JP3132735U - 鉄筋仮組治具の支持受け装置。 - Google Patents

鉄筋仮組治具の支持受け装置。 Download PDF

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Abstract

【課題】 支持受け金具が邪魔にならず組立が容易で、鉄筋の仮組み施工の時間短縮によるコストダウンが図れる鉄筋仮組治具の支持受け装置を得ること。
【解決手段】 支持受け金具を回動可能に複数枢着した仮組治具体を所用数配設してなる仮組治具に於いて、該支持受け金具が支持状態から回動して反転状態で保持できるように、仮組治具体又は支持受け金具の少なくともどちらか一方に任意に保持解除ができる保持手段を設け、該保持手段を磁石としている。
【選択図】図1

Description

本考案は、大型柱状構造物の鉄筋組立を帯筋等の鉄筋で仮組する仮組み用治具の支持受け装置に関する。
従来の大型鉄筋コンクリート構造物として、例えば高速道路の橋脚などの柱状構造物の鉄筋組立は、柱状構造物の外縁近傍部に沿って複数の縦筋を所定間隔で施工し、その縦筋外周に帯筋を配して固定すると共に帯筋の内側に巾止筋を縦、横に所定間隔で配して固定し、それを一組の一段とする作業をして繰返し、高さ方向に所定間隔で組立てられる。
そこで、その一組の巾止筋及び帯筋を縦筋に組立てる場合、地上で鉄筋を先組みする工法が知られ、本願出願人が出願した該先組みする工法で使用される仮組治具の仮組治具体が記載された仮組鉄筋ユニットの載せ換え移載による鉄筋施工方法がある。(例えば、特許文献1参照)
また、既設の縦筋に正確な位置でフープ筋を一人で取付けるために使用する補助具のフープ筋取付用補助具がある。(例えば、特許文献2参照)
2007年3月15日同日提出の特許願 実開昭63−177517号広報
上述した従来の特許文献1の仮組鉄筋ユニットの載せ換え移載による鉄筋施工方法で使用されている仮組治具体の支持受け金具は、上方に反転回動して仮組治具体の前面より出没可能に設けられると共に常に鉄筋を支持する出た状態にあり、この状態が、鉄筋仮組ユニットの載せ換え移載し、次の鉄筋を組立する時、支持させる直上の支持受け金具が突出しているため邪魔になり手間取っていた。
つまり、仮組治具体の最下段の支持受け金具から順次、鉄筋を支持させ組上げて行くが、その鉄筋を支持受け金具に乗せて支持する時、作業員二人が上から鉄筋を挿入して支持受け金具に支持させる直上の支持受け金具が突出しているため邪魔になり手間取っていた。
それはまた、耐震構造に組む鉄筋は、長い一本もので使用するため重量があり、例えば、D25サイズでは4mの長さで16Kg程度あり、二人の作業員で一旦、仮組治具体より上に持ち上げてから支持受け金具に載置するが、重量があるため簡単に出来ず、まして直上の支持受け金具が出ていると、いっそう載置させづらく解決策が望まれていた。
また、従来の特許文献2の補助具のフープ筋取付用補助具は、既設縦筋に複数のフープ筋を予め通しておき、支持椀をはね上げて上位の支持椀から順にフープ筋を支持椀に置いて行くとしており、一人で出来る程度の重量と一種類のフープ筋を配列する組立に使用する補助具であって、重量物で、複雑に組合せる鉄筋組立では、該文献2の既設縦筋に対応する仮組治具に予め所用の鉄筋を通しておく事が出来ず、上述該文献1の作業のように、鉄筋を持上げ、上から挿入する作業では、突出する支持受け金具が作業の障害となっており、解決策が望まれていた。
本考案は、上記課題を有効に達成するために、第1の解決手段として、該支持受け金具が支持状態から回動して反転状態で保持できるように、仮組治具体又は支持受け金具の少なくともどちらか一方に任意に保持解除ができる保持手段を設けることで、移載治具により載せ換え移載した時、支持受け金具が反転保持でき、また支持受け金具を個別に支持状態に戻して容易に施工できる事としている。
また、第2の解決手段は、保持手段を磁石とすることで、移載治具により載せ換え移載した時、支持受け金具が反転して磁石で保持される事としている。
本考案は、上述したそれぞれの手段によって有効な効果が得られるようにしたもので、特に、支持受け金具を回動可能に複数枢着した仮組治具体を所用数配設してなる仮組治具に於いて、該支持受け金具が支持状態から回動して反転状態で保持できるように、仮組治具体又は支持受け金具の少なくともどちらか一方に任意に保持解除ができる保持手段を設けた第1の解決手段により、
移載治具により載せ換え移載した時、持上げられた鉄筋により支持受け金具が反転し、その反転状態で保持されるので、仮組みする時の上部側の支持受け金具が邪魔にならず、耐震構造に組む鉄筋の組立でも仮組治具体の支持受け金具の最下段から順次、容易に組上げ施工ができ、鉄筋の仮組み施工の時間短縮が図れ、コストダウンとなる。
また、保持手段を磁石とした第2の解決手段により、
移載治具により載せ換え移載した時、持上げられた鉄筋により支持受け金具が反転し、その時磁石により反転状態で保持されるので、仮組み持の仮組治具体の揺れや振動で支持受け金具が再び反転して突出することなく、そして必要時に突出させて鉄筋を支持する事が出来、上述の効果と共に鉄筋の仮組み施工の時間短縮が図れ、コストダウンとなる。
よって、本考案は、実用上著大な効果を奏する。
