JP2017043952A - 鉄筋地組装置および地組鉄筋施工方法 - Google Patents
鉄筋地組装置および地組鉄筋施工方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017043952A JP2017043952A JP2015166739A JP2015166739A JP2017043952A JP 2017043952 A JP2017043952 A JP 2017043952A JP 2015166739 A JP2015166739 A JP 2015166739A JP 2015166739 A JP2015166739 A JP 2015166739A JP 2017043952 A JP2017043952 A JP 2017043952A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing bar
- column
- suspension
- support
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 title claims abstract description 151
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 13
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 102
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 23
- 238000010276 construction Methods 0.000 claims description 16
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 10
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 6
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 5
- 239000011150 reinforced concrete Substances 0.000 description 4
- 210000003205 muscle Anatomy 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Foundations (AREA)
Abstract
【解決手段】平坦な作業ヤード上に配置した土台に下端を嵌合して立設する複数本の吊込支柱および地組支柱と、前記吊込支柱を吊り込むための吊枠と、からなり、前記吊込支柱および前記地組支柱には、鉤状の支持金具を、最下段の高さをそろえ、かつ高さ方向に鉄筋ユニットの配筋間隔と同じ間隔を隔てて並設し、前記吊込支柱の前記支持金具を並設した側の下端に切り欠きを形成する、鉄筋地組装置。
【選択図】図1
Description
これは、地上にて鉄筋ユニットを地組するための仮組治具と、地組した鉄筋ユニットを吊り込むための移載治具と、からなる。
(1)地組用の仮組治具と、吊り込み用の移載治具を別々に用意する必要がある。
(2)仮組治具上で仮組みした鉄筋ユニットを、移載治具に載せ替える工程が必要となる。
(3)載せ替え作業の効率化のために、全ての金具が回動可能に構成されており、高価である。
(4)全ての金具を回動可能に構成しているため、大径(D38以上)の鉄筋には対応できない。
本願の第2発明は第1発明の鉄筋地組装置において、摺動により前記吊込支柱から前記支持金具と同じ方向に突出して前記支持金具との間で鉄筋を挟持できる固定金具を有し、前記固定金具は、前記吊込支柱の表面に沿って摺動する回転軸と、前記回転軸の両端を直角に折曲して形成する固定部および止め部とにより略U字状に形成し、前記固定金具は前記回転軸を軸として回動し、前記固定部を前記吊込支柱から引き出して前記回転軸を軸として回転し前記固定部を下方に向けることで、前記支持金具と前記固定部とによって鉄筋を挟持することを特徴とする、鉄筋地組装置を提供する。
本願の第3発明は、平坦な作業ヤード上に配置した土台に下端を嵌合して立設した吊込支柱および地組支柱に鉄筋を配筋して鉄筋ユニットを構築する鉄筋ユニット構築工程と、クレーンに吊り下げた吊枠と前記吊込支柱を吊りワイヤを介して連結し、前記クレーンにより前記吊枠、前記吊込支柱および前記吊込支柱にて支持した前記鉄筋ユニットを吊り上げる、鉄筋ユニット吊り上げ工程と、吊り上げた前記鉄筋ユニットから前記地組支柱を外す工程と、吊り上げた前記鉄筋ユニットおよび前記吊込支柱を所定の位置まで吊り下げる、鉄筋ユニット吊り下げ工程と、前記鉄筋ユニットと柱主筋を結束する工程と、前記鉄筋ユニットから前記吊込支柱を取り外して、前記吊込支柱を吊り上げる工程と、を有する地組鉄筋施工方法を提供する。
