JP6007379B1 - 睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具 - Google Patents

睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具 Download PDF

Info

Publication number
JP6007379B1
JP6007379B1 JP2015240957A JP2015240957A JP6007379B1 JP 6007379 B1 JP6007379 B1 JP 6007379B1 JP 2015240957 A JP2015240957 A JP 2015240957A JP 2015240957 A JP2015240957 A JP 2015240957A JP 6007379 B1 JP6007379 B1 JP 6007379B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastic body
sleep apnea
auxiliary device
apnea syndrome
oral cavity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015240957A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017104308A (ja
Inventor
博人 升田
博人 升田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SOUKEN CO., LTD.
Original Assignee
SOUKEN CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SOUKEN CO., LTD. filed Critical SOUKEN CO., LTD.
Priority to JP2015240957A priority Critical patent/JP6007379B1/ja
Priority to DE112016005627.3T priority patent/DE112016005627T5/de
Priority to PCT/JP2016/075777 priority patent/WO2017098759A1/ja
Priority to CN201680069173.6A priority patent/CN108697526B/zh
Application granted granted Critical
Publication of JP6007379B1 publication Critical patent/JP6007379B1/ja
Publication of JP2017104308A publication Critical patent/JP2017104308A/ja
Priority to US15/983,691 priority patent/US11039951B2/en
Priority to HK19100657.3A priority patent/HK1258293A1/zh
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/56Devices for preventing snoring
    • A61F5/566Intra-oral devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61FFILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/56Devices for preventing snoring

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Nursing (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)

Abstract

【課題】口腔内へのセットが容易で、器具の飲み込む懸念がなく、就寝時に気道を確保できる睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具を提供することを課題とする。【解決手段】正面視で弓形状で板状の口腔挿入弾性体の前端側に口腔挿入弾性体に対して下側から対向させた平板状の口唇挟持弾性体とを備え、口唇挟持弾性体は、平面視で、前歯から口唇で挟持できる前後方向の長さと、口唇で挟持可能な左右方向の幅を有する略四角形状からなり、口腔挿入弾性体は、平面視で、前端が口唇挟持弾性体の前端と同じで、後端が軟口蓋に近接するまでの前後方向の長さと、口唇挟持弾性体と対向させた範囲は前記口唇挟持弾性体と同じ左右方向の幅で、対向させた範囲より後方においては口腔底の頬側に当接可能な左右方向の幅を有し、口腔挿入弾性体の下側に前端部から後端部まで長尺状の突条部を設け、突条部の中央後端部から下方に向け断面形状が後方に開口部を形成する略U字状で溝状の、舌垂れ下がり防止の規制部を延設した器具により課題解決できた。【選択図】 図12

