JP3128531B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

電動パワーステアリング装置

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JP3128531B2
JP3128531B2 JP09085012A JP8501297A JP3128531B2 JP 3128531 B2 JP3128531 B2 JP 3128531B2 JP 09085012 A JP09085012 A JP 09085012A JP 8501297 A JP8501297 A JP 8501297A JP 3128531 B2 JP3128531 B2 JP 3128531B2
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義人 中村
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0457Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by control features of the drive means as such
    • B62D5/046Controlling the motor
    • B62D5/0463Controlling the motor calculating assisting torque from the motor based on driver input

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電動機の動力を
ステアリング系に直接作用させて、運転者の操舵力を軽
減する電動パワーステアリング装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図1は電動パワーステアリング装置の模
式構造図である。電動パワーステアリング装置1は、ス
テアリング系に電動機10を備え、電動機10から供給
する動力を制御装置20を用いて制御することによっ
て、運転者の操舵力を軽減している。
【0003】ステアリング・ホイール2に一体的に設け
られたステアリング軸3は、自在継ぎ手4a,4bを有
する連結軸4を介してラック&ピニオン機構5のピニオ
ン6へ連結される。ラック軸7はピニオン6と噛合する
ラック歯7aを備える。ラック&ピニオン機構5は、ピ
ニオン6の回動をラック7の軸方向への往復運動へ変換
する。ラック軸7の両端にタイロッド8を介して転動輪
としての左右の前輪9が連結される。ハンドル2を操舵
すると、ラック&ピニオン機構5ならびにタイロッド8
を介して前輪9が揺動される。これによって手動操作に
より車両の向きを変えることができる。
【0004】操舵力を軽減するために、アシストトルク
(操舵補助トルク)を供給する電動機10をラック軸7
と同軸的に配置し、電動機10の回動出力をボールねじ
機構11を介して推力に変換してラック軸7に作用させ
ている。ボールねじ機構11は、電動機10のロータに
連結されたナット12と、ラック軸7に形成されたねじ
軸7bとから構成される。ナット12の回動力は、ねじ
軸7bによってラック軸7の軸方向への推力へ変換され
る。電動機10で発生させたアシストトルクをラック軸
7への推力へ変換して伝達することで、手動操舵力を軽
減させている。
【0005】操舵トルク検出部(操舵トルクセンサ)1
8によってピニオン6に作用する手動操舵トルクTsを
検出し、検出した操舵トルクTsに係るトルク信号Tp
を制御装置20へ供給している。制御装置20は、トル
ク信号Tpに基づいて電動機駆動信号20aを出力して
電動機10の出力パワー(操舵補助トルク)を制御す
る。
【0006】図2は従来の制御装置のブロック構成図で
ある。従来の制御装置20Aは、目標補助トルク決定部
201と、電動機駆動部202とを備える。目標補助ト
ルク決定部201は、トルク信号Tpに基づいて目標補
助トルクを決定し目標補助トルク信号201aを出力す
る。目標補助トルク決定部201は、操舵トルクの絶対
値が予め設定した不感帯しきい値よりも小さければ、目
標補助トルクをゼロにする。目標補助トルク決定部20
1は、操舵トルクが不感帯しきい値を越えていれば、操