本願の第4発明は、第3発明の地組鉄筋施工方法において、前記鉄筋ユニット吊り下げ工程は、前記鉄筋ユニットの最下段の鉄筋が前記柱主筋の直上になる位置まで前記鉄筋ユニットおよび前記吊込支柱を吊り下げる工程と、前記柱主筋の先端に鉄筋誘導キャップを取り付けて、前記鉄筋誘導キャップの側面を前記鉄筋ユニットの最下段の鉄筋に接触させて、前記柱主筋を前記最下段の鉄筋に対して所定の位置に誘導する工程と、前記鉄筋誘導キャップにより前記柱主筋を誘導した状態で前記鉄筋ユニットおよび前記吊込支柱を所定の位置まで吊り下げる工程と、を有し、前記鉄筋誘導キャップは先端を丸く形成した円筒状の部材であり、後端の円筒内部に前記柱主筋を挿入して嵌合し、前記鉄筋誘導キャップの後端に前記柱主筋を挿入した際に、前記鉄筋誘導キャップの先端が前記最下段の鉄筋よりも上となるように、前記鉄筋誘導キャップの内部にストッパーを設ける、地組鉄筋施工方法を提供する。
(1)地組に使用する吊込治具によって鉄筋ユニットを吊り上げるため、別に移載治具を用意して載せ替える工程が不要である。
(2)吊込支柱、地組支柱の支持金具はいずれも固定するものであるため安価で強度が高く、D38以上の大径の鉄筋の地組にも使用することができる。
(3)鉄筋誘導キャップによって柱主筋を誘導しながら鉄筋ユニットを吊り下げることができるため、確実に所定の位置に鉄筋ユニットを吊り入れることができる。
<1>鉄筋地組装置の構成。
本発明の鉄筋地組装置は、複数段のフープ筋を支持するための複数の支持金具11、21を有する吊込支柱1および地組支柱2と、吊込支柱1と地組支柱2を作業ヤード上に立たせるための土台3と、吊込支柱1および地組支柱2により地組した鉄筋ユニット5を水平に吊り込むための吊枠4と、からなる。(図1)
鉄筋ユニット5は、鉄筋コンクリート構造物に使用する鉄筋をあらかじめ組んだものであり、フープ筋51やせん断補強鉄筋52を組み合わせて構成し、鉄筋コンクリート構造物の柱主筋6を取り囲むように配置して連結するものである。(図2)
吊込支柱1は平板状の柱体である。(図3)
吊込支柱1には鉤状の支持金具11を長さ方向の一方の側辺から突出し溶接等により固定する。
支持金具11は高さ方向に間隔を隔てて複数個並設する。支持金具11の本数や間隔は、地組する鉄筋ユニット5のフープ筋51の本数や間隔に合わせる。
吊込支柱1の支持金具11が突出する側の下端には、切り欠き12を設ける。
吊込支柱1の上端付近には、吊穴13を設ける。
地組支柱2は平板状の柱体である。(図3)
吊込支柱2には吊込支柱1と同様に、地組する鉄筋ユニット5のフープ筋51の本数や間隔に合わせて、鉤状の支持金具21を長さ方向の一方の側辺から突出し溶接等により固定する。
吊込支柱1の最下段の支持金具11と、地組支柱2の最下段の支持金具21は、それぞれの支柱の下端部からの長さを同一とする。
土台3は例えばH鋼からなり、平坦な作業ヤード上に配置する。作業ヤードの地面が鋼製覆工板により覆われている場合には鋼製覆工板に溶接固定してもよい。
土台3には、吊込支柱1または地組支柱2が垂直に立設した状態で下端を支持するための支柱差し込み口31を設ける。(図3)
支柱差し込み口31は立設する吊込支柱1および地組支柱2の断面よりもやや大きくし、支柱差し込み口31と吊込支柱1、地組支柱2とは緩嵌合とする。
吊込支柱1は組み上げた鉄筋ユニット5の吊込時にも使用するものであり、吊込時に鉄筋ユニット5が変形せずかつ水平に吊り込むために必要な本数を配置する。
吊込支柱1の間隔が広すぎると地組する際にフープ筋51やせん断補強筋52が自重で垂れ下がってしまうため、吊込支柱1の間に地組支柱2を配置する。
吊込支柱1は吊込の際に施工位置において既に配置してある柱主筋6と干渉しない位置とする。
本実施例のようにフープ筋51が二重になるような鉄筋ユニットの場合には、
外側のフープ筋51a用に吊込支柱1、内側のフープ筋51b用に地組支柱2を配置する。(図1)このとき、吊込支柱1の支持金具11は外側を向くようにし、地組支柱2の支持金具21は内側を向くようにすることで、内側と外側の両フープ筋51a、bを同時に配筋することができる。
吊込支柱1、地組支柱2の支持金具11、21はいずれも溶接等により固定した状態で鉄筋を支持するため安価でありかつ強度が高く、D38以上の大径の鉄筋の地組にも使用することができる。
吊枠4は鋼材を組み合わせて構成する枠体である。(図1)
吊枠4は枠体の下方に吊込支柱1が位置するように構成し、それぞれの吊込支柱1に対応する位置に吊り点41を設ける。
<1>吊込支柱、地組支柱の配置。
上述の配置位置に吊込支柱1および地組支柱2が配置されるように、土台3を配置し、土台3の支柱差し込み口31に吊込支柱1および地組支柱2の下端を差し込んで立設する。(図4a)
吊込支柱1と地組支柱2の支持金具11、21は、最下段の支持金具11、21がそれぞれの支柱の下端部からの長さが同じであり、また、あらかじめ決められた間隔で設けられているため、土台3に立設することにより、対応する支持金具11、21の高さは同一となる。
