JP3127749B2 - 車両用自動変速機操作装置 - Google Patents

車両用自動変速機操作装置

Info

Publication number
JP3127749B2
JP3127749B2 JP06336781A JP33678194A JP3127749B2 JP 3127749 B2 JP3127749 B2 JP 3127749B2 JP 06336781 A JP06336781 A JP 06336781A JP 33678194 A JP33678194 A JP 33678194A JP 3127749 B2 JP3127749 B2 JP 3127749B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detent plate
lever
shift
automatic transmission
operating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP06336781A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08159256A (ja
Inventor
宗徳 鬼塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP06336781A priority Critical patent/JP3127749B2/ja
Publication of JPH08159256A publication Critical patent/JPH08159256A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3127749B2 publication Critical patent/JP3127749B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等車両用の自動
変速機操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用自動変速機操作装置の構成
の一例を、便宜的に、本発明の実施例を示す図1の概略
側面図を援用し、かつ図4の要部側面図及び図5の要部
斜視図を参照して説明する。先づ、図1において、符号
10は車室内の適所、通常は運転席の側方に配置され枢
軸12により週動自在に枢支された自動変速機制御用の
シフトレバー、14は車室フロアの下側に配置された自
動変速機、16は同自動変速機14の適所に配設され、
その詳細については後述する自動変速機内のデテントプ
レートを固着した支持軸18の一端に固定された作動レ
バー、20はその一端を上記シフトレバー10に枢着さ
れると共に、他端を上記作動レバー16の自由端部に枢
着されたインナケーブル20aと同インナケーブル20
aを摺動自在に収容するアウタケーブル20bとからな
るプッシュプルケーブルである。
【0003】上記シフトレバー10に隣接して車室側に
第2のデテントプレート22が配設され、同シフトレバ
ー10は、図示を省略されているデテントピンと上記第
2のデテントプレート22との協作動により、複数のシ
フト位置P,R,N,D,2及びLの何れかのシフト位
置に選択的に選動される。上記シフトレバー10の廻動
は、プッシュプルケーブル20を介して自動変速機14
の作動レバー16に伝達され、支持軸18が廻動され
る。図4及び図5に良く示されているように、一端に作
動レバー16を固着した支持軸18には、略扇形をなす
自動変速機内のデテントプレート24が固定的に装架さ
れ、同デテントプレート24の外周面には、上記シフト
レバー10のシフト位置P,R…Lに夫々対応するデテ
ントプレートの廻動角位置を限定するための複数の凹所
26,26……26と、隣接する凹所26〜2
を相互に区分する複数の突起26とが設けられてお
り、これらの突起28のうちPシフト位置の凹所26
とRシフト位置の凹所26との間の突起28が最大の
突起であり、一般にPシフト位置からLシフト位置にい
たるにしたがい突起28の高さが低くなるように形成さ
れている。
【0004】上記デテントプレート24の凹所26
26の半径方向外側に、スプリング30によって常時
デテントプレート24の外周面に向い付勢されているボ
ール32又は同効のピン又はローラ等の位置決め部材が
配設されている。上記のように、Pシフト位置を限定す
る凹所26に隣接する突起28が最も高さが高いの
で、デテントプレート24がNシフト位置からPシフト
位置に、またその逆にPシフト位置からNシフト位置に
迴動するときの抵抗、即ちプッシュプルケーブル20の
所要操作力、換言すればシフトレバー10の所要操作力
が最も大きい。なお、図5に示されているように、デテ
ントプレート24がPシフト位置にあるとき、パーキン
グアシストレバー34及びパーキングロッドを介して図
示しないパーキングポールをパーキングカムに係合させ
るように構成されているが、これらは直接本発明とは関
係がないので詳細な説明は省略する。また、技術上良く
知られているように、上記デテントプレート24から下
方に突出されたピン部材により自動変速機14の図示し
ないシフトバルブが作動され油圧回路が切換えられ変速
段の切換えが行なわれるようになっている。
【0005】従来の自動変速機操作装置では、図4に示
されているように、デテントプレート24がPシフト位
置に位置しているときに作動レバー16の中心線、即ち
インナケーブル20aと同作動レバー16との枢着点の
中心と支持軸18の中心とを結んだ線O−Oに対して、
インナケーブル20aの軸線とのなす角度θが鋭角をな
しているため、同インナケーブル20aの作用力に基づ
くデテントプレート24の迴動力が小さくなる。一方、
通常の車両レイアウトでは、プッシュプルケーブル20
が、図1に示されているように、一たん後方に向って延
び、次に比較的小さい曲率半径で屈曲して車両前方に向
い延在する配置とならざるを得ないので、インナケーブ
ル20aとアウタケーブル20bとの間の摺動抵抗が可
成大きく、車両レイアウトの関係からシフトレバー10
の長さを十分大きく設定することができない場合、図3
の操作力線図(縦軸に上記デテントプレート24の各シ
フト位置において隣接する突起28を乗り越えるために
必要なシフトレバー10の所要操作力Sを示し、横軸に
は各シフト位置P〜Lを示す)に点線で示されているよ
うに、特にPシフト位置からN位置への操作に当って、
実用上の限界操作力Sを越えてしまい、操作性が著し
く悪化する不具合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み創案されたもので、上記シフトレバーの長さやプッ
シュプルケーブルの配置、自動変速機の構造及び配置
等、基本的な車両レイアウトに何等の変更を施す必要が
なく、シフトレバーの所要操作力を効果的に低減して、
操作性を改善することができる構造簡単かつ安価な車両
用自動変速機操作装置を提供することを目的とするもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、車室の運転席近傍に配設されたシフトレ
バーと、自動変速機に設けられ同変速機のシフトバルブ
に作動的に連結されたデテントプレートと、同デテント
プレートの支持軸に装着されその迴動によってデテント
