JP3136126B2 - ハンドル台座の取付構造 - Google Patents

ハンドル台座の取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ハンドル台座の
取付構造に関し、詳しくは例えばドアに内装した錠機構
を操作するためのレバーハンドルをドアに取付ける技術
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ドア1に内装した錠機構3を
操作するためのレバーハンドル4,5をドア1に取付け
るにあたって、例えば図10に示すように、外部レバー
ハンドル4が取付けられる外部ハンドル台座6をドア1
の外面に配置し、内部レバーハンドル5が取付けられる
内部ハンドル台座7をドア1の内面に配置し、台座取付
けネジ8を外部ハンドル台座6に設けたネジ挿通孔9か
らドア1に設けた開孔部2を介して内部ハンドル台座7
のナット部10に螺合させるようにしていた。尚図中の
5aは内部レバーハンドル5の角芯部、4aは外部レバ
ーハンドル4に凹設されて上記角芯部5aが嵌め込まれ
る嵌合凹部、41は錠機構3の角孔部、42はワッシャ
ーである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来では、
ドア1の開孔部2を介してハンドル台座6,7を連結す
るにあたって、台座取付けネジ8を回転させてナット部
10に締め付けるようにしているため、ドライバーによ
る台座取付けネジ8の回転操作に手間がかかっていた。
殊に、内部ハンドル台座7と外部ハンドル台座6とを手
で押さえながら、ドライバーで台座取付けネジ8を回転
操作しなければならず、またこのときネジ挿通孔9とナ
ット部10とが位置がずれし易い上に、ハンドル4,5
のがたつきを防止するためには台座取付けネジ8を最後
まで確実に締め付けなければならず、台座取付けネジ8
の螺合作業に非常に手間がかかっていた。
【0004】本発明は、上記従来例に鑑みてなされたも
ので、一方のハンドル台座のネジ挿通孔から他方のハン
ドル台座のナット部に台座取付けネジをワンタッチで締
め付けることができ、ハンドル台座の取付けに手間がか
からず、しかも、台座取付けネジを差込みにより簡単に
固定できる構造でありながら、ナット部への台座取付け
ネジの固定力を十分に確保できるようにしたハンドル台
座の取付構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、外部レバーハンドルが外部ハンドル台座
6を介してドア1の外面に取付けられ、内部レバーハン
ドルが内部ハンドル台座7を介してドア1の内面に取付
けられ、台座取付けネジ8を外部ハンドル台座6又は内
部ハンドル台座7の一方に設けたネジ挿通孔9からドア
1に設けた開孔部2を介して外部ハンドル台座6又は内
部ハンドル台座7の他方に設けたナット部10に螺着す
ることで、両ハンドル台座6,7を夫々ドア1に取付け
るようにしたハンドル台座の取付構造において、上記ナ
ット部10が設けられる方のハンドル台座6又は7に挿
入凹部12が設けられ、ナット部10は、対向する一対
の弾性を有する嵌合爪と上記挿入凹部12に挿入される
脚部21とを備えたクリップ20にて構成されると共
に、クリップ20の脚部21が挿入凹部12から抜ける
のを防止するための抜け止め手段22を備えており、
嵌合爪11の先端の自由端11aが台座取付けネジ8の
差込み方向Aに沿って斜め方向Bに夫々突出しており、
台座取付けネジ8を上記ネジ挿通孔9からナット部10
の嵌合爪11,11間に差し込んで嵌合爪11に食い込
ませることにより、台座取付けネジ8をナット部10に
螺着して成ることを特徴としており、このように構成す
ることで、台座取付けネジ8をネジ挿通孔9から対向す
る一対の弾性を有する嵌合爪11,11間に差込むこと
により、台座取付けネジ8を嵌合爪11に食い込ませる
ことができる。このとき、各嵌合爪11の自由端11a
は台座取付けネジ8の差込み方向Aに夫々傾斜している
ので、台座取付けネジ8を殆ど抵抗なく嵌合爪11,1
1間に差し込んで嵌合爪11に食い込ませることができ
ると同時に、台座取付けネジ8が嵌合爪11から抜け出
る方向が嵌合爪11の傾斜した方向と逆方向となってい
