JP3128975U - 鼾及び歯軋り防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】鼾や歯軋りを確実に防止(或いは、軽減)でき、口内と口外とを連通する通気溝を確実に確保でき、使用時に違和感や息苦しさを感じることなく、眠りに入り易く、睡眠の邪魔にならず、装着状態が安定的となり、構成簡素で、量産に適し、比較的低廉で、経済的な鼾及び歯軋り防止具を提供する。
【解決手段】基板1と、基板1の中央板部1a上面左右に夫々突設した左右隆起部2と、隆起部2の前端寄り上部に夫々切設した切欠部3とを備え、基板1の後がわ部分を舌の上方に配するよう形成し、切欠部3は、上顎切歯の一部、上顎犬歯、或いは上顎切歯の一部と上顎犬歯の一部が納まるよう形成し、切欠部3の底面と中央板部1aの上面との間に段差が生じるよう形成し、防止具本体を銜えた時に、上顎歯の先端と中央板部1aの上面と左右隆起部2内側面との間に、口内と口外とを連通する通気溝4を設けるよう構成する。
【選択図】図1

Description

本考案は、切歯、或いは切歯及び犬歯で銜えるように装着することで、鼾や歯軋りを防止(或いは軽減)できるようにした鼾及び歯軋り防止具に関する。
従来の鼾及び歯軋り防止具には、特許文献1のような歯ギシリとイビキと寝言の消音安眠マスクが開示されており、これは、人体の口と唇の周辺を覆う鍔と、消音片とで側面がT字形になり、鍔の上下幅の中央に位置し、口中の上歯と下歯の間に介在し、舌の上にあり、消音する適当幅で水平な消音片を、鍔に接着又は固定又は嵌合又は一体的に形成し、唇に接する鍔の面に両面テープ又は糊、粘着パットを配し、唇の開閉を防止し、消音片は軟質の合成樹脂又はゴムで製造したものである。
実開平4−50022号公報
ところが、前記消音安眠マスクは、唇の開閉が防止されると共に、口が鍔で完全に塞がれた状態となるため、その使用時に違和感や息苦しさを感じ、眠りに入り難くなる難点等があった。
そのため、鼾や歯軋りを防止(或いは、軽減)できるのは勿論のこと、装着時の違和感や、息苦しさを感じることがなくて、眠りに入り易く、睡眠の邪魔にならないように工夫されたものが必要であった。しかも、構成が簡素で、量産に適し、比較的低廉で、更に、吸湿性や抗菌性に優れ、衛生的で、取扱い易い鼾及び歯軋り防止具を提供すべく本考案が案出されることとなった。
しかして、前述の如き課題を達成すべく、請求項1記載の鼾及び歯軋り防止具では、切歯、或いは切歯及び犬歯で銜えるように装着されて、鼾や歯軋りを防止できるようにした鼾及び歯軋り防止具であって、前端部分を残してその殆どの部分が口内に収まるような略薄板状に形成される基板1と、この基板1の左右方向中央部分に位置する中央板部1aの上面左右に夫々突設されると共に、適宜間隔を隔てた状態で略平行に配される左右隆起部2と、この左右隆起部2の前端寄り上部に夫々切設される切欠部3とを備えた防止具本体を形成し、基板1は、その後がわ部分が舌の上方に配されるように形成され、切欠部3は、上顎切歯の一部、或いは上顎犬歯、或いは上顎切歯の一部と上顎犬歯の一部が納まるように形成されると共に、切欠部3の底面と基板1の中央板部1aの上面との間に段差が生じるように形成され、前記上顎歯の先端の切縁を切欠部3の底面に当接させると共に、下顎切歯、或いは下顎切歯及び下顎犬歯の先端の切縁を基板1下面に当接させるように防止具本体を銜えた時に、前記上顎歯の先端の切縁と基板1の中央板部1aの上面と左右隆起部2内側面との間に、口内と口外とを連通する通気溝4が設けられるように構成する手段を採用した。
また、請求項2記載の鼾及び歯軋り防止具では、防止具本体を、竹材、或いは吸湿性及び抗菌性を備えた適宜材料で構成する手段を採用した。
更に、請求項3記載の鼾及び歯軋り防止具では、基板1の中央板部1aの前端部分に小孔5を穿設する手段を採用した。
従って、請求項1記載の鼾及び歯軋り防止具によれば、前端部分を残してその殆どの部分を口内に入れ、上顎歯の先端の切縁を切欠部3の底面に当接させると共に、下顎切歯、或いは下顎切歯及び下顎犬歯の先端の切縁を基板1下面に当接させるように防止具本体を銜えるだけで、鼾や歯軋りを確実に防止(或いは、軽減)できるようになる。しかも、構成が簡素で、量産に適し、比較的低廉で、経済的な鼾及び歯軋り防止具となる。