プレートのシフト位置を定める作動レバーと、上記デテ
ントプレートの外周部分に形成されシフト位置を限定す
る複数の突起間の凹所に選択的に係合するボール、ピン
等の位置決め部材と、上記シフトレバーと作動レバーと
を作動的に連結するプッシュプルケーブルとを具えたも
のにおいて、上記位置決め部材が上記デテントプレート
のPシフト位置を限定する凹所に隣接する最大突起部を
越える同デテントプレートの迴動角位置近傍で、上記作
動レバーの中心線と上記プッシュプルケーブルの作動方
向の軸線とが、略直交するように構成されたことを特徴
とする車両用自動変速機操作装置を提案するものであ
る。
【0008】
【作用】本発明によれば、自動変速機のデテントプレー
トがPシフト位置を限定する凹所に隣接する最大突起部
を越える同デテントプレートの迴動角位置近傍で、上記
作動レバーの中心線とプッシュプルケーブルの作動方向
の軸線とが、略直交するように構成されているので、プ
ッシュプルケーブルの作用力によって実質的に最大のデ
テントプレート迴動力が得られ、シフトレバーの操作性
が効果的に改善される。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図1ないし図3につい
て具体的に説明する。(なお、従来の自動変速機操作装
置に関連して既に説明した事項については再述を省略
し、また実質的に同一又は対応する部材及び部分には同
一の符号を付す。) 本発明によれば、特に図2の要部正面図に良く示されて
いるように、自動変速機14のデテントプレート24を
装着した支持軸18の一端に固着された作動レバー16
の中心線O−Oと、同作動レバー16の自由端部に連結
されたプッシュプルケーブル20の作動方向の軸線との
なす角θが、デテントプレート24のシフト位置を規定
するボール等の位置決め部材32がPシフト位置の凹所
26に係合し、隣接する最大の突起28を乗り越える
デテントプレート迴動角の近傍で略直角になるように、
上記作動レバー16及びデテントプレート24の相対角
位相が定められると共に、プッシュプルケーブル20の
関係的配置が設定されている。
【0010】上記構成によれば、シフトレバー10に加
えられた操作力Sがプッシュプルケーブル20を介して
作動レバー16に伝達され、実質的に最高の効率でデテ
ントプレート24の迴動力に変換されるので、図3の操
作力線図に実線の曲線で示されているように、すべての
シフト位置P〜Lにおける所要操作力を、限界操作力S
以下にすることができ、シフトレバー10の操作性を
効果的に改善することができる。そして、上記効果又は
利点は、周辺の他のレバー装置や車室内の他の部品との
干渉を招く恐れがあるシフトレバー10の長さの増大、
自動変速機14の構造変更を要する作動レバー16の長
さの増大、実際上極めて困難なプッシュプルケーブル2
0の配置の変更等、基本的な車両レイアウトの変更を何
等必要とせず、デテントプレート24と作動レバー16
の関係的配置、同作動レバー16に対するプッシュプル
ケーブル20の連結端の関係的配置のみによって容易に
得られるので、構造の複雑化及び部品点数の増加、これ
らに伴なう製造コストの増大や重量増加等の不具合が全
くなく、簡単かつ容易に実施することができる。
【0011】
【発明の効果】叙上のように、本発明に係る車両用自動
変速機操作装置は、車室の運転席近傍に配設されたシフ
トレバーと、自動変速機に設けられ同変速機のシフトバ
ルブに作動的に連結されたデテントプレートと、同デテ
ントプレートの支持軸に装着されその迴動によってデテ
ントプレートのシフト位置を定める作動レバーと、上記
デテントプレートの外周部分に形成されシフト位置を限
定する複数の突起間の凹所に選択的に係合するボール、
ピン等の位置決め部材と、上記シフトレバーと作動レバ
ーとを作動的に連結するプッシュプルケーブルとを具え
たものにおいて、上記位置決め部材が上記デテントプレ
ートのPシフト位置を限定する凹所に隣接する最大突起
部を越える同デテントプレートの迴動角位置近傍で、上
記作動レバーの中心線と上記プッシュプルケーブルの作
動方向の軸線とが、略直交するように構成されたことを
特徴とし、構造簡単かつ製造コストが安く、操作性が優
れたこの種操作装置を提供することができる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略側面図である。
【図2】図1の自動変速機におけるデテントプレート作
動部分の要部側面図である。
【図3】図1におけるシフトレバーの操作力を示す線図
である。
【図4】従来の自動変速機におけるデテントプレート作
動部分の要部側面図である。
【図5】従来の自動変速機におけるデテントプレート周
辺部分の構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…シフトレバー、14…自動変速機、16…作動レ
バー、18…支持軸、20…プッシュプルケーブル、2
4…デテントプレート、26〜26…凹所、28…
突起、30…スプリング、32…ボール(位置決め部
材)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 61/36 F16H 59/10 B60K 20/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室の運転席近傍に配設されたシフトレ
    バーと、自動変速機に設けられ同変速機のシフトバルブ
    に作動的に連結されたデテントプレートと、同デテント
    プレートの支持軸に装着されその迴道によってデテント
    プレートのシフト位置を定める作動レバーと、上記デテ
    ントプレートの外周部分に形成されシフト位置を限定す
    る複数の突起間の凹所に選択的に係合するボール、ピン
    等の位置決め部材と、上記シフトレバーと作動レバーと
    を作動的に連結するプッシュプルケーブルとを具えたも
    のにおいて、上記位置決め部材が上記デテントプレート
    のPシフト位置を限定する凹所に隣接する最大突起部を
    越える同デテントプレートの迴動角位置近傍で、上記作
    動レバーの中心線と上記プッシュプルケーブルの作動方
    向の軸線とが、略直交するように構成されたことを特徴
    とする車両用自動変速機操作装置。
JP06336781A 1994-12-11 1994-12-11 車両用自動変速機操作装置 Expired - Fee Related JP3127749B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06336781A JP3127749B2 (ja) 1994-12-11 1994-12-11 車両用自動変速機操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06336781A JP3127749B2 (ja) 1994-12-11 1994-12-11 車両用自動変速機操作装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08159256A JPH08159256A (ja) 1996-06-21
JP3127749B2 true JP3127749B2 (ja) 2001-01-29