るので、食い込み状態において台座取付けネジ8が嵌合
爪11,11間から抜けるのを防止できる。従って、台
座取付けネジ8を差込みにより簡単に固定できる構造で
ありながら、ナット部10への台座取付けネジ8の固定
力を十分に確保できるようになる。さらに、クリップ2
0の脚部21をハンドル台座6又は7の挿入凹部12に
挿入するだけで簡単に抜け止めできるので、クリップ2
0をハンドル台座6又は7に取付けるにあたって例えば
ネジで固定したり、接着 剤で接着したりする必要がなく
なる。
【0006】
【0007】また上記クリップ20の嵌合爪11,11
間に台座取付けネジ8が差し込まれたときに、クリップ
20の脚部21が挿入凹部12の内壁面12aに押し付
けられることにより、クリップ20がハンドル台座6又
は7から抜け止めされるのが好ましく、このように構成
することで、クリップ20の脚部21を挿入凹部12の
内壁面12aに押し付けるという簡単な構造で抜け止め
手段22が構成される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の一例を
説明する。ドア1には、図1(a)に示すように、ラッ
チ錠などの錠機構3が内装されている。この錠機構3を
操作するための外部レバーハンドル及び内部レバーハン
ドルは従来(図10)と同様であり、図示は省略する。
図1に示す実施形態では、上記レバーハンドルが取付け
られる外部ハンドル台座6及び内部ハンドル台座7は、
例えばアルミダイカストから成り、皿ネジなどの台座取
付けネジ8を内部ハンドル台座7に設けたネジ挿通孔9
からドア1に設けた開孔部2を介して外部ハンドル台座
6に設けたナット部10に螺着することで、両ハンドル
台座6,7がドア1に夫々取付けられている。なお、内
部ハンドル台座7の方にナット部10を設け、外部ハン
ドル台座6の方にネジ挿通孔9を設けるようにしてもよ
いものである。図1中の23は外部レバーハンドルの取
付孔、24は内部レバーハンドルの取付孔である。
【0009】外部ハンドル台座6と内部ハンドル台座7
の間には、ナット部10を構成するクリップ20が介装
されている。クリップ20は、図2に示すように、略コ
字状に形成され、対向する一対の弾性を有する嵌合爪1
1と、外部ハンドル台座6の裏面に形成した挿入凹部1
2に挿入される一対の脚部21と、各脚部21の先端か
ら夫々延出された一対の延出部25とで構成されてい
る。ここで、上記一対の嵌合爪11の各先端の自由端1
1aは、図3に示すように、台座取付けネジ8の差込み
方向Aに沿って斜め方向Bに夫々突出している。つま
り、嵌合爪11,11は側面から見て略ハ字状に傾斜し
ている。そして、台座取付けネジ8をネジ挿通孔9から
クリップ20の嵌合爪11,11間に差し込んだときに
台座取付けネジ8を嵌合爪11に容易に食い込ませるこ
とができると共に、台座取付けネジ8が嵌合爪11に対
して抜け止めされるようになっている。
【0010】また、クリップ20の各脚部21には、図
2に示すように、内側に向けて切り起こされた係止爪2
6が夫々設けられている。各係止爪26は、脚部21の
挿入方向とは反対側の斜め方向に向いており、上記脚部
21の先端の延出部25が後述する延出部受け面51に
より内側に押圧されたときに、係止爪26は挿入凹部1
2の内壁面52に押付けられ、これにより脚部21を挿
入凹部12に対して抜け止めできるようになっている。
【0011】ここで、図1に示す外部ハンドル台座6の
裏面の両端側には、一対のクリップ取付け部27が突設
されている。各クリップ取付け部27は同じ構造をして
おり、クリップ取付け部27の中央部には図2に示すよ
うに、ネジ逃がし孔28が凹設されていると共に、この
ネジ逃がし孔28の両側には一対の凸状をした挿入凹部
12が夫々凹設されている。各挿入凹部12のネジ逃が
し孔28側とは反対側の面に、クリップ20の脚部21
の外面部分21a(図2の斜線で示す部分)が当接する
脚部受け面50と、脚部21の延出部25の外面が当接
する延出部受け面51とが夫々形成されている。ここで
脚部受け面50は、クリップ20の脚部21が外側に逃
げるのを防止するためのものであり、また延出部受け面
51は延出部25を内側に押圧して脚部21に設けた係