舵トルクに比例した目標補助トルクを出力する。目標補
助トルク決定部201は、操舵トルクが大きくなって
も、出力する目標補助トルクが予め設定した上限値を越
えないよう制限している。
【0007】電動機駆動部202は、目標補助トルク信
号201aに基づいて電動機駆動信号20aを出力し、
電動機10から目標とする補助トルクが供給されるよう
に電動機10を駆動する。
【0008】図3は従来の他の制御装置のブロック構成
図である。従来の他の制御装置20Bは、第1目標補助
トルク決定部211と、操舵トルク微分部212と、第
2目標補助トルク決定部213と、加算部214と、電
動機駆動部202を備える。
【0009】第1目標補助トルク決定部211は、トル
ク信号Tpに基づいて第1目標補助トルクに決定し第1
目標補助トルク信号211aを生成して出力する。第1
目標補助トルク決定部211は、操舵トルクの絶対値が
予め設定した不感帯しきい値よりも小さければ、第1目
標補助トルクをゼロにする。第1目標補助トルク決定部
211は、操舵トルクが不感帯しきい値を越えており、
かつ、予め設定したしきい値よりも小さい場合は、操舵
トルクに低利得で比例した第1目標補助トルクを出力す
る。第1目標補助トルク決定部211は、操舵トルクが
予め設定したしきい値を越えていれば、操舵トルクに高
利得で比例した第1目標補助トルクを出力する。第1目
標補助トルク決定部211は、操舵トルクが大きくなっ
ても、出力する第1目標補助トルクが予め設定した上限
値を越えないよう制限している。
【0010】操舵トルク微分部212は、トルク信号T
pの単位時間当りの変化量を求め、求めた変化量を微分
トルク信号212a(ラプラス変換領域ではTp・s)
として出力する。
【0011】第2目標補助トルク決定部213は、微分
トルク信号212aに基づいて第2目標補助トルクを決
定した第2目標補助トルク信号213aを出力する。第
2目標補助トルク決定部213は、微分トルク値が大き
くなっても、出力する第2目標補助トルクが予め設定し
た上限値を越えないよう制限している。
【0012】加算部214は、第1目標補助トルクに係
る信号211aと第1目標補助トルクに係る信号213
aとを加算し、加算出力を目標補助トルク信号214a
として出力する。
【0013】図4は操舵トルクと操舵速度とに基づいて
操舵補助トルクを制御する従来の制御装置のブロック構
成図である。図4に示す従来の制御装置20Cは、第1
目標補助トルク決定部221と、第3目標補助トルク決
定部222と、減算部223と、電動機駆動部202と
を備える。
【0014】第1目標補助トルク決定部221はトルク
信号Tpに基づいて操舵トルクに応じた第1目標補助ト
ルクを決定し第1目標補助トルク信号221aを出力す
る。図1に示した操舵回転速度検出部19は、操舵回転
速度θsを検出し、検出した操舵回転速度θsに係る操
舵速度信号dθを制御装置20Cへ供給している。第3
目標補助トルク決定部222は、操舵速度信号dθに応
じて第1目標補助トルクを補正するための第3目標補助
トルク信号222aを出力する。減算器223は、第1
目標補助トルク信号221aから第3目標補助トルク信
号222aを減算し、減算出力を目標補助トルク信号2
23aとして出力する。
【0015】図5は操舵トルクと操舵速度とに基づいて
操舵補助トルクを制御する従来の他の制御装置のブロッ
ク構成図である。図5に示す従来の制御装置20Dは、
第1目標補助トルク決定部231と、操舵トルク微分部
232と、第2目標トルク決定部233と、第3目標補
助トルク決定部234と、減算部235と、加算部23
6と、電動機駆動部202とを備える。
【0016】第1目標補助トルク決定部231はトルク
信号Tpに基づいて操舵トルクに応じた第1目標補助ト
ルクを決定し第1目標補助トルク信号231aを出力す
る。第3目標補助トルク決定部234は、操舵速度信号
dθに応じて第1目標補助トルクを補正するための第3
目標補助トルク信号234aを出力する。減算器235
は、第1目標補助トルク信号231aから第3目標補助
トルク信号234aを減算し、減算信号235aを加算
部236へ供給する。
【0017】操舵トルク微分部232は、トルク信号T
pの単位時間当りの変化量を求め、求めた変化量を微分
トルク信号232aとして出力する。第2目標補助トル
ク決定部233は、微分トルク信号232aに基づいて