Description

本発明は、睡眠時無呼吸症候群の改善を補助する器具に関するものである。
睡眠時無呼吸症候とは、仰臥位で就寝したときに、就寝すると全身の筋肉が弛緩するが、このときに舌根部が重力の影響を受け下がり舌が気道を閉塞することから無呼吸が出現する症状である。
睡眠時無呼吸症候群の改善を補助する器具としては、例えば特許文献1に、軟口蓋へ当接するように後方へ突出させて、固有口腔へ配置する制振部材と、該制振部材を保持して口蓋へ沿うように湾曲するアーチ部と、該アーチ部の左右両端へ配置して左右の臼後空隙へ収容する一対の顎通過部と、該顎通過部から前方へ屈曲して口腔前庭へ収容するアーム部と、を有する保持部材と、該アーチ部へ固設して、硬口蓋へ沿うように湾曲し、前端が該顎通過部よりも前方に位置する反力板と、を備える軟口蓋安定器が開示されている。
特開2013−106811号公報
特許文献1に記載の発明は、特許文献1の図2や図7に示すように軟口蓋安定器全体を口腔内に収納する使用形態である。このため、使用者は軟口蓋安定器を飲み込んでしまうのではないかという危惧を感じてしまうという問題があった。
また、特許文献1の段落[0069]や図2に記載されているように、軟口蓋安定器の後端部が口蓋垂を包囲するように口腔内の奥に取り付けるので、取付時に吐き気をもよおすなどで自分での取付が難しいという問題があった。
また、軟口蓋安定器は、例えば特許文献1の段落[0059]や図1に記載されているようにシリコーンゴムの中にステンレス製の芯材を収納するなど構造が複雑であるので、製造コストが高価になるという問題があった。
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、口腔内への挿入及び取付が容易で、器具の飲み込みの懸念が生じにくく、構造が極めて簡易で製造コストを安価化でき、就寝時に気道を確保できる睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具を提供することを課題とする。
本発明において、前方や前端の「前」の方向は人が立った姿勢又は仰臥した姿勢における身体での前側の「前」の方向を意味し、後方や後端の「後」の方向は人が立った姿勢又は仰臥した姿勢における身体での後側の「後」の方向を意味する。したがって、例えば、「後」の方向は人が立っている姿勢のときは重力方向に対して垂直な方向となり、人が顔を上に向けて仰臥している姿勢のときは重力方向と一致する方向となる。
請求項1に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、口に挿入する、弾性体からなる睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1であって、正面視で凸型に弓形状で板状の口腔挿入弾性体2と、前記口腔挿入弾性体2の前端側に前記口腔挿入弾性体2に対して下側から対向させた平板状の口唇挟持弾性体3とを備え、前記口唇挟持弾性体3は、平面視で、前歯11から口唇10で挟持できるまでの前後方向の長さと、口唇10で挟持可能な左右方向の幅を有する略四角形状からなり、前記口腔挿入弾性体2は、平面視で、前端が前記口唇挟持弾性体3の前端と同じで、後端が軟口蓋12に近接するまでの前後方向の長さと、前記口唇挟持弾性体3と対向させた範囲は前記口唇挟持弾性体3と同じ左右方向の幅で、前記対向させた範囲より後方Rにおいては口腔底15の頬20側に当接可能な左右方向の幅を有し、歯を噛み合わせたときに少なくとも歯が当接する範囲を除いた範囲に複数の貫通孔5を設け、前記対向させた範囲が筒状部4を形成したことを特徴とする。
請求項2に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、請求項1において、前記口腔挿入弾性体2の左右方向の中央部で下側に前端部から後端部まで前後方向に長尺状の突条部32を設けたことを特徴とする。
請求項3に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、請求項2において、前記突条部32の中央後端部から下方に向けて、前記突条部の長手方向に対する垂直断面形状が後方Rに開口部を形成する略U字状で溝状の、舌垂れ下がり防止の規制部30を延設させたことを特徴とする。
請求項4に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、請求項3において、前記睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1における前記突条部32及び前記規制部30からなる規制手段60の形態を、第一の形態として前記規制手段60を請求項1に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1とともに一体化成形した形態、第二の形態として前記規制手段60の前記突条部32の上面と請求項1に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1の口腔挿入弾性体3の下面とを接した状態で固定させた形態、又は、第三の形態として請求項1に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1の口腔挿入弾性体の下側に設けた規制手段挿入用帯体33により形成した前記口腔挿入弾性体3と前記規制手段挿入用帯体33からなる筒状部61に前記規制手段60の突条部32を挿入させ固定させた形態であることを特徴とする。
請求項5に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、請求項3又は4において、前記規制部30の外周壁に貫通孔31を設けたことを特徴とする。
請求項6に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、請求項3乃至5のいずれかにおいて、前記規制部30の下部の表面がコーティング膜50で被覆されていることを特徴とする。
請求項7に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、請求項1乃至6のいずれかにおいて、前記口腔挿入弾性体2の左右方向の中央部で上側に、軟口蓋周囲に当接する突起部40、及び/又は、口腔粘膜や舌に当接する突起41を設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、筒状部4の後端を前歯11の前面に押し当てるように挿入し、筒状部4を口唇10で挟持し口腔挿入弾性体2の前端部近傍を前歯11で?むことよって、口腔挿入弾性体2の後端の左右端は口腔底15の頬20側に当接し、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、口唇10の1か所及び口腔底15の左右の頬20側2か所の計3か所で支持される。筒状部4によって外気を吸い込むための間隙9を確保でき、口腔8内においては、口腔挿入弾性体2の上面と硬口蓋や軟口蓋12との間に上下方向の隙間を確保でき、口腔挿入弾性体2の下面と舌の上面との間に上下方向の間隙を確保でき、仰臥位で睡眠状態時に口腔挿入弾性体2により舌根部13の垂れ下がりを阻止することができ、舌根部13が気道6を塞ぐのを防ぎ肺18への気道が塞がれることを防止することができる。これにより、睡眠時無呼吸症候群が改善される。
また、前歯11は噛んでいない状態のときは上側の前歯11が前方で下側の前歯11が後方Rに位置しているが、噛んだ状態では下側の前歯11が前方へ出るのでこれに伴って下顎も前方に出る。よって、仰臥して寝た姿勢で、前歯11で前記口腔挿入弾性体2を噛むことにより、下顎が前方に出るので気道6の確保がしやすい。
睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、口腔挿入弾性体2を湾曲させて、口腔8内の奥に到達させないで口腔8内に挿入するだけで取り付け完了なので、吐き気をもよおすことなく取付ができ、極めて容易に取り付けができるという効果を奏する。ここで、口腔挿入弾性体2を筒状部4において凸型に弓形状に保持できる構造にしているので口腔挿入弾性体2を容易に湾曲させることができる。
弾性体である睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、筒状部4の後端を前歯11に前後方向で当接するようにして筒状部4を口唇10で挟持し、口腔挿入弾性体2の後部の左右端部が大きく湾曲された状態から元の状態に復元しようとする力によって左右方向に拡大する方向の反力が生じて、口腔底15の頬20側に頬20が外方向に膨らむように当接するので、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1を飲み込まないように固定化することができ、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1を飲み込むという懸念を払しょくさせることができる。