土台3上に段取り筋7を配置して配筋の墨出しを行うこともできる。段取り筋7は、平坦な作業ヤード上で構築するフープ筋の形状に合わせる雛形の鉄筋であって、既に配置されている柱主筋6の位置を墨出しした鉄筋である。
吊込支柱1の支持金具11、地組支柱2の支持金具21にフープ筋51およびせん断補強筋52を支持させて配筋していき、鉄筋ユニット5を地組により構築する。(図4b)
支持金具11、21があらかじめ決められた間隔で同じ高さに位置する吊込支柱1および地組支柱2間に配筋するため、常に一定の間隔でフープ筋51を平行に配筋することができる。
地組した鉄筋ユニット5の上部にクレーンに吊り下げた吊枠4を配置する。そして吊枠4の吊り点41に取り付けた吊りワイヤ42の下端を吊込支柱1の吊穴13に取り付ける。
そして、吊枠4を吊り上げていくことにより、吊込支柱1の支持金具11でフープ筋51を支持して鉄筋ユニット5を吊り上げる。吊込支柱1の下端と土台3の支柱差し込み口31は緩嵌合のため、吊枠4を吊り上げることにより土台3から引き抜かれる(図4c)。
このとき、地組支柱2は吊枠4によっては吊り上げられずにフープ筋51が支持金具21から離れるが、そのまま鉄筋ユニット5を吊り上げていくと、下段のフープ筋51によって、地組支柱2が持ち上がってしまう。よって、地組支柱2を90°以上回転させることにより、支持金具21がフープ筋51を躱して鉄筋ユニット5から外す。
地組に使用した吊込支柱1をそのまま鉄筋ユニット5の吊り上げに使用するため、別に移載治具を用意して載せ替える必要が無い。
鉄筋ユニット5を柱主筋6の間に吊り入れていく。(図5a)
鉄筋ユニット5は柱主筋6を包囲した状態で連結するものであるため、そのまま吊り入れていくと鉄筋ユニット5のフープ筋51と柱主筋6は干渉してしまう。
よって、鉄筋ユニット5の最下端のフープ筋51cを柱主筋6の先端の直上の高さまで吊り下げたら、柱主筋6の先端に鉄筋誘導キャップ8を取り付けて、柱主筋6をフープ筋51に対する所定の位置に誘導する。(図5b)
鉄筋誘導キャップ8は円筒状の部材であり、先端を丸く形成する(図6)。
鉄筋誘導キャップ8の後端は内径を柱主筋6の外径よりも大きくし、柱主筋6の先端を挿入して嵌合する。
鉄筋誘導キャップ8内部には丸鋼などからなるストッパー81を設けて、柱主筋6に嵌合した際に鉄筋誘導キャップ8の先端の高さが柱主筋6の先端から少なくともフープ筋51の間隔以上の高さとなるようにする。この高さは、柱鉄筋6の直上まで吊り下げた鉄筋ユニット5の最下段のフープ筋51cの高さ以上となるようにする。
柱主筋6の直上には鉄筋ユニット5のフープ筋51cが位置している。この柱主筋6の先端に鉄筋誘導キャップ8を取り付ける。このとき鉄筋誘導キャップ8の先端がフープ筋51cよりも上になるように鉄筋ユニット5を柱主筋6の直上まで吊り下げておく。
鉄筋誘導キャップ8は柱主筋6をフープ筋51cに対する所定の方向に撓らせてから取り付けることで、鉄筋誘導キャップ8の側面がフープ筋51cに接触し、鉄筋誘導キャップ8の先端がフープ筋51cに対して所定の位置となる。
この状態で鉄筋ユニット5を吊り下げていくと、先端を丸く形成した鉄筋誘導キャップ8を取り付けた柱主筋6がフープ筋51に対する適正位置を保ったままで確実に鉄筋ユニット5を吊り下げることができる(図5c)。
誘導が完了した柱主筋6にとりつけた鉄筋誘導キャップ8は取り外す。
柱主筋6の高さは鉄筋コンクリート構造物の高さによって複数に分けられており、また、柱主筋6は機械式継手を用いて所定の高さまで延長する。このため、鉄筋ユニット5を吊り下げる際には、柱主筋6の異なる高さで複数回、鉄筋ユニット5の誘導が必要となる。
鉄筋誘導キャップ8は柱主筋6に取り付けるものであるため容易に取り外しができ作業も容易であり、複数回の作業にも対応できる。
鉄筋ユニット5を所定の高さまで吊り下げたら、フープ筋51と柱主筋6を結束する。
鉄筋ユニット5は複数段を積層するものであるが、吊込支柱1の下端には切り欠き12を設けているため、すでに配置された下段の鉄筋ユニット5の最上段のフープ筋51dに吊込支柱1が干渉しない。(図5d)
鉄筋ユニット5を柱主筋6に結束して固定した後に吊込支柱1を吊り下げていくと、柱主筋6に固定したフープ筋51が吊込支柱1の支持金具11から離れる。そして吊込支柱1を90°以上回転することにより支持金具11がフープ筋51を躱し、鉄筋ユニット5から外すことができる。(図5d)
そして、このまま吊枠4を吊り上げて吊込支柱1を吊り上げて、再度鉄筋ユニット5の地組に利用する。
<1>固定金具。
吊込支柱1には、支持金具11の他に固定金具14を取り付けてもよい。(図7)
固定金具14は、フープ筋51の支持金具11に対する上方への離脱を防止する部材であり、吊込支柱1の取付面に軸支する回転軸141と、回転軸141の先端に設けた鉤状の固定部142と、回転軸141の後端に設けた止め部143とからなる略U字状の金具である。