第2目標補助トルク信号233aを出力する。加算部2
36は、減算信号235aと第2目標補助トルク信号2
33aとを加算し、加算出力を目標補助トルク信号23
6aとして電動機駆動部202へ供給する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】図2に示した従来の制
御装置20Aは、操舵トルクのみに基づいて電動機の運
転を制御しているため、電動機の慣性や減速機構(ボー
ルねじ機構)における摩擦等の影響によって応答の遅れ
が生ずる。このため、操舵入力に対する即応性と制御系
の安定性を高いレベルで満足させることが難しい。制御
装置20Aの操舵補助利得を上げて応答性の改善を図ろ
うとしても、制御系が不安定になって発振を生じ、寄生
振動や寄生発振を発生することがある。
【0019】図3に示した従来の他の制御装置20B
は、操舵トルク信号の微分信号に基づく操舵補助トルク
を加えることで、操舵入力に対する応答性の改善を図っ
ているが、操舵トルク信号の周波数が例えば2〜4ヘル
ツ程度の低い周波数帯域において、制御系の利得にピー
クが生じたり、急激な位相遅れを生じたりすることがあ
る。すなわち、制御上有害な共振点が生じることがあ
る。このため、低い周波数帯域において操舵入力に対す
る応答性が過敏になり、不整路において路面からの外乱
の影響によりステアリングハンドルがふらつき易くなる
ことがある。
【0020】図3に示した従来の他の制御装置20B
は、操舵トルクが第1目標補助トルク決定部211の不
感帯しきい値よりも小さい場合、操舵トルクの微分値だ
けに基づいて目標補助トルクに係る信号214aが出力
されるため、しっかりした保舵感が得られないことがあ
る。
【0021】図4,図5に示した制御装置20C,20
Dは、操舵回転速度dθに基づく制御を付加すること
で、ステアリング・ハンドルの収斂性の向上を図ってい
る。操舵トルクTpに応じて決定した第1目標補助トル
クから操舵速度dθに応じた第3補助トルクを減算して
第1目標補助トルクを補正することで、制御系の安定性
を増すことができるが、その反面、操舵入力に対する即
応性の向上が望めない。
【0022】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、操舵入力に対する応答性と制御系の安
定性と両立させ、良好な操舵特性を得ることのできる電
動パワーステアリング装置を提供することを目的とす
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明に係る電動パワーステアリング装置は、操舵ト
ルク検出部と、操舵回転速度検出部と、操舵トルクの微
分値を求める操舵トルク微分部と、操舵トルクに対応す
る値から操舵回転速度に対応する値を減算するとともに
操舵トルクに対応する値に操舵トルクの微分値に対応す
る値を加算して電動機制御信号を決定する電動機制御信
号決定部と、ステアリング系に補助トルクを供給する電
動機と、電動機制御信号に基づいて電動機を駆動する電
動機駆動部とを備えた電動パワーステアリング装置にお
いて、操舵トルク微分部は、操舵トルクの直流成分に近
周波数成分ならびに高周波成分を除いた操舵トルク成
分に対する微分値を出力するよう構成したことを特徴と
する。
【0024】なお、この場合の加算、減算とは、方向を
加味したベクトル量の加算、減算を意味する。すなわ
ち、操舵トルク、操舵回転速度、操舵トルク微分の方向
が同じ時の加算と方向が逆の時の減算は、絶対値の加算
であり、一方、方向が同じ時の減算と方向が逆の時の加
算は、絶対値の減算を意味する。
【0025】この発明に係る電動パワーステアリング装
置は、操舵トルクに対応する値に対して、操舵トルクの
直流成分に近い周波数成分ならびに高周波成分を除いた
操舵トルク成分に対する微分値に応じた値を加算し、さ
らに、操舵回転速度に対応する値を減算補正した得た値
に基づいて電動機から供給する操舵補助トルクを制御す
る構成としたので、操舵補助系の応答性を改善しつつ、
例えば2〜4ヘルツ程度の低い周波数帯域において制御
系の利得が過剰に上昇するのを抑制することができる。
【0026】よって、不整路にあってもハンドル(ステ
アリングホイール)がふらつきにくく、良好な直進性が
得られる。さらに、操舵トルクが小さい状態でも、滑ら