唾液を分泌する唾液腺は、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1を挿入する口、舌及び頬周りには、舌下腺や顎下腺の大唾液腺と、口唇腺、頬腺、口蓋腺、臼歯腺、舌腺などの口腔粘膜に多数散在している粘膜腺とも称される小唾液腺とがある。口に挿入した睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は弾力性を有するので舌や歯などを動かすことによって口の中で形態を微妙に変えることから、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1が、口唇、頬20、舌、口蓋に広く分布している小唾液腺を刺激する状況になり、唾液が出やすくなる。これにより、唾液によって、食物の消化、口腔粘膜の摩擦・保護や歯の摩耗防止・保護、自浄作用による虫歯や歯周病の発生抑制、細菌の発生抑制、味の認知力低下防止、口腔内乾燥症の防止等の効果を奏する。
睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、1種類の材料から成形でき、板状物の組合わせであるので構造が極めて簡易であり、一体成形も可能であることから、製造コストを大幅に安価化できる。
睡眠時無呼吸症候が解消されることによって、いびき、歯ぎしり、喉のかぜ予防、鼻かぜ予防、起床時の頭痛や倦怠感、日中の過度の眠気、夜間の中途覚醒、熟眠感の欠如、集中力低下も解消させることができる。
さらに、口腔8内において口腔挿入弾性体2を挿入しても複数の貫通孔5の存在によって気道が確保されるので、呼吸が楽にできる。
請求項2に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、請求項1の発明と同じ効果を奏するとともに、さらに、口腔挿入弾性体2の左右方向の中央部であって前端部から後端部まで前後方向の長尺状の突条部32を設けたので、前記口腔挿入弾性体2の突条部32の部位は硬くなる。これにより、前記口腔挿入弾性体2が軟口蓋12側や舌側に当接しても歪みにくく変形しにくくなる。歪みにくく変形しにくくすることによって、口腔挿入弾性体2で舌を垂れ下がらないように押さえつけることができ、突条部32から延設された規制部30で舌根部13の垂れ下がりを防止しやすくなる。また、前記突条部32の下面を滑らかに形成することによって下顎が前へ出やすくなる。
請求項3に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、請求項2の発明と同じ効果を奏するとともに、さらに、舌根部13の筋力が衰えると、仰臥して寝ているときに舌根部13が気道6を閉塞する懸念があるが、規制部30を設けたことにより舌根部13の変形する範囲が規制部30により規制されるので、安心して気道の確保ができる。また、規制部30は長手方向に対する垂直断面が気道6のある後方Rに開口部を形成する略U字状の筒状を形成しているので、前記筒状の内側にも空気の流路を確保することができる。
また、睡眠時に気道6を閉塞する現象は、自律神経の作用の影響が大きいという説もあるので、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1の使用によって自律神経を刺激して舌根部13を制御することによって睡眠時無呼吸の改善効果が高まる。
請求項4に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、第一の形態は睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1を一体化加工で製造するので短時間に製造できるという効果を奏し、第二の形態は柔らかくしたい口腔挿入弾性体2及び口唇挟持弾性体3の材質と、硬くしたい突条部32及び規制部30の材質とをそれぞれ異なる材質を設定することができるので、口より幅の広い睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1を湾曲させて口から入れやすくしたり頬20に接する部位を柔らかくしたりする一方で舌の垂れ下がりを硬い規制部30により規制するという効果を奏する。
また、第三の形態は突条部32及び規制部30からなる脱着可能規制具62を睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1から脱着可能とすることができるので、舌の垂れ下がりが小さい使用者は前記脱着可能規制具62を睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1から取り外して使用し、舌の垂れ下がりが大きい使用者は前記脱着可能規制具62を睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1に装着させて使用することができる。使用者の仰臥時の舌の垂れ下がりの大きさに応じて適する形体の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1を使用することができる。
請求項5に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、請求項3乃至5のいずれかの発明と同じ効果を奏するとともに、さらに、前記規制部30に複数の貫通孔31を設けたので気道6への空気の流動がしやすくなる。
請求項6に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、規制部30の下端部にコーティング膜50を形成させているので咽頭周囲の内壁に接したときに規制部30が滑りやすくなり、使用者が睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1を呑み込みやすくするという効果を有する。
また、規制部30が咽頭に接したときにコーティング膜50の厚みによって、コーティング膜50が形成されない場合に比べて気道が拡がるため、呼吸がしやすくなる。
請求項7に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明と同じ効果を奏するとともに、さらに、口腔挿入弾性体2の左右方向の中央部で上側に、軟口蓋周囲に当接する突起部40を設けたので、軟口蓋13と舌との間の口腔8に空気の流路を確実に確保することができる。
また、口腔粘膜や舌に当接する突起41を多数設けたので、前記突起41により口腔粘膜を刺激して唾液が分泌しやすくなり、突起41により舌のツボすなわち肝、腎、脾、肺、心の五臓のツボを刺激し前記五臓の機能を正常にするという効果がある。
請求項1に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の平面概要図である。 図1に示す睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の底面概要図である。 睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の正面概要図で、(a)が図1の形体の場合の正面概要図で、(b)が突条部を有する形体の場合の正面概要図である。 睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の背面概要図で、(a)が図1の形体の場合の背面概要図で、(b)が突条部を有する形体の場合の背面概要図である。 睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の図で、(a)が図1に示す形体の場合の右側面概要図で、(b)が(a)の前後方向における縦断面図で、(c)が図3(b)又は図4(b)に示す突条部を有する形体の右側面視の前後方向における縦断面図である。 請求項1に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の使用例を示した説明図である。 図6における左右方向中央部における前後方向の縦断面図である。 図6におけるA−A断面図である。 仰臥時における請求項1に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の使用例を示した説明図である。 仰臥で睡眠中における健常者の咽頭付近の説明図である。 仰臥で睡眠中における睡眠時無呼吸症の患者の咽頭付近の説明図である。 規制部を設けた睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の平面概要図である。 規制部を設けた睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の底面概要図であり、(a)は突条部が口腔挿入弾性体と一体化又は口腔挿入弾性体に固定化された形態であり、(b)は口腔挿入弾性体とは分離された脱着可能規制具が脱着可能な形態を示す図である。 規制部を設けた睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の正面概要図であり、(a)は突条部が口腔挿入弾性体と一体化又は口腔挿入弾性体に固定化された形態であり、(b)は口腔挿入弾性体とは分離された脱着可能規制具が脱着可能な形態を示す図である。 規制部を設けた睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の背面概要図であり、(a)は突条部が口腔挿入弾性体と一体化又は口腔挿入弾性体に固定化された形態であり、(b)は口腔挿入弾性体とは分離された脱着可能規制具が脱着可能な形態を示す図である。 規制部に貫通孔を有さない睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の背面概要図である。 