止爪26を挿入凹部12のネジ逃がし孔28側の内壁面
52に食い込ませて、クリップ20を挿入凹部12に対
して抜け止めする働きをする。
【0012】しかして、外部ハンドル台座6と内部ハン
ドル台座7とをドア1に取付けるにあたっては、最初に
外部ハンドル台座6に設けた一対の挿入凹部12に金属
製のクリップ20の一対の脚部21を夫々差込む。この
とき、クリップ20の脚部21の外面部分21a(図2
の斜線で示す部分)が脚部受け面50に当接し、且つ、
延出部25の外面が延出部受け面51によって内側に押
圧されて脚部21に設けた係止爪26が挿入凹部12の
ネジ逃がし孔28側の内壁面52に食い込んだ状態(図
3の状態)となり、クリップ20が挿入凹部12に対し
て確実に抜け止めされることとなる。
【0013】この状態で、内部ハンドル台座7のネジ挿
通孔9から台座取付けネジ8を差込み、この台座取付け
ネジ8の先端をクリップ20に設けた対向する一対の弾
性を有する嵌合爪11,11間に差込む。このとき、各
嵌合爪11の自由端11aが台座取付けネジ8の差込み
方向Aに沿って斜め方向Bに夫々傾斜しているので、台
座取付けネジ8を殆ど抵抗なく嵌合爪11,11間に差
し込んで嵌合爪11に係止させることができ、しかも、
台座取付けネジ8が嵌合爪11から抜け出る方向は嵌合
爪11の傾斜した方向と逆方向となっているので、係止
状態において台座取付けネジ8が嵌合爪11,11間か
ら抜けるのを防止できる。このようにして台座取付けネ
ジ8を十分に差込んだ後で、台座取付けネジ8をドライ
バーで僅かに締め込むと、台座取付けネジ8が金属製の
嵌合爪11に食い込み、台座取付けネジ8を嵌合爪11
に対してワンタッチでしかも確実に締結でき、台座取付
けネジ8のクリップ20に対する固定力を十分に確保で
きるようになる。従って、従来のように台座取付けネジ
8を回転させながらドライバーで締め付けていく場合と
比較して、ドア1に対するハンドル台座6,7の取付け
に手間がかからなくなり、取付けに要する時間を短縮で
きると共に、レバーハンドル4,5(図10)のがたつ
きを確実に防止できるようになる。
【0014】また上記のように金属製のクリップ20を
ハンドル台座の挿入凹部12に挿入するだけで簡単に固
定できるので、例えばネジで固定したり、接着剤で接着
したりする必要がなくなり、ハンドル台座6,7に対し
てクリップ20を簡単に取付けることができ、施工性が
一層向上する。しかもクリップ20を金属材で構成した
から、対向する一対の弾性を有する嵌合爪11の強度を
高めることができ、台座取付けネジ8を嵌合爪11に食
い込ませたときの強度を一層確保できるものとなる。
【0015】また、図1〜図3の実施形態では、クリッ
プ取付け部27に、四角筒状のネジ逃がし孔28と、凸
状をした一対の挿入凹部12とを形成したが、凸状をし
た挿入凹部12に代えて、図4〜図6に示すように、ネ
ジ逃がし孔28の両側に凹溝状の挿入凹部12′を夫々
形成し、各挿入凹部12′内にクリップ20の一対の脚
部21を挿入するようにしてもよい。この場合、クリッ
プ20の滑りによる外れをより防止するために、図6
(c)に示すように、挿入凹部12の内壁面12aを凹
凸面70で形成するのが望ましい。なお、クリップ20
に設けた対向する一対の弾性を有する嵌合爪11,11
間に台座取付けネジ8を差込んで締め付ける点は図1の
実施形態と同様である。
【0016】図7〜図9は更に他の実施形態を示してい
る。この実施形態では、外部ハンドル台座6のクリップ
取付け部27が、例えば四角筒状に形成されており、そ
の内側がネジ逃がし孔28となっている。内部ハンドル
台座7の円筒部30の内側がネジ挿通孔9となってお
り、この円筒部30の両側に外枠部31が突設されてい
る。この外枠部31の内面は、図8に示すように、底部
から先端になる程外側に向けて徐々に拡開した傾斜面3
1aとなっており、この傾斜面31aにより後述するク
リップ20の脚部21を挟み込み可能となっている。こ
の実施形態ではクリップ20は、略W字状に形成されて
おり、図7に示すように、底面部に一対の弾性を有する
嵌合爪11(図2)からなるナット部10が形成され、
側面部に内側に切り起こされた係止爪26が夫々形成さ