かな操作性と適切な保舵感が得られる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。電動パワーステアリング装置
の構造は、図1に示したものと基本的に同じであり、そ
の構造ならびに動作については前述した通りである。
【0028】図6はこの発明に係る制御装置のブロック
構成図である。図6に示す制御装置20は、操舵トルク
微分部21と、電動機制御信号決定部24と、電動機駆
動部31とからなる。操舵トルク微分部21は、帯域通
過フィルタ部(BPF部)22と微分演算部23とを備
える。電動機制御信号決定部24は、目標値信号設定部
25と、加算器26と、目標値補正信号設定部27とか
らなる。目標値補正信号設定部27は、2組の乗算器2
8,29と、減算器30とを備える。
【0029】操舵トルク検出部18から出力されるトル
ク信号Tpは、目標値信号設定部25と操舵トルク微分
部21へそれぞれ供給される。目標値信号設定部25
は、トルク信号Tpに基づいて操舵トルクに対応する目
標値信号ITBを出力する。目標値信号ITBは加算器
26へ供給される。
【0030】帯域通過フィルタ部(BPF部)22は、
トルク信号Tpから2ヘルツ〜100ヘルツ程度の周波
数帯域の信号成分を抽出する。抽出された所定周波数帯
域のトルク信号成分22aは、微分演算部23へ供給さ
れる。微分演算部23は、所定周波数帯域のトルク信号
成分22aに対して微分演算を施し、その結果を操舵ト
ルク微分信号dTとして出力する。操舵トルク微分信号
dTは、乗算器28へ供給される。
【0031】乗算器28は、操舵トルク微分信号dTに
対して予め設定した係数KTDを乗算し、乗算結果(d
T・KTD)を微分トルクに応じた目標補正値信号28
aとして出力する。
【0032】操舵回転速度検出部19から出力される操
舵速度信号dθは、乗算器29へ供給される。乗算器2
9は、操舵速度信号dθに対して予め設定した係数KT
Rを乗算し、乗算結果(dθ・KTR)を操舵速度に応
じた目標補正値信号29aとして出力する。
【0033】減算器30は、微分トルクに応じた目標補
正値信号28aから操舵速度に応じた目標補正値信号2
9aを減算補正し、偏差信号(dT・KTD−dθ・K
TR)を目標値補正信号ITCとして出力する。目標値
補正信号ITCは加算器26へ供給される。
【0034】加算器26は、目標値信号ITBと目標値
補正信号ITCとを加算し、加算結果を目標駆動信号I
Tとして出力する。目標駆動信号ITは、電動機駆動部
31へ供給される。電動機駆動部31は、目標駆動信号
ITに基づいて電動機駆動信号20aを生成・出力し
て、図1に示した電動機10へ供給する。
【0035】以上の構成であるから図6に示した制御装
置20は、操舵トルク微分部21内の帯域通過フィルタ
部22で操舵トルク信号Tpの直流成分に近い周波数成
分と高域周波数成分とを除いた周波数帯域の信号成分を
抽出して、抽出した信号成分22aを微分演算部23で
微分して操舵トルク微分信号dTを得て、所定周波数帯
域の操舵トルク微分信号dTに対して乗算器28が所定
の係数を乗じて微分トルクに応じた目標補正信号28a
を生成し、微分トルクに応じた目標補正信号28aから
操舵速度に応じた目標補正値信号29aを減算器30で
減算して目標値補正信号ITCを生成し、操舵トルクに
応じて設定した目標値信号ITBと目標値補正信号IT
Cとを加算器26で加算して目標駆動信号ITを生成し
て、目標駆動信号ITに基づいて電動機10から供給す
る操舵補助力を制御する。
【0036】操舵トルク信号Tpの直流成分に近い周波
数成分と高域周波数成分とを除いた周波数帯域の信号成
分に基づいて操舵トルク微分信号dTを生成するととも
に、目標値補正信号決定部27のゲイン(乗算係数)を
適当に設定することによって、操舵補助系の応答性を改
善しつつ共振周波数帯域における操舵補助ゲインの過剰
な上昇を抑制することができる。これにより、不整路で
もハンドルがふらつきにくく、良好な直進性が得られる
とともに、操舵トルクが小さいために目標値信号設定部
25から出力される目標値信号ITBがゼロ(目標値信
号設定部25の不感帯)となる状態においても、滑らか
な操作性と適切な保舵感を得ることができる。
【0037】図7は微分トルク演算部の他の構成例を示
すブロック構成図である。微分トルク演算部19は、図
7(a)に示すように一体的なフィルタとしてもよい。