脱着可能規制具を備えた睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の構成部品の説明図であり、(a)は眠時無呼吸症候群改善用補助器具から脱着可能規制具を取り外した状態を示す眠時無呼吸症候群改善用補助器具の底面概要図であり、(b)は(a)の底面視の状態から規制手段挿入用帯体を取り除いた状態を示す底面概要図であり、(c)は脱着可能規制具を取り外した状態の前後方向中央部の切断面の右側面概要図であり、(d)は脱着可能規制具の前後方向中央部の切断面の右側面概要図である。 規制部を設けた睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の右側面概要図で、(a)が規制部を長尺状で突条部の長手方向に対して略L字形状に屈曲させた形体の図で、(b)が(a)の規制部の下側域にコーティング膜を被覆させた状態を示す図で、(c)が規制部を短尺状で突条部の長手方向に対して少し屈曲させた形体の図である。 規制部を備えた睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の説明図で、(a)が図18(a)において突条部が口腔挿入弾性体と一体化又は口腔挿入弾性体に固定化された形態の場合の左右中央部で前後方向の縦断面図であり、(b)が図18(a)において脱着可能規制具を挿入可能とする形態の場合の左右中央部で前後方向の縦断面図であり、(c)が図18(b)において左右中央部における前後方向の縦断面図であり、(d)が図18(c)において左右中央部における前後方向の縦断面図であり、(e)が図18(a)におけるB−B断面図である。 図18に示す形体の突起部とは異なる形体の突起部を有する睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の右側面概要図である。 仰臥時における長尺状の規制部を設けた睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の使用例を示した説明図である。 仰臥時における短尺状の規制部を設けた睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の使用例を示した説明図である。 口腔粘膜や舌に当接する突起を説明する平面図であり、(a)が突起部を有さず突起を有する形態の場合の平面図であり、(b)が突起部及び突起を有する形態の場合の平面図である。 口腔粘膜や舌に当接する突起を説明する底面図であり、(a)が突条部を設けない場合で突起を設けた形態の場合の底面図であり、(b)が突条部を設け突起を設けた形態の場合の底面図である。 口腔粘膜や舌に当接する突起を説明する縦断面図であり、(a)が図23(a)のC−C断面図で突条部や突起を有さない場合の概要図であり、(b)が図23(b)のD−D断面図で突条部及び突起部を有する場合の概要図である。
就寝し睡眠状態に入ると全身の筋肉が弛緩するが、仰臥位で就寝し睡眠状態に入ったときには、健常者の場合は、図10に示すように、舌の後部を指す舌根部13が下方に下がらず咽頭の気道6を閉塞していない。一方、睡眠時無呼吸症の患者の場合は、図11に示すように舌根部13の位置を変える働きをする筋肉が弛緩し重力の影響を受けて舌根部13が下方に垂れて、舌根部13が咽頭の気道6を閉塞する。このときに軟口蓋12や口蓋垂16も垂れ下がり咽頭の気道6を閉塞する。気道6が閉塞されると肺18まで流動すべき空気が遮断されるため睡眠時無呼吸症になる。
舌の位置を変える働きをする筋肉を外下筋といい、外下筋には、舌を後方Rに引く茎突舌筋、舌を下に引く舌滑舌筋、舌外側縁に付いて舌背を持ち上げる口蓋舌筋、舌を前に突出させるオトガイ舌筋があり、このうち、舌の後部を指す舌根部13に大きく影響を与える筋肉が、茎突舌筋、舌滑舌筋、口蓋舌筋である。就寝し睡眠状態に入ると全身の筋肉が弛緩するので、これらの筋肉も弛緩する。
請求項1に係る睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、図1又は図2に示すように、口に挿入する、弾性体からなる睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1であって、図3に示すように、正面視で凸型に弓形状で板状の口腔挿入弾性体2と、前記口腔挿入弾性体2の前端側に前記口腔挿入弾性体2に対して下側から対向させた平板状の口唇挟持弾性体3とを備え、前記口唇挟持弾性体3は、平面視で、前歯11から口唇10で挟持できるまでの前後方向の長さと、口唇10で挟持可能な左右方向の幅を有する略四角形状からなり、前記口腔挿入弾性体2は、平面視で、前端が右側面図の図5に示すように前記口唇挟持弾性体3の前端と同じで、後端が図6に示すように軟口蓋12や口蓋垂16に近接するまでの前後方向の長さと、前記口唇挟持弾性体3と上下方向で対向させた範囲は前記口唇挟持弾性体3と同じ左右方向の幅で、前記対向させた範囲より後方Rにおいては図8に示すように口腔底15の頬20側に当接可能な左右方向の幅を有し、上下方向で前記対向させた範囲が筒状部4を形成している。
睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、筒状部4を形成する、口腔挿入弾性体2の前端部と口唇挟持弾性体3のそれぞれの左右端を縫製や締結させて造ることができ、又は、口腔挿入弾性体2と口唇挟持弾性体3とを一体成形して造ることもできる。また、3Dプリンターや射出成形で製作する場合は、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1の任意の部位ごとに厚みを変えることができる。
口腔挿入弾性体2及び口唇挟持弾性体3の材質は、可撓性を有する弾性体である合成ゴムや合成樹脂発泡体であればよいが、その中で生理的にも安全であるシリコーンゴムが最も適している。また、口腔挿入弾性体2及び口唇挟持弾性体3の厚みは、薄すぎると口腔底15の頬20側に押し当てて頬20を押し広げて外方向に膨らませることが困難となり、かつ筒状部4の気道9の確保が困難となる。一方、厚すぎると可撓性が低下しゴム硬度が高くなるので容易に湾曲させることが困難になり口腔8内に挿入しにくくなる。よって、口腔挿入弾性体2及び口唇挟持弾性体3の厚みは、2mm〜4mmで、好ましくは3mm前後が適している。請求項1に記載の口腔挿入弾性体2及び口唇挟持弾性体3の材質はゴム硬度8度〜12度がよい。
口唇挟持弾性体3は、図2や図5に示すように略四角形状の平板状の形態である。そして、大きさは、平面視で図6に示すように、前歯11から口唇10で挟持できるまでの前後方向の長さと、口唇10で挟持可能な左右方向の幅を有する。
口腔挿入弾性体2は、正面視の図3又は背面視の図4に示すように前側は四角形状で後側は略ハート形状の形体を有する。後側のハート形状部の中央に縁部の凹部は、図20や図21に示すように睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1が軟口蓋12の口蓋垂16に当接しにくようにするために形成されている。
そして、口腔挿入弾性体2の大きさは、図6に示すように、前端が前記口唇挟持弾性体3の前端と同じで、後端が軟口蓋12や口蓋垂16に近接するまでの前後方向の長さと、前記口唇挟持弾性体3と対向させた範囲は前記口唇挟持弾性体3と同じ左右方向の幅で、前記対向させた範囲より後方Rにおいては図8に示すように口腔底15の頬20側に当接可能な左右方向の幅を有する。筒状部4より後方Rで口腔8内に挿入した部位は平坦状態から湾曲し、後部上部が軟口蓋12や口蓋垂16近傍に位置し、かつ左右端部が口腔底15の頬20側に当接し頬20を外方向に膨らませる。このため、前記対向範囲より後方Rの部位の平面視の輪郭形状は図1や図2に示すように略ハート形状や半円形状のように曲線状で輪郭を形成した方が、角がないので口腔8内を傷つけることがないので望ましい。
また、筒状部4以外の口腔挿入弾性体2の部位には図1に示すように複数の貫通孔5を設けている。貫通孔5の位置、数及び大きさは人によって呼吸が楽になるように適宜設定することができる。また、貫通孔5は、前歯や奥歯等の歯が当接する部位である図1又は図12における破線部分Cに示す範囲には貫通孔5に歯がひっかかるのを避けるために設けないのがよい。そして、図6乃至図9に示すように、湾曲した口腔挿入弾性体2と、口蓋の前側の硬口蓋との間や、口蓋の後側の軟口蓋12との間に空間が確保され、かつ、湾曲した口腔挿入弾性体2と舌の上面との間にも空間が確保される。
睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1が口腔底15の左右の頬20を外方向に膨らませることにより、外方向に引っ張られた頬20につながる筋肉により外下筋である茎突舌筋、舌滑舌筋、口蓋舌筋が左右方向に引っ張られることによって、茎突舌筋、舌滑舌筋、口蓋舌筋が仰臥位で睡眠時に弛緩していても気道6を塞ぐ方向である背後方向に伸長しにくくなる。これにより、舌根部13が背後方向に下がりにくくなり、舌根部13が咽頭の気道6を塞がない。
万一、舌根部13が重力により背後方向に下がってきても、図6乃至図9に示すように湾曲した口腔挿入弾性体2が舌根部13の上側及び両側を囲繞しているので、口腔挿入弾性体2によって舌根部13の下がりを阻止でき、これにより気道6が塞がれるのを防止できる。