特に、切欠部3は、上顎切歯の一部、或いは上顎犬歯、或いは上顎切歯の一部と上顎犬歯の一部が納まるように形成されると共に、切欠部3の底面と基板1の中央板部1aの上面との間に段差が生じるように形成されるので、上顎歯の先端の切縁と基板1の中央板部1aの上面と左右隆起部2内側面との間に、口内と口外とを連通する通気溝4を確実に確保できるようになり、その使用時に違和感や息苦しさを感じることがなく、眠りに入り易く、睡眠の邪魔にならないような鼾及び歯軋り防止具となる。
加えて、上顎切歯の一部、或いは上顎犬歯、或いは上顎切歯の一部と上顎犬歯の一部が切欠部3に納まるように形成されていることと、基板1の後がわ部分が舌の上方に配されるように形成されていることにより、防止具の装着状態が安定的となり、口が僅かに開いても、防止具が落下するような虞のないものとなる。
また、請求項2記載の鼾及び歯軋り防止具によれば、防止具が吸湿性や抗菌性に優れたものとなり、衛生的となる。
更に、請求項3記載の鼾及び歯軋り防止具によれば、小孔5を利用して防止具を吊下げ易くなり、防止具を乾燥させ易くなる。また、小孔5を利用して細紐等が取付け易くなり、この細紐を耳や首等に装着することで、防止具の紛失を防ぐことができるようになる。すなわち、より取扱い易い鼾及び歯軋り防止具となる。
以下、本考案を図示例に基づいて説明する。
本考案は、就寝の時に、切歯、或いは切歯及び犬歯で銜えるように装着することで、鼾や歯軋りを防止(或いは軽減)できるようにした鼾及び歯軋り防止具である。
具体的には、前端部分を残してその殆どの部分が口内に収まるような略薄板状に形成される基板1と、この基板1の左右方向中央部分に位置する中央板部1aの上面左右に夫々突設されると共に、適宜間隔を隔てた状態で略平行に配される左右隆起部2と、この左右隆起部2の前端寄り上部に夫々切設される切欠部3とを備えた防止具本体を形成する。
そして、基板1は、その後がわ部分が舌の上方に配されるように形成する。
それから、切欠部3は、上顎切歯の一部、或いは上顎犬歯、或いは上顎切歯の一部と上顎犬歯の一部が納まるように形成すると共に、切欠部3の底面と基板1の中央板部1aの上面との間に段差が生じるように形成する。
しかも、前記上顎歯の先端の切縁を切欠部3の底面に当接させると共に、下顎切歯、或いは下顎切歯及び下顎犬歯の先端の切縁を基板1下面に当接させるように防止具本体を銜えた時に、前記上顎歯の先端の切縁と基板1の中央板部1aの上面と左右隆起部2内側面との間に、口内と口外とを連通する通気溝4が設けられるように構成したものである。
また、防止具本体は、竹材、或いは吸湿性及び抗菌性を備えた適宜材料で構成する。
更に、基板1の中央板部1aの前端部分には小孔5を穿設してある。
前記基板1は、例えば、平面略矩形板状の中央板部1aと、この中央板部1aの左右側縁に一体的に連設される平面略三角板状の左右張出側板部1bとからなり、口内に入れることがスムーズに行え、舌の上方で安定的となるように形成されると共に、誤って飲み込むことがないような大きさに形成されている。尚、基板1は、できる限り薄くて軽くなるように構成されると共に、角部が滑らかで、口内を損傷することがないように構成されたものが望ましい。また、表面も滑らかで舌触りが良く、且つ違和感を感じ難く構成したものが望ましい。
前記左右の隆起部2は、例えば、略細長直方体状に形成されると共に、中央板部1aの上面の左右に適宜間隔を隔てた状態で略平行に突設され、しかも、その角部は適宜丸く削られたように形成されている。すなわち、角部を滑らかにして、口内を損傷することがないように配慮してある。尚、左右隆起部2は、基板1と一体的に形成されており(或いは、基板1と別体に形成し、基板1に接着手段や固着手段によって固定するようにしても良い)、また、表面も滑らかで、違和感を感じ難く構成したものが望ましい。
前記切欠部3は、例えば、左右隆起部2の前端寄り上部に夫々切設されて、上顎切歯の一部、或いは上顎犬歯、或いは上顎切歯の一部と上顎犬歯の一部が納まるように形成されている。しかも、切欠部3の底面と中央板部1aの上面との間には、例えば、数ミリの段差が生じるように形成されている。尚、切欠部3は、上顎切歯の一部、或いは上顎犬歯、或いは上顎切歯の一部と上顎犬歯の一部が無理なくスムーズに納まるように、平面から見て上顎歯の歯並びのカーブに略合致するような湾曲線に沿うように切設されている。
前記基板1、隆起部2、切欠部3を備えた防止具本体は、例えば、適宜竹材を削成して一体的に構成したものでも良いし、或いは、吸湿性及び抗菌性を備えた適宜材料によって構成したものでも良い。すなわち、口内に装着した状態に於いて、余剰水分をある程度吸収したり、或いは、口内の湿度をある程度保てるように作用して、違和感なく装着しておけると共に、口内を衛生的に維持できるように構成されたものが望ましい。尚、防止具本体は、比較的柔軟な適宜樹脂材や適宜複合材等で構成し、口内での感触がソフトとなるものを利用しても良い。