図7(b)に示すようにローパス・フィルタと減算器と
によって同一の機能をもつように構成してもよい。
【0038】操舵回転速度検出部19を設けずに、図示
しない電動機電流検出器からの電流検出値IM、ならび
に、図示しない電動機駆動電圧検出器からの駆動電圧値
VMとから電動機10の回転角速度θMを次の式によっ
て求め、求めた電動機回転角速度θMから操舵速度dθ
を推定する構成としてもよい。 θM=(VM−R・IM)/KE ただし、Rは電動機の端子端抵抗、KEは電動機の逆起
電圧定数である。
【0039】目標値補正信号設定部27において、操舵
トルク微分信号dTに乗ずる係数KTDは、非線形特性
を有する係数設定マップを用いて、操舵トルク微分信号
dTの大きさに応じて係数KTDを変更するようにして
もよい。さらに、車速に応じて係数KTDを変更するよ
うにしてもよい。同様に、操舵速度信号dθに乗ずる係
数KTRについても、非線形特性を有する係数設定マッ
プを用いて、操舵速度信号dθの大きさに応じて係数K
TRを変更するようにしてもよく、さらに、車速に応じ
て係数KTRを変更するようにしてもよい。
【0040】図8は補助操舵系の入出力特性の周波数特
性図である。図8(a)は制御利得(ゲイン)の周波数
特性、図8(b)は位相の周波数特性を示す。点線は従
来の特性を、実線はこの発明に係る制御装置20の特性
を示す。
【0041】目標値駆動信号ITとして、操舵トルク検
出値Tpから得られる目標値成分ITBと操舵トルクの
微分値dTから得られる目標値補正成分ITCとの和を
用いる従来の制御手法では、図8(a)中に丸枠(破線
表示)で示したように、共振点(制御ゲインがピークと
なる点)を持つ。これは、特にこの周波数域において補
助操舵系が振動し易いことを意味しているから、このよ
うな操舵系では操舵入力や路面からの逆入力に際してハ
ンドルがふらつき易いといった問題が生ずる。
【0042】そこで、この共振周波数帯域におけるゲイ
ンの上昇を押えるように、すなわち、共振点における減
算係数ζを0.6程度がそれ以上になるように帯域通過
部(BPF)部22の周波数特性を設定し、目標値補正
信号設定部27における各乗算係数KTD,KTRを設
定し、さらに、周波数帯域が制限された微分トルクに応
じた目標補正値28aから操舵速度に応じた目標補正値
29aを減算して得た値を目標値補正成分ITCとして
用いればゲイン特性が平坦(実線表示)となり、操舵入
力に対する即応性を保ったまま、外乱入力等によるハン
ドルのふらつきが少ない高品位な操舵特性をもつ電動パ
ワーステアリング装置を実現することができる。
【0043】図9はこの発明に係る電動パワーステアリ
ング装置の制御装置の他の構成例を示すブロック構成図
である。図9に示す制御装置40は、マイクロコンピュ
ータシステムを利用して構成している。制御装置40
は、操舵トルク微分部21と、電動機制御信号決定部4
1と、電動機駆動部31とからなる。電動機制御信号決
定部41は、トルク/制御信号変換部42と、速度/制
御信号変換部43と、減算器44と、微分値/制御信号
変換部45と、加算器46とを備える。
【0044】なお、図9では、操舵トルク検出部18か
ら出力されるトルク信号Tpならびに操舵回転速度検出
部19から出力される操舵速度信号dθを対応するデジ
タルトルク信号ならびにデジタル操舵回転信号へ変換す
るためのA/D変換器の図示を省略している。
【0045】操舵トルク検出部18から出力される操舵
トルク信号Tpは、操舵トルク微分部21ならびにトル
ク/制御信号変換部42へ供給される。操舵回転速度検
出部19から出力される操舵速度信号dθは、速度/制
御信号変換部43へ供給される。
【0046】操舵トルク微分部21は、操舵トルク信号
Tpからその所定周波数帯域(例えば2または4ヘルツ
〜100ヘルツ)の信号成分に対して微分演算を施し、
所定周波数帯域の操舵トルク微分信号dTを出力する。
操舵トルク微分部21は、例えば帯域通過型のデジタル
フィルタと微分演算部とで構成している。操舵トルク微
分信号dTは、微分値/制御信号変換部45へ供給され
る。
【0047】微分値/制御信号変換部45は、操舵トル
ク微分値dTを操舵トルク微分値に応じた目標補正値H
dTへ変換するための操舵トルク微分値dT−目標補正
値HdT変換テーブルを備える。変換テーブルはROM
等を用いて構成している。変換テーブルには、実験値や