吊込支柱1の取付面に軸支した回転軸141は取付面方向に摺動可能とし、固定金具14を吊込支柱1から突設しない状態に吊込支柱1の平面視した取付面内に収容することができる。
固定金具14はあらかじめ固定部142および止め部143を上方に向けた状態で吊込支柱1側に収容しておく。(図8a)
そして、吊込支柱1の支持金具11にフープ筋51を配筋したのち、回転軸141を摺動して吊込支柱1から固定部142を支持金具11と同じ方向に引き出す。吊込支柱1の他端には止め部143を設けるため、固定部142が支持金具11方向に突出した状態で停止する。そして、回転軸141を回転して固定部142を下方に向けることで、支持金具11と固定金具の固定部142とによってフープ筋51を挟持し、鉄筋ユニット5と吊込支柱1を一体とする。(図8b)
鉄筋ユニット5と吊込支柱1を固定して一体とすることにより、鉄筋ユニット5を吊り下げる際に鉄筋ユニット5が障害物に当たった際に、吊込支柱1のみが下がって鉄筋ユニット5から離脱すること防止することができる。
固定金具14は、支持金具11ごとに設けてもよいし、複数の支持金具11のうちから選択して設けてもよい。
鉄筋ユニット5を所定の高さまで吊り下げてフープ筋51を柱主筋6に固定したのち、回転軸141を回転して固定部142を上方に向けることでフープ筋51が支持金具11から離脱できるようにする。そして、固定軸141を摺動して固定部142を吊込支柱1側に引き込む。
これにより、吊込支柱1を鉄筋ユニット5から外して吊り上げる際に、固定金具14が干渉することがない。
11 支持金具
12 切り欠き
13 吊穴
14 固定金具
141 回転軸
142 固定部
143 止め部
2 地組支柱
21 支持金具
3 土台
31 支柱差し込み口
4 吊枠
41 吊り点
42 吊りワイヤ
5 鉄筋ユニット
51 フープ筋
52 せん断補強筋
6 柱主筋
7 段取り筋
8 鉄筋誘導キャップ
81 ストッパー
Claims (4)
- 平坦な作業ヤード上に配置した土台に下端を嵌合して立設する複数本の吊込支柱および地組支柱と、
前記吊込支柱を吊り込むための吊枠と、からなり、
前記吊込支柱および前記地組支柱には、鉤状の支持金具を、最下段の高さをそろえ、かつ高さ方向に鉄筋ユニットの配筋間隔と同じ間隔を隔てて並設し、
前記吊込支柱の前記支持金具を並設した側の下端に切り欠きを形成する、鉄筋地組装置。 - 請求項1に記載の鉄筋地組装置において、
摺動により前記吊込支柱から前記支持金具と同じ方向に突出して前記支持金具との間で鉄筋を挟持できる固定金具を有し、
前記固定金具は、前記吊込支柱の表面に沿って摺動する回転軸と、前記回転軸の両端を直角に折曲して形成する固定部および止め部とにより略U字状に形成し、
前記固定金具は前記回転軸を軸として回動し、
前記固定部を前記吊込支柱から引き出して前記回転軸を軸として回転し前記固定部を下方に向けることで、前記支持金具と前記固定部とによって鉄筋を挟持することを特徴とする、鉄筋地組装置。 - 平坦な作業ヤード上に配置した土台に下端を嵌合して立設した吊込支柱および地組支柱に鉄筋を配筋して鉄筋ユニットを構築する鉄筋ユニット構築工程と、
クレーンに吊り下げた吊枠と前記吊込支柱を吊りワイヤを介して連結し、前記クレーンにより前記吊枠、前記吊込支柱および前記吊込支柱にて支持した前記鉄筋ユニットを吊り上げる、鉄筋ユニット吊り上げ工程と、
吊り上げた前記鉄筋ユニットから前記地組支柱を外す工程と、
吊り上げた前記鉄筋ユニットおよび前記吊込支柱を所定の位置まで吊り下げる、鉄筋ユニット吊り下げ工程と、
前記鉄筋ユニットと柱主筋を結束する工程と、
前記鉄筋ユニットから前記吊込支柱を取り外して、前記吊込支柱を吊り上げる工程と、を有する地組鉄筋施工方法。 - 請求項3に記載の地組鉄筋施工方法において、前記鉄筋ユニット吊り下げ工程は、
前記鉄筋ユニットの最下段の鉄筋が前記柱主筋の直上になる位置まで前記鉄筋ユニットおよび前記吊込支柱を吊り下げる工程と、
前記柱主筋の先端に鉄筋誘導キャップを取り付けて、前記鉄筋誘導キャップの側面を前記鉄筋ユニットの最下段の鉄筋に接触させて、前記柱主筋を前記最下段の鉄筋に対して所定の位置に誘導する工程と、
前記鉄筋誘導キャップにより前記柱主筋を誘導した状態で前記鉄筋ユニットおよび前記吊込支柱を所定の位置まで吊り下げる工程と、を有し、
前記鉄筋誘導キャップは先端を丸く形成した円筒状の部材であり、後端の円筒内部に前記柱主筋を挿入して嵌合し、
