JP3131263B2 - 画像通信装置及び画像通信方法 - Google Patents

画像通信装置及び画像通信方法

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JP3131263B2
JP3131263B2 JP04003471A JP347192A JP3131263B2 JP 3131263 B2 JP3131263 B2 JP 3131263B2 JP 04003471 A JP04003471 A JP 04003471A JP 347192 A JP347192 A JP 347192A JP 3131263 B2 JP3131263 B2 JP 3131263B2
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昇 米田
仁 高橋
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松下電送システム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像通信装置及び画像通
信方法に関する。例えば、ファクシミリ通信における画
信号は高速信号(2400bps 以上)で伝送されるが、回線
の状態により正しく伝送できる保証がない。
【0002】このため、CCITT−T.30規格で
は、画信号の伝送の前にトレーニングチェックを行って
伝送速度を決定し、通信の確実性を保証している。しか
し、このトレーニングチェックに1.5秒程度の時間を
必要とするため、通信時間が長くなっている。このた
め、通信を確実に行い、且つ通信時間(伝送制御時間)
を短縮することが求められている。
【0003】
【従来の技術】図5は従来の信号シーケンス図、図6は
HDLCフレーム説明図である。図5はファクシミリ通
信の場合を示したもので、CCITT−T.30に準拠
したものである。ここで、受信側装置は、着信を受ける
と、NSF(非標準機能識別信号)・DIS(ディジタ
ル識別信号)信号により、自端末の能力(受信速度等)
を通知し、送信側装置は、このNSF・DIS信号を受
信すると、NSS(非標準機能設定)信号を送出して、
通信モード(伝送速度等)の指示を行う。これらのNS
F,DIS,NSS信号は手順信号と呼ばれ、確実な伝
送を保証するため、低速信号(ファクシミリ通信では30
0bps)で送信される。またこれらの手順信号はHDLC
フレームで伝送される。HDLCフレームは、図6に示
すように、FCS(フレームチェッキングシーケンス)
を持ち、受信側装置においてエラーの有無を認識するこ
とができるようになっている。
【0004】送信側装置はNSS信号を送信した後、T
CF(トレーニングチェック)信号を送信する。TCF
は、NSS信号で指示した伝送速度(例えば2400bps)で
"0”信号を1.5秒送出するもので、受信側装置は、
TCF信号を正常に受信すると、CFR(受信準備確認
信号)信号を送信する。送信側装置は、このCFR信号
を受信すると、PIX(画信号)送信に移行する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
例えばファクシミリ通信では、高速信号の画信号を送信
する前に、トレーニングチェックとして1.5秒間TC
F信号を送信することになっており、通信時間が長くな
るという課題がある。
【0006】本発明は、上記課題に鑑み、トレーニング
チェック時間を短縮して通信時間を短縮する画像通信装
置及び画像通信方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像通信装置及
び画像通信方法は、高速の伝送制御信号によってトレー
ニングチェックを行うに際し、このトレーニングチェッ
クへの移行を示す伝送制御信号を送信側装置または/及
び受信側装置から送出する構成とした。
【0008】
【作用】本発明は、高速の伝送制御信号によってトレー
ニングチェックを行うので、通信時間を大幅に短縮でき
るとともに、高速の伝送制御信号によるトレーニングチ
ェックへの移行を示す信号が送信側装置または/及び受
信側装置から送出されるため、確実にトレーニングチェ
ックへの移行を行うことができるという作用効果を奏す
る。
【0009】
【実施例】図1は、本発明の原理図であり、10は送信側
装置で、受信側装置20との間に設定された伝送速度によ
り、伝送制御信号を送信する。受信側装置20は、受信し
た該伝送制御信号を用いてトレーニングチェックを行
う。この際、伝送制御信号としてHDLCフレーム構成
の信号が用いられている場合は、受信側装置20は、HD
LCフレーム中に設けられているフレームチェッキング
シーケンスFCSを用いてチェックする。
【0010】なお、設定された伝送速度の伝送制御信号
を受信し、且つトレーニングチェックを行う機能が受信
側装置20に有るか否かを判別する手段を送信側装置10に
持たせることにより、受信側装置20の機能に容易に対応
させることが可能となる。
【0011】以上のごとく、設定された伝送速度の伝送
制御信号を用いてトレーニングチェックを行うことによ
りトレーニングチェックを高速で行うことができ、従来
例の方法と比較して通信時間を大幅に短縮することが可
能となる。
【0012】図2は一実施例の信号シーケンス図、図3
は一実施例の信号構成図、図4は送信動作フローチャー
ト図である。以下、ファクシミリ通信を例とし、伝送制
御信号としてHDLCフレームを用いた例を示す。
【0013】図2において、送信側装置10, 受信側装置
20は、それぞれファクシミリ装置であって、各々伝送制
御を行う伝送制御部10a ,20a を備える。この送信側装
置10と受信側装置20との間でやりとりする信号および手
順は、従来例で示したCCITT−T.30に準拠した
もので、非標準機能識別信号NSF,非標準機能設定信
号NSSを使用する。
【0014】図2,図3に示すNSS−1信号は、図5
に示した従来のNSS信号を2組のフレームに分割した
前部分のフレームで、送信側装置10の伝送制御部10a
は、このNSS−1信号で少なくとも画信号の伝送速度
を設定し、且つ高速NSS送信指示ビット7をFIFの
一部に付加して低速(300bps)で送信する。NSS−2
信号は、NSS−1号信号で設定した機能を除く他の機
能、例えば電話番号, 原稿サイズ等を設定するフレーム
で、伝送制御部10a は、このフレームをNSS−1信号
で設定した伝送速度、例えば2400bps で送信する。
【0015】また、図2のNSF信号は、図3に示すよ
うに、従来のNSF信号のうちのFIFの一部に高速N
SS受信能力ビット6を付加したもので、受信側装置20
の伝送制御部20a は、回線接続後にこのビット6を例え
ばオンにして送信側装置10に、高速のNSS−2信号の
受信可能を通知する。なお、いずれのフレームもHDL
Cフレームで、フレームチェッキングシーケンスFCS
を有する。
【0016】以上の構成において、次のような動作が行
われる。図4の送信動作参照 (1) 回線が接続されると、受信側装置20は、NSF・D
IS信号を送信側装置10に300bpsで送信する。このと
き、受信側装置20は、高速のNSS−2信号が受信可能
ならば、高速NSS受信能力ビット6をオンにしてお
く。 (2) 送信側装置10では、NSF信号を受信すると、高速
NSS受信能力ビット6がオンか否かを検証し、オフな
らば、従来通りの手順、即ち図5に示す手順で画信号を
送信する。〔図4のステップ1(S1)〕 (3) 高速NSS受信能力ビット6がオンならば、送信側
装置10は、非標準機能の一部としての画信号の伝送速度
(例えば2400bps)を設定し、且つ高速NSS送信指示ビ
ット7 をオンにしたNSS−1信号を送信し(S2)、
続いて、残る機能を設定したNSS−2信号を、設定し
た画信号の伝送速度2400bps で送信する。(S3) (4) 受信装側置20では、この高速のNSS−2信号を受
信すると、フレームチェックを行い、正常ならば、受信
準備確認信号CFR信号を応答する。 (5) CFR信号を受信した送信装置10は、画信号PIX
を送信する。(S4) 以上のごとく、NSS信号を分割し、前のNSS−1信
号で伝送速度を設定し、残る機能を設定したNSS−2
信号をその伝送速度で送信して、伝送チェックを行うた
め、従来の1.5秒間 "0"信号を送信するTCF信号に
よるトレーニングチェックに比較して大幅にチェック時
間が短縮され、従ってファクシミリ通信時間が短縮され
る。
【0017】なお、以上の実施例では、NSS信号で設
定する機能を2組に分割して、それぞれNSS−1信号
およびNSS−2信号で設定したが、NSS−1信号で
従来のNSS信号と同様にすべての機能を設定し、NS
S−2信号は、機能は設定せずチェック用ダミーとして
最小限のデータ構成として送信してもよい。
【0018】また、送受信装置間に互換性を伴わないシ
ステム(ファクシミリ通信に限らない)では、高速NS
S受信能力ビット6および高速NSS送信指示ビット7
を省略することもできる。
【0019】
【発明の効果】以上のごとく、本発明の画像通信装置及
び画像通信方法は、高速の伝送制御信号によってトレー
ニングチェックを行うので、通信時間を大幅に短縮でき
るとともに、高速の伝送制御信号によるトレーニングチ
ェックへの移行を示す信号が送信側装置または/及び受
信側装置から送出されるため、確実にトレーニングチェ
ックへの移行を行うことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 一実施例の信号シーケンス図
【図3】 一実施例の信号構成図
【図4】 送信動作フローチャート図
【図5】 従来の信号シーケンス図
【図6】 HDLCフレーム説明図
【符号の説明】
10 送信側装置 10a 伝送制御部 20 受信側装置 20a 伝送制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−152265(JP,A) 特開 平1−194622(JP,A) 特開 昭61−252747(JP,A) 特開 平1−264065(JP,A) 特開 平3−154566(JP,A) 特開 平5−75821(JP,A) 特公 平6−26428(JP,B2) 特許2845516(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 H04L 29/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信側装置から高速の伝送制御信号を受
    信可能である旨の信号を受信すると、トレーニングチェ
    ックのための高速の伝送制御信号を受信側装置に送出す
    る画像通信装置。
  2. 【請求項2】 トレーニングチェックのための高速の伝
    送制御信号を送出する前に、高速の伝送制御信号を送出
    する旨を通知する伝送制御信号を受信側装置に送出する
    画像通信装置。
  3. 【請求項3】 高速の伝送制御信号よりも遅い速度で、
    高速の伝送制御信号を送出する旨を通知する伝送制御信
    号を受信側装置に送出する請求項2記載の画像通信装
    置。
  4. 【請求項4】 送信側装置に対して高速の伝送制御信号
    を受信可能である旨の信号を送出し、送信側装置から送
    信された高速の伝送制御信号をトレーニングチェックの
    ために用いる画像通信装置。
  5. 【請求項5】 送信側装置から高速の伝送制御信号を送
    信する旨の信号を受信した後に、送信側装置から送信さ
    れた高速の伝送制御信号をトレーニングチェックのため
    に用いる画像通信装置。
  6. 【請求項6】 受信側装置から高速の伝送制御信号を受
    信可能である旨の信号を送信側装置に送信した後に、送
    信側装置が高速の伝送制御信号を送出する旨を通知する
    伝送制御信号と、トレーニングチェックのための高速の
    伝送制御信号とを受信側装置に送信する画像通信方法。
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