JP2006026111A - 立体形状を備えた衛生マスク - Google Patents

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Shiro Yokoi
四郎 横井
Takanao Yokoi
隆直 横井
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Abstract

【課題】織布や不織布等で作られたマスク本体の両側端に耳掛けを取付けたものに就いて、マスク本体の周縁部の、顔面への密着性の向上と併せて、装着時の息苦しさ、圧迫感、感触の悪さ等の使い勝手も改善した、立体形状を備える衛生マスクを提供する。
【解決手段】口及び鼻孔に当てがうマスク本体は、その上下両辺部の各真ん中個所を、Vカット状縫い縮めることにより、鼻及び口と向きあう部分を前向きに膨出させて、着用時に、“ゆとり空間”が出来る様にしたことを特徴とする。
1組の耳掛けは、帯紐状に形成して、夫々の両端をマスク本体の四隅の角部に縫い付けるとよい。
又、マスク本体の内側面を、メリヤス生地や起毛生地にするとよい。
更に、マスク本体の上辺部の縁取材に、可塑性に優れた可塑性帯板状片を包埋させるとよい。
【選択図】図2

Description

本発明は、布や不織布等で作られた既存のものに比べて、顔面への密着性や装着感等を格段に向上させた、立体形状を備える衛生マスクに関する。
図4は、既存の一般的な構造を備えた衛生マスクを、その内側から見た平面図である。
この衛生マスクBは、ガーゼや不織布等の布地を複数枚重ね合わせて、口及び鼻孔を覆うに足る大きさに作られたマスク本体51と、その左右の側端に袋縫い状に設けた紐通し部53の夫々に挿通させた、ゴム輪状の耳掛紐52とで構成されている。
更に、マスク本体51の上辺側の真ん中部分を、Vカット状に摘んで縫い綴じることにより、摘み個所54を設けている。
これによって、マスク本体51は、鼻に触れる部分が前向きに膨出するので、この部分での顔面への密着性を高められる。
実用新案登録 第3100600号 実用新案登録 第3103183号 特開2003−742
上記の如き形態を備えた、在来の布製の衛生マスクにも、以下に列挙した如き幾つかの点で、尚、改善の余地が残されている。
(1)マスクを装着すると、マスク本体のほぼ全面が顔面に当接されるので、いささか息苦しい。又、感触が良くない。
(2)マスク本体の上辺側の密着性は良いとしても、下辺側の顎に触れる部分の密着性が不十分である。
(3)マスク本体の側端の袋縫状の部分に挿通状態にある耳掛けが、この側端を引っ張ることによって、この部分が“巾着袋”の口の様に絞り込まれる。
(4)その為、マスク本体の側端部分と顔面との密着性が損なわれる。
(5)又、顔かたちの個人差に対して、耳掛けの長さを調節出来ない。
そこで、本発明の目的は、織布や不織布等で作られたマスク本体と、耳掛けとを備えるものに於いて、マスク本体の周縁部と、顔面との密着度(気密度)をより高めさせ、併せて、装着時の息苦しさ、圧迫感、感触の悪さ等の使い勝手上の諸問題も改善した、立体形状を備える衛生マスクを提供するにある。
上記の目的を達成する為の、本発明による立体形状を備えた衛生マスクは、
織布や不織布等を複数枚重ね合わせて作られ、口及び鼻孔に当てがうマスク本体の両側辺に、耳掛けを取付けたものに於いて、
マスク本体の上下両辺部の各真ん中個所を、Vカット状に縫い縮めることにより、鼻及び口と向きあう部分を前向きに膨出させたことを特徴とする。
そして、マスク本体は、その両側辺の縦巾を、中央部の縦巾より短い寸法に設定したことも特徴とする。
更に、帯紐状に形成した耳掛けの両端を、マスク本体の側辺の上下の隅角個所に縫い付けたことも特徴とする。
マスク本体の内側面を、メリヤス生地又は起毛生地としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の立体形状を備えた衛生マスク。
更には、マスク本体の上辺部に綴じ付けた縁取材に、顔面の凹凸形状に馴染ませる為の、可塑性を有する可塑性帯板状片を包埋させたことも特徴とする。
本発明による立体形状を備えた衛生マスクは、以下に列挙した如き実用上の優れた特長を備えている。
(a)マスク本体は、鼻及び口と対向する部分を、前向きに膨出した形状とすることによって、この部分と顔面との間に“ゆとり空間”が出来て密着せず、息苦しさや、密着による不快感を解消させられる。
(b)又、マスク本体の下辺側の、顎に触れる部分の密着性も高められる。
(c)上記の“ゆとり空間”が、保温機能や保湿機能も果たしてくれる。
(d)更に、“ゆとり空間”があることによって、マスクを掛けたままでも会話し易くなる。
(e)細帯状の耳掛けの両端を、マスク本体の側辺の上下の隅角個所に縫い付けているので、図4に示した在来のマスクの様に、耳掛紐の張力により、マスク本体の両側端が“巾着袋”状に絞り込まれることがない。
(f)又、マスク本体の側辺の縦巾を狭めて、耳の縦巾寸法に近付けている。
(g)その為、マスク本体の両側辺部と、顔面との密着性も高められる。
(h)帯紐状の耳掛けは、“バックル”等の長さ調節具を組付け易いので、各人の顔かたちの相異に合わせるべく、その長さを調節出来る。
