JP3128036U - 三脚椅子 - Google Patents

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昌紀 田村
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株式会社センプレデザイン
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Abstract

【課題】利用者がゆったりとくつろいで座ることができ、しかも使い勝手の良い三脚椅子を提供する。
【解決手段】平面形状が三方へ張り出した形を呈すると共に、一つの張り出し部1aを前側、他の二つの張り出し部1b,1c間の縁を後縁1dとする座席部1と、各張り出し部1a〜1c近傍において座席部1を所定の高さに支持する三本の脚部2〜4と、前記後縁1dの略上方に位置して設けられ、後方へ湾曲した背もたれ5を備え、背もたれ5の曲率が、座席部1の左右両縁の延長線又はその近似直線A,Bの互いの交点Oを中心として後ろ側の脚部3,4又は後縁1dを通る円周Cの曲率よりも大きい。
【選択図】図2

Description

本考案は、椅子に関するものであり、特に、脚部(レッグ)が三本の、すなわち三脚椅子に関する。
ふつう、背もたれ付きの木製椅子は、四本の脚部を有するものが多い。しかしながら、この種の四脚椅子は、床に僅かな起伏があるとガタついてしまうといった欠点がある。
その点、下記の特許文献に記載されたような、三本の脚部を有する三脚椅子(スリーレッグチェア)であれば、床の僅かな起伏に起因するガタつきは防止されるが、これらの特許文献のような三脚椅子は、利用者がゆったりとくつろいで座ることのできるようなものではなかった。
実用新案登録第3103029号公報 特開2000−279272号公報
本考案は、以上のような点に鑑みてなされたものであって、その技術的課題は、利用者がゆったりとくつろいで座ることができ、しかも使い勝手の良い三脚椅子を提供することにある。
上述した技術的課題を有効に解決するための手段として、請求項1の考案に係る三脚椅子は、平面形状が三方へ張り出した形を呈すると共に、一つの張り出し部を前側、他の二つの張り出し部間の縁を後縁とする座席部と、前記各張り出し部近傍において前記座席部を所定の高さに支持する三本の脚部と、前記後縁の略上方に位置して設けられ、後方へ湾曲した背もたれと、を備えるものである。なお、ここでいう「三方へ張り出した形」とは、角を丸めた近似三角形、近似扇形、近似銀杏葉形などを総称するものである。
請求項2の考案に係る三脚椅子は、請求項1に記載された構成において、背もたれが、後ろ側の二本の脚部を上方へ延長して形成した二本の支柱に左右を支持されたことを特徴とする。
請求項3の考案に係る三脚椅子は、請求項1に記載された構成において、背もたれの曲率が、座席部の左右両縁の延長線又はその近似直線の互いの交点を中心として前記座席部の後縁又は後ろ側の両張り出し部の縁を通る円周の曲率よりも大きいことを特徴とする。
請求項1の考案に係る三脚椅子によれば、座席部を三本の脚部で支持するため、床の僅かな起伏に起因するガタつきが発生せず、座席部は、一つの張り出し部を前側として三方へ張り出すことによって、臀部を支持する後ろ側が広い形状であるため、背もたれに寄り掛かりながらゆったりと座ることができ、この場合、上半身の体重が偏って作用する座席部の後部を二本の脚部で左右両側から支持するので、十分な強度及び安定性が確保される。しかも、前側ほど座席部の左右の幅が小さく、脚部も一本であるため、利用者が両足を楽に動かすことかできる。
また、請求項2の考案に係る三脚椅子によれば、背もたれが、後ろ側の二本の脚部を上方へ延長して形成した二本の支柱に左右を支持された構成とすることによって、利用者の腰部の開放感を確保することができる。
さらに、請求項3の考案に係る三脚椅子によれば、利用者の背中が安定して支持され、例えば非使用時には、複数の三脚椅子を、その座席部同士が互いに前記交点を中心とする円形をなすように詰めて配置することによって、あまり場所を取らず、外観上美しい形で片付けることができる。
以下、本考案に係る三脚椅子の好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本考案に係る三脚椅子を示す斜視図、図2は、同じく平面図、図3は側面図、図4は正面図、図5は、図2及び図4におけるV−V断面図、図6は、設置状態の一例を示す斜視図である。
この実施の形態の三脚椅子は、図2に示されるように、平面形状が、角を丸めた略扇形を呈すると共に、扇形の中心(扇のかなめ)に向かって張り出した一つの張り出し部1aを前側、他の二つの張り出し部1b,1c間の縁部を後縁1dとする座席部1と、各張り出し部1a〜1c又はその近傍において座席部1を所定の高さに支持する三本の木製の脚部2〜4と、図1あるいは図3などに示されるように、座席部1の後縁1dの上方に位置して設けられ、後ろ側へ向けて湾曲した木製の背もたれ5とを備える。