したがって、口に挿入された睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1によって、睡眠時に、口唇10で挟持した筒状体4から空気が吸い込まれる間隙9が確保され、口腔8内においては、口腔挿入弾性体2と舌との空間、貫通孔5、及び、口腔挿入弾性体2と硬口蓋や軟口蓋12との空間である口腔8で空気の流路が確保され、咽頭においても舌根部13が気道6を塞がない。
よって、呼吸のための空気は、図9において、口唇10から肺18までの流路として順に、筒状部4の間隙9、口腔挿入弾性体2と舌との空間、貫通孔5、口腔挿入弾性体2と硬口蓋や軟口蓋12との空間、咽頭における気道6、開いた咽頭蓋17から肺18へと吸い込まれる。また、咽頭における気道6が閉塞されないので鼻からの呼吸も楽にできる。これにより、仰臥位で睡眠状態であっても、口唇10から肺18までの気道6が確保されるので睡眠時無呼吸症にならない。
口から睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1を挿入すると、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は弾力性を有するので舌や歯などを動かすことによって口の中で形態を微妙に変えることから、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1が口腔粘膜に多数散在する小唾液腺を刺激するので、唾液が出やすくなる。これにより、仰臥位で口を開けて睡眠していても口の中の湿気を適度に保つことができ、口の中の乾燥を防止することができる。
筒状部4の後端を前歯11に前後方向で干渉するように当接し、弾性体である口腔挿入弾性体2の大きく湾曲された状態から元の状態に復元しようとする力によって、口腔挿入弾性体2の左右端に左右方向に拡大する方向の反力が生じて、口腔挿入弾性体2の左右端によって、図8に示すように口腔底15の頬20側を外方向に押し広げるので、押し広げられた頬20の反力によって口腔挿入弾性体2を強く挟むことから口腔挿入弾性体2の位置が固定化され、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1を飲み込まないようにすることができる。
次に、突条部32について説明する。突条部32は、図3(b)、図4(b)、図5(c)、図13、図14、図19、図21及び図22に示すように、口腔挿入弾性体2の左右方向の中央部で下側に前端部から後端部まで前後方向に長尺状の形体を有している。断面形状は四角形状や台形状等の柱状体からなる。突条部32は、柔らかい材質の口腔挿入弾性体2の左右方向の中央部を硬くするためのものであり、口腔挿入弾性体2の前後方向の中央部を硬くすることにより図9に示すように口腔挿入弾性体2があまり歪まずに舌を口腔8における気道を確保する方向に押さえ込んだり、図21に示すように口腔挿入弾性体2から延設させた規制部30が舌根部13からの反力に負けずに舌根部13の垂れ下がりを防止することができる。
突条部32を形成させることによって、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1の左右方向の中央部の前後方向の部位の硬さが硬くなるが、さらに睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1の左右方向の中央部の前後方向の部位の硬さを硬くするには突条部32の材質を口腔挿入弾性体2の材質よりも硬度が高い材料を使用する。例えば、シリコーンゴムを使用した場合で、突条部32と口腔挿入弾性体2とのゴム硬度を同じとした場合はゴム硬度8度〜12度から適宜設定し、さらに硬くする場合は、口腔挿入弾性体2をゴム硬度3度〜8度から、突条部32をゴム硬度10度〜20度から適宜設定する。
請求項1に記載の口腔挿入弾性体2の場合は、突条部32と口腔挿入弾性体2とのゴム硬度を同一にした場合と、図5(c)に示すように突条部32と口腔挿入弾性体2とのゴム硬度を異なるようにした場合がある。
次に、舌根部13の筋力が極めて弱くなった場合に、図12乃至図20に示す、仰臥時に垂れ下がりやすくなった舌根部13であっても気道6を閉塞されないようにする請求項3に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1を説明する。この睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、突条部32の中央後端部から下方に向けて、突条部32の長手方向に対する垂直断面形状が図19(e)に示すように後方Rに開口部を形成する略U字状で溝状の、舌垂れ下がり防止の規制部30を延設させた形体を有する。
前記規制部30について説明する。規制部30は、図18(a)、図19(a)及び図21に示すように、突条部32の長手方向に対して略L字状に屈曲させ長尺状の形体や、図18(c)、図19(d)及び図22に示すように、突条部32の長手方向に対してあまり屈曲させないで短尺状の形体がある。略L字状に屈曲させ長尺状の形体の規制部30の場合は舌根部13が垂れ下がりやすい症状に適し、あまり屈曲させないで短尺状の形体の規制部30の場合は請求項1に記載の形体では舌根部13の垂れ下がりが生じるが長尺状の形体の規制部30を必要としない症状に適する。
仰臥時の舌根部13の垂れ下がり状況に応じて規制部30の長さや屈曲角度を設定する。例えば、請求項1に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1で舌根部13の垂れ下がりがあまりない場合は規制部30は短尺状で突条部32と規制部30とのなす角度が180°に近づく形体のものを使用し、舌根部13の垂れ下がりで気道6を閉塞しそうな場合は規制部30は長尺状で突条部32と規制部30とのなす角度が90°に近づく形体のものを使用する。
前記規制部30の材質は、垂れ下がる舌根部13からの反力に変形し難い硬さを有するように材質を設定する。また、突条部32と規制部30とのなす角度は垂れ下がる舌根部13からの反力に変形し難くする必要があるため、一体成形した方が前記なす角度を実現しやすい。そのためには前記突条部32と同じ材質を設定することが製造しやすい。
規制部30によって、図21や図22に示すように、仰臥状態で睡眠時であっても舌根部13が垂れ下がって気道6を閉塞することを強制的に物理的に規制することができる。
そして、図16に示すように前記規制部30には貫通孔31を設けない形態もあり、前記規制部30の略U字状の部位が空気の流路を確保し、図15及び図18に示すように、規制部30の略U字状の外周壁に貫通孔31を設ける形態もある。前記貫通孔31を設けることにより空気の流路を拡大させる効果がある。
前記貫通孔31は、規制部30のうち上側の咽頭や舌に接しない部位は図15に示すように略U字状の中央部の面に設け、規制部30のうち下側の咽頭や舌に接する部位は図18に示すように略U字状の左右側の面に設ける。これにより気道を確保しやすくなる。
前記規制部30を備えた睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1の材質について説明する。少なくとも規制部30と突条部32とは前記規制部30と前記突条部32とのなす角度を狙い通り形成させるためには一体成形するのがよいので同じ材質を使用する。そして、前記睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1を口の中に挿入して、口腔挿入弾性体2の左右端部が頬20を押し広げるときに頬20に痛みを感じさせないような可撓性を有し、かつ規制部30が舌根部13をしっかりと押して垂れ下がりを防止できる硬さを有する材質であればよい。
そのために、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1の各部位の大きさや厚み等の構造によって、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1のすべての部位の材質が同一の場合もあるし、規制部30と突条部32のみ硬い材質とし、他の部位は可撓性を有する柔らかい材質とする場合もある。
例えば、規制部30と突条部32のみ硬い材質とした場合は、シリコーンゴムを材質とした場合に、規制部30と突条部32のゴム硬度は10度〜20度で、口腔挿入弾性体2等の他の部位のゴム硬度は3度〜8度とする。
また、図18(b)や図19(c)に示すように、規制部30の下側のコーティング範囲51の表面に、例えばシリコーンゴムのコーティング膜50を被覆する。規制部30の下端部をシリコーンゴムのコーティング膜50で被覆することにより、規制部30の下端部が咽頭周囲の内壁に接するときに滑りやすくすることができ、使用者が睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1を呑み込みやすくでき、コーティング膜50の膜厚により気道の確保がしやすくなる。