設計値に基づいて予め設定された変換データが格納され
ている。微分値/制御信号変換部45は、操舵トルク微
分値dTに対応した目標補正値HdTを出力する。微分
トルクに応じた目標補正値HdTは、加算器46へ供給
される。
【0048】図10は操舵トルク微分値dTと目標補正
値HdTとの関係を示すグラフである。操舵トルク微分
値dTが所定値までは目標補正値HdTは0、操舵トル
ク微分値dTが所定値を越えると目標補正値HdTは操
舵トルク微分値dTに比例して増加する。なお、目標補
正値HdTには上限を設けている。
【0049】トルク/制御信号変換部42は、操舵トル
クTpを操舵トルクに応じた目標値ITBへ変換するた
めの操舵トルクTp−目標値ITB変換テーブルを備え
る。変換テーブルはROM等を用いて構成している。変
換テーブルには、実験値や設計値に基づいて予め設定さ
れた変換データが格納されている。トルク/制御信号変
換部42は、操舵トルクTpに応じた目標値ITBを出
力する。目標値ITBは減算器44へ供給される。
【0050】図11は操舵トルクTpと目標値ITBと
の関係を示すグラフである。操舵トルクTpが所定値ま
では目標値ITBは0、操舵トルクTpが所定値を越え
ると目標値DT2は操舵トルク値Tpに比例して増加す
る。なお、目標値ITBには上限値を設けている。
【0051】速度/制御信号変換部43は、操舵速度d
θを操舵速度に応じた目標補正値Hdθへ変換するため
の操舵速度dθ−目標補正値Hdθ変換テーブルを備え
る。変換テーブルはROM等を用いて構成している。変
換テーブルには、実験値や設計値に基づいて予め設定さ
れた変換データが格納されている。速度/制御信号変換
部43は、操舵速度dθに応じた目標補正値Hdθを出
力する。目標補正値Hdθは減算器44へ供給される。
【0052】図12は操舵速度dθと目標補正値Hdθ
との関係を示すグラフである。操舵速度dθの増加に伴
って目標補正値Hdθが増加するようにしている。な
お、目標補正値Hdθは上限値を越えないようにしてい
る。
【0053】減算器44は、操舵トルクTpに応じた目
標値ITBから操舵速度dθに対応した目標補正値Hd
θを減算し、偏差(ITB−Hdθ)を加算器46へ供
給する。加算器46は、偏差信号(ITB−Hdθ)に
微分トルクに応じた目標補正値HdTを加算し、加算信
号(ITB−Hdθ+HdT)を目標駆動値ITとして
出力する。加算器46から出力された目標駆動値ITは
電動機駆動部31へ供給される。電動機駆動部31は、
目標駆動値ITに基づいて電動機20を駆動する。
【0054】以上の構成であるから図9に示した制御装
置40は、運転者のハンドル操作(操舵トルクTpおよ
び操舵速度dθ)に対応した操舵補助力(アシストトル
ク)を電動機20で発生させてステアリング系に作用さ
せることができる。操舵トルクTpの変化分を操舵トル
ク微分部21で検出して、微分値/制御信号変換部45
で操舵トルク微分値dTに応じた目標補正値HdTを生
成して、加算器46でトルク微分値dTに応じた目標補
正値HdTを操舵トルクTpに応じた目標値ITBに加
算する構成であるから、急激なハンドル操作をした場合
でも操舵補助力が応答性よく供給される。
【0055】さらに、速度/制御信号変換部43を備
え、操舵速度dθに応じた目標補正値Hdθ分を目標値
ITBから減算補正させることで、操舵速度dθが早く
なるほど操舵補助力を減算させる構成としているので、
急激なハンドル操作に対して不必要な操舵補助力が供給
されるのを抑制することができる。これにより、操舵ト
ルクが滑らかに変化するように操舵補助トルクを供給す
ることのでき、操舵性能に優れた電動パワーステアリン
グ装置を提供することができる。
【0056】図13はこの発明に係る電動パワーステア
リング装置の制御装置のさらに他の構成例を示すブロッ
ク構成図である。図13に示す制御装置50は、マイク
ロコンピュータシステムを利用して構成している。制御
装置50は、操舵トルク微分部21と、電動機制御信号
決定部51と、電動機駆動部31とからなる。電動機制
御信号決定部51は、トルク/制御信号変換部42と、
速度/制御信号変換部43と、微分値/制御信号変換部
45と、ステアリング状態検出部52と、戻り時制御信
号演算部53と、往き時制御信号演算部54と、選択部
55と、操舵トルク方向判定部56と、方向不一致制御