(i)マスク本体の内側面を、メリヤス生地や起毛生地とすることによって、顔面への接触感がよりソフトになる。
(j)又、保温性や吸湿性等の点でも改善される。
(k)顔面の凹凸形状に馴染ませる為の可塑性帯板状片を、マスク本体の上辺部に包埋させことによって、顔面に違和感を及ぼさず、又、見た目がスマートになる。
以下に、本発明の一実施例に就いて、図1〜図3を参照しながら説明する。
図1は、この実施例の衛生マスクAを、表側から見た斜視図であり、図2は、裏側から見た斜視図である。
図3は、衛生マスクAの中央部の縦断面図で、着用状態の説明図を兼ねている。
衛生マスクAは、口及び鼻孔に当てがう為のマスク本体1と、左右1組の帯紐
状の耳掛け2,2と、マスク本体1の上辺部に包埋させた、可塑性に富んだ素材から成る可塑性帯板状片3とを備えている。
織布や不織布等の複数枚を適宜に重ね合わせたマスク本体1は、その両側辺の縦巾を、中央部の縦巾よりも狭くした、ほぼ不定六角形状に形作られている。
マスク本体1の、具体的な材質は、その内側面1aの1枚を除けば、既存の衛生マスクのそれとほぼ同様である。
積層構造を備えたマスク本体1の、内側面1aは、メリヤス生地、又は、起毛生地を用いている。
その他に、粉塵吸着用のフィルターを挟み込ませたり、抗菌剤処理を施す等の、公知技術を適宜に活用するとよい。
更に、マスク本体1は、図中に符号1bを付して示した様に、その上下両辺部の各真ん中個所を、Vカット状に、その横幅方向に縫い縮めることによって、縫い縮め個所1bを形成させている。
これによって、図3に示した様に、マスク本体1の、鼻及び口と向きあう部分を、前向きに膨出させることが出来る。
又、マスク本体1の周縁部は、バイアス織テープ等の縁取材4でくるんだうえ、縫い綴じている。
そして、マスク本体1の上辺側の縁取材4には、可塑性帯板状片3を包埋させている。
左右1組の、伸縮性に富む帯紐状の耳掛け2,2は、夫々の両端を、マスク本体1の四隅の角部に縫い付けている。
帯紐状の耳掛け2は、在来のゴム輪状の耳掛紐とは異なって、“バックル”の様な長さ調節具を、必要に応じて、簡単に組付けることが出来る。
次に、この実施例の衛生マスクAの機能に就いて説明する。
衛生マスクAを着用すると、図3に示した様に、マスク本体1は、鼻及び口と向きあう部分が、自づから前向きに膨出した状態になる。
従って、既存の衛生マスクの様に、耳掛紐が及ぼす引張力によって、マスク本体が鼻及び口を覆う様に密着してしまうことは無い。
即ち、図3に示した様に、マスク本体1と鼻及び口との間には、幾分かの“ゆとり空間”Sが形成される。
その為、マスク本体1が鼻及び口にピッタリ密着した場合の様な、息苦しい感じや、違和感が殆ど無くなる。
又、衛生マスクAを着用したままでも、会話をし易くなり、聞き手は、聞き取り易くなる。
更に、外界から遮断された“ゆとり空間”Sは、鼻及び口廻りの生理的環境を良くする為の、保温及び保湿機能も果たしてくれる。
そして、呼気中の水分や鼻水を含んで濡れた、マスク本体1の内側面が、鼻や口に密着する不快感も無くすことが出来る。
その上、マスク本体1の内側面1aは、暖かい感触のメリヤス生地、又は、起毛生地なので、頬等の顔面への接触感も至極ソフトで良好になる。
又、保温性も高めてくれる。
更には、マスク本体1の上辺部に綴じ付けた縁取材4の中に、可塑性に優れた可塑性帯板状片3を包埋させたことによって、この上辺部が、凹凸のある顔面に良く密着し、然も、違和感を感じさせない。
本発明の一実施例を示すもので、衛生マスクを表側から見た斜視図である。 同上、裏側から見た斜視図である。 同上、着用状態の衛生マスクの中央部分の縦断面図である。 従来例を示すもので、衛生マスクを裏側から見た平面図である。
符号の説明
A 衛生マスク
1 マスク本体
1a 内側面
1b 縫い縮め個所
2 耳掛け
3 可塑性帯板状片
4 縁取材
S “ゆとり空間”
B 従来の衛生マスク
51 本体
52 耳掛紐
53 紐通し部
54 摘み個所

Claims (5)

  1. 織布や不織布等を複数枚重ね合わせて作られ、口及び鼻孔に当てがうマスク本体の両側辺に、耳掛けを取付けたものに於いて、
    マスク本体の上下両辺部の各真ん中個所を、Vカット状に縫い縮めることにより、鼻及び口と向きあう部分を前向きに膨出させたことを特徴とする立体形状を備えた衛生マスク。
  2. マスク本体は、その両側辺の縦巾を、中央部の縦巾より短い寸法に設定したことを特徴とする請求項1記載の立体形状を備えた衛生マスク。
  3. 帯紐状に形成した耳掛けの両端を、マスク本体の側辺の上下の隅角個所に縫い付けたことを特徴とする請求項1又は2記載の立体形状を備えた衛生マスク。
  4. マスク本体の内側面を、メリヤス生地又は起毛生地としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の立体形状を備えた衛生マスク。
  5. マスク本体の上辺部に綴じ付けた縁取材に、顔面の凹凸形状に馴染ませる為の、可塑性を有する可塑性帯板状片を包埋させたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の立体形状を備えた衛生マスク。
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