前記規制部30を備えた睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1の形態は、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1における突条部32及び規制部30からなる規制手段60の形態によって異なる形態とすることができる。第一の形態として前記規制手段60を請求項1に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1とともに一体化成形した形態、第二の形態として図19(a)に示すように前記規制手段60の前記突条部32の上面と請求項1に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1の口腔挿入弾性体3の下面とを接した状態で固定させた形態、又は、第三の形態として図19(b)に示すように請求項1に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1の口腔挿入弾性体の下側に設けた規制手段挿入用帯体33により形成した前記口腔挿入弾性体3と前記規制手段挿入用帯体33からなる筒状部61に前記規制手段60の突条部32を挿入させ固定させた形態がある。
第一の形態の場合は、例えば規制部30と突条部32との成形体を先に製造し、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1を成形する型内に前記成形体をセットして全体を一体化成形させて製作する。
第二の形態の場合は、例えば規制部30と突条部32との成形体と、口腔挿入弾性体2等の他の部位を含む成形体を別々に製造し、両者を縫い合わせて又は貼り合わせて固定化させて製作する。
また、第一の形態及び第二の形態の場合に3Dプリンターや射出成形で製作する場合は、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1の任意の部位ごとに厚みを変えることができる。
第三の形態の場合は、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1から、規制部30及び突条部32からなる規制手段60を脱着可能規制具62として脱着可能とする形態である。そのため、脱着可能規制具62を睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1に容易に装着でき、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1から容易に取外しもできる。
前記脱着可能規制具62を装着する睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、図13(b)、図14(b)、図15(b)、図19(b)に示すように、口腔挿入弾性体2の下面に設けた規制手段挿入用帯体33によって前記口腔挿入弾性体3と前記規制手段挿入用帯体33からなる筒状部61を形成し、その筒状部61に前記脱着可能規制具62を挿入させて装着させている。
図17により、前記脱着可能規制具62の構造と、前記脱着可能規制具62を取り外した睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1の構造を説明する。まず、前記脱着可能規制具62を取り外した睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1の構造は、底面視の図17(a)に示すように中央部に規制手段挿入用帯体33が設けられ、図17(c)に示すように筒状部61が形成されている。そして、規制手段挿入用帯体33を外した底面視の図17(b)、(c)に示すように口腔挿入弾性体2の下面に突起34を複数個所設けている。また、脱着可能規制具62は図17(d)に示すように突条部32に孔35を設けている。前記孔35に前記突起34を嵌入させる。
前記脱着可能規制具62の装着は、まず睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1の左右側を中央部を高くなるように大きく湾曲させて、口腔挿入弾性体2の下面と規制手段挿入用帯体33の上面とで形成される筒状部61を大きくし、この筒状部61に前記脱着可能規制具62の突条部32を挿入する。そして、突条部32の孔35に口腔挿入弾性体2の下面に突出した突起34を嵌入させる。これにより睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1に脱着可能規制具62が装着される。脱着可能規制具62を睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1から取り外すときは前記突起34を前記孔35から抜けさせて脱着可能規制具62を筒状部61から引き抜けばよい。
次に突起部40について説明する。突起部40は、図18に示すように口腔挿入弾性体2の左右方向の中央部で上側の後端部近傍に突設させている。これにより、突起部40が設けられていない形体の場合には口腔挿入弾性体2が軟口蓋12に当接すると空気の流路が狭くなる危険性が生ずるが、突起部40を設けることによって、口腔挿入弾性体2と軟口蓋13との間に空気の流路を確実に確保することができる。突起部40は口腔挿入弾性体2と一体成形する。
また、突起部40の形体としては、口腔挿入弾性体2と軟口蓋13との間に空気の流路を確実に確保する形体であればよいので、例えば図20に示すようになだらかな傾斜を有する形体であってもよい。
次に、口腔粘膜や舌に当接する突起41について説明する。前記突起41は、図25(a)及び(b)に示すように、突起41の底面に対して突起41の先端が先細り形体になっていればよく、断面形状は円形、楕円形、三角形、四角形、五角形などいずれでもよい。前記先細りの先端部が当接した口腔粘膜や舌を刺激するからである。
前記突起41は、平面視で、図23(a)に示すように前記突起部40を設けない形態の場合、図23(b)に示すように突起部40及び突起41を有する形態の場合があり、いずれも多数の突起41が口腔挿入弾性体2の上面に設けられる。また底面視で、図24(a)に示すよう突条部32を設けない場合で突起41を設けた形態の場合、図24(b)に示すように突条部32を設け突起41を設けた形態の場合があり、図示してしないが規制手段挿入帯体33を設け突起41を設けた形態があり、いずれも多数の突起41が口腔挿入弾性体2の下面などに設けられる。
前記突起41は口腔粘膜に当接し小唾液腺を刺激することによって唾液分泌を促進したり、舌に当接し舌の五臓のツボを刺激し、肝、心、脾、腎、肺の五臓の機能を正常にする。
次に、使用例について説明する。睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1は、シリコーンゴム製の厚さ3mmの板状のものを使用し、口唇挟持弾性体3の大きさは横幅約40mm、前後方向の長さ約20mmを使用し、口腔挿入弾性体2の全体の大きさは平面視で横幅最大個所で約90mm、前後方向の最大長さ80mmのものを使用した。そして、突条部32の幅は約20mm、長さは約70mmとし、規制部30と突条部32とのなす角度を約120度とし、前記規制部30は長手方向に対する垂直方向の断面形状が略U字形状を有し、前記規制部30の幅は約20mmで長さは約45〜50mmとした。また、規制部30と突条部32のみゴム硬度15度とし、口腔挿入弾性体2等の他の部位のゴム硬度を5度とした。大きさは人によって適宜設定することができる。
まず、図8及び図21に示すように、睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1の口腔挿入弾性体2の部分を大きく湾曲させて口腔8内に挿入する。このときに、図1や図12における右側面側が使用者の左側に、左側面側が使用者の右側になるように挿入される。そして口唇挟持弾性体3の後端部が前歯11の前の位置まで挿入したときに挿入を停止し、筒状部4を口唇10で挟持する。この状態を維持して図9又は図21に示すように仰臥位で睡眠する。仰臥位で睡眠状態になっても、空気は、筒状部4から、口腔挿入弾性体2と舌との間の空間、口腔挿入弾性体2の貫通孔5を通過して、口腔挿入弾性体2と軟口蓋12との間の空間を通過して、咽頭から咽頭蓋17を通過して肺18に到達する空気の流路が確保される。また鼻からの空気の流路も確保できる。よって、咽頭における気道6が塞がれる状態が生じないので睡眠時無呼吸症が改善される。
なお、請求項1の記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1を、上下を逆にしても使用できる。この場合は、湾曲させた口腔挿入弾性体2の凸部が舌を強く押さえるので、これにより舌根部13が咽喉側に垂れ下がらないようにでき、睡眠時無呼吸症候群が改善される。
図12〜図22に示す請求項3に記載の規制部30を有する睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具1の使用方法は、上下方向を逆にする使用はできない。この形態の場合は、図21に示すように前記規制部30が、筋力が低下し弛緩しやすくなった舌根部13の垂れ下がりによって咽頭の気道6が閉塞されるのを確実に防止することができる。
1 睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具
2 口腔挿入弾性体
3 口唇挟持弾性体
4 筒状部
5 貫通孔
6 気道
8 口腔
9 間隙
10 口唇
11 前歯
12 軟口蓋
13 舌根部
15 口腔底
16 口蓋垂
17 咽頭蓋
18 肺
20 頬
30 規制部
31 貫通孔
32 突条部
33 規制手段挿入用帯体
34 突起
35 孔
40 突起部
41 突起
50 コーティング膜
51 コーティング範囲
60 規制手段
61 筒状部
62 脱着可能規制具
C 破線部分
F 前方
R 後方

