施例とは異なる各種の構造で構成されてよい
ものであり、以下他の実施例について説明する。特に説
明のない構成については第一実施例と同じである。図6
に示すのは第二実施例の固定前の状態における全体斜視
図、図7に示すのは図6の分解斜視図、図8は図6の縦
断面図である。本実施例においては、第一実施例の固定
具1において平面形状を略台形状としていた一対の押圧
片4a,4bではなく、これらと実質的に等しい断面形
状を略台形状とする一対の押圧片34a,34bが上下
に対峙している。上記一対の押圧片34a,34bはこ
の対峙する側面を、上記小物入部Aへの挿入方向に対し
て角度βで形成されている。
【0018】また、上記一対の押圧片34a、34bの
間には、第一実施例において平面形状を楔形としていた
楔片5に替わり、これと実質的に等しい断面形状を楔形
とする楔片35が用いられており、その上下面に各々に
T字形の突条部35aが形成されて、上記一対の押圧片
34a、34bに形成された凹条部38に摺動自在に係
合している。本実施例の作用について説明すれば、図8
に示す縦断面図において、締結具6を除々に締めるに従
って上記楔片35が摺動し、上記一対の押圧片34a、
34bは第1実施例における押圧片4a、4bの左右方
向と異なり、各々上下方向へ拡張力を受けて押拡され、
上記小物入部Aの内壁を押圧するに至る。
間には、第一実施例において平面形状を楔形としていた
楔片5に替わり、これと実質的に等しい断面形状を楔形
とする楔片35が用いられており、その上下面に各々に
T字形の突条部35aが形成されて、上記一対の押圧片
34a、34bに形成された凹条部38に摺動自在に係
合している。本実施例の作用について説明すれば、図8
に示す縦断面図において、締結具6を除々に締めるに従
って上記楔片35が摺動し、上記一対の押圧片34a、
34bは第1実施例における押圧片4a、4bの左右方
向と異なり、各々上下方向へ拡張力を受けて押拡され、
上記小物入部Aの内壁を押圧するに至る。
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の車載用スタ
ンドは、台板を固定支持する固定具が基板部と挿入部と
押圧手段とからなり、上記挿入部を車内の小物入部に挿
入すると共に、上記押圧手段を機能させることによって
上記挿入部及びまたは上記押圧手段が小物入部の内壁面
を押圧してなるので、極めて容易に台板を固定すること
ができて、自動車の保安部品等の他の部品を用いること
がなくて安全性や外観を損なうことなく、スタンドの取
り付け固定をなし得るという効果がある。
ンドは、台板を固定支持する固定具が基板部と挿入部と
押圧手段とからなり、上記挿入部を車内の小物入部に挿
入すると共に、上記押圧手段を機能させることによって
上記挿入部及びまたは上記押圧手段が小物入部の内壁面
を押圧してなるので、極めて容易に台板を固定すること
ができて、自動車の保安部品等の他の部品を用いること
がなくて安全性や外観を損なうことなく、スタンドの取
り付け固定をなし得るという効果がある。
【0023】また本発明は、上記押圧手段が楔片と締結
具とからなり、上記締結具の作動に連係して一対の押圧
片が押拡されて小物入部の内壁面を押圧してなるので、
上記締結具を作動させるだけで押圧手段が機能して、容
易かつ確実に台板を固定できるという効果がある。
具とからなり、上記締結具の作動に連係して一対の押圧
片が押拡されて小物入部の内壁面を押圧してなるので、
上記締結具を作動させるだけで押圧手段が機能して、容
易かつ確実に台板を固定できるという効果がある。
【0024】更に本発明は、一対の押圧片と楔片との対
向面の長手方向に突条部か凹条部かのいずれかを設けて
これらが摺動自在に係合してなるので、楔片が上下への
動作を規制され、この楔片が前後方向にのみスムーズに
動作して、上記スタンドの取り付け固定を強固になし得
るという効果がある。
向面の長手方向に突条部か凹条部かのいずれかを設けて
これらが摺動自在に係合してなるので、楔片が上下への
動作を規制され、この楔片が前後方向にのみスムーズに
動作して、上記スタンドの取り付け固定を強固になし得
るという効果がある。
【0025】
【図1】本発明の実施例の固定状態における要部斜視図
である。
である。
【図2】実施例の固定前の状態における全体斜視図であ
る。
る。
【図3】図2の分解斜視図である。
【図4】押圧片と楔片の係合状態の斜視図である。
【図5】固定具の縦断面図である。
【図6】第二実施例の斜視図である。
【図7】図6の分解斜視図である。
【図8】図6の縦断面図である。
A 小物入部 1 固定具 2 基板部 3 挿入部 4a、4b 押圧片 5 楔片 6 締結具 9 押圧手段 10 台板 11 台受片 20 支持具 21 主杆 22 調整片 34a、34b 押圧片
Claims (1)
- 【請求項1】 任意の物品を載せるかもしくは取付ける
台板と、該台板に一端を連係させこれを支持する略棒形
状の支持具と、該支持具を介して上記台板を固定支持す
る固定具とからなり、 上記固定具は、車内の任意位置に設けられた方形状の小
物入部を用いて固定するものであって、上記支持具の他
端に連係する基板部と、上記小物入部の内部形状に略適
応させて該小物入部に挿入する挿入部と、該挿入部と連
係する押圧手段とからなり、 上記挿入部が一対の押圧片からなると共に、上記押圧手
段が上記一対の押圧片の中間に設けた楔片と該楔片を上
記基板部に対し接離自在とする締結具とからなり、 上記一対の押圧片と上記楔片との対向面の長手方向に、
突条部か該突条部と摺動自在に係合する凹条部かのいず
れか一方を設け、かつ他方を他の対向面の長手方向に設
けてなり、かつ、 上記締結具の作動に連係して上記楔片が移動し、上記一
対の押圧片が押拡されて上記小物入部の内壁面を押圧し
てなることを特徴とする車載用スタンド。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5247484A JP2764783B2 (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 車載用スタンド |
TW82108619A TW230759B (en) | 1993-09-08 | 1993-10-18 | Holding frame used in cars |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5247484A JP2764783B2 (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 車載用スタンド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0781491A JPH0781491A (ja) | 1995-03-28 |
JP2764783B2 true JP2764783B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=17164153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5247484A Expired - Fee Related JP2764783B2 (ja) | 1993-09-08 | 1993-09-08 | 車載用スタンド |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2764783B2 (ja) |
TW (1) | TW230759B (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012006465A (ja) * | 2010-06-24 | 2012-01-12 | Beat Sonic:Kk | カーインテリア用品固定具 |
JP7045695B2 (ja) * | 2018-05-18 | 2022-04-01 | 槌屋ヤック株式会社 | 自動車用スマートフォンホルダ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0244160B2 (ja) * | 1984-08-24 | 1990-10-02 | Shintomu Kk | Shasaiyokikinosochakukiko |
JPS63279483A (ja) * | 1987-05-11 | 1988-11-16 | Tsuneo Hirata | 自動車用cdプレ−ヤ−の保持装置 |
-
1993
- 1993-09-08 JP JP5247484A patent/JP2764783B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1993-10-18 TW TW82108619A patent/TW230759B/zh active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0781491A (ja) | 1995-03-28 |
TW230759B (en) | 1994-09-21 |
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