れたU字状部33と、U字状部33の両端部から台座取
付けネジ8の差込み方向Aに向かって逆U字状に折曲さ
れた一対の脚部21,21とで構成されている。なおナ
ット部10の構造は図2と同様である。
【0017】しかして、最初に外部ハンドル台座6のク
リップ取付け部27内のネジ逃がし孔28にクリップ2
0のU字状部33を差込み、クリップ20の両側の脚部
21をクリップ取付け部27の外壁面に夫々当接させ
る。そして、図7に示す外部ハンドル台座6と内部ハン
ドル台座7とをドア1の開孔部2内で突き合わせて、内
部ハンドル台座7の円筒部30をクリップ20のU字状
部33内に挿入すると、図9(b)の矢印で示すよう
に、外枠部31の内面の傾斜面31aがクリップ20の
各脚部21の外面を挟み付けるようになり、これによ
り、クリップ20が円筒部30及び外枠部31によって
仮止めされた状態となる。この状態で、円筒部30内の
ネジ挿通孔9から台座取付けネジ8を挿入して、台座取
付けネジ8の先端をクリップ20の対向する嵌合爪1
1,11(図2)からなるナット部10に差込み、最後
にドライバーで台座取付けネジ8を僅かに回転させて嵌
合爪11に食い込ませることにより、嵌合爪11に対し
て台座取付けネジ8を抜け止め状態で維持できるように
なる。
【0018】本発明のハンドルの取付構造は、図1の実
施形態で示したような錠機構3を内装したドア1に対し
てハンドル台座を取付ける場合に限らず、錠機構が内装
されていないドアに対しても広く適用できるものであ
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、外部レバーハンドルが外部ハンドル
台座を介してドアの外面に取付けられ、内部レバーハン
ドルが内部ハンドル台座を介してドアの内面に取付けら
れ、台座取付けネジを外部ハンドル台座又は内部ハンド
ル台座の一方に設けたネジ挿通孔からドアに設けた開孔
部を介して外部ハンドル台座又は内部ハンドル台座の他
方に設けたナット部に螺着することで、両ハンドル台座
を夫々ドアに取付けるようにしたハンドル台座の取付構
造において、上記ナット部が設けられる方のハンドル台
座に挿入凹部が設けられ、ナット部は、対向する一対の
弾性を有する嵌合爪と上記挿入凹部に挿入される脚部と
を備えたクリップにて構成されると共に、クリップの脚
部が挿入凹部から抜けるのを防止するための抜け止め手
段を備えており、各嵌合爪の先端の自由端が台座取付け
ネジの差込み方向に沿って斜め方向に夫々突出してお
り、台座取付けネジを上記ネジ挿通孔からナット部の嵌
合爪間に差し込んで嵌合爪に食い込ませることにより、
台座取付けネジをナット部に螺着して成るから、台座取
付けネジをネジ挿通孔から対向する一対の弾性を有する
嵌合爪間に差込むことにより、台座取付けネジを嵌合爪
に食い込ませることができる。このとき、各嵌合爪の自
由端は台座取付けネジの差込み方向に向かって夫々傾斜
しているので、台座取付けネジを殆ど抵抗なく嵌合爪間
に差し込んで嵌合爪に食い込ませることができると同時
に、台座取付けネジが嵌合爪から抜け出る方向が嵌合爪
の傾斜した方向と逆方向となっているので、食い込み状
態において台座取付けネジが嵌合爪間から抜けるのを防
止できる。従って、台座取付けネジを差込みにより簡単
に固定できる構造でありながら、ナット部への台座取付
けネジの固定力を十分に確保できるので、従来のように
台座取付けネジを回転させながらドライバーで締め付け
ていく場合と比較して、ドアに対するハンドル台座の取
付け作業に手間がかからなくなり、施工性の向上を図る
ことができる。さらに、上記ナット部が設けられる方の
ハンドル台座に挿入凹部を設けると共に、ナット部のク
リップの脚部が挿入凹部から抜けるのを防止するための
抜け止め手段を備えているので、クリップの脚部をハン
ドル台座の挿入凹部に挿入するだけで簡単に抜け止めで
きるので 、クリップをハンドル台座に取付けるにあたっ
て例えばネジで固定したり、接着剤で接着したりする必
要がなくなり、クリップの取付けが簡単になり、施工性
が一層向上する。
【0020】
【0021】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の効果に加えて、クリップの嵌合爪間に台座取付けネジ