Claims (7)

  1. 口に挿入する、弾性体からなる睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具であって、
    正面視で凸型に弓形状で板状の口腔挿入弾性体と、前記口腔挿入弾性体の前端側に前記口腔挿入弾性体に対して下側から対向させた平板状の口唇挟持弾性体とを備え、
    前記口唇挟持弾性体は、平面視で、前歯から口唇で挟持できるまでの前後方向の長さと、口唇で挟持可能な左右方向の幅を有する略四角形状からなり、
    前記口腔挿入弾性体は、
    平面視で、前端が前記口唇挟持弾性体の前端と同じで、後端が軟口蓋に近接するまでの前後方向の長さと、前記口唇挟持弾性体と対向させた範囲は前記口唇挟持弾性体と同じ左右方向の幅で、前記対向させた範囲より後方においては口腔底の頬側に当接可能な左右方向の幅を有し、
    歯を噛み合わせたときに少なくとも歯が当接する範囲を除いた範囲に複数の貫通孔を設け、
    前記対向させた範囲が筒状部を形成したことを特徴とする睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具。
  2. 前記口腔挿入弾性体の左右方向の中央部で下側に前端部から後端部まで前後方向に長尺状の突条部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具。
  3. 前記突条部の中央後端部から下方に向けて、前記突条部の長手方向に対する垂直断面形状が後方に開口部を形成する略U字状で溝状の、舌垂れ下がり防止の規制部を延設させたことを特徴とする請求項2に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具。
  4. 前記睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具における前記突条部及び前記規制部からなる規制手段の形態を、第一の形態として前記規制手段を請求項1に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具とともに一体化成形した形態、第二の形態として前記規制手段の前記突条部の上面と請求項1に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具の口腔挿入弾性体の下面とを接した状態で固定させた形態、又は、第三の形態として請求項1に記載の口腔挿入弾性体の下側に設けた規制手段挿入用帯体により形成した前記口腔挿入弾性体と前記規制手段挿入用帯体からなる筒状部に前記規制手段の突条部を挿入させ固定させた形態であることを特徴とする請求項3に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具。
  5. 前記規制部の外周壁に貫通孔を設けたことを特徴とする請求項3又は4に記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具。
  6. 前記規制部の下部の表面がコーティング膜で被覆されていることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具。
  7. 前記口腔挿入弾性体の左右方向の中央部で上側に、軟口蓋周囲に当接する突起部、及び/又は、口腔粘膜や舌に当接する突起を設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具。
JP2015240957A 2015-12-10 2015-12-10 睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具 Active JP6007379B1 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015240957A JP6007379B1 (ja) 2015-12-10 2015-12-10 睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具
DE112016005627.3T DE112016005627T5 (de) 2015-12-10 2016-09-02 Unterstützungsvorrichtung zur linderung des schlafapnoe-syndroms
PCT/JP2016/075777 WO2017098759A1 (ja) 2015-12-10 2016-09-02 睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具
CN201680069173.6A CN108697526B (zh) 2015-12-10 2016-09-02 睡眠呼吸暂停综合征改善用辅助器具
US15/983,691 US11039951B2 (en) 2015-12-10 2018-05-18 Assistance implement for ameliorating sleep apnea syndrome
HK19100657.3A HK1258293A1 (zh) 2015-12-10 2019-01-15 睡眠呼吸暫停綜合征改善用輔助器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015240957A JP6007379B1 (ja) 2015-12-10 2015-12-10 睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6007379B1 true JP6007379B1 (ja) 2016-10-12
JP2017104308A JP2017104308A (ja) 2017-06-15