信号演算部57と、方向一致制御信号演算部58と、切
替部59とを備える。
【0057】なお、図13では、操舵トルク検出部18
から出力されるトルク信号Tpならびに操舵回転速度検
出部19から出力される操舵速度信号dθを対応するデ
ジタルトルク信号ならびにデジタル操舵回転信号へ変換
するためのA/D変換器の図示を省略している。トルク
/制御信号変換部42,速度/制御信号変換部43,微
分値/制御信号変換部45は、図9に示したものと同一
である。
【0058】ステアリング状態検出手段52は符号判定
機能を有し、操舵トルク信号Tpの方向を示す符号コー
ドFおよび操舵速度信号dθの方向を示す符号コードG
を比較し、符号が一致(F=G:ステアリング往き状
態)の場合は、例えばHレベルのステアリング状態信号
St、符号が不一致(F≠G:ステアリング戻り状態)
の場合には、例えばLレベルのステアリング状態信号S
tを出力する。ステアリング状態信号Stは選択部55
へ供給される。
【0059】戻り時制御信号演算部53は、トルク/制
御信号変換部42から出力される操舵トルクTpに応じ
た目標値信号ITBと、速度/制御信号変換部43から
出力される操舵速度dθに応じた目標値補正信号Hdθ
とを加算し、加算信号((ITB+Hdθ)を出力す
る。加算信号(ITB+Hdθ)は選択部55へ供給さ
れる。
【0060】往き時制御信号演算部54は、操舵トルク
Tpに応じた目標値信号ITBから操舵速度dθに応じ
た目標値補正信号Hdθとを減算し、偏差信号(ITB
−Hdθ)を出力する。偏差信号(ITB−Hdθ)は
選択部55へ供給される。
【0061】選択部55は、ステアリング状態信号St
がHレベル(ステアリング往き状態)の場合は、偏差結
果(ITB−Hdθ)を選択して出力する。選択部55
は、ステアリング状態信号StがLレベル(ステアリン
グ戻り状態)の場合は、加算信号(ITB+Hdθ)を
選択して出力する。選択部55によって、ステアリング
の往き,戻り状態に対応して選択部55で選択された目
標値第1補正値(ITB±Hdθ)は、方向不一致制御
信号演算部57ならびに方向一致制御信号演算部58へ
供給される。
【0062】操舵トルク方向判定部56は、ステアリン
グ状態検出部52と同様に符号判定機能を有し、操舵ト
ルク信号Tpの方向を示す符号コードFと操舵トルク微
分部21からの操舵トルク微分値dTの方向を示す符号
コードHとを比較し、符号が一致(F=H:方向一致)
の場合は、例えばHレベルの操舵トルク方向信号Ht、
符号が不一致(F≠H:方向不一致)の場合には、例え
ばLレベルの操舵トルク方向信号Htを出力する。操舵
トルク方向信号Htは切替部59へ供給される。
【0063】方向不一致制御信号演算部57は、選択部
55から供給される目標値第1補正値(ITB±Hd
θ)から微分値/制御信号変換部45から出力される操
舵トルク微分値dTに応じた目標補正値HdTを減算補
正し、偏差信号を目標値第2補正値〈HdT減算補正〉
(ITB6+Hdθ−HdT),(ITB−Hdθ−H
dT)として出力する。目標値第2補正値〈HdT減算
補正〉(ITB+Hdθ−HdT),(ITB−Hdθ
−HdT)は、切替部59へ供給される。
【0064】方向一致制御信号演算部58は、選択部5
5から供給される目標値第1補正値(ITB±Hdθ)
から微分値/制御信号変換部45から出力される操舵ト
ルク微分値dTに応じた目標補正値HdTを加算し、加
算結果を目標値第2補正値〈HdT加算補正〉(ITB
+Hdθ+HdT),(ITB−Hdθ+HdT)とし
て出力する。目標値第2補正値〈HdT加算補正〉(I
TB+Hdθ+HdT),(ITB−Hdθ+HdT)
は、切替部59へ供給される。
【0065】切替部59は、操舵トルク方向信号Htが
Hレベル(F=H:方向一致)の場合、方向一致制御信
号演算部58から出力される目標値第2補正値〈HdT
加算補正〉(ITB+Hdθ+HdT),(ITB−H
dθ+HdT)を選択し、それを目標駆動値ITとして
出力する。切替部59は、操舵トルク方向信号HtがL
レベル(F≠H:方向不一致)の場合、方向不一致制御
信号演算部57から出力される目標値第2補正値〈Hd
T減算補正〉(ITB+Hdθ−HdT),(ITB−
Hdθ−HdT)を選択し、それを目標駆動値ITとし
て出力する。
【0066】目標駆動値ITは電動機駆動部31へ供給
される。電動機駆動部31は、目標駆動値ITに基づい
て目標駆動値ITに基づいて電動機20を駆動する。
【0067】以上の構成であるから図13に示した制御
装置50は、操舵トルク微分部21および微分値/制御
信号変換部45を備えるとともに、ステアリング状態検
出部43と操舵トルク方向判定部56とを備えたので、
急激なハンドル操作をして操舵トルク信号Tpの変化が
所定値を越えると応答の速い操舵補助力(アシストトル
ク)が得られるとともに、ステアリング系の往きまたは
戻り状態と、操舵トルク方向の一致または不一致状態と
の組合せ状態に対応した操舵補助力を得ることができ
る。
【0068】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る電動
パワーステアリング装置は、操舵トルクに対応する値に
対して、操舵トルクの直流成分に近い周波数成分ならび
に高周波成分を除いた操舵トルク成分に対する微分値に
応じた値を加算し、さらに、操舵回転速度に対応する値
を減算補正した得た値に基づいて電動機から供給する操
舵補助トルクを制御する構成としたので、操舵補助系の
応答性を改善しつつ、例えば2〜4ヘルツ程度の低い周
波数帯域において制御系の利得が過剰に上昇するのを抑
制することができる。
【0069】よって、不整路にあってもハンドル(ステ
アリングホイール)がふらつきにくく、良好な直進性が
得られる。さらに、操舵トルクが小さい状態でも、滑ら
かな操作性と適切な保舵感が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電動パワーステアリング装置の模式構造図
【図2】従来の制御装置のブロック構成図
【図3】従来の他の制御装置のブロック構成図
【図4】操舵トルクと操舵速度とに基づいて操舵補助ト
ルクを制御する従来の制御装置のブロック構成図
【図5】操舵トルクと操舵速度とに基づいて操舵補助ト
ルクを制御する従来の他の制御装置のブロック構成図
【図6】この発明に係る制御装置のブロック構成図
【図7】微分トルク演算部の他の構成例を示すブロック
構成図
【図8】補助操舵系の入出力特性の周波数特性図
【図9】この発明に係る電動パワーステアリング装置の
制御装置の他の構成例を示すブロック構成図
【図10】操舵トルク微分値dTと目標補正値HdTと
の関係を示すグラフ
【図11】操舵トルクTpと目標値ITBとの関係を示
すグラフ
【図12】操舵速度dθと目標補正値Hdθとの関係を
示すグラフ
【図13】この発明に係る電動パワーステアリング装置
の制御装置のさらに他の構成例を示すブロック構成図
【符号の説明】
1…電動パワーステアリング装置、10…電動機、18
…操舵トルク検出部、19…操舵回転速度検出部、2
0,40,50…制御装置、21…操舵トルク微分部、
22…帯域通過フィルタ部、23…微分演算部、24,
41,51…電動機制御信号決定部、25…目標値信号
設定部、27…目標補正信号設定部、31…電動機駆動
部、42…トルク/制御信号変換部、43…速度/制御
信号変換部、45…微分値/制御信号変換部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 5/04 B62D 6/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリング系の操舵トルクを検出する操
    舵トルク検出部と、 前記ステアリング系の操舵回転速度を検出する操舵回転
    速度検出部と、 操舵トルクの微分値を求める操舵トルク微分部と、 操舵トルクに対応する値から操舵回転速度に対応する値
    を減算するとともに、操舵トルクに対応する値に操舵ト
    ルクの微分値に対応する値を加算して電動機制御信号を
    決定する電動機制御信号決定部と、 前記ステアリング系に補助トルクを供給する電動機と、 電動機制御信号に基づいて前記電動機を駆動する電動機
    駆動部と、 を備えた電動パワーステアリング装置において、 前記操舵トルク微分部は、操舵トルクの直流成分に近い
    周波数成分ならびに高周波成分を除いた操舵トルク成分
    に対する微分値を出力するよう構成したことを特徴とす
    る電動パワーステアリング装置。
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