前記通気溝4は、例えば、基板1の中央板部1aの上面と、左右隆起部2内側面と、防止具本体を銜えた時の上顎歯の先端の切縁とで囲繞された部分で構成され、口内と口外とを連通して、防止具を装着した状態であってもその呼吸がスムーズに行えるように設けられたものである。
前記小孔5は、例えば、基板1の中央板部1aの前端寄り部分に穿設されたもので、防止具を楊枝や針状の突起等に吊下げて乾燥させるのに利用したり、或いは、細紐等の取付けに利用できるように設けられたものである。すなわち、細紐を耳に掛けたり、或いは、首等に掛けたりできるようにして、防止具自体の紛失等を防ぐことができるようにする。
ところで、鼾及び歯軋り防止具の具体的構成、形状、寸法、材質、防止具本体の具体的構成、形状、寸法、材質、基板1の具体的構成、形状、寸法、材質、隆起部2の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、切欠部3の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、通気溝4の具体的構成、形状、寸法、配設位置、小孔5の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数等は、図示例のもの等に限定されることなく、適宜自由に設定、変更できるものである。
本考案の鼾及び歯軋り防止具は前述のように構成され、次にその使用例について説明する。先ず、基板1の下面を舌の上に乗せるようにして防止具を口内に入れると共に、上顎切歯の一部、或いは上顎犬歯、或いは上顎切歯の一部と上顎犬歯の一部が、切欠部3が納まるようにし、上顎歯の先端の切縁を切欠部3の底面に当接させると共に、下顎切歯、或いは下顎切歯及び下顎犬歯の先端の切縁を基板1下面に当接させるように防止具本体を銜えるようにして装着される。この時、防止具の先端部分は、口外に僅かに出るようになると共に、上顎歯の先端の切縁と基板1の中央板部1aの上面と左右隆起部2内側面との間の通気溝4を利用して、呼吸がスムーズに行われる。
そして、小孔5(或いは、防止具の先端部分に別個に穿設した小孔でも良い)に取付けた細紐を耳に掛けたり、首等に掛けたリして、その紛失を予防しておく。
尚、使用後は、適宜洗浄した後、小孔5を利用して適宜突起(例えば、針状の突起や楊枝を利用した突起等)に吊下げて乾燥させておく。
本考案の鼾及び歯軋り防止具を例示する斜視図である。 本考案の鼾及び歯軋り防止具を例示する縦断側面図である。 本考案の鼾及び歯軋り防止具を例示する正面図である。 本考案の鼾及び歯軋り防止具を例示する平面図である。
符号の説明
1 基板
1a 中央板部
1b 張出側板部
2 隆起部
3 切欠部
4 通気溝
5 小孔

Claims (3)

  1. 切歯、或いは切歯及び犬歯で銜えるように装着されて、鼾や歯軋りを防止できるようにした鼾及び歯軋り防止具であって、前端部分を残してその殆どの部分が口内に収まるような略薄板状に形成される基板と、この基板の左右方向中央部分に位置する中央板部の上面左右に夫々突設されると共に、適宜間隔を隔てた状態で略平行に配される左右隆起部と、この左右隆起部の前端寄り上部に夫々切設される切欠部とを備えた防止具本体を形成し、基板は、その後がわ部分が舌の上方に配されるように形成され、切欠部は、上顎切歯の一部、或いは上顎犬歯、或いは上顎切歯の一部と上顎犬歯の一部が納まるように形成されると共に、切欠部の底面と基板の中央板部の上面との間に段差が生じるように形成され、前記上顎歯の先端の切縁を切欠部の底面に当接させると共に、下顎切歯、或いは下顎切歯及び下顎犬歯の先端の切縁を基板下面に当接させるように防止具本体を銜えた時に、前記上顎歯の先端の切縁と基板の中央板部の上面と左右隆起部内側面との間に、口内と口外とを連通する通気溝4が設けられるように構成したことを特徴とする鼾及び歯軋り防止具。
  2. 防止具本体を、竹材、或いは吸湿性及び抗菌性を備えた適宜材料で構成したことを特徴とする請求項1記載の鼾及び歯軋り防止具。
  3. 基板の中央板部の前端部分に小孔を穿設したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の鼾及び歯軋り防止具。
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