が差し込まれたときに、クリップの脚部が挿入凹部の内
壁面に押し付けられることにより、クリップがハンドル
台座から抜け止めされるから、クリップの脚部を挿入凹
部の内壁面に押し付けるという簡単な構造で抜け止め手
段が構成され、クリップの構造を一層簡略化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す一部破断した分
解斜視図である。
【図2】同上のクリップとクリップ取付け部の斜視図で
ある。
【図3】同上の外部ハンドル台座と内部ハンドル台座と
を台座取付けネジで固定する場合を説明する分解断面図
である。
【図4】他の実施形態の一部破断した分解斜視図であ
る。
【図5】同上のクリップの斜視図である。
【図6】(a)は外部ハンドル台座と内部ハンドル台座
とを台座取付けネジで固定する場合を説明する分解断面
図、(b)は外部ハンドル台座と内部ハンドル台座とを
台座取付けネジで固定した状態の断面図、(c)はクリ
ップ取付け部の断面図である。
【図7】更に他の実施形態の分解斜視図である。
【図8】同上の外部ハンドル台座と内部ハンドル台座と
を台座取付けネジで固定する場合を説明する分解断面図
である。
【図9】(a)は同上の外部ハンドル台座と内部ハンド
ル台座とを台座取付けネジで固定した状態の断面図、
(b)はクリップの脚部にかかる挟持力を説明する拡大
断面図である。
【図10】従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ドア 2 開孔部 6 外部ハンドル台座 7 内部ハンドル台座 8 台座取付けネジ 9 ネジ挿通孔 10 ナット部 11 嵌合爪 11a 自由端 12 挿入凹部 12a 内壁面 20 クリップ 21 脚部 22 抜け止め手段 A 差込み方向 B 斜め方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 泰彦 神奈川県横浜市戸塚区舞岡町184番地1 株式会社ニフコ内 (56)参考文献 特開 平7−139534(JP,A) 特開 平7−127623(JP,A) 特開 平8−246722(JP,A) 実開 昭54−156449(JP,U) 実開 昭64−29520(JP,U) 特公 昭48−24975(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 15/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部レバーハンドルが外部ハンドル台座
    を介してドアの外面に取付けられ、内部レバーハンドル
    が内部ハンドル台座を介してドアの内面に取付けられ、
    台座取付けネジを外部ハンドル台座又は内部ハンドル台
    座の一方に設けたネジ挿通孔からドアに設けた開孔部を
    介して外部ハンドル台座又は内部ハンドル台座の他方に
    設けたナット部に螺着することで、両ハンドル台座を夫
    々ドアに取付けるようにしたハンドル台座の取付構造に
    おいて、上記ナット部が設けられる方のハンドル台座に
    挿入凹部が設けられ、ナット部は、対向する一対の弾性
    を有する嵌合爪と上記挿入凹部に挿入される脚部とを備
    えたクリップにて構成されると共に、クリップの脚部が
    挿入凹部から抜けるのを防止するための抜け止め手段を
    備えており、各嵌合爪の先端の自由端が台座取付けネジ
    の差込み方向に沿って斜め方向に夫々突出しており、台
    座取付けネジを上記ネジ挿通孔からナット部の嵌合爪間
    に差し込んで嵌合爪に食い込ませることにより、台座取
    付けネジをナット部に螺着してなることを特徴とするハ
    ンドル台座の取付構造。
  2. 【請求項2】 クリップの嵌合爪間に台座取付けネジが
    差し込まれたときに、クリップの脚部が挿入凹部の内壁
    面に押し付けられることにより、クリップがハンドル台
    座から抜け止めされることを特徴とする請求項1記載の
    ハンドル台座の取付構造。
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