本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、図1において、1は仮組治具体で、該仮組治具体1は、支柱体ベース2を介して板で平面略T字状に形成して立設され、また所定間隔で支持受け金具3、3、…を図示では六カ所、仮組治具体1の前面より突出させて反転可能に枢着している。
該支持受け金具3は、上述仮組治具体1の前面より突出させて支軸4により反転可能に枢着し、該突出する上部に後述する鉄筋ユニット5を支持する支持受け部6を凹設し、その反対の下部端に支持受け回動止部7を図3に示すように略L字状に折曲げ形成している。
また、仮組治具体1の前面側であって、上述支持受け金具3が反転して支持受け回動止部7が該仮組治具体1の前面側に当接する位置に、仮組治具体1の前面より突出して鉄筋ユニット5の上昇を邪魔しないように、支持受け回動止部7が嵌り込む凹設部を設け、その凹設した位置に、支持受け回動止部7に対応した磁石の受け金具保持部8を設けている。
而して、図2に示すように、施工される鉄筋の柱状構造物に対応した略四角状に組まれた支柱架台9に仮組治具体1、1、…を所用数、図示では八カ所立設し、該仮組治具体1、1、…のそれぞれの前面側を内側に向けて立設して仮組治具10を構成している。
その状態で、図3及び図4に示すように、該仮組治具体1、1、…の支持受け金具3、3、…に鉄筋ユニット5を掛け渡すように支持させ、本実施例の該鉄筋ユニット5は、図2に示すごとく外周に帯筋5a、5a、…と各辺に平行して配設される巾止筋5b、5b、…で構成される。
また、この仮組みされた鉄筋ユニット5は、予め、がぶり厚を考慮して鉄筋ユニット5を仮組みできるように、支柱架台9に仮組治具体1、1、…を所定のがぶり厚に対応するように各配置して固定され、該仮組治具体1、1、…に鉄筋ユニット5が仮組みされる事で、がぶり厚が正確に設定された鉄筋ユニット5を得る事ができる。
そして、帯筋5aと巾止筋5bを組合せて、ユニット化された鉄筋ユニット5を一段として、図1に示す仮組治具体1の支持受け金具3に各段同様に図示では六段、組立可能に設けている。
而して、ユニット化された鉄筋ユニット5を載せ換え移載する時、図5に示すように、仮組治具体1から移載治具体11に載せ換え、該移載治具体11の保持受け金具12と保持押え金具13で鉄筋ユニット5を確実に保持させた状態で図中の矢印のごとく該移載治具体11を鉄筋ユニット5と共に上昇させると、図6に示す矢印のように、鉄筋ユニット5が支持受け金具3を押上げ、点線矢印で示すように該支持受け金具3を反転させて通過上昇し、その時、支持受け金具3の支持受け回動止部7が受け金具保持部8の磁石に吸着されて保持される。
そして再び最初の工程から、仮組治具体1、1、…の反転保持された支持受け金具3、3、…を回動させて該仮組治具体1、1、…の前面より突出させ、該支持受け金具3、3、…に各仮組み配筋して鉄筋ユニット5を構成する。
該鉄筋ユニット5は、外周側に帯筋5a、5a、…と各辺に平行して配設される巾止筋5b、5b、…で構成し、組立てる各段毎に支持受け金具3、3、…を支持受け状態に回動させて組立、ユニット化する。
以上のように、繰返しの作業で鉄筋がユニット化され、上述のごとく、鉄筋を仮組治具体1、1、…の反転保持された支持受け金具3、3、…の上から挿入して支持させる作業に、該支持受け金具3、3、…が反転保持されているので邪魔にならず、これは上述した耐震構造に組む鉄筋が、重量物で且つ二人の作業員が協調して作業する必要があることから、鉄筋を微妙にコントロールして支持させる事を極力少なくすることで作業が容易となり、また突出する該支持受け金具3、3、…が邪魔になら無い事が特に重要となる。
なお、受け金具保持部8を磁石としているが粘着体又は面ファスナーなど一時的に保持するものであっても良いが図示は省略した。
また、支持受け金具3の支軸より後方に該支持受け金具3が倒れるようにして反転保持するようにしても良いが、移載治具体11により載せ換え移載した時の支持受け金具の反転が起らない事があり、その場合、手で反転させる事で使用しても好ましい。
本考案の実施例の斜視図である。 本考案の仮組治具の実施状態を示す平面図である。 本考案の使用状態を示す要部の正面図である。 本考案の使用状態を示す要部の側面図である。 本考案の使用状態を示す要部の正面図である。 本考案の使用状態を示す要部の側面図である。
符号の説明
1 仮組治具体
3 支持受け金具
5 鉄筋ユニット
6 支持受け部
7 支持受け回動止部
8 受け金具保持部
10 仮組治具

Claims (2)

  1. 支持受け金具を回動可能に複数枢着した仮組治具体を所用数配設してなる仮組治具に於いて、該支持受け金具が支持状態から回動して反転状態で保持できるように、仮組治具体又は支持受け金具の少なくともどちらか一方に任意に保持解除ができる保持手段を設けたことを特徴とする鉄筋仮組治具の支持受け装置。
  2. 保持手段を磁石としたことを特徴とする請求項1記載の鉄筋仮組治具の支持受け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017043952A (ja) * 2015-08-26 2017-03-02 東急建設株式会社 鉄筋地組装置および地組鉄筋施工方法
CN114412896A (zh) * 2020-10-28 2022-04-29 深圳市洲明科技股份有限公司 一种组装治具及显示模组的组装方法

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