前記鉄筋誘導キャップの後端に前記柱主筋を挿入した際に、前記鉄筋誘導キャップの先端が前記最下段の鉄筋よりも上となるように、前記鉄筋誘導キャップの内部にストッパーを設ける、地組鉄筋施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015166739A JP6369870B2 (ja) | 2015-08-26 | 2015-08-26 | 鉄筋地組装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015166739A JP6369870B2 (ja) | 2015-08-26 | 2015-08-26 | 鉄筋地組装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018020035A Division JP6493939B2 (ja) | 2018-02-07 | 2018-02-07 | 地組鉄筋施工方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017043952A true JP2017043952A (ja) | 2017-03-02 |
JP6369870B2 JP6369870B2 (ja) | 2018-08-08 |
Family
ID=58211401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015166739A Active JP6369870B2 (ja) | 2015-08-26 | 2015-08-26 | 鉄筋地組装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6369870B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020084701A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | 山本建設 株式会社 | 鉄筋支持構造、鉄筋支持モジュール、及び鉄筋支持治具 |
JP7058391B1 (ja) * | 2021-09-22 | 2022-04-22 | 山本建設 株式会社 | 鉄筋施工方法 |
WO2023047887A1 (ja) * | 2021-09-22 | 2023-03-30 | 山本建設 株式会社 | 鉄筋施工方法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4165067A (en) * | 1976-07-28 | 1979-08-21 | Jernigan Emory J | Apparatus for making substantially impenetrable members |
JP2000104404A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-11 | Mamoru Kuroki | 鉄筋の施工法及びそれに用いる鉄筋の仮組治具 |
JP2001115649A (ja) * | 1999-10-21 | 2001-04-24 | Masayuki Munekiyo | 鉄筋仮組施工方法及びその仮組治具 |
JP2003313860A (ja) * | 2002-04-26 | 2003-11-06 | Toda Constr Co Ltd | 立坑鉄筋組立方法及び組立装置 |
JP2006103966A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Masayuki Munekiyo | 鉄筋移載用吊り金具 |
JP2006125038A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Shinko Wire Co Ltd | コンクリート構造物の配筋装置と配筋方法 |
JP3132735U (ja) * | 2007-03-15 | 2007-06-21 | 昌之 宗清 | 鉄筋仮組治具の支持受け装置。 |
JP2008223458A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Masayuki Munekiyo | 仮組鉄筋ユニットの載せ換え移載による鉄筋施工方法 |
-
2015
- 2015-08-26 JP JP2015166739A patent/JP6369870B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4165067A (en) * | 1976-07-28 | 1979-08-21 | Jernigan Emory J | Apparatus for making substantially impenetrable members |
JP2000104404A (ja) * | 1998-09-30 | 2000-04-11 | Mamoru Kuroki | 鉄筋の施工法及びそれに用いる鉄筋の仮組治具 |
JP2001115649A (ja) * | 1999-10-21 | 2001-04-24 | Masayuki Munekiyo | 鉄筋仮組施工方法及びその仮組治具 |
JP2003313860A (ja) * | 2002-04-26 | 2003-11-06 | Toda Constr Co Ltd | 立坑鉄筋組立方法及び組立装置 |