Family

ID=18302639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06336781A Expired - Fee Related JP3127749B2 (ja) 1994-12-11 1994-12-11 車両用自動変速機操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3127749B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107664215A (zh) * 2016-07-29 2018-02-06 爱信Ai株式会社 手动变速箱的拉索调节装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4487516B2 (ja) * 2003-08-26 2010-06-23 トヨタ自動車株式会社 車両用パーキングロック装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107664215A (zh) * 2016-07-29 2018-02-06 爱信Ai株式会社 手动变速箱的拉索调节装置
CN107664215B (zh) * 2016-07-29 2019-07-30 爱信艾达株式会社 手动变速箱的拉索调节装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08159256A (ja) 1996-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3360223B2 (ja) 船外機の操舵ハンドル
JP3127749B2 (ja) 車両用自動変速機操作装置
JP2959235B2 (ja) ペダル装置
JPH07144616A (ja) 変速機のパークロック装置
JPS6082469A (ja) パ−クロツク装置のパ−キングポ−ル押圧構造
JPH0313779Y2 (ja)
US3453901A (en) Steering column mounted gearshift lever mechanism
JPS6327216Y2 (ja)
JPS628188Y2 (ja)
JPH0218736Y2 (ja)
JPH0129625Y2 (ja)
JPH0738762Y2 (ja) 自動変速操作機構のデイテント構造
JP2559992Y2 (ja) 自動変速機のディテント機構
JP3083743B2 (ja) 変速機用操作レバー機構
JPH0427696Y2 (ja)
JPH0236741Y2 (ja)
JP2582509Y2 (ja) 自動変速機のパーキング装置
JPS6223634Y2 (ja)
JPS6213858Y2 (ja)
KR20010066669A (ko) 차량용 변속조작기구
JPS6231306Y2 (ja)
JPH01182132A (ja) 自動車の変速装置
JPS6036516Y2 (ja) 特殊車両の操舵機構
JP3092489B2 (ja) 車両用舵角比可変操舵装置
JP2514739Y2 (ja) トラクタのエンジンコントロール装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001010

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees