JPH09149226A - ファクシミリ通信方法 - Google Patents
ファクシミリ通信方法Info
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- JPH09149226A JPH09149226A JP7301712A JP30171295A JPH09149226A JP H09149226 A JPH09149226 A JP H09149226A JP 7301712 A JP7301712 A JP 7301712A JP 30171295 A JP30171295 A JP 30171295A JP H09149226 A JPH09149226 A JP H09149226A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、画像データ送信中において、受
信側ファクシミリ装置が受信不能状態となったときにお
いて、回線切断までに要する時間の短縮化が図れるファ
クシミリ通信方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 ファクシミリ通信方法において、画像デ
ータ送信中において、受信側ファクシミリ装置からのフ
ラグシーケンスが途絶えたときに、所定時間の計時を開
始し、当該所定時間を経過するまでフラグシーケンスま
たは有効な信号が検出されないときには、回線を切断さ
せる。
信側ファクシミリ装置が受信不能状態となったときにお
いて、回線切断までに要する時間の短縮化が図れるファ
クシミリ通信方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 ファクシミリ通信方法において、画像デ
ータ送信中において、受信側ファクシミリ装置からのフ
ラグシーケンスが途絶えたときに、所定時間の計時を開
始し、当該所定時間を経過するまでフラグシーケンスま
たは有効な信号が検出されないときには、回線を切断さ
せる。
Description
【０００１】
【発明の属する分野】この発明は、ファクシミリ通信方
法に関し、特に、Ｇ３Ｃ方式のファクシミリ通信方法に
関する。
法に関し、特に、Ｇ３Ｃ方式のファクシミリ通信方法に
関する。
【０００２】
【従来の技術】ＩＳＤＮ用のＧ３ファクシミリの具体的
実現方式として、Ｇ３プロトコルをベースにした方式
（勧告T.30ANNEXCに記述されているため、Ｇ３Ｃ方式と
いうことにする）と、Ｇ４プロトコルをベースにした方
式（勧告T.4ANNEXF に記述されているため、Ｇ３Ｆ方式
ということにする）とがある。
実現方式として、Ｇ３プロトコルをベースにした方式
（勧告T.30ANNEXCに記述されているため、Ｇ３Ｃ方式と
いうことにする）と、Ｇ４プロトコルをベースにした方
式（勧告T.4ANNEXF に記述されているため、Ｇ３Ｆ方式
ということにする）とがある。
【０００３】Ｇ３Ｃ方式の運用形態には、２者間でデー
タ伝送を行なう際、同時に双方から他方に向かってデー
タを伝送する全二重モードと、２者間でデータ伝送を行
なう際、双方から相手方に向かってデータを伝送できる
が、同時には１方向の伝送しか行なえない半二重モード
とがある。この発明は、Ｇ３Ｃ方式でかつ運用形態が半
二重モードであるファクシミリ通信方法を前提としてい
る。
タ伝送を行なう際、同時に双方から他方に向かってデー
タを伝送する全二重モードと、２者間でデータ伝送を行
なう際、双方から相手方に向かってデータを伝送できる
が、同時には１方向の伝送しか行なえない半二重モード
とがある。この発明は、Ｇ３Ｃ方式でかつ運用形態が半
二重モードであるファクシミリ通信方法を前提としてい
る。
【０００４】図４は、このようなファクシミリ通信にお
いて画像データ送信中に、受信側ファクシミリ装置側に
おいて、コンセント抜け、電源コードの接続不良、停電
等によって、電源が遮断された場合のシーケンスを示し
ている。
いて画像データ送信中に、受信側ファクシミリ装置側に
おいて、コンセント抜け、電源コードの接続不良、停電
等によって、電源が遮断された場合のシーケンスを示し
ている。
【０００５】送信側ファクシミリ装置から、部分ページ
を構成するフレーム単位のファクシミリ符号化データ
（FCD ）が受信側ファクシミリ装置に送出されている
間、受信側ファクシミリ装置からフラグシーケンス（Fl
ags ）が送出される。
を構成するフレーム単位のファクシミリ符号化データ
（FCD ）が受信側ファクシミリ装置に送出されている
間、受信側ファクシミリ装置からフラグシーケンス（Fl
ags ）が送出される。
【０００６】送信側ファクシミリ装置から、ある部分ペ
ージを構成するフレーム単位のファクシミリ符号化デー
タ（FCD ）が受信側ファクシミリ装置に送出されている
途中において、受信側ファクシミリ装置の電源が遮断さ
れた後においても、送信側ファクシミリ装置は当該部分
ページを構成する残りのファクシミリ符号化データ（FC
D ）を送出する。
ージを構成するフレーム単位のファクシミリ符号化デー
タ（FCD ）が受信側ファクシミリ装置に送出されている
途中において、受信側ファクシミリ装置の電源が遮断さ
れた後においても、送信側ファクシミリ装置は当該部分
ページを構成する残りのファクシミリ符号化データ（FC
D ）を送出する。
【０００７】そして、当該部分ページの残りのファクシ
ミリ符号化データ（FCD ）が全て送出されると、当該部
分ページの終了を示す部分ページ信号（PPS-NULL）が送
信側ファクシミリ装置から送出される。Ｇ３Ｃ方式で
は、ディジタル命令信号（DIS)、部分ページ信号( PPS-
Q:PPS-EOM,PPS-EOP,PPS-MPS,PPS-NULLの総称) 、切断命
令(DCN) 等の制御信号は、３つ連続して送出されること
になっているため、連続して３つ送出される制御信号
を、３＊( 制御信号) で表すことにする。
ミリ符号化データ（FCD ）が全て送出されると、当該部
分ページの終了を示す部分ページ信号（PPS-NULL）が送
信側ファクシミリ装置から送出される。Ｇ３Ｃ方式で
は、ディジタル命令信号（DIS)、部分ページ信号( PPS-
Q:PPS-EOM,PPS-EOP,PPS-MPS,PPS-NULLの総称) 、切断命
令(DCN) 等の制御信号は、３つ連続して送出されること
になっているため、連続して３つ送出される制御信号
を、３＊( 制御信号) で表すことにする。
【０００８】また、Ｇ３Ｃ方式では、コマンドを送出し
てから有効なレスポンスを受信するまでの時間としてＴ
６タイムアウトが規定されている。Ｔ６タイムアウト
は、５±０．５（ｓ）であり、有効な信号の受信または
Ｔ６タイムアウトでリセットされる。Ｔ６タイムアウト
の期間中においては、送信側ファクシミリ装置は、有効
な信号を受信するまで同じ信号の送出を繰り返す。Ｔ６
タイムアウトが経過しても有効な信号が受信されない場
合には、切断命令(DCN) を送出して回線を切断する。
てから有効なレスポンスを受信するまでの時間としてＴ
６タイムアウトが規定されている。Ｔ６タイムアウト
は、５±０．５（ｓ）であり、有効な信号の受信または
Ｔ６タイムアウトでリセットされる。Ｔ６タイムアウト
の期間中においては、送信側ファクシミリ装置は、有効
な信号を受信するまで同じ信号の送出を繰り返す。Ｔ６
タイムアウトが経過しても有効な信号が受信されない場
合には、切断命令(DCN) を送出して回線を切断する。
【０００９】図４に戻って、部分ページの残りのファク
シミリ符号化データ（FCD ）が全て送出された後、当該
部分ページの終了を示す部分ページ信号（PPS-NULL）が
送出された時点からＴ６タイムアウトの計時が開始され
る。この時点では、受信側ファクシミリ装置の電源が遮
断されているため、部分ページ信号（PPS-NULL）に対す
る有効な信号は送出されてこない。したがって、送信側
ファクシミリ装置は、Ｔ６タイムアウトが経過するま
で、部分ページ信号（PPS-NULL）の送出を繰り返す。
シミリ符号化データ（FCD ）が全て送出された後、当該
部分ページの終了を示す部分ページ信号（PPS-NULL）が
送出された時点からＴ６タイムアウトの計時が開始され
る。この時点では、受信側ファクシミリ装置の電源が遮
断されているため、部分ページ信号（PPS-NULL）に対す
る有効な信号は送出されてこない。したがって、送信側
ファクシミリ装置は、Ｔ６タイムアウトが経過するま
で、部分ページ信号（PPS-NULL）の送出を繰り返す。
【００１０】そして、Ｔ６タイムアウトが経過すると、
送信側ファクシミリ装置は切断命令(DCN) を送出する。
これにより、回線が切断される。
送信側ファクシミリ装置は切断命令(DCN) を送出する。
これにより、回線が切断される。
【００１１】このように、画像データが送出されている
ときに、受信側ファクシミリ装置の電源が遮断された場
合には、電源遮断後、部分ページの残りのファクシミリ
符号化データ（FCD ）を送出する時間およびＴ６タイム
アウトの時間の総和時間が経過するまで、回線は遮断さ
れない。
ときに、受信側ファクシミリ装置の電源が遮断された場
合には、電源遮断後、部分ページの残りのファクシミリ
符号化データ（FCD ）を送出する時間およびＴ６タイム
アウトの時間の総和時間が経過するまで、回線は遮断さ
れない。
【００１２】図５は、画像データ送信中に、受信側ファ
クシミリ装置側において、メモリオーバ、機器エラーが
発生した場合のシーケンスを示している。
クシミリ装置側において、メモリオーバ、機器エラーが
発生した場合のシーケンスを示している。
【００１３】送信側ファクシミリ装置から、部分ページ
を構成するフレーム単位のファクシミリ符号化データ
（FCD ）が受信側ファクシミリ装置に送出されている
間、受信側ファクシミリ装置からフラグシーケンス（Fl
ags ）が送出される。
を構成するフレーム単位のファクシミリ符号化データ
（FCD ）が受信側ファクシミリ装置に送出されている
間、受信側ファクシミリ装置からフラグシーケンス（Fl
ags ）が送出される。
【００１４】送信側ファクシミリ装置から、ある部分ペ
ージを構成するフレーム単位のファクシミリ符号化デー
タ（FCD ）が受信側ファクシミリ装置に送出されている
途中において、受信側ファクシミリ装置にメモリオーバ
が発生した後においても、送信側ファクシミリ装置は当
該部分ページを構成する残りのファクシミリ符号化デー
タ（FCD ）を送出する。
ージを構成するフレーム単位のファクシミリ符号化デー
タ（FCD ）が受信側ファクシミリ装置に送出されている
途中において、受信側ファクシミリ装置にメモリオーバ
が発生した後においても、送信側ファクシミリ装置は当
該部分ページを構成する残りのファクシミリ符号化デー
タ（FCD ）を送出する。
【００１５】そして、当該部分ページの残りのファクシ
ミリ符号化データ（FCD ）が全て送出されると、当該部
分ページの終了を示す部分ページ信号（PPS-NULL）が送
信側ファクシミリ装置から送出される。受信側ファクシ
ミリ装置は、部分ページ信号（PPS-NULL）を受信する
と、自機にメモリオーバが発生しているため、切断命令
(DCN) を送出する。送信側ファクシミリ装置は、切断命
令(DCN) を受信すると、切断命令(DCN) を送出する。こ
れにより、回線が切断される。
ミリ符号化データ（FCD ）が全て送出されると、当該部
分ページの終了を示す部分ページ信号（PPS-NULL）が送
信側ファクシミリ装置から送出される。受信側ファクシ
ミリ装置は、部分ページ信号（PPS-NULL）を受信する
と、自機にメモリオーバが発生しているため、切断命令
(DCN) を送出する。送信側ファクシミリ装置は、切断命
令(DCN) を受信すると、切断命令(DCN) を送出する。こ
れにより、回線が切断される。
【００１６】このように、画像データ送信中に、受信側
ファクシミリ装置側において、メモリオーバが発生した
場合には、メモリオーバが発生した時点の後において
も、部分ページの残りのファクシミリ符号化データ（FC
D ）が送出される。しかしながら、メモリオーバ発生後
に送出されたファクシミリ符号化データ（FCD ）は、受
信側ファクシミリ装置のメモリに蓄積されないため、送
信側ファクシミリ装置による部分ページの残りのファク
シミリ符号化データ（FCD ）の送出は無駄な動作とな
る。
ファクシミリ装置側において、メモリオーバが発生した
場合には、メモリオーバが発生した時点の後において
も、部分ページの残りのファクシミリ符号化データ（FC
D ）が送出される。しかしながら、メモリオーバ発生後
に送出されたファクシミリ符号化データ（FCD ）は、受
信側ファクシミリ装置のメモリに蓄積されないため、送
信側ファクシミリ装置による部分ページの残りのファク
シミリ符号化データ（FCD ）の送出は無駄な動作とな
る。
【００１７】
【００１８】この発明は、画像データ送信中において、
受信側ファクシミリ装置が受信不能状態となったときに
おいて、回線切断までに要する時間の短縮化が図れるフ
ァクシミリ通信方法を提供することを目的とする。
受信側ファクシミリ装置が受信不能状態となったときに
おいて、回線切断までに要する時間の短縮化が図れるフ
ァクシミリ通信方法を提供することを目的とする。
【００１９】
【課題を解決するための手段】この発明による第１のフ
ァクシミリ通信方法は、画像データ送信中において、受
信側ファクシミリ装置からのフラグシーケンスが途絶え
たときに、所定時間の計時を開始し、当該所定時間を経
過するまでフラグシーケンスまたは有効な信号が検出さ
れないときには、回線を切断させることを特徴とする。
ァクシミリ通信方法は、画像データ送信中において、受
信側ファクシミリ装置からのフラグシーケンスが途絶え
たときに、所定時間の計時を開始し、当該所定時間を経
過するまでフラグシーケンスまたは有効な信号が検出さ
れないときには、回線を切断させることを特徴とする。
【００２０】この発明による第２のファクシミリ通信方
法は、受信側ファクシミリ装置は、半２重方式で画像デ
ータを受信しているときに受信不能状態となったとき
に、部分ページ信号を待つことなく切断命令を送出し、
送信側ファクシミリ装置は、半２重方式で画像データを
送信しているときに切断信号を受信したときに、切断信
号を送出して回線を切断させることを特徴とする。
法は、受信側ファクシミリ装置は、半２重方式で画像デ
ータを受信しているときに受信不能状態となったとき
に、部分ページ信号を待つことなく切断命令を送出し、
送信側ファクシミリ装置は、半２重方式で画像データを
送信しているときに切断信号を受信したときに、切断信
号を送出して回線を切断させることを特徴とする。
【００２１】
【発明の実施の形態】以下、図１〜図３を参照して、こ
の発明の実施の形態について説明する。
の発明の実施の形態について説明する。
【００２２】図１は、Ｇ３Ｃ方式に適合したファクシミ
リ装置の構成を示している。
リ装置の構成を示している。
【００２３】ファクシミリ装置は、主制御部１によって
制御される。主制御部１には、操作表示部２、読み取り
部３、印字部４、画像処理部７、画像メモリ部５、シス
テムメモリ部６、Ｄチャネル通信制御部８、Ｂチャネル
通信制御部９、網インターフェース部１０が接続されて
いる。Ｄチャネル通信制御部８およびＢチャネル通信制
御部９は、網インターフェース部１０に接続されてい
る。
制御される。主制御部１には、操作表示部２、読み取り
部３、印字部４、画像処理部７、画像メモリ部５、シス
テムメモリ部６、Ｄチャネル通信制御部８、Ｂチャネル
通信制御部９、網インターフェース部１０が接続されて
いる。Ｄチャネル通信制御部８およびＢチャネル通信制
御部９は、網インターフェース部１０に接続されてい
る。
【００２４】操作表示部２は各種の操作を行なうととも
に各種案内を表示するものである。読み取り部３は、原
稿画像（送信用画像）を読み取るものである。印字部４
は受信した画像データを印字するものである。画像処理
部７は、符号化、復号化等を行なうものである。画像メ
モリ部５は、読み取り画像、受信画像等を記憶するもの
である。システムメモリ部６は、プログラム等を記憶す
るものである。Ｄチャネル通信制御部８は、回線の接
続、切断等の制御情報の伝送を行なうものである。Ｂチ
ャネル通信制御部９は、回線接続後に必要な情報の伝送
を行なうものである。Ｂチャネル通信制御部９には、受
信側ファクシミリ装置から送られてくるフラグシーケン
ス（Flags)を検出するためのフラグシーケンス検出部９
１が設けられている。
に各種案内を表示するものである。読み取り部３は、原
稿画像（送信用画像）を読み取るものである。印字部４
は受信した画像データを印字するものである。画像処理
部７は、符号化、復号化等を行なうものである。画像メ
モリ部５は、読み取り画像、受信画像等を記憶するもの
である。システムメモリ部６は、プログラム等を記憶す
るものである。Ｄチャネル通信制御部８は、回線の接
続、切断等の制御情報の伝送を行なうものである。Ｂチ
ャネル通信制御部９は、回線接続後に必要な情報の伝送
を行なうものである。Ｂチャネル通信制御部９には、受
信側ファクシミリ装置から送られてくるフラグシーケン
ス（Flags)を検出するためのフラグシーケンス検出部９
１が設けられている。
【００２５】（１）第１の実施の形態によるファクシミ
リ通信方法の説明 以下、この発明の第１の実施の形態によるファクシミリ
通信方法について説明する。
リ通信方法の説明 以下、この発明の第１の実施の形態によるファクシミリ
通信方法について説明する。
【００２６】図２は、ファクシミリ通信において画像デ
ータ送信中に、受信側ファクシミリ装置側において、コ
ンセント抜け、電源コードの接続不良、停電等によっ
て、電源が遮断された場合のシーケンスを示している。
ータ送信中に、受信側ファクシミリ装置側において、コ
ンセント抜け、電源コードの接続不良、停電等によっ
て、電源が遮断された場合のシーケンスを示している。
【００２７】送信側ファクシミリ装置から、部分ページ
を構成するフレーム単位のファクシミリ符号化データ
（FCD ）が受信側ファクシミリ装置に送出されている
間、受信側ファクシミリ装置からフラグシーケンス（Fl
ags ）が送出される。
を構成するフレーム単位のファクシミリ符号化データ
（FCD ）が受信側ファクシミリ装置に送出されている
間、受信側ファクシミリ装置からフラグシーケンス（Fl
ags ）が送出される。
【００２８】送信側ファクシミリ装置から、ある部分ペ
ージを構成するフレーム単位のファクシミリ符号化デー
タ（FCD ）が受信側ファクシミリ装置に送出されている
途中において、受信側ファクシミリ装置の電源が遮断さ
れると、受信側ファクシミリ装置からフラグシーケンス
（Flags ）が送出されなくなる。
ージを構成するフレーム単位のファクシミリ符号化デー
タ（FCD ）が受信側ファクシミリ装置に送出されている
途中において、受信側ファクシミリ装置の電源が遮断さ
れると、受信側ファクシミリ装置からフラグシーケンス
（Flags ）が送出されなくなる。
【００２９】送信側ファクシミリ装置からファクシミリ
符号化データ（FCD ）を送出しているにもかかわらず受
信側ファクシミリ装置からのフラグシーケンス（Flags
）が途絶えたことが、フラグシーケンス検出部９１に
基づいて検出されると、新たに設定した所定時間（以
下、Ｔ６ａタイムアウトという）の計時が開始される。
Ｔ６ａタイムアウトは、たとえば、Ｔ６タイムアウトと
同様に５±０．５（ｓ）程度に設定され、フラグシーケ
ンス（Flags ）または有効な信号の受信若しくはＴ６ａ
タイムアウトでリセットされる。Ｔ６ａタイムアウトが
経過してもフラグシーケンスまたは有効な信号が受信さ
れない場合には、切断命令(DCN) を送出して回線を切断
する。
符号化データ（FCD ）を送出しているにもかかわらず受
信側ファクシミリ装置からのフラグシーケンス（Flags
）が途絶えたことが、フラグシーケンス検出部９１に
基づいて検出されると、新たに設定した所定時間（以
下、Ｔ６ａタイムアウトという）の計時が開始される。
Ｔ６ａタイムアウトは、たとえば、Ｔ６タイムアウトと
同様に５±０．５（ｓ）程度に設定され、フラグシーケ
ンス（Flags ）または有効な信号の受信若しくはＴ６ａ
タイムアウトでリセットされる。Ｔ６ａタイムアウトが
経過してもフラグシーケンスまたは有効な信号が受信さ
れない場合には、切断命令(DCN) を送出して回線を切断
する。
【００３０】送信側ファクシミリ装置は、Ｔ６ａタイム
アウトの計時開始後においても、当該部分ページを構成
する残りのファクシミリ符号化データ（FCD ）を送出す
る。
アウトの計時開始後においても、当該部分ページを構成
する残りのファクシミリ符号化データ（FCD ）を送出す
る。
【００３１】そして、当該部分ページの残りのファクシ
ミリ符号化データ（FCD ）が全て送出されると、当該部
分ページの終了を示す部分ページ信号（PPS-NULL）が送
信側ファクシミリ装置から送出される。しかしながら、
受信側ファクシミリ装置の電源が遮断されているため、
部分ページ信号（PPS-NULL）に対する有効な信号は送出
されてこない。送信側ファクシミリ装置は、Ｔ６ａタイ
ムアウトが経過するまで、部分ページ信号（PPS-NULL）
の送出を繰り返す。
ミリ符号化データ（FCD ）が全て送出されると、当該部
分ページの終了を示す部分ページ信号（PPS-NULL）が送
信側ファクシミリ装置から送出される。しかしながら、
受信側ファクシミリ装置の電源が遮断されているため、
部分ページ信号（PPS-NULL）に対する有効な信号は送出
されてこない。送信側ファクシミリ装置は、Ｔ６ａタイ
ムアウトが経過するまで、部分ページ信号（PPS-NULL）
の送出を繰り返す。
【００３２】そして、Ｔ６ａタイムアウトが経過する
と、送信側ファクシミリ装置は切断命令(DCN) を送出す
る。これにより、回線が切断される。
と、送信側ファクシミリ装置は切断命令(DCN) を送出す
る。これにより、回線が切断される。
【００３３】このような通信方法では、画像データが送
出されているときに、受信側ファクシミリ装置の電源が
遮断された場合には、電源遮断後、Ｔ６ａタイムアウト
の時間が経過すると、回線が遮断される。したがって、
図４の従来例に比較すると、受信側ファクシミリ装置の
電源が遮断されてから、回線が切断されるまでの時間が
短縮化される。
出されているときに、受信側ファクシミリ装置の電源が
遮断された場合には、電源遮断後、Ｔ６ａタイムアウト
の時間が経過すると、回線が遮断される。したがって、
図４の従来例に比較すると、受信側ファクシミリ装置の
電源が遮断されてから、回線が切断されるまでの時間が
短縮化される。
【００３４】（２）第２の実施の形態によるファクシミ
リ通信方法の説明 以下、この発明の第２の実施の形態によるファクシミリ
通信方法について説明する。
リ通信方法の説明 以下、この発明の第２の実施の形態によるファクシミリ
通信方法について説明する。
【００３５】受信側ファクシミリ装置は、メモリオーバ
等によって受信不能状態となったときに、部分ページ信
号(PPS-Q) を待つことなく切断命令(DCN) を送出する機
能を備えている。また、送信側ファクシミリは、画像デ
ータ送信中であっても、切断命令(DCN) を受信できる機
能を備えている。送信側および受信側ファクシミリ装置
がこのような機能を備えていることの確認は、通信開始
時における手順信号中の非標準機能信号(NSF,NSS) で行
なわれる。
等によって受信不能状態となったときに、部分ページ信
号(PPS-Q) を待つことなく切断命令(DCN) を送出する機
能を備えている。また、送信側ファクシミリは、画像デ
ータ送信中であっても、切断命令(DCN) を受信できる機
能を備えている。送信側および受信側ファクシミリ装置
がこのような機能を備えていることの確認は、通信開始
時における手順信号中の非標準機能信号(NSF,NSS) で行
なわれる。
【００３６】図３は、画像データ送信中に、受信側ファ
クシミリ装置側において、メモリオーバー、機器エラー
が発生した場合のシーケンスを示している。
クシミリ装置側において、メモリオーバー、機器エラー
が発生した場合のシーケンスを示している。
【００３７】送信側ファクシミリ装置から、部分ページ
を構成するフレーム単位のファクシミリ符号化データ
（FCD ）が受信側ファクシミリ装置に送出されている
間、受信側ファクシミリ装置からフラグシーケンス（Fl
ags ）が送出される。
を構成するフレーム単位のファクシミリ符号化データ
（FCD ）が受信側ファクシミリ装置に送出されている
間、受信側ファクシミリ装置からフラグシーケンス（Fl
ags ）が送出される。
【００３８】送信側ファクシミリ装置から、ある部分ペ
ージを構成するフレーム単位のファクシミリ符号化デー
タ（FCD ）が受信側ファクシミリ装置に送出されている
途中において、受信側ファクシミリ装置にメモリオーバ
が発生すると、受信側ファクシミリ装置は直ちに切断命
令(DCN) を送出する。
ージを構成するフレーム単位のファクシミリ符号化デー
タ（FCD ）が受信側ファクシミリ装置に送出されている
途中において、受信側ファクシミリ装置にメモリオーバ
が発生すると、受信側ファクシミリ装置は直ちに切断命
令(DCN) を送出する。
【００３９】送信側ファクシミリ装置は、切断命令(DC
N) を受信すると、切断命令(DCN) を送出する。これに
より、回線が切断される。
N) を受信すると、切断命令(DCN) を送出する。これに
より、回線が切断される。
【００４０】このような通信方法によれば、画像データ
送信中に、受信側ファクシミリ装置側において、メモリ
オーバが発生した場合には、メモリオーバが発生した時
点の後において、部分ページの残りのファクシミリ符号
化データ（FCD ）を全て送出することなく、回線を切断
することができる。したがって、図５の従来例に比べ
て、送信側ファクシミリ装置による無駄な動作が少なく
て済む。
送信中に、受信側ファクシミリ装置側において、メモリ
オーバが発生した場合には、メモリオーバが発生した時
点の後において、部分ページの残りのファクシミリ符号
化データ（FCD ）を全て送出することなく、回線を切断
することができる。したがって、図５の従来例に比べ
て、送信側ファクシミリ装置による無駄な動作が少なく
て済む。
【００４１】
【発明の効果】この発明によれば、画像データ送信中に
おいて、受信側ファクシミリ装置が受信不能状態となっ
たときにおいて、回線切断までに要する時間の短縮化が
図れる。
おいて、受信側ファクシミリ装置が受信不能状態となっ
たときにおいて、回線切断までに要する時間の短縮化が
図れる。
【図１】Ｇ３Ｃ方式に適合したファクシミリ装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図２】ファクシミリ通信において画像データ送信中
に、受信側ファクシミリ装置側において、電源が遮断さ
れた場合のシーケンスを示すシーケンス図である。
に、受信側ファクシミリ装置側において、電源が遮断さ
れた場合のシーケンスを示すシーケンス図である。
【図３】画像データ送信中に、受信側ファクシミリ装置
側において、メモリオーバが発生した場合のシーケンス
を示すシーケンス図である。
側において、メモリオーバが発生した場合のシーケンス
を示すシーケンス図である。
【図４】ファクシミリ通信において画像データ送信中
に、受信側ファクシミリ装置側において、電源が遮断さ
れた場合の従来のシーケンスを示すシーケンス図であ
る。
に、受信側ファクシミリ装置側において、電源が遮断さ
れた場合の従来のシーケンスを示すシーケンス図であ
る。
【図５】画像データ送信中に、受信側ファクシミリ装置
側において、メモリオーバが発生した場合の従来のシー
ケンスを示すシーケンス図である。
側において、メモリオーバが発生した場合の従来のシー
ケンスを示すシーケンス図である。
１ 主制御部 ６ システムメモリ部 ８ Ｄチャネル通信制御部 ９ Ｂチャネル通信制御部 ９１ フラグシーケンス検出部
Claims (2)
- 【請求項１】 画像データ送信中において、受信側ファ
クシミリ装置からのフラグシーケンスが途絶えたとき
に、所定時間の計時を開始し、当該所定時間を経過する
までフラグシーケンスまたは有効な信号が検出されない
ときには、回線を切断させるファクシミリ通信方法。 - 【請求項２】 受信側ファクシミリ装置は、半２重方式
で画像データを受信しているときに受信不能状態となっ
たときに、部分ページ信号を待つことなく切断命令を送
出し、送信側ファクシミリ装置は、半２重方式で画像デ
ータを送信しているときに切断信号を受信したときに、
切断信号を送出して回線を切断させるファクシミリ通信
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7301712A JPH09149226A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | ファクシミリ通信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7301712A JPH09149226A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | ファクシミリ通信方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09149226A true JPH09149226A (ja) | 1997-06-06 |
Family
ID=17900254
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7301712A Pending JPH09149226A (ja) | 1995-11-20 | 1995-11-20 | ファクシミリ通信方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09149226A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10341526B2 (en) | 2016-11-02 | 2019-07-02 | Konica Minolta, Inc. | Facsimile communication device, line disconnection judgment method and non-transitory recording medium storing a computer readable program |
-
1995
- 1995-11-20 JP JP7301712A patent/JPH09149226A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10341526B2 (en) | 2016-11-02 | 2019-07-02 | Konica Minolta, Inc. | Facsimile communication device, line disconnection judgment method and non-transitory recording medium storing a computer readable program |
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