詳しくは、座席部1は、図2、図4及び図5などに示されるように、前側の脚部2及び右後ろの脚部3の間に架設された木製の右梁11と、前側の脚部2及び左後ろの脚部4の間に架設された木製の左梁12と、右梁11及び左梁12の後部間に互いに二等辺三角形をなすように架設された木製の後部梁13と、右梁11及び左梁12の前部間に固定された木製の補強材14と、これらの梁11〜13及び補強材14により支持された木製の座板15と、この座板15の上面に敷設されたクッション材16及びこれをくるむように座板15に張られたシート(表布)17とからなる。
この座席部1の平面形状は、先に説明したように略扇形であり、その後縁1dは、図2に示されるように、左右両縁の近似直線A,Bの互いの交点Oを中心とする円周Cに近似した円弧状に形成されている。また、この座席部1は、前側の張り出し部1aが相対的に僅かに隆起し、後部の幅方向中間部が相対的に僅かに低くなるような湾曲面をなしている。
脚部2〜4は、図1及び図4などに示されるように、鉛直線に対して適宜傾斜した状態に立設されており、これによって互いの間隔が下側ほど広くなっている。そしてこのうち、右後ろ及び左後ろの二本の脚部3,4は、座席部1の上側へ延長されてそれぞれ支柱6,7となっており、背もたれ5は、左右の端部近傍が、この支柱6,7に取り付けられている。
また、この背もたれ5は、図2に示されるように、座席部1における左右両縁の近似直線A,Bの交点Oを中心とする円周Cよりも大きな曲率で、すなわち座席部1の後縁1dよりも大きな曲率で後方へ湾曲しており、言い換えれば、背もたれ5の曲率半径は、前記円周Cの半径よりも小さいものとなっている。
以上の構成を備える本考案の三脚椅子によれば、平面形状が三方へ張り出した形状である略扇形をなす座席部1を、各張り出し部1a〜1c又はその近傍に立設した三本の脚部2〜4で支持するため、床の僅かな起伏に起因するガタつきが発生しない。しかも、脚部2〜4は、互いの間隔が下側ほど広くなるように傾斜して立設されているので、優れた安定性が確保される。
また、座席部1は、一つの張り出し部1aを前側として三方へ張り出しているため、臀部を支持する後ろ側が広い形状となる。したがって、利用者は、背もたれに寄り掛かりながらゆったりと座ることができる。この場合、座席部1の後部には、利用者の上半身の体重が偏って作用することになるが、座席部1の後部は、左右二本の脚部3,4で支持するので、十分な強度及び安定性を確保することができる。しかも、前側ほど座席部1の左右の幅が小さく、前側の脚部2も一本であるため、四脚の椅子に座った場合に比較して、利用者が両足を楽に動かすことかできる。
また、背もたれ5が二本の支柱6,7によって左右を支持されており、しかもこの支柱6,7は、二本の脚部3,4を上方へ延長したものであるため、互いの間隔が、下側でやや広くなっている。このため、利用者の腰部の開放感を確保することができる。
しかも、背もたれ5の曲率は、既述のように、座席部1における左右両縁の近似直線A,Bの交点Oを中心とする円周Cの曲率よりも大きいため、この背もたれ1が、利用者の背中を左右から包み込む形状となる。したがって、当該三脚椅子の前方に対して斜めに座った場合でも、利用者の背中が安定して支持される。
また、例えば非使用時には、図6に示されるように、複数の三脚椅子を、その各座席部1の張り出し部1aが一点Pを向くように、言い換えれば各座席部1の後縁1dが一点Pを中心とする円周をなすように詰めておくことができる。そして、背もたれ5の曲率は、既述のように、座席部1における左右両縁の近似直線A,Bの交点Oを中心とする円周Cの曲率よりも大きいため、図6のように並べることによって、背もたれ5が、開いた花弁のような形状に組み合わされ、あまり場所を取らずに、見た目にも美しい形で片付けることができる。
しかも、三本の脚部2〜4が図2に示される座席部1の左右両縁の近似直線A,Bより僅かに内側に配置されているので、図6のように詰めたり、あるいはその状態から移動する際に、隣接する椅子の脚部同士が干渉するのを有効に防止することができる。
本考案に係る三脚椅子の好ましい実施の形態を示す斜視図である。 本考案に係る三脚椅子の好ましい実施の形態を示す平面図である。 本考案に係る三脚椅子の好ましい実施の形態を示す側面図である。 本考案に係る三脚椅子の好ましい実施の形態を示す正面図である。 図2及び図4におけるV−V断面図である。 設置状態の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 座席部
1a〜1c 張り出し部
1d 後縁
2〜4 脚部
5 背もたれ
6,7 支柱

Claims (3)

  1. 平面形状が三方へ張り出した形を呈すると共に、一つの張り出し部を前側、他の二つの張り出し部間の縁を後縁とする座席部と、前記各張り出し部近傍において前記座席部を所定の高さに支持する三本の脚部と、前記後縁の略上方に位置して設けられ、後方へ湾曲した背もたれと、を備えることを特徴とする三脚椅子。
  2. 背もたれが、後ろ側の二本の脚部を上方へ延長して形成した二本の支柱に左右を支持されたことを特徴とする請求項1に記載の三脚椅子。
  3. 背もたれの曲率が、座席部の左右両縁の延長線又はその近似直線の互いの交点を中心として前記座席部の後縁又は後ろ側の両張り出し部の縁を通る円周の曲率よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の三脚椅子。
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