Family

ID=57123219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015240957A Active JP6007379B1 (ja) 2015-12-10 2015-12-10 睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具

Country Status (6)

Country Link
US (1) US11039951B2 (ja)
JP (1) JP6007379B1 (ja)
CN (1) CN108697526B (ja)
DE (1) DE112016005627T5 (ja)
HK (1) HK1258293A1 (ja)
WO (1) WO2017098759A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101849649B1 (ko) * 2017-09-28 2018-04-17 장민호 기침치료기 및 이를 이용한 기침치료방법
JP6374078B1 (ja) 2017-12-26 2018-08-15 株式会社壮健 睡眠時無呼吸症候群症状改善用補助器具

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3129305B2 (ja) * 1999-02-26 2001-01-29 日本電気株式会社 テストキャリア及びベアチップの検査方法
JP2008067732A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Kiyoshi Yasumuro 口腔筋トレーニング器具
JP2013106811A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 尚 ▲高▼野 軟口蓋安定器
JP2013530809A (ja) * 2010-07-20 2013-08-01 アプニキュア, インコーポレイテッド 舌係合部材を有する気道デバイス

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA2381904C (en) * 1999-09-17 2008-07-08 Pi Medical, Inc. Implants and methods for snoring treatment
US6792942B1 (en) * 2003-05-30 2004-09-21 Jung-Hua Ho Sleep silencer
US6976491B2 (en) * 2003-10-30 2005-12-20 D Agosto Joseph Gag-less airway for snoring prevention
DE202005015106U1 (de) * 2004-12-01 2006-02-09 Toussaint, Winfried, Dr. Stufenlos verstellbare Unterkieferprotusionsschiene zur Behandlung von Schnarchen und obstruktiver Schlafapnoe
JP2010029615A (ja) * 2008-07-29 2010-02-12 New Wave Medical:Kk 睡眠時無呼吸等の防止用マウスピース
JP2010142497A (ja) * 2008-12-19 2010-07-01 Taiichiro Motomura 睡眠時呼吸補助・改善、鼾抑制用のマウスピース
JP5323643B2 (ja) * 2009-11-05 2013-10-23 實 石川 いびき防止具
US8307823B2 (en) * 2009-12-21 2012-11-13 William Schmal Breathing aid

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3129305B2 (ja) * 1999-02-26 2001-01-29 日本電気株式会社 テストキャリア及びベアチップの検査方法
JP2008067732A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Kiyoshi Yasumuro 口腔筋トレーニング器具
JP2013530809A (ja) * 2010-07-20 2013-08-01 アプニキュア, インコーポレイテッド 舌係合部材を有する気道デバイス
JP2013106811A (ja) * 2011-11-21 2013-06-06 尚 ▲高▼野 軟口蓋安定器

Also Published As

Publication number Publication date
US11039951B2 (en) 2021-06-22
HK1258293A1 (zh) 2019-11-08
DE112016005627T5 (de) 2018-09-06
JP2017104308A (ja) 2017-06-15
WO2017098759A1 (ja) 2017-06-15
CN108697526B (zh) 2020-09-04
US20180263809A1 (en) 2018-09-20
CN108697526A (zh) 2018-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3388018B1 (en) Mandible teeth fixing oral device
KR101235888B1 (ko) 코골이 방지부재
KR102053985B1 (ko) 코골이 및 수면무호흡증 방지기구
EP2948110B1 (en) Oral appliance
KR101782093B1 (ko) 코골이 및 이갈이 방지기구
EA037201B1 (ru) Фиксатор прикуса клыка и первых малых коренных зубов для предотвращения апноэ во время сна
JPH0578346B2 (ja)
JP2014133016A (ja) マウスピース型いびき又は睡眠時無呼吸症防止具
US20140216469A1 (en) Mandibular appliance with oxygen
JP2012055699A (ja) 鼾防止装置
JP2020508765A (ja) 気道の開通を維持する中咽頭器具
KR100596129B1 (ko) 코골이 및 수면무호흡증 방지장치
JP2010142497A (ja) 睡眠時呼吸補助・改善、鼾抑制用のマウスピース
JP6007379B1 (ja) 睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具
KR101828841B1 (ko) 범용 코골이 방지기구
JP5858549B1 (ja) 睡眠時無呼吸症候群改善用補助器具
JP5728784B2 (ja) マウスピース
KR101752966B1 (ko) 개선된 코골이 방지구
US10912670B2 (en) Oral appliance and method for manufacturing the same
TWM585604U (zh) 口內止鼾裝置
US20160074207A1 (en) Oral appliance
KR20150010450A (ko) 코골이 방지 기구
KR102551228B1 (ko) 음압을 이용한 수면무호흡 코골이 방지 장치
KR101088300B1 (ko) 호흡구 필터 및 이를 구비하는 구강치료용 보조장치
JPS6013460Y2 (ja) いびき防止器

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160802

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6007379

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250