JP7205873B2 - 椅子 - Google Patents
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Description
また従来、座体が前後揺動可能な椅子として、リンク機構を構成したものが開示されている。例えば特許文献2には、前後の脚と、座受けと、客座と、から構成される四節リンクによって座体を揺動する椅子が開示されている。
本開示の目的は、上下方向の変位量を小さくすることができる揺動式の椅子を提案することである。
であれば、座受けの位置をより高い位置とすることができる。
上述した座受けは、本体部と、延出部と、を備えてもよい。本体部は、2つのリンク部材と連結する2つの軸部材が配置される。延出部は、本体部から水平方向に延び出す。連結部は、延出部と当接してもよい。
[1.第1実施形態]
[1-1.全体構成]
第1実施例の椅子1は、図1A~図5に示されるように、座体11と、座受け12と、左右一対の連結部13A及び13Bと、脚座14と、前脚15と、後脚16と、背もたれ17とを備える。
保持部21は、平面視で略四角形の枠体であり、枠左部21L、枠右部21R、枠前部21F及び枠後部21Bを含む。枠左部21L及び枠右部21Rは、前後方向に長さを有しており、保持部21の左部及び右部を構成する。枠前部21F及び枠後部21Bは、左右方向に長さを有しており、保持部21の前部及び後部を構成する。
本体部31には、前脚15の上端と連結する第1シャフト33と、後脚16の上端と連結する第2シャフト34と、が配置されている。第1シャフト33及び第2シャフト34は、いずれも水平方向(より詳細には左右方向)に延びている。第1シャフト33及び第2シャフト34が、2つの軸部材に相当する。第2シャフト34は、第1シャフト33よりも後方に配置される。また、椅子1が後方位置にあるときには、第1シャフト33と第2シャフト34とは略同じ高さに位置している。
座受け支持部41は、前後方向に延びる柱状の部材である。座受け支持部41は、座受け12の延出部32と当接し、延出部32と連結する。なお、座受け12と連結部13との連結の詳細については後述する。
当接部材61は、背もたれ17における着座した使用者と当接する部分を構成する。この当接部材61は、シート状であって弾性を有する部材であり、第1実施形態では、メッ
シュ状の形状である。枠部材62は、平面視で中央が開口部となる略四角形であって、開口部を覆うように当接部材61が張り掛けられ、当接部材61を保持する。
図6に示されるように、第1接続部43及び第2接続部44は、左右方向に関して椅子1の中心側が低くなる。そのため、座受け支持部41は、座体支持部42よりも低い位置に配置され、座体11が座受け12よりも上方に配置される。このようにして、連結部13A及び連結部13Bにより、着座部22が座受け12に対して上下方向の間隔が空けられた状態となる。
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)椅子1は、連結部13が座受け12の下方から座受け12に当接する。そのため、連結部13の一部を座受け12に乗せるように配置して連結部13と座受け12とを固定する場合と比較して、着座部22と座受け12との間の空間を広く確保しつつ、座受け12を高い位置に配置することができる。言い換えると、椅子1は、着座部22の高さを変更することなく、座受け12の位置を高くすることができる。
掛けながら移動させようとする場合に必要な力が大きくなってしまい、使用者にとって不便である。しかしながら、椅子1では上下方向の変位量が小さいことから、移動に大きな力が必要とならない。また、上下に変位することに起因する、使用者が感じる違和感の低減が可能となる。また、座体11の上下の変位に起因する設計上の制限が低減でき、椅子1を机と組み合わせて配置する場合の机及び椅子の設計自由度の向上を図ることができる。
本実施形態では、当接面71と当接面72がいずれも平面である構成を例示したが、いずれか一方及び両方が平面のみではなくてもよい。具体的には、連結部13における座受け12と当接する面が、水平方向を向く面、及び、水平方向よりも上を向く面のいずれか一方又は両方であればよい。言い換えると、連結部13を下方から、かつ、座受け12を上方から相対的に接近させて当接した状態で、互いに連結されていればよい。
なお、本開示における当接面とは、座受け12及び連結部13が相手側の部材と当接する表面を意味するものである。よって、凹凸面、曲面、シボ加工等の表面処理が施された面であってもよい。
も上方に位置している。
[2-1.第1実施形態との相違点]
第2実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同様であるため、共通する構成については説明を省略し、相違点を中心に説明する。なお、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明を参照する。
[2-2.第2実施形態の変形例]
本第2実施形態では、座受け402と連結部403とが平面で当接する構成を例示したが、複数の面で当接していてもよい。
このような構成であっても、上述した第1実施形態の効果(1b)が得られる。
以上本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本開示の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
ってもよい。例えば、枠前部21F及び枠後部21Bの一方又は両方が設けられておらず、主に枠左部21Lと枠右部21Rのように着座部22の左右に配置される部材によって着座部22が保持される構成であってもよい。
Claims (6)
- 椅子であって、
上下に延びる2つのリンク部材と、
前記2つのリンク部材と連結してリンク機構を構成し、該リンク機構を動作させて揺動可能に構成された座受けと、
着座時に弾性変形する薄板状又はシート状の着座部と、前記着座部の周囲に配置され、前記着座部を保持する保持部と、を有する座体と、
前記着座部が前記座受けに対して上下方向の間隔を空けた状態となるように、前記保持部と前記座受けとを連結する連結部と、を備え、
前記連結部は、前記座受けの下方から当該座受けに当接する、椅子。 - 請求項1に記載の椅子であって、
前記連結部は、上方向を向く面において前記座受けと当接する、椅子。 - 請求項1又は請求項2に記載の椅子であって、
前記座受けは、
前記2つのリンク部材と連結する2つの軸部材が配置される本体部と、
前記本体部から水平方向に延び出す延出部と、を備え、
前記連結部は、前記延出部と当接する、椅子。 - 椅子であって、
上下に延びる2つのリンク部材と、
前記2つのリンク部材と連結してリンク機構を構成し、該リンク機構を動作させて揺動可能に構成された座受けと、
着座時に弾性変形する薄板状又はシート状の着座部と、前記着座部の周囲に配置され、前記着座部を保持する保持部と、を有する座体と
前記着座部が前記座受けに対して上下方向の間隔を空けた状態となるように、前記保持部と前記座受けとを連結する連結部と、を備え、
前記連結部の少なくとも一部は、前記座受けと前記2つのリンク部材を連結する水平方向に延びる2つの軸部材のうちの少なくともいずれか一方の上端よりも下側に位置する、椅子。 - 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の椅子であって、
当該椅子は、背もたれを備えており、
前記連結部は、前記背もたれを支持する背もたれ支持部を備えている、椅子。 - 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の椅子であって、
前記着座部は、前記保持部に張り掛けられたシート状の部材である、椅子。
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Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JP2002028043A (ja) | 2000-07-14 | 2002-01-29 | Kotobuki Corp | 揺動収納式椅子 |
JP2017099760A (ja) | 2015-12-03 | 2017-06-08 | タカノ株式会社 | 座及び背凭れの支持フレーム並びに椅子 |
JP2018099338A (ja) | 2016-12-20 | 2018-06-28 | コクヨ株式会社 | 椅子及び椅子のカバー部材 |
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