JP2006103966A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Masayuki Munekiyo | 鉄筋移載用吊り金具 |
JP2006125038A (ja) * | 2004-10-28 | 2006-05-18 | Shinko Wire Co Ltd | コンクリート構造物の配筋装置と配筋方法 |
JP3132735U (ja) * | 2007-03-15 | 2007-06-21 | 昌之 宗清 | 鉄筋仮組治具の支持受け装置。 |
JP2008223458A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Masayuki Munekiyo | 仮組鉄筋ユニットの載せ換え移載による鉄筋施工方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020084701A (ja) * | 2018-11-30 | 2020-06-04 | 山本建設 株式会社 | 鉄筋支持構造、鉄筋支持モジュール、及び鉄筋支持治具 |
JP7058391B1 (ja) * | 2021-09-22 | 2022-04-22 | 山本建設 株式会社 | 鉄筋施工方法 |
WO2023047887A1 (ja) * | 2021-09-22 | 2023-03-30 | 山本建設 株式会社 | 鉄筋施工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6369870B2 (ja) | 2018-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6493939B2 (ja) | 地組鉄筋施工方法 | |
JP5822509B2 (ja) | 風力発電機のためのハイブリッド型塔の建設方法 | |
JP6369870B2 (ja) | 鉄筋地組装置 | |
CN104675171B (zh) | 大型立式储罐铝合金拱顶整体吊装施工方法 | |
JP4385236B1 (ja) | 深礎杭の鉄筋構築施工法及びその鉄筋ユニット体 | |
CN207714310U (zh) | 一种钢筋笼下放装置 | |
CN110904953B (zh) | 钢筋笼悬吊架及超长超重钢筋笼的安装方法 | |
CN212129960U (zh) | 一种框架梁钢筋架空安装装置 | |
JP6274596B1 (ja) | 深礎杭の鉄筋構築施工方法及び吊り冶具 | |
CN109469083B (zh) | 基础梁钢筋笼装配系统及其施工方法 | |
CN106223377A (zh) | 一种用于逆作法立柱垂直度调整的叠拼式加强型调垂机构 | |
JP2016217013A (ja) | 孔部形成治具および孔部形成方法 | |
CN113136961A (zh) | 用于大跨度桁架的提升结构及其提升方法 | |
JP6362141B2 (ja) | 鉄筋籠用の補強枠、フープ筋、およびそれらを用いた鉄筋籠 | |
JP5931819B2 (ja) | 地中梁配筋用上下分離式架台を用いる地中梁配筋方法及びその架台 | |
JP6428014B2 (ja) | 逆打ち支柱の構築方法 | |
CN108240113A (zh) | 可拆卸跨洞口的支撑装置及方法 | |
JP2022122243A (ja) | 鉄筋かごの組立方法及び組立装置 | |
CN205421366U (zh) | 一种用于逆作法立柱垂直度调整的叠拼式加强型调垂机构 | |
CN107974940A (zh) | 桥梁圆形墩柱套接方形盖梁锚固钢筋骨架的方法 | |
CN113585492A (zh) | 一种多构件复杂构件相交节点系统及其施工方法 | |
JP6309153B1 (ja) | 連結吊り金具 | |
JP4274370B2 (ja) | コンクリート構造物の配筋装置と配筋方法 | |
JP2004036235A (ja) | 鉄塔嵩上げ工法 | |
JP2021139111A (ja) | 吊持装置及び鉄筋かごの建込み方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170310 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20171226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180626 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